JP2692578B2 - 電子交換機の通話路制御方式 - Google Patents

電子交換機の通話路制御方式

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JP2692578B2
JP2692578B2 JP6088583A JP8858394A JP2692578B2 JP 2692578 B2 JP2692578 B2 JP 2692578B2 JP 6088583 A JP6088583 A JP 6088583A JP 8858394 A JP8858394 A JP 8858394A JP 2692578 B2 JP2692578 B2 JP 2692578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換機の通話路制
御方式に関し、特に複数の制御処理装置により制御回路
を構成する分散制御方式による電子交換機の通話路制御
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分散制御方式による電子交換機の
通話路制御方式の動作について図4を用いて説明する。
【0003】図4(a)において、加入者8は加入者回
路(LC)6により、また中継回線9はディジタル伝送
インタフェース(DTI)7により電子交換機の通話路
5に収容されている。本電子交換機全体の制御動作を司
る呼制御プロセッサ(CLP)1、通話路5の設定・開
放等の通話路制御動作を司る通話路制御装置である通話
路制御プロセッサ(SCP)2、加入者8の状態監視や
LC6の動作制御等を司るローカル制御装置(LOC)
4及び中継回線9の状態監視やDTI7の動作制御等を
司るDTI制御装置(DTIC)3が交換機内の各制御
装置間通信用のバス10により接続されている。
【0004】このように各種制御装置が各々の司る制御
内容に応じて分散設置されて構成されている電子交換機
において、加入者8からの発呼要求を検出して中継回線
9に接続する場合の動作を例にとって説明する。
【0005】加入者8からの発呼要求はLC6により状
態変化としてLC6を制御している制御装置であるLO
C4で検出され、このLOC4からCLP1にバス10
に送出された発呼検出報告メッセージにより伝達され
る。
【0006】このバス10に送出されるメッセージは、
図4(b)にそのフォーマットの例を示すように、ヘッ
ダ部分にそのメッセージの送信宛先装置と送信元装置が
設定され、データ部には伝達したいデータ内容が設定さ
れてバス10上に送り出されるものである。従って、こ
の発呼検出報告メッセージには送信宛先装置としてCL
P1の、そして送信元装置としてLOC4の識別情報が
それぞれ設定され、データには発呼した加入者の識別情
報(LC6の通話路5上の収容位置、加入者番号等の識
別情報による)、報告内容は「発呼」であることを表示
する内容のデータが設定されている。
【0007】CLP1はバス10を流れるこのメッセー
ジを、送信宛先装置が自装置であることより取り込み、
そのデータ内容を解析して発呼に伴う制御動作を開始す
る。
【0008】このCLP1の制御動作の結果、LC6の
発呼に伴う集線等の動作制御や図示しないPBレシーバ
と加入者8を接続する通話路5の設定制御が必要になる
と、CLP1は、LOC4に対してはLC6を制御する
ためのメッセージを、SCP2に対しては通話路5を制
御するためのメッセージを前述したメッセージフォーマ
ットによりバス10を介して送出する。LOC4、SC
P2の各制御装置においては自装置宛のメッセージを取
り込み、そのデータ領域に示された内容に従って制御動
作を行う。つまり、SCP2は、バス10上を流れるメ
ッセージのうち自装置宛先のメッセージを取り込み、そ
のデータ領域に示されているLC6と図示しないPBレ
シーバとの間の通話路設定情報により当該通話路を設定
する。
【0009】図示しないPBレシーバにより加入者8か
らの選択数字情報が受信され、同様にしてCLP1にそ
の情報が伝達されてCLP1による呼制御処理が進み、
加入者8と中継回線9とを接続する処理が必要になる
と、CLP1はDTIC3に対しては回線の起動制御
を、SCP2に対してはLC6とDTI7との通話路を
接続する制御を行わしめるべく当該制御動作に関連した
メッセージをそれぞれの制御装置にバス10を介して送
出する。この場合も前記の通話路制定の動作と同じくS
CP2は、バス10上を流れるメッセージのうち自装置
宛先のメッセージを取り込み、そのデータ領域に示され
ている通話路設定情報により当該通話路を設定する。ま
た、通話路の開放動作の場合も同様にCLP1から指示
されるメッセージに従って通話路開放動作を行うもので
ある。
【0010】このような電子交換機の分散制御方式につ
いての1例が、特開昭59−107694号公報に開示
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような制御
は、メッセージに設定された情報を制御装置が有する一
時記憶用のメモリーに取り込み、その取り込んだ情報と
自装置の動作制御を規定されたファームウェアプログラ
ムに基づいて制御装置のプロセッサが処理動作を行うも
のである。
【0012】またそのために、制御を必要とする各制御
装置に対しては各制御装置対応にその制御装置の宛先を
付した個別のメッセージを送出する必要がある。特に、
通話路制御にあたってはその通話路と関連するLC6や
DTI7等の制御も必ず伴うために、それぞれの制御装
置に対してCLP1からみれば複数のメッセージを送出
しなければならず、そのためのCLP1の内部制御手続
きが複雑になり、処理時間もそれだけ長くなるという欠
点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような欠点を解決す
るために、交換機の呼処理全般を制御する上位プロセッ
サと制御範囲がそれぞれ限定された複数の下位プロセッ
サで構成され、当該上位プロセッサと複数の下位プロセ
ッサ間はバスで接続され、当該バスを介して制御情報を
メッセージにより伝達する分散制御方式の電子交換機に
おいて、本発明の電子交換機の通話路制御方式は、
(1)複数の下位プロセッサは通話路設定制御を司る下
位プロセッサを含み、(2)メッセージは通話路設定制
御に係わる制御情報を蓄積するあらかじめ定められた情
報設定領域を有し、(3)上位プロセッサは、通話路の
設定制御とそれに関連した装置の制御を行うときに、当
該関連した装置の制御を司る下位プロセッサに伝達する
メッセージに当該関連した装置の制御情報を設定すると
ともに、あらかじめ定められた情報設定領域に通話路設
定制御に係わる制御情報を設定して送出し、(4)通話
路設定制御を司る下位プロセッサは、前記バス上を伝達
されるすべてのメッセージを監視し、あらかじめ定めら
れた情報設定領域に通話路設定制御情報が設定されてい
る場合は当該通話路設定制御情報を取り込み、当該通話
路設定制御情報に基づく通話路設定制御を行うことを特
徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】通話路設定制御を行う前記の第2の下位プロセ
ッサの第1の判定手段は、上位プロセッサから送出され
るメッセージに設定されている通話路設定制御情報領域
の一部のみを監視している。そして、当該領域に自プロ
セッサでの制御が必要である旨の情報が設定されている
場合はそのメッセージの宛先がどこであろうと、そのメ
ッセージの通話路設定制御情報領域の内容を取り込んで
通話路設定制御動作を行う。また、他の下位プロセッサ
においてはその通話路設定制御情報領域の内容は無視し
てメッセージのデータを処理するので1つのメッセージ
で関連装置の制御と通話路設定制御動作の両方が実行で
きる。
【0018】
【実施例】次に本発明に係る電子交換機の通話路制御方
式について図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例である前記の第
2の下位プロセッサである通話路制御装置の内部回路構
成と他の関連装置を示すブロック構成図である。図2
は、本発明の通話路制御方式に用いられるCLP1から
送出されるメッセージのフォーマット例である。図3
は、本発明の一実施例である前記の第2の下位プロセッ
サである通話路制御装置の動作を説明するフロー図であ
る。
【0020】図2に示すように、CLP1から送出され
るメッセージ100のフォーマットは、そのメッセージ
の送出宛先装置、送出元装置等の情報が含まれているヘ
ッダ101及び伝達する制御情報が含まれるデータ10
4に加えて、通話路設定制御情報領域として通話路設定
有/無102と通話路設定関連データ103が含まれて
いる。そして、CLP1は通話路の設定制御とそれに関
連した装置の制御を行うときに、ヘッダ101の宛先装
置としてはLOC4またはDTIC3を設定してデータ
104にもその制御装置(LOC4またはDTIC3)
が行う制御情報を設定するが、通話路設定制御情報領域
にそのとき行う通話路設定関連データも合わせて設定し
てバス10に当該メッセージを送出する。
【0021】このようにCLP1は通話路設定に関連し
ては特にSCP2に対しての独立したメッセージは送出
せずに、他のメッセージに相乗りした形態で情報を伝達
するものである。従って、SCP2以外の制御装置にお
いてはこのように設定されたメッセージの通話路設定制
御情報領域のデータ内容は無視するようになっている。
【0022】また、SCP2の本発明に関連した部分の
回路はファームウェア制御によるものではなく、ハード
ウェアロジックにより実現されている。
【0023】このように構成されているSCP2の動作
を、主に図3に示したフロー図を用いて説明する。
【0024】SCP2は、バス10を流れるメッセージ
の通話路設定制御情報領域を常時監視している。これ
は、同領域にある「通話路設定有/無」データを通話路
設定有/無判定回路21により監視するものである(ス
テップS1)。
【0025】この「通話路設定有/無」データに「有」
が設定されていた場合(ステップS2)、それに引き続
