JP2699877B2 - コード設定回路 - Google Patents

コード設定回路

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JP2699877B2
JP2699877B2 JP6174420A JP17442094A JP2699877B2 JP 2699877 B2 JP2699877 B2 JP 2699877B2 JP 6174420 A JP6174420 A JP 6174420A JP 17442094 A JP17442094 A JP 17442094A JP 2699877 B2 JP2699877 B2 JP 2699877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコード設定回路に係わ
り、特に半導体集積回路(IC)内部に設けられ、基準
電圧発生手段におけるトリミグ用の薄膜抵抗ヒューズを
有するコード設定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のIC装置の高性能化および高集積
化の進展に伴ない、ICの内部回路を所定の条件で動作
させるための条件設定手段の高精度化および低消費電力
化に対する要望がますます強くなってきている。IC装
置等においては、特にアナログ回路等で使用される基準
電圧発生回路から精度のよい基準電圧を得るために、温
度依存性、製造ばらつき等に対して基準電圧設定素子の
トリミングが必要となる。これらの基準電圧値の設定、
あるいは回路電流の設定等は、そのアナログ規格が非常
に厳しいため、製造工程中において基準電圧値あるいは
電流値をトリミングすることにより、それぞれの値が所
望の規格内に収まるように調整するためのトリミング回
路が必要になる。
【0003】このトリミングは、一度製造工程で設定さ
れるとその設定状態が固定されてしまうものであるか
ら、このICを応用した回路の動作中はこれらの設定さ
れた値を再調整することができないため、長年に亘って
変化してはいけない性質のものである。したがって、こ
のトリミングには誤動作のない高信頼性のトリミング設
定回路が要求される。
【0004】例えば、基準電圧発生回路のVref電圧
入力点の電圧をトリミングコードにより調整する例を説
明するための回路図を示した図5(a)を参照すると、
この回路はトリミングコード2ビットの例の場合の一例
であり、電源電圧5Vおよび接地電位間に抵抗値1Kオ
ームをもつ抵抗R51〜R54が直列接続される。抵抗
R51およびR52の直列接続点とボルテージホロワ5
3の(+)端子との間にトランジスタM51およびM5
が直列接続され、この直列接続点と抵抗R52および
R53の直列接続点との間にはトランジスタM52が接
続される。同様に、抵抗R53およびR54の直列接続
点とボルテージホロワ53の(+)端子との間にトラン
ジスタM53およびM56が直列接続され、この直列接
続点と抵抗R54の他端(接地電位)との間にはトラン
ジスタM54が接続される。これらのトランジスタM5
2およびM54のゲート電極にはデコーダ(不図示)か
ら第1のトリミングコードが、トランジスタM51およ
M53のゲート電極にはインバータ51を介して第1
のトリミングコードの反転信号がそれぞれ供給される。
同様に、これらのトランジスタM56のゲート電極には
第2のトリミングコードが、トランジスタM55のゲー
ト電極にはインバータ52を介して第2のトリミングコ
ードの反転信号がそれぞれ供給されるように構成されて
いる。
【0005】ここで、ヒューズ切断の有無をデコーダに
てトリミングコードとして発生し、このコードにより基
準電圧調整手段である抵抗値をコードに対応した電圧値
に設定する。例えば、第1および第2のトリミングコー
ドがそれぞれ“0”および“0”てあればトランジスタ
M51およびM55により(+)端子には(3/4)×
5Vの値が供給され、“1”および“0”てあれば(1
/2)×5V、“0”および“1”てあれば(1/4)
×5V、“1”および“1”てあれば0Vがそれぞれ供
給されるものである。
【0006】従来のこの種のコード設定回路の一例が特
開平4−150050号公報に記載されている。同公報
記載のコード設定回路の回路図を示した図5(b)を参
照すると、切断電圧供給パッド8および電源電圧VDD
の間にpチャネル型トランジスタP1およびP2からな
る並列接続回路とnチャネル型トランジスタN1が直列
接続で挿入される。この直列接続点A1にそれぞれ入力
端が接続され、出力端がpチャネル型トランジスタP1
のゲート電極に接続されるインバータ2および出力端が
