JP2701088B2 - 滴下防止型迅速継手 - Google Patents

滴下防止型迅速継手

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JP2701088B2
JP2701088B2 JP27068690A JP27068690A JP2701088B2 JP 2701088 B2 JP2701088 B2 JP 2701088B2 JP 27068690 A JP27068690 A JP 27068690A JP 27068690 A JP27068690 A JP 27068690A JP 2701088 B2 JP2701088 B2 JP 2701088B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般的にいえば流体管路継手に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来二つの管路の端を接続したり切り離したりする種
々の流体管路継手が考えられてきた。一つの形式のいわ
ゆる「二方締切り継手」が継手を外したとき気体又は液
体が逃げないように管路の両端を密封する。この形式の
代表的継手は、スリーブ、プラグ及びソケツトを備えて
いる。この継手を接続するためには、スリーブを引戻し
て、プラグをソケツトの中に埋込む。外すためには、ス
リーブを引戻して、継手をアンロツクし、管路の両端と
封ずる継手が回路を通じさせるために接続されるとき互
いにはまり合うソケツトとプラグの両方にばね作動弁が
あり、継手を切り離すとき、それらの弁がソケツトとプ
ラグに設けた弁座に接して密封する。接続された位置か
ら切り離された位置へ動くときに、弁は動き始めるとき
には完全には閉じられていないので、プラグとソケツト
を切り離したのちに弁を完全に閉じる前に弁の末端に隣
接したところにある廃液から滴がたれることがある。従
来の装置のどれもが本発明を開示したり又は示唆してい
ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は管路継手をはずしたとき、前述のしたたり問
題を克服し、あるにしても流体の非常にわずかなしたた
りしか生じないようになつている改良された流体管路継
手を提供することに向けられている。
本発明の目的の一つは、一つに結合される1対のヘツ
ドを備え、前記ヘツドの一つが、継手ヘツドを互いに付
けたり外したりするために、他方に対して回されるよう
になつた滴下防止型迅速継手を提供することである。
本発明のもう一つの目的ははめ合わせ手段が閉じてい
るとき廃液をすべて押返し、次にヘツドから流れを完全
に密封する上記のような継手を提供することである。
さらにそのほかの目的は、独立の逆止弁を設けること
が必要であつた従来の継手装置と異なり、中に組込まれ
る逆止弁を前記のような継手において提供することであ
る。
そのほかの目的は、ヘツドの単なる部分回転で結合及
び分離を容易にできる上記のような継手を提供すること
である。
さらにそのほかの目的は、大流量が可能であり、かつ
継手を作動させるばねを通る流れが事実上ない上記のよ
うな継手を提供することである。
さらにそのほかの目的は、1対のはめ合わせ手段、1
対のらせん部材及びあつたとしてもほかの場合にはした
たる可能性のある流体が殆ど残つていないようにはめ合
わせ手段の結合部にある空間のすべてを占める中心柱を
備えた上記のような継手を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、それぞれが前記継手ヘツドの中に設
けられた1対のはめ合わせ手段であり、このはめ合わせ
手段は、継手を中間の閉じた位置に置くと、開放位置か
ら動かすことができ、閉じた位置においては、はめ合わ
せ手段は完全に閉じられているが、はめ合わせ手段の開
放位置から閉じた位置への運動が継手ヘツドを互いに回
転する結果として生じ、かつ継手ヘツドが互いに離れる
方向にアンラツチする直線運動をする前の状態にあるよ
うにした継手が提供される。
本発明によれば、さらに、ヘツドの一つとはめ合わせ
手段の一つとの間に作動可能に結合された少なくとも一
つのカム、ヘツドの他方とはめ合わせ手段の他方との間
に作動可能に結合された少なくとももう一つの手段及び
ヘツドにそれぞれ設けられ、互いに対する回転運動を制
限するが互いに近付いたり離れたりする相対運動を可能
にするようにヘツドを選択的に一つに接続する1対の共
働接続要素を備えた作動手段を含むもう一つの継手が提
供される。
〔実施例〕 本発明の継手11の第1の実施例は、第1のヘツド13と
第2のヘツド15を一般的に備えている。
継手11は、ヘツド13、15が互いに引き離された第1図
に示した継手分離状態と、ヘツド13、15が互いに結合さ
れた第2図に示した結合状態との間で使用できる。
ヘツド13、15はそれぞれ継手11が前記結合状態にある
とき、本体構造部21となる本体部材17、19を備えてい
る。本体構造部21は、一方の端(すなわちヘツド15の遠
方端)にある入口23と反対側の端(すなわちヘツド13の
