JP2690772B2 - 指針表示付カラードット記録計 - Google Patents

指針表示付カラードット記録計

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JP2690772B2
JP2690772B2 JP5210189A JP5210189A JP2690772B2 JP 2690772 B2 JP2690772 B2 JP 2690772B2 JP 5210189 A JP5210189 A JP 5210189A JP 5210189 A JP5210189 A JP 5210189A JP 2690772 B2 JP2690772 B2 JP 2690772B2
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JP5210189A
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常男 細川
三男 三上
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大倉電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は指針表示付カラードット記録計に関し、とく
に固定目盛板に対する指針の位置によるアナログ表示と
カラードット記録とを併用した記録計に関する。
従来の技術 プラント等の監視及び自動制御にカラードット記録形
記録計の使用が広まっている。特開昭61-155727号公報
は、打点動作を行う1本のワイヤハンマを有し記録紙の
幅方向に沿って移動可能に配置されたキャリッジと、幅
方向に複数色に染め分けられ記録紙の有効記録幅に対向
した状態で一定の方向に移動可能に配置されたインクリ
ボンと、インクリボンの任意の色帯がワイヤハンマと対
向するようにインクリボンを揺動させる揺動機構とを具
備し、打点記録時に選択されるインクリボンの色帯とワ
イヤハンマとの対向位置が選択的に変化するようにイン
クリボンを揺動させるカラードット記録装置を教示す
る。
また特開昭62-113015号公報は、印字動作1往復で2
文字印字することができる配置の印字ドットを有する印
字ヘッド、印字ヘッドの色割当て及び印字動作を制御す
る制御装置、及び色幅が異なる2種以上の多色インクリ
ボンを選択的に保持するリボン保持装置を備えてなるド
ット式カラーレコーダを教示する。
発明が解決しようとする問題点 一方、プラント等の運転・保守の現場ではカラードッ
ト記録で与えられる記録紙上のカーブのみでは必ずしも
十分ではなく、目盛板に対する指針のアナログ的位置の
観察から直感的に異常を感知する例も多いと言われ、ア
ナログ的な表示とカラードット記録とを併用することが
記録計に対しても要望されている。
しかし、上記特開昭62-113015号公報のカラーレコー
ダは、記録ヘッドに複数の印字ドットを用いるのでたと
えキャリッジに指針を取付けても指針の表示位置とカラ
ードットの記録位置との間に差異が生ずるのを避け難
く、アナログ表示とカラードット記録とが不一致となる
問題がある。また上記特開昭61-155727号公報の記録装
置は、1本のワイヤハンマのみを使うので指針位置とワ
イヤハンマ位置との一致を得ることが比較的容易であ
る。しかしこの記録装置は、記録紙の有効記録幅に対向
した状態で一定の方向に移動可能に配置されたインクリ
ボン及びインクリボンの任意の色帯がワイヤハンマと対
向するようにインクリボンを揺動させる揺動機構とを用
いるので、揺動機構の保守及びインクリボンの着脱に支
障を与えずに記録紙幅一杯の目盛板を正確に取付けるの
が困難である。目盛板を正確に取付け且つその位置の正
確さが保たれるようにするインクリボンの交換及び揺動
機構の保守に不便となる。
これらの困難のため、指針によるアナログ的な表示と
カラードット記録とを併用する記録計は市販されていな
いのが実状である。
従って、本発明の目的は、固定目盛板に対する指針の
位置による表示とカラードット記録とを併用した記録計
を提供し、もって上記要望をみたすにある。
問題点を解決するための手段 第1図、第2図及び第3図は本発明の一実施例の要部
平面図、要部立面図及び要部側面図をそれぞれ示す。こ
の実施例を参照して説明する。本発明による指針表示カ
ラードット記録計は、固定目盛板1に対向する指針3と
記録紙50に対向する記録ヘッド4とがキャリッジ2に取
付けられ、そのキャリッジ2が記録紙送り方向(第3図
