JP2699525B2 - 穿孔装置 - Google Patents

穿孔装置

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JP2699525B2
JP2699525B2 JP1054007A JP5400789A JP2699525B2 JP 2699525 B2 JP2699525 B2 JP 2699525B2 JP 1054007 A JP1054007 A JP 1054007A JP 5400789 A JP5400789 A JP 5400789A JP 2699525 B2 JP2699525 B2 JP 2699525B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プラスチック等の基板に磁気材料を塗布し
た磁気カード等の少なくとも一部に磁性部分を有した物
体に穿孔する穿孔装置に関する。
従来の技術 近年、電話用や乗車券を購入するために予め金銭デー
タを記憶した磁気カードを発行し、この磁気カードを電
話機や発券機に挿入して、使った金額から磁気カードに
記憶されたデータを更新すると共に残額や度数を表示す
る為に穿孔するプリペイカードが普及している。
以下、従来の穿孔装置について磁気カード穿孔装置を
例に挙げ、図面を参照して説明する。
先ず第5図は磁気カードの概略図である。ここで1aは
磁気カード1のカード基板でプラスチックシート等であ
り1bはこの印刷面、1cは前記基板に塗布された磁性面で
あり、1dは前記した穿孔である。
第6図は従来の磁気カード穿孔装置のパンチ部の拡大
断面図である。ここで1は磁気カードであり、1aはプラ
スチック等のカード基板、1bは印刷面、1cは磁性層で、
1eは穿孔による抜きクズである。13はパンチピンであ
り、一般には鉄系材料で磁性を有している。パンチピン
が図中矢印方向で上下動し穿孔することになる。4は磁
気カード1を搬送案内する搬送ベースであり、5はその
搬送路である。70はパンチダイであり、パンチピン13の
上下動により磁気カード1を剪断する。70aは穿孔され
た抜きクズ1eの排出口である。
発明が解決しようとする課題 以上のような従来の磁気カード穿孔装置では第6図で
示すように穿孔された後の抜きクズ1eが磁性層を有する
のでパンチピン13の先端13aで磁化されてパンチダイ70
の歯厚部Wから磁気吸引力により引き出され、搬送路5
に入り込むことになる。このため磁気カード1の搬送を
阻害したり、搬送路5内部のセンサーに影響を与える。
このことは磁気カード穿孔装置の問題点でこれを載置し
た磁気カードリーダ、ライターの本来の機能を果たさな
いことになる。この不具合はパンチピン13が下側から上
下動して穿孔する場合は顕著に発生する。又磁気カード
1を反転し、印刷面1b側からパンチピン13が上下動して
穿孔してもパンチピン13の先端面13aと印刷面1bとが表
面張力や静電力で吸着され前記の不具合が発生する。
本発明は前記従来の問題点を解決するもので、穿孔物
の搬送路に屑が散らかることを防止できる穿孔装置を提
供することを目的としている。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明は、搬送路と、前
記搬送路上に設けられたパンチピンと、前記パンチピン
と対向する位置に設けられるとともに孔を有した刃部を
備え前記パンチピンとともに穿孔物に穿孔するパンチダ
イと、前記パンチダイの内側に固定され、前記刃部の孔
の内径よりも大きな内径を有する中空部を設けた磁気吸
引部とを備え、前記パンチピンと前記パンチダイの間に
前記搬送路が位置するとともに前記搬送路と前記磁気吸
引部との間に前記刃部が位置しており、穿孔動作を行う
場合、前記パンチピンが前記パンチダイ側に移動し、前
記パンチピンの先端は前記中空部に入り込むとともに前
