JP2691683B2 - 光学式測定装置における画像処理方法 - Google Patents

光学式測定装置における画像処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光切断法を利用した光
学式測定装置における画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光学式測定装置は、図1に示す
如く、ワークAにスリット光を照射するスリットレーザ
等から成る投光器1と、ワークAの表面上のスリット光
の像たるワークAの光切断像sを撮像するCCDカメラ
等から成る撮像器2とを、スリット光の光面に対し撮像
器2の光軸が斜交するような位置関係に配置して構成さ
れている。
【0003】ワークAが図1(a)に示す如く断面S字
状のものであれば、撮像器2の画面には、画面上の一方
の座標軸、例えばX軸方向の極大部と極小部とを有する
S字状の光切断画像が現われる。
【0004】この場合、極大部が角付けされていて極大
点が明瞭に識別できれば、この極大点を基準にしてワー
クの形状や位置を計測できるが、極大部が丸くなってい
ると極大点を一義的に決定することが困難になるため、
この場合は、極大部に対しY軸方向両側に位置する光切
断画像の部分を表わす線の方程式を算定して、画像のY
軸方向一側部分の線と他側部分の線との交点の位置を両
方程式から求め、この交点を極大点に代わるものとして
ワークの計測を行うことが考えられている。
【0005】ところで、光切断画像はある幅を持った帯
線状の画像となり、上記の如くY軸方向一側と他側の画
像部分の線の方程式を算定する場合、この画像部分に複
数箇所のウインドを設定し、これらウインドの夫々にお
ける画像重心の位置を計測して、これら画像重心を通る
曲線又は直線の方程式を算定することになるが、光学式
測定装置に対するワークの位置が変化すると、光切断画
像の画面上の位置も変化するため、ウインドを画面上の
一定位置に設定したのでは、ウインドが光切断画像から
外れたり、又個々のワークで光切断画像に対するウイン
ドの設定位置がずれたりするため、光切断画像の変位に
応じてウインドの設定位置も変位させる必要がある。
【0006】かかる要望に適合した画像処理方法とし
て、従来、特開平5−67200号公報に記載のものが
知られている。以下、光切断画像が画面の一方の座標軸
たるX軸方向の極大部を有する場合を例にして上記公報
に記載の画像処理方法を説明する。この方法では、光切
断画像の極大部に対するY軸方向一側部分と他側部分と
に夫々所定のウインドを設定する前に、先ず、光切断画
像のX軸方向の先端位置を計測し、この先端位置からX
軸方向に所定長さ後戻りした位置にY軸方向に長手の2
個のウインドを設定する。これによれば、極大部からX
軸方向に後戻りしつつY軸方向一側と他側とにのびる光
切断画像の所定部分に各ウインドがかかる。次に、両ウ
インド内の画像重心の位置を計測し、両重心に対し所定
の相関関係を持った点、例えば、両重心を結ぶ線分の中
点を基準点として求め、光切断画像のY軸方向一側部分
と他側部分とに基準点に対し所定の位置関係で夫々所定
のウインドを設定する。
【0007】ここで基準点のX、Y座標値は光切断画像
の画面上のX軸方向とY軸方向の変位をほぼ正確に表わ
すようになり、光切断画像が画面上で変位しても、光切
断画像のY軸方向一側部分と他側部分とに、上記基準点
を基準にして各所定のウインドをこれら画像部分に対し
一定の位置関係で設定できる。従って、これら各所定の
ウインド内の画像重心からY軸方向各側の画像線の方程
式を精度良く算定できるようになり、両方程式から求め
られる両画像線の交点を基準にしてワークの形状や位置
を精度良く計測できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ワークAが図1(a)
に示すような断面S字状のものである場合、画面には、
図1(b)に示す如く、X軸方向の極大部と極小部とを
有するS字状の光切断画像Sが現われると共に、ワーク
Aの谷側の交差面に写る光切断像Sの反射像rによる反