の矢印T)と直角方向に送られる。キャリッジ2上の枢
支軸5にブラケット6を枢支し、インクリボンカセット
7を前記ブラケット6に好ましくは着脱自在に装填して
保持させる。インクリボンカセット7の多色インクリボ
ン8をリボン送り装置13によって記録紙送り方向に送
る。多色インクリボン8の色を選択するため、ブラケッ
ト6を前記枢支軸5を中心に回転させるブラケット回転
装置18を設ける。
作用 キャリッジ2は、公知駆動手段により記録計入力に対
応した位置へ送られる。第2図及び第3図の例では、入
力に応動するキャリッジ駆動モータ30、及びプーリ32を
介してキャリッジ2とキャリッジ駆動モータ30との間に
張設された張糸31からなる装置によってキャリッジ2が
駆動される。キャリッジ2のキャリッジ軸受36がガイド
軸35に沿って摺動することにより、キャリッジ2の走行
が案内される。指針3がキャリッジ2に固定されている
ので、キャリッジ2が停止すれば、指針3は記録計の入
力に対応した固定目盛板1上の位置N(第4図)に停止
し、記録計入力をアナログ的に表示する。
記録ヘッド4は、例えば第3図の例のように、アーマ
チュア11をコイル10で吸引しそのアーマチュア11の先端
でドットピン12を駆動する構成のものとすることができ
る。この図示例の多色インクリボン8は、リボン送り装
置13のリボン送りモータ14の回転に応じてドットピン12
と記録紙50との間に送られて記録紙50の送り方向に進行
する。第4図の多色インクリボン8は黒BL、赤RE、茶B
R、緑GR、紫PU、青BEの6色の色帯を持つ。ただし、記
録ヘッド4及び多色リボン8は上記の例に限定されるも
のではない。
インクリボンカセット7を保持する図示例のブラケッ
ト6には受動歯車24が固定されており、ブラケット回転
装置18のはすば歯車23がその受動歯車に噛合する。はす
ば歯車23の回転に応じてブラケット6は枢支軸5の回り
に回転する。
指針3が上記のように記録計の入力に対応した固定目
盛板1上の位置Nを表示しており且つ多色インクリボン
8の例えば黒BLの部分が第4図のようにドットピン12の
直下にある場合に、記録ヘッド4のコイル10を付勢すれ
ば、ドットピン12はブラケット6に取付けられているの
で、記録計の入力に対応した固定目盛板1上の上記位置
Nと正確に対応した位置に黒の記録をすることができ
る。
このとき記録を黒ではなく他の任意の色例えば青BEで
しようとする場合には、ブラケット回転装置18のはすば
歯車23を回すことによりブラケット6を回転させ、多色
インクリボン8の青BEの色帯を第5図のようにドットピ
ン12の直下に移動させた後、コイル10を付勢すれば上記
位置Nに青BEで記録することができる。ドットピン12が
ブラケット6の角度の如何に拘らずキャリッジ2上で一
定位置に保持されるからである。
こうして、本発明の目的である「固定目盛板に対する
指針の位置による表示とカラードット記録とを併用した
記録計」の提供が達成される。
実施例 第1図の実施例のリボン送り装置13は、ブラケット6
上のリボン送りモータ14から歯車列15aを介してインク
リボンカセット7の駆動ローラ16を回転させて多色イン
クリボン8を引出し、これをドットピン12と記録紙50の
間に送り、さらにインクリボンカセット7へ戻す。また
インクリボンカセット7には、必要に応じてインクリボ
ン8のたるみを調節するための手動ノブ17(第1図)を
取付ける。なお図示例の構造によれば、インクリボンカ
セット7を固定目盛板1の存在とは無関係に記録計の上
方から極めて容易にブラケット6に着脱自在に取付ける
ことができる。
上記ブラケット回転装置18の一例として、第1図及び
第3図は、リボン色割出しモータ21から歯車列15bを介
して回転軸22及びはすば歯車23を矢印R1の方向に回転さ
せることにより、はすば歯車23に噛合する受動歯車24と
共にブラケット6及びインクリボンカセット7を第4図
の矢印R2の方向に回転させる構造を示す。はすば歯車23
は、キャリッジ2の移動と共に回転軸22上を摺動する。
両図において、インクリボンカセット7及び回転軸22の
角度位置を、回転軸22に取付けられたシャッタ板48と記
録計の側板51に固定された光センサ49との組合せにより
検出し監視する。第3図の矢印R3はシャッタ板48の回転
方向を示す。
キャリッジ2の位置を、キャリッジ2に取付けられた
シャッタ板45と記録計の枠体上の光センサ46との組合せ
により検出し監視する。
記録紙50は、スプロケット41によって送られ、プラテ