記穿孔動作の直後に穿孔屑が前記磁気吸引部に吸引され
る構成とした。
作 用 本発明はパンチピンにより穿孔された抜きクズがパン
チピン先端面から離脱し、パンチダイの内周に磁気吸引
される。
実施例 以下、本発明の一実施例における穿孔装置について磁
気カード穿孔装置を例に挙げ、図面を参照して詳細に説
明する。先ず第1図は本発明の一実施例における磁気カ
ード穿孔装置の外観を示す平面図と側面図、第2図は第
1図の断面図、第3図は穿孔要部の拡大断面図、第4図
はパンチパン外径と中空永久磁石内径及びパンチダイ孔
径の関係概略図である。第5図は一般に普及しているプ
リペイ磁気カードの外観を示すところの平面図と側面図
である。第1図においては、2は穿孔装置のフレームで
あると共に電磁力回路を形成するヨークである。3は電
磁力構成部をカバーする蓋であり、4は磁気カードを搬
送案内する搬送ベース、5はその搬送路である。6は電
磁力を得るための電流供給のコネクターとリード線であ
る。
ここで先に第5図によってプリペイカードと呼ばれ一
般に普及している磁気カードについて言及する。1aはプ
ラスチック等でできているカード基板、1bは印刷面、1c
は磁性層である。この磁性層1cはカード基板1aのどちら
か一方面に全域にコーティングされているのが一般的で
ある。1dは本発明の主眼となるパンチ孔で磁気データと
関連して、度数、金額等を表示する。
次に第2図によって本発明の磁気カード穿孔装置の構
成を説明する。8は電磁コイルで前記ヨーク2に巻廻さ
ている。13はパンチピンでオーステナイト系のステンレ
ス等の非磁性材料で形成されている。14は可動片で蓋3
に嵌入されている弾性ヒンジ15を支点に図中の矢印方向
に回動するようになっている。電磁コイル8に電流を流
すと磁束φiが発生するので可動片14はヨーク2に吸着
される。このためパンチピン13は付勢バネ11に抗して下
に移動し、搬送路5にある磁気カードを貫通し、パンチ
ダイと相俟って穿孔する。
次に電磁コイル8に電流を流さなくするとヨーク2か
ら可動片14が離れる。これに伴い非磁性体のパンチピン
13は付勢バネ11により上に移動する。すると、抜きクズ
から離れ、パンチダイの孔7b及び磁気カードのパンチ孔
1dから離脱し、パンチピン13を案内するスリーブ10の中
に入り込むことになる。9は本発明のポイントとなる中
空永久磁石でパンチクズ1eを保持し、搬送路5内に前記
パンチクズが離散することを防止している。第3図は前
記中空永久磁石い含む本発明の磁気カード穿孔装置の要
部を示している。第4図と共に更に詳細に説明する。
第3図において、パンチピン13が前記の電磁力によっ
て図中矢印方向に下動し磁気カード1を穿孔しパンチダ
イ7に設けられた刃部7aの歯厚Wを通過し抜きクズ1eを
中空永久磁石9に挿入することになる。すると図示する
ように抜きクズ1eの磁性層1cが中空永久磁石9内周に磁
化吸引される。つまり、抜きクズは第4図で示すように
パンチダイ7の孔径d1より中空永久磁石9の内径d3が大
きいためその直径方向でほぼδの偏心作用が発生したこ
とになる。このため第4図で示すように抜きクズ1eは中
空永久磁石9の内径d3とパンチダイ7の孔径d1との段差
で三日月状で係止され、前記中空永久磁石9の磁気吸引
力によって保持される。このため抜きクズ1eはパンチダ
イ7の孔7bから搬送路5に入りこむことがない。
つまり、パンチダイ7に設けられた直径d1の孔からパ
ンチダイ13によって押し押まれた直径d2の抜きクズ1e
は、直径d3の内径を有する中空永久磁石9に達すると、
中空永久磁石9の内側のどこかに吸い着けられる ここで、中空永久磁石9の内壁に吸い着けられた抜き
クズ1eは、パンチダイ7によって搬送路5方向への移動
は阻止されることになる。
なお、中空永久磁石9の内径d3は大き過ぎると抜きク
ズ1eを吸着できなくなるし、小さ過ぎると抜きクズ1eが
搬送路5の方に入ってしまうことがあるので適切な寸法
を選択する必要がある。
例えば、パンチピン13のピン径をd0、パンチダイ7の
孔径をd1、抜きクズ1eの直径をd2、カードの厚さをt、
パンチピンとパンチダイとのクリアランスをc、偏移量
をδとすると、c=(d1−d0)/2≒t×5〜10%である
のでd1≧d2=d0+2c,d3>d1≧d2,δ=(1.0〜2.0)tで
ある。又、d3=d1+2δであるので、d3=d2+(1.0〜
2.0)tとする。
以上述べたように本発明によるパンチダイ内の磁気吸
引力と更にはパンチダイの孔径と中空永久磁石の内径の
差による段差によって穿孔による抜きクズを確実に保持
することを可能としている。このため載置方向や磁気カ
ードの挿入方向面を選ばず、しかも耐振動性のある磁気
カード穿孔装置を提供できる。
なお、本発明による磁気カード穿孔装置は磁気カード
に限らず、磁気切符や磁気シート等他の磁気媒体への穿
孔に対しても同じ効果を得ることができる。又、鋼板等
磁性材料のプレス打抜き加工にも応用できる。
発明の効果 以上のように本発明は、搬送路と、前記搬送路上に設
けられたパンチピンと、前記パンチピンと対向する位置
に設けられるとともに孔を有した刃部を備え前記パンチ
ピンとともに穿孔物に穿孔するパンチダイと、前記パン
チダイの内側に固定され、前記刃部の孔の内径よりも大
きな内径を有する中空部を設けた磁気吸引部とを備え、
前記パンチピンと前記パンチダイの間に前記搬送路が位
置するとともに前記搬送路と前記磁気吸引部との間に前
記刃部が位置しており、穿孔動作を行う場合、前記パン
チピンが前記パンチダイ側に移動し、前記パンチピンの
先端は前記中空部に入り込むとともに前記穿孔動作の直
後に穿孔屑が前記磁気吸引部に吸引される構成としたの
で、パンチピンによって穿孔された磁気カードの抜きク
ズは、パンチダイの内部に保持されて、穿孔物の搬送路
に散らかることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気カード穿孔装置
の外観を示す平面図と側面図、第2図は第1図の断面
図、第3図は穿孔要部の拡大断面図、第4図はパンチピ
ン外径と中空永久磁石内径及びパンチダイ孔径の関係概
略図である。第5図は一般に普及しているプリペイ磁気
カードの外観を示すところの平面図と側面図である。第
6図は従来の磁気カード穿孔装置のパンチ部拡大断面図
である。 1……磁気カード、4……搬送路ベース、5……搬送
路、7……パンチダイ、7a……刃部、7b……孔、9……
中空永久磁石、10,12……スリーブ、11……付勢バネ、1
3……パンチピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路と、前記搬送路上に設けられたパン
    チピンと、前記パンチピンと対向する位置に設けられる
    とともに孔を有した刃部を備え前記パンチピンとともに
    穿孔物に穿孔するパンチダイと、前記パンチダイの内側
    に固定され、前記刃部の孔の内径よりも大きな内径を有
    する中空部を設けた磁気吸引部とを備え、前記パンチピ
    ンと前記パンチダイの間に前記搬送路が位置するととも
    に前記搬送路と前記磁気吸引部との間に前記刃部が位置
    しており、穿孔動作を行う場合、前記パンチピンが前記
    パンチダイ側に移動し、前記パンチピンの先端は前記中
    空部に入り込むとともに前記穿孔動作の直後に穿孔屑が
    前記磁気吸引部に吸引される事を特徴とする穿孔装置。
  2. 【請求項2】パンチピンを非磁性材料で構成した事を特
    徴とする請求項1記載の穿孔装置。
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