JP2705339B2 - 燃料噴射ノズル - Google Patents
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- F02M61/12—Other injectors with elongated valve bodies, i.e. of needle-valve type characterised by the provision of guiding or centring means for valve bodies
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直噴式ディーゼルエン
ジン等に設けられる燃料噴射ノズルの改良に関するもの
である。
ジン等に設けられる燃料噴射ノズルの改良に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】この種の燃料噴射ノズル
として、従来例えば図５、図６に示すように、ノズルボ
ディ２０に燃焼室に連通する８つの噴孔２１〜２８を備
え、噴孔２１〜２４と噴孔２５〜２８とが上下方向に異
なる位置に並んで形成され、同一高さで並ぶ噴孔どうし
の挟み角度を４５°と均等に形成して、同一高さで並ぶ
噴孔からの燃料噴霧が互いに重ならないようにするもの
があった(特開昭５６−７２２５４号公報、参照)。
として、従来例えば図５、図６に示すように、ノズルボ
ディ２０に燃焼室に連通する８つの噴孔２１〜２８を備
え、噴孔２１〜２４と噴孔２５〜２８とが上下方向に異
なる位置に並んで形成され、同一高さで並ぶ噴孔どうし
の挟み角度を４５°と均等に形成して、同一高さで並ぶ
噴孔からの燃料噴霧が互いに重ならないようにするもの
があった(特開昭５６−７２２５４号公報、参照)。
【０００３】しかしながら、このような従来装置の場
合、ノズルボディの中心線に直交する投影図（図６）上
で見ると、隣り合う噴孔２１と２５、噴孔２２と２６、
噴孔２３と２７、噴孔２４と２８の挟み角度は３０度と
小さくなっているため、各噴孔列の間に十分な距離が設
けられないと、これらからの燃料噴霧が図６に２点鎖線
で示すように互いに重なったり、燃焼室における燃料の
分散が不均一になって、スモーク、パーティキュレート
あるいは未燃焼ＨＣの排出量が増えるという問題点があ
った。
合、ノズルボディの中心線に直交する投影図（図６）上
で見ると、隣り合う噴孔２１と２５、噴孔２２と２６、
噴孔２３と２７、噴孔２４と２８の挟み角度は３０度と
小さくなっているため、各噴孔列の間に十分な距離が設
けられないと、これらからの燃料噴霧が図６に２点鎖線
で示すように互いに重なったり、燃焼室における燃料の
分散が不均一になって、スモーク、パーティキュレート
あるいは未燃焼ＨＣの排出量が増えるという問題点があ
った。
【０００４】本発明はこうした従来の問題点を解決する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、円錐形の座面
に複数の噴孔が開口し、この座面に着座する針弁により
各噴孔を開閉する燃料噴射ノズルにおいて、隣り合う噴
孔どうしの挟み角度を均一にし、かつ各噴孔の中心線を
座面の中心線に対して偏心させて隣り合う噴孔どうしの
間隔が周方向で交互に大小異なるように配置した。
に複数の噴孔が開口し、この座面に着座する針弁により
各噴孔を開閉する燃料噴射ノズルにおいて、隣り合う噴
孔どうしの挟み角度を均一にし、かつ各噴孔の中心線を
座面の中心線に対して偏心させて隣り合う噴孔どうしの
間隔が周方向で交互に大小異なるように配置した。
【０００６】
【作用】針弁のリフト時に、針弁と座面との間に環状断
面の流路が画成され、この環状流路の間隙がある程度小
さい状態では、これを通って各噴孔に流入する燃料に付
与される流れ抵抗が大きくなるために、各噴孔の開口す
る間隔が異なることにより環状流路における燃料の圧力
分布が不均一になる。すなわち、一つの噴孔についてい
えば、隣り合う噴孔の間隔が小さい側の開口縁部に比べ
て、隣り合う噴孔の間隔が大きい側の圧力が高くなる。
この圧力差により、各噴孔に流入する燃料の流れは、隣
り合う噴孔の間隔が小さい側より大きい側に集まり、各
噴孔に流入する燃料に旋回流が生起される。この旋回流
は燃料が各噴孔から燃焼室に噴出する過程でも持続し
て、各噴孔から噴出する燃料噴霧の拡散角度を大きく
し、燃料の微粒化および空気との混合が促進される。
面の流路が画成され、この環状流路の間隙がある程度小
さい状態では、これを通って各噴孔に流入する燃料に付
与される流れ抵抗が大きくなるために、各噴孔の開口す
る間隔が異なることにより環状流路における燃料の圧力
分布が不均一になる。すなわち、一つの噴孔についてい
えば、隣り合う噴孔の間隔が小さい側の開口縁部に比べ
て、隣り合う噴孔の間隔が大きい側の圧力が高くなる。
この圧力差により、各噴孔に流入する燃料の流れは、隣
り合う噴孔の間隔が小さい側より大きい側に集まり、各
