JP2703050B2 - 水冷壁温度制御装置 - Google Patents
水冷壁温度制御装置Info
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- JP2703050B2 JP2703050B2 JP10920789A JP10920789A JP2703050B2 JP 2703050 B2 JP2703050 B2 JP 2703050B2 JP 10920789 A JP10920789 A JP 10920789A JP 10920789 A JP10920789 A JP 10920789A JP 2703050 B2 JP2703050 B2 JP 2703050B2
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- cooling wall
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は事業用、産業用ボイラの水冷壁温度制御装置
に関する。
に関する。
従来の貫流型ボイラでは、火炉は前部水冷壁、後部水
冷壁、側部水冷壁等から構成される。水冷壁の管内流体
温度を各水冷壁ごとに個別に制御する装置はなく、全体
の平均もしくは特定した１箇所の流体温度を計測して、
これによって全体の水冷壁の流量を制御するように構成
されていた。
冷壁、側部水冷壁等から構成される。水冷壁の管内流体
温度を各水冷壁ごとに個別に制御する装置はなく、全体
の平均もしくは特定した１箇所の流体温度を計測して、
これによって全体の水冷壁の流量を制御するように構成
されていた。
上記従来の貫流型ボイラでは、火炉水冷壁の管内流体
温度を各水冷壁ごとに制御することができないので、各
水冷壁の流体温度が大きく異なって各水冷壁の受ける熱
負荷に大きな不均衡が生じ許容量以上の熱負荷を受ける
おそれもあった。
温度を各水冷壁ごとに制御することができないので、各
水冷壁の流体温度が大きく異なって各水冷壁の受ける熱
負荷に大きな不均衡が生じ許容量以上の熱負荷を受ける
おそれもあった。
本発明は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。
すなわち、水冷壁温度制御装置として、複数の水冷壁
および複数のバーナを持つ貫流型ボイラにおいて、上記
各水冷壁の出口配管にそれぞれ設けられる温度計と、上
記各バーナの入口にそれぞれ設けられる燃料調節弁と、
同燃料調節弁の入口に設けられる燃料流量計と、上記温
度計および燃料流量計の信号を入力し上記各水冷壁がそ
れぞれ所定の温度になるよう信号を上記各燃料調節弁へ
送る制御装置とを設ける。
および複数のバーナを持つ貫流型ボイラにおいて、上記
各水冷壁の出口配管にそれぞれ設けられる温度計と、上
記各バーナの入口にそれぞれ設けられる燃料調節弁と、
同燃料調節弁の入口に設けられる燃料流量計と、上記温
度計および燃料流量計の信号を入力し上記各水冷壁がそ
れぞれ所定の温度になるよう信号を上記各燃料調節弁へ
送る制御装置とを設ける。
上記手段により、温度計はそれぞれ各水冷壁の出口流
体の温度を出力する。またそのときの各バーナへの燃料
流量が燃料流量計で計られる。制御装置は流体温度計と
燃料流量計の信号を受けて、各水冷壁の温度が所定の値
になるよう各燃料調節弁の開度を調節制御する。
体の温度を出力する。またそのときの各バーナへの燃料
流量が燃料流量計で計られる。制御装置は流体温度計と
燃料流量計の信号を受けて、各水冷壁の温度が所定の値
になるよう各燃料調節弁の開度を調節制御する。
このようにして各水冷壁はそれぞれ所定の温度に容易
に制御されるようになる。
に制御されるようになる。
本発明の一実施例を第１図により説明する。貫流型ボ
イラの火炉は側壁１′,3′として、側壁水冷壁1,3なら
びに前壁２′および後壁４′として前壁水冷壁２および
後壁水冷壁４を有する。また火炉の各コーナにはバーナ
30,31,32,33が設けられている。さらにバーナ30,31,32,
33の入口はそれぞれ燃料調節弁21,22,23,24,と燃料流量
計17,18,19,20を経て燃料供給装置につながれている。
燃料流量計17,18,19,20と燃料調節弁21,22,23,24はそれ
ぞれ制御装置28につながれている。
イラの火炉は側壁１′,3′として、側壁水冷壁1,3なら
びに前壁２′および後壁４′として前壁水冷壁２および
後壁水冷壁４を有する。また火炉の各コーナにはバーナ
30,31,32,33が設けられている。さらにバーナ30,31,32,
33の入口はそれぞれ燃料調節弁21,22,23,24,と燃料流量
計17,18,19,20を経て燃料供給装置につながれている。
燃料流量計17,18,19,20と燃料調節弁21,22,23,24はそれ
ぞれ制御装置28につながれている。
一方、側壁水冷管壁1,3は側壁管寄ヘッダー5,7、連絡
管9,11を経てウォータセパレータ13につながれている。
同様に前壁管寄ヘッダー６、後壁管寄ヘッダー８は連結
管10,12を経てウォータセパレータ13につながれてい
る。連結管9,10,11,12にはそれぞれ温度計14,15,16,17
が設けられ、その出力は制御装置28に入力される。
管9,11を経てウォータセパレータ13につながれている。
同様に前壁管寄ヘッダー６、後壁管寄ヘッダー８は連結
管10,12を経てウォータセパレータ13につながれてい
る。連結管9,10,11,12にはそれぞれ温度計14,15,16,17
が設けられ、その出力は制御装置28に入力される。
以上の構成において、側壁水冷壁1,3、前壁水冷壁
２、後壁水冷壁４の流体は各水冷壁を冷却後それぞれの
ヘッダー、連結管を経てウォータセパレータ13へと流れ
る。連結管9,10,11,12の流体温度は各温度計14,15,16,1
7で計られ、制御装置18へ送られる。また燃料流量計17,
18,19,20は各バーナ30,31,32,33の燃料流量を計りその
信号を制御装置28へ送る。制御装置28は各水冷壁1,2,3,
4を流れる流体温度の状態と、各バーナ30,31,32,33を流
れる燃料の流量との関係を各温度計と各燃料流量計の信
号より、判断すると同時に各燃料流量調節弁23,24,25,2
6の開度を調整し、各バーナへ流れる燃料配分を変え
て、各水冷壁1,2,3,4にかかる熱負荷を変化させること
により、各水冷壁1,2,3,4を流れる流体温度を所定の適
切なものに制御する。このようにして各水冷壁の温度が
個別に所定の温度になるよう制御されるようになる。
２、後壁水冷壁４の流体は各水冷壁を冷却後それぞれの
ヘッダー、連結管を経てウォータセパレータ13へと流れ
る。連結管9,10,11,12の流体温度は各温度計14,15,16,1
7で計られ、制御装置18へ送られる。また燃料流量計17,
18,19,20は各バーナ30,31,32,33の燃料流量を計りその
信号を制御装置28へ送る。制御装置28は各水冷壁1,2,3,
4を流れる流体温度の状態と、各バーナ30,31,32,33を流
れる燃料の流量との関係を各温度計と各燃料流量計の信
号より、判断すると同時に各燃料流量調節弁23,24,25,2
6の開度を調整し、各バーナへ流れる燃料配分を変え
て、各水冷壁1,2,3,4にかかる熱負荷を変化させること
により、各水冷壁1,2,3,4を流れる流体温度を所定の適
切なものに制御する。このようにして各水冷壁の温度が
個別に所定の温度になるよう制御されるようになる。
以上に説明したように、本発明は次の効果を奏する。
（１） 各水冷壁の出口流体の温度を温度計により測定
し、各バーナごとに設けられた燃料流量を調整すること
により、各バーナを流れる燃料流量の配分を調整し各水
冷壁にかかる熱負荷を所定の適切な値にすることができ
る。
し、各バーナごとに設けられた燃料流量を調整すること
により、各バーナを流れる燃料流量の配分を調整し各水
冷壁にかかる熱負荷を所定の適切な値にすることができ
る。
（２） 各水冷壁を流れる流体の温度を各水冷壁ごとに
制御することにより逆に水冷壁にかかる熱負荷の不均衡
を減じ、許容量以上の熱負荷が各水冷壁にかからないよ
うにできる。
制御することにより逆に水冷壁にかかる熱負荷の不均衡
を減じ、許容量以上の熱負荷が各水冷壁にかからないよ
うにできる。
（３） したがって水冷壁の噴破等の事故防止をするこ
とができる。
とができる。
第１図は、本発明の１実施例に係る全体構成系統図であ
る。 1,3……側壁水冷壁,2……前壁水冷壁， ４……後壁水冷壁,14,15,16,17……温度計， 17,18,19,20……燃料流量計， 21,22,23,24……燃料調節弁， 28……制御装置,30,31,32,33……バーナ。
る。 1,3……側壁水冷壁,2……前壁水冷壁， ４……後壁水冷壁,14,15,16,17……温度計， 17,18,19,20……燃料流量計， 21,22,23,24……燃料調節弁， 28……制御装置,30,31,32,33……バーナ。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の水冷壁および複数のバーナを持つ貫
流型ボイラにおいて、上記各水冷壁の出口配管にそれぞ
れ設けられる温度計と、上記各バーナの入口にそれぞれ
設けられる燃料調節弁と、同燃料調節弁の入口に設けら
れる燃料流量計と、上記温度計および燃料流量計の信号
を入力し上記各水冷壁がそれぞれ所定の温度になるよう
信号を上記各燃料調節弁へ送る制御装置とを備えてなる
ことを特徴とする水冷壁温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10920789A JP2703050B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 水冷壁温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10920789A JP2703050B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 水冷壁温度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293502A JPH02293502A (ja) | 1990-12-04 |
| JP2703050B2 true JP2703050B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=14504311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10920789A Expired - Fee Related JP2703050B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 水冷壁温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2703050B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112856376B (zh) * | 2021-01-19 | 2022-07-15 | 浙江浙能兰溪发电有限责任公司 | 用于超临界机组锅炉水冷壁超温的控制方法 |
-
1989
- 1989-05-01 JP JP10920789A patent/JP2703050B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02293502A (ja) | 1990-12-04 |
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Legal Events
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