遠方端)にある出口25を備えている。説明を明瞭にする
ために、継手11が前記結合状態にあるとき一つに結合さ
れる本体部材17、19の各端を、本明細書において本体部
材17、19の近位端と呼び、本体部材の反対側の各端を遠
方端ということにする。同様に、継手11が前記結合状態
にあるとき、一つに結合されるヘツド13、15の各端を、
本明細書においてヘツド13、15の近位端と呼び、ヘツド
13、15の反対側の各端を遠方端という。
本体構造部21はなお、継手11が前記結合状態にあると
き、例えば29で示されたような経路に沿つて液体が11を
通つて流れる流路となり入口23を出口25に連絡する通路
27を備えている。通路27には、第1のヘツド13にある第
1の流路部分31と、第2のヘツド15にある第2の流路部
分33がある。
ヘツド13、15は、それぞれ入口23及び出口25からそれ
ぞれの反対端(ヘツド13、15の近位端)に開口部35、37
を備えている。開口部35、37は、継手11が中間結合状態
及び前記結合状態にあるとき、39で示された平面に沿つ
て一つに結合され、通路27の中間部分41を構成する。
ヘツド13、15にはそれぞれ、継手11が第2図に示され
た前記継手結合状態にあるとき、液体が流れるための通
路27の開放部分を形成する空間を二つのヘツドの間に与
える開放位置と継手11が第1図に示した前記継手分離状
態と第3図に示した前記継手中間状態とにあるとき、ヘ
ツド13、15からの液体の流れを止める閉位置との間で動
くことのできる共同作動はめ合わせ手段43、45がヘツド
13、15に設けられている。
はめ合わせ手段43、45は、それぞれにはめ合わせ手段
43、45が前記閉位置にあるとき、平面39に沿つて互いに
向かい合い、かつ接合する端面47、49を備えている。は
め合わせ手段43、45は、それぞれにはめ合わせ手段43、
45がかみ合わされて、互いに対して一の方向に回転され
るとき、はめ合わせ手段43、45を反対方向に互いに離し
て前記開放位置に向けるように動かし、はめ合わせ手段
43、45がかみ合つて互いに対して反対方向に回転される
とき、はめ合わせ手段43、45を互いの方に近付けるよう
に動かすことのできるはめ合わせ面又はカム機構51、53
を備えている。またはめ合わせ手段43は、突起55を備
え、はめ合わせ手段45は、突起55を受けるように適応さ
れたソケツト57を備えている。
はめ合わせ面51は、端面47からソケツト57の方へ突出
している1対のらせん59、61の形になつているのが好ま
しい。はめ合わせ面53は、ソケツト57の表面を形成し、
かつらせん59、61に対して相補的に形作られている1対
のらせん63、65の形になつており、はめ合わせ手段43、
45が第3図に示した前記閉位置にあるとき、ソケツト57
にある空間のすべてがらせん63と65の間の円筒形空間67
を除いて、らせん59、61によつて完全に占められている
ようになつているのが好ましい。この空間67は継手11に
対して縦方向に(すなわち継手の縦軸に沿つて)、ソケ
ツト57の中心でソケツトの最上部から底へ伸びており、
はめ合わせ面5の一部分を形成している。はめ合わせ面
51には、中央にらせん59と61の間に柱69を備えている。
柱69は、当業者に周知の適当な手段によつてはめ合わせ
手段43に固定して取付けられ、管継手11に対して縦方向
に(すなわち継手の縦軸に沿つて)伸びている。柱69と
円筒形空間67は、柱69を円等空間67によつて滑り受ける
ように相補的に形作られているので、はめ合わせ手段手
段43、45が第3図に示した前記閉位置にあるとき、ソケ
ツト57の中の空間がはめ合わせ面51によつて完全に占め
られ、かつ中間部分41が完全に遮断され、それによつて
ソケツト57及び中間部分41の中に前にあつた残つていた
すべて流体を追い出して、流路部分31及び33又はそのど
ちらかに流し戻す。
開口部35の内壁73は、截頭形であるのが好ましい。同
様に、はめ合わせ手段43の端の外壁75は、截頭形で内壁
73に密接して滑動自在にはまるように形作られている。
また、当業者に周知の適当なOリングシール77が外壁75
に設けられて、内壁73に係合し、ヘツド13、15が分離さ
れたとき、第1のヘツド13の端からのすべての流れを封
止する。
同様に、開口部37の内壁79は、截頭形であるのが好ま
しい。同様にはめ合わせ手段45の端の外壁81は、截頭形
であり、かつ内壁79に密接した滑動自在にはまるように
形作られている。また、当業者に周知の適当なOリング
シール83が外壁81に設けられ、内壁79に係合してヘツド
13、15が分離されたとき、第2のヘツド15の端からのす
べての流れを封止する。
継手11は、ヘツド13と15の間で共同作用し、かつヘツ
ド13、15が継手11の前記分離状態にあるアンラツチされ
た位置、第3図に示した中間位置及び継手11の前記結合
状態を与える第2図に示したラツチされた位置へ選択的
に動かすことのできるラツチ機構85を備えている。ラツ
チ機構85は、ヘツド本体部材17、19の一方に取付けら
れ、かつ反対方向に半径方向に外向きに伸びる1対のピ