噴孔に流入する燃料に旋回流が生起される。この旋回流
は燃料が各噴孔から燃焼室に噴出する過程でも持続し
て、各噴孔から噴出する燃料噴霧の拡散角度を大きく
し、燃料の微粒化および空気との混合が促進される。
【０００７】各噴孔の中心線をノズル中心線に対して偏
心させるものの、隣り合う噴孔どうしの挟み角度を均一
にすることにより、上記各噴孔から比較的に大きな拡散
角度で噴射された燃料噴霧どうしが早くから重なって干
渉し合うことを防止し、スモーク、パーティキュレート
あるいは未燃焼ＨＣの発生を防止できる。
心させるものの、隣り合う噴孔どうしの挟み角度を均一
にすることにより、上記各噴孔から比較的に大きな拡散
角度で噴射された燃料噴霧どうしが早くから重なって干
渉し合うことを防止し、スモーク、パーティキュレート
あるいは未燃焼ＨＣの発生を防止できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を直噴式ディーゼルエンジンの
燃料噴射ノズルに適用した実施例を添付図面に基づいて
説明する。
燃料噴射ノズルに適用した実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【０００９】図１，図２において、１は中空のノズルボ
ディ、２はこのノズルボディ１内に収装された針弁であ
る。針弁２の先端には円錐状に突出する円錐面１１が形
成される一方、ノズルボディ１にはこの針弁２を着座さ
せる座面３がノズル中心線Ｎを中心とする円錐形に形成
される。この座面３には燃焼室に連通する８つの噴孔４
が放射状に開口する。
ディ、２はこのノズルボディ１内に収装された針弁であ
る。針弁２の先端には円錐状に突出する円錐面１１が形
成される一方、ノズルボディ１にはこの針弁２を着座さ
せる座面３がノズル中心線Ｎを中心とする円錐形に形成
される。この座面３には燃焼室に連通する８つの噴孔４
が放射状に開口する。
【００１０】針弁２の基端には円柱状の主案内部１２が
形成される一方、ノズルボディ１にはこの主案内部１２
を摺動可能に嵌合させるシール穴１３が形成される。針
弁２の途中には補助案内部１４が形成される一方、ノズ
ルボディ１にはこの補助案内部１４を摺動可能に嵌合さ
せるガイド穴１５が形成され、針弁２が座面３に対して
同心的に案内される。
形成される一方、ノズルボディ１にはこの主案内部１２
を摺動可能に嵌合させるシール穴１３が形成される。針
弁２の途中には補助案内部１４が形成される一方、ノズ
ルボディ１にはこの補助案内部１４を摺動可能に嵌合さ
せるガイド穴１５が形成され、針弁２が座面３に対して
同心的に案内される。
【００１１】ノズルボディ１内にはこのシール穴１３と
座面３の間に燃料室５が画成され、この燃料室５に燃料
ポンプから通路３を介して導かれる燃料圧力がエンジン
回転に同期して上昇すると、針弁２が図示しないリター
ンスプリングに抗して押し上げられて開弁し、この高圧
燃料が円錐面１１と座面３の間に画成される環状流路を
通って各噴孔４から燃焼室に噴出する。
座面３の間に燃料室５が画成され、この燃料室５に燃料
ポンプから通路３を介して導かれる燃料圧力がエンジン
回転に同期して上昇すると、針弁２が図示しないリター
ンスプリングに抗して押し上げられて開弁し、この高圧
燃料が円錐面１１と座面３の間に画成される環状流路を
通って各噴孔４から燃焼室に噴出する。
【００１２】針弁２はバネ荷重の異なる２つのリターン
スプリングで段階的に付勢され、噴射圧の低い初期噴射
に続いて噴射圧の高い主噴射が行われ、これにより着火
遅れを短縮して、燃焼騒音を低減するようになってい
る。
スプリングで段階的に付勢され、噴射圧の低い初期噴射
に続いて噴射圧の高い主噴射が行われ、これにより着火
遅れを短縮して、燃焼騒音を低減するようになってい
る。
【００１３】図１は各噴孔４をノズル中心線Ｎについて
直交する平面上に投影した図であるが、この投影図上に
おいて、各噴孔４の中心線Ｏをノズル中心線Ｎに対して
偏心させて隣り合う噴孔４どうしの間隔が周方向で交互
に大小異なるように配置し、かつ隣り合う噴孔４どうし
の挟み角度が略４５°と均一になるように配置する。
直交する平面上に投影した図であるが、この投影図上に
おいて、各噴孔４の中心線Ｏをノズル中心線Ｎに対して
偏心させて隣り合う噴孔４どうしの間隔が周方向で交互
に大小異なるように配置し、かつ隣り合う噴孔４どうし
の挟み角度が略４５°と均一になるように配置する。
【００１４】各噴孔４の中心線Ｏとノズル中心線Ｎとの
オフセット量εは均一とし、噴孔４の半径と等しく設定
する。
オフセット量εは均一とし、噴孔４の半径と等しく設定
する。
【００１５】次に、作用について説明する。
【００１６】針弁２のリフト量が小さい初期噴射時に、
針弁２の先端円錐面１１と座面３との間に画成される環
状流路の間隙が小さく、この環状流路を通って各噴孔４
に流入する燃料に付与される流れ抵抗が大きくなるため
に、各噴孔４の開口する間隔が異なることにより環状流