ン40と接触しながら走行する。図示例では、記録紙50に
対する記録ヘッド4の記録がプラテン40上で行なわれ
る。
第6図は、複数本のドットピン12を有する記録ヘッド
4を用いた実施例を示し、第7図及び第8図はそのドッ
ト記録の色を切換える方式の説明図である。記録紙50上
に事故時の情報その他の情報を例えば5×7ドットの文
字により記録する場合等において、第1図のドットピン
1本の記録ヘッド4では1文字プロットごとにキャリッ
ジ2を3.5往復する必要がある。これに対し、第7図及
び第8図に示されるドットピン7本の記録ヘッド4を使
えば、キャリッジ2の1往復で2文字書くことができる
ので印字が高速化される。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明による指針表示付カ
ラードット記録計は、固定目盛板に対向する指針と記録
紙に対向する記録ヘッドとを有し記録紙送り方向と直角
方向に送られるキャリッジ、前記キャリッジ上の枢支軸
に枢支されたブラケット、前記ブラケットに保持された
インクリボンカセット、前記インクリボンカセットの多
色インクリボンを記録紙送り方向に送るリボン駆動装
置、及び前記ブラケットを前記枢支軸を中心に回転させ
るブラケット回転装置を備えてなる構成を使用するので
次の効果を奏する。
(イ) 固定目盛板を用いるので、記録ヘッドを併用し
ているにも拘らず、表示の校正を指針と固定目盛板とに
より記録計上で直接にしかも迅速に行なうことができ
る。
(ロ) 従って、指針によるアナログ的表示と記録ヘッ
ドによるカラードット記録とを高精度でしかも同一記録
計により同時に行なうことができる。
(ハ) 記録計の上方からインクリボンカセットを容易
に交換することができる。
(ニ) ドットピン1本の記録ヘッドを用いれば、プリ
ンター部分を小型化し記録計を軽量化することができ
る。
(ホ) 記録ヘッドに複数本のドットピンを用いれば、
高速文字記録機能を有する記録計とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による記録計の要部の図式的平面図、第
2図はその要部正面図、第3図はその要部側面図、第4
図及び第5図は動作説明図、第6図は他の実施例の要部
平面図、第7図及び第8図はその動作説明図である 1……固定目盛板、2……キャリッジ、3……指針、4
……記録ヘッド、5……枢支軸、6……ブラケット、7
……インクリボンカセット、8……多色インクリボン、
10……コイル、11……アーマチュア、12……ドットピ
ン、13……リボン送り装置、14……リボン送りモータ、
15a、15b……歯車列、16……駆動ローラ、17……手動ノ
ブ、18……ブラケット回転装置、21……リボン色割出し
モータ、22……回転軸、23……はすば歯車、24……受動
歯車、30……キャリッジ駆動モータ、31……張糸、32…
…プーリ、35……ガイド軸、36……キャリッジ軸受、40
……プラテン、41……スプロケット、45、48……シャッ
タ板、46、49……光センサ、50……記録紙、51……側
板。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定目盛板に対向する指針と記録紙に対向
    する記録ヘッドとを有し記録紙送り方向と直角方向に送
    られるキャリッジ、前記キャリッジ上の枢支軸に枢支さ
    れたブラケット、前記ブラケットに保持されたインクリ
    ボンカセット、前記インクリボンカセットの多色インク
    リボンを記録紙送り方向に送るリボン駆動装置、及び前
    記ブラケットを前記枢支軸を中心に回転させるブラケッ
    ト回転装置を備えてなる指針表示付カラードット記録
    計。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録計において、前記記録
    ヘッドに1本のドットピンを設けてなる指針表示付カラ
    ードット記録計。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記録計において、前記記録
    ヘッドに複数本のドットピンを設けてなる指針表示付カ
    ラードット記録計。
JP5210189A 1989-03-06 1989-03-06 指針表示付カラードット記録計 Expired - Lifetime JP2690772B2 (ja)

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