JP2698042B2 - 光ファイバの自動損失測定系における光ファイバ接続器 - Google Patents

光ファイバの自動損失測定系における光ファイバ接続器

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JP2698042B2 JP35146893A JP35146893A JP2698042B2 JP 2698042 B2 JP2698042 B2 JP 2698042B2 JP 35146893 A JP35146893 A JP 35146893A JP 35146893 A JP35146893 A JP 35146893A JP 2698042 B2 JP2698042 B2 JP 2698042B2
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明紀 伝田
浩 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信に使用される光フ
ァイバ、特に、複数本の光ファイバが並列に並べられた
リボンファイバの長手方向における断線、傷、被覆層の
状態等に基づく損失をOTDR測定器を用いて測定する
場合に、OTDR測定器側のダミーファイバと測定され
る光ファイバ(被測定ファイバ)とを接続するのに使用
される接続器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リボン光ファイバの損失を測定するに
は、従来は図5に示すようにOTDR測定器1と光チャ
ンネルスイッチ11と、複数本のダミーファイバ3と、
測定されるリボン光ファイバ(被測定ファイバ)4と、
両ファイバ3、4を突合わせて光結合させる接続器5と
から構成される測定系を用いていた。
【0003】この測定系により被測定ファイバ4の損失
を測定するには、複数本のダミーファイバ3と複数本の
被測定ファイバ4とを接続器5のV溝6(図6)内にセ
ットして、両ファイバの各心線を一対一に突合わせる。
その状態で光チャンネルスイッチ11により複数本の被
測定ファイバ4のうち測定する被測定ファイバ4を選択
して、その被測定ファイバ4をダミーファイバ3と光結
合し、OTDR測定器1内の光源から発光される測定光
をダミーファイバ3を通してそれと光結合された被測定
ファイバ4に入射し、同被測定ファイバ4からの反射光
をOTDR測定器1により測定して同被測定ファイバ4
の損失を測定する。
【0004】前記の損失測定においては、ダミーファイ
バ3と被測定ファイバ4とをセットしたV溝6内に図6
(b)のようにマッチングオイル8を供給して、両ファ
イバ3、4の光結合を確実にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】V溝6内のマッチング
オイル8が不足すると被測定ファイバ4とダミーファイ
バ3の接続損失が増大するため、正確な損失測定ができ
なくなる。そこで、V溝6内にマッチングオイル8を十
分確保する必要があるが、従来はマッチングオイル8を
自動的に供給することができないので、マッチングオイ
ル8が切れないようにするためには、時々V溝6内のマ
ッチングオイル8の状況を見て、必要に応じてマッチン
グオイル8を補給する必要があり、マッチングオイル8
の管理が面倒であった。
【0006】マッチングオイル8が不足しないようにす
るためにV溝6にマッチングオイル8を多めに供給する
ことが考えられるが、図6に示す様にV溝6は上下方向
に配置されているので、V溝6から溢れたマッチングオ
イル8は図6(b)のようにV溝6より垂れ下り、表面
張力でV溝6の下方に保持される。しかし、マッチング
オイル8はV溝6内になければ無意味であるため、それ
ではマッチングオイル8が無駄になる。
【0007】また、マッチングオイル8は接続器5のV
溝6に供給されればよく、V溝6が形成されているV溝
形成面12の全面に塗布される必要はないが、従来の接
続器5ではV溝形成面12の一部に供給してもそのV溝
形成面12の全面に広がるのでマッチングオイル8の無
駄が多かった。
【0008】本発明の目的は、V溝内に自動的にマッチ
ングオイルを供給でき、また、V溝からのマッチングオ
