JP2696440B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2696440B2
JP2696440B2 JP3172440A JP17244091A JP2696440B2 JP 2696440 B2 JP2696440 B2 JP 2696440B2 JP 3172440 A JP3172440 A JP 3172440A JP 17244091 A JP17244091 A JP 17244091A JP 2696440 B2 JP2696440 B2 JP 2696440B2
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藤 三 男 佐
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線ゾーンを移動した
場合に、移動先の無線ゾーンにおいて位置登録の必要な
無線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線電話装置は、手動に
よる位置登録と自動による位置登録のいずれか、若しく
は両者の機能を合わせ持っており、発信時には、位置登
録済の無線ゾーン(無線基地局)を使用する仕組みとな
っている。したがって、無線電話機の発信信号は、位置
登録済の無線基地局を経て無線電話機の位置を管理する
主装置に通知され、呼が成立するようになっている。
【0003】図3は従来の無線電話装置の構成を示して
いる。図3において、21は公衆通信網であり、22は
無線電話装置の主装置であり、231〜234は無線基
地局である。241は制御用と通話用の送受信機を有す
る無線電話機であり、251〜254は無線基地局23
1〜234に設定された通信可能な無線ゾーンである。
【0004】次に、上記従来例の動作について説明す
る。いま、無線ゾーン251に位置している無線電話機
241が、無線ゾーン254に移動したとすると、無線
ゾーン254の基地局234からは、位置情報信号と発
信制御チャネル情報信号とを含む報知信号が発射されて
いるので、無線電話機241は、これを受信することが
でき、したがって自己機の位置が無線ゾーン251から
無線ゾーン254へ移動したことを認識することができ
る。そして無線電話機241の位置登録ボタンを押下し
て手動により、または自動により位置登録信号を基地局
234に対して送出し、無線ゾーン254における位置
登録を行なうことができる。
【0005】このように、上記従来の無線電話装置で
も、無線ゾーンを移動した場合は、移動先の無線基地局
に対して位置登録を行なうことにより、着呼接続が可能
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線電話装置では、移動先の無線基地局に対して自
動位置登録を行なう際には、移動した無線電話機は、制
御チャネル上りの衝突対策および上り信号のトラヒック
低減のため、許された自己の自動位置登録のタイミング
までは、位置登録を行なえない仕組みになっていた。し
たがって、自動位置登録が行なわれる前に、発信操作を
行なうと、移動した無線電話機は、移動前の位置登録済
の無線基地局に対して発信信号を出すことになり、信号
が移動前の無線ゾーンには届かないため、発信失敗とな
るケースが多くあった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、発信時の呼損を低減することができる優
れた無線電話装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、無線電話機が位置登録ゾーンから他のゾ
ーンに移動したときに発信を失敗した場合には、位置登
録が行なわれていない最寄りの無線基地局を使用して発
信リトライを自動的に行なうようにしたものである。
【0009】本発明はまた、位置登録ゾーンから他のゾ
ーンに移動した時の発信リトライを、最初は位置登録済
の基地局に対して行ない、発信失敗時には、移動後に受
信している報知信号の中から受信電界が最も強い基地局
を選択して発信リトライを自動的に行なうようにしたも
のである。
【0010】本発明はまた、主装置が、位置登録されて
いない無線ゾーンからの無線電話機の発信信号を受けた
時は、その無線電話機に対してその無線ゾーンを位置登
録し、その無線電話機に対する着信があった時は、その
無線ゾーンの無線基地局に対して着呼処理を行なわせる
ようにしたものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば次のような効果を
有する。無線ゾーンを移動した無線電話機は、いくつか
の無線基地局からのそれぞれの報知信号を一定期間、例
えば10秒間受信し、受信電界の最も強い無線基地局を
選択して記憶し、まず最初に位置登録済無線基地局に対
する発信を行ない、その発信が失敗した時は、選択した
無線基地局に対して発信リトライを行なうことにより、
発信時の呼損を低減することができる。
【0012】なお、上記一定期間内に位置登録済無線基
地局以外の報知信号を受信しなかった時には、既登録の
無線基地局に対して発信リトライする。この場合、例え
ば同一無線基地局に対して行なう場合もある。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の概要を説明するた
めの模式図である。図1において、11は公衆通信網で
あり、12は無線電話装置の主装置であり、13,1
4,15は無線基地局である。16は制御用と通信用の
送受信機を有する無線電話機、17,18,19はそれ
ぞれ無線基地局13,14,15に設定された通信可能
な無線ゾーンである。
【0014】次に上記実施例の動作について説明する。
無線電話機16は、無線ゾーン17の無線基地局13に
対し位置登録してある。発・着信可能な時、無線電話機
16が無線ゾーン19に移動すると、受信できた無線基
地局からの報知信号のうち最も受信電界の強い無線基地
局15を選択し、そこを通じて発呼信号を送出すると、
無線基地局15は発呼応答を返して発呼を成立させる。
なお、1回目の発信は、位置登録されている基地局13
に対して行ない、これが失敗した時に基地局15に対し
て発信することにより、自己機16が無線ゾーン17に
いないことを確認できるとともに、無線ゾーン15から
出ていない場合は、誤った位置登録の更新を防止するこ
とができる。
【0015】次に図2を参照して上記実施例における制
御信号の流れを説明する。図2において、11は公衆通
信網、12は主装置、13,14,15は無線基地局、
16は無線電話機である。また、SG1は主装置12か
ら無線基地局14に対する報知指示の信号であり、SG
2は無線基地局15に対する報知指示の信号であり、S
G3は無線基地局14から無線電話機16に対する報知
信号であり、SG4は無線基地局15から無線電話機1
6に対する報知信号である。
【0016】いま、無線電話機16が報知信号SG3,
SG4を受信すると、それぞれの信号の電界レベルを比
較し、例えばSG3の受信レベルが2(例えば20dB
μV以上の電界)であり、SG4の受信レベルが3(例
えば30dBμV以上の電界)の時は、無線電話機16
は、報知信号SG4の無線基地局15の識別信号すなわ
ち図1の無線ゾーン19を記憶する。
【0017】次いで無線電話機16が無線基地局15か
ら報知された発信制御チャネルを使用して発信すると、
最初は位置登録済の無線基地局13に対して発呼信号S
G5を送出する。これに対し、無線基地局13が位置す
る無線ゾーン17には信号が届かないので、無線基地局
13は応答しない。また、無線基地局14,15は、自
己に対する発信信号ではないため、これを受け付けな
い。このため、無線電話機16は、記憶した無線基地局
15からの報知信号SG4をもとに発信リトライを無線
基地局15に対して行ない、発呼信号SG6を送出す
る。無線基地局15は、自己に対する発信信号であるの
でこれを受け付け、主装置12に発呼通知SG8を送出
するとともに、発呼信号SG6に対して発呼応答SG7
を無線電話機16に対して返送する。以後、通話チャネ
ルへの切り替えなどの発呼手続きが行なわれる。
【0018】主装置12は、発呼通知SG8を受ける
と、無線基地局15が無線電話機16の位置登録済の無
線基地局であるかどうかを調べ、未登録の場合には、こ
れを登録するようにメモリを制御する。これにより、主
装置12に着信があった場合は、無線基地局15を無線
電話機16の最新の位置登録済の無線基地局として呼び
出しを行なうことができる。
【0019】このように、上記実施例によれば、無線電
話機16が無線ゾーンを移動したときには、移動先の無
線ゾーンからまず位置登録済の無線基地局13に対して
発信を行ない、これが失敗した時には移動先の無線基地
局15に対して発信リトライを行なうので、発信時の呼
損を低減することができる。
【0020】また上記実施例によれば、無線電話機に設
けられている位置登録ボタンの押下操作を行なわなくて
も、移動先の無線基地局に対して自動的に位置登録を行
なうことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、無線電話機が位置登録ゾーンから他のゾーンに移動
したときに発信を失敗した場合には、位置登録が行なわ
れていない最寄りの無線基地局を使用して発信リトライ
を自動的に行なう機能を備えているので、従来の発信時
の呼損に対して、発信リトライにより接続される確率
向上するため、発信時の呼損を低減することができると
いう効果を有する。
【0022】本発明はまた、位置登録ゾーンから他のゾ
ーンに移動した時の発信を、最初は位置登録済の基地局
に対して行ない、発信失敗時には、移動後に受信してい
る報知信号の中から受信電界が最も強い基地局を選択し
て発信リトライする機能を備えているので、自己機が移
動前の無線ゾーンにいないことを確認できるとともに、
移動前の無線ゾーンから出ていない場合は、誤った位置
登録の更新を防止することができる。
【0023】本発明はまた、主装置が、位置登録されて
いない無線ゾーンからの無線電話機の発信信号を受けた
時は、その無線電話機に対してその無線ゾーンを位置登
録する機能を備え、その無線電話機に対する着信があっ
た時は、その無線ゾーンの無線基地局に対して着呼処理
を行なわせるようにしたので、その無線電話機への着信
時の呼損の低減を図ることができるとともに、位置登録
ボタンの押下操作をしなくても、移動先での位置登録を
自動的に行なうことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線電話装置の概要
を示す模式図
【図2】本発明の一実施例における制御信号の流れを示
すシーケンス図
【図3】従来の無線電話装置の概要を示す模式図
【符号の説明】
11 公衆通信網 12 主装置 13,14,15 無線基地局 16 無線電話機 17,18,19 無線ゾーン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用と通話用の送受信機能を有する無
    線電話機と、複数の無線ゾーンにそれぞれ設けられた無
    線基地局と、前記無線電話機の位置と発着信の制御を管
    理する主装置とを備え、前記無線電話機が、位置登録ゾ
    ーンから他のゾーンに移動したときに発信を失敗した場
    合には、位置登録が行なわれていない最寄りの無線基地
    局を使用して発信リトライを自動的に行なう機能を備え
    た無線電話装置。
  2. 【請求項2】 位置登録ゾーンから他のゾーンに移動し
    た時の発信リトライを、最初は位置登録済の無線基地局
    に対して行ない、発信失敗時には、移動先で受信してい
    る報知信号の中から受信電界が最も強いものを選択し、
    当該報知信号を送信している無線基地局を選択して発信
    リトライする請求項1記載の無線電話装置。
  3. 【請求項3】 主装置が、位置登録されていない無線ゾ
    ーンからの無線電話機の発信信号を受けた時は、その無
    線電話機に対してその無線ゾーンを自動的に位置登録す
    る機能を備え、前記無線電話機に対する着信があった時
    は、その無線ゾーンの無線基地局に対して着呼処理を行
    なわせる請求項1または2記載の無線電話装置。
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