射画像Rが現われ、更に、ワークAがプレス成形品であ
る場合には、ワークAの稜線部分が金型で擦られて鏡面
化し、ワーク稜線部からの反射光によるX軸方向にのび
るハレーション画像Hが現われることがある。
【0009】上記従来の画像処理方法では、このような
ハレーション画像や反射画像が現われた場合、光切断画
像の極大部のY軸方向両側部分に適切にウインドを設定
できなくなったり、ウインド内の画像重心として反射画
像の重心を検出することがあり、光切断画像の極大部の
両側の画像線を正しく算定できなくなる。
【0010】本発明は、以上の点に鑑み、ハレーション
画像や反射画像が現われた場合でも光切断画像の極大部
の両側の画像線を正しく算定できるようにした画像処理
方法を提供することをその目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、ワークにスリット光を照射する投光器と、ワ
ークに照射されたスリット光が描く光切断像を撮像する
撮像器とを備える光学式測定装置における画像処理方法
であって、撮像器の画面上の光切断画像が該画面の一方
の座標軸方向の極大部と極小部とを有し、該極大部から
該一方の座標軸方向に後戻りしつつ画面の他方の座標軸
方向一側にのびる光切断画像の一側部分に所定のウイン
ドを複数箇所設定して、これら各ウインド内の画像重心
の位置から該一側部分を表わす画像線の方程式を算定す
ると共に、極大部から前記一方の座標軸方向に後戻りし
つつ前記他方の座標軸方向他側にのびる光切断画像の他
側部分に所定のウインドを複数箇所設定して、これら各
ウインド内の画像重心の位置から該他側部分を表す画像
線の方程式を算定し、前記両方程式から一側部分の画像
線と他側部分の画像線との交点の位置を求めるものにお
いて、撮像器の画面上に現われる各独立した画像から所
定面積以上の画像を選択して、選択した各画像の前記一
方の座標軸方向における先端点の位置を計測し、これら
先端点のうち前記一方の座標軸方向最先端に位置する点
を最先端点として、該最先端点が含まれるように前記一
方の座標軸方向に長手の第1ウインドを設定して、該第
1ウインド内の画像重心の位置を計測し、該画像重心か
ら前記一方の座標軸方向に所定長さ後戻りした位置に前
記他方の座標軸方向に長手の第2と第3の2個のウイン
ドを設定して、該両ウインド内の画像重心の位置を計測
し、第2と第3の両ウインド内の画像重心と所定の相関
関係を持った基準点を求めて、前記所定のウインドを夫
々該基準点に対し所定の位置関係で設定し、該各所定の
ウインドにおいて、ウインド内の画像から所定面積以上
の画像を選択し、選択した画像のうち重心が前記一方の
座標軸方向最先端に位置するものの重心を該各所定のウ
インド内の画像重心として前記方程式を算定する、こと
を特徴とする。
【0012】
【作用】上記一方の座標軸をX軸、他方の座標軸をY軸
として本発明の作用を説明する。
【0013】画面に反射画像が現われた場合、光切断画
像よりも反射画像の面積の方が大きくなることがあり、
画面にノイズ等に起因して現われる微小画像を除去する
ために、面積最大の画像を選択して画像処理を行うと、
反射画像が選択されて誤った画像処理が行われてしま
う。
【0014】ところで、ワークの谷側交差面に写る反射
像のうちスリット光面に対し撮像器と反対側に位置する
ものは反射角の関係で撮像器に撮像されることはなく、
反射画像は光切断画像に対しX軸方向に後戻りした位置
に現われる。従って、ノイズ画像を除去するために所定
面積以上の画像を選択して、選択した各画像のX軸方向
における先端点の位置を計測すると、これら先端点のう
ちX軸方向最先端に位置する最先端点は光切断画像の極
大部に交差してX軸方向にのびるハレーション画像の先
端に合致することになる。
【0015】ここで、ハレーション画像は極大部のX軸
方向両側にのびて両側部分の面積はほぼ等しくなり、従
って第1ウインド内の画像重心は光切断画像の極大部に
ほぼ合致する。
【0016】かくて、第1ウインド内の画像重心からX
軸方向に所定長さ後戻りした位置にY軸方向に長手の2
個のウインドを設定すれば、極大部から後戻りしつつY
