JP2697286B2 - 衛星ファクシミリ同報システム - Google Patents
衛星ファクシミリ同報システムInfo
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- JP2697286B2 JP2697286B2 JP2297436A JP29743690A JP2697286B2 JP 2697286 B2 JP2697286 B2 JP 2697286B2 JP 2297436 A JP2297436 A JP 2297436A JP 29743690 A JP29743690 A JP 29743690A JP 2697286 B2 JP2697286 B2 JP 2697286B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星を介して同報通信を行うファクシミリ通
信方式に関し、特に汎用のファクシミリ装置を端末で使
用する衛星ファクシミリ同報システムに関する。
信方式に関し、特に汎用のファクシミリ装置を端末で使
用する衛星ファクシミリ同報システムに関する。
従来の衛星を介して同報通信を行うファクシミリ通信
方式においては、親局から端末のファクシミリ装置に所
定の伝送制御信号を送り、且つ端末装置はそれに対する
応答信号(ACK信号)を返してから同報通信が行われる
システムとなっていた。
方式においては、親局から端末のファクシミリ装置に所
定の伝送制御信号を送り、且つ端末装置はそれに対する
応答信号(ACK信号)を返してから同報通信が行われる
システムとなっていた。
上述した従来の衛星を介したファクミリ同報システム
では、端末のファクシミリ装置からACK信号を返す必要
がある。従って衛星を用いて同報を行うには、端末のフ
ァクシミリ装置に衛星に対する送・受信用設備が必要と
なる。また、ファクシミリ同報専用の機能を持った専用
のファクシミリ装置を準備しなくてはならないという欠
点もある。更に、端末のファクシミリ装置全てのACK信
号を確認しなければ同報できないという欠点があった。
では、端末のファクシミリ装置からACK信号を返す必要
がある。従って衛星を用いて同報を行うには、端末のフ
ァクシミリ装置に衛星に対する送・受信用設備が必要と
なる。また、ファクシミリ同報専用の機能を持った専用
のファクシミリ装置を準備しなくてはならないという欠
点もある。更に、端末のファクシミリ装置全てのACK信
号を確認しなければ同報できないという欠点があった。
本発明の衛星ファクシミリ同報システムは、G3モード
を有するファクシミリ装置を用いるファクシミリ通信シ
ステムであって、自動着信の起動信号を送出しそれに対
する応答信号の受信によって同報通信信号を送出する手
段を有するファクシミリ装置である親局と、前記親局に
接続され前記起動信号に対する応答信号を送出する手段
を有するファクシミリ装置である子局と、前記親局と衛
星中継器を介して接続され前記起動信号の受信によって
ファクシミリ信号の自動着信体制をつくる手段を有する
ファクシミリ装置である1以上の孫局とを有している。
を有するファクシミリ装置を用いるファクシミリ通信シ
ステムであって、自動着信の起動信号を送出しそれに対
する応答信号の受信によって同報通信信号を送出する手
段を有するファクシミリ装置である親局と、前記親局に
接続され前記起動信号に対する応答信号を送出する手段
を有するファクシミリ装置である子局と、前記親局と衛
星中継器を介して接続され前記起動信号の受信によって
ファクシミリ信号の自動着信体制をつくる手段を有する
ファクシミリ装置である1以上の孫局とを有している。
このような本発明の衛星ファクシミリ同報システムに
おいては、親局は子局のファクシミリ装置とだけ伝送制
御信号のやりとりを行う。親局と子局の伝送制御信号の
やりとりは、一例としてハイブリッド回路で孫局に分配
され、孫局のファクシミリ装置は親局の信号のみを受信
することができる。ここで、本来孫局が返すべきACK信
号は、子局のファクシミリ装置が代返している。
おいては、親局は子局のファクシミリ装置とだけ伝送制
御信号のやりとりを行う。親局と子局の伝送制御信号の
やりとりは、一例としてハイブリッド回路で孫局に分配
され、孫局のファクシミリ装置は親局の信号のみを受信
することができる。ここで、本来孫局が返すべきACK信
号は、子局のファクシミリ装置が代返している。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図である。親
局1は専用回線かつCCITT規格のグループ3(G3)モー
ドに設定できるファクシミリ装置、もしくは自動着信の
起動信号である周波数(例えば1300Hz)の信号を送出す
る発振装置を有する汎用のG3モードを有するファクシミ
リ装置である。即ち、G3モードを有し、且つ自動着信の
起動信号が送出できるファクシミリ装置である。親局1
はハイブリッド2と接続され、ハイブリッド2の出力端
の一方は起動信号によって自動着信体制をとる汎用のフ
ァクシミリ装置からなる子局3と接続される。ハイブリ
ッド2の出力端の他端は、増幅器または減衰器から構成
される第1のレベル調整器4と接続され、衛星用送信装
置5,アンテナ装置6を介して衛星中継器7と接続され
る。衛星中継器7は、更に1以上の衛星用受信装置9、
それにそれぞれ接続される第2のレベル調整器10を介し
て一般家庭にも普及している汎用のG3規格のファクシミ
リ装置である孫局11と接続される。
局1は専用回線かつCCITT規格のグループ3(G3)モー
ドに設定できるファクシミリ装置、もしくは自動着信の
起動信号である周波数(例えば1300Hz)の信号を送出す
る発振装置を有する汎用のG3モードを有するファクシミ
リ装置である。即ち、G3モードを有し、且つ自動着信の
起動信号が送出できるファクシミリ装置である。親局1
はハイブリッド2と接続され、ハイブリッド2の出力端
の一方は起動信号によって自動着信体制をとる汎用のフ
ァクシミリ装置からなる子局3と接続される。ハイブリ
ッド2の出力端の他端は、増幅器または減衰器から構成
される第1のレベル調整器4と接続され、衛星用送信装
置5,アンテナ装置6を介して衛星中継器7と接続され
る。衛星中継器7は、更に1以上の衛星用受信装置9、
それにそれぞれ接続される第2のレベル調整器10を介し
て一般家庭にも普及している汎用のG3規格のファクシミ
リ装置である孫局11と接続される。
ここで、衛星用送信装置5は一例として衛星放送にお
けるPCM音声信号の伝送フォーマット(BSフォーマット
ともいう)でファクシミリ信号を伝送してもよく、この