ン87とヘツド本体部材17、19の他方の円周の一部分の周
りに円周方向に伸びる1対の円周方向長溝89を備えてい
るのが好ましい。図面においては、ピン87は第1のヘツ
ド本体部材17に取付けられているのが示され、円周方向
長溝89は、第2のヘツド本体部材19の中に示されている
が、これらの位置は、望むならば、本発明の精神と範囲
からそれることなく逆にすることができる。
図面に示された構成の場合、長溝89は、第2のヘツド
本体部材19のスカート部分91を通つて伸び、ピン87は、
ヘツド本体部材17にそれの近位端に隣接して取付けられ
ている。1対の入口長溝93がそれぞれスカート部分91の
末端又はくつ付いていない端94から円周方向長溝89へ伸
びて前記分離状態と前記中間状態との間で継手11の動く
間ピン87が円周方向長溝89に入出する入口となる。入口
長溝93はそれぞれ長溝89に垂直であり、本体構造部21に
対して縦方向に(すなわち本体手段の縦軸に平行に)伸
び、それによつて前記分離状態と前記中間状態との間の
ヘツド13、15の動きが互いに対してヘツド13、15の回転
を許さず、はめ合わせ手段43、45が以下の説明でよりよ
く理解されるように円周方向長溝89の中でピンが動くま
で前記閉位置にとどまる。
ラツチ手段85が前記中間位置と前記ラツチされた位置
との間で動かされるとき、はめ合わせ手段43、45を互い
に対して回転し、かつはめ合わせ手段43、45を離したり
近付けたりするように伸びる方向に案内する案内機構95
ラツチ手段85とはめ合わせ手段43、45との間に作動可能
に結合され、ラツチ機構85が前記中間位置から前記ラツ
チされた位置へ動かされるとき、はめ合わせ手段43、45
が前記開放位置に動かされる。
案内機構95は、第1のヘツド本体部材17とはめ合わせ
手段43との間に作動可能に結合されたスプライン機構97
及びヘツド本体部材19とはめ合わせ手段45との間に作動
可能に結合されたスプライン機構99を備えている。スプ
ライン機構97は、第1のヘツド本体部材17に取付けられ
た1対のスプライン101を備えており、前記スプライン
がそれぞれはめ合わせ手段43の1対の間隔をあけた脚部
分105に設けられた1対の溝穴103に滑り可能に受けられ
るようになつているのが好ましい。一方の対の脚部分の
間の本体部材17から他方の対の脚部分105までのはめ合
わせ手段43の間隔は、はめ合わせ手段43、45が前記開放
位置にあるとき液体の流れに対する経路となることがわ
かるであろう。同様に、スプライン機構99は、第2のヘ
ツド本体部材19に取付けられた1対のスプライン107を
備え、前記1対のスプラインがそれぞれはめ合わせ手段
45の1対の間隔の離れた脚部分111の中に設けられた1
対の溝穴109に滑り可能に受けられるのが好ましい。一
方の対の脚部分111の間の本体部材19から他方の対の脚
部分111までのはめ合わせ手段45の間隔は、はめ合わせ
手段43、45が前記開放位置にあるとき、液体の流れの経
路になつていることがわかるであろう。スプライン機構
97、99の構成は、当業者には周知であり、入口23及び出
口25に近付いたり離れたりする方向に本体部材21の縦に
沿つてはめ合わせ手段43、45の動きを可能にするが、第
1のヘツド本体部材17に対するはめ合わせ手段43の回転
運動を制限し、かつ第2のヘツド本体部材19に対するは
め合わせ手段45の回路運動を制限する。
入口23は、現在当業者に周知の適当な構成のものなら
どれでもよく、第2のヘツド本体部材19の中に保持リン
グ115などによつて保持されている入口インサート113を
備えているのが好ましく、適当なOリング117が入口イ
ンサート113を第2のヘツド本体部材19に対してシール
している。円板部材119が第2のヘツド本体部材19の肩1
21にもたれて据えられ、入口インサート113の端に係合
し、それによつて第2のヘツド本体部材19に対して固定
した位置に保持される。円板部材119は、流体が通るこ
とのできる貫通穴123を持つている。
当業者に現在周知の一方逆止弁125が通路27から入口2
3へ出る流体の流れを阻止するために入口インサート113
に設けられているが、はめ合わせ手段43、45が前記開放
位置にあるとき、出口25の方への流れを許す。逆止弁12
5は、円板部材119と逆止弁125のベース部分129との間の
伸びるばね127を備え、ばね127は、逆止弁を第3図に示
された閉位置に強制し、前記閉位置においては、逆止弁
のOリング131が肩133にもたれて、逆止弁が第3図の閉
位置にあるとき、逆止弁125を通る流れを封止する。
出口25は、当業者に現在周知の任意の適当な構成のも
のであり、第1のヘツド本体部材17の中に保持リング13
7などによつて保持されている出口インサート135を備え
ているのが好ましく、適当なOリングが出口インサート
135を前記第1のヘツド本体部材17に対して密封する。
出口インサート135は、通路27から出口25を通つて液体
が外へ出ていく中143を備えている端141を備えている。
ばね145が端141とはめ合わせ手段43の間に伸び、ばね14
7が円板部材119とはめ合わせ手段45の間に伸びて、はめ
合わせ手段43、45を互いに近付けるように押付けて、は
め合わせ手段を前述の閉位置に動かし、その近位端にお
いてラツチ機構85が前記ラツチされた位置から前記中間
位置に動かされるとき、流体の流れが前述のように封止
される。
はめ合わせ手段43は、脚部分105が出口インサート135
と係合することによつて出口25の方への動きを制限さ
れ、はめ合わせ手段45ははめ合わせ手段45円板部材119
と係合させることによつて入口23の方への運動を制限さ
れる。
当業者に周知の適当な手段が流体配管、ポンプ、タン
クなどの図示していない所望の装置を継手11に付けるた
めに設けられる。例えば、ねじ151のような適当なねじ
を所望により設けることができる。
管継手11の動作は、次の通りである。
例示の目的に第1のヘツド13と第2のヘツド15が適当
な配管などをそれぞれ入口23と出口25に接続されている
こと及び継手11がケースの穴35、37がそれぞれはめ合わ
せ手段43、45によつて閉じられている前記分離状態にあ
ることを仮定する。さらに次に第1のヘツド13と第2の
ヘツド15を付けることが望まれると仮定すると、第1の
ヘツド13は、ピン87を入口長93と一線に揃えて、第2の
ヘツド15の方に動かされる。ヘツド13、15を動かし続け
て、ピン87が円周方向の長穴89の底壁に当たつて止まる
まで、ピン87を入口長穴93を通して動かす。この時点に
おいて、各部品は、突出部55がソケツト57の中で底に達
しており、ピン87がそれぞれ円周方向長穴89と一線にな
つている第3図に示された位置にあるであろう。次に、
ヘツド13、15を互いに対して約1/4回転継手11の軸の周
りに反対方向に回わして、継手11が継手結合状態なるま
で円周方向の長穴89を通るピン87の相対運動を生じさせ
る。継手11を前記中間状態から前記結合状態まで動かす
と、はめ合わせ手段43、45は、互いに対して回転して、
はめ合わせ手段43、45が互いに離れかつ前記第2図に示
した開放状態の方へ反対方向に移動し、通路27の開いた
部分を形成する空間を間に形成し、その結果もちろん逆
止弁125の上下の圧力差が逆止弁を開くのに十分である
と仮定して流体が継手11を通して流れることができるよ
うにすることが分るであろう。さらに、はめ合わせ手段
43、45が上述のように回転されるとき、はめ合わせ面手
段51、53は、互いに接して滑り接触状態になり、はめ合
わせ手段43、45を反対方向に、すなわち、それぞれ出口
25及び入口23の方へ端に向かつて押付けるようにするカ
ム機構として作用することがさらにわかるであろう。
継手結合状態から継手分離状態へ移るときに、事実上
上述の動作の逆が達成される。各部品が第3図に示され
た位置、すなわち、中間位置をとるとき、継手11を通る
流体のすべての流れは止められて、前記中間状態から前
記分離状態へ移動を行う前、すなわちピン87が入口長穴
93を通つて上方へ動かされる前に、余分の流体をヘツド
13及び15又はそのどちらに強制的に戻し、分離動作の間
及びそののちに第1及び第2のヘツド13、15からしたた
り落ちる流体が事実上ないことを確実にする。
本発明の継手の第2の実施例が第8〜16図に示され、
数字2.11によつて表わされている。継手2.11は、第1の
ヘツド2.13及び第2のヘツド2.15を備えている。
継手2.11は、ヘツド2.13、2.15が互いに分離されてい
る図示してない継手分離状態と、ヘツド2.13、2.15は一
つに結合されている第14図に示した結合状態との間で動
作できる。
ヘツド2.13、2.15は、それぞれ、継手2.11が前記結合
状態にあるとき、本体構造部2.21を構成する本体部材2.
17、2.19を備えている。本体部材2.17には、インサート
部分2.22がある。本体部材2.21にはそれの一端に入口2.
23(すなわちヘツド2.15の遠方端)があり、反対端(ヘ
ツド2.13の遠方端)に出口2.25がある。ねじ2.26は、イ
ンサート部分2.22及び本体部材2.17の残りを一緒に保持
する。明瞭にするために、継手2.11が前記結合状態にあ
るとき、一つに結合される本体部材2.17、2.19の両端が
本明細書において本体部材2.17、2.19の近位端と呼ば
れ、一方、本体部材の反対端は、本体部材の遠方端と呼
ばれるということがわかるであろう。同様に、継手2.11
が前記結合状態にあるとき、一つに結合されるヘツド2.
13、2.15の両端は、本明細書においてヘツド2.13、2.15
の近位端と呼ばれ、ヘツド2.13、2.15の反対端は、ヘツ
ドの遠方端と呼ばれる。
本体構造部2.21にはさらに、継手2.11が前記結合状態
にあるとき、入口2.23を出口2.25と連絡させて、継手2.
11を通る液体の流れに、例えば、2.29に示された経路に
沿つて通過させる。通路2.27がある。通路2.27は、第1
のヘツド2.13にある第1の通路部分2.31と第2のヘツド
2.15にある第2の通路部分2.33を備えている。
ヘツド2.13、2.15は、それぞれ、入口2.23及び出口2.
25とそれぞれの反対端に(すなわちヘツド2.13、2.15の
近位端に)穴2.35、2.37を備えている。穴2.35、2.37
は、継手2.11が前記中間及び前記結合状態にあるとき、
相互に隣接しており通路2.27の中間部分2.41を形成す
る。
ヘツド2.13、2.15は、それぞれに、継手2.11が第14図
に示された前記継手結合状態にあるとき、液体の流れの
ための通路2.27の開放部分を形成する空間を与える開位
置と、継手2.11が前記継手分離状態及び第13図に示した
前記継手中間状態にあるとき、液体のヘツド2.13、2.15
からの流れをしや断する閉位置との間で動くことがで
き、ヘツド2.13、2.15にそれぞれ設けられた接触ははめ
合わせ手段2.43、2.45を備えている。
はめ合わせ手段2.43、2.45は、それぞれに、はめ合わ
せ手段2.43、2.45が前記閉位置にあるとき、互いに向か
い合わせて互いに接合する端面2.47、2.49を持つてい
る。あとで詳細に説明するカム手段が本体部材2.17とは
め合わせ手段2.43の間及び本体部材2.19とはめ合わせ手
段2.45の間に作動可能に設けられている。
また、1対の共働接続要素2.50、2.52がはめ合わせ手
段2.43、2.45にそれぞれ設けられている。接続要素2.50
は、突起2.54の形であるのが好ましく、接続要素2.52
は、はめ合わせ手段2.45にあるソケツト2.56の形である
のが好ましい。ソケツト2.56は、突起2.54に対して相補
的に形作られて、突起2.54を滑り可能に受けるように構
成されている。突起2.54及びソケツト2.56は、接続要素
2.50、2.52が接続されたとき、すなわち突起2.54がソケ
ツト2.56の中に伸び込んだとき、ヘツド2.13、2.15が互
いに対して回転できないが互いの方へ近付いたり互いに
離れたりする相対運動が可能であるようにヘツド2.13、
2.15が接続されるように非円形横断面を有する形に作ら
れている。突起2.54及びソケツト2.56は、それぞれ断面
が三角形で、突起2.54の三辺2.58が正三角形を形成し、
ソケツト2.56の三辺2.60もまた正三角形を形成するのが
好ましい。ヘツド2.13、2.15が第13図に示した前記閉状
態にあるとき、ソケツト2.56にある空間は、突起2.54に
よつて完全に占められ、中間部分2.41は、完全に遮断さ
れ、それによつてソケツト2.56及び中間部分2.41に前に
あつたすべての余分の流体をそれらの場所から排除して
通路部分2.31及び2.33又はそのいずれかに流れ戻させ
る。
穴2.35の内壁2.73が截頭円錐形であるのが好ましい。
同様に、はめ合わせ手段2.43の端の外壁2.75は、截頭円
錐形で内壁2.73に接してはまるように形作られる。ま
た、当業者に周知の適当なOリングシール2.77が外壁2.
75に取付けられて内壁2.73に係合し、ヘツド2.13、2.15
が分離されたとき、第1のヘツド2.13の端から出るすべ
ての流れを密封する。
同様に、穴2.37の内壁2.79は接頭円錐形であるのが好
ましい。同様にして、はめ合わせ手段2.45の端の外壁2.
81は、截頭円錐形で、内壁2.79に接してはまるように形
作られている。また、当業者に周知の適当なOリングシ
ール2.83が外壁2.81に設けられて内壁2.79に係合し、ヘ
ツド2.13、2.15が分離されるとき第2のヘツド2.15の端
からのすべての流れを密封する。
継手2.11は、ヘツド2.13と2.15との間で共同作用し、
かつヘツド2.13、2.15が継手2.11の分離状態にあるアン
ラツチ位置、第13図に示した中間位置及び第14図に示し
た継手2.11の前記結合状態を与えるラツチ位置へ選択的
に働くすることのできるラツチ手段2.84を備えている。
ラツチ手段2.84は、ヘツド本体部材2.17、2.19のうちの
一方に取付けられて、ヘツド本体部材から120°の間隔
で半径方向に内方に伸びている複数(好ましくは3個)
のリツプ2.86と、ヘツド本体部材2.17、2.19の他方の周
りに120°の間隔で間隔をおいた同じ数の対応するくぼ
み2.88を備えているのが好ましい。図面において、くぼ
み2.88は、第1のヘツド本体部材2.17の中に示され、リ
ツプ2.86は、第2のヘツド本体部材2.19に付けられてい
るように示されているが、これらの位置を望むならば本
発明の精神と範囲からそれることなく逆にしてもよい。
また望むならば、第1の実施例のラツチ手段85を本発明
の精神と範囲からそれることなくラツチ機構2.84の代り
に用いてもよい。
さらに詳しくいえば、継手2.11の図面に示された構成
の場合、くぼみ2.88は、第1のヘツド本体部材2.17のス
カート部分2.90の中に設けられ、リツプ2.86は第2のヘ
ツド2.15の近位端に隣接し、かつ第2のヘツド本体部材
2.19のスカート部分2.91に固定して一体に取付けられて
いる。リツプ2.86の各々は、スカート2.91の上縁にある
金属を内方に弓形のリツプを形成するように変形するこ
とによつて作られるのが好ましく、リツプは、当業者に
周知の方法で線2.92に沿つてスカート2.91の他方の部分
から裂き離されている。スカート部分2.90に設けられ、
継手2.11が前記結合位置にある前記ラツチ位置にラツチ
機構2.84があるとき、第1のヘツド本体部材2.17と第2
のヘツド本体部材2.19を互いに対して回転するのを止め
るようにリツプ2.86の一方に係合する止め2.93がある。
入口2.23は、当業者に現在周知の任意の適当な構成の
ものであり、第2のヘツド本体部材2.19の中にねじ2.11
4などによつて保持される入口部分インサート2.113を備
えのが好ましく、適当なOリング2.117が入口インサー
ト2.113を第2のヘツド本体部材2.19に対して密封す
る。
液体が通路2.27から入口2.23を出てゆく流れを防止す
るために現在当業者に周知の一方向逆止弁2.125が、入
口インサート2.113に設けられているが、はめ合わせ手
段2.43、2.45が前記開位置にあるとき、出口2.25の方へ
の流れを可能にする。逆止弁2.125は、逆止弁2.125の心
棒2.128の遠方端と入口インサート2.113にある形2.130
との間に伸びるばね2.127を備え、逆止弁2.125が第13図
に示した位置にあるとき、ばね2.127は、逆止弁が肩2.1
33に当たつて逆止弁2.125を通る流れを密封する第13図
に示された閉位置に逆止弁を押しやる。
Oリング2.123がインサート部2.22と第1のヘツド本
体部材2.17の他方の部分との間に第1のヘツド本体部材
の近位端に隣接して取付けられ、第1のヘツド本体部材
の近位端から出る流体の流れを遮断する。また、Oリン
グ2.134が第2のヘツド本体部材2.19の近位面2.136及び
インサート部分2.22の近接面2.138に設けられるが、ラ
ツチ機構2.84が前記中間位置、前記ラツチ位置、及びそ
れらの間の位置にあるとき、空間2.41から外方への流体
の流れを防止する。
ばね2.145が本体部材2.17にある肩2.146とはめ合わせ
手段2.43との間に伸び、ばね2.147がはめ合わせ手段2.4
5と入口インサート2.113に固定して設けられたばね保持
器2.148との間に伸びて、ラツチ機構2.84がラツチ位置
から前記中間位置へ動かされるとき、前述のように流体
の流れが遮られる前記閉位置にはめ合わせ手段を動かす
ように、はめ合わせ手段2.43、2.45を互いの方に押付け
る。
一般に、本発明の継手11及び2.11の第1と第2の実施
例の間の主な違いは、1対のはめ合わせ手段が係合され
て、第1及び第2のヘツドが互いに対して反対方向に回
転されるとき、はめ合わせ手段を互いに離れるように反
対方向に動かす作動手段に関係している。継手11におい
て、作動手段は、はめ合わせ手段43、45にそれぞれ設け
られたカム機構51、53及び案内手段95を備え、一方、一
般に継手2.11においては、作動手段は、第1のヘツド2.