軸方向一側と他側とにのびる光切断画像の所定部分に該
各ウインドがかかることになり、該両ウインド内の画像
重心に対し所定の相関関係を持つ基準点のX、Y座標値
は光切断画像の画面上のX軸方向とY軸方向の変位をほ
ぼ正確に表わす。
【0017】そして、この基準点を基準にして画像線算
定用の各所定のウインドを設定すれば、光切断画像の一
側部分と他側部分とに一定の相関関係を保って正確に各
ウインドがかかる。
【0018】この場合、該各ウインド内に光切断画像に
加えて反射画像が夫々独立した画像として入ることがあ
るがウインド内の所定面積以上の画像、即ち、ノイズ画
像以外の画像のうち重心がX軸方向最先端に位置する画
像は光切断画像となる。従って、本発明によればウイン
ド内の画像から光切断画像を選択してその画像重心を正
確に計測できる。
【0019】かくて、ハレーション画像や反射画像が現
われても、光切断画像のY軸方向両側部分の画像線の方
程式を正確に算定でき、両画像線の交点を基準にしてワ
ークの計測を高精度で行い得られる。
【0020】尚、光切断画像のY軸方向両側の画像線の
方程式が正しく算定されていれば、両画像線の交点は上
記第1ウインド内の画像重心の近傍に位置するはずであ
り、交点の位置と第1ウインド内の画像重心の位置とを
比較して、画像処理の良否判定を行うことが望ましい。
【0021】
【実施例】上記した図1(a)に示す光学式測定装置に
おける画像処理に本発明を適用した実施例について説明
する。撮像器2の画面には、図1(b)に示すように、
X軸方向の極大部と極小部とを有するS字状の光切断画
像Sと、極大部に交差してX軸方向にのびるハレーショ
ン画像Hと、光切断画像Sに対しX軸方向に後戻りした
位置、即ち、右方位置に上下2個の反射画像Rと、複数
の微小なノイズ画像Nとが現われており、撮像器2の画
像データを図示しない画像処理装置に伝送して以下の如
く画像処理を行う。
【0022】先ず、画面に図2(a)に示す如く画面略
全域に亘る固定ウインドW0を設定し、該ウインドW0
内の各独立した画像のうちノイズ画像Nの画積より大き
く設定した所定面積以上の画像を選択する。この場合、
選択される画像は光切断画像Sとハレーション画像Hと
の合体画像と2個の反射画像Rになる。次に、これら各
画像のX軸方向における先端点a1、a2、a3の位置
を計測し、これら先端点のうちX軸方向最先端に位置す
るものを最先端点aとして決定する。ここで、反射画像
Rは光切断画像SのX軸方向右側にしか現われないた
め、この最先端点aはハレーション画像Hの先端点に合
致する。
【0023】次に、最先端点aを基準にして、図2
(b)に示す如く、該点aが含まれるようにX軸方向に
長手の第1ウインドW1を設定し、該ウインドW1内の
画像重心G1の位置を計測する。該ウインドW1にはハ
レーション画像Hが収まり、ここで光切断画像Sの極大
部に関しハレーション画像HはX軸方向に略対称になる
から、画像重心G1は光切断画像Sの極大部にほぼ合致
する。
【0024】次に、該画像重心G1からX軸方向に所定
長さ後戻りした位置、即ち、所定長さ右方に離間した位
置に、図2(c)に示す如く、Y軸方向に長手の第2と
第3の上下1対のウインドW2、W3を設定する。そし
て、該両ウインドW2、W3内の夫々の画像重心G2、
G3の位置を計測し、該両画像重心G2、G3と所定の
相関関係を持った点、例えば、両画像重心G2、G3を
結ぶ線分の中点となる基準点Mの位置を求める。ここ
で、上記した第2と第3のウインドW2、W3は極大部
に対し所定の位置関係で設定されることになり、そのた
め極大部からX軸方向右方に後戻りしつつY軸方向上方
と下方とにのびる光切断画像の上側部分S1と下側部分
S2とに夫々一定の位置関係で第2と第3の各ウインド
W2、W3がかかる。従って、光学式測定装置とワーク
Aとの相対位置関係の変化で光切断画像が画面上でX軸
方向やY軸方向に変位しても、前記両ウインドW2、W
3内の画像重心G2、G3と所定の相関関係を持つ基準
点Mと光切断画像との相対位置関係は一定に維持され
る。
【0025】次に、基準点Mを基準にして、図2(d)
に示す如く、光切断画像Sの上側部分S1と下側部分S
2とに夫々第4、第5ウインドW4、W5と第6、第7
ウインドW6、W7とを設定する。具体的には、各ウイ
ンドWn(n=4〜7)の例えば左上コーナの基準点M
に対するX軸方向距離とY軸方向距離、及び各ウインド
WnのX軸方向とY軸方向の長さを予め定めておき、基
準点Mを基準にしてこれら設定値に従って各ウインドW
nを設定する。このようにして各ウインドWnを設定す
れば、光切断画像Sが画面上で変位しても、光切断画像
Sの上側部分S1と下側部分S2とに一定の相関関係を
保って正確に各ウインドWnがかかる。
【0026】この場合、ウインドWn内に反射画像Rや
ノイズ画像Nが入ることがあり、計測対象とすべき光切
断画像Sとは異なる画像の重心を光切断画像Sの画像重
心として誤って計測することがないように、以下の如く
して各ウインドWn内の画像重心を計測する。先ず、各
ウインドWn内の各独立した画像のうち所定面積以上の
画像を選択する。この所定面積は、ウインドWn内の光
切断画像Sの面積の平均値の1/2、好ましくは2/3
に設定されるもので、ウインドWn内に入っているノイ
ズ画像Nは確実に除去される。然し、この段階では第
6、第7ウインドW6、W7において光切断画像Sと共
に反射画像Rが選択されて残ることがある。そこで、光
切断画像Sの方が反射画像RよりもX軸方向先方(左
方)に位置するという特性を利用し、選択された画像の
うちX軸方向最先端に位置する画像を光切断画像Sであ
ると判断し、その画像重心Gnの位置を計測する。尚、
選択された各画像の重心位置を夫々計測し、これら重心
のうちX軸方向最先端に位置するものを光切断画像の画
像重心Gnとしても良く、要は、選択された画像のうち
重心がX軸方向最先端に位置する画像の重心位置を各ウ
インドWnの画像重心Gnの位置として計測できれば良
い。
【0027】次に、第4と第5の両ウインドW4、W5
内の夫々の画像重心G4、G5を通る、光切断画像Sの
上側部分S1の画像線L1の方程式を算定すると共に、
第6と第7の両ウインドW6、W7内の夫々の画像重心
G6、G7を通る、光切断画像Sの下側部分S2の画像
線L2の方程式を算定し、両方程式から両画像線L1、
L2の交点Qの位置を求める。
【0028】この場合、両画像線L1、L2の方程式が
正しく算定されていれば、交点Qは上記した第1ウイン
ドW1内の画像重心G1の近傍に位置することになり、
そこで該重心G1を基準にした所定範囲内に交点Qが入
っているか否かを判別し、入っていなければ画像処理が
不良と判断して、その旨を表示する。
【0029】最後に、交点Qの画面上の座標値から光切
断の解析原理に従ってスリット光面上における交点Qの
座標値を算定し、更に、撮像器2のレンズ系の歪曲や投
光器1と撮像器2の相対位置関係のずれ等による誤差を
補正するため、光学式測定装置のキャリブレーション作
業によって予め求められる補正式に従ってスリット光面
上の交点Qの座標値を補正し、ワークAの形状や位置を
計測する。
【0030】尚、ワークAがスリット光の光軸方向に変
位すると、光切断画像Sが画面上でX軸方向に変位する
と共に画像Sの拡大率が変化するようになり、画像Sの
拡大率に応じて上記第4〜第7ウインドW4〜W7の位
置及び大きさを変更して、画像Sが拡大縮小されても画
像Sの所定部位にウインドが設定されるようにすること
が望まれる。ここで、拡大率をK、撮像器2とスリット
光面に対する撮像器2の光軸の交点との間の距離をD、
スリット光面に対する撮像器2の光軸角度をθ、画像S
の基準位置に対するX軸変位量をdXとすると、次式 K=1+(dX/D)cotθ が成立する。従って、上記した第1ウインドW1内の画
像重心G1の位置から光切断画像SのX軸変位量dXを
求めて、上式から拡大率Kを算定し、各ウインドWn
(n=4〜7)の基準点Mに対するY軸距離を設定値に
Kを乗算した値とし、更に各ウインドWnの大きさも拡
大率Kに応じて変えれば、拡大率が変化しても光切断画
像Sの所定部位にウインドWnを設定できるようにな
る。
【0031】また、光切断画像Sが湾曲しているとき
は、湾曲部に3個のウインドを設定して、これら3個の
ウインド内の画像重心を通る円として画像線の方程式を
算定し、或いはマスタワーク等を用いて湾曲部の曲率半
径を予め計測しておき、湾曲部に設定した2個のウイン
ド内の画像重心を通る上記曲率半径の円として画像線の
方程式を算定する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画面にハレーション画像や反射画像が現われ
ても、光切断画像の両側部分に所定の位置関係で正確に
各ウインドを設定して、各ウインド内の光切断画像の画
像重心を誤りなく計測できるようになり、光切断画像の
両側部分の画像線の算定精度を維持できて、両画像線の
交点を基準にしたワークの計測を高精度で行い得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)光学式測定装置とワークとの関係を
示す斜視図、(b)撮像器の画面を示す図
【図2】 本発明による画像処理手順の一例を示す図
【符号の説明】
1 投光器 2 撮像器 A
ワーク S 光切断画像 H ハレーション画像 R
反射画像 W1 第1ウインド W2 第2ウインド W3
第3ウインド M 基準点 W4〜W7 第4〜第7ウインド
(所定のウインド) W1〜W7 画像重心 L1、L2 画像線 Q
交点

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークにスリット光を照射する投光器
    と、ワークに照射されたスリット光が描く光切断像を撮
    像する撮像器とを備える光学式測定装置における画像処
    理方法であって、撮像器の画面上の光切断画像が該画面
    の一方の座標軸方向の極大部と極小部とを有し、該極大
    部から該一方の座標軸方向に後戻りしつつ画面の他方の
    座標軸方向一側にのびる光切断画像の一側部分に所定の
    ウインドを複数箇所設定して、これら各ウインド内の画
    像重心の位置から該一側部分を表わす画像線の方程式を
    算定すると共に、極大部から前記一方の座標軸方向に後
    戻りしつつ前記他方の座標軸方向他側にのびる光切断画
    像の他側部分に所定のウインドを複数箇所設定して、こ
    れら各ウインド内の画像重心の位置から該他側部分を表
    わす画像線の方程式を算定し、前記両方程式から一側部
    分の画像線と他側部分の画像線との交点の位置を求める
    ものにおいて、撮像器の画面上に現われる各独立した画
    像から所定面積以上の画像を選択して、選択した各画像
    の前記一方の座標軸方向における先端点の位置を計測
    し、これら先端点のうち前記一方の座標軸方向最先端に
    位置する点を最先端点として、該最先端点が含まれるよ
    うに前記一方の座標軸方向に長手の第1ウインドを設定
    して、該第1ウインド内の画像重心の位置を計測し、該
    画像重心から前記一方の座標軸方向に所定長さ後戻りし
    た位置に前記他方の座標軸方向に長手の第2と第3の2
    個のウインドを設定して、該両ウインド内の夫々の画像
    重心の位置を計測し、第2と第3の両ウインド内の画像
    重心と所定の相関関係を持った基準点を求めて、前記所
    定のウインドを夫々該基準点に対し所定の位置関係で設
    定し、該各所定のウインドにおいて、ウインド内の画像
    から所定面積以上の画像を選択し、選択した画像のうち
    重心が前記一方の座標軸方向最先端に位置するものの重
    心を該各所定のウインド内の画像重心として前記方程式
    を算定する、ことを特徴とする光学式測定装置における
    画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記交点の位置と前記第1ウインド内の
    画像重心の位置とを比較して画像処理の良否を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式測定装置にお
    ける画像処理方法。
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