路における燃料の圧力分布が不均一になる。すなわち、
一つの噴孔４についていえば、隣り合う噴孔４の間隔が
小さい側に比べて、隣り合う噴孔４の間隔が大きい側の
圧力が高くなる。この圧力差により、各噴孔４に流入す
る燃料の流れは、図３，図４にそれぞれ矢印で示すよう
に、隣り合う噴孔４の間隔が小さい側より大きい側に集
まり、各噴孔４に流入する燃料に旋回流が生起される。
この旋回流は燃料が各噴孔４から燃焼室に噴出する過程
でも持続して、各噴孔４から噴出する燃料噴霧の拡散角
度を大きくし、燃料の微粒化および空気との混合が促進
されるとともに、燃料噴霧が燃焼室壁面に付着して未燃
焼ＨＣが発生することが防止される。
針弁２の先端円錐面１１と座面３との間に画成される環
状流路の間隙が小さく、この環状流路を通って各噴孔４
に流入する燃料に付与される流れ抵抗が大きくなるため
に、各噴孔４の開口する間隔が異なることにより環状流
路における燃料の圧力分布が不均一になる。すなわち、
一つの噴孔４についていえば、隣り合う噴孔４の間隔が
小さい側に比べて、隣り合う噴孔４の間隔が大きい側の
圧力が高くなる。この圧力差により、各噴孔４に流入す
る燃料の流れは、図３，図４にそれぞれ矢印で示すよう
に、隣り合う噴孔４の間隔が小さい側より大きい側に集
まり、各噴孔４に流入する燃料に旋回流が生起される。
この旋回流は燃料が各噴孔４から燃焼室に噴出する過程
でも持続して、各噴孔４から噴出する燃料噴霧の拡散角
度を大きくし、燃料の微粒化および空気との混合が促進
されるとともに、燃料噴霧が燃焼室壁面に付着して未燃
焼ＨＣが発生することが防止される。
【００１７】各噴孔４の中心線Ｏをノズル中心線Ｎに対
して偏心させるものの、隣り合う噴孔４どうしの挟み角
度を略４５°と均一にすることにより、上記初期噴射時
に各噴孔４から比較的に大きな拡散角度で噴射される燃
料噴霧どうしが早くから重なって干渉し合うことを抑制
し、スモーク等の発生を防止する。
して偏心させるものの、隣り合う噴孔４どうしの挟み角
度を略４５°と均一にすることにより、上記初期噴射時
に各噴孔４から比較的に大きな拡散角度で噴射される燃
料噴霧どうしが早くから重なって干渉し合うことを抑制
し、スモーク等の発生を防止する。
【００１８】針弁２のリフト量が大きくなる主噴射時に
は、針弁２の先端円錐面１１と座面３との間に画成され
る環状流路の間隙が大きく、燃料の流れ抵抗が小さくな
るために、環状流路から各噴孔４に流入する燃料の圧力
分布が均一になる。したがって、各噴孔４から噴出され
る燃料に上記旋回流が生起されることなく、燃焼室にお
いて噴霧角の小さい貫徹力の大きな燃料噴霧が均等な角
度をもって放射状に拡がり、燃焼室の空気利用率を高め
られる。
は、針弁２の先端円錐面１１と座面３との間に画成され
る環状流路の間隙が大きく、燃料の流れ抵抗が小さくな
るために、環状流路から各噴孔４に流入する燃料の圧力
分布が均一になる。したがって、各噴孔４から噴出され
る燃料に上記旋回流が生起されることなく、燃焼室にお
いて噴霧角の小さい貫徹力の大きな燃料噴霧が均等な角
度をもって放射状に拡がり、燃焼室の空気利用率を高め
られる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、円錐形の
座面に複数の噴孔が開口し、この座面に着座する針弁に
より各噴孔を開閉する燃料噴射ノズルにおいて、隣り合
う噴孔どうしの挟み角度を均一にし、かつ各噴孔の中心
線を座面の中心線に対して偏心させて隣り合う噴孔どう
しの間隔が周方向で交互に大小異なるように配置したた
め、針弁の小リフト時に各噴孔に流入する燃料に旋回流
を生起して燃焼室における燃料噴霧の拡散を促進するこ
とができ、エンジンから排出されるスモーク、パーティ
キュレートあるいは未燃焼ＨＣを低減でき、エンジン出
力を高められる。
座面に複数の噴孔が開口し、この座面に着座する針弁に
より各噴孔を開閉する燃料噴射ノズルにおいて、隣り合
う噴孔どうしの挟み角度を均一にし、かつ各噴孔の中心
線を座面の中心線に対して偏心させて隣り合う噴孔どう
しの間隔が周方向で交互に大小異なるように配置したた
め、針弁の小リフト時に各噴孔に流入する燃料に旋回流
を生起して燃焼室における燃料噴霧の拡散を促進するこ
とができ、エンジンから排出されるスモーク、パーティ
キュレートあるいは未燃焼ＨＣを低減でき、エンジン出
力を高められる。
【図１】本発明の実施例を示す噴孔の投影図である。
【図２】同じく燃料噴射ノズルの縦断面図である。
【図３】同じく座面の展開図である
【図４】同じく座面の展開図である。
【図５】従来例を示す燃料噴射ノズルの縦断面図であ
る。
る。
【図６】同じく噴孔の投影図である。
１ ノズルボディ ２ 針弁 ３ 座面 ４ 噴孔 １１ 円錐面
Claims (1)
- 【請求項１】 円錐形の座面に複数の噴孔が開口し、こ
の座面に着座する針弁により各噴孔を開閉する燃料噴射
ノズルにおいて、隣り合う噴孔どうしの挟み角度を均一
に配置し、かつ各噴孔の中心線を座面の中心線に対して
