JP2695434B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2695434B2
JP2695434B2 JP63139502A JP13950288A JP2695434B2 JP 2695434 B2 JP2695434 B2 JP 2695434B2 JP 63139502 A JP63139502 A JP 63139502A JP 13950288 A JP13950288 A JP 13950288A JP 2695434 B2 JP2695434 B2 JP 2695434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contour
data
circuit
area
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63139502A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01310490A (ja
Inventor
充 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP63139502A priority Critical patent/JP2695434B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to DE68927080T priority patent/DE68927080T2/de
Priority to EP89110296A priority patent/EP0349780B1/en
Priority to CA000602072A priority patent/CA1338342C/en
Priority to EP19930118823 priority patent/EP0588380B1/en
Priority to DE68929383T priority patent/DE68929383T2/de
Priority to US07/363,590 priority patent/US5311336A/en
Publication of JPH01310490A publication Critical patent/JPH01310490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695434B2 publication Critical patent/JP2695434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置、特に画像に対し色変換を施す
画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の装置は、指定された色を変換前の色とし
て判別し、指定された第2の色に変換するものであつ
た。このため、色によつては領域を指定できない部分の
色変換、例えば図形の輪郭部の強調や見易さのために所
望の色の枠を作成したり、影を付ける等の処理を行なう
ことが出来なかつた。
従つて、この種の装置においては、例えば第5図
(a)のような出力画像を得るためには、第5図(c)
の原稿上に色ペン等で輪郭を書く方法しかなかつた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来例の欠点を除去し、画像の輪郭部
の枠取りをして画像の強調や見易さの向上を図る画像処
理装置を提供する。
又、画像に影を付けて画像の強調や見易さの向上を図
る画像処理装置を提供する。
更に、指定領域の画像の強調や見易さの向上を図る画
像処理装置を提供する。
具体的には、第5図(c)のような普通原稿があれ
ば、第5図(a),(b)のような出力画像が得られる
ようにする。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の画像処理装置
は、画像の輪郭部を抽出する輪郭部抽出手段と、輪郭部
に対する変換色を指定する変換色指定手段と、抽出され
た前記輪郭部に指定された前記変換色への色変換を施す
色変換手段とを備える。
この色変換手段は、変換領域を輪郭部の位置に対応し
て変更する変換領域変更手段を備える。
又、画像の領域を指定する領域指定手段を更に備え
る。
[作用] かかる構成において、色変換手段によつて、輪郭部抽
出手段が抽出した輪郭部に、変換色指定手段から指定さ
れた変換色への色変換を施す。