場合には衛星用受信装置9はBSフォーマットが受信でき
るCS(通信衛星)用チューナであってよい。レベル調整
器4及び10は、それぞれ衛星用送信装置5及び孫局10の
入力レベルを調整するために用いられる。
けるPCM音声信号の伝送フォーマット(BSフォーマット
ともいう)でファクシミリ信号を伝送してもよく、この
場合には衛星用受信装置9はBSフォーマットが受信でき
るCS(通信衛星)用チューナであってよい。レベル調整
器4及び10は、それぞれ衛星用送信装置5及び孫局10の
入力レベルを調整するために用いられる。
親局1からこれら1以上の孫局11に同報信号を送出す
る場合には、自動着信のための起動信号(例えば1300Hz
の信号を約5秒間)を送出する。するとG3モードに設定
された子局3は、この信号を受けてACK信号(応答信
号)を返し親局1と子局3との間に通信回線が設定され
る。その後は、親局1と子局3との間でファクシミリの
伝送制御手順に従ってファクシミリ通信が行われること
になる。親局1からの起動信号は、ハイブリッド2から
分岐されて孫局11にも送出され、孫局11は自動着信モー
ドが設定される。親局1は、子局3からのACK信号を受
けて同報ファクシミリ信号の送出を開始し、1以上の孫
局11全てに同報通信が受信される。ここで、子局3から
親局1に返されるACK信号は、本来孫局11から返される
べき信号を代返していることになる。
る場合には、自動着信のための起動信号(例えば1300Hz
の信号を約5秒間)を送出する。するとG3モードに設定
された子局3は、この信号を受けてACK信号(応答信
号)を返し親局1と子局3との間に通信回線が設定され
る。その後は、親局1と子局3との間でファクシミリの
伝送制御手順に従ってファクシミリ通信が行われること
になる。親局1からの起動信号は、ハイブリッド2から
分岐されて孫局11にも送出され、孫局11は自動着信モー
ドが設定される。親局1は、子局3からのACK信号を受
けて同報ファクシミリ信号の送出を開始し、1以上の孫
局11全てに同報通信が受信される。ここで、子局3から
親局1に返されるACK信号は、本来孫局11から返される
べき信号を代返していることになる。
以上説明したように本発明は、多数の孫局のファクシ
ミリ装置としては、衛星を通して伝送制御信号を送信す
る必要がないため、汎用のG3規格のファクシミリ装置を
使用することができ、安価な設備によって容易にファク
シミリ同報網を構築できるという効果がある。また、親
局は全ての孫局のACK信号を確認しなくても、同報通信
を開始できるという利点もある。
ミリ装置としては、衛星を通して伝送制御信号を送信す
る必要がないため、汎用のG3規格のファクシミリ装置を
使用することができ、安価な設備によって容易にファク
シミリ同報網を構築できるという効果がある。また、親
局は全ての孫局のACK信号を確認しなくても、同報通信
を開始できるという利点もある。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。 1……親局、2……ハイブリッド、3……子局、4……
レベル調整器、5……衛星用送信装置、6……アンテナ
装置、7……衛星中継器、8……アンテナ装置、9……
衛星用受信装置、10……レベル調整器、11……孫局。
レベル調整器、5……衛星用送信装置、6……アンテナ
装置、7……衛星中継器、8……アンテナ装置、9……
衛星用受信装置、10……レベル調整器、11……孫局。
Claims (2)
- 【請求項1】G3モードを有するファクシミリ装置を用い
るファクシミリ通信システムであって、自動着信の起動
信号を送出しそれに対する応答信号の受信によって同報
通信信号を送出する手段を有するファクシミリ装置であ
る親局と、前記親局に接続され前記起動信号に対する応
答信号を送出する手段を有するファクシミリ装置である
子局と、前記親局と衛星中継器を介して接続され前記起
動信号の受信によってファクシミリ信号の自動着信体制
をつくる手段を有するファクシミリ装置である1以上の
孫局とを有することを特徴とする衛星ファクシミリ同報
システム。 - 【請求項2】前記親局は専用線用のファクシミリ装置で
あり、前記子局および孫局は汎用のファクシミリ装置で
あることを特徴とする請求項1記載の衛星ファクシミリ
同報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2297436A JP2697286B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 衛星ファクシミリ同報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2297436A JP2697286B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 衛星ファクシミリ同報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04170253A JPH04170253A (ja) | 1992-06-17 |
JP2697286B2 true JP2697286B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=17846501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2297436A Expired - Lifetime JP2697286B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 衛星ファクシミリ同報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697286B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2838004B2 (ja) * | 1992-12-16 | 1998-12-16 | 日本無線株式会社 | 画情報の一斉同報システム |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP2297436A patent/JP2697286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04170253A (ja) | 1992-06-17 |
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