偏心させて隣り合う噴孔どうしの間隔が周方向で交互に
大小異なるように配置したことを特徴とする燃料噴射ノ
ズル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054047A JP2705339B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 燃料噴射ノズル |
| DE19924205744 DE4205744C2 (de) | 1991-02-26 | 1992-02-25 | Brennkraftmaschinen-Brennstoffeinspritzdüse |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054047A JP2705339B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 燃料噴射ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272470A JPH04272470A (ja) | 1992-09-29 |
| JP2705339B2 true JP2705339B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12959695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054047A Expired - Fee Related JP2705339B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 燃料噴射ノズル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2705339B2 (ja) |
| DE (1) | DE4205744C2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4344026C2 (de) * | 1993-12-23 | 1997-09-18 | Mtu Friedrichshafen Gmbh | Einspritzdüse |
| JPH08193560A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-07-30 | Zexel Corp | 可変噴孔型燃料噴射ノズル |
| DE10016426A1 (de) | 2000-04-01 | 2001-10-11 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
| DE10019153A1 (de) | 2000-04-18 | 2001-10-25 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
| DE202006007883U1 (de) * | 2006-05-17 | 2006-10-19 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffinjektor mit doppelter Nadelführung |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1494435A (en) * | 1922-03-18 | 1924-05-20 | Lipman Jacob Goodale | Method and means for producing sulphofying bacteria |
| US4715541A (en) * | 1985-02-26 | 1987-12-29 | Steyr-Daimler-Puch Ag | Fuel injection nozzle for combustion engines |
| JPH0311152A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料弁 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3054047A patent/JP2705339B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-25 DE DE19924205744 patent/DE4205744C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4205744C2 (de) | 1996-09-19 |
| DE4205744A1 (de) | 1992-08-27 |
| JPH04272470A (ja) | 1992-09-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |