JPH0710017A - 弁装置 - Google Patents
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- JPH0710017A JPH0710017A JP10862294A JP10862294A JPH0710017A JP H0710017 A JPH0710017 A JP H0710017A JP 10862294 A JP10862294 A JP 10862294A JP 10862294 A JP10862294 A JP 10862294A JP H0710017 A JPH0710017 A JP H0710017A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/062—Details, component parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B13/02—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
- F15B13/04—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
- F15B13/0401—Valve members; Fluid interconnections therefor
- F15B13/0402—Valve members; Fluid interconnections therefor for linearly sliding valves, e.g. spool valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F15B2013/008—Throttling member profiles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】弁装置を、制御管を簡単に設けることができる
ように構成する。 【構成】制御管は弁ピストン（２２）によって案内され
ている。
ように構成する。 【構成】制御管は弁ピストン（２２）によって案内され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、弁穴内でばねの力に抗
して軸線方向へ移動可能であり、且つ密封案内される弁
ピストンを有している流動調節弁と、該流動調節弁の圧
力側を圧力制限側と連通させている制御管と、圧力制限
側に配置される圧力制限弁とを有している弁装置に関す
るものである。
して軸線方向へ移動可能であり、且つ密封案内される弁
ピストンを有している流動調節弁と、該流動調節弁の圧
力側を圧力制限側と連通させている制御管と、圧力制限
側に配置される圧力制限弁とを有している弁装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の弁装置を、自動車の操舵補助ポ
ンプに使用することは知られている。操舵補助ポンプ
は、消費装置に通じる作業管内に生じた圧力を制限する
ために用いる。この圧力制限のため、圧力平衡部を形成
している流動調節弁の圧力側が制御管を介して圧力制限
側に連通せしめられる。この制御管は、流動調節弁の圧
力側と圧力制限側との圧力平衡を生じさせるように構成
されている。一定の圧力を越えると、弁ピストンはオイ
ルの圧力で、ばねの力に抗して弁穴内を軸線方向に移動
する。圧力側と圧力制限側を連通させている制御管を、
弁ケース内に配置される複数個の穴によって形成するこ
とは知られている。
ンプに使用することは知られている。操舵補助ポンプ
は、消費装置に通じる作業管内に生じた圧力を制限する
ために用いる。この圧力制限のため、圧力平衡部を形成
している流動調節弁の圧力側が制御管を介して圧力制限
側に連通せしめられる。この制御管は、流動調節弁の圧
力側と圧力制限側との圧力平衡を生じさせるように構成
されている。一定の圧力を越えると、弁ピストンはオイ
ルの圧力で、ばねの力に抗して弁穴内を軸線方向に移動
する。圧力側と圧力制限側を連通させている制御管を、
弁ケース内に配置される複数個の穴によって形成するこ
とは知られている。
【０００３】この場合の欠点は、これらの穴を精密工具
を用いて形成させねばならず、従って面倒な作業をしな
ければ形成できないことである。圧力側を圧力制限側と
連通させることができるようにするためには、協働して
制御管を生じさせる複数個の穴を、互いにずらして配置
することが必要である。形成される穴のすべてが制御管
