JP2693832B2 - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JP2693832B2 JP2693832B2 JP1189184A JP18918489A JP2693832B2 JP 2693832 B2 JP2693832 B2 JP 2693832B2 JP 1189184 A JP1189184 A JP 1189184A JP 18918489 A JP18918489 A JP 18918489A JP 2693832 B2 JP2693832 B2 JP 2693832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- recording medium
- optical recording
- film
- recording film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録感度の優れた光磁気記録媒体及びその
製造方法に関する。
製造方法に関する。
光磁気ディスクは、書換え可能な大容量可搬媒体とし
て近年特に注目されている。
て近年特に注目されている。
光磁気記録の原理は、磁性体を加熱すると磁化の反転
が起こりやすくなる性質と、磁性体に直線偏光を照射す
ると、磁化の方向によって反射光の偏光面が左右に回転
する現象（カー効果）を利用している。具体的には、デ
ィスク上の記録媒体（磁性薄膜）にレーザ光を照射する
ことにより加熱し、光の当たった部分の磁化を反転させ
て情報を記録する。読みだしは、カー効果による偏光面
の回転を、光学系を通して電気信号に変換して判読す
る。
が起こりやすくなる性質と、磁性体に直線偏光を照射す
ると、磁化の方向によって反射光の偏光面が左右に回転
する現象（カー効果）を利用している。具体的には、デ
ィスク上の記録媒体（磁性薄膜）にレーザ光を照射する
ことにより加熱し、光の当たった部分の磁化を反転させ
て情報を記録する。読みだしは、カー効果による偏光面
の回転を、光学系を通して電気信号に変換して判読す
る。
光磁気ディスクは、ガラスもしくはプラスチック（お
もにポリカーボネート）の透明な基板上に、記録層、保
護膜層、反射層からなる多層膜構造になっているものが
主流で、これらの膜はおもにスパッタリング法により形
成されている。記録膜は、希土類と遷移金属のアモルフ
ァス合金膜（RE−TM膜）が主流となっており、TbFeCo,
GdTbFe等が用いられている。RE−TM膜は、膜面に垂直な
方向に磁化しやすい垂直磁化膜で、アモルファス材料と
しては大きな磁気光学効果を示すため、現状では光磁気
記録に最も適した材料である。
もにポリカーボネート）の透明な基板上に、記録層、保
護膜層、反射層からなる多層膜構造になっているものが
主流で、これらの膜はおもにスパッタリング法により形
成されている。記録膜は、希土類と遷移金属のアモルフ
ァス合金膜（RE−TM膜）が主流となっており、TbFeCo,
GdTbFe等が用いられている。RE−TM膜は、膜面に垂直な
方向に磁化しやすい垂直磁化膜で、アモルファス材料と
しては大きな磁気光学効果を示すため、現状では光磁気
記録に最も適した材料である。
現在の光磁気ディスクのデータ転送速度は、オーバー
ライトができない、半導体レーザのパワーが小さいなど
の理由から、ハードディスクや磁気テープに比べて遅
く、高品位デジタル動画記録などを行うためにも、転送
レートの向上が望まれている。
ライトができない、半導体レーザのパワーが小さいなど
の理由から、ハードディスクや磁気テープに比べて遅
く、高品位デジタル動画記録などを行うためにも、転送
レートの向上が望まれている。
転送速度を速くするために媒体に望まれる点として
は、キュリー点の低下、加熱効率の向上などが挙げられ
る。RE−TM膜のキュリー点は200℃前後で、Dy系の150℃
が最低となっている。加熱効率を高める方法としては、
特開昭62-17254号、特開昭62-226449号および特開昭62-
293541号各公報に示されるように保護膜あるいは反射膜
に熱伝導率の低い材料を用いることなどが提案されてい
るが、これらの方法を用いても加熱効率の向上には限界
があり、さらに加熱効率の高い媒体の開発が望まれてい
た。
は、キュリー点の低下、加熱効率の向上などが挙げられ
る。RE−TM膜のキュリー点は200℃前後で、Dy系の150℃
が最低となっている。加熱効率を高める方法としては、
特開昭62-17254号、特開昭62-226449号および特開昭62-
293541号各公報に示されるように保護膜あるいは反射膜
に熱伝導率の低い材料を用いることなどが提案されてい
るが、これらの方法を用いても加熱効率の向上には限界
があり、さらに加熱効率の高い媒体の開発が望まれてい
た。
そこで本発明の目的は、媒体の加熱効率を直接高める
ことによって、記録感度が高くデータの高速転送が可能
な光磁気記録媒体を提供することにある。
ことによって、記録感度が高くデータの高速転送が可能
な光磁気記録媒体を提供することにある。
本発明者らは、光磁気記録媒体のこの様な現状に鑑
み、種々の実験及び計算を行った結果、希土類遷移金属
系合金を主成分とする記録膜の熱伝導率λと熱拡散係数
κをそれぞれ、λ≦30W/m・Ｋ、κ≦1.0×10-5m2/sまで
低下させることで、前記の問題点を解決できることを見
だした。また、記録膜を気相成膜する際に膜原料（スパ
ッタターゲットまたは蒸発源）の一部に特定の添加物を
用いることにより記録膜の熱伝導率および熱拡散係数を
低下させられることを見出し本発明を完成した。
み、種々の実験及び計算を行った結果、希土類遷移金属
系合金を主成分とする記録膜の熱伝導率λと熱拡散係数
κをそれぞれ、λ≦30W/m・Ｋ、κ≦1.0×10-5m2/sまで
低下させることで、前記の問題点を解決できることを見
だした。また、記録膜を気相成膜する際に膜原料（スパ
ッタターゲットまたは蒸発源）の一部に特定の添加物を
用いることにより記録膜の熱伝導率および熱拡散係数を
低下させられることを見出し本発明を完成した。
即ち本発明は、希土類遷移金属系合金を主成分とする
記録膜を有する光磁気記録媒体において、該記録膜の熱
伝導率が30W/m・Ｋ以下であり、かつ、熱拡散係数が1.0
×10-5m2/s以下であることを特徴とする光磁気記録媒
体、及び記録膜を気相成膜する際に膜原料の一部に金属
単体以外の無機物及び分子量1000以上の有機物から選ば
れる添加物を用いることを特徴とする上記光磁気記録媒
体の製造方法、更に気相成膜された希土類遷移金属系合
金を主成分とする記録膜を有する光磁気記録媒体におい
て、該記録膜の一部が分子量1000以上の有機物からなる
ことを特徴とする光磁気記録媒体を提供するものであ
る。
記録膜を有する光磁気記録媒体において、該記録膜の熱
伝導率が30W/m・Ｋ以下であり、かつ、熱拡散係数が1.0
×10-5m2/s以下であることを特徴とする光磁気記録媒
体、及び記録膜を気相成膜する際に膜原料の一部に金属
単体以外の無機物及び分子量1000以上の有機物から選ば
れる添加物を用いることを特徴とする上記光磁気記録媒
体の製造方法、更に気相成膜された希土類遷移金属系合
金を主成分とする記録膜を有する光磁気記録媒体におい
て、該記録膜の一部が分子量1000以上の有機物からなる
ことを特徴とする光磁気記録媒体を提供するものであ
る。
本発明によると、記録膜の熱伝導率と熱拡散係数を低
下させることにより、レーザ光照射により媒体を加熱し
て反転磁区を形成する際に必要なレーザ出力を低くする
ことが出来る。また希土類遷移金属系記録膜材料を気相
成膜する際に、スパッタターゲットあるいは真空蒸着の
場合その蒸発源の一部に金属以外の添加物を用いると、
その添加物が膜中に複合するか、またはその添加物の影
響で記録膜の微細形態が変化し、その結果膜中の熱の伝
搬が妨げられ、熱伝導率および熱拡散係数を低下させる
ことができる。
下させることにより、レーザ光照射により媒体を加熱し
て反転磁区を形成する際に必要なレーザ出力を低くする
ことが出来る。また希土類遷移金属系記録膜材料を気相
成膜する際に、スパッタターゲットあるいは真空蒸着の
場合その蒸発源の一部に金属以外の添加物を用いると、
その添加物が膜中に複合するか、またはその添加物の影
響で記録膜の微細形態が変化し、その結果膜中の熱の伝
搬が妨げられ、熱伝導率および熱拡散係数を低下させる
ことができる。
本発明に於いて、記録膜の熱伝導率λと熱拡散係数κ
はそれぞれ、λ≦30W/m・Ｋ、κ＝1.0×10-5m2/sまで低
下させることが好ましい。従来の希土類遷移金属系記録
膜材料の熱伝導率はおおむね40〜60W/m・Ｋ、熱拡散係
数はおおむね1.1〜2.0×10-5m2/sの範囲にある。
はそれぞれ、λ≦30W/m・Ｋ、κ＝1.0×10-5m2/sまで低
下させることが好ましい。従来の希土類遷移金属系記録
膜材料の熱伝導率はおおむね40〜60W/m・Ｋ、熱拡散係
数はおおむね1.1〜2.0×10-5m2/sの範囲にある。
熱伝導率及び熱拡散係数のことなる２種類の光磁気記
録媒体を用い、線速10m/sで回転している光磁気記録媒
体に、直径１μｍに収束させたレーザ光を、200ns照射
したときの媒体の到達最高温度分布を計算により求めた
結果を第１図に示す。第１図において、（ａ）は記録膜
の熱伝導率が54W/m・Ｋ、熱拡散係数が1.6×10-5m2/s
（米国雑誌“Journal of Apploed Physics", 62巻,216
頁に掲載されたGdo0.26Fe0.74の値）、レーザ出力が4mW
としたとき、（ｂ）は記録膜の熱伝導率が27W/m・Ｋ、
熱拡散係数が８×10-6m2/s、レーザ出力が3mWとしたと
きの結果である。
録媒体を用い、線速10m/sで回転している光磁気記録媒
体に、直径１μｍに収束させたレーザ光を、200ns照射
したときの媒体の到達最高温度分布を計算により求めた
結果を第１図に示す。第１図において、（ａ）は記録膜
の熱伝導率が54W/m・Ｋ、熱拡散係数が1.6×10-5m2/s
（米国雑誌“Journal of Apploed Physics", 62巻,216
頁に掲載されたGdo0.26Fe0.74の値）、レーザ出力が4mW
としたとき、（ｂ）は記録膜の熱伝導率が27W/m・Ｋ、
熱拡散係数が８×10-6m2/s、レーザ出力が3mWとしたと
きの結果である。
第１図に示すように記録膜の熱伝導率と熱拡散係数を
それぞれもとの1/2に低下させた場合、従来の媒体に出
力4mWのレーザ光を用いて書き込みを行ったときとほぼ
同じ反転磁区を、出力3mWのレーザで作ることができ
る、即ち3/4のレーザ出力でほぼ同じ大きさの反転磁区
が形成できることがわかる。従って本発明の効果を充分
に発揮するには、記録膜の熱伝導率と熱拡散係数を従来
の記録膜材料の1/2以下、即ちλ≦27W/m・Ｋ、κ≦0.8
×10-5m2/sに低下させることが望ましい。
それぞれもとの1/2に低下させた場合、従来の媒体に出
力4mWのレーザ光を用いて書き込みを行ったときとほぼ
同じ反転磁区を、出力3mWのレーザで作ることができ
る、即ち3/4のレーザ出力でほぼ同じ大きさの反転磁区
が形成できることがわかる。従って本発明の効果を充分
に発揮するには、記録膜の熱伝導率と熱拡散係数を従来
の記録膜材料の1/2以下、即ちλ≦27W/m・Ｋ、κ≦0.8
×10-5m2/sに低下させることが望ましい。
しかしながら、本発明によって低下できるλ及びκの
値には自ずと下限値が存在する。複合する材料によって
も左右されるが、おおよそ複合前の記録膜をもつλ及び
κの各々1/100付近に下限値が散在する。
値には自ずと下限値が存在する。複合する材料によって
も左右されるが、おおよそ複合前の記録膜をもつλ及び
κの各々1/100付近に下限値が散在する。
本発明で使用できる希土類遷移金属系合金としては、
GdFe,TbFe,DyFe,GdCo,TbCo,GdTbFe,TbFeCo,TbDyFe,GdTb
Co,NdDyFe,GdTbFeCo,NdDyFeCo ;あるいはこれらにPt,C
r,Ti,Ta,Al,Ni,Inなどの添加元素が添加されたものなど
が挙げられる。
GdFe,TbFe,DyFe,GdCo,TbCo,GdTbFe,TbFeCo,TbDyFe,GdTb
Co,NdDyFe,GdTbFeCo,NdDyFeCo ;あるいはこれらにPt,C
r,Ti,Ta,Al,Ni,Inなどの添加元素が添加されたものなど
が挙げられる。
本発明の添加物としては、各種有機物のほかAlN,BN,S
iN,SiO2,TiO2,Ta2O5,MgF2,CaF2,ZnS,Cなどの金属単体以
外の無機物も挙げることが出来るが、とくに分子量1000
以上の有機物を用いることによって好ましい効果を得る
ことができる。用いられる有機物としては、例えばフェ
ノール系樹脂、ケイ素樹脂、アミノ樹脂等の公知の熱硬
化性樹脂、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチ
レン、ポリイミド、フッ素樹脂等の公知の熱可塑性樹
脂、或いはブタジエン、クロロプレン等の公知のゴム
類、更には、リグニン、タンニン等の天然高分子、ポリ
ビニルフェノール及びこれらの誘導体で代表されるよう
な水酸基含有芳香族系の水溶性ポリマー或いは、主鎖、
側鎖等に金属元素を含む有機金属ポリマー等、公知の有
機ポリマーを挙げることができる。添加物として金属を
用いた場合には本発明の効果は期待できない。
iN,SiO2,TiO2,Ta2O5,MgF2,CaF2,ZnS,Cなどの金属単体以
外の無機物も挙げることが出来るが、とくに分子量1000
以上の有機物を用いることによって好ましい効果を得る
ことができる。用いられる有機物としては、例えばフェ
ノール系樹脂、ケイ素樹脂、アミノ樹脂等の公知の熱硬
化性樹脂、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチ
レン、ポリイミド、フッ素樹脂等の公知の熱可塑性樹
脂、或いはブタジエン、クロロプレン等の公知のゴム
類、更には、リグニン、タンニン等の天然高分子、ポリ
ビニルフェノール及びこれらの誘導体で代表されるよう
な水酸基含有芳香族系の水溶性ポリマー或いは、主鎖、
側鎖等に金属元素を含む有機金属ポリマー等、公知の有
機ポリマーを挙げることができる。添加物として金属を
用いた場合には本発明の効果は期待できない。
本発明において、気相成膜の方法は、スパッタ法か真
空蒸着方が好ましい。
空蒸着方が好ましい。
以下実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
実施例１ 二極高周波スパッタ装置を用いて、Fe-Co合金ターゲ
ット上にTbチップと予め硬化させたフェノール樹脂（群
栄化学工業株式会社製レヂトップPL-2211）を配置して
ガラス基板上に成膜した。
ット上にTbチップと予め硬化させたフェノール樹脂（群
栄化学工業株式会社製レヂトップPL-2211）を配置して
ガラス基板上に成膜した。
作製した膜の磁気光学特性は、カー回転角0.36度、保
磁力が5.5 kGaussと、補償組成よりやや遷移金属を多く
含むTbFeCo膜と同等の特性を示した。
磁力が5.5 kGaussと、補償組成よりやや遷移金属を多く
含むTbFeCo膜と同等の特性を示した。
膜の熱伝導率と熱拡散係数は、厚さ300μｍのガラス
基板上に膜厚15μｍの試料を作製し、光交流法（真空理
工株式会社PIT-1）にて測定した結果、室温において、
熱伝導率7.6W/m・Ｋ、熱拡散係数2.3×10-6m2/sであっ
た。
基板上に膜厚15μｍの試料を作製し、光交流法（真空理
工株式会社PIT-1）にて測定した結果、室温において、
熱伝導率7.6W/m・Ｋ、熱拡散係数2.3×10-6m2/sであっ
た。
得られた記録膜のカーヒステリシスループを第２図に
示す。
示す。
以上、本発明の方法により、熱伝導率と熱拡散係数が
従来の記録膜材料の1/2以下であり、従来の記録膜材料
と同等の磁気光学効果を示す新規記録膜が製造でき、こ
の記録膜を用いることにより、記録感度の優れた光磁気
記録媒体を提供できることがわかった。
従来の記録膜材料の1/2以下であり、従来の記録膜材料
と同等の磁気光学効果を示す新規記録膜が製造でき、こ
の記録膜を用いることにより、記録感度の優れた光磁気
記録媒体を提供できることがわかった。
第１図は、線速10m/sで回転している光磁気記録媒体
に、直径１μｍに収束させたレーザ光を、200ns照射し
たときの媒体の到達最高温度分布を計算により求めた結
果を示す図であり、（ａ）は記録膜の熱伝導率が54W/m
・Ｋ、熱拡散係数が1.6×10-5m2/s、レーザ出力が4mWと
したとき、（ｂ）は記録膜の熱伝導率が27W/m・Ｋ、熱
拡散係数が８×10-6m2/s、レーザ出力が3mWとしたとき
の結果である。 第２図は、実施例１で得られた記録膜のカーヒステリシ
スループである。
に、直径１μｍに収束させたレーザ光を、200ns照射し
たときの媒体の到達最高温度分布を計算により求めた結
果を示す図であり、（ａ）は記録膜の熱伝導率が54W/m
・Ｋ、熱拡散係数が1.6×10-5m2/s、レーザ出力が4mWと
したとき、（ｂ）は記録膜の熱伝導率が27W/m・Ｋ、熱
拡散係数が８×10-6m2/s、レーザ出力が3mWとしたとき
の結果である。 第２図は、実施例１で得られた記録膜のカーヒステリシ
スループである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−32748（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−60836（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−133240（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−296446（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−27543（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−254654（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】希土類遷移金属系合金を主成分とする記録
膜を有する光磁気記録媒体において、該記録膜の熱伝導
率が30W/m・Ｋ以下であり、かつ、熱拡散係数が1.0×10
-5m2/s以下であることを特徴とする光磁気記録媒体。 - 【請求項２】希土類遷移金属系合金を主成分とする記録
膜を有する光磁気記録媒体を製造する方法において、記
録膜を気相成膜する際に膜原料の一部に、金属単体以外
の無機物及び分子量1000以上の有機物から選ばれる添加
物を用いることを特徴とする請求項１記載の光磁気記録
媒体の製造方法。 - 【請求項３】気相成膜された希土類遷移金属系合金を主
成分とする記録膜を有する光磁気記録媒体において、該
記録膜の一部が分子量1000以上の有機物からなることを
特徴とする光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1189184A JP2693832B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1189184A JP2693832B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 光磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354746A JPH0354746A (ja) | 1991-03-08 |
| JP2693832B2 true JP2693832B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16236913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1189184A Expired - Lifetime JP2693832B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2693832B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0677347B2 (ja) * | 1986-07-25 | 1994-09-28 | コニカ株式会社 | 情報記録媒体 |
| JPS6460836A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-07 | Hitachi Ltd | Magneto-optical recording medium and production thereof |
| JP2559432B2 (ja) * | 1987-11-18 | 1996-12-04 | 株式会社日立製作所 | 光磁気デイスク |
| JP2718695B2 (ja) * | 1988-05-24 | 1998-02-25 | 株式会社日立製作所 | 光磁気記録用部材及びその製造方法 |
| JPH0227543A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-30 | Fujitsu Ltd | 光磁気ディスクおよびその製造方法 |
| JPH02254654A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 光磁気記録媒体 |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1189184A patent/JP2693832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0354746A (ja) | 1991-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3072812B2 (ja) | 光磁気記録媒体及び該媒体の情報再生方法 | |
| JP2986622B2 (ja) | 光磁気メモリー素子およびその記録再生方法 | |
| JP3078145B2 (ja) | 光磁気記録媒体の製造方法 | |
| US5265073A (en) | Overwritable magneto-optical recording medium having two-layer magnetic films wherein one of the films contains one or more of Cu, Ag, Ti, Mn, B, Pt, Si, Ge, Cr and Al, and a method of recording on the same | |
| JPH06124500A (ja) | 光磁気記録媒体及び該媒体の再生方法 | |
| JPH0863810A (ja) | 光磁気記録媒体及び該媒体を用いた情報再生方法 | |
| JP2693832B2 (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPH06302031A (ja) | 光磁気記録媒体および光磁気記録装置 | |
| JPS62262248A (ja) | 光磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH07230637A (ja) | 光磁気記録媒体および該媒体を用いた情報記録再生方法 | |
| JPS6132242A (ja) | 光熱磁気記録媒体 | |
| JP2953705B2 (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP2817505B2 (ja) | 光磁気記録用単板光ディスクとその記録再生方法 | |
| JP3101462B2 (ja) | 光磁気記録媒体及び該媒体を用いた情報再生方法 | |
| JPH0240151A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP2882915B2 (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| KR100225108B1 (ko) | 단파장용 광자기 기록 매체 | |
| JP3316287B2 (ja) | 光磁気記録方法及び光磁気記録装置 | |
| JPS62209750A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPH07254176A (ja) | 光磁気記録媒体および該媒体を用いた情報再生方法 | |
| JPH08315435A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPH08221823A (ja) | 光磁気記録媒体およびこれを用いた光磁気記録再生装置 | |
| JPH07254179A (ja) | 光磁気記録媒体とその製造方法 | |
| JPH02273348A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP2000339789A (ja) | 光磁気ディスク |