JP2699773B2 - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JP2699773B2
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正敏 田辺
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動ポンプ装置に係り、
更に詳細には電動ポンプ装置のポンプ部およびこれを覆
うポンプカバーを支持するポンプベースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポンプ装置は図7に例示するよう
にポンプベース1上に、電動機2を有するポンプ部およ
び吸込フランジ13を固着した吸込管継手51,吐出フ
ランジ27を固着した吐出管継手52を固着し、これを
覆うポンプカバー29が支持されているのが一般的であ
り、特公昭63−138198号および実公平3−32797号にも具
体的に記載されている。
【0003】従って、部品点数が多く、固着手段(例え
ばボルトなど)が多様され構成が複雑となるうえに、吸
込フランジ13,吐出フランジ27へ直結される配管な
らびに電源電線54などの外部配線を考慮して、ポンプ
カバー29には複数の切り欠き部53が必要不可欠とな
っている。この切り欠き部53を有するがためにポンプ
装置の騒音が外部へ漏れ、騒音が高く、かつ雨風や塵埃
による絶縁劣化、しいては寿命を縮めることになる。ま
た万一、電動機2などが焼損した際は、外部へ延焼する
危険を有するなどの問題があった。さらには、倉庫保管
時の積み重ね圧力に対しての強度を得るため梱包仕様も
木材を利用するなど、複雑で高価なものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたもので、小形軽量かつ簡単な構成で騒音
を大幅に低減するとともに寿命の向上さらには安全面で
優れた安価でかつ廃棄物処理を容易とするポンプ装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は、吸込水通路
9と吐出水通路21および外部配線用のトンネル状の孔
28を形成した合成樹脂製ポンプベース1上に電動機2
を有するポンプ部を搭載し、これらを覆うように、切欠
き部の無い密閉形のポンプカバー29を支持することに
より達成される。
【0006】さらに電動機2を固着するため、逃げ部4
0を有する多角部を形成し、そこにボルトまたはナット
を挿入後に、ワッシャ43を圧入して固定し、上部から
ナットまたはボルト閉めが可能となり、作業性が向上す
るとともに分解および廃棄物処理が容易となるものであ
る。
【0007】
【作用】このような構成よりなる本発明によれば、生産
性から据付性,廃棄に至るまでを考慮するとともに、騒
音,安全性など性能も向上させたポンプ装置を得るもの
である。
【0008】
【実施例】以下本発明を図1から図6に基づき説明す
る。
【0009】ポンプベース1上に電動機2がボルト41
とナット44にて固定され電動機2の回転軸(図示せ
ず)がケーシング3を貫通し、ケーシング3内にて回転
軸に軸封装置(図示せず)を介して羽根車(図示せず)
が固定され、水密にケーシングカバー4がボルト5にて
ケーシング3に固定されている。
【0010】電動機2を固定するポンプベース1のボル
ト41,挿入孔42は、図4および図5に示すが如く各
角部に逃げ部40を有する六角形に形成され、ここにボ
ルト41が挿入され、その後に、ワッシャ43が圧入さ
れている。六角形の対辺長さLとワッシャ43の外径d
は、d>Lの関係として、ワッシャ43が若干変形して
かさ上になって圧入されているため、組立時に電動機等
が当ってもボルト41が落下することは無い。六角部に
ボルト41の頭が入っているため、ボルト41,ナット
44の締付トルクに充分対応できるうえに、とも回りが
防止できる。したがって、分解,組立てが容易となる。
また、廃棄するときにはボルトをたたくことにより前記
ワッシャ43が外れ、樹脂部(ポンプベース1)と金属
部(ボルト41,ナット44)が簡単に分離できる。組
立時にボルトの落下が防止でき、分離可能とするには、
大略20kgfの強度を有するように、ポンプベース1の
材質とLとdの関係を定めると良い。
【0011】ケーシング3の上流には、逆止弁8を有す
る逆止弁部7を構成し、逆止弁部7とポンプベース1に
形成された吸込水通路9とを水密に吸込管10にて接続
している。
【0012】吸込水通路9の上流にはパッキング12を
介して吸込フランジ13がポンプベース1の上面から挿
入されたねじ部17を有するフランジ受け15にポンプ
ベース1の側壁16をはさみ込む形で、側壁16のボル
ト貫通孔19を通したボルト18にて固着される。吸込
フランジ13には市販品のバルブソケット,塩化ビニル
管が接続されて水源へと連通される。水源まで接続され