の形成に必要ではないので、穴を外部にたいして十分に
密封するという問題も生じる。
を用いて形成させねばならず、従って面倒な作業をしな
ければ形成できないことである。圧力側を圧力制限側と
連通させることができるようにするためには、協働して
制御管を生じさせる複数個の穴を、互いにずらして配置
することが必要である。形成される穴のすべてが制御管
の形成に必要ではないので、穴を外部にたいして十分に
密封するという問題も生じる。
【０００４】さらに、例えばアルミニウムから成る制御
管を、鋳造過程時に弁ケースに一体化させることが提案
された。しかしこの場合の欠点は、制御管の形成に非常
なコストを要すること、しかも十分な精度では形成でき
ないことである。
管を、鋳造過程時に弁ケースに一体化させることが提案
された。しかしこの場合の欠点は、制御管の形成に非常
なコストを要すること、しかも十分な精度では形成でき
ないことである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
種の弁装置を、制御管を簡単に設けることができるよう
に構成することである。
種の弁装置を、制御管を簡単に設けることができるよう
に構成することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、制御管が弁ピストンによって案内されてい
ることを特徴とするものである。
決するため、制御管が弁ピストンによって案内されてい
ることを特徴とするものである。
【０００７】本発明の有利な実施例によれば、弁ピスト
ンは、圧力側に達している、有利には筒状の延長部を有
し、該延長部の内部に、制御管を形成している軸線方向
の穴が配置され、この穴は、弁ピストンの圧力制限側に
通じている少なくとも一つのダクトと連通している。こ
れにより、圧力側と圧力制限側の間の制御管を、弁ピス
トンに一つの簡単な穴を形成させることによって生じさ
せることができるという非常に好ましい効果が得られ
る。弁ピストンは通常、回転対称な部品として構成さ
れ、密封面または圧縮ばねにたいして必要な接触面を形
成させるために加工しなければならないので、この加工
の際に同時に、制御管のために必要な穴を一緒に簡単に
設けることができる。
ンは、圧力側に達している、有利には筒状の延長部を有
し、該延長部の内部に、制御管を形成している軸線方向
の穴が配置され、この穴は、弁ピストンの圧力制限側に
通じている少なくとも一つのダクトと連通している。こ
れにより、圧力側と圧力制限側の間の制御管を、弁ピス
トンに一つの簡単な穴を形成させることによって生じさ
せることができるという非常に好ましい効果が得られ
る。弁ピストンは通常、回転対称な部品として構成さ
れ、密封面または圧縮ばねにたいして必要な接触面を形
成させるために加工しなければならないので、この加工
の際に同時に、制御管のために必要な穴を一緒に簡単に
設けることができる。
【０００８】本発明の有利な実施例によれば、軸線方向
の穴は、小径領域を介して弁ピストンの圧力側に通じて
いる。この、圧力制限弁のための圧力降下絞りとして組
み込まれた測定絞りにより、外側にある絞りの付加的な
穴を設ける必要がない。
の穴は、小径領域を介して弁ピストンの圧力側に通じて
いる。この、圧力制限弁のための圧力降下絞りとして組
み込まれた測定絞りにより、外側にある絞りの付加的な
穴を設ける必要がない。
【０００９】本発明の有利な実施例によれば、穴を圧力
制限側と連通させているダクトは、弁ピストンの内壁に
よって案内され、圧力制限側において弁ピストンに形成
されている、圧力制限弁用の受容穴は、圧力制限弁のケ
ースを形成している。これにより、必要な制御ダクトを
形成させるためには、付加的な加工をせずに、弁ピスト
ンに筒状の内部空間を簡単に形成させ、これに対応して
小径の圧力制限弁を形成させればよい。
制限側と連通させているダクトは、弁ピストンの内壁に
よって案内され、圧力制限側において弁ピストンに形成
されている、圧力制限弁用の受容穴は、圧力制限弁のケ
ースを形成している。これにより、必要な制御ダクトを
形成させるためには、付加的な加工をせずに、弁ピスト
ンに筒状の内部空間を簡単に形成させ、これに対応して
小径の圧力制限弁を形成させればよい。
【００１０】本発明の他の有利な構成は、特許請求の範
囲の従属項に記載されている。
囲の従属項に記載されている。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１２】図１において、１０は弁装置である。弁装