く通話路設定関連データを通話路設定情報保持回路23
に取り込む(ステップS3)。そして、このメッセージ
に設定されている通話路設定制御情報領域のデータの有
効性を有効/無効判定回路22でCRC演算チェック等
により確認する(ステップS4)。
【0026】その結果がエラーメッセージでなく有効な
正常メッセージであると判定されると通話路設定情報保
持回路23に取り込まれていた通話路設定情報は、通話
路設定調停回路25に送出される(ステップS5)。
【0027】通話路設定調停回路25では、図示しない
保守等の目的による他の経路による通話路設定要求との
調停を行い(ステップS6)、当該メッセージによる通
話路設定要求が受け入れられると該当する通話路に制御
信号を送り通話路を設定する(ステップS7)。通話路
の開放動作においても同様の制御により行われる。
【0028】このようにして、本発明に係る電子交換機
の通話路制御方式は、他の制御装置に送出されるメッセ
ージに相乗りして設定されている通話路設定制御情報を
常時監視して、該当情報を取り込むことにより通話路の
設定や開放等の通話路設定制御を行うものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
交換機の通話路制御方式は、通話路の設定・開放に伴う
制御情報を個別のメッセージでなく、その通話路の設定
・開放に伴う制御に関連して他の制御装置に送出する制
御メッセージに通話路制御装置で必要とする通話路設定
制御情報も相乗りさせて送出するので、CLPが送出す
るメッセージ数が少なく、制御方法も簡略でき、更に呼
処理全般にかかる時間を減少させることができるので電
子交換機全体の処理能力を向上させることができるとい
う顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である通話路制御装置の内部
回路構成と他の関連装置を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の通話路制御方式に用いられる上位プロ
セッサから送出されるメッセージのフォーマット例であ
る。
【図3】本発明の一実施例である通話路制御装置の動作
を説明するフロー図である。
【図4】(a)は、従来技術における通話路制御方式の
動作を説明するブロック構成図であり、(b)は、その
動作制御に用いられるメッセージのフォーマット例であ
る。
【符号の説明】
1 呼制御プロセッサ(CLP) 2 通話路制御プロセッサ(SCP) 3 DTI制御装置(DTIC) 4 ローカル制御装置(LOC) 5 通話路 6 加入者回路(LC) 7 ディジタル伝送インタフェース(DTI) 8 加入者 9 中継回線 10 バス 21 通話路設定有/無判定回路 22 有効/無効判定回路 23 通話路設定情報保持回路 24 AND論理回路 25 通話路設定調停回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換機の呼処理全般を制御する上位プロセ
    ッサと制御範囲がそれぞれ限定された複数の下位プロセ
    ッサで構成され、当該上位プロセッサと複数の下位プロ
    セッサ間はバスで接続され、当該バスを介して制御情報
    をメッセージにより伝達する分散制御方式の電子交換機
    において、前記複数の下位プロセッサは通話路設定制御を司る下位
    プロセッサを含み、 前記メッセージは通話路設定制御に係わる制御情報を蓄
    積するあらかじめ定められた情報設定領域を有し、 前記上位プロセッサは、通話路の設定制御とそれに関連
    した装置の制御を行うときに、当該関連した装置の制御
    を司る下位プロセッサに伝達するメッセージに当該関連
    した装置の制御情報を設定するとともに、あらかじめ定
    められた前記情報設定領域に通話路設定制御に係わる制
    御情報を設定して送出し、 前記通話路設定制御を司る下位プロセッサは、前記バス
    上を伝達されるすべてのメッセージを監視し、あらかじ
    め定められた前記情報設定領域に 通話路設定制御情報が
    設定されている場合は当該通話路設定制御情報を取り込
    み、当該通話路設定制御情報に基づく通話路設定制御を
    行うことを特徴とする電子交換機の通話路制御方式。
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JPS5858872B2 (ja) * 1980-02-16 1983-12-27 沖電気工業株式会社 集線段制御方式
JPS60108958A (ja) * 1983-11-18 1985-06-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プロセツサ間情報転送制御方式
JPS60163557A (ja) * 1984-02-06 1985-08-26 Nec Corp 回線制御情報処理方式

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