JP2699999B2 - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JP2699999B2 JP6306119A JP30611994A JP2699999B2 JP 2699999 B2 JP2699999 B2 JP 2699999B2 JP 6306119 A JP6306119 A JP 6306119A JP 30611994 A JP30611994 A JP 30611994A JP 2699999 B2 JP2699999 B2 JP 2699999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子や液晶−
光シャッターアレイ等の液晶素子に関し、更に詳しく
は、液晶分子の初期配向状態を改善することにより表示
ならびに駆動特性を改善した液晶素子に関する。 【0002】 【従来技術の説明】これまで、クラークらにより米国特
許第4367924号公報で強誘電性カイラルスメクテ
ィック液晶素子が発表されている。この強誘電性カイラ
ルスメクティック液晶素子が所定の駆動特性を発揮する
ためには、一対の平行基板間に配置される強誘電性カイ
ラルスメクティック液晶が、電界の印加状態とは無関係
に、上記2つの安定状態の間での交換が効果的に起るよ
うな分子配列状態にあることが必要である。たとえばカ
イラルスメクティック相を有する強誘電性液晶について
は、カイラルスメクティック相の液晶分子層が基板面に
対して垂直で、したがって液晶分子軸が基板面にほぼ平
行に配列した領域(モノドメイン)が形成される必要が
ある。 【0003】この様な強誘電性カイラルスメクティック
液晶の配向方法としては、従来のTN型液晶表示装置に
おけると同様に、ラビング法や斜方蒸着により、液晶セ
ル内の基板面に、物理的なキズ(溝)を付した有機薄
膜、無機蒸着膜を形成して分子の配列方向性を与える方
法が提案されている。例えば、ラビング法は、ガラス基
板上に透明電極を形成した後、有機高分子膜を形成して
それをビロードなどの布で一方向へこすり、膜表面につ
いた微細なキズによって液晶分子を整列させるものであ
る。 【0004】 【発明が解決しようとする問題点】ラビング法は、生産
性等の点から工業的にも有力な配向方法であるが、複数
のストライプ状の透明電極を有する液晶セルを用いて強
誘電性液晶を配向させようとすると、広い面積にわたる
充分な配向状態が得られず、液晶分子の配列が乱れた部
分(欠陥)を生じることがしばしば起こる。 【0005】特に、下述する様に基板上に形成したマト
リクス電極が高密度で配線されると、電極線の低抵抗化
のために、電極線が比較的厚い(例えば800Å〜30
00Å)膜厚となるため、基板自体の面と電極面との間
で800Å以上の大きな段差を形成し、この段差が強誘
電性液晶に対する配向欠陥を発生させる原因となってい
ることが、本発明者の実験により明らかとなった。 【0006】従って、本発明の目的は、強誘電性カイラ
ルスメクティック液晶を用いた液晶素子において、配向
欠陥の発生が抑制された均一なモノドメインの初期配向
状態を実現することによって、表示並びに駆動特性を改
善した液晶素子を提供することにある。 【0007】 【問題点を解決するための手段及び作用】本発明は、一
対の基板間に双安定性を有するカイラルスメクティック
液晶を配置してなる液晶素子において、前記一対の基板
のうち少なくとも一方が一軸配向処理され、前記カイラ
ルスメクティック液晶がカイラルスメクティック相を生
じる温度範囲より高温側にコレステリック相を生じる温
度範囲を有する液晶であって、該コレステリック相を生
じる温度範囲を通してカイラルスメクティック相を生じ
る温度範囲まで降温させることによって生じた双安定性
配向状態を有し、該双安定性配向状態のカイラルスメク
ティック液晶に、表示駆動前に、表示駆動時の表示コン
トラストを上昇させるに十分な交流電圧を印加してなる
ことを特徴とする液晶素子である。 【0008】以下、本発明の実施例を図面に従って説明
する。 【0009】 【実施例】図1は、本発明の液晶素子の概要を表わす斜
視図である。図1に示す液晶素子は、800Å〜300
0Åのストライプ形状に形成した透明電極12a(IT
O膜、酸化スズ膜)を配線したガラス基板11aとスト
ライプ形状に形成した透明電極12b(ITO膜、酸化
スズ膜)を配線したガラス基板11bとが相対向して配
置されており、ストライブ状透明電極12aと12bと
が互いに直交している。このガラス基板11aと11b
との間にはカイラルスメクティック相、好ましくはらせ
ん消失したカイラルスメクティック相で強誘電性を示す
強誘電性液晶14が注入されている。ガラス基板11a
にはかかる液晶14に対して段差体となるストライプ状
透明電極12aの稜線15と平行な方向13にラビング
処理などの一軸性配向処理が施されている。 【0010】本発明の好ましい具体例では、片側の基板
であるガラス基板11bとしては、液晶層膜に対して段
差を生じる段差体を解消した基板を用いることができ
る。 【0011】図2は、前述した好ましい片側基板11b
の態様を、図3はそれを用いた液晶素子を表している。
片側基板11bには基板11aに形成したストライプ状
透明電極12aと直交したストライプ状透明電極12b
が設けられており、それぞれの電極間全体にスペーサ部
材21が配置されている。かかるスペーサ部21を電極
間全体に配置することによって、電極を設けたことによ
って帰因する液晶層膜に対する段差を解消することがで
きる。従って、片側基板11bにはストライプ状透明電
極12bの稜線23に対して垂直方向22(基板11a
の一軸性配向軸13と平行)でラビング処理による一軸
性配向軸を施したとしても、この基板11bには液晶層
膜に対する段差を生じていないので、この部分における
配向欠陥を生じることはない。 【0012】又、本発明では、図2に示す片側基板11
bには必ずしもラビング処理を施さなくとも、良好な配
向状態を得ることができるので、片側基板11bに施し
たラビング処理は省略されることができる。又、片側の
基板11bに施す一軸性配向処理22として、基板11
aに施した一軸性配向処理軸13と90度以下の角度
(例えば10度〜60度の角度)で交差させた一軸性配
向処理軸22を形成することも可能である。 【0013】本発明の好ましい具体例では、一軸性配向
処理を施す基板(例えば基板11a)には、図示してい
ない各種の配向制御膜を設け、かかる配向制御膜にラビ
ング処理などの一軸性配向処理を施すことができる。こ
の配向制御膜に用いる材料としては、例えば、ポリビニ
ルアルコール、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエ
ステルイミド、ポリパラキシリレン、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、セル
ロース樹脂、メラミン樹脂、ユリヤ樹脂、アクリル樹脂
などの樹脂類、あるいは感光性ポリイミド、感光性ポリ
アミド、環化ゴム系フォトレジスト、フェノールノボラ
ック系フォトレジストあるいは電子線フォトレジスト
(ポリメチルメタクリレート、エポキシ化−1,4−ポ
リブタジエンなど)などから選択して被膜形成したもの
が好ましい。 【0014】又、本発明の液晶素子を作成するに当っ
て、基板11aと11bの間隔を制御する必要がある。
特に、カイラルスメクティック相のらせん構造を消失さ
せるに十分な間隔とする必要がある。基板11aと11
bの間に適当なスペーサ部材21が配置されて、その間
隔を全面に亘って均一なものとすることができる。この
際、基板11bには、図2及び図3に示す様にストライ
プ状透明電極12bのそれぞれの間を覆うストライプ状
スペーサ部材21を設けることが好ましい。スペーサ部
材21の膜厚は、強誘電性カイラルスメクティック液晶
14の膜厚を決定することができるので、従って液晶材
料の種類や要求される応答速度などにより変化するが、
一般的には0.2μ〜20μ、好適には0.5μ〜10
μの範囲に設定される。又、本発明の別の具体例ではス
ペーサ部材として、前述のストライプ状スペーサの他に
グラスファイバーやアルミナビースなどを用いることも
可能である。 【0015】本発明の液晶素子は、実際の駆動を行なう
のに先立って、予め双安定性下に配向している強誘電性
カイラルスメクティック液晶14に交流を印加すると、
配向欠陥がなく、しかも交流印加前に較べ向上したコン
トラスト下で表示駆動を行なうことができる。この際に
用いる印加交流としては、10〜100Vの電圧、周波
数10〜100Hzで数秒〜数分間の交流が適用され
る。 【0016】本発明で用いる強誘電性液晶としては、各
種のものが適用されるが、特にカイラルスメクティック
相より高温側にコレステリック相をもつ液晶が適してい
る。具体的には、下記のものを挙げることができる。 【0017】 【外1】 (C:結晶相、SC *:カイラルスメクティックC相、
A :スメクティックA相、SB :スメクティックB
相、SE :スメクティックE相、Ch:コレステリック
相、I:等方相) 【0018】図4は、本発明で用いる強誘電性液晶の動
作説明のためにセルの例を模式的に描いたものである。
31aと31bは、液晶層膜に対して段差を形成するI
22 、SnO2 あるいはITO(Indium−T
in−Oxide)等の薄膜(800Å〜3000Å)
からなる透明電極で被覆された基板(ガラス板)であ
り、その間に液晶分子層32がガラス面に垂直になるよ
う配向したSmC*相(カイラルスメクティックC相)
又はSmH*相(カイラルスメクティックH相)の液晶
が封入されている。太線で示した線33が液晶分子を表
しており、この液晶分子33はその分子に直交した方向
に双極子モーメント(P⊥)34を有している。基板3
1aと31b上の電極間に一定の閾値以上の電圧を印加
すると、液晶分子33のらせん構造がほどけ、双極子モ
ーメント(P⊥)34がすべて電界方向に向くよう、液
晶分子33は配向方向を変えることができる。液晶分子
33は、細長い形状を有しており、その長軸方向と短軸
方向で屈折率異方性を示し、従って例えばガラス面の上
下に互いにクロスニコルの偏光子を置けば、電圧印加極
性によって光学特性が変わる液晶光学変調素子となるこ
とは、容易に理解される。 【0019】本発明の液晶素子で好ましく用いられる液
晶セルは、その厚さを十分に薄く(例えば10μ以下)
することができる。このように液晶層が薄くなるにした
がい、図5に示すように電界を印加していない状態でも
液晶分子のらせん構造がほどけ、非らせん構造となり、
その双極子モーメントPaまたはPbは上向き(44
a)又は下向き(44b)のどちらかの状態をとる。こ
のようなセルに、図5に示す如く一定の閾値以上の極性
の異なる電界Ea又はEbを電圧印加手段41aと41
bにより付与すると、双極子モーメントは、電界Ea又
はEbの電界ベクトルに対応して上向き44a又は下向
き44bと向きを変え、それに応じて液晶分子は、第1
の安定状態43aか、あるいは第2の安定状態43bの
何れか1方に配向する。 【0020】このような強誘電性を液晶素子として用い
ることの利点は、先に述べたが2つある。その第1は、
応答速度が極めて速いことであり、第2は液晶分子の配
向が双安定性を有することである。第2の点を、例えば
図5によって更に説明すると、電界Eを印加すると液晶
分子は第1の安定状態43aに配向するが、この状態は
電界を切っても安定である。又、逆向きの電界Ebを印
加すると、液晶分子は第2の安定状態43bに配向して
その分子の向きを変えるが、やはり電界を切ってもこの
状態に留っている。又、与える電界Eが一定の閾値を越
えない限り、それぞれの配向状態にやはり維持されてい
る。このような応答速度の速さと、双安定性が有効に実
現されるにはセルとしては出来るだけ薄い方が好まし
い。 【0021】実施例1 1500Åの膜厚をもち、線幅50μがピッチ12.5
μで形成されたITOのストライプ電極パターン(16
pel)を有するガラス板の上に(ポリイミド形成液
(日立化成工業(株)製の「PIQ」;不揮発分濃度1
4.5wt%)を2μ厚となる様に塗布してポリイミド
の被膜を形成した。 【0022】次いで、このポリイミド膜の上にポジ型レ
ジスト溶液(Shipley社製の“AZ1350”)
を塗布してレジスト層を形成した後、ITO電極間の全
面にマスクが位置する様にマスク幅12.5μマスク部
のピッチ50μのストライプ状マスクを用いて露光し
た。次いで、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサ
イド含有の現像液“MF312”で現像して露光部のレ
ジスト膜とポリイミド膜を除去し、しかる後にレジスト
マスクを除去してポリイミドの硬化条件下で加熱硬化さ
せて、ITOストライプ電極線の間を完全に覆った形状
のスペーサ部材を形成させた後、ITOストライプ電極
線の稜線方向と垂直にラビング処理を施した(A電極
板)。 【0023】次いで、1500Åの膜厚をもち、線幅5
0μがピッチ12.5μで形成されたITOストライプ
電極パターンを有するガラス基板上に、前述と同様のP
IQを用いて800Åのポリイミド膜を形成した。次い
で、ITOストライプ電極線の稜線と平行方向に前述の
ポリイミド膜にラビング処理を施した(B電極板)。 【0024】この2枚の電極板をそれぞれのITOスト
ライプパターンが直交し、ラビング方向が互いに平行と
なる様に重ね合せ、その周辺をエポキシ系接着剤でシー
リングした後、注入口からカイラルスメクティック相を
示す等方相下の前記液晶(1)を注入し、徐冷(0.5
℃/時間)下でセル内にカイラルスメクティックC相を
生じさせた。 【0025】こうして調整した強誘電性カイラルスメク
ティック液晶素子をクロスニコル下の偏光顕微鏡で観察
(写真撮影)したところ、図6に示す様なモノドメイン
のSmC* の形成が確認することができた。この液晶素
子には、1500ÅのITO膜により形成された段差が
存在しているにもかかわらず、配向欠陥の発生はなかっ
た。図6中の51はモノドメインのカイラルスメクティ
ックC相、52はストライプ形状に形成したスペーサ部
材、53は透明電極間隔を現わしている。 【0026】比較例1 前述の実施例1の強誘電性カイラルスメクティック液晶
素子を作成した際に用いたB電極に代えて、B′電極板
を用いたほかは、実施例1と全く同様の方法で強誘電性
カイラルスメクティック液晶素子を作成した。この際、
B′電極板は、ラビング方向をITOストライプパター
ンの長手方向に対して垂直方向としたほかは、B電極板
を作成した方法と同様の方法で作成した。 【0027】この比較素子を実施例1と同様の方法で写
真撮影したところ、図7にスケッチしたとおりとなって
いた。すなわち、図7に示した様に配向欠陥に基づくと
見られる配向不整合部61が見られる。 【0028】実施例2 実施例1のB電極板を作成した時に用いたポリイミド膜
に代えてポリビニルアルコール膜を用いたほかは、同様
の方法で電極板を作成し、同様の実験を繰り返したが、
実施例1と同様の結果が得られた。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、配向欠陥を生じていな
い良好な初期配向状態をもつ強誘電性カイラルスメクテ
ィック液晶素子を提供することができ、しかも表示駆動
に先立って予め印加交流を双安定下の強誘電性カイラル
スメクティック液晶に付与することによって向上したコ
ントラストの表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の強誘電性カイラルスメクティック液晶
素子の斜視図。 【図2】本発明の液晶素子で用いた片側基板の断面図。 【図3】図2の片側基板を用いた液晶素子の断面図。 【図4】本発明の強誘電性カイラルスメクティック液晶
素子を模式的に表わした斜視図。 【図5】本発明の強誘電性カイラルスメクティック液晶
素子を模式的に表わした斜視図。 【図6】実施例1で作成した強誘電性カイラルスメクテ
ィック液晶素子の顕微鏡写真をスケッチした説明図。 【図7】比較例1で作成した強誘電性カイラルスメクテ
ィック液晶素子の顕微鏡写真をスケッチした説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 豊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 進藤 寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柴田 浩文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−188925(JP,A) 特開 昭60−176097(JP,A) 特開 昭60−123825(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一対の基板間に双安定性を有するカイラルスメクテ
    ィック液晶を配置してなる液晶素子において、前記一対
    の基板のうち少なくとも一方が一軸配向処理され、前記
    カイラルスメクティック液晶がカイラルスメクティック
    相を生じる温度範囲より高温側にコレステリック相を生
    じる温度範囲を有する液晶であって、該コレステリック
    相を生じる温度範囲を通してカイラルスメクティック相
    を生じる温度範囲まで降温させることによって生じた双
    安定性配向状態を有し、該双安定性配向状態のカイラル
    スメクティック液晶に、表示駆動前に、表示駆動時の表
    示コントラストを上昇させるに十分な交流電圧を印加し
    てなることを特徴とする液晶素子。 2.前記カイラルスメクティック液晶がカイラルスメク
    ティック相を生じる温度範囲より高温側に、スメクティ
    ックA相を生じる温度範囲とコレステリック相を生じる
    温度範囲とを有する液晶であって、該カイラルスメクテ
    ィック液晶を、該コレステリック相を生じる温度範囲と
    スメクティックA相を生じる温度範囲とを通して、該カ
    イラルスメクティック相を生じる温度範囲まで降温させ
    てなることを特徴とする請求項1記載の液晶素子。 3.前記一軸配向処理がラビング処理である請求項1記
    載の液晶素子。
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