13とはめ合わせ手段2.43との間に作動可能に結合された
カム機構2.150と第2のヘツド2.15とはめ合わせ手段2.4
5との間に作動可能に結合されたカム機構2.152並びに第
1のヘツド2.13及び第2のヘツド2.15にそれぞれ設けら
れた1対の共働接続要素2.50、2.52を備えている。
継手2.11の縦方向中心線からそれぞれ間隔をおき、か
つ中心線の周りに等角に間隔をおいている3セツトのカ
ム機構2.150と3セツトのカム機構2.152があるのが好ま
しい。カム機構2.150、2.152の各々は、同じであるのが
好ましく、カム機構2.150の一方の以下の説明がすべて
を満足するであろう。カム機構2.150には、従動子2.154
とカム面2.156がある。カム従動子2.154は、かみ合わせ
手段2.43に固定して取付けられて、かみ合わせ手段から
半径方向に外方に伸びている。カム面2.156は、好まし
くは第1のヘツド本体部材2.13のインサート部分2.22に
設けられる、すなわちインサート部分2.22の表面の一部
分として形成されることによつて第1のヘツド2.13に固
定して取付けられ、カム従動子2.154によつて係合され
る。係合面2.156には、傾斜付き部分2.158と肩部分2.16
0がある。明瞭にするために3セツトのカム機構2.150及
びそれらの部品がそれぞれ単一のプライム印、二重のプ
ライム印、及び三重のプライム印によつてそれぞれ表わ
される。同様に3セツトのカム機構2.152の対応する部
品もそのように表わされる。それぞれのカム機構0.15
0′、0.150″、及び2.150のカム面2.156′、2.15
6″、及び2.156がインサート部分2.22に設けられ、そ
れぞれのカム機構2.152′、2.152″、及び2.152のカ
ム面2.156′、2.156″、及び2.156は、第2のヘツド
本体部材2.19に設けられていることがわかるであろう。
また、それぞれのカム機構2.150′、2.150″、及び2.15
0のカム従動子2.154′、2.154″、及び2.154は、は
め合わせ手段2.43に等角関係に固定して取付けられて、
はめ合わす手段から外方に伸び、同様にそれぞれのカム
機構2.152′、2.152″、及び2.152のカム従動子2.154
分、2.154″、及び2.154は、はめ合わせ手段2.45に等
角の関係で固定して取付けられ、はめ合わせ手段から外
方に伸びていることがわかるであろう。
流体配管、ポンプ、タンクなどの図示していない所望
の装置を継手2.11に付けるための当業者に周知の適当な
手段が設けられる。たとえばねじ2.151のような適当な
ねじを所望に従つて設けてもよい。
継手2.11の動作は、次の通りである。
第1のヘツド2.13及び第2のヘツド2.15が入口2.23及
び出口2.25にそれぞれ結合された適当な配管などを備え
ていること及び継手2.11が前記分離状態にあつて、穴2.
35、2.37が、はめ合わせ手段2.43、2.45によつてそれぞ
れ閉じられているということを例示のために仮定する。
さらに、次に、第1のヘツド2.13及び第2のヘツド2.15
を結合することを望むとさらに仮定すると、第1のヘツ
ド2.13は、くぼみ2.88をリツプ2.86(第16図参照)と一
線に並べて第2のヘツド2.15の方へ動かされる。ヘツド
2.13、2.15の運動が続き、第1のヘツド2.13のスカート
部分2.90がリツプ2.86を通つてラツチ手段2.84の中間位
置へ動かされる。この点で、各部品は、突励2.54がソケ
ツト2.56の中で底に達している第13図に示した位置にな
る。次に、ヘツド2.3、2.15を継手2.11の軸線の周りに
反対方向に互いに対して約1/4回すことによつて、止め
2.93がリツプ2.86の一つに当接するとき起る前記結合状
態(第14図参照)に継手2.11がなるまで、スカート部分
2.90のくぼみのないへり部分をリツプ2.86の下に動か
す。継手2.11を前記中間状態から前記結合状態へ動かす
ことき、はめ合わせ手段2.43、2.45は、接続要素2.50、
2.52が係合しているために互いに対して回転しないが、
カム機構2.150、2.152の作用によつてはめ合わせ手段2.
43、2.45は、互いに反対方向に離れて第14図に示した前
記開位置の方へ動いて、通路2.27の開放部を形成する空
間を二つのはめ合わせ手段の間に与え、その結果、もち
ろん、逆止弁2.125の下と上との圧力差が逆止弁を開く
のに十分であると仮定すると流体が継手2.11を通つて流
れることができることが分るであろう。さらに第1のヘ
ツド2.13と第2のヘツド2.15が上述のように回転される
と、カム従動子2.154は、カム面2.156に対して動き、カ
ム従動子が傾斜面2.158をのぼつて肩部分2.160に乗るよ
うに相対滑り運動を生じ、その結果として、はめ合わせ
手段2.43、2.45は、第14図に示した前記開位置にくるよ
うになることがわかるであろう。
継手結合状態から継手分離状態へ動くときに、上述の
動作の事実上逆が行われる。各部品が第13図に示した位
置、すなわち中間位置をとるとき、継手2.11を通る流体
のすべての流れを止めて、すべての余分の流体を、継手
が前記中間状態から前記分離状態へ移る前に、すなわち
スカート2.90をリツプ2.86を過ぎて上方へ動かす前に、
ヘツド2.13及び2.15又はそのいずれかに強制的に戻して
しまい、それによつて分離動作の間及びのちに第1及び
第2のヘツド2.13、2.15からしたたる流体が事実上ない
ことを確実にすることを指摘しておく必要がある。
図面においては、間にOリングを有する種々の部品の
間の空間を明瞭にするために誇張したが、実際にはそれ
らの空間は、たとえば、圧力を受けてOリングがつぶれ
ることによつて狭くなつているのが好ましいことがわか
るであろう。
〔発明の効果〕
本発明は以上に述べたように構成されているので、着
脱が押しつけと回転及び回転引抜きで簡単、迅速に行え
るとともに、継手を分離するとき、液体が継手からした
たることがないので、継手から液もれのあるのを嫌う用
途において実用上の効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は分離状態で示した本発明の継手の第1の実施例
の立面図、 第2図は結合状態にある第1図の継手を示す継手を通る
垂直平面に沿って描き、継手のある部品を例示の目的の
ために立面図で示した断面図、 第3図は第2図と同様であるが、第2図がとられた平面
に事実上直角な垂直平面で描き、ラツチ手段の中間位置
と継手の中間状態とにおける第1図の継手を示す図、 第4図は分離状態で示され、かつある関連の構造に関し
て示た第1図の継手のらせんの立面図、 第5図は第3図の線5−5について描いたはめ合わせ手
段の断面図、 第6図は例示のために部品が取除かれている第3図の線
6−6に沿つて描いた断面図、 第7図は例示のために取除かれた部品のある第3図の線
7−7に沿つて描いた断面図、 第8図は本発明の継手の第2の実施例の分解図、 第9図は第8図の線9−9に沿つて描いた第8図の継手
のはめ合わせ手段の一方の端面図、 第10図は第8図の線10−10に沿つて描いた第8図の継手
のヘツド手段の一方の一部分の平面図、 第11図は第8図の線11−11に沿つて描いた第8図の継手
のはめ合わせ手段の他方の平面図、 第12図は第8図の線12−12に沿つて描いた第8図の継手
のヘツド手段の一部分の底面図、 第13図は継手の中間状態にある第8図の継手を示す継手
を通る垂直平面に沿つて描いた断面図、 第14図は継手の結合状態における第8図の継手を示す第
13図と同様の図、 第15図は第8図の継手のカム機構の一方のやや図解的な
図、 第16図は第13図の線16−16に沿つて描いた第8図の継手
の平面図である。 11;2.11……継手、13,15;2.13,2.15……ヘツド、21;2.2
1……本体、17,19;2.17,2.19……本体部材、27;2.27…
…通路、43,45;2.43,2.45……はめ合わせ手段、51,53;
2.150,2.152……カム機構、85;2.84…ラツチング機構、
90……案内機構、125;2.125……逆止弁、127,145,147;
2.127,2.145,2.147……ばね。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結合状態と分離状態の間で作動できる継手
    であり、 各々が前記継手を通って流体が流れる通路を有する1対
    の継手ヘッドと、 各前記継手ヘッドの内部に設けられ、各々が各前記継手
    ヘッドの内壁との間に空間を作る開位置と各前記継手ヘ
    ッドの内壁に密封係合する閉位置との間で可動である共
    働する1対のはめ合わせ手段と、 各前記継手ヘッドと各前記はめ合わせ手段とに設けられ
    て共同して1対の前記継手ヘッドを通る流体の流路の開
    閉を制御するカム機構と、 各前記継手ヘッドの前部に設けられ、各前記継手ヘッド
    を互いに当接させてから互いに対して回転することによ
    って1対の前記継手ヘッドを固着するラッチ機構と、 各前記はめ合わせ手段の前部に設けられ、一方はソケッ
    トで、他方は相補的形状と寸法を有する突起であって、
    各前記はめ合わせ手段の互いに対する回転運動を制限す
    るが互いに接近・離間する相対運動を許すように非円形
    横断面を有する形に構成され、前記はめ合わせ手段を選
    択的につなぎ合わせるように共働する1対の接続要素
    と、 1対の前記継手ヘッドの各々の内部に設けられ、各前記
    はめ合わせ手段の外側端部分に係合して各前記はめ合わ
    せ手段を常に前方に押している偏倚要素と、を備え、 1対の前記継手ヘッドが互いに当接しているがまだ互い
    に対して回転されていない中間状態に前記継手があると
    き、1対の前記はめ合わせ手段が完全にかみ合い、前記
    継手が前記中間状態から前記結合状態に作動されるとき
    1対の前記はめ合わせ手段が互いに離れて液体の流路を
    作り、前記継手が前記結合状態から前記中間状態に作動
    されるとき1対の前記継手ヘッドの間のすべての空間か
    らすべての液体を押し出すことを特徴とする滴下防止型
    迅速継手。
  2. 【請求項2】各前記流路の開閉を制御するカム機構が1
    組のカムを備え、各カムが継手ヘッドに固定して取り付
    けられたカム面と、はめ合わせ手段に固定して取り付け
    られてカム面に係合するカム従動子とを備えている請求
    項1に記載の継手。
  3. 【請求項3】2組のカムの各カム面が前記カム従動子の
    一つに係合して1対の前記はめ合わせ手段を互いに引き
    離すカム作用をする傾斜部分と1対の前記はめ合わせ手
    段を保持する平坦部分を備えている請求項2に記載の継
    手。
  4. 【請求項4】結合状態と分離状態の間で作動できる継手
    であり、 各々が前記継手を通って流体が流れる通路を有する1対
    の継手ヘッドと、 各前記継手ヘッドの内部に設けられ、各々が各前記継手
    ヘッドの内壁との間に空間を作る開位置と前記継手ヘッ
    ドの内壁に密封係合する閉位置との間で可動である共働
    する1対のはめ合わせ手段と、 各前記はめ合わせ手段の前部に設けられ、一方はソケッ
    トで、他方は相補的形状と寸法を有する突起であって、
    1対の前記はめ合わせ手段の互いに対する回転運動を制
    限するが互いに接近・離間する相対運動を許すように構
    成され、1対の前記はめ合わせ手段を選択的につなぎ合
    わせるように共働する1対の接続要素と、 前記継手ヘッドの前部に設けられ、前記継手ヘッドを互
    いに当接させてから互いに対して回転することによっ
    て、1対の前記継手ヘッドを固着するラッチ機構と、 各前記継手ヘッドと、各前記はめ合わせ手段に設けられ
    て共同して1対の前記継手ヘッドを通る流体の流路の開
    閉を制御するカム機構とを備え、 前記流路の開閉を制御するカム機構が、各継手ヘッドに
    設けられ、一方の継手ヘッドと1対の前記はめ合わせ手
    段の一方との間に作動可能に結合され、カム面とカム従
    動子からなる少なくとも一つの共働カムと、他方の継手
    ヘッドと1対の前記はめ合わせ手段の他方との間に作動
    可能に結合された少なくとも一つの他方の共働カムとを
    備え、 さらに、各前記カム面を各前記カム従動子に対してそれ
    ぞれ回転する機構と、 1対の前記継手ヘッドの各々に設けられ、1対の前記は
    め合わせ手段の外側端部分に係合して各前記はめ合わせ
    手段を常に前方に押している偏倚要素とを備え、 各前記継手ヘッドが互いに当接しているがまだ互いに対
    して回転されていない中間状態に前記継手があるとき1
    対の前記はめ合わせ手段が完全にかみ合い、前記継手が
    前記中間状態から前記結合状態に作動されるとき1対の
    前記はめ合わせ手段が互いに離れて液体の流路を作り、
    前記継手が前記結合状態から前記中間状態に作動される
    とき1対の前記継手ヘッドの間のすべての空間からすべ
    ての液体を押し出すことを特徴とする滴下防止型迅速継
    手。
  5. 【請求項5】1対の前記接続要素の一方にあるソケット
    と1対の前記接続要素の他方にある突起をさらに備え、
    前記ソケットと前記突起が相補的形状を有する請求項4
    記載の継手。
  6. 【請求項6】前記継手が前記中間状態にあるとき前記突
    起が完全に前記ソケットを占有し、前記ソケット内に前
    にあったすべての不用な液体を前記ソケットから追い出
    し、前記継手が結合状態にあるとき前記突起がソケット
    の一部分を占め、ソケットに液体が少しも入らないよう
    にしている請求項5に記載の継手。
  7. 【請求項7】前記流路の開閉を制御するカム機構が第1
    の1組のカムと第2の1組のカムを備え、前記第1の組
    の各カムが継手ヘッドの一方に固定して取り付けられた
    第1のカム面と、前記はめ合わせ手段の一方に固定して
    取り付けられて前記第1のカム面に係合する第1のカム
    従動子とを備え、前記第2の組の各カムが継手ヘッドの
    一方に固定して取り付けられた第2のカム面と、前記は
    め合わせ手段の一方に固定して取り付けられて前記第2
    のカム面に係合する第2のカム従動子とを備えている請
    求項4に記載の継手。
  8. 【請求項8】第1及び第2の組のカムの各カム面が前記
    カム従動子の一つに係合して前記はめ合わせ手段を互い
    に引き離すカム作用をする傾斜部分と前記はめ合わせ手
    段を保持する平坦部分を備えている請求項7に記載の継
    手。
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