た塩化ビニル管および塩化ビニル管内の水の重量が吸込
フランジ13を介してポンプベース1に付加されるが、
ポンプベース1本体とフランジ受け15にて受けること
になるので、変形,破損等を防止することができるとと
もに、廃棄時、樹脂部と金属部が簡単に分離できる。
【0013】ケーシング3の下流側には、自吸運転時、
水と空気に分離するための分離室20,分離室20とポ
ンプベース1に形成された吐出水通路21とを水密に吐
出管22が接続される。
【0014】吐出水通路21はT字状に形成され、ポン
プベース1上面まで貫通した圧力タンク装着孔23と圧
力スイッチ装着孔24が形成され、それぞれ、圧力タン
ク25,圧力スイッチ26が螺着されている。
【0015】T字状に形成された吐出水通路21を有す
るポンプベース1上に、圧力タンク25,圧力スイッチ
26が無駄なく配設されているため、ポンプベース1が
小さくでき、T字状の吐出水通路21を形成する際必要
な金型のスライドピンが短くでき、金型の構成面および
寿命において有利になる。
【0016】吐出水通路21の下流には、吸込水通路9
と同様の構成で、ポンプベース1の側壁16をはさみ込
む形で吐出フランジ27が固着されている。
【0017】吐出フランジ27の下流には、市販のバル
ブソケット,塩化ビニル管が接続されて水栓へと連結さ
れる。
【0018】吐出水通路21がT字状に形成されている
ため、結果的には2方向への給水が可能となり、現地の
状況にあわせて配管できるため、取扱い性が向上する。
【0019】また、電動機2へ電源を供給するための電
源電線54が必要不可欠であり、この電源電線54およ
びアース線などの外部配線を通過させるトンネル状の孔
28が形成されている。
【0020】電動機2を主とするポンプ部が構成され、
これらを覆うように密閉形のポンプカバー29がポンプ
ベース1に装着される。ポンプベース1の外周には前記
ポンプカバー29が装着し易いように嵌入段32が付い
て、嵌入段32部へポンプカバー29が嵌入状態で装着
されているものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の如きであり、本発明によ
れば取扱い性に優れた小形軽量化が図れ、実使用に十分
対応できる強度を有し、組立性および廃棄物処理時の樹
脂部と金属部の分解が容易となるとともに分解,組立が
簡単にできる。
【0022】なお、本発明はポンプベース1にボルト4
1を挿入後ワッシャ43を圧入したことを実施例として
述べてきたが、これは電動機2を搭載するときの位置決
めが容易で組み立て易いためであるが、逆にナット44
を挿入後ワッシャ43を圧入しても良い。また、ワッシ
ャ43として同様に述べてきたが正方形又は円形状の板
材でも同様の効果が得られるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポンプ装置の一実施例を示す斜視
図。
【図2】本発明に係るポンプ装置の一実施例を示す断面
図。
【図3】本発明に係る要部の斜視図。
【図4】図3に示す要部斜視図のB−B断面を示す図。
【図5】図4のPから見た図。
【図6】従来のポンプ装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1…ポンプベース、3…ケーシング、4…ケーシングカ
バー、40…逃げ部、41…ボルト、42…ボルト挿入
孔、43…ワッシャ、44…ナット。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプベース上に電動機の回転軸がケーシ
    ングを貫通し、ケーシング内にて回転軸に軸封装置を介
    して羽根車を固定し、水密にケーシングカバーを固着
    し、これらを覆うようにポンプカバーを被せてなるポン
    プ装置において、合成樹脂製ポンプベースに前記電動機
    を固定するためのボルト挿入孔を設け、該ボルト挿入孔
    は、多角形状とし、しかも該ボルト挿入孔には、ボルト
    又はナット挿入後に、該ボルト挿入孔の対辺より長い径
    の板材を圧入したことを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】吸込水通路,吐出水通路を一体形成した合
    成樹脂製ポンプベースに前記電動機を固定するためのボ
    ルト挿入孔を設け、該ボルト挿入孔は、各角部に逃げ部
    を有する多角形状とし、しかも該ボルト挿入孔には、ボ
    ルト又はナット挿入後に該ボルト挿入孔の対辺より長い
    径の板材を圧入したことを特徴とする請求項1記載のポ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】前記板材の形状をワッシャ状としたことを
    特徴とする請求項1若しくは2記載のポンプ装置。
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