又、変換領域変更手段により変換領域を輪郭部の位置
に対応して変更する。
又、色変換手段は領域指定手段により指定された領域
内の輪郭部に色変換を施す。
[実施例] 第1図は本実施例の画像処理装置のブロツク図であ
る。まず、本実施例では赤と黒の2色による処理を説明
する。
本実施例の画像処理装置は、原稿を読み取り、赤と黒
の出力を決定する赤黒ビツトを含む7ビツトの画像デー
タを出力する読取部61、データの入力先を決定するビデ
オデータ・マルチプレクサ62、4つのメモリバンク63〜
66、どのメモリバンクのどのアドレスに格納するかを決
定するアドレスマルチプレクサ67とライトアドレスカウ
ンタ619及びリードアドレスカウンタ620、輪郭処理1を
行う第1輪郭処理回路68、輪郭処理2を行う第2輪郭処
理回路617、輪郭処理を行なわない無処理回路69、演算
・処理用のCPU610、キーボード等のオペレータが操作す
る操作部611、領域を指定するデジタイザ614、領域信号
を発生する領域発生回路615、CPU610の処理プログラム
を格納するROM616、補助記憶用のRAM618、無処理回路69
と第1輪郭処理回路68と第2輪郭処理回路617からの出
力内の1つの出力を領域発生回路615の出力に対応して
セレクトするセレクタ612、赤と黒の判定をする赤黒判
定回路70、赤と黒の2色の印刷を行うプリンタ613を有
し、 各処理部はバス609を介してCPU610によつて値の設定
及び制御がされ、ビデオデータ・マルチプレクサ62と各
処理回路及び赤黒判定回路70とは注目ラインの1ライン
前のデータが通る通信線614と、注目ラインのデータが
通る通信線615と、注目ラインの1ライン後のデータが
通る通信線616とにより図のように結線されている。
読取部61より送られた赤黒ビツトを含む7ビツトの画
像データは、ビデオデータマルチプレクサ62とアドレス
マルチプレクサ67とによつて、1ライン分のデータずつ
メモリバンク63〜66に順次書き込まれる。最初にメモリ
バク63〜65にそれぞれ1ライン分のデータを3ライン分
書き込み、メモリバンク66に次のラインの書き込みが始
まると、それに同期してメモリバンク63〜65のデータが
読出され、その読出されたデータが通信線614,615,616
を介して第1輪郭処理回路68及び第2輪郭処理回路617
へ送られ、注目ラインのデータのみが無処理回路69にも
送られる。
そして、メモリバンク66への書き込みが終り、次にメ
モリバンク63へ書き込みが始まると、メモリバンク64〜
66のデータが読み出され、メモリバンク64からのデータ
が1つ前のラインのデータ、メモリバンク65のデータが
注目ラインのデータ、メモリバンク66のデータが1つ後
のラインのデータになる。上記操作を全ラインについて
上記4つのメモリバンク63〜66を用いて順次行なう。
一方、デジタイザ614と操作部611からの入力により、
輪郭処理1/輪郭処理2/無処理の選択及びその領域が決め
られる。
輪郭処理1,2を行う場合は、濃度スライスレベル,輪
郭処理後の色,輪郭部以外を出力するか否か等が決めら
れ、無処理の場合はネガポジ等が決定されて、画像デー
タ714及び赤黒ビツトデータ108がプリンタ613に転送さ
れる。
第3図は本実施例におけるCPU610の動作を示すフロー
チヤートである。尚、このいフローチヤートには本実施
例と特に関連のあるステツプのみが示されており、ネガ
ポジの設定,輪郭処理のスライスレベルの設定等は他の
処理として一括し、詳細には示していない。
まず、操作部611よりの操作により、ステツプS10で領
域指定か、ステツプS20で出力領域指定か、ステツプS30
で出力色指定かを判定する。
領域指定の場合は、ステツプS11に進んで、第1輪郭
処理の領域指定か第2輪郭処理の領域指定かを判定し、
第2輪郭処理の領域指定の場合は、ステツプS12で第2
輪郭処理であることをセツトする。ここでは、第2輪郭
処理でない場合は第1輪郭処理、第1でも第2でも無い
場合は無処理としている。次に、ステツプS13でデジタ
イザ614より指定領域を入力する。この領域指定は、操
作に簡略のため2点による入力が好ましい。ステツプS1
4で入力された指定領域に対応するデータを領域発生回
路615内の記憶部にセツトする。この領域発生回路615内
の記憶部へのセツトについては、以下の領域発生回路61
5の説明の中で詳説する。
出力領域指定の場合は、ステツプS21に進んで、輪郭
部外を出力するか否かを判定し、出力しない場合は、ス
テツプS22で後で詳説する第1及び第2の輪郭処理回路6
8,617で輪郭外を出力しないようにする。ここでは、通
常は輪郭外も出力するようにセツトされているとする。
出力色指定の場合は、ステツプS31に進んで、後で詳
説する赤黒判定回路70を強制ビツト・モードとする。次
に、ステツプS32で輪郭を赤にするか黒にするかを判定
し、赤の場合はステツプS33で強制ビツトを赤とし、黒
に場合はステツプS34で強制ビツトを黒とする。
上記領域指定,出力領域指定,出力色指定でない場合
は、ステツプS40に進んで、例えばネガポジ指定,輪郭
判別のスライスレベルの指定及び他の動作を行う。
第2図(A)〜(F)は領域発生回路104の動作を説
明するための図である。
ここでいう領域とは、例えば第2図(E)の斜線部20
の様な部分を指しており、これは副走査方向の各ライン
毎に、いいかえれば各水平同期信号(HSYNC)ごとに第
2図(E)のタイミングチヤートに示されたAREAの様な
信号で他の領域と区分される。なお、このような領域は
デジタイザ106で指定される。
第2図(A)〜(D)は、この領域信号の発生位置,
区間長,区間の数がCPU610によりプログラマブルに、し
かも多数得られる構成を示している。本構成において
は、1本の領域信号はCPU610によりアクセス可能なRAM
の1ビツトにより構成され、例えばn本の領域信号AREA
1〜AREAnを得るために、第2図(D)に示したようにそ
れぞれがnビツト構成のRAM21,22を有している。
いま、第2図(B)に示したような領域信号AREA1〜A
REAnを得るとすると、第2図(A)に示したように、RA
M21と22のアドレスχ1,χ3のビツト0に“1"を立て、
残りのアドレスのビツト0は全て“0"にする。一方、RA
M21と22のアドレス1,χ1,χ2,χ4のビツト(n−1)
に“1"をたてて、他のアドレスのビツト(n−1)を全
て“0"にする。
ここで、HSYNC信号27を基準として一定クロックに同
期して、RAM21と22のデータを順次シーケンシヤルに読
み出していくと、例えば第2図(C)で示されたよう
に、アドレスχ1とχ3の部分でデータ“1"が読み出され
る。この読出されたデータは、第2図(D)28−1〜28
−nで示されたn個のJ−KフリツプフロツプのJ,K両
端子に入力されている。このため、各フリツプフロツプ
の出力はトグル動作、即ち、RAM21(22)より“1"が読
み出されVCLKが入力されると、それらフリツプフロツプ
の出力は“0"→“1",“1"→“0"に変化して、第2図
(C)に示すAREA1のような区間信号、即ち、領域信号
が発生される。また、RAM21と22の全アドレスに亙つて
データを“0"とすると、領域区間は発生せず領域の設定
は行われない。
なお、領域区間を高速に切りかえるために、例えばRA
M21よりデータを毎ラインごとに読み出している間に、C
PU610よりRAM22に対して異なつた領域設定の為のメモリ
書き込み動作を行う様にして、RAM21と22とを交互に切
り替えて、領域信号の出力とCPU610からのメモリ書き込
みを切り替える。
従つて、第2図(F)に示す斜線領域を指定した場
合、A→B→A→B→Aの様にRAM(A)21とRAM(B)
22が切換えられ、これは第2図(D)において、(C3,C
4,C5)=(0,1,0)とすれば、VCLKでカウントされたア
ドレスカウンタ30の出力がRAM21のアドレス25として、
セレクタ31を通してRAM21に与えられる。
また、このとき、ゲート32が開、ゲート33が閉状態と
なつてRAM21からnビツトデータが読み出され、n個の
J−Kフリツプフロツプ28−1〜28−nに入力される。
こうして、設定された値に応じてAREA1〜AREAnの区間信
号が発生される。
また、この間に行われるRAM22へのCPU610からの書込
みは、アドレスバスA−BUS、データバスB−BUS及び、
アクセス信号R/W34により行われる。
逆に、RAM22に設定されたデータに基づいて区間信号
を発生させる場合は、(C3,C4,C5)=(1,0,1)とする
ことにより、ゲート33を開き、RAM22のアドレス26にア
ドレスカウンタ30の出力を入力し、RAM22から読出した
nビツトのデータをn個のフリツプフロツプ28−1〜28
−nに出力する。こうしてVCLKによりフリツプフロツプ
を反転してRAM21の場合と同様に領域信号を出力するこ
とができる。また、このとき、A−BUSとB−BUSを介し
てCPU610からRAM21へのデータ書き込みが行える。
第4図は本実施例における第1輪郭処理回路68と第2
輪郭処理回路617と無処理回路69の部分を詳細に示した
