JP2693934B2 - バス接近表示システムにおける周波数選択方式 - Google Patents

バス接近表示システムにおける周波数選択方式

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JP2693934B2
JP2693934B2 JP7263990A JP26399095A JP2693934B2 JP 2693934 B2 JP2693934 B2 JP 2693934B2 JP 7263990 A JP7263990 A JP 7263990A JP 26399095 A JP26399095 A JP 26399095A JP 2693934 B2 JP2693934 B2 JP 2693934B2
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順一 金子
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日本電気移動通信株式会社
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバス接近表示システ
ムにおける周波数選択方式に関し、特に路線バスに搭載
された送信機から発射される信号電波の周波数として複
数のバス停留所にあらかじめ割り当てられた複数の周波
数の中から1つの周波数を選択して決定するバス接近表
示システムにおける周波数選択方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は従来のバス接近表示システ
ムにおける路線バスおよびバス停留所の構成の一例を示
すブロック図、図4(b)は従来のバス接近表示システ
ムの一例を示すシステムブロック図である。
【0003】従来のバス接近表示システムでは、図4
(a)に示すように路線バス3に搭載した送信機32か
ら空中線31を通してバス識別信号,路線番号,行先番
号および走行方向(上り/下り)信号を含む情報を載せ
た特定の周波数f0を使用した電波をバス停留所4に送
信する。
【0004】そして、バス停留所4には、この周波数f
0の電波を受信する受信機42が設置されており、受信
機42は空中線41を通して受信した電波に載せられた
情報を制御部43に転送する。
【0005】制御部43はこの受信情報を解析してバス
識別信号,路線番号,行先番号および走行方向(上り/
下り)信号を認識し、表示部44におけるその路線バス
の行先表示に該当する表示ランプを点灯させて、バス停
留所の待合い客にバスの接近案内を行う。
【0006】この周波数f0のみを使用してバス接近案
内表示を実現する従来のバス接近表示システムは、路線
バスの運行台数が少く、且つ路線バスに搭載された送信
機から発射される信号電波の到達エリア内に複数の路線
バスが走行していなければ特に問題は無い。
【0007】しかし、図4(b)に示すように、バス走
行路線上に配置された複数のバス停留所4A,4Bおよ
び4Cに対して複数の路線バス3A,3Cおよび3Bが
それぞれ接近しているときには、次に述べる現象が発生
する。
【0008】すなわち、図4(b)において、各路線バ
ス3A,3Bおよび3Cからの送信電波の到達エリアを
それぞれ破線で示したf0A到達エリア,f0B到達エ
リアおよびf0C到達エリアとする。なお、f0A,f
0Bおよびf0Cはそれぞれ路線バス3A,3Bおよび
3Cからの情報を載せた送信電波であり、周波数はいず
れも同じでf0である。
【0009】ここで、バス停留所4A,4Bおよび4C
はいずれもf0A到達エリア,f0B到達エリアおよび
f0C到達エリア内に配置されており、各路線バス3
A,3Bおよび3Cからの送信電波f0A,f0Bおよ
びf0Cの周波数がいずれも同じ周波数f0であるた
め、相互干渉の発生を避けられなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバス接近表
示システムでは、ある特定の1つの周波数f0のみを使
用して複数のバス停留所に複数の路線バスからのバス接
近案内表示を行っているので、各路線バスから同時に発
射する送信電波に相互干渉が発生し、正確な情報が各バ
ス停留所に伝達されないという問題点があった。
【0011】本発明の目的は、各路線バスから発射する
信号電波の周波数として、バス停留所ごとにあらかじめ
割り当てた異なる周波数を使用することにより、複数の
バス停留所が近接して配置された地域に複数の路線バス
が走行していても常に正しい情報を各バス停留所に表示
することが可能なバス接近表示システムにおける周波数
選択方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バス走
行路線上に配置された複数のバス停留所はそれぞれ路線
バスが接近したときバス接近情報を表示する表示部を備
えるバス接近表示システムにおいて、前記路線バスは搭
載している音声案内装置から得られる周波数情報を基に
自車の送信機から発射すべき前記バス接近信号を載せた
電波の周波数を決定する周波数決定手段を備え、前記各
バス停留所は前記路線バスから自停留所に割り当てられ
た周波数と一致した周波数の電波を受信したとき前記表
示部を作動させる表示制御手段を備えることを特徴とす
るバス接近表示システムにおける周波数選択方式が得ら
れる。
【0013】また、前記周波数決定手段は前記バス走行
路線上の前記各バス停留所に割り当てられた周波数の中
から次に停車予定のバス停留所に割り当てられた周波数
を前記音声案内装置からの前記周波数情報により選択す
ることを特徴とするバス接近表示システムにおける周波
数選択方式が得られる。
【0014】さらに、前記表示部は前記バス接近信号を
発射した前記路線バスごとの行先名を表示する表示ラン
プを備え、前記表示制御手段はこのバス停留所に接近し
た前記路線バスの行先名に該当する前記表示ランプを点
灯させることを特徴とするバス接近表示システムにおけ
る周波数選択方式が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は本発明の周波数選択方式の一実施形
態における路線バスおよびバス停留所の構成の一例を示
すブロック図、図2は本発明の一適用例を示すバス接近
表示システムのシステムブロック図、図3は図1におけ
る音声案内装置に装着される磁気テープの録音内容の一
例を示す図である。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施形態は
路線バス1とバス停留所2とから構成されている。
【0018】そして、路線バス1の車内には、バス接近
信号を載せた電波を空中線11から発射する送信機12
と、あらかじめ所定の停留所案内が録音された磁気テー
プを始発停留所で装着した音声案内装置14と、この停
留所案内を乗客にアナウンスするためのスピーカ15
と、路線バス1内の上記すべての機器の制御を行う制御
装置13とが搭載されている。
【0019】なお、本実施形態では音声案内装置14に
磁気テープを装着するとしたが、あらかじめ所定の停留
所案内が録音されたICカードを装着しても良い。そし
て後述するように、これらの磁気テープまたはICカー
ドには停留所案内(例えば、「次は、NNN(停留所
名)です」)の他に、このバス停留所NNNに割り当て
られている周波数番号が録音されている。
【0020】また、バス停留所2には、空中線21を通
して路線バス1からの電波を受信する受信機22と、バ
ス接近案内を表示するための表示部24と、表示部24
への表示制御を含むバス停留所2内のすべての機器の制
御を行う制御部23とを備え、表示部24はバスの行先
名XXX,YYY,ZZZごとの表示に対応した表示ラ
ンプLA,LB,LCを有している。
【0021】続いて、本実施形態の動作について説明す
る。
【0022】バスドライバが音声案内装置14の起動操
作を行うと、磁気テープが動作して路線バス1の車内に
はスピーカ15から停留所案内がアナウンスされるとと
もに、バス接近信号用の周波数番号が制御装置13に送
られる。
【0023】なお、路線バスが停留所に近づくごとにバ
スドライバの手を煩わすことなく該当する停留所名を自
動的に車内放送する技術の一例としては、特公平1−5
3819号公報に所載の「路線バスの車内自動放送装
置」を挙げることができる。
【0024】また、停留所において通過した定期バスの
履歴を表示することにより、停留所で待つ利用客が乗車
したいバスが通過したかどうかを認識することができる
技術の一例としては、特開平1−188999号公報に
所載の「定期バス運行表示方式」を挙げることができ
る。
【0025】ここで、図3を参照して磁気テープの録音
内容について説明する。図3において、磁気テープ17
のトラック番号#1には“停留所案内”が録音されてお
り、トラック番号#2には停留所ごとに割り当てられた
周波数の“周波数番号”が録音されている。
【0026】複数のバス停留所とその各バス停留所に対
して路線バスから送信するバス接近信号を載せた電波の
周波数との対応は、路線バスの走行ルートを基に走行中
の複数の路線バスから発射される電波の到達エリアが同
一周波数で互いに重ならないようにバス停留所の設置位
置を考慮して決定される。
【0027】このバス停留所と路線バスが発射する電波
の使用周波数との対応の一例について図2を参照して説
明する。
【0028】図2に示す例では、バス停留所2Aに向か
って走行中の路線バス1Aからバス停留所2Aに対して
発射されるバス接近信号を載せた電波には周波数f1を
割り当て、バス停留所2Bに向かって走行中の路線バス
1Bからバス停留所2Bに対して発射されるバス接近信
号を載せた電波には周波数f2を割り当て、バス停留所
2Cに向かって走行中の路線バス1Cからバス停留所2
Cに対して発射されるバス接近信号を載せた電波には周
波数f3を割り当てている。
【0029】そして、バス停留所2A,2Bおよび2C
は路線バス1A,1Bおよび1Cから発射される信号電
波の到達エリア内に設置されているものとする。
【0030】再び図1の説明に戻って、制御装置13は
音声案内装置14から受信したバス接近信号用の周波数
番号を基に使用すべき周波数をRS232Cインタフェ
ース16を通してキャラクタコードの型で送信機12に
指示すると、送信機12は制御装置13から指示された
周波数を使用してバス接近信号を載せた電波を空中線1
1から発射する。
【0031】バス停留所2の受信機22は受信可能な周
波数があらかじめ決められており、この決められた以外
の周波数の電波が入力されても受信機は応動しない。
【0032】したがって、受信機22は自身に割り当て
られた周波数の電波で路線バス1からのバス接近信号を
受信すると、その受信内容を制御部23に転送する。
【0033】このバス接近信号はバス識別信号,路線番
号,行先番号および走行方向(上り/下り)信号を含ん
で構成されており、制御部23はこのバス接近信号を解
析し、表示部24の該当する行先表示の表示ランプを点
灯させる。例えば、“XXX”行きの路線バスが接近し
ていれば、表示ランプLAが点灯する。これにより、バ
ス停留所2の待合せ客はどこ行きの路線バスが接近して
いるかを知ることができる。
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バス走行
路線上に配置された複数のバス停留所はそれぞれ路線バ
スが接近したときバス接近情報を表示する表示部を備え
るバス接近表示システムにおいて、路線バスは搭載して
いる音声案内装置から得られる周波数情報を基に自車の
送信機から発射すべきバス接近信号を載せた電波の周波
数を決定する周波数決定手段を備え、各バス停留所は路
線バスから自停留所に割り当てられた周波数と一致した
周波数の電波を受信したとき表示部を作動させる表示制
御手段を備えることにより、また、上記周波数決定手段
はバス走行路線上の各バス停留所に割り当てられた周波
数の中から次に停車予定のバス停留所に割り当てられた
周波数を音声案内装置からの周波数情報により選択する
ことにより、さらに、上記表示部はバス接近信号を発射
した路線バスごとの行先名を表示する表示ランプを備
え、上記表示制御手段はこのバス停留所に接近した路線
バスの行先名に該当する表示ランプを点灯させることに
より、路線バスから発射する信号電波の周波数としてバ
ス停留所ごとに異なる周波数を使用しているので、複数
の路線バスからの送信電波の混信が防止され、各バス停
留所に常に正確なバス接近情報を表示することが可能に
なるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数選択方式の一実施形態における
路線バスおよびバス停留所の構成の一例を示すブロック
図である。
【図2】本発明の一適用例を示すバス接近表示システム
のシステムブロック図である。
【図3】図1における音声案内装置に装着される磁気テ
ープの録音内容の一例を示す図である。
【図4】(a)は従来のバス接近表示システムにおける
路線バスおよびバス停留所の構成の一例を示すブロック
図、(b)は従来のバス接近表示システムの一例を示す
システムブロック図である。
【符号の説明】 1,1A,1B,1C,3,3A,3B,3C 路線
バス 2,2A,2B,2C,4,4A,4B,4C バス
停留所 11,21,31,41 空中線 12,32 送信機 13 制御装置 14 音声案内装置 15 スピーカ 16 RS232Cインタフェース 17 磁気テープ 22,42 受信機 23,43 制御部 24,44 表示部 LA,LB,LC 表示ランプ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス走行路線上に配置された複数のバス
    停留所はそれぞれ路線バスが接近したときバス接近情報
    を表示する表示部を備えるバス接近表示システムにおい
    て、前記路線バスは搭載している音声案内装置から得ら
    れる周波数情報を基に自車の送信機から発射すべき前記
    バス接近信号を載せた電波の周波数を決定する周波数決
    定手段を備え、前記各バス停留所は前記路線バスから自
    停留所に割り当てられた周波数と一致した周波数の電波
    を受信したとき前記表示部を作動させる表示制御手段を
    備えることを特徴とするバス接近表示システムにおける
    周波数選択方式。
  2. 【請求項2】 前記周波数決定手段は前記バス走行路線
    上の前記各バス停留所に割り当てられた周波数の中から
    次に停車予定のバス停留所に割り当てられた周波数を前
    記音声案内装置からの前記周波数情報により選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバス接近表示システムに
    おける周波数選択方式。
  3. 【請求項3】 前記表示部は前記バス接近信号を発射し
    た前記路線バスごとの行先名を表示する表示ランプを備
    え、前記表示制御手段はこのバス停留所に接近した前記
    路線バスの行先名に該当する前記表示ランプを点灯させ
    ることを特徴とする請求項1記載のバス接近表示システ
    ムにおける周波数選択方式。
JP7263990A 1995-10-12 1995-10-12 バス接近表示システムにおける周波数選択方式 Expired - Lifetime JP2693934B2 (ja)

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Effective date: 19970805