JP2696470B2 - 粘質物の吐出ノズル - Google Patents

粘質物の吐出ノズル

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JP2696470B2 JP5114010A JP11401093A JP2696470B2 JP 2696470 B2 JP2696470 B2 JP 2696470B2 JP 5114010 A JP5114010 A JP 5114010A JP 11401093 A JP11401093 A JP 11401093A JP 2696470 B2 JP2696470 B2 JP 2696470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、粘質物の吐出ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】バター、マーガリン、その他の粘質の食
品や、石鹸等の粘質の部材を、切断や包装等を行う加工
ライン上へ吐出するノズルは、吐出と共に、粘質物の横
断面の形状を整え、或いは成形するものである。従って
製品の種類や量の変更に対応する場合、寸法の適合した
ものにノズル全体を交換する必要があった。このため、
一つのノズルにおいて、製品の大きさに応じて、その吐
出ノズルの大きさや、内部の幅と高さの比率の自由な変
更を行うことが可能なものが望まれていた。この点例え
ば、特開平5−76号公報に見られるようなノズルが提
案されている。これは、押出機内から粘弾性塑性物を押
し出してシート状に賦形するための押出成形用ノズルで
あって、ノズルは押出機から押し出された粘弾性塑性物
が通過する原料通路が、少なくとも一方がノズルの開口
部厚みをを調整する方向に可動するように構成された上
下の厚み調整壁板と、少なくとも一方がノズルの開口部
幅を調整する方向に可動するように構成された左右の幅
調整板とによって構成され、この左右の幅調整壁板の内
面側は可動厚み調整壁板の端縁と当接し、且つ可動厚み
調整壁板の可動幅調整壁板と当接する側の端縁にはこの
縁部に沿って、可動幅調整壁板の移動とともに進退動し
てこの可動幅調整壁板の内面側に常に当接する補助壁板
を設けたことを特徴とするシート状製品の押出成形用ノ
ズルなるものである。このような構成を採ることによっ
て、このノズルは、ノズル開口部の幅及び厚み(高さ)
を無段階に調整することが可能なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、幅調整壁板の
幅調整のための(拡大方向への)摺動によって生じる厚
み調整壁板と幅調整壁板との間の隙間を、補助壁板を当
てがうことによって埋めるものであるため、どうしても
補助壁板の厚み分、吐出される粘質物が凹んだのであっ
た。このような変形は、見栄えを悪くすることもさるこ
とながら、包装や梱包のしにくさを招来するものであ
る。この変形は、補助壁板を薄くすれば微小になるとい
えども、補助壁板を用いる限り、完全に回避することが
できなかった。勿論補助壁板を薄くするにしても、その
強度を確保する上では限界がある。本願発明は、このよ
うな課題の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明に係る粘質物の
吐出ノズルは、粘質物の押出機の吐出部に設けられるノ
ズル構成部200を備えるものであり、下記の構成を採
るものである。即ちノズル構成部200は、粘質物を外
部へ吐出する中空部材であり、その中空部分400は、
断面が略矩形である。更にこのノズル構成部200は、
第1構成片210と、第2構成片220と、第3構成片
230と、第4構成片240とを備える。この第1構成
片210の表面211と第4構成片240の表面241
とが互いに対向し、第2構成片220の表面221と第
3構成片230の表面231とが互いに対向して、これ
ら各構成片の表面211,221,231,241が、
上記中空部分400の内壁面を形成する。第2構成片2
20は、その表面221の一部が、第1構成片210の
一側面212へ摺動可能で隙間なく当接する。第3構成
片230は、その一側面232が、第1構成片210の
表面211に、摺動可能で隙間なく当接する。第4構成
片240は、その表面241の一部が第2構成片220
の一側面222へ摺動可能で隙間なく当接するものであ
り且つその一側面242が、第3構成片230の表面2
31の一部に摺動可能で隙間なく当接するものである。
【0005】
【作用】上記構成を採る本願発明は、第2構成片220
が、第1構成片210の側面212に沿って摺動するこ
とが可能であり、この第2構成片220と対向する第3
構成片230は、第1構成片210の表面211に沿っ
て摺動することが可能である。即ち第1構成片210の
異なる面に対して当接する第2構成片220と第3構成
片230とは、第1構成片210から間隔を空けること
なく、互いに交差する方向へ摺動することが可能であ
り、第1構成片210と対向する第4構成片240は、
その表面241にて、第2構成片220の側面222と
接すると共に第3構成片230の表面231に沿って摺
動可能である。従って、外部から、適当な構成片へ、夫
々が交差する方向に押圧力或いは牽引力を与えることに
よって、第1構成片210に対して他の構成片220,
230,240が、夫々の上記摺動方向に摺動して、各
構成片210,220,230,240が囲む空間(中
空部分400)の高さ、幅を変更することが可能であ
り、この際、各構成片210,220,230,240
間に隙間を生じずに、このよう変更を行うことができ
る。従って、従来ノズル内壁に生ずる間隔を埋めるため
に用いられた補助壁板を必要としない。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて本願発明の実施例について
説明する。図1〜図5へ本願発明に係る装置の一実施例
を掲げる。先ずこのノズルは、図3へ示すように、圧送
されてくる粘質物、即ちマーガリン、バター等の粘性食
品や工業用の板状石鹸或いはその他の粘性材料を、シー
ト状等の、断面が矩形形状のものにして、吐出するもの
である。即ち、このような本願発明に係る粘質物の吐出
ノズルは、主としてノズル構成部200によって構成さ
れたものであり、このノズル構成部200は、その後部
側Bから送られてきた上記粘質物を、その先端側Aへ吐
出するものである。この図2へ示すように、後部側B
は、押出機(図示しない。)側から粘質物を圧送してく
る後述のフレキシブルチューブ700との接続部701
が設けられている。そして、ノズル構成部200外部に
は、このノズル構成部200を内包する中空の箱体とし
て形成されたハウジング部材300が設けられている。
各部の構成について、以下順に説明する。
【0007】ノズル構成部200は、図1及び図3へ示
す通り、粘質物を外部へ吐出する中空部材である。その
中空部分400は、横断面が略矩形である。このノズル
構成部200は、この図1に示す実施例において、底板
として形成された第1構成片210と、右側板として形
成された第2構成片220と、左側板として形成された
第3構成片230と、天板として形成された第4構成片
240とによって構成されたものである。図示の通り、
この第1構成片210の表面211と第4構成片240
の表面241とが互いに対向し、第2構成片220の表
面221と第3構成片230の表面231とが互いに対
向して、これら各構成片の表面211,221,23
1,241が、上記中空部分400の内壁面を形成す
る。
【0008】この第1構成片210は、裏面がハウジン
グ部材300に固定されているか、又は、裏面がハウジ
ング部材300と一体に形成されている。第1構成片2
10は、必要に応じ、内部215を中空とし保温水等を
導入するようにして実施することも可能である。この保
温水は、粘質物に適当な流動性を与えるものであり、保
温水に代え、電熱線等の適当な発熱手段を用いてもよ
く、不必要であれば、このような保温水を導入する構成
を採用せずに実施例することも可能である。このような
保温水を導入のための中空部を、他の構成片220,2
30,240の内部にも形成すれば効果的である(図1
の内部225,235,245)。しかし、この場合も
不要であれば、このような構成は採用せずに実施するこ
とも可能である。第1構成片210の後部には、立ち上
がり部216が形成されており、上述の接続具701と
の接続を果たす。この接続具701は、後方のフレキシ
ブルチューブ700と立ち上がり部216との間に介さ
れ、フレキシブルチューブ700が圧送してくる粘質物
をノズル構成部材200側へ送るパイプとして機能する
ものである。
【0009】第2構成片220は、その後方226(図
3、後方側B)が第1構成片210の立ち上がり部21
6へ伸び、この立ち上がり部216へ軸止(軸227)
されており、この軸方向227を中心とし、前方(先端
側A)を第1構成片210に対して上下に回動すること
が可能である。そして図1へ示す通り、第2構成片22
0は、その表面221の一部が、第1構成片210の一
側面212へ(上記回動に従って)摺動可能であり、
又、隙間なく当接する。詳述すると、この実施例では、
第2構成片220は、前方においては、支持杆340,
341に押さえられている。この支持杆340は、ハウ
ジング部材300の底部に螺合しており、上下に変移可
能であり、その先端が、第2構成片220の側面224
と当接しすることによって先端側Aにおいて、第2構成
片220を支持するものである。又支持杆341は、ハ
ウジング部材300の側部に螺合しており、左右に変移
可能であり、その先端が第2構成片220の裏面223
と当接し、第2構成片220を常時第1構成片210側
面212へ押さえ付けている。但しこの支持杆341
は、第2構成片220の右方への脱落を防止するもので
あればよく、左右には変移可能とせずとも実施可能であ
る。
【0010】又、第3構成片230は、その後部236
が、軸方向237を介し、第1構成片210に対して、
水平方向に回動可能に第1構成片210へ軸止されてい
る。これとこのような構成と相まって第3構成片230
は、その一側面232が、第1構成片210の表面21
1に対し、摺動可能で隙間なく当接する(上述の通り、
後部236が軸止されていることから、後方の他の部位
に比して、先端側Aでの摺動の幅が最も大きくなる)。
この実施例において、第3構成片230の裏面233
に、第1支持操作具310の先端が、ボールジョイント
311を介して、屈曲可能に固定されている。この第1
支持操作具310は、棒状に形成され、ハウジング部材
300の外部からその内部に挿入されたものであり、そ
の後方をハウジング部材300外部から螺子締め或いは
アクチュエータ等の適宜手段によって、第3構成片23
0の左右方向への摺動力(押圧力及び牽引力)を付与
し、上記回動をなすものである。この回動によって、後
述の通り、下記第4構成片240も同体に、水平方向W
に回動する。
【0011】第4構成片240は、その表面241の一
部が第2構成片220の一側面222へ摺動可能で隙間
なく当接するものであり且つその一側面242が,第3
構成片230の表面231の一部に摺動可能で隙間なく
当接する。詳述すると、この実施例において、後方側B
において、軸500を介することにより第4構成片24
0は、その先端側Aに位置する部位を上下に回動可能と
すべく、第3構成片230に対して、軸止されている。
そして、先端側Aにて、第4構成片240は、第3構成
片230と同様、その裏面243に、第2支持操作具3
20の先端が、ボールジョイント321を介して、屈曲
可能に固定されている。この第2支持操作具320も、
棒状に形成され、ハウジング部材300の外部からその
内部に挿入されたものであり、その後方をハウジング部
材300外部から螺子締め或いはアクチュエータ等の適
宜手段によって、第4構成片240の上下方向への摺動
力(押圧力及び牽引力)を付与するものである。又、第
4構成片240は、第2構成片220との密着状態を維
持するために、規制杆342,343の先端により、そ
の裏面243が押さえられている。この規制杆342,
343は、ハウジング部材300の外部より、挿入され
たものであり、その後方が螺子締め或いはアクチュエー
ター等の適宜手段によって、先端側Aにて、上下に変移
可能に固定されている。ハウジング部材300に設けら
れた抑止板350が上方への変位の限界点を越えないよ
う第4構成片240の上方への動作の当たりとなってい
る。この第4構成片240の後端は、図2及び図3へ示
すように、第1構成片210の立ち上がり部216に軸
止された(軸601)天板体600の上面へ、螺子50
3,504によって止められている。この天板体600
自身は、上下方向Zに回動可能なように、軸601に
て、第1構成片210の立ち上がり部216へ軸止され
ている。この天板体600の上下方向Zへの回動は、軸
500を中心とする第4構成片240の回動に連動する
ものである。更に天板体600は、第4構成片340が
第3構成片230の水平方向(矢印W方向)への回動に
従って矢印W方向へ回動可能とするために、下記の構成
を採るのが適切である。即ち、上記螺子503,504
が挿通されている部分は、図2へ示すように弧状の長孔
501、502として形成され、ここに螺子503,5
04を通すことにより、第4構成片240は、この長孔
501、502の幅を回動範囲として水平方向に回動す
ることが可能となっているのである。又先端側A位置に
おいても、ハウジング部材300の第2支持操作間32
0の挿入口344は、弧を描いた状態の長孔として形成
しておけばよい。天板体600の下面は、第4構成片2
40の後方との隙間Vに、粘質物が入り込む恐れがある
ため、天板体600の下方において、第4構成片240
の後方と第1構成片210の立ち上がり部216との間
にステンレス製等でできた薄板605を配置する。従っ
て、第4構成片240の後方は、この薄板605と、天
板体600に挟まれた状態になっている。薄板605の
素材は、ステンレス製のものに限定するものではない
が、錆びにくさと、適当な弾性を有することによって多
少の捩じれにも対応可能なものであるのが適切である。
【0012】上記の実施例において、第1支持操作具3
10は、第3構成片230へ設けられ、第2操作支持具
320は、第4構成片240へ設けられたが、第1支持
操作具310と第2支持操作具320の、双方の摺動力
(押圧力及び牽引力)の作用方向は、交差するものであ
ればよく、第1構成片210以外の他の、上記とは異な
る構成片へ夫々設けて実施することも可能である。以上
のような構成を採ることによって、ノズル構成部材20
0は、第1支持操作具310の図1の右方向への作動に
より第3構成片230(先端側)が、右方向へ摺動し
て、中空部分400の水平幅を狭めるものである。この
動作に際して、水平方向には、第3構成片230と共に
第4構成片240が一体となって、この水平方向への回
動を果たすものである。そして、ノズル構成部材200
は、第2支持操作具320の図1の下方向への動作によ
り、第4構成片240(先端側)が、下方向へ摺動し
て、中空部分400の鉛直方向に対する高さを縮めるの
である。この動作に際して、第2構成片220は、第4
構成片240の摺動と一体となって、下方に摺動するの
である。支持杆341及び規制杆342,343は、上
記作動後、最終各構成片の最終位置が決定した後に締め
つければよいのである。又これら各構成片の規制杆の締
付けは、手動であっても、従来周知の締付け装置によっ
て自動に行うものであっても、何れでも実施可能であ
る。
【0013】この図1に示す実施例において、既述の通
り、ノズル構成部材200は、第1構成片210が底板
をなし、第2構成片220が右側板をなし、第3構成片
230が左側板をなし、第4構成片240が天板をなす
ものとして説明したが、第1構成片210、第2構成片
220、第3構成片230、第4構成片240の何れ
が、天板をなし、何れが左右の側板をなすものであって
も実施可能である。即ち各構成片は、互いの当接関係・
相対的な摺動方向のみを既述の通りとすればよく、上下
左右の配置は問わない。従って、例えば、第2構成片2
20が左側板をなし、第3構成片230が右側板をなす
ものであってもよい。又第1構成片210も、ハウジン
グ部材300に固定されていればよく、天板や側板を担
うものであってもよい。他の構成片もこのような変更に
従って上下左右の配置は変更可能である。
【0014】中空部分400の吐出開口部401の横方
向の長さの変化により、粘質物の吐出位置の水平方向に
対する中心が変化してしまう。このため、粘質物の吐出
位置の中心を常に一定とするため、下記の構成を採用す
るのが望ましい。
【0015】即ち、ノズル構成部材200は、水平方向
に対して、吐出開口部401の向きを変えることが可能
な構成を採用するのである。詳述すると、図3へ示すよ
うに、回動装置800を設けることによって、ノズル構
成部材200(直接には、第1構成片210)が、この
回動装置800に支持されるものとするのである。
【0016】この回動装置800は、ノズル構成部材2
00の下部を支持する支柱801を備えたものであり、
支柱801は、水平方向に回動可能であり、その胴部外
周に設けられたワームホイール802と一体に回動する
ものである。このワームホイール802は、ワーム80
3を介して外部より回動力が供給される(図3、図
4)。従って、この供給された回動力によって、ワーム
ホイール802と共に支柱801が回動し、ノズル構成
部材200は水平方向へ回動し、その向きを変えるので
ある。このようなノズル全体の回動を可能とすることに
より、各構成片の上述の動作による中空部分400の伸
縮によって、ノズルの吐出開口部401の向きが変わっ
ても(中空部分の中心がずれても)、ノズルの回動によ
って、常に中心を維持し、粘質物の吐出位置が変化する
ことがない。上記昇降装置800自身は、支持体804
によって、支持されている。
【0017】尚、図5は、フレキシブルチューブ700
側からノズルを眺めた状態を示している。この実施例に
おいて、接続具701の、最後尾にフレキシブルチュー
ブ700が接続されているが、図5の位置E,F,G,
Hの何れかに接続されるものであっても実施は可能であ
る。又フレキシブルチューブ700は、テフロン製のも
のが最適である。このような素材については、適宜変更
可能である。又フレキシブルチューブ700は、蛇腹等
の前後や上下左右に伸縮性のあるものが望ましい。但
し、上述のように、フレキシブルチューブ700や回転
装置といった構成を持たず、中空部分400の吐出開口
部401の横方向の長さの変化により、粘質物の吐出位
置の水平方向に対する中心が変化するものであっても、
ノズル構成部200の先端側Aの先即ち吐出開口部40
1の外にある吐出物を受ける手段が、このような変化に
対応するものであれば、実施可能である。
【0018】
【発明の効果】本願発明の実施によって、従来、開口部
の寸法を変更することが可能なノズルに、必要とした補
助壁板を必要とせず、ノズル開口部の寸法を変更するこ
とが可能となった。このため、断面が正確に矩形で、変
形のない粘質物を吐出することが可能となり、他の加工
の円滑さと共に粘質物の商品価値を増大せしめた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体正面図である。
【図2】上記実施例の全体平面図である。
【図3】上記実施例の縦断面図である。
【図4】上記実施例の全体背面図である。
【図5】上記実施例の要部略横断面図である。
【符号の説明】
200 ノズル構成部 210 第1構成片 211 (第1構成片の)表面 212 (第1構成片の)側面 220 第2構成片 221 (第2構成片の)表面 222 (第2構成片の)側面 223 (第2構成片の)裏面 230 第3構成片 231 (第3構成片の)表面 232 (第3構成片の)側面 233 (第3構成片の)裏面 240 第4構成片 241 (第4構成片の)表面 242 (第4構成片の)側面 243 (第4構成片の)裏面 300 ハウジング部材 310 第1支持操作具 320 第2支持操作具 330 (ハウジング部材の)内周面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘質物の押出機の吐出部に設けられるノ
    ズル構成部(200) を備えてなり、 ノズル構成部(200) は、粘質物を外部へ吐出する中空部
    材であり、その中空部分(400) は、断面が略矩形であ
    り、更にこのノズル構成部(200) は、第1構成片(210)
    と、第2構成片(220) と、第3構成片(230) と、第4構
    成片(240) とを備えてなり、この第1構成片(210) の表
    面(211) と第4構成片(240) の表面(241)とが互いに対
    向し、第2構成片(220) の表面(221) と第3構成片(23
    0) の表面(231) とが互いに対向して、これら各構成片
    の表面(211) ,(221) ,(231) ,(241) が、上記中空部
    分(400) の内壁面を形成し、 第2構成片(220) は、その表面(221) の一部が、第1構
    成片(210) の一側面(212) へ摺動可能で隙間なく当接す
    るものであり、 第3構成片(230) は、その一側面(232) が、第1構成片
    (210) の表面(211) に、摺動可能で隙間なく当接し、 第4構成片(240) は、その表面(241) の一部が第2構成
    片(220) の一側面(222) へ摺動可能で隙間なく当接する
    ものであり且つその一側面(242) が、第3構成片(230)
    の表面(231) の一部に摺動可能で隙間なく当接するもの
    であることを特徴とする粘質物の吐出ノズル。
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