置１０は、弁ケース１２内に軸線方向に延びている内部
空間１４を有している。内部空間１４は、弁ケース１２
の端面１６において、貫通穴１８を有している栓２０に
よって閉止されている。貫通穴１８は、図示していない
消費装置、例えば舵取り装置に通じている。内部空間１
４内には、ばね２４の力に抗して弁ピストン２２が軸線
方向に移動可能に支持されている。ばね２４は、内部空
間１４の底部２６と、弁ピストン２２の鍔２８で支持さ
れている。
置１０は、弁ケース１２内に軸線方向に延びている内部
空間１４を有している。内部空間１４は、弁ケース１２
の端面１６において、貫通穴１８を有している栓２０に
よって閉止されている。貫通穴１８は、図示していない
消費装置、例えば舵取り装置に通じている。内部空間１
４内には、ばね２４の力に抗して弁ピストン２２が軸線
方向に移動可能に支持されている。ばね２４は、内部空
間１４の底部２６と、弁ピストン２２の鍔２８で支持さ
れている。
【００１３】さらに弁ピストン２２は、密封面３０を有
している。この密封面３０により弁ピストン２２は内部
空間１４の壁３２に接している。栓２０は、小径領域３
４を有している。小径領域３４の端面３６は、開口部３
７を有している。開口部３７は、内部空間１４内の環状
室４２と連通している。環状室４２は、図示していない
ポンプの供給部４４と連通している。弁ピストン２２
は、貫通穴１８内に達し且つ開口部３７を貫通している
延長部４６を有している。延長部４６は、軸線方向の穴
４８を有している。穴４８は、延長部４６の弁ピストン
側の端部に、小径領域５０を有している。延長部４６
は、貫通穴１８の内部に設けた円錐状の拡張部４７を経
て大径領域４９で終わっている。大径領域４９の直径
は、開口部３７の直径よりも小さい。さらに弁ピストン
２２は、軸線方向に延びている内部空間５２を有してい
る。内部空間５２内には、圧力制限弁５４が配置されて
いる。圧力制限弁５４は、弁ピストン２２の内部空間５
２に押し込まれている領域５６を有している。
している。この密封面３０により弁ピストン２２は内部
空間１４の壁３２に接している。栓２０は、小径領域３
４を有している。小径領域３４の端面３６は、開口部３
７を有している。開口部３７は、内部空間１４内の環状
室４２と連通している。環状室４２は、図示していない
ポンプの供給部４４と連通している。弁ピストン２２
は、貫通穴１８内に達し且つ開口部３７を貫通している
延長部４６を有している。延長部４６は、軸線方向の穴
４８を有している。穴４８は、延長部４６の弁ピストン
側の端部に、小径領域５０を有している。延長部４６
は、貫通穴１８の内部に設けた円錐状の拡張部４７を経
て大径領域４９で終わっている。大径領域４９の直径
は、開口部３７の直径よりも小さい。さらに弁ピストン
２２は、軸線方向に延びている内部空間５２を有してい
る。内部空間５２内には、圧力制限弁５４が配置されて
いる。圧力制限弁５４は、弁ピストン２２の内部空間５
２に押し込まれている領域５６を有している。
【００１４】圧力制限弁５４は、支持要素６６を有して
いる。支持要素６６は、ばね６８の力に抗して圧力制限
弁５４の内部空間７０内を軸線方向に移動可能に案内さ
れている。支持要素６６は、閉止体７２を、内部空間５
８と連通している圧力制限弁５４の開口部７４内へ押
す。内部空間５８は、穴４８を介して貫通穴１８に連通
している。
いる。支持要素６６は、ばね６８の力に抗して圧力制限
弁５４の内部空間７０内を軸線方向に移動可能に案内さ
れている。支持要素６６は、閉止体７２を、内部空間５
８と連通している圧力制限弁５４の開口部７４内へ押
す。内部空間５８は、穴４８を介して貫通穴１８に連通
している。
【００１５】弁ピストン２２は、環状室６０を形成して
いる凹部を有している。環状室６０は、弁ケース１２内
に配置されているダクト６２と連通している。ダクト６
２は、図示していないポンプの吸い込み領域に通じてい
る。環状室６０は、弁ピストン２２の領域６４によって
画成される。領域６４の一つの端面６５は環状室４２を
画成している。領域６４の軸線方向の長さは、ダクト６
２よりも短い。環状ダクト６０からは、圧力制限弁５４
の内部空間７０への連通部６７が出ている。他の連通部
６９は、内部空間１４を内部空間５８と連通させてい
る。
いる凹部を有している。環状室６０は、弁ケース１２内
に配置されているダクト６２と連通している。ダクト６
２は、図示していないポンプの吸い込み領域に通じてい
る。環状室６０は、弁ピストン２２の領域６４によって