デコーダ1に接続されるインバータ5とを有し、切断電
圧供給パッド8は薄膜抵抗14を介して接地電位GND
に接続されている。
【0007】このようなコード設定回路が複数個(この
例では3ビット分)デコーダ1に接続され、pチャネル
型トランジスタP2、P4およびP6のそれぞれのゲー
ト電極には、パワーオン時に一時的にロウレベルになっ
てこれらトランジスタをオンさせる制御信号SPが供給
される。
【0008】このような構成において、pチャネル型ト
ランジスタP2、P4およびP6がパワーオン時にのみ
信号SPによって導通して薄膜抵抗14〜16との間で
レシオ回路を形成する。通常は、この薄膜抵抗14〜1
6は50Ω程度に設定されているので、例えばpチャネ
ル型トランジスタP2、P4およびP6のオン抵抗を1
KΩ以上に設定しておけば、薄膜抵抗14〜16が切断
されていない場合、接続点A1〜A3はそれぞれ低レベ
ルとなる。したがって、インバータ5〜7は高レベルを
デコーダ1に出力する。
【0009】例えば、切断電圧供給パッド9を介してパ
ルス電圧を薄膜抵抗15に供給して切断した場合、pチ
ャネル型トランジスタP4によって接続点A2は高レベ
ルとなり、インバータ6は低レベルをデコーダ1に出力
する。
【0010】前述したように、pチャネル型トランジス
タP2、P4およびP6はパワーオン時にのみ一時的に
導通するのであるが、接続点A1〜3のレベルを反転出
力するインバータ2〜4によりそれぞれオン、オフが制
御されるpチャネル型トランジスタP1、P3およびP
5が存在するので、一度設定された接続点A1〜A3の
各レベルは安定に維持される。
【0011】ここで、nチャネル型トランジスタN1〜
N3の作用について説明する。仮にこれらのトランジス
タが存在せず、切断電圧供給パッド8〜10にpチャネ
ル型トランジスタP2、P4およびP6が直接接続され
ているとすると、これらpチャネル型トランジスタP
2、P4およびP6のドレイン電極には、拡散層によっ
て形成される順方向バイアスされたPN接合が存在する
から、このPN接合を介して電源電圧VDDの電源線が
切断電圧供給パッド8〜10に接続されたことと等価に
なる。
【0012】すなわち、各切断電圧供給パッド8〜10
には、電源電圧VDDの配線容量が付加されたことにな
り、パッドに加えられたパルス電圧の立ち上りスピード
が非常に遅くなる。一般に、薄膜抵抗の切断時には、切
断電圧のパルスの立ち上りスピードが早い程良好な切断
がなされることが知られている。そこで、この従来の回
路においては、各切断電圧供給パッド8〜10とpチャ
ネル型トランジスタP2、P4およびP6のドレイン電
極との間にそれぞれnチャネル型トランジスタN1〜N
3を挿入することにより、電源電圧VDDが順方向のP
N接合ダイオードを介して各切断電圧供給パッド8〜1
0に供給されることがないようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコード
設定回路では、製造工程で薄膜抵抗を切断する際に、切
断電圧供給パッドには外部の電源から電圧パルスを供給
している。薄膜抵抗を切断したとき切断電圧供給パッド
のインピーダンスは急激に大きくなる。そのため外部の
電源が瞬間的に昇圧して高電圧のノイズパルスが切断電
圧供給パッドに供給される。このノイズパルス電圧がn
チャネル型トランジスタN1〜N3の電極の拡散層およ
び基板間のブレークダウン電圧よりも大きいと、切断電
圧供給パッドに接続されているnチャネル型トランジス
タN1〜N3の電極の拡散層がジャンクション破壊を引
き起こすことになり、拡散層および基板間でリーク電流
が発生する。その結果、インバータ2〜4の入力レベル
が変動してトリミング不良の原因となることがある。
【0014】本発明の目的は、上述した欠点に鑑みなさ
れたものであり、基準電圧のトリミング時において、薄
膜抵抗を切断するための切断電圧を供給する際に発生す
る高電圧ノイズパルスによる回路内トランジスタの破壊
を防ぎ、信頼性の高いコード生成が可能なコード設定回
路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のコード設定回路
の特徴は、外部から所定の切断電圧が供給される第1の
切断電圧供給パットと、この第1の切断電圧供給パッド
に一端が接続され他端が低位電圧源に接続されこれら両
端の電気的接続を前記切断電圧に応答して選択的に切断
可能な基準電圧トリミング用の薄膜抵抗と、高位電圧源
および前記第1の切断電圧供給パッドの間に第1の第1
導電型トランジスタおよび第1の第2導電型トランジス
タとが直列接続で挿入された直列接続回路と、前記第1
の第1導電型トランジスタに並列接続され電源投入時の
み所定の制御信号で導通する第2の第1導電型トランジ
スタと、前記直列接続点の電位を前記第1の第1導電型
トランジスタのゲート電極に反転出力する第1のインバ
ータと、前記直列接続点の電圧をコード信号として反転
出力する第2のインバータと、この第2のインバータの
出力を前記薄膜抵抗の有無に応じた所定のコード信号と
してデコードするデコーダとをそれぞれ複数組有するコ
ード設定回路において、前記薄膜抵抗の前記他端を低位
電圧源に直接接続する構成に代えて、前記第1の切断電
圧供給パッド側に接続されるトランジスタの破壊回避用
電流バイパス手段を前記他端および低位電圧源の間に接
続する構成が用いられ、前記電流バイパス手段は、前記
他端に新たに接続される第2の切断電圧供給パッドとこ
のパッドおよび低位電圧源の間に新たに接続される所定
のトランジスタとからなり、前記第1の切断電圧供給パ
ッドをあらかじめ定める所定の電位に固定し、前記第2
の切断電圧供給パッドから切断電圧を供給して前記薄膜
抵抗を切断するとともに、切断後に前記第2の切断電圧
供給パッドを介して高電圧ノイズパルスが流入しても、
新たに設けた前記所定のトランジスタのPN接合を破壊
させることによって前記第1の切断電圧供給パッド側の
トランジスタの破壊を回避することを特徴とする。ま
た、前記電流バイパス手段は、前記第1の切断電圧供給
パッドが所定の一定電位に固定される固定電圧供給パッ
ドとし、前記所定のトランジスタが第2の第2導電型ト
ランジスタであってこのトランジスタのゲート電極が高
位電圧源に接続される。さらに、前記電流バイパス手段
は、前記第1の第2導電型トランジスタに代え 前記第
第1導電型トランジスタのドレイン電極と前記第1
の切断電圧供給パッドと前記薄膜抵抗の前記一端とが直
接接続された状態であって、前記第1の切断電圧供給パ
ッドが所定の一定電位に固定される固定電圧供給パッド
とし、前記所定のトランジスタが第2の第2導電型トラ
ンジスタであってこのトランジスタのゲート電極が高位
電圧源に接続されてもよい
【0016】また、前記ノイズ吸収手段は、前記第1の
切断電圧供給パッドを所定の一定電位に固定される固定
電圧供給パッドとし、前記薄膜抵抗および低位電源間に
第2の切断電圧供給パッドおよび第2の第2導電型トラ
ンジスタが直列接続で挿入されそのゲート電極を高位電
圧源に接続して構成することができる。
【0017】さらに、前記ノイズ吸収手段は、前記第1
の第2導電型トランジスタを用いることなく前記第1お
よび第2の第1導電型トランジスタからなる並列接続回
路と前記第1および第2のインバータのそれぞれの入力
端とを前記固定電圧供給パッドに直接接続することもで
きる。
【0018】さらにまた、前記第1導電型トランジスタ
および前記第2導電型トランジスタを互に置き換え、か
つ前記固定電圧供給パッドおよび前記第2の切断電圧供
給パッドも互に置き換えて構成するとともに、これらの
電圧供給パッドに供給される電圧もそれぞれ所定の逆極
性の電圧とすることもできる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0020】図1(a)は本発明のコード設定回路の第
1の実施例を示す回路図である。図1(a)を参照する
と、図5(b)に示した従来のコード設定回路と異る部
分は、薄膜抵抗14〜16および接地電位との間に更に
もう1個の切断電圧供給パッド11〜13およびnチャ
ネル型トランジスタN4〜N6をそれぞれ直列接続し、
それぞれのゲート電極を電源電圧VDD端子に接続した
ことである。このとき従来の第1の切断電圧供給パッド
〜10は固定電圧供給パッドとする。それ以外の構成
は図5(b)に示した回路と同一であり、同一構成要素
には同一の符号を付して構成の説明は省略する。
【0021】一方、上述した構成の要部の構造を断面図
で示した図1(b)を参照すると、p型半導体基板上に
トランジスタN1およびN2のドレインとソース電極と
を形成するn+ 拡散層の領域が設けられ、これらn+
散層領域のnチャネル型トランジスタN1およびN4の
ソース電極およびドレイン電極をそれぞれ形成するとと
もに、これらドレインとソース電極との層間のチャネル
領域上面に形成されたゲート電極は電源電圧VDD端子
にそれぞれ接続される。nチャネル型トランジスタN1
のドレイン電極のn+ 拡散層領域は接続点A1に接続さ
れ、ソース電極のn+ 拡散層は固定電圧供給パッド8、
薄膜抵抗14および切断電圧供給パッド11を介してト
ランジスタN4のドレイン電極のn+ 拡散層に接続され
る。このnチャネル型トランジスタN4のソース電極は
接地電位GND端子に接続されて形成される。
【0022】図1(a)の構成において、薄膜抵抗14
〜16を切断するために切断電圧供給パッド11〜13
に対して外部電源から切断電圧パルスを印加した場合を
説明する。
【0023】まず、この回路に電源を投入すると、電源
投入時にのみ一時的に低レベルになる制御信号SPが供
給され、この信号SPに応答してPチャネル型トランジ
スタP2、P4およびP6は瞬時的に導通状態になる。
そのため接続点A1〜A3の電位は電源電圧VDDによ
り高レベルに引き上げられ、この高レベルのパルス電圧
がインバータ2〜4で低レベルに反転されてPチャネル
型トランジスタP1、P3およびP5のゲート電極にそ
れぞれ供給される。これらの低レベルのパルス電圧によ
りPチャネル型トランジスタP1、P3およびP5は導
通状態になり、接続点A1〜A3の電位は再び高レベル
に再設定され、この高レベルが再びインバータ2〜4で
低レベルに反転されてPチャネル型トランジスタP1、
P3およびP5のゲート電極にそれぞれ供給される。以
後このサイクルが繰り返えされるので、信号SPが瞬間
的なパルスであっても接続点A1〜A3の電位は高レベ
ルの電位を持続することになる。
【0024】このとき、固定電圧供給パッド8〜10に
は接地電位を固定電圧として供給しておく。この状態
で、外部電源から例えば切断電圧供給パッド11〜13
に対して10V切断電圧パルスを加える。その結果、固
定電圧供給パッド8〜10から薄膜抵抗14を介して接
地電位GND端子に大きな電流が流れて薄膜抵抗14〜
16が切断されると、切断電圧供給パッド11〜13の
インピーダンスがそれぞれ急激に大きくなり、切断電圧
を供給する外部電源が瞬間的に昇圧して高電圧のノイズ
を発生する。
【0025】実験の結果では、切断電圧供給パルス電圧
を10Vでその供給期間を1.5msにして薄膜抵抗を
切断すると、瞬間的にパルス幅が100nsで電圧が2
3.1Vのノイズパルス発生が観測された。
【0026】再び図1(b)を参照すると、nチャネル
型トランジスタN4〜N6(N5およびN6は不図示)
の電極を形成するn+ 拡散層と半導体基板との間のブレ
ークダウン電圧が19Vであり、この電圧よりも高い2
3.1Vのノイズパルスによって、nチャネル型トラン
ジスタN4〜N6のPN接合(図中のダイオード記号J
Dで示す)は破壊される。
【0027】しかしながら、薄膜抵抗は切断電圧供給パ
ルス電圧が供給されたことで既に切断されているため、
コードを設定する回路部分、すなわちpチャネル型トラ
ンジスタP1〜6、インバータ2〜およびnチャネル
型トランジスタN1〜N3には何等影響を与えることは
ない。
【0028】前述したように固定電圧供給パッド8〜1
0は接地電位に固定されているから、薄膜抵抗が切断さ
れた後は、pチャネル型トランジスタP1、P3および
P5とnチャネル型トランジスタN1〜N3とのトラン
ジスタのレシオ比により、接続点A1〜A3の電位は低
レベルの状態を維持する。
【0029】上述の説明では、切断電圧供給パッド11
〜13の全部に切断電圧を供給して薄膜抵抗14〜16
を全部切断した例を説明したが、切断電圧供給パッド1
1〜13を必要に応じて選択し、かつ選択されない薄膜
抵抗に接続される固定電圧供給パッドおよび切断電圧供
給パッドは開放状態にすることによって、接続点A1〜
A3のうちの所定のインバータ出力電位は高レベルを維
持するからその電圧を反転出力するインバータ5〜6の
所定の出力は低レベルのコード信号となり、これらを組
み合せて所望のトリミングコードを発生させればよい。
【0030】次に、第2の実施例のコード設定回路の回
路図を示した図2(a)を参照すると、この回路では図
1(a)に示した第1の実施例と異なる点は、第1の実
施例の回路からnチャネル型トランジスタN1〜N3を
削除して、pチャネル型トランジスタP1〜P6を直接
に切断電圧供給パッド8〜10に接続したことである。
それ以外の構成は第1の実施例と同一であり、同一構成
要素には同一の符号を付して構成の説明は省略する。
【0031】この回路構成において、この回路に電源を
投入すると、制御信号SPが供給され、この信号SPに
応答してPチャネル型トランジスタP2、P4およびP
6は瞬時的に導通状態になり、接続点A1〜A3の電位
は電源電圧VDDにより高レベルに引き上げられる。こ
の高レベルのパルス電圧がインバータ2〜4で低レベル
に反転されてpチャネル型トランジスタP1、P3およ
びP5のゲート電極にそれぞれ供給される。これらの低
レベルのパルス電圧によりpチャネル型トランジスタP
1、P3およびP5は導通状態になり、接続点A1〜A
3の電位は再び高レベルに再設定される。この接続点A
1〜A3高レベル→インバータ1〜3出力低レベル→P
チャネル型トランジスタP1,P3,P5導通→接続点
A1〜A3高レベル、の電圧維持サイクルは実施例1と
同様である。
【0032】ここで、pチャネル型トランジスタP1〜
P6のドレイン拡散層によりPN接合が順方向にバイア
スされないように、固定電圧供給パッド8〜10に対し
て−5Vの固定電圧を加えておく。この状態で例えば5
Vの切断電圧パルスを切断電圧供給パッド11〜13
(この場合は接続点A1〜A3でもある)に加える。
【0033】その結果、切断電圧供給パッド11〜13
から薄膜抵抗14を介して固定電圧供給パッド8〜10
に接続される固定電源側に大きな電流が流れて薄膜抵抗
14〜16が切断されると、切断電圧供給パッド11〜
13のインピーダンスが急激に大きくなり、切断電圧を
供給する外部電源が瞬間的に昇圧して高電圧のノイズを
発生する。
【0034】このノイズパルスは、前述したようにnチ
ャネル型トランジスタN4〜N6のブレークダウン電圧
19Vよりも高い23.1Vのパルス電圧であるから、
nチャネル型トランジスタN4〜N6のPN接合(図中
ではダイオードJDで示す)は破壊される。しかしなが
ら、薄膜抵抗14〜16が切断されているため、この場
合もコードを設定する回路部分には何等影響を与えるこ
とはない。
【0035】固定電圧供給パッドは−5V電位に固定さ
れているから、薄膜抵抗が切断された後は接続点A1〜
A3の電圧は低レベルとなり、その状態を維持する。
【0036】上述の第2の実施例説明でも、切断電圧供
給パッド8〜10の全部に切断電圧を供給して薄膜抵抗
14〜16を全部切断した例を説明したが、切断電圧供
給パッドを必要に応じて選択し、かつ選択されない薄膜
抵抗に接続される固定電圧供給パッドおよび切断電圧供
給パッドは開放状態にすることによって、接続点A1〜
A3のうちの所定の電位は高レベルを維持するからその
電圧を反転出力するインバータ5〜6の所定出力は低レ
ベルのコード信号となり、これらを組み合せて所望のト
リミングコードを発生させればよい。
【0037】第2の実施例の場合はnチャネル型トラン
ジスタN1〜N3を削除したので、第1の実施例よりも
構成要素を少なくできるからチップ面積をより小さくで
きる効果がある。
【0038】次に、第3の実施例のコード設定回路の回
路図を示した図3(a)を参照すると、この回路では図
1(a)に示した第1の実施例と異なる点は、第1の実
施例におけるnチャネル型トランジスタとpチャネル型
トランジスタ、固定電圧供給端子と切断電圧供給端子、
および固定電圧と切断電圧の極性のそれぞれを全て逆極
性にした回路である。すなわち、切断電圧供給パッド8
および電源電圧VDD端子の間にpチャネル型トランジ
スタP1が接続され、そのゲート電極は接地電位GND
端子に接続されている。切断電圧供給パッド8および固
定電圧供給端子11間には薄膜抵抗14が接続される。
固定電圧供給パッド11および接地電位GND端子間に
は、ゲート電極を接地電位GND端子に接続するpチャ
ネル型トランジスタP4とnチャネル型トランジスタN
1およびN2からなる並列接続回路とが直列接続で挿入
される。この直列接続点A1にそれぞれ入力端が接続さ
れ、出力端がnチャネル型トランジスタN1のゲート電
極に接続されるインバータ2および出力端がデコーダ1
に接続されるインバータ5とを有している。
【0039】このようなコード設定回路が複数個(この
例では3ビット分)デコーダ1に接続され、P1とP2
およびP3、P4とP5およびP6、N1とN3および
N5、N2とN4およびN6、パッド8と9および1
0、パッド11と12および13、インバータ2と3お
よび4、インバータ5と6および7がそれぞれ対応す
る。さらに、nチャネル型トランジスタN2、N4およ
びN6のそれぞれのゲート電極には、パワーオン時に一
時的に低レベルになってこれらトランジスタをオンさせ
る制御信号SPが供給される。
【0040】上述した構成の要部の構造を断面図で示し
た図3(b)を参照すると、p型半導体基板上にnウェ
ル領域が形成され、このnウェル領域上にトラジスタP
1およびP4のソースとドレイン電極とを形成するp+
拡散層の領域がそれぞれ設けられてこれらp+ 拡散層領
域のpチャネル型トランジスタP1のソース電極および
ドレイン電極を形成するとともに、これらソースとドレ
イン電極との層間のチャネル領域上面に形成されたゲー
ト電極はそれぞれ接地電位GND端子に接続される。p
チャネル型トランジスタP1のソース電極のp+ 拡散層
領は電源電圧VDD端子に接続され、ドレイン電極のp
+ 拡散層は切断電圧供給パッド8、薄膜抵抗14および
固定電圧供給パッド11を介してトランジスタP4のソ
ース電極のp+ 拡散層に接続される。このpチャネル型
トランジスタP4のドレイン電極は接続点A1に接続さ
れる。
【0041】図3(a)の構成において、薄膜抵抗14
〜16を切断するために切断電圧供給パッド8〜10に
対して外部電源から切断電圧パルスを印加した場合を説
明する。
【0042】まず、この回路に電源を投入すると、制御
信号SPが供給され、この信号SPに応答してnチャネ
ル型トランジスタN2、N4およびN6は瞬時的に導通
状態になる。そのため接続点A1〜A3の電位は接地電
位GNDにより低レベルに引き下げられ、この低レベル
の電圧がインバータ2〜4で高レベルに反転されてnチ
ャネル型トランジスタN1、N3およびN5のゲート電
極にそれぞれ供給される。これらの高レベルのパルス電
圧によりnチャネル型トランジスタN1、N3およびN
5は導通状態になり、接続点A1〜A3の電位は再び低
レベルに再設定され、この低レベルが再びインバータ2
〜4で高レベルに反転されてnチャネル型トランジスタ
N1、N3およびN5のゲート電極にそれぞれ供給され
る。以後このサイクルが繰り返えされるので、信号SP
が瞬間的なパルスであっても接続点A1〜A3の電位は
低レベルの電位を持続することになる。
【0043】このとき、固定電圧供給パッド11〜13
には接地電位を固定電圧として供給しておく。この状態
で、外部電源から例えば切断電圧供給パッド8〜10に
対して切断電圧パルス、例えば−10Vを加える。その
結果、切断電圧供給パッド8〜10から薄膜抵抗14を
介して−10V電源側に大きな電流が流れて薄膜抵抗1
4〜16が切断されると、切断電圧供給パッド8〜10
のインピーダンスがそれぞれ急激に大きくなり、実事例
1および2同様に切断電圧を供給する外部電源が瞬間的
に昇圧して高電圧のノイズを発生する。
【0044】再び図3(b)を参照すると、pチャネル
型トランジスタP1〜3(P2およびP3は不図示)
の電極を形成するp+ 拡散層と半導体基板との間のブレ
ークダウン電圧が19Vであり、この電圧よりも高いノ
イズパルスによって、pチャネル型トランジスタP1〜
P3のPN接合(図中のダイオードJDで示す)は破壊
される。
【0045】しかしながら、薄膜抵抗は切断電圧供給パ
ルス電圧が供給されたことで既に切断されているため、
コードを設定する回路部分、すなわちnチャネル型トラ
ンジスタN1〜6、インバータ2〜およびpチャネル
型トランジスタP4〜P6には何等影響を与えることは
ない。
【0046】前述したように固定電圧供給パッドは接地
電位GND端子に固定されているから、薄膜抵抗が切断
された後は、接続点A1〜A3の電位は低レベル、イン
バータ5〜7の出力は高レベルの状態を維持する。
【0047】上述の説明では、切断電圧供給パッド8〜
10の全部に切断電圧を供給して薄膜抵抗14〜16を
全部切断した例を説明したが、実施例1と同様に切断電
圧供給パッドを必要に応じて選択し、かつ選択されない
薄膜抵抗に接続される固定電圧供給パッドおよび切断電
圧供給パッドは開放状態にすることによって、接続点A
1〜A3ののうちの所定の電位は高レベルを維持するか
らその電圧を反転出力するインバータ5〜の出力は低
レベルのコード信号となり、これらを組み合せて所望の
トリミングコードを発生させればよい。
【0048】次に、第4の実施例のコード設定回路の回
路図を示した図4(a)を参照すると、この回路では図
2(a)に示した第2の実施例と異なる点は、第2の実
施例におけるnチャネル型トランジスタとpチャネル型
トランジスタ、固定電圧供給端子と切断電圧供給端子、
および固定電圧と切断電圧との極性のそれぞれを全て逆
極性にした回路であり、その具体的な構成は第3の実施
例の構成からpチャネル型トランジスタP4、P5およ
びP6を削除して、nチャネル型トランジスタN1〜N
6およびインバータ2〜7の入力端をそれぞれ直接に固
定電圧供給パッド11〜13に接続したことである。そ
れ以外の構成は第3の実施例と同一であり、同一構成要
素には同一の符号を付して構成の説明は省略する。
【0049】上述した構成の要部の構造を断面図で示し
た図4(b)を参照すると、p型半導体基板上にnチャ
ネル型トランジスタN1およびnウェル領域が形成さ
れ、このnウェル領域上にトラジスタP1のソースとド
レイン電極とを形成するp+ 拡散層の領域がそれぞれ設
けられてこれらp+ 拡散層領域がpチャネル型トランジ
スタP1のソース電極およびドレイン電極を形成すると
ともに、これらソースとドレイン電極との層間のチャネ
ル領域上面に形成されたゲート電極は接地電位GND端
子に接続される。ソース電極のp+ 拡散層領は電源電圧
VDD端子に接続されドレイン電極のp+ 拡散層は切断
電圧供給パッド8、薄膜抵抗14および切固定圧供給パ
ッド11を介してトランジスタN1のドレイン電極のn
+ 拡散層に接続される。このnチャネル型トランジスタ
N1のソース電極は接地電位GNDに接続されて形成さ
れている。
【0050】図4(a)の構成において、薄膜抵抗14
〜16を切断するために切断電圧供給パッド8〜10に
対して外部電源から切断電圧パルスを印加した場合を説
明する。
【0051】この回路の動作は、この回路に電源を投入
すると、制御信号SPが供給され、この信号SPに応答
してnチャネル型トランジスタN2、N4およびN6は
瞬時的に導通状態になり、信号SPが瞬間的なパルスで
あっても接続点Aの電位は低レベルの電位を持続するこ
とになる基本的な動作は第3の実施例と同様である。
【0052】特にこの実施例では第3の実施例における
pチャネル型トランジスタP4P6が削除されている
ので、固定電圧供給パッド11〜13には5V電圧を固
定電圧として供給しておく。この状態で、外部電源から
例えば切断電圧供給パッド8〜10に対して切断電圧パ
ルス、例えば−5Vを加える。その結果、固定電圧供給
パッド11〜13から薄膜抵抗14〜16を介して−5
V電源側に大きな電流が流れて薄膜抵抗14〜16が切
断されると、切断電圧供給パッド8〜10のインピーダ
ンスがそれぞれ急激に大きくなり、実例1および2同
様に切断電圧を供給する外部電源が瞬間的に昇圧して負
側に高電圧のノイズを発生する。
【0053】再び図4(b)を参照すると、pチャネル
型トランジスタP1〜P3(P2およびP3は不図示)
の電極を形成するp+ 拡散層と半導体基板との間のブレ
ークダウン電圧が19Vであり、この電圧よりも高いノ
イズパルスによって、pチャネル型トランジスタP1〜
P3のPN接合(図中のダイオードJDで示す)は破壊
される。
【0054】しかしながら、薄膜抵抗は切断電圧供給パ
ルス電圧が供給されたことで既に切断されているため、
コードを設定する回路部分、すなわちnチャネル型トラ
ンジスタN1〜6、インバータ2〜には何等影響を与
えることはないことは前述と同様である。
【0055】固定電圧供給パッド11〜13は5V電圧
に固定されているから、薄膜抵抗が切断された後は、接
続点A1〜A3の電位は高レベル、インバータ5〜7の
出力は低レベルの状態を維持する。
【0056】上述の説明でも、切断電圧供給パッド8〜
10の全部に切断電圧を供給して薄膜抵抗14〜16を
全部切断した例を説明したが、実施例1と同様に切断電
圧供給パッドを必要に応じて選択し、かつ選択されない
薄膜抵抗に接続される固定電圧供給パッドおよび切断電
圧供給パッドは開放状態にすることによって、接続点A
1〜AA3のうちの所定の電位は高レベルを維持するか
らその電圧を反転出力するインバータ5〜6の出力は低
レベルのコード信号となり、これらを組み合せて所望の
トリミングコードを発生させればよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコード設
定回路は、第1の切断電圧供給パッドおよび薄膜抵抗か
らなる直列接続回路と接地電位との間に、第2の切断電
圧供給パッドおよびゲート電極が電源電位に接続された
nチャネル型トランジスタを直列接続で挿入した構成を
有するので、第1の切断電圧供給パッドを固定電圧にし
て外部電源から第2の切断電圧供給パッドに切断電圧パ
ルスを加えたときに発生する、瞬間的な高圧パルスは挿
入したトランジスタに加わるようにし、そのPN接合を
破壊することにより、本来のコード発生部へのノイズの
進入を防止することができる。また、nチャネル型トラ
ンジスタとpチャネル型トランジスタ、固定電圧供給端
子と第1の切断電圧供給端子、および固定電圧と切断電
圧との極性のそれぞれを全て逆極性にした回路構成も可
能であり同様にコード発生部へのノイズの進入を防止す
ることができる。したがって、第1の切断電圧供給パッ
ドに接続されたコード発生部出力のレベルを一定に維持
することができこの一定出力をインバータを介してデコ
ーダに供給するので、トリミングの信頼性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のコード設定回路の第1の実施
例を示す回路図である。(b)は第1の実施例における
コード設定回路の要部の構造を示す断面図である。
【図2】(a)は本発明のコード設定回路の第2の実施
