JP2691802B2 - 複数燃焼筒バーナ - Google Patents

複数燃焼筒バーナ

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JP2691802B2
JP2691802B2 JP2543491A JP2543491A JP2691802B2 JP 2691802 B2 JP2691802 B2 JP 2691802B2 JP 2543491 A JP2543491 A JP 2543491A JP 2543491 A JP2543491 A JP 2543491A JP 2691802 B2 JP2691802 B2 JP 2691802B2
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  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の燃焼筒を有する複
数燃焼筒バーナに係り、特に点火時の火移りを改善した
複数燃焼筒バーナに関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5及び図1を参照して従来の複
数燃焼筒バーナについて説明する。図1は本考案の1 実
施例図であるが、図4及び図5の如く、一部のみ異なる
ので、要部のみ図4及び図5を参照し、ほかは図1を参
照して説明する。
【0003】1 は燃料噴射ノズルであって、図外の燃料
供給装置より燃料がガス状となって燃料噴射ノズル1 か
ら適度な速度で噴射される。2 はバーナカバーであっ
て、バーナカバー2 は混合管3 と、混合管3 に連通する
混合室8 を形成している。混合室8 の上部開口部にはバ
ーナヘッド5 が取付けられている。そしてバーナヘッド
5 にはプレートパッキン16を介して分割プレート17が取
付けられている。7 はバーナカバーパッキンであって、
分割プレート17、プレートパッキン16、バーナヘッド5
をサンドイッチ状に挟むようなかたちで保持している。
【0004】前記バーナヘッド5 には図示するような無
数の小孔すなわち、炎孔5aが開口されている。そして炎
孔5aを3 分割するように前記分割プレート17に3 ケ所の
開口部が設けられている。またプレートパッキン16は分
割プレート17とほぼ同じ形状の独立の開口部を有するプ
レート状のパッキンである。ここで18a 、18b 、18cは
それぞれ前記分割プレート17の円形開口部に取付けられ
た3 個の円筒状の燃焼筒である。各燃焼筒18a 、18b 、
18c の隣接する側の側面下方には小孔が開口されてい
て、その小孔を介して隣接する燃焼筒が連通するように
連通パイプ20が取付けられている。
【0005】また前記燃焼筒18b 、燃焼筒18c の上方に
は、環状の絞りリング19が取付けられている。13は燃焼
室カバーであって、この燃焼室カバー13の両側面には、
点火プラグ11とフレームセンサー12が燃焼筒c 及び燃焼
筒a のそれぞれの内部に臨むように取付けられている。
なお14は熱交換器、15は燃焼室である。
【0006】つぎに上記従来の複数燃焼筒バーナの作用
について説明する。図示しない燃料供給装置より圧送さ
れたガス状の燃料が適度なスピードで噴射ノズル1 から
噴射されると、ベンチュリー効果によりその周囲より矢
印A で示すように燃焼用空気が吸引され、混合室3 を通
過するときに程よく混合され、混合ガスとなって鎖線矢
印のように混合室8 内に導入されるとともに、一定の圧
力で均一に蓄気され、炎孔5aより噴出する。そして予め
図外の点火装置により点火プラグ11の先端で形成されて
いる放電により、まず燃焼筒18c 内で点火し、燃焼を開
始する。
【0007】燃焼筒18c が燃焼を開始すると、その点火
時に瞬間的に燃焼筒18c 内の内圧が急上昇するが、絞り
リング19により上方すなわち、燃焼室15側への拡がりが
一部阻止され、燃焼炎の一部が瞬間的に前記連通パイプ
20内を通じて燃焼筒18b 内に延び、燃焼筒18b 内の炎孔
5aより噴射している混合ガスに点火する。同様に、燃焼
筒18b 内から燃焼筒18a へも点火が移行し、燃焼筒18a
内の燃焼が継続されると、前記フレームセンサー12がこ
れを検知して正常燃焼状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の複数燃焼筒バーナには下記するような問題点があ
った。すなわち、 連通パイプの形状設定により、点火の良否が大きく左
右される。すなわち、内径は可能な限り大きくし( 少な
くとも内径5mm 以上) 、長さは可能な限り短くする(15m
m 以下) 。従って、バーナの形状に制約がある。 絞りリングを必要とする。この絞りリングによる燃焼
への悪影響及び耐熱性に充分な考慮を必要とする。 安定点火する範囲が混合室の内圧によって変化する。 連通パイプ内を炎が移動するのは、点火時の燃焼筒内
圧が急上昇するときのみで、正常燃焼時例えば燃焼筒18
b 内がなんらかの要因で消炎しても、再点火しないし、
燃焼筒18a 内で燃焼が継続している限り、失火検知する
ことなく、異常状態を継続するおそれがある。 本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、上記各問
題点を解消できる新規な複数燃焼筒バーナを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複数燃焼筒
バーナは、燃料供給装置及び燃焼用空気供給装置より供
給された燃料及び燃焼用空気を程よく混合させる混合室
と、燃焼させるバーナヘッドと、バーナヘッド上に取付
けられ適当な位置と、数と、形状の開口部を設け、燃焼
炎を分割させる分割プレートと、分割プレートの開口部
上に保持され、分割された燃焼炎群を内部で形成する複
数の燃焼筒を備えており、かつ前記各燃焼筒の隣接する
側の下部を開口するように切欠き、各々の切欠き部を連
通させるための逆U 字状の連通蓋を設けたことを特徴と
している。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る実施例を
説明する。図1は本発明に係る複数燃焼筒バーナの一実
施例を示す縦断面図、図2及び図3は要部分解斜視図で
ある。従来技術と同一の部分は同一の符号で示し、従来
技術で説明した部分の説明は省略する。
【0011】プレートパッキン4 には図示するような円
形開口がある。この円形の開口は従来のプレートパッキ
ン16( 従来のものは独立している) と異なり、開口間を
連通する切欠すなわち、直線開口部が設けられている。
さらに、分割プレート6 も従来のものとは異なってい
る。すなわち、分割プレート6 には3 ケ所の円形開口部
6aにプラスして隣接する円形開口部6aを連通するような
直線開口部6bが設けられている。その隙間は2 〜3mm で
充分である。燃焼筒9a、9b、9cには各燃焼筒に隣接する
側面下部に図3のごとく、逆U 字状の開口部が設けら
れ、直線開口部6bの上方を密閉するように、各燃焼筒及
び分割プレートに連通蓋10が取付けられている。
【0012】つぎに本発明に係る複数燃焼筒バーナの作
用について説明する。炎孔5aから噴射した混合ガスはプ
レートパッキン4 及び分割プレート6 の開口部、すなわ
ち、円形開口部6a及び直線開口部6bの形状通り噴出す
る。そして点火プラグ11により点火するわけであるが、
瞬時に図1の右方から左方へ点火燃焼が拡がり、分割プ
レート6 の開口部通り炎を形成し、正常燃焼を継続す
る。なお、直線開口部6bからの混合ガスの噴出は必要最
小限で良く、発明者が具体的に作成した試作機では、直
線開口部6bの隙間は2mm 、連通パイプの高さは5mm であ
った。ただし本発明はその寸法には限定されないもので
ある。また燃焼筒の数及びその形状には限定されない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の複数燃焼
筒バーナは、プレートパッキン及び分割プレートに上記
したような直線開口部を形成している。それ故、直線開
口部及び連通蓋の形状に左右されることなく、安定した
点火性能を得ることができる。また他に悪影響を与える
ような付随の部品を必要としない。さらに、連続して炎
孔を形成しているため、万一中間部で部分断火があって
も再度混合ガスが噴出すれば、容易かつスムースに部分
再点火が可能である。また混合室の内圧が変化しても安
定した点火性能を得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図面であって、複数燃焼筒バーナ
の1 実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る図面であって、要部分解斜視図で
ある。
【図3】本発明に係る図面であって、要部分解斜視図で
ある。
【図4】従来技術に係る図面であって、要部縦断面図で
ある。
【図5】従来技術に係る図面であって、複数燃焼筒バー
ナの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射ノズル 2 バーナカバー 3 混合管 4 プレートパッキン 5 バーナヘッド 6 分割プレート 7 バーナカバーパンキン 8 混合室 9a、9b、9c 燃焼筒 10 連通蓋 11 点火プラグ 12 フレームセンサー 13 燃焼室カバー 14 熱交換器 15 燃焼室

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給装置及び燃焼用空気供給装置よ
    り供給された燃料及び燃焼用空気を程よく混合させる混
    合室と、燃焼させるバーナヘッドと、バーナヘッド上に
    取付けられ適当な位置と、数と、形状の開口部を設け、
    燃焼炎を分割させる分割プレートと、分割プレートの開
    口部上に保持され、分割された燃焼群を内部で形成する
    複数の燃焼筒を備えており、かつ前記各燃焼筒の隣接す
    る側の下部を開口するように切欠き、各々の切欠き部を
    連通させるための逆U 字状の連通蓋を設けたことを特徴
    とする複数燃焼筒バーナ。
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