画成される。領域６４の一つの端面６５は環状室４２を
画成している。領域６４の軸線方向の長さは、ダクト６
２よりも短い。環状ダクト６０からは、圧力制限弁５４
の内部空間７０への連通部６７が出ている。他の連通部
６９は、内部空間１４を内部空間５８と連通させてい
る。
【００１６】次に、図１に図示した弁装置１０の作用を
説明する。
説明する。
【００１７】図示していないポンプから発生するオイル
圧は、供給部４４を介して弁ピストン２２に作用する。
同時に、環状ダクト４２と開口部３７を介して、一定の
オイル流が貫通穴１８内に発生し、よってこれに接続し
ている消費装置に発生する。このオイル流は、大体にお
いて、開口部３７の自由貫流面積によって決定される。
圧は、供給部４４を介して弁ピストン２２に作用する。
同時に、環状ダクト４２と開口部３７を介して、一定の
オイル流が貫通穴１８内に発生し、よってこれに接続し
ている消費装置に発生する。このオイル流は、大体にお
いて、開口部３７の自由貫流面積によって決定される。
【００１８】供給部４４内のオイル圧がどの程度上昇す
るか、よって環状室４２内のオイル圧がどの程度上昇す
るかに応じて、弁ピストン２２はばね２４の力に抗して
内部空間１４内へ押し込まれる。オイル圧が上昇する
と、例えば高速道路での高速走行によりオイル圧が上昇
すると、弁ピストン２２が内部空間１４内へ押されて、
領域６４が軸線方向へダクト６２を越えて移動する。そ
の結果、環状室４２とダクト６２とが直接に連通する。
ブースターとも呼ばれるこの連通により、加圧されてい
るオイルはすぐにポンプの吸い込み領域へ戻される。同
時に、弁ピストン２２が軸線方向へ移動することによ
り、延長部４６が開口部３７内へ引っ張られる。この場
合円錐状の拡張部４７は、開口部３７の自由貫流横断面
積を縮小させる。その結果、オイル圧が上昇したにもか
かわらず、減少したオイル流が貫通穴１８を介して、接
続されている消費装置に達する。貫通穴１８内のオイル
圧は、貫通穴４８を介して内部空間５８内に、従って圧
力制限弁５４に印加され、同時に連通部６９を介して内
部空間１４に印加される。穴４８の小径領域５０が形成
されていることにより、よって穴４８が測定絞りとして
作用することにより、圧力制限弁５４と内部空間１４に
作用する圧力は、測定絞りを通過する際の環状室４２内
の圧力に比べて減少している。一定の最大圧力を越える
と、内部空間５８内では、圧力制限弁５４の開口部７４
によるオイル圧が穴４８を介して閉止体７２に作用す
る。従って閉止体７２は、支持要素６６をばね６８の力
に抗して内部空間７０内で軸線方向へ移動させる。これ
により、加圧状態にあるオイルは、開口部７４と、内部
空間７０と、連通部６７と、環状ダクト６０とを通って
ダクト６２内へ流入することができる。ダクト６２は、
図示していないタンク及びポンプの吸い込み側と連通し
ている。従って圧力はその最大値に制限され、これ以上
上昇しない。本発明において重要なことは、流動調節弁
の圧力側と圧力制限側の間の制御管の構成が簡潔なこと
である。というのも、流動調節弁は軸線方向の穴４８に
よって簡単に構成され、弁ピストン２２と圧力制限弁５
４とはすでに述べた特殊な構成を有しているからであ
る。測定絞り５０が配置されていることにより、内部空
間１４内に急激な圧力降下が生じ、従って消費装置の需
要が急激に増大したときに弁ピストン２２を迅速に戻す
ことが保証されている。
るか、よって環状室４２内のオイル圧がどの程度上昇す
るかに応じて、弁ピストン２２はばね２４の力に抗して
内部空間１４内へ押し込まれる。オイル圧が上昇する
と、例えば高速道路での高速走行によりオイル圧が上昇
すると、弁ピストン２２が内部空間１４内へ押されて、
領域６４が軸線方向へダクト６２を越えて移動する。そ
の結果、環状室４２とダクト６２とが直接に連通する。
ブースターとも呼ばれるこの連通により、加圧されてい
るオイルはすぐにポンプの吸い込み領域へ戻される。同
時に、弁ピストン２２が軸線方向へ移動することによ
り、延長部４６が開口部３７内へ引っ張られる。この場
合円錐状の拡張部４７は、開口部３７の自由貫流横断面
積を縮小させる。その結果、オイル圧が上昇したにもか
かわらず、減少したオイル流が貫通穴１８を介して、接
続されている消費装置に達する。貫通穴１８内のオイル
圧は、貫通穴４８を介して内部空間５８内に、従って圧
力制限弁５４に印加され、同時に連通部６９を介して内
部空間１４に印加される。穴４８の小径領域５０が形成
されていることにより、よって穴４８が測定絞りとして
作用することにより、圧力制限弁５４と内部空間１４に
