JP2699370B2 - Pll装置 - Google Patents

Pll装置

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JP2699370B2
JP2699370B2 JP867188A JP867188A JP2699370B2 JP 2699370 B2 JP2699370 B2 JP 2699370B2 JP 867188 A JP867188 A JP 867188A JP 867188 A JP867188 A JP 867188A JP 2699370 B2 JP2699370 B2 JP 2699370B2
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video signal
pcm
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signal
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秀樹 滝本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は量子化された三値同期型ビデオ信号中の水平
同期信号に同期したクロックパルスを作るためのPLL装
置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のPLL装置としては第3図に示すような
ものがある。
同図において、入力端子1より入力されたビデオ信号
21はバッファアンプ2を通して低インピーダンスのビデ
オ信号22となり、このビデオ信号22がエリアシリングノ
イズ防止用のローパスフィルタ3,コンパレータ17,サン
プルホールド回路16,同期分離回路4に供給される。同
期分離回路4では低インピーダンスのビデオ信号22から
同期信号23を抽出し、これをパルス発生回路5とゲート
回路18へ供給する。パルス発生回路5では同期信号23か
ら正極性同期信号の後部に位置するバックポーチサンプ
ルパルス24を発生させ、このパルスによりサンプルホー
ルド回路16において低インピーダンスのビデオ信号22の
バックポーチを促え、ブランキング電位31を得る。
コンパレータ17ではブランキング電位31で低インピー
ダンスのビデオ信号22をスライスし、同期信号の基準点
の情報を得る。次のゲート回路18ではコンパレータ17の
出力を同期信号23によってゲートして基準点のエッヂ32
のみを取り出し、位相比較器19の一方の入力とする。位
相比較器19の残りの入力へは発振器9の出力であるクロ
ックパルス26を水平同期信号と同じ周波数までカウンタ
10でカウントダウンしたフライホイール水平同期パルス
27が入力されており、位相比較器19の出力は発振器9へ
フィードバックされるのでクロックパルス26と同期信号
23は同期することになる。またローパスフィルタ3を通
過した信号はA/Dコンバータ6でクロックパルス26によ
って量子化されてPCMビデオ信号25となるので、量子化
後のPCMビデオ信号25に含まれる水平同期信号とクロッ
クパルス26は同期している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、一般に同期分離回路ではビデオ信号中
のノイズ成分による誤動作を軽減するため、ローパスフ
ィルタによる帯域制限を行なってからコンパレータに通
して同期信号を得るのでローパスフィルタを主因とする
ドリフトが生じ、高域成分が失われ正確な位相が決めら
れない。
また、A/Dコンバータの前段にはエリアシング防止用
のローパスフィルタがあるため、このフィルタの固定遅
延のドリフトが生じ、さらにA/Dコンバータ自身の変換
時間のばらつきがあるので、量子化後のビデオ信号の位
相は曖昧なものになり、ディジタル画像を重ね合わせた
時の画像の微妙なずれとなったり、水平ブランキング幅
を拡大させてしなうことがある。
また、コンポーネント信号においては各チャンネル間
に位相差が生じるため色ずれが生じてしまう。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決し、他の回路の変動の影響
を受けることなく高精度でかつ安定したPLL装置を提供
することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係るPLL装置は、入
力されたビデオ信号を量子化してPCMビデオ信号を得る
量子化手段と、入力されたビデオ信号より同期信号を抽
出する抽出手段と、前記同期信号よりバックポーチサン
プルパルスを発生するパルス発生手段と、前記PCMビデ
オ信号よりバックポーチサンプルパルスを用いてブラン
キングデータを得るブランキングデータ生成手段と、前
記PCMビデオ信号に含まれる水平同期信号と同期したク
ロックパルスを発生するクロックパルス発生手段と、前
記クロックパルスをカウントダウンして水平同期パルス
を得る水平同期パルス生成手段と、前記水平同期パルス
により前記PCMビデオ信号をラッチして第1のPCMデータ
を得る第1のPCMデータ生成手段と、ブランキングデー
タと第1のPCMデータの差を検出し第2のPCMデータを得
る第2のPCMデータ生成手段とを設け、第2のPCMデータ
を前記クロックパルス発生手段へフィードバックさせる
ものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は本発明の一実施例によるPLL装置の構成を示
すブロック図であり、図中従来の説明で用いた第3図の
構成要素と同一のものについては同一参照符号を付して
ある。なお、本実施例のクロックパルスの周波数は、実
用上の便を考慮してハイビジョンコンポーネントディジ
タルビデオ規格である74.25MHz、水平同期信号の2200倍
の周波数とする。
同図において、本実施例によるPLL装置は、入力端子
1より入力ビデオ信号21を受取るバッファアンプ2と、
バッファアンプ2と各々接続されるローパスフィルタ3
及び同期分離回路4と、ローパスフィルタ3の出力を量
子化しPCMビデオ信号25を出力するA/Dコンバータ6と、
同期分離回路4からの同期信号23を入力しバックポーチ
サンプルパルス24を出力するパルス発生回路5と、バッ
クポーチサンプルパルス24及びPCMビデオ信号25を入力
しブランキングデータ28を出力するラッチ回路7と、ブ
ランキングデータ28及び第1のPCMデータ29を入力する
演算回路11と、演算回路11からの第2のPCMデータを入
力するD/Aコンバータ12と、D/Aコンバータ12の出力を入
力しクロックパルス26を出力する発振器9と、クロック
パルス26を入力しフライホイール水平同期パルス27を出
力するカウンタ10と、フライホイール水平同期パルス27
及びA/Dコンバータ6からのPCMビデオ信号25を入力し第
1のPCMデータ29を演算回路11へ出力するラッチ回路8
とから構成される。
次に、本実施例の動作について説明する。
先ず、発振器9はクロックパルス26を発生する。バッ
ファアンプ2は入力端子1より入力されたビデオ信号21
を低インピーダンスのビデオ信号22に変換し、ローパス
フィルタ3と同期分離回路4に供給する。ローパスフィ
ルタ3は量子化処理によって生じるエリアシングノイズ
を無くすため伝送帯域をクロックパルス26の周波数の1/
2以下に制限する。次段のA/Dコンバータ6ではクロック
パルス26により量子化を行なってPCMビデオ信号25を
得、これを出力端子13へ送っている。
一方、同期分離回路4は低インピーダンスのビデオ信
号22から同期信号23を抽出し、パルス発生回路5はバッ
クポーチサンプルパルス24を発生する。次のラッチ回路
7ではバックポーチサンプルパルス24によってPCMビデ
オ信号25をラッチしてブランキングデータ28を得る。カ
ウンタ10は発振器9の出力であるクロックパルス26を1/
2200にカウントダウンしてフライホイール水平同期パル
ス27を得る。ラッチ回路8はPCMビデオ信号25をフライ
ホイール水平同期パルス27によりラッチして、第1のPC
Mデータ29を得る。演算回路11はブランキングデータ28
と第1のPCMデータ29の差を第2のPCMデータ30として検
出し、D/Aコンバータ12は第2のPCMデータ30をアナログ
信号に戻して発振器9にフィードバックして発振周波数
を制御する。第2のPCMデータが0(ゼロ)となるよう
にフィードバックループ動作を行なうので、PCMビデオ
信号25に含まれる水平同期の基準エッヂとフライホイー
ル水平同期パルス27の周波数と位相は一致し、クロック
パルス26は正確に水平同期信号の2200倍の周波数を持
ち、且つ位相も同期している。
第2図はハイビジョンビデオ信号の1ラインを示す図
である。図中、31は同期信号の基準エッヂを、Bはブラ
ンキングデータ(電位)を示す。
尚、三値同期型ビデオ信号は、ハイビジョンビデオ信
号に採用されるもので、第2図に示すように、通常の負
極性同期信号の直後に正極性同期信号を付け足したもの
であり、基準点は同期信号が負から正へ立ち上がるエッ
ヂがブランキングレベルを横切る点である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、量子化後のビデオ信号
中の水平同期信号の基準エッヂとクロックパルスの位相
を直接比較しているので、同期分離回路やエリアシング
ノイズ防止用のローパスフィルタのドリフトの影響を受
けることがなく精度が高くて安定であり、従来装置より
アナログ部分が少ないので実装も容易である。
また、フライホイール水平同期パルスも同時に得られ
るのでビデオ信号のディジタル処理という総合的な機能
から考えても重複するものがなく簡便なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるPLL装置の構成を示す
ブロック図、第2図はハイビジョンビデオ信号の1ライ
ンを示す図、第3図は従来のPLL装置の一構成例を示す
ブロック図である。 1:入力端子、2:バッファアンプ 3:ローパスフィルタ 4:同期分離回路、5:パルス発生回路 6:A/Dコンバータ、7:ラッチ回路 8:ラッチ回路、9:発振器 10:カウンタ、11:演算回路 12:D/Aコンバータ 13,14,15:出力端子 21:入力ビデオ信号 22:低インピーダンスのビデオ信号 23:同期信号 24:バックポーチサンプルパルス 25:PCMビデオ信号 26:クロックパルス 27:フライホイール水平同期パルス 28:ブランキングデータ 29:第1のPCMデータ 30:第2のPCMデータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたビデオ信号を量子化してPCMビ
    デオ信号を得る量子化手段と、 入力されたビデオ信号より同期信号を抽出する抽出手段
    と、 前記同期信号よりバックポーチサンプルパルスを発生す
    るパルス発生手段と、 前記PCMビデオ信号よりバックポーチサンプルパルスを
    用いてブランキングデータを得るブランキングデータ生
    成手段と、 前記PCMビデオ信号に含まれる水平同期信号と同期した
    クロックパルスを発生するクロックパルス発生手段と、 前記クロックパルスをカウントダウンして水平同期パル
    スを得る水平同期パルス生成手段と、 前記水平同期パルスにより前記PCMビデオ信号をラッチ
    して第1のPCMデータを得る第1のPCMデータ生成手段
    と、 ブランキングデータと第1のPCMデータの差を検出し第
    2のPCMデータを得る第2のPCMデータ生成手段とを設
    け、 第2のPCMデータを前記クロックパルス発生手段へフィ
    ードバックさせることを特徴とするPLL装置。
JP867188A 1988-01-19 1988-01-19 Pll装置 Expired - Lifetime JP2699370B2 (ja)

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