ブロツク図である。
第4図において、第1輪郭処理回路68は輪郭部を検出
するブロツクと、輪郭部のみ文字部と異なる色で出力す
るブロツクとから成る。具体的には、第5図(c)のご
とき原稿から第5図(a)のような出力画像を得るもの
である。
輪郭部を検出するブロツクは、フイルタ回路74とコン
パレータ78とを有し、一方輪郭部のみ文字部と異なる色
で出力するブロツクはセレクタ81を有し、以下のような
処理を行なう。
3ラインのデータ614,615,616に対してフイルタ回路7
4で第6図(c)なる特性を持つフイルタCをかける。
ここで、βは1/4から1/8の係数である。その演算結果を
コンパレータ78でスライスレベル79と比較をして2値化
する。輪郭部はコンパレータ78の出力712がHighとな
り、セレクタ81にてB入力あるいはD入力(3FH)が選
択される。信号715は輪郭部以外の画素を出力するか否
かを決める信号で、これはオペレータが自由に設定でき
る。信号715がLowの時は、輪郭画素以外はA入力が選ば
れ無処理回路75よりの無処理データを出力、Highの時は
C入力(00H)が選ばれる。なお、本実施例では、輪郭
部は全て3FHで出力するようにしているがこの濃度もオ
ペレータが自由に設定することができる。
第2輪郭処理回路617も輪郭部を検出するブロツク
と、輪郭部のみ文字部と異なる色で出力するブロツクと
から成る。具体的には、第5図(c)のごとき原稿から
第5図(a)のような出力画像を得るものである。
輪郭部を見つけるブロツクはフイルタ回路71とフイル
タ回路72と条件回路73と加算回路76とコンパレータ77と
を有し、輪郭部のみ文字部と異なる色で出力するブロツ
クはセレクタ80を有する。この輪郭処理2では異なる特
性を持つ2つのフイルタA,Bを組みあわせて、立ち上が
りエツジ部と立ち下がりエツジ部との太さを変えて出力
する。以下にその動作を詳細に示す。
3ライン614,615,616のデータに、それぞれ第6図
(a),(b)の特性を持つフイルタA,Bをフイルタ回
路71、フイルタ回路72でかける。ここで、αは1/4から1
/8の係数である。次に加算回路76で、フイルタAをかけ
た結果と、フイルタBをかけた結果に条件回路73(入力
マイナス値をとるものはゼロを、それ以外はそのまま出
力する)を通した結果との加算を行なう。この加算結果
をコンパレータ77でスライスレベル79と比較をして2値
出力711を得る。輪郭部であるものはセレクタ80にて3FH
を出力、輪郭部でないものは注目画素データを出力す
る。このモードでも前述のごとく、輪郭部以外を出力し
ないこともできる。2ビツトの領域信号135により、無
処理,領域処理1,領域処理2が領域に応じてオペレータ
の操作部611よりの操作により可能となる。すなわち、C
PU610は操作部611の操作に応じて、領域信号135のレベ
ルを変え、オペレータの所望の処理が行えるようにセレ
クタ612で選択され、その濃度情報714がプリンタ613に
送られる。
第7図は赤黒判定回路のブロツク図である。これは輪
郭情報の出力の色(例えば赤と黒)をオペレータが自由
に選択できるようにしたもので、タイミング回路101と
セレクタ102とセレクタ103とを有する。
以下、画像データが赤と認識された時の赤黒ビツトは
“1"黒の場合は“0"とする。画像データが輪郭である場
合のコンパレータ77又は78の出力は“1"輪郭でない場合
は“0"とする。強制ビツトモードの場合には信号104が
“1"、コンパレータの出力が“1"の場合のセレクタの出
力107は強制ビツト105となり、“0"の場合はタイミング
回路の出力106となる。セレクタ103の出力108は信号104
が“1"の場合はセレクタ102の出力107、信号104が“0"
の場合はタイミング回路101の出力106となるという仮定
で説明をする。
タイミング回路101は注目ビツトの赤黒信号と注目画
素との同期合せのための回路で、フリツプフロツプによ
り構成される。セレクタ102は注目画素が輪郭である時
は強制ビツト105を、輪郭でない時はタイミング回路101
で遅延された注目ビツトの赤黒信号106を出力するもの
である。セレクタ103は強制ビツトモードの時はセレク
タ102の出力107を、そうでない時はタイミング回路の出
力106を赤黒ビツト出力108として出力する。この規則に
従うと、赤黒ビツト出力108は、強制ビツトモードでか
つ輪郭である場合は強制ビツト105が、それ以外の場合
は注目ビツトの赤黒信号615がそのまま出力される。従
つて、オペレータが自由に輪郭の色を指定することがで
きる。
次に第8図に示すプリンタのプリント部の構成図に従
つて、プリントするまでの過程を示す。
第8図は赤トナー用のパルス巾変調回路700,レーザー
ドライバ702,半導体レーザ704,ポリゴンミラー707,f/θ
レンズ708,ミラー710,現像器711と、黒トナー用のパル
ス巾変調回路701,レーザドライバ703,半導体レーザ705,
ポリゴンミラー706,f/θレンズ709,現像器712と、感光
ドラム713よりなる。
画像データに対応して変調された赤の現像のためのレ
ーザ光LB1は、高速回転するポリゴンミラー707により第
8図の矢印A−Bの巾で水平に高速走査され、f/θレン
ズ708およびミラー710を通って感光ドラム713の表面に
結像して画像データに対応したドツト露光を行う。レー
ザ光の1水平走査は原稿画像の1水平走査に対応してい
る。黒の現像に対してもミラー710を除いて全く同じ構
成をとつている。
一方、感光ドラム713は図の矢印L方向に定速回転し
ているので、そのドラムの主走査方向には上述のレーザ
光の走査が行われ、そのドラムの副走査方向には感光ド
ラム713の定速回転(速度V)が行われるので、これに
より逐次平面画像が露光され潜像を形成して行く。この
露光に先立つ帯電器による一様帯電から上述の露光およ
び現像スリーブによるトナー現像によつて赤及び黒トナ
ー現像が形成される。
又、感光ドラム713上において、赤の潜像と黒の潜像
の距離はlである。この時間差を示しタイミングチヤー
トが第9図である。この図より分かるように、赤のVSYN
Cが立ち上がつてからl/V後に黒のVSYNCが立ち上がつて
いる。これを実現するために、黒信号の処理中に図示し
ないラインバツフアがある。
第10図(a)は第8図のパルス巾変調回路700又は701
を詳細に示したものである。第10図(a)はパルス巾変
調回路のブロツク図、第10図(b),(c)がタイミン
グ図である。
入力されるビデオデータ(濃度情報)714は、ラツチ
回路900にてVCLK801の立上りでラツチされ、クロツクに
対して同期がとられる。ラツチより出力されたビデオデ
ータ815をROM又はRAMで構成されるLUT(ルツクアツプテ
ーブル)901にて階調補正し、D/A(デジタル・アナロ
グ)変換器902でD/A変換を行い、1本のアナログビデオ
信号を生成し、生成されたアナログ信号は次段のコンパ
レータ910,911に入力され後述する三角波と比較され
る。
コンパレータの他方に入力される音声808,809は、各
々VCLKに対して同期がとられ、個別に生成される三角波
である。即ち、VCLK801の2倍の周波数の同期クロツク2
VCLK803を、一方は例えばJ−Kフリツプフロツプ906で
2分周した三角波発生の基準信号806に従つて三角波発
生回路908で生成される三角波808(WV1)、もう一方は2
VCLKを6分周回路905で6分周してできた信号807に従つ
て三角波発生回路909で生成される三角波809(WV2)で
ある。
各三角波808、809とビデオデータ714は、第10図
(b)で示されるごとく全てVCLKに同期して生成され
る。更に、各三角波808、809は、VCLKに同期して生成さ
れるHSYNC802をインパータ904で反転した信号で、回路9
05,906により初期化される。以上の動作によりコンパレ
ータ910,コンパレータ911の出力810(PW1),811(PW2
には、入力のビデオデータ714と第7図で得られた赤黒
ビツト出力108の値に応じて、第10図(c)に示すよう
なパルス巾の信号が得られる。
即ち本システムでは第10図(a)のANDゲート913の出
力816が“1"の時レーザが点灯し、プリント紙上にビツ
トを印字し、“0"の時レーザは消灯し、プリント紙上に
は何も印字されない。従つて、制御信号LON805で消灯が
制御できる。第10図(c)は左から右に“黒”→“白”
へ画像信号Dのレベルが変換した場合の様子を示してい
る。
パルス変調回路への入力は“白”が“FF"、“黒”が
“00"として入力されるので、D/A変換器902の出力は第1
0図(c)のDi(817)のごとく変化する。これに対し三
角波はWV1(808),WV2(809)のごとくなつているの
で、コンパレータ910,911の出力はそれぞれ、PW1(81
0),PW2(811)のごとく、“黒”→“白”に移るにつれ
てパルス巾は狭くなつてゆく。また同図から明らかなよ
うに、PW1を選択するとプリント紙上のドツトはP1,P2,
P3,P4の間で形成され、パルス巾の変化量はW1のダイナ
ミツクレンジを持つ。一方PW2を選択するとドツトは
5,P6の間で形成され、パルス巾のダイナミツクレンジ
はW2となり、PW1と比べて各々3倍になつている。
ちなみに例えば、印字密度(解像度)はPW1の時約400
線/インチ,PW2の時約133線/インチ等に設定される。
又はPW1を選択した場合は、解像度がPW2の時に比べ約3
倍向上し、一方、PW2を選択した場合、PW1に比べパルス
巾のダイナミツクレンジが約3倍と広いので、著しく階
調性が向上する。そこで例えば高解像が要求される場合
はPW1が、高階調が要求される場合はPW2が選択されるべ
く外部回路よりSCRSEL804が与えられる。
即ち、第10図(a)のセレクタ912は、SCRSEL804が
“0"の時A入力が選択され、PW1が出力され、“1"の時
B入力が選択されてPW2が出力端子より出力される。最
終的に得られたパルス巾だけレーザが点灯し、ドツトを
印字する。
LUT901は階調補正用のテーブル変換ROMであり、ビデ
オデータ815が入力されると、出力より補正されたビデ
オデータが得られる。例えばPW1を選択すべくSCRESEL80
4を“0"にすると、3進カウンタ903の出力は全て“0"と
なりLUT901の中のPW1用の補正テーブルが選択される。
以上のようにパルス巾に変換されたビデオ信号はレー
ザ・ドライバ702,703に加えられレーザ光を変調する。
[実施例2] 第11図は本実施例の画像処理装置のブロツク図であ
る。
本実施例の画像処理装置は、色変換の色指定用のデジ
タイザ111、演算・処理用のCPU112、処理プログラム等
が入つているROM113、補助記憶用のRAM114、領域信号を
発生する領域発生回路116、入力画像データ120に対して
輪郭部を抽出する輪郭抽出回路118、輪郭に対して任意
の色に変換して出力画像データ121を出力する色変換回
路119とから成り、CPUバス115により接続されている。
第12図は第11図の輪郭抽出回路118及び色変換回路119
の具体的な回路図である。
本実施例の輪郭抽出回路118及び色変換回路119は、色
分解データRにより輪郭を抽出する輪郭抽出回路131、
色分解データGにより輪郭を抽出する輪郭抽出回路13
2、色分解データBにより輪郭を抽出する輪郭抽出回路1
33、NORゲート134、インバータ140、輪郭画素のRデー
タを格納するレジスタ137、輪郭画素のGデータを格納
するレジスタ138、輪郭画素のBデータを格納するデー
タ139、輪郭画素の色データとスルーデータとを選択す
るセレクタ141(Rデータ),142(Gデータ),143(B
データ)、輪郭色変換データとスルーデータとを選択す
るセレクタ145(Rデータ),146(Gデータ),147(B
データ)より構成される。
輪郭抽出回路131,132,133で、それぞれ色分解データ
R,G,Bデータの輪郭情報が抽出されるが、具体的にはこ
れらは全て第13図のような回路である。第13図は入力画
像データを1ライン遅らせるFIFO151,152、インバータ1
53,157,159,163、加算器161,164,166、Dフリツプフロ
ツプ155,156,158,162,165,169,170、乗算器159、輪郭か
否かのスレシヨールド値を格納するレジスタ167、コン
パレータ168より成る。
FIFO151及び152のライトクロツクWCKとリードクロツ
クRCKとは他のクロツクと共通なものを用い、ライトリ
セツトWRSTとリードリセツトRRSTとは水平同期信号HSYN
Cの反転信号を用いる。これにより入力データとFIFO151
の出力データとFIFO152の出力データとはそれぞれちよ
うど1ラインずつずれた信号が出力する。これらに対し
て第6図(c)のようなフイルタを掛け、その演算結果
と設定されたスレシヨールド値との比較により、輪郭情
報を抽出する。又、注目画素のスルーデータ172はDフ
リツプフロツプ169,170によりタイミング調整して出力
している。
再び第12図の説明に戻る。第13図輪郭抽出回路131,13
2,133を通り、それぞれR,G,Bの輪郭情報171R,171G,171
B、及び輪郭情報に同期したR,G,Bのスルーデータ情報17
2R,172G,171Bが出力される。R,G,Bの輪郭情報の内1つ
でも輪郭と認識された時、NORゲート134によりその注目
画素は輪郭であると判断して、セレクタ141,142,143に
よりCPU112から書き込まれるレジスタ137,138,139のデ
ータを選択する。セレクタ145,146,147は輪郭色変換処
理を行なうか否かのセレクタであり、領域信号135によ
り制御される。そしてROUT,GOUT,BOUTを出力する。
本実施例は色分解データとしてR,G,Bを用いているが
同等の色分解データを用いてもよいことはいうまでもな
い。
以上説明したように、本実施例により、文字の強調特
に表題の強調、OHPのカラー文字を見やすくする等に効
果があり、より高度な画像処理を簡単に行なえるように
なつた。
[発明の効果] 本発明により、画像の輪郭部の枠取りをして画像の強
調や見易さの向上を図る画像処理装置を提供できる。
又、画像に影を付けて画像の強調や見易さの向上を図
る画像処理装置を提供できる。
更に、指定領域の画像の強調や見易さの向上を図る画
像処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画像処理装置のブロツク図、 第2図(A)〜(F)は領域信号発生回路の動作を説明
するための図、 第3図は本実施例におけるCPU610の動作を示すフローチ
ヤート、 第4図は本実施例の第1輪郭処理回路と第2輪郭処理回
路と無処理回路のブロツク図、 第5図(a)〜(c)は輪郭処理1及び輪郭処理2の処
理例を示す図、 第6図(a)〜(c)はフイルタのマトリツクスの例を
示す図 第7図は本実施例の輪郭色変換回路のブロツク図、 第8図は本実施例のプリンタの構成図、 第9図は本実施例の赤信号と黒信号の垂直同期信号の関
係を示す図、 第10図(a)はパルス巾変調回路の回路例を示す図、 第10図(b),(c)はパルス巾変調回路の各部の信号
を示すタイミングチヤート、 第11図は実施例2の画像処理装置のブロツク図、 第12図は実施例2の輪郭抽出回路及び色変換回路の回路
例を示す図、 第13図は実施例2の輪郭抽出回路の回路例を示す図であ
る。 図中、61……読取部、62……ビデオデータ・マルチプレ
クサ、63〜66……メモリバンク、67……アドレスマルチ
プレクサ、68……第1輪郭処理回路、69……無処理回
路、70……赤黒判定回路、609……バス、610……CPU、6
11……611、612……セレクタ、613……プリンタ、614…
…デジタイザ、615……領域発生回路、616……ROM、617
……第2輪郭処理回路、618……RAM、619……ライトア
ドレスカウンタ、620……リードアドレスカウンタ、111
……デジタイザ、112……CPU、113……ROM、114……RA
M、115……CPUバス、116……領域発生回路、118……輪
郭抽出回路、119……色変換回路である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の輪郭部を抽出する輪郭部抽出手段
    と、 輪郭部に対する変換色を指定する変換色指定手段と、 抽出された前記輪郭部に指定された前記変換色への色変
    換を施す色変換手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】色変換手段は、変換領域を輪郭部の位置に
    対応して変更する変換領域変更手段を備えることを特徴
    とする請求項第1項記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】画像の領域を指定する領域指定手段を更に
    備え、 前記色変換手段は指定された前記領域内の輪郭部に色変
    換を施すことを特徴とする請求項第1項記載の画像処理
    装置。
JP63139502A 1988-06-08 1988-06-08 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2695434B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63139502A JP2695434B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 画像処理装置
EP89110296A EP0349780B1 (en) 1988-06-08 1989-06-07 Image processing apparatus
CA000602072A CA1338342C (en) 1988-06-08 1989-06-07 Image processing apparatus
EP19930118823 EP0588380B1 (en) 1988-06-08 1989-06-07 Image processing apparatus and method