作用する圧力は、測定絞りを通過する際の環状室４２内
の圧力に比べて減少している。一定の最大圧力を越える
と、内部空間５８内では、圧力制限弁５４の開口部７４
によるオイル圧が穴４８を介して閉止体７２に作用す
る。従って閉止体７２は、支持要素６６をばね６８の力
に抗して内部空間７０内で軸線方向へ移動させる。これ
により、加圧状態にあるオイルは、開口部７４と、内部
空間７０と、連通部６７と、環状ダクト６０とを通って
ダクト６２内へ流入することができる。ダクト６２は、
図示していないタンク及びポンプの吸い込み側と連通し
ている。従って圧力はその最大値に制限され、これ以上
上昇しない。本発明において重要なことは、流動調節弁
の圧力側と圧力制限側の間の制御管の構成が簡潔なこと
である。というのも、流動調節弁は軸線方向の穴４８に
よって簡単に構成され、弁ピストン２２と圧力制限弁５
４とはすでに述べた特殊な構成を有しているからであ
る。測定絞り５０が配置されていることにより、内部空
間１４内に急激な圧力降下が生じ、従って消費装置の需
要が急激に増大したときに弁ピストン２２を迅速に戻す
ことが保証されている。
【００１９】図２は、弁装置１０の第２実施例である。
この弁装置１０には、圧力制限弁が組み込まれていな
い。図１と同一の部材には同一の符号を付し、その説明
は省略する。
この弁装置１０には、圧力制限弁が組み込まれていな
い。図１と同一の部材には同一の符号を付し、その説明
は省略する。
【００２０】弁ピストン２２は、弁ケーシング１２の内
部空間１４の内部に軸線方向に移動可能に案内されてい
る。弁ピストン２２は、軸線方向に延びる内部空間８０
を有している。内部空間８０の底部８２にはばね２４の
一端が支持され、他端は内部空間１４の底部２６で支持
されている。内部空間８０は、軸線方向の穴４８を介し
て栓２０の貫通穴１８に連通している。軸線方向の穴４
８の小径領域５０は、栓２０の側面に配置されている。
弁ケース１２は、他の軸線方向の内部空間９２を有して
いる。内部空間９２は、ダクト９４により内部空間１４
と連通している。内部空間９２は、栓９６によって閉止
され、圧力制限弁５４を収容している。圧力制限弁５４
の内部空間７０は、ダクト９８を介してダクト６２と連
通している。弁ピストン２２は、端面８４を有してい
る。端面８４は、リングエッジ８６により、ばね２４の
力に抗して内部空間１４の円錐状の壁部分８８にたいし
て押圧される。リングエッジ８６は、弁ピストン２２の
ホームポジションにおいて、供給部４４をダクト６２に
たいして密封する。
部空間１４の内部に軸線方向に移動可能に案内されてい
る。弁ピストン２２は、軸線方向に延びる内部空間８０
を有している。内部空間８０の底部８２にはばね２４の
一端が支持され、他端は内部空間１４の底部２６で支持
されている。内部空間８０は、軸線方向の穴４８を介し
て栓２０の貫通穴１８に連通している。軸線方向の穴４
８の小径領域５０は、栓２０の側面に配置されている。
弁ケース１２は、他の軸線方向の内部空間９２を有して
いる。内部空間９２は、ダクト９４により内部空間１４
と連通している。内部空間９２は、栓９６によって閉止
され、圧力制限弁５４を収容している。圧力制限弁５４
の内部空間７０は、ダクト９８を介してダクト６２と連
通している。弁ピストン２２は、端面８４を有してい
る。端面８４は、リングエッジ８６により、ばね２４の
力に抗して内部空間１４の円錐状の壁部分８８にたいし
て押圧される。リングエッジ８６は、弁ピストン２２の
ホームポジションにおいて、供給部４４をダクト６２に
たいして密封する。
【００２１】図２に図示した弁装置１０は、次のように
作動する。
作動する。
【００２２】図示していないポンプから供給部４４に供
給されたオイルの圧力は、弁ピストン２２を押す。オイ
ル圧により弁ピストン２２はばね２４の力に抗して内部
空間１４内へ押し込まれる。その結果、リングエッジ８
６と壁部分８８の間で、供給部４４とダクト６２とのブ
ースター結合が自由になる。すでに図１の実施例におい
て述べたように、延長部４６が軸線方向へ移動すること
により、貫通穴４６内でのオイル流は一定になる。仮
に、延長部４６が開口部３７の中へ押し込まれて、領域
４９が開口部３７に係合したとしても、開口部３７の自
由貫流横断面はそのままである。オイル圧は、軸線方向
の穴４８を介してない不空間１４または８０に供給され
ると共に、ダクト９４を介して内部空間９２に供給され
る。内部空間９２においては、閉止体７２が支持要素６
６にたいして押圧されるようにして一定の最大オイル圧
により閉止体７２が開く。その結果ばね６８が圧縮され
て内部空間９２と内部空間７６とが連通する。内部空間
７６からオイルはダクト９８を介してダクト６２内へ流
れ、よって図示していないタンクへ戻る。
給されたオイルの圧力は、弁ピストン２２を押す。オイ
ル圧により弁ピストン２２はばね２４の力に抗して内部
空間１４内へ押し込まれる。その結果、リングエッジ８
６と壁部分８８の間で、供給部４４とダクト６２とのブ
ースター結合が自由になる。すでに図１の実施例におい
て述べたように、延長部４６が軸線方向へ移動すること
により、貫通穴４６内でのオイル流は一定になる。仮
に、延長部４６が開口部３７の中へ押し込まれて、領域
４９が開口部３７に係合したとしても、開口部３７の自
由貫流横断面はそのままである。オイル圧は、軸線方向
の穴４８を介してない不空間１４または８０に供給され
ると共に、ダクト９４を介して内部空間９２に供給され
る。内部空間９２においては、閉止体７２が支持要素６
６にたいして押圧されるようにして一定の最大オイル圧
により閉止体７２が開く。その結果ばね６８が圧縮され
て内部空間９２と内部空間７６とが連通する。内部空間
７６からオイルはダクト９８を介してダクト６２内へ流
れ、よって図示していないタンクへ戻る。
【００２３】
【発明の効果】制御管が弁ピストンによって案内される
ことにより、制御管を形成するために、弁ケースを付加
的に加工する必要がない。従って、弁ケースを１回の鋳
造で、例えばアルミニウムから製造することができ、し
かも後で密封の問題を生じさせるような穴を形成させる
必要がない。
ことにより、制御管を形成するために、弁ケースを付加
的に加工する必要がない。従って、弁ケースを１回の鋳
造で、例えばアルミニウムから製造することができ、し
かも後で密封の問題を生じさせるような穴を形成させる
必要がない。
【図１】圧力制限弁を組み込んだ流動調節弁を備える弁
装置の縦断面図である。
装置の縦断面図である。
【図２】圧力制限弁を別個に配置した流動調節弁を備え
る弁装置の縦断面図である。
る弁装置の縦断面図である。
２２ 弁ピストン ４６ 延長部 ４８ 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イェーイェン ゴング ドイツ デー・61350 バート ホンブル ク フリートベルガーシュトラーセ 35 (72)発明者 ハンス・ユルゲン ラウト ドイツ デー・61250 ウージンゲン フ ランツ・シューベルト・シュトラーセ ２ (72)発明者 ゲルハルト オーヴァーディーク ドイツ デー・61381 フリードリヒスド ルフ グラディオーレンヴェーク 15 (72)発明者 ヴィリー パルシュ ドイツ デー・64404 ビッケンバッハ バッハガッセ ８ (72)発明者 ランドルフ ケルツゲ ドイツ デー・61250 ウージンゲン バ ルトロメウス・アルノルディ・シュトラー セ 76アー
Claims (7)
- 【請求項１】 弁穴内でばねの力に抗して軸線方向へ移
動可能であり、且つ密封案内される弁ピストンを有して
いる流動調節弁と、該流動調節弁の圧力側を圧力制限側
と連通させている制御管と、圧力制限側に配置される圧
力制限弁とを有している弁装置において、 制御管が弁ピストン（２２）によって案内されているこ
とを特徴とする弁装置。 - 【請求項２】 弁ピストン（２２）が、圧力側に達して
いる、有利には筒状の延長部（４６）を有し、該延長部
（４６）の内部に、制御管を形成している軸線方向の穴
（４８）が配置され、この穴（４８）が、弁ピストン
（２２）の圧力制限側に通じている少なくとも一つのダ
クトと連通していることを特徴とする、請求項１に記載
の弁装置。 - 【請求項３】 軸線方向の穴（４８）が、小径領域（５
０）を介して弁ピストン（２２）の圧力側に通じている
ことを特徴とする、請求項１または２に記載の弁装置。 - 【請求項４】 前記ダクトが、弁ピストン（２２）の内
部空間（５８）と連通部（６９）によって形成されてい
ることを特徴とする、請求項１から３までのいずれか１
つに記載の弁装置。 - 【請求項５】 内部空間（５８）が、圧力制限弁（５
４）と連通していることを特徴とする、請求項１から４
までのいずれか１つに記載の弁装置。 - 【請求項６】 軸線方向の穴（４８）が、弁ピストン
（２２）を収容している内部空間（１４）に直接通じて
いることを特徴とする、請求項１から５までのいずれか
１つに記載の弁装置。 - 【請求項７】 小径領域（５０）が、流動調節弁の圧力
側または圧力制限側に選択的に配置されていることを特
徴とする、請求項１から６までのいずれか１つに記載の
弁装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19934317786 DE4317786C1 (de) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | Ventilanordnung |
| DE4317786.7 | 1993-05-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710017A true JPH0710017A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=6489131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10862294A Pending JPH0710017A (ja) | 1993-05-28 | 1994-05-23 | 弁装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5460198A (ja) |
| EP (1) | EP0626304B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0710017A (ja) |
| DE (2) | DE4317786C1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111396405A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-10 | 建德戏星机械科技有限公司 | 一种含清洁功能的液压阀 |
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| GB2320955B (en) * | 1997-01-03 | 1999-08-04 | Hobourn Automotive Ltd | Flow control valve |
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| DE102008063556A1 (de) | 2007-12-12 | 2009-06-18 | Ixetic Bad Homburg Gmbh | Ventilanordnung |
| EP3550188A1 (en) | 2008-04-28 | 2019-10-09 | BorgWarner Inc. | Valve comprising an overmolded or pressed-in sleeve for hydraulic routing of solenoid |
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-
1993
- 1993-05-28 DE DE19934317786 patent/DE4317786C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-22 DE DE59405288T patent/DE59405288D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-04-22 EP EP19940106282 patent/EP0626304B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-23 JP JP10862294A patent/JPH0710017A/ja active Pending
- 1994-05-27 US US08/250,807 patent/US5460198A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4317786C1 (de) | 1994-11-10 |
| EP0626304B1 (de) | 1998-02-25 |
| US5460198A (en) | 1995-10-24 |
| EP0626304A2 (de) | 1994-11-30 |
| EP0626304A3 (de) | 1996-11-13 |
| DE59405288D1 (de) | 1998-04-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |