JP2696048B2 - 吐出特性制御型遠心ポンプ - Google Patents

吐出特性制御型遠心ポンプ

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JP2696048B2
JP2696048B2 JP4254528A JP25452892A JP2696048B2 JP 2696048 B2 JP2696048 B2 JP 2696048B2 JP 4254528 A JP4254528 A JP 4254528A JP 25452892 A JP25452892 A JP 25452892A JP 2696048 B2 JP2696048 B2 JP 2696048B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ポンプケーシング内
に、軸方向の一方側が開放した羽根車と、その開放端縁
に対して軸方向の隙間を置いて対向する円板を備え、円
板を軸方向に移動して上記隙間を調整することにより、
吐出特性を制御する吐出特性制御型遠心ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種、制御方式を採用した遠心ポンプ
は、実開平1−91095号に開示されている。図4は
上記従来技術の構造の一例を簡略化して示しており、多
数の遠心式の羽根104を有すると共に、軸方向一端
側、たとえば前端が開放した開放羽根車101と、上記
羽根104に対して軸方向の隙間Sを置いて対向する円
板103を備え、該円板103が固定されたスピンドル
102は、羽根車101の主軸106と同芯に配置され
ると共に、軸方向移動自在にポンプケーシングに支持さ
れ、サーボシリンダ109のピストン105に連結して
いる。該ピストン105は、シリンダ109内を第1圧
力室107と第2圧力室108の2室に区画している。
第1圧力室107の入口は、圧力応動弁110を介して
ポンプ吐出口111に接続し、反対側の第2圧力室10
8の入口は、絞り112を介して吐出口111に接続
し、吐出圧力を導入するようになっている。また、両室
107,108の出口は、それぞれ絞り120,121
を介して、たとえば、ポンプの吸込口に接続している。
【0003】圧力応動弁110は、吐出口111側の1
次圧力が高くなると、第1圧力室107側の2次圧力が
減少し、反対に、1次圧力が低くなると、2次圧力が高
くなるようになっている。
【0004】吐出圧力が上昇し、第2圧力室108の圧
力が上昇した時、圧力応動弁110の2次圧が入る第1
圧力室107の圧力は大きく下降し、両圧力室107,
108間の差圧と、円板103の軸方向の推力との差に
より、ピストン105は前進し、隙間Sは大となり、そ
れにより吐出圧は下がって、設定値となって静止する。
吐出圧が低下した場合は、以上と逆に、第1圧力室10
7は当初設定値より大きくなるため、第1圧力室107
の圧力と円板103の推力との合計と、第2圧力室10
8との差により、ピストン105は大きな推力で後退
し、隙間Sを小さくし、それにより吐出圧は上昇し、設
定吐出圧となって静止する。なお、上記実開平1−91
095号には、上述のような実施例の他に、圧力応動弁
110として、吐出口111側の1次圧力が高くなる
と、2次圧力も上昇し、反対に、1次圧力が低くなると
2次圧力も低下する構造のものを、図4の第2圧力室側
108に接続した構造も開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来構造
においては、シリンダ内に必ず2つの圧力室を形成しな
ければならないと共に、各圧力室用に絞りがそれぞれ必
要になり、また、第2圧力室に対する吐出圧力供給用の
配管が必要となる。
【0006】本願発明の目的は、第2圧力室を実質上廃
止できるようにすることにより、構造の簡単化を図るこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願発明は、ポンプケーシング1内に、軸方向の一方
側が開放した羽根車5と、その開放端縁に対して軸方向
の隙間を置いて対向すると共に軸方向に移動可能な円板
12を備え、該円板12の羽根車側とは反対側の空間を
環状部26によって径方向外方の吐出側の高圧空間部
と、径方向内方の吸込側の低圧空間部に区画すると共
に、回転羽根10の回転により常時隙間を閉塞する方向
に軸方向推力が発生するように環状部26を位置させ、
上記軸方向推力に抗する軸方向力を外部から付与するこ
とにより、吐出特性を制御する吐出特性制御型遠心ポン
プにおいて、円板12を、羽根車主軸3と同軸芯のスピ
ンドル15に固定して、該スピンドル15を軸方向移動
可能にポンプケーシング1に支持し、上記スピンドル1
5には、これと共に軸方向移動自在となるようにピスト
ン9を連結し、該ピストン9を軸方向移動自在にシリン
ダ8に嵌合することにより、シリンダ8内を変動圧室2
0と低圧室21とに区画し、低圧室21は、ポンプの低
圧部分あるいは大気に連通することにより、圧力制御さ
れない室とし、変動圧室20の入口を、ポンプ吐出圧の
増加に応じて開度が大側へ調節されて吐出水を変動圧室
20に導入する圧力応動弁28を介してポンプ吐出部に
接続し、変動圧室20の出口を、絞りを介してポンプ吸
込部に接続することにより、変動圧室20の圧力が隙間
を開放する方向にピストン9を加圧する状態とし、ポン
プ吐出圧が圧力応動弁28の設定値より高い時には、変
動圧室20の圧力が推力に打ち勝って円板12を隙間開
放側に移動し、吐出圧が設定値より低い時には、円板1
2の推力により隙間閉塞側に移動し、吐出圧が設定値の
時には、変動圧室の圧力と円板の推力が平衡して円板1
2が移動せず、吐出圧を設定値に維持するようにしてい
る。
【0008】
【作用】ポンプの吐出圧が設定値よりも小さくなると、
圧力応動弁の開度が減少し、変動圧室の圧力が低くな
り、円板の隙間閉塞側への軸方向推力が変動圧室の圧力
に打ち勝って、スピンドル及び円板を隙間閉塞側に移動
し、これにより、ポンプの吐出圧力は上昇する。
【0009】ポンプの吐出圧が設定値よりも大きくなる
と、圧力応動弁の開度が増大し、変動圧室の圧力が増大
するので、変動圧室の圧力が円板の軸方向推力に打ち勝
って、スピンドル及び円板を隙間開放側に移動し、これ
により、ポンプの吐出圧力は低下する。
【0010】ポンプ吐出圧が設定値にある状態では、変
動圧室の圧力と円板の推力が平衡し、ピストンは移動せ
ず、スピンドル及び円板もそのままの軸方向位置に維持
され、隙間は変化せず、ポンプ吐出圧力は設定値あるい
はその近傍の値に維持される。
【0011】
【実施例】図1は、本願発明を適用した吐出特性制御型
遠心ポンプであって、この図1において、ポンプケーシ
ング1の軸方向後方にブラケット2が結合され、該ブラ
ケット2に主軸3が回転自在、かつ、軸方向移動不能に
支持されている。主軸3の前端部のケーシング1内部分
に、羽根車5が固定され、主軸3の後端は電動モータ7
に連動連結している。
【0012】羽根車5は、多数の遠心羽根10が固定さ
れると共に前方に向かい開放しており、該羽根10の前
端縁に対して隙間Sを置いて、前壁用の円板12が対向
配置されている。
【0013】円板12は、吸水用通路13を有する取付
ボス部14を介してスピンドル15に一体的に固定され
ており、吸水用通路13は、吸込口17と羽根車5の前
側内方空間部とを連通している。スピンドル15は、主
軸3と同軸芯に配置されると共に、ケーシング1に軸受
メタル18等を介して軸方向移動自在に支持されてい
る。
【0014】ポンプケーシング1の前端にはシリンダ8
が固着され、該シリンダ8には、前後方向に移動自在に
ピストン9が嵌合すると共に、前記スピンドル15の前
端部が突出し、スピンドル15は、上記ピストン9に、
軸方向に一体的に移動するように連結されている。
【0015】シリンダ8は、ピストン9を軸方向摺動自
在に嵌合することにより、後側の変動圧室20と前側の
低圧室21に区切られており、変動圧室20の入口23
は、圧力応動弁28を有する圧力通路(配管)29を経
てポンプの吐出口19に接続し、ポンプ吐出水を減圧し
て変動圧室20内に導入するようになっている。変動圧
室20の出口24は、絞り25を有する出口通路(配
管)27を経てポンプの低圧部(たとえば吸込口17)
に接続している。前側の低圧室21は、開口22を介し
て大気圧力下に開放するか、鎖線にて示すように配管2
7を経てポンプ吸込口17に接続する。
【0016】図2において、円板12は、運転中、円板
12の前後に生じる水圧の差により、隙間Sを閉塞する
方向、即ち後方への軸方向の推力が発生するようになっ
ている。なお、このような推力に対して、円板12の前
面には環状部26が形成されており、これにより、上記
大きな推力(スラスト力)を低減して調整できる。すな
わち、円板12の環状部26の外方側の空間部は、ポン
プ吐出口に連通して高圧空間部となっており、内方側の
空間部は吸込口に連通して低圧空間部となっており、環
状部26の径を大きくすると低圧空間部が広くなること
により、隙間を広げる方向の力が大きくなり、反対に環
状部26の径を小さくすると、高圧空間部が広くなって
隙間を閉塞する方向の力が大きくなる。このことを考慮
して、回転中は常に隙間を閉塞する方向に推力がかかる
ように環状部26の径を決定するのである。
【0017】圧力応動弁28の詳細を示す図3におい
て、圧力応動弁28のケース30は、上部ケース部分3
2と下部ケース部分31の組立体であり、両ケース部分
31,32の接合部分にダイヤフラム33の外周縁部が
保持されている。ダイヤフラム33は、ケース30の中
心線0ー0に対して概ね直角に位置しており、ケース3
0の内部を上下に区切っている。
【0018】下部ケース部分31には、圧力通路29の
上流側部分に接続する入口35と下流側部分に接続する
出口36が形成されており、入口35と出口36は、下
部ケース部分31の内部の入口側及び出口側の室に連通
している。これら両室は、下ケース部分31に内部に設
けた隔壁37により区切られており、隔壁37に形成さ
れた弁口38だけを介して連通している。
【0019】弁口38は、ケース30の中心線0−0と
同芯に設けてあり、弁棒40の上端は、ダイヤフラム3
3の下面中央部に固定した支持板41に直結している。
弁棒40の下端は弁体42に連結している。
【0020】弁体42は、弁口38に対して同芯かつ入
口35側の位置に設けてある。上記弁口38の周囲にお
いて、隔壁37の上面には弁座46が形成されており、
ダイヤフラム33の中央部上面にはばね受け板50が固
定されている。
【0021】ばね受け板50には、圧縮コイルばね51
の下端が着座している。ばね51は、ケース中心線0−
0と同芯に延びており、上端がばね受け52に着座して
いる。ばね受け52は、その外周の突起が上部ケース部
分32の筒状内面に設けた溝に対して、回転不能かつ中
心線0−0と平行な方向に摺動自在の状態で嵌合してい
る。ばね受け52の中央部にはねじ軸53が螺合するね
じ孔が形成されている。ねじ軸53の上端部は、上部ケ
ース部分32の孔から上方に突出しており、その突出端
部に回転操作用のハンドル55が取り付けてある。ま
た、上部ケース部分32の内部かつばね受け52の上方
において、ねじ軸53にはストッパー56が取り付けて
ある。
【0022】上記構造によると、入口35から供給され
た水圧が低下すると、ダイヤフラム33はばね51に押
されて下方へ移動し、それに伴って弁棒40及び弁体4
2が下方へ移動し、弁口38の開度が減少する。すなわ
ち、圧力応動弁28は、閉塞状態あるいは開度減少状態
となる。
【0023】入口35から供給される水圧が増加する
と、その供給水圧によりダイヤフラム33がばね51の
弾性力に抗して押し上げられる。これにより、弁体42
が押し上げられ、弁口38の開度が増加する。
【0024】入口35からの供給水圧が所定の設定値で
ある場合、上記説明から明らかなように、弁体42は、
弁口38を、開度を減少させた状態で開放し、圧力応動
弁28は、半開き状態となる。
【0025】無論、ハンドル55を操作してばね51の
圧縮状態を変更することにより、上記供給水圧に対する
ダイヤフラム33の移動特性、すなわち、圧力応動弁2
8の開閉特性を調整して、各種仕様に対応して設定値を
調整することができる。
【0026】上記の各部の具体的な仕様は、圧力応動弁
28の上記動作に関連して、各部が次のように作動する
ように設定してある。ポンプの吐出圧が設定値よりも小
さい値まで低下すると、圧力応動弁28の開度が減少
し、変動圧室20への圧力供給は停止または略停止に近
い状態となる。この状態では、変動圧室20の圧力が下
降するので、円板12の軸方向後方向きの推力が変動圧
室20の圧力に打ち勝って、ピストン9、スピンドル1
5及び円板12を後方に移動し、隙間Sを狭くする。こ
れにより、ポンプの吐出圧力は上昇する。
【0027】ポンプの吐出圧が設定値よりも大きい値ま
で増加すると、圧力応動弁28の開度が増大し、開放状
態あるいはそれに近い状態になり、変動圧室20に、吐
出圧又は吐出圧力に近い圧力が供給される。この状態で
は、変動圧室20の圧力が増大するので、変動圧室20
の圧力が円板12の後方への推力に打ち勝って、ピスト
ン9、スピンドル15及び円板12を前方に移動し、隙
間Sを広くする。これにより、ポンプの吐出圧力は低下
する。
【0028】ポンプ吐出圧が設定値にある状態では、圧
力応動弁28が半開状態となり、変動圧室20へ比較的
低い圧力が供給される。この状態では、変動圧室20の
前向きの圧力と円板12の後向きの推力が平衡し、ピス
トン9は移動しない。そのためにスピンドル15及び円
板12もそのままの軸方向位置に維持され、隙間Sは変
化せず、ポンプ吐出圧力は設定値あるいはその近傍の値
に維持される。上述のように、ポンプ吐出圧は常に設定
値あるいはそれに近い値に維持される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)運転中に、円板の前後に生じる水圧差によって生
じる円板の軸方向の推力と、ポンプ吐出水の圧力を利用
した変動圧室の圧力との平衡により、円板の軸方向位置
を調整するようにしているので、従来のように、シリン
ダ内の2室の圧力差と、円板の軸方向推力の3つの力に
より隙間調整する構造に比べて、変動圧室と反対側の室
の構造を、大気圧力下に開放したりしてきわめて簡単な
構造としたり、あるいは究極的には廃止することも可能
であり、構造が一層簡単になる。より詳しく説明すると
円板12の背面の空間を環状部26によって径方向の内
外に区画し、環状部26の径を調整することにより、円
板12に発生する軸方向推力が常時隙間を閉塞する方向
にかかるように設定しており、かかる要件を前提とし
て、低圧室21はたとえば大気に連通することにより圧
力制御とは無関係の室とし、円板12の推力に対抗する
軸方向の外力として、実質的にシリンダ8内の変動圧室
20の圧力のみがかかるようにして、いわゆる1室制御
方式を採用している。したがって、圧力応動弁28によ
り調節される変動圧室20の圧力自体が、円板12の軸
方向推力に対抗する軸方向力となり、ピストンを挟んだ
2室を共に加圧してその圧力差によりピストンを軸方向
の双方向に移動できるようにする2室制御方式に比べ、
圧力室(変動圧室)に供給する圧力が小さくて済み、同
等な吐出圧の条件下では、圧力応動弁の弁体と弁座の間
の弁隙間も小さく設定できる。このことから1次圧の変
化量に対して2次圧の変化量を大幅に増大させることが
でき、吐出圧の変化に従った変動圧室の圧力変化の応答
性が向上するのである。
【0030】(2)変動圧室と反対側の部屋を簡略化あ
るいは省略できることに伴って、それに付随する絞り及
び配管も省略でき、一層構造の簡略化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用した吐出特性制御型遠心ポン
プの縦断面図である。
【図2】 図1の羽根部分の拡大図である。
【図3】 圧力応動弁の縦断面拡大図である。
【図4】 従来例の簡略縦断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプケーシング 5 開放形羽根車 8 シリンダ 9 ピストン 12 円板 15 スピンドル 17 吸込口(吸込部) 19 吐出口(吐出部) 20 変動圧室 25 絞り 28 圧力応動弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプケーシング(1)内に、軸方向の
    一方側が開放した羽根車(5)と、その開放端縁に対し
    て軸方向の隙間を置いて対向すると共に軸方向に移動可
    能な円板(12)を備え、該円板(12)の羽根車側と
    は反対側の空間を環状部(26)によって径方向外方の
    吐出側の高圧空間部と、径方向内方の吸込側の低圧空間
    部に区画すると共に、回転羽根(10)の回転により常
    時隙間を閉塞する方向に軸方向推力が発生するように環
    状部(26)を位置させ、上記軸方向推力に抗する軸方
    向力を外部から付与することにより、吐出特性を制御す
    る吐出特性制御型遠心ポンプにおいて、円板(12)
    を、羽根車主軸3と同軸芯のスピンドル(15)に固定
    して、該スピンドル(15)を軸方向移動可能にポンプ
    ケーシング(1)に支持し、上記スピンドル(15)に
    は、これと共に軸方向移動自在となるようにピストン
    (9)を連結し、該ピストン(9)を軸方向移動自在に
    シリンダ(8)に嵌合することにより、シリンダ(8)
    内を変動圧室(20)と低圧室(21)とに区画し、低
    圧室(21)は、ポンプの低圧部分あるいは大気に連通
    することにより、圧力制御されない室とし、変動圧室
    (20)の入口を、ポンプ吐出圧の増加に応じて開度が
    大側へ調節されて吐出水を変動圧室(20)に導入する
    圧力応動弁(28)を介してポンプ吐出部に接続し、変
    動圧室(20)の出口を、絞りを介してポンプ吸込部に
    接続することにより、変動圧室(20)の圧力が隙間を
    開放する方向にピストン(9)を加圧する状態とし、ポ
    ンプ吐出圧が圧力応動弁(28)の設定値より高い時に
    は、変動圧室(20)の圧力が推力に打ち勝って円板
    (12)を隙間開放側に移動し、吐出圧が設定値より低
    い時には、円板(12)の推力により隙間閉塞側に移動
    し、吐出圧が設定値の時には、変動圧室の圧力と円板の
    推力が平衡して円板(12)が移動せず、吐出圧を設定
    値に維持するようにしている。
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