イルの垂れ下りを食い止めることができ、マッチングオ
イルを効率よく利用できる光ファイバの自動損失測定系
における光ファイバ接続器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
光ファイバの自動損失測定系における光ファイバ接続器
は図1〜図5に示す様に、OTDR測定器1側のダミー
ファイバ3と被測定ファイバ4とを接続器5のV溝6に
セットして両ファイバ3、4の端面を互いに突合わせ
て、OTDR測定器1において被測定ファイバ4からの
反射光を測定して、被測定ファイバ4の長手方向におけ
る損失を測定する光ファイバの自動損失測定系におい
て、前記接続器5のうちV溝6の上方にオイル留め7を
設け、同オイル留め7とV溝6との間にオイル留め7か
らV溝6にオイルを誘導するオイル誘導路9を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0010】本発明のうち請求項2の光ファイバの自動
損失測定系における光ファイバ接続器は図1〜図5に示
す様に、OTDR測定器1側のダミーファイバ3と被測
定ファイバ4とを接続器5のV溝6にセットして両ファ
イバ3、4の端面を互いに突合わせて、OTDR測定器
1により被測定ファイバ4からの反射光を測定して、被
測定ファイバ4の長手方向における損失を測定する光フ
ァイバの自動損失測定系において、前記接続器5のうち
V溝6の上方にオイル留め7を設け、同オイル留め7と
V溝6との間にオイル留め7からV溝6にマッチングオ
イル8を誘導するオイル誘導路9を設け、V溝6の下方
にV溝6に供給されたマッチングオイル8を保持するオ
イル保持部10を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明のうち請求項1の光ファイバの自動損失
測定系における光ファイバ接続器では、ダミーファイバ
3と被測定ファイバ4の各心線を一対一に突合わせる接
続器5のV溝6の上方にオイル留め7を設けたので、同
オイル留め7からV溝6にマッチングオイル8が自動的
に供給される。
【0012】また、オイル留め7とV溝6との間にオイ
ル留め7からV溝6にオイルを誘導する誘導路9を設け
たので、オイル留め7内のマッチングオイル8がV溝6
に効率よく導かれ、マッチングオイル8の無駄がない。
【0013】本発明のうち請求項2の光ファイバの自動
損失測定系における光ファイバ接続器では、V溝6の下
方にV溝6に供給されたマッチングオイル8を保持する
オイル保持部10を設けたので、V溝6に多めのマッチ
ングオイル8を供給すれば、V溝6から溢れたマッチン
グオイル8がそのオイル保持部10に保持され、V溝6
にマッチングオイル8が常時確保される。
【0014】
【実施例1】図1に本発明の光ファイバの自動損失測定
系における光ファイバ接続器の第1の実施例を示す。図
1の5は接続器であり、これは図5に示すOTDR測定
器1側のダミーファイバ3と被測定ファイバ4とを互い
に突合わせて光結合するためのものである。この接続器
5は金属性であり、そのV溝形成面12に、その上下方
向に複数本のV溝6が形成されてなる。
【0015】接続器5のうちV溝6の上方の上面13に
は楕円形に凹陥したオイル留め7が形成されており、そ
の同オイル留め7とV溝6との間にオイル留め7からV
溝6にマッチングオイル8を誘導するオイル誘導路9が
縦向きに3本形成されてなる。
【0016】
【実施例2】図2に本発明の光ファイバの自動損失測定
系における光ファイバ接続器の第2の実施例を示す。こ
の実施例はオイル留め7、オイル誘導路9、V溝6を設
けることは第1の実施例と同じであるが、異なるのはオ
イル誘導路9を1本にし、更にオイル保持部10を設け
たことにある。
【0017】前記のオイル保持部10は、接続器5のV
溝形成面12のうちV溝6より下方を同V溝形成面12
より一段前方に突出させて形成して、V溝6より溢れた
マッチングオイル8を受け止めることができるようにし
てある。
【0018】
【実施例3】図3に本発明の光ファイバの自動損失測定
系における光ファイバ接続器の第3の実施例を示す。こ
の実施例はオイル留め7、オイル誘導路9、V溝6、オ
イル保持部10を設けることにおいて第2の実施例と同
じであるが、異なるのはオイル誘導路9を1本の元路1
4とそれから分岐した3本の分岐路15により構成した
ことにある。
【0019】
【他の実施例】図2、図3のオイル保持部10はいずれ
もV溝形成面12から前方に水平に突出させてあるが、
オイル保持部10の形状はV溝6より溢れたマッチング
オイル8を受け止めることができる形状であればそれ以
外であってもよく、例えば、図4に示す様にV溝形成面
12の前後方向に湾曲させるとか、その他の構造であっ
てもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の光ファイバの自動損失測定系に
おける光ファイバ接続器は次の様な効果がある。 .V溝6内に自動的にマッチングオイル8を供給でき
るので、V溝6内のマッチングオイル8の有無を一々確
認する必要が無く、管理が容易になる。 .V溝6から溢れるマッチングオイル8を保持して、
V溝6にマッチングオイル8が十分に行き渡るようにす
ることができるので、マッチングオイル8を効率よく利
用することができ、マッチングオイル8の無駄がない。 .V溝6内のマッチングオイル8が切れることがない
ので、マッチングオイル8の切れによる光損失が発生せ
ず、正確な損失測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の光ファイバの自動損失測定系
における光ファイバ接続器の第1の実施例を示す斜視
図、(b)は同光ファイバ接続器の側面図。
【図2】(a)は本発明の光ファイバの自動損失測定系
における光ファイバ接続器の第2の実施例を示す斜視
図、(b)は同光ファイバ接続器の側面図。
【図3】(a)は本発明の光ファイバの自動損失測定系
における光ファイバ接続器の第3の実施例を示す斜視
図、(b)は同光ファイバ接続器の側面図。
【図4】本発明の光ファイバの自動損失測定系における
光ファイバ接続器の他の実施例を示す側面図。
【図5】従来の光ファイバの自動損失測定系の説明図。
【図6】(a)は光ファイバの自動損失測定系における
従来の光ファイバ接続器の斜視図、(b)はその側面
図。
【符号の説明】
1 OTDR測定器 3 ダミーファイバ 4 被測定ファイバ 5 接続器 6 V溝 7 オイル留め 8 マッチングオイル 9 オイル誘導路 10 オイル保持部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OTDR測定器(1)側のダミーファイ
    バ(3)と被測定ファイバ(4)とを接続器(5)のV
    溝(6)内にセットして両ファイバ(3)(4)の端面
    を互いに突合わせ、その被測定ファイバ(4)からの反
    射光をOTDR測定器(1)により測定して、被測定フ
    ァイバ(4)の長手方向における損失を測定する光ファ
    イバの自動損失測定系において、前記接続器(5)のう
    ちV溝(6)の上方にオイル留め(7)を設け、同オイ
    ル留め(7)とV溝(6)との間にオイル留め(7)か
    らV溝(6)にマッチングオイル(8)を誘導するオイ
    ル誘導路(9)を設けたことを特徴とする光ファイバの
    自動損失測定系における光ファイバ接続器。
  2. 【請求項2】 OTDR測定器(1)側のダミーファイ
    バ(3)と被測定ファイバ(4)とを接続器(5)のV
    溝(6)内にセットして両ファイバ(3)(4)の端面
    を互いに突合わせ、その被測定ファイバ(4)からの反
    射光をOTDR測定器(1)により測定して、被測定フ
    ァイバ(4)の長手方向における損失を測定する光ファ
    イバの自動損失測定系において、前記接続器(5)のう
    ちV溝(6)の上方にオイル留め(7)を設け、同オイ
    ル留め(7)とV溝(6)との間にオイル留め()か
    らV溝()にマッチングオイル(8)を誘導するオイ
    ル誘導路(9)を設け、V溝(6)の下方にV溝(6)
    に供給されたマッチングオイル(8)を保持するオイル
    保持部(10)を設けたことを特徴とする光ファイバの
    自動損失測定系における光ファイバ接続器。
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