DE68927080T DE68927080T2 (de) 1988-06-08 1989-06-07 Bildverarbeitungsvorrichtung
DE68929383T DE68929383T2 (de) 1988-06-08 1989-06-07 Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren
US07/363,590 US5311336A (en) 1988-06-08 1989-06-08 Color-converting an outline or other portion, with or without spreading of the portion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63139502A JP2695434B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01310490A JPH01310490A (ja) 1989-12-14
JP2695434B2 true JP2695434B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=15246779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63139502A Expired - Lifetime JP2695434B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2695434B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01310490A (ja) 1989-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0588380B1 (en) Image processing apparatus and method
US5694486A (en) Image processing apparatus and method for designating one of a plurality of operating modes
US5387985A (en) Non-integer image resolution conversion using statistically generated look-up tables
JP3194352B2 (ja) 合成画像を再現する方法
US6556311B1 (en) Luminance-based color resolution enhancement
JP3267289B2 (ja) カラー画像処理方法
JPH0231910B2 (ja)
JPH06234245A (ja) ビデオと画面データの疑似補間を用いる高次アドレス指定可能な画像生成方法
JP3317446B2 (ja) 画像処理装置
JPH0372780A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2695434B2 (ja) 画像処理装置
JPH0775392B2 (ja) 画像処理装置
JP3048155B2 (ja) 画像処理装置
JPH09172544A (ja) 画像処理装置
JP2000078421A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
JP3728017B2 (ja) カラー画像形成装置及びその制御方法
JPH0372781A (ja) 画像処理装置
JPH09179973A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3391809B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP2697860B2 (ja) 画像処理装置
JP3120981B2 (ja) 画像処理方法
JPH0573668A (ja) モザイク処理装置
JPH04299470A (ja) 画像変換方法
JP3175169B2 (ja) 記録装置のバッファメモリ切換方式
JPH11196246A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070912

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 11