JP2702247B2 - レンズ芯取機におけるストッパ構造 - Google Patents
レンズ芯取機におけるストッパ構造Info
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- JP2702247B2 JP2702247B2 JP1296218A JP29621889A JP2702247B2 JP 2702247 B2 JP2702247 B2 JP 2702247B2 JP 1296218 A JP1296218 A JP 1296218A JP 29621889 A JP29621889 A JP 29621889A JP 2702247 B2 JP2702247 B2 JP 2702247B2
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- Japan
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- stopper
- slider
- lens
- machine frame
- fixed stopper
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンズ等光学素材のレンズ芯取機における
ストッパ構造に関するものである。
ストッパ構造に関するものである。
従来、レンズ等の光学素材のレンズ芯取機におけるス
トッパには、次に説明するものがある。
トッパには、次に説明するものがある。
第2図に示すように、スライダ21の先端面には動スト
ッパ24が突設されており、動ストッパ24に対向して固定
ストッパ29が機枠26に配設されている。固定ストッパ29
はマイクロメータ式のものであって、機枠26の中空突出
部の外壁に嵌着された止めねじ28を有する本体部材27に
ねじ部材30が螺合されており、該ねじ部材30の先端部に
は突き当て部25が形成されている。突き当て部25の先端
部は、前記機枠26の中空突出部のスライダ側の壁に形成
された穴31から突出しており、前記スライダ21に設けら
れた動ストッパ24と前記中空突出部の室外で当接するよ
うに構成されている。
ッパ24が突設されており、動ストッパ24に対向して固定
ストッパ29が機枠26に配設されている。固定ストッパ29
はマイクロメータ式のものであって、機枠26の中空突出
部の外壁に嵌着された止めねじ28を有する本体部材27に
ねじ部材30が螺合されており、該ねじ部材30の先端部に
は突き当て部25が形成されている。突き当て部25の先端
部は、前記機枠26の中空突出部のスライダ側の壁に形成
された穴31から突出しており、前記スライダ21に設けら
れた動ストッパ24と前記中空突出部の室外で当接するよ
うに構成されている。
スライダ21には強制回転される砥石22が配設されてお
り、図示しない駆動手段によりスライダ21を矢印A方向
へ往復移動させることによりベルクランプ23により芯出
しした図示しないレンズを芯取加工するよう構成されて
いる。
り、図示しない駆動手段によりスライダ21を矢印A方向
へ往復移動させることによりベルクランプ23により芯出
しした図示しないレンズを芯取加工するよう構成されて
いる。
上記従来の技術は、動ストッパと固定ストッパの当接
部が機枠外に配置されているため、研削加工中に飛散す
るクーラントに伴なわれた研削くず等のごみが両ストッ
パの当接部に降りかかり、当接部の当接面にごみが付着
する。その結果、両ストッパによる位置決め精度が損わ
れるという問題点を有する。
部が機枠外に配置されているため、研削加工中に飛散す
るクーラントに伴なわれた研削くず等のごみが両ストッ
パの当接部に降りかかり、当接部の当接面にごみが付着
する。その結果、両ストッパによる位置決め精度が損わ
れるという問題点を有する。
また、機枠に設けられた固定ストッパのねじ部にはあ
そびが存在するので、両ストッパの当接時の押圧力によ
り固定ストッパのねじ部が軸方向に後退し位置決め精度
が悪いと言う問題点も有するものであった。
そびが存在するので、両ストッパの当接時の押圧力によ
り固定ストッパのねじ部が軸方向に後退し位置決め精度
が悪いと言う問題点も有するものであった。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、動ストッパと固定ストッパの当接部
にクーラントが降りかかることがなく、両ストッパの当
接面にごみが付着しないようにし、位置決め精度の低下
を防止するレンズ芯取機におけるストッパ構造を提供す
ることを目的とするものである。
されたものであり、動ストッパと固定ストッパの当接部
にクーラントが降りかかることがなく、両ストッパの当
接面にごみが付着しないようにし、位置決め精度の低下
を防止するレンズ芯取機におけるストッパ構造を提供す
ることを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明のレンズ芯取機にお
けるストッパ構造は、 芯取加工されるレンズを保持するクランプが取り付け
られた機枠に設けられた固定ストッパと、前記レンズを
