JP2693943B2 - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JP2693943B2
JP2693943B2 JP8009127A JP912796A JP2693943B2 JP 2693943 B2 JP2693943 B2 JP 2693943B2 JP 8009127 A JP8009127 A JP 8009127A JP 912796 A JP912796 A JP 912796A JP 2693943 B2 JP2693943 B2 JP 2693943B2
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Japan
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holes
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JP8009127A
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JPH09199812A (ja
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清秀 滝本
克也 土井
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富山日本電気株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント配線板(以
下、PWBと記す)に関し、特に製造工程における穴径
相違の検出に適したPWBに関するものでる。
【0002】
【従来の技術】従来、表裏導通穴(以下、スルーホール
と記す)等の穴を有するPWBの穴径相違の検査方法
は、図4(a)に示す様に、従来の技術(1)のPWB
1の一部に製品穴10と同径の検査用ダミー穴2を設
け、図4(b)に示す様に穴あけ終了後にプラグゲージ
11等を用い検査用ダミー穴2が規定寸法に合致してい
るか否かを検査していた。
【0003】又、特開平4−282886では、図5
(a)〜(c)に示される様に従来の技術(2)のPW
B1の端部に製品穴10と同径の検査用ダミー穴2を形
成し、検査用ダミー穴2に該当する箇所に対し、穴径相
違と穴洩れの有無を電気的に検査できる様に、それぞれ
の検査用ダミー穴2に対し狭い複数の幅をもつ内部パタ
ーン13及び内部パターン13に対し一定の間隙を有し
て平行に設計された外部パターン14からなる従来のテ
ストパターン12を形成する事により穴径,穴洩れ検査
を実施していた。尚、検査用ダミー穴2と内部パターン
13の関係は検査対象の穴の直径が内部パターン13の
外側端部と外部パターン14の内部パターン13側の端
部の間に入る様に形成される。
【0004】以下に従来の技術(2)の一例を説明す
る。
【0005】穴径に対するテストパターンが正常な接続
状態を示した平面図である図5(c)において、検査用
ダミー穴A15が洩れていた、又は規定寸法より小さか
った場合、ポイントE17とポイントF18が導通有り
となり不良が発見でき、規定寸法より大きい場合ポイン
トH20とポイントJ21が導通無しとなり不良が発見
される。
【0006】次に、検査用ダミー穴B16が洩れてい
た、又は規定寸法より小さかった場合、ポイントF18
とポイントG19が導通有りとなり不良が発見でき、規
定寸法より大きい場合、ポイントJ21とポイントK2
2が導通無しとなり不良が発見される。
【0007】以上の様に従来のテストパターン12の複
数のポイントの電気的導通を調べる事により検査用ダミ
ー穴2が正しくあけられているか検出する事ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術(1)にお
いては、第1の問題点は検査に要する時間が多くかか
り、検査洩れあるいは、誤判断による不具合品の流出等
がある。その理由は、作業者の手によるプラグゲージ等
での測定であるためによる。
【0009】又、従来の技術(2)での第2の問題点は
穴径種類が増加すればするほど電気検査を実施する箇所
が増加する。そのため、測定ピンが多数必要となる。そ
の理由は、検査穴一つ一つに対して導通試験をしなけれ
ばならない事による。
【0010】本発明の目的は、穴径相違,穴洩れなどを
電気的に、かつ穴種類が増加しても測定ポイントが増加
する事が無い様に検査できる様にしたプリント配線板を
提供する事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
は、製造エリア内に設けた製品穴と、前記製造エリア外
に設けた前記製品穴のそれぞれと同一径の検査用ダミー
穴と、一方の面にこの検査用ダミー穴のそれぞれを介し
て直列に所定の幅で接続する表面の直列テストパタン
と、他方の面に前記検査用ダミー穴のそれぞれに対して
一定の間隙をもって平行に設けた裏面の並列テストパタ
ーンとを有する事を特徴とする。
【0012】
【作用】検査穴の有無、穴径の大小を表裏各2ポイント
のパターン間の導通検査により検出している。このた
め、作業者が一つ一つの穴に対してプラグゲージ等で穴
形を検査する必要がない。
【0013】又、測定穴種類が増えても穴に対して、前
述したプリント配線板表裏のパターンを製造エリア内の
表裏導通穴の種類に合わせ延長して形成するのみで良い
ため測定ポイントが増加する事もない。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0015】図1(a)は本発明の第1の実施の形態の
PWPの平面図、図1(b)及び図2(a)は図1
(a)の表裏両面のテストパターンの部分拡大平面図、
図2(b)及び図2(c)は図1(a)の検査用ダミー
穴の断面図である。本発明の第1の実施の形態のPWP
は、図1(a)に示す様に、まず、銅張り積層板に穴あ
けする工程で製品穴10が全てあけられた直後に同一ド
リルで検査用ダミー穴2を穴あけする。各穴径種類にお
いて同様に製品穴10と検査用ダミー穴2を穴あけす
る。次に、電解銅めっきまたは無電解めっき工程におい
て穴壁及び銅張り積層板の表面にめっきを形成し、穴埋
め工程において製品穴10及び検査用ダミー穴2に穴生
め樹脂を埋め、余分な穴埋め樹脂を除去するため銅張り
積層板の表面を研磨する。穴埋め樹脂は、酸性溶液に溶
解しなくかつアルカリ溶液に溶解する特性を有したもの
を使用する。又、導体は酸性溶液に溶解しアルカリ溶液
に溶解しない金属で構成される。銅張り積層板の表面を
研磨し穴内部にのみ樹脂を埋めるため、銅張り積層板表
面の穴埋め樹脂を除去する。
【0016】次に、テストパターン及び製造エリア内の
回路を以下の様に形成する。銅張り積層板の表面を機械
的に研磨(バフまたはブラシ)または化学的に研磨(ソ
フトエッチングまたは酸洗)により銅箔表面を粗化しエ
ッチングレジストの銅張り積層板への密着性を向上させ
エッチングレジストであるドライフィルムや電着レジス
トを銅箔表面に付加する。その後、検査用パターンと製
造エリア内の所望のパターンを有するマスクフィルムを
エッチングレジストに密着させた後紫外線等の高エネル
ギーで露光する。次に、弱アルカリ溶液(炭酸ナトリウ
ム等)により余分なエッチングレジストを除去し、酸性
のエッチング液(塩化銅または塩化鉄)により余分な銅
部分を除去する。さらに、回路形成後の必要のないエッ
チングレジウト及び穴埋め樹脂を強アルカリ性の溶液
(水酸化ナトリウム溶液等)により除去する。近年で
は、穴埋め樹脂の代替えとして電着レジストによる回路
形成方法も採用されている。以上の工法により図2
(b)に示す様に、検査用ダミー穴2及び銅張り積層板
表面の直列テストパターン4並びに裏面の並列テストパ
ターン5を形成する。
【0017】この様に形成したテストパターンは、図1
(b)に示す様に、検査用ダミー穴2を介して直列に接
続する表面の直列テストパターン4は検査用ダミー穴2
に穴位置精度及びパターン形成精度を加味した値(50
〜100μm)の間隙を有して形成される。又、検査用
ダミー穴2は従来のPWB製造工程のひとつである上記
に示した穴埋め工法等により形成され、図2(c)の用
に、検査用ダミー穴2の内壁はめっきにより導体となっ
ている。
【0018】次に、本発明の実施の形態のプリント配線
板の穴径チェック方法を説明する。
【0019】まず、全ての穴径が規定の寸法で開けられ
ている場合は、直列テストパターンではポイントA6と
ポイントB7間は導通あり、並列テストパターンではポ
イントC8とポイントD9間は導通無しとなる。しか
し、規定寸法より多きな穴がありかつ規定寸法より小さ
な穴が無い場合は、直列テストパターンはポイントA6
とポイントB7間は導通あり、並列テストパターンでは
ポイントC8とポイントD9間も導通ありとなる。
【0020】次に、規定寸法より大きな穴が無くかつ規
定寸法より小さな穴がある場合は、直列テストパターン
ではポイントA6とポイントB7間は導通なし、並列テ
ストパターンではポイントC8とポイントD9間も導通
なしとなる。
【0021】次に、規定寸法より大きな穴がありかつ規
定寸法より小さな穴がある場合は、直列テストパターン
ではポイントA6とポイントB7間では導通なし、並列
テストパターンではポイントC8とポイントD9間では
導通ありとなる。
【0022】以上をまとめると次の表1の様になる。
【0023】
【表1】
【0024】この様に、各表裏導通部の有無のモードに
より穴径が寸法通りか否かを調べる事ができる。
【0025】尚、上記方法によれば表面と裏面同時に導
通チェックする必要はなく検査工数が低減可能である。
又、検査方法としては、片方の面をチェック後、裏面の
導通チェックを実施しても良い。
【0026】図3は本発明の第2の実施の形態のPWB
の並列テストパターンの平面図である。第2の実施の形
態のPWBは、図3に示す様に、検査用ダミー穴2を複
数個穴あけし、検査用ダミー穴2に対する段階的な一定
間隔の間隙を有する並列テストパターン5を設けること
により(例えば、50・75・100・150μmの同
一検査用ダミー穴2に対して裏面の回路と穴位置の間隙
を有する)検査用ダミー穴2と並列テストパターン5と
で穴ずれ量も測定可能なプリント配線板が提供できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明はプリント配
線板において、穴径相違・穴洩れ検査用の穴をスルーホ
ールとして形成し、検査用パターンを表裏に設けた事に
より、第1の効果として電気検査により穴径相違、穴洩
れの検査が可能となり、さらに、通電回路の電気検査と
同時に穴径検査ができるため、検査工数を大幅に低減で
き、これにより信頼性の高いプリント配線板が得られ
る。
【0028】第2の効果として、穴種類が増加しても検
査ポイントは表裏各2ポイントの導通をチェックすれば
よく製品穴の良品・不良品の判別ができ検査治具の低価
格化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の第1の実施の形態の
PWBの平面図及びその表面の直列テストパターンの部
分拡大平面図である。
【図2】(a),(b)及び(c)は図1(a)の裏面
の並列テストパターンの部分拡大平面図、検査用ダミー
穴とテストパターンの断面図及び検査用ダミー穴の断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のPWBの並列テス
トパターンの平面図である。
【図4】(a),(b)は従来の技術(1)のPWBの
平面図及びそのA−A′線断面図である。
【図5】(a),(b)及び(c)は従来の技術(2)
のPWBの平面図、その従来のテストパターンの部分拡
大平面図及び穴径に対するテストパターンの正常な接続
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 PWB 2 検査用ダミー穴 3 テストパターン 4 表面の直列テストパターン 5 裏面の並列テストパターン 6 ポイントA 7 ポイントB 8 ポイントC 9 ポイントD 10 製品穴 11 プラグゲージ 12 従来のテストパターン 13 内部パターン 14 外部パターン 15 検査用ダミー穴A 16 検査用ダミー穴B 17 ポイントE 18 ポイントF 19 ポイントG 20 ポイントH 21 ポイントJ 22 ポイントK

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造エリア内に設けた製品穴と、前記製
    造エリア外に設けた前記製品穴のそれぞれと同一径の検
    査用ダミー穴と、一方の面にこの検査用ダミー穴のそれ
    ぞれを介して直列に所定の幅で接続する表面の直列テス
    トパターンと、他方の面に前記検査用ダミー穴のそれぞ
    れに対して一定の間隙をもって平行に設けた裏面の並列
    テストパターンとを有する事を特徴とするプリント配線
    板。
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