例を示す回路図である。(b)は第2の実施例における
コード設定回路の要部の構造を示す断面図である。
【図3】(a)は本発明のコード設定回路の第3の実施
例を示す回路図である。(b)は第3の実施例における
コード設定回路の要部の構造を示す断面図である。
【図4】(a)は本発明のコード設定回路の第4の実施
例を示す回路図である。(b)は第4の実施例における
コード設定回路の要部の構造を示す断面図である。
【図5】(a)は電圧をトリミングコードにより調整す
る例を説明するための一例を示す回路図であるある。
(b)は従来のコード設定回路の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 デコーダ 2〜7 インバータ 8〜10 固定または切断電圧供給パッド 11〜13 切断または固定電圧供給パッド 14〜16 薄膜抵抗 P1〜P6 pチャネル型トランジスタ N1〜N6 nチャネル型トランジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から所定の切断電圧が供給される第
    1の切断電圧供給パットと、この第1の切断電圧供給パ
    ッドに一端が接続され他端が低位電圧源に接続されこれ
    ら両端の電気的接続を前記切断電圧に応答して選択的に
    切断可能な基準電圧トリミング用の薄膜抵抗と、高位電
    圧源および前記第1の切断電圧供給パッドの間に第1の
    第1導電型トランジスタおよび第1の第2導電型トラン
    ジスタとが直列接続で挿入された直列接続回路と、前記
    第1の第1導電型トランジスタに並列接続され電源投入
    時のみ所定の制御信号で導通する第2の第1導電型トラ
    ンジスタと、前記直列接続点の電位を前記第1の第1導
    電型トランジスタのゲート電極に反転出力する第1のイ
    ンバータと、前記直列接続点の電圧をコード信号として
    反転出力する第2のインバータと、この第2のインバー
    タの出力を前記薄膜抵抗の有無に応じた所定のコード信
    号としてデコードするデコーダとをそれぞれ複数組有す
    るコード設定回路において、 前記薄膜抵抗の前記他端を低位電圧源に直接接続する構
    成に代えて、前記第1の切断電圧供給パッド側に接続さ
    れるトランジスタの破壊回避用電流バイパス手段を前記
    他端および低位電圧源の間に接続する構成が用いられ、
    前記電流バイパス手段は、前記他端に新たに接続される
    第2の切断電圧供給パッドとこのパッドおよび低位電圧
    源の間に新たに接続される所定のトランジスタとからな
    り、前記第1の切断電圧供給パッドをあらかじめ定める
    所定の電位に固定し、前記第2の切断電圧供給パッドか
    ら切断電圧を供給して前記薄膜抵抗を切断するととも
    に、切断後に前記第2の切断電圧供給パッドを介して高
    電圧ノイズパルスが流入しても、新たに設けた前記所定
    のトランジスタのPN接合を破壊させることによって前
    記第1の切断電圧供給パッド側のトランジスタの破壊を
    回避することを特徴とするコード設定回路。
  2. 【請求項2】 前記電流バイパス手段は、前記第1の切
    断電圧供給パッド所定の一定電位に固定される固定電
    圧供給パッドとし、前記所定のトランジスタが第2の第
    2導電型トランジスタであってこのトランジスタのゲー
    ト電極が高位電圧源に接続される請求項1記載のコード
    設定回路。
  3. 【請求項3】 前記電流バイパス手段は、前記第1の第
    2導電型トランジスタに代えて前記第1第1導電型ト
    ランジスタのドレイン電極と前記第1の切断電圧供給パ
    ッドと前記薄膜抵抗の前記一端とが直接接続された状態
    であって、前記第1の切断電圧供給パッドが所定の一定
    電位に固定される固定電圧供給パッドとし、前記所定の
    トランジスタが第2の第2導電型トランジスタであって
    このトランジスタのゲート電極が高位電圧源に接続され
    請求項1記載のコード設定回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02186661A (ja) * 1989-01-13 1990-07-20 Nec Corp 集積回路
JP2679390B2 (ja) * 1990-10-12 1997-11-19 日本電気株式会社 コード設定回路

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