芯取加工する砥石を保持するスライダに設けられ前記ス
ライダの移動により前記固定ストッパの先端と当接され
る動ストッパとを有するレンズ芯取機におけるストッパ
構造において、 前記機枠の前記クランプの下方に中空部が設けられ、
前記固定ストッパおよび動ストッパは、それぞれの先端
部が前記中空部内に配置され、互いに前記中空部内で当
接されるものである。
けるストッパ構造は、 芯取加工されるレンズを保持するクランプが取り付け
られた機枠に設けられた固定ストッパと、前記レンズを
芯取加工する砥石を保持するスライダに設けられ前記ス
ライダの移動により前記固定ストッパの先端と当接され
る動ストッパとを有するレンズ芯取機におけるストッパ
構造において、 前記機枠の前記クランプの下方に中空部が設けられ、
前記固定ストッパおよび動ストッパは、それぞれの先端
部が前記中空部内に配置され、互いに前記中空部内で当
接されるものである。
砥石を保持するスライダに設けられた動ストッパと、
レンズを保持するクランプが取り付けられた機枠に設け
られた固定ストッパとは、機枠に設けられた中空部内で
互いに当接するので、該当接部にクーラントが降りかか
ることがなく、当接部は常に清浄さが保たれる。
レンズを保持するクランプが取り付けられた機枠に設け
られた固定ストッパとは、機枠に設けられた中空部内で
互いに当接するので、該当接部にクーラントが降りかか
ることがなく、当接部は常に清浄さが保たれる。
本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すように、スライダ1は、機枠6上に一体
的に設けらわれたスライダ台6a上で矢印X方向に往復摺
動自在に配設されており、図示しない駆動手段によって
矢印X方向に往復移動されるよう構成されている。
的に設けらわれたスライダ台6a上で矢印X方向に往復摺
動自在に配設されており、図示しない駆動手段によって
矢印X方向に往復移動されるよう構成されている。
機枠6のスライダ1に対向する部分、すなわちベルク
ランプ3の下方の部分は、図示上方に向けて突出した中
空突出部となっており、該中空突出部の外壁には固定ス
トッパ7の止めねじ12を有する本体部材9が嵌着されて
いる。符号11は本体部材9に螺合されたねじ部であっ
て、その先端部には突き当て部5が形成されており、該
突き当て部5は前記中空突出部の室内に突出している。
ランプ3の下方の部分は、図示上方に向けて突出した中
空突出部となっており、該中空突出部の外壁には固定ス
トッパ7の止めねじ12を有する本体部材9が嵌着されて
いる。符号11は本体部材9に螺合されたねじ部であっ
て、その先端部には突き当て部5が形成されており、該
突き当て部5は前記中空突出部の室内に突出している。
ねじ部11の先端部近傍には止め板8がねじ部11の回転
は許すが軸方向には一体的に取付けられている。そし
て、止め板8のばか穴に嵌挿された小ねじ10を前記本体
部材9に螺合し、止め板8と小ねじ10の頭の間には圧縮
された状態でスプリング8aが介在されている。これによ
り、固定ストッパ7に、そのねじ部11の螺合方向と反対
方向にスプリング8aの弾発力による与圧が与えられ、ね
じのあそびによるガタがなくなる。
は許すが軸方向には一体的に取付けられている。そし
て、止め板8のばか穴に嵌挿された小ねじ10を前記本体
部材9に螺合し、止め板8と小ねじ10の頭の間には圧縮
された状態でスプリング8aが介在されている。これによ
り、固定ストッパ7に、そのねじ部11の螺合方向と反対
方向にスプリング8aの弾発力による与圧が与えられ、ね
じのあそびによるガタがなくなる。
一方、機枠6の前記中空突出部のスライダ側の壁面に
は、前記固定ストッパ7の軸心の延長線にブッシュ13が
嵌着されており、該ブッシュ13にはシール14を介してス
ライダ1に設けられた動ストッパ4が軸方向に摺動自在
に嵌合されている。さらに、前記突き当て部5および動
ストッパ4のそれぞれの先端部に高速度鋼等の超硬質材
料からなるチップ5a,5bを埋設しておくと、当接面の強
度および耐摩耗性が向上する。
は、前記固定ストッパ7の軸心の延長線にブッシュ13が
嵌着されており、該ブッシュ13にはシール14を介してス
ライダ1に設けられた動ストッパ4が軸方向に摺動自在
に嵌合されている。さらに、前記突き当て部5および動
ストッパ4のそれぞれの先端部に高速度鋼等の超硬質材
料からなるチップ5a,5bを埋設しておくと、当接面の強
度および耐摩耗性が向上する。
以上の説明から明らかなように、スライダ1が固定ス
トッパ7の方向(図示左側)へ移動し、動ストッパ4の
先端が固定ストッパ7の突き当て部5の先端面に当接す
る当接部は、密閉室である機枠6の中空突出部室内に配
置されている。したがって、スライダ1をベルクランプ
3に近づく方向(図示左方向)へ移動し、スライダ1上
に設けられた強制回転される砥石2をベルクランプ3に
挾持された被加工物に押圧させて研削を行っている際
に、研削面に注がれたクーラントが飛散しても、前記両
ストッパの当接部に降りかかることがない。
トッパ7の方向(図示左側)へ移動し、動ストッパ4の
先端が固定ストッパ7の突き当て部5の先端面に当接す
る当接部は、密閉室である機枠6の中空突出部室内に配
置されている。したがって、スライダ1をベルクランプ
3に近づく方向(図示左方向)へ移動し、スライダ1上
に設けられた強制回転される砥石2をベルクランプ3に
挾持された被加工物に押圧させて研削を行っている際
に、研削面に注がれたクーラントが飛散しても、前記両
ストッパの当接部に降りかかることがない。
本発明は、上述のとおり構成されているので、以下に
記載するような効果を奏する。
記載するような効果を奏する。
砥石を保持するスライダに設けられた動ストッパと、
レンズを保持するクランプが取り付けられた機枠に設け
られた固定ストッパとは、機枠に設けられた中空部内で
互いに当接するので、該当接部にクーラントが降りかか
ることがないので、従来の技術の如く、クーラントに伴
われた研削くずやごみ等によって当接部が汚れてストッ
パの位置決め精度がそこなわれることが皆無となる。
レンズを保持するクランプが取り付けられた機枠に設け
られた固定ストッパとは、機枠に設けられた中空部内で
互いに当接するので、該当接部にクーラントが降りかか
ることがないので、従来の技術の如く、クーラントに伴
われた研削くずやごみ等によって当接部が汚れてストッ
パの位置決め精度がそこなわれることが皆無となる。
第1図は本発明のレンズ心取機におけるストッパ構造の
実施例を示す要部断面図、第2図は従来のレンズ心取機
におけるストッパ構造を示す要部断面図である。 1……スライダ、 2……砥石、 3……ベルクランプ、 4……動ストッパ、 4a,5a……チップ、 5……突き当て部、 6……機枠、 7……固定ストッパ、 8……止め板、 8a……スプリング、 9……本体部材、 10……小ねじ、 11……ねじ部、 12……止めねじ、 13……ブッシュ、 14……シール。
実施例を示す要部断面図、第2図は従来のレンズ心取機
におけるストッパ構造を示す要部断面図である。 1……スライダ、 2……砥石、 3……ベルクランプ、 4……動ストッパ、 4a,5a……チップ、 5……突き当て部、 6……機枠、 7……固定ストッパ、 8……止め板、 8a……スプリング、 9……本体部材、 10……小ねじ、 11……ねじ部、 12……止めねじ、 13……ブッシュ、 14……シール。
Claims (1)
- 【請求項1】芯取加工されるレンズを保持するクランプ
が取り付けられた機枠に設けられた固定ストッパと、前
記レンズを芯取加工する砥石を保持するスライダに設け
られ前記スライダの移動により前記固定ストッパの先端
と当接される動ストッパとを有するレンズ芯取機におけ
るストッパ構造において、 前記機枠の前記クランプの下方に中空部が設けられ、前
記固定ストッパおよび動ストッパは、それぞれの先端部
が前記中空部内に配置され、互いに前記中空部内で当接
されることを特徴とするレンズ芯取機におけるストッパ
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296218A JP2702247B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | レンズ芯取機におけるストッパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296218A JP2702247B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | レンズ芯取機におけるストッパ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03161258A JPH03161258A (ja) | 1991-07-11 |
JP2702247B2 true JP2702247B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17830708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296218A Expired - Fee Related JP2702247B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | レンズ芯取機におけるストッパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702247B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216356B2 (ja) * | 1972-05-25 | 1977-05-09 |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP1296218A patent/JP2702247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03161258A (ja) | 1991-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |