JP2689622B2 - パワーオンリセット回路 - Google Patents

パワーオンリセット回路

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JP2689622B2 JP18400589A JP18400589A JP2689622B2 JP 2689622 B2 JP2689622 B2 JP 2689622B2 JP 18400589 A JP18400589 A JP 18400589A JP 18400589 A JP18400589 A JP 18400589A JP 2689622 B2 JP2689622 B2 JP 2689622B2
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典子 津田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は相補型MOSトランジスタにより構成されたパ
ワーオンリセット回路に関する。
[従来の技術] 第2図は従来のパワーオンリセット回路を示す回路図
である。
従来のパワーオンリセット回路は、2種類の分圧特性
を持つ分圧回路10と、この分圧回路10の2つの出力を比
較するコンパレータ回路20とにより構成されている。
分圧回路10は、第1の分圧回路及び第2の分圧回路に
より構成されている。第1の分圧回路は電源3と接地4
との間に抵抗R1,R2及びダイオードD1,D2,D3が直列に
接続されて構成されており、第2の分圧回路は電源3と
接地4との間に抵抗R3及びダイオードD4,D5,D6が直列
に接続されて構成されている。そして、この第1の分圧
回路の抵抗R1とR2との接続部Aと、第2の分圧回路の抵
抗R3とダイオードD4との接続部Bとがコンパレータ20に
接続されている。
コンパレータ20は次のように構成されている。即ち、
PチャネルトランジスタQ1,Q2のソースは電源3に接続
されており、この2つのトランジスタQ1,Q2のゲートは
トランジスタQ1のドレインに接続されている。これによ
り、カレントミラー回路が形成されている。トランジス
タQ1のドレインにはNチャネルトランジスタQ3のドレイ
ンが接続されており、このトランジスタQ3のゲートが分
圧回路10の接続部Aと接続されている。また、トランジ
スタQ2のドレインにはNチャネルトランジスタQ4のドレ
インが接続されており、このトランジスタQ4のゲートが
分圧回路10の接続部Bに接続されている。これらトラン
ジスタQ3及びQ4のソースは相互に接続されており、この
接続部と接地4との間にはNチャネルトランジスタQ5
介挿されている。このトランジスタQ5のゲートはバイア
ス端子1に接続されている。
トランジスタQ2及びQ4の接続部は出力段のPチャネル
トランジスタQ6のゲートに接続されている。このトラン
ジスタQ6のソースは電源3に接続されている。また、こ
のトランジスタQ6のドレインはNチャネルトランジスタ
Q7のドレインに接続されていると共に、出力端子2に接
続されている。トランジスタQ7はそのソースが接地4に
接続されており、そのゲートがバイアス端子1に接続さ
れている。
上述の如く構成されたパワーオンリセット回路におい
ては、電源3の電圧VDDが変化すると分圧回路の接続部
A及びBの電位が夫々所定の変化率で変化する。この変
化率は抵抗R1,R2,R3及びダイオードD1,D2,D3,D4
D5,D6により決定される。この接続部A及びBの電位は
電源電圧VDDが特定の電圧になったときに一致する。ま
た、電源電圧VDDが、接続部A及びBの電位が一致する
特定の電圧よりも小さいとき、接続部Aの電位は接続部
Bの電位に比して高くなり、このパワーオンリセット回
路の出力端子2は“0レベル”になる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のパワーオンリセット回
路においては、電源3と接地4との間に3つのトランジ
スタ(Q1,Q3,Q5又はQ2,Q4,Q5)が直列3段に接続さ
れているため、電源3の電圧VDDがこの3つのトランジ
スタのスレッショルド電圧を加えた電圧よりも低い場合
はコンパレータ20が正常に動作せず、パワーオンリセッ
ト回路の出力が不安定になる。
一方、このパワーオンリセット回路に接続される論理
回路においては、例えばインバータは1個のPチャネル
トランジスタと1個のNチャネルトランジスタとにより
直列2段で構成されている。このように2個のトランジ
スタが直列に接続された論理回路がその動作を停止する
電圧は、パワーオンリセット回路のコンパレータ20に比
して、トランジスタ1個のスレッショルド電圧分(約1
V)だけ低い。従って、電源3の電圧VDDが下がっていく
場合、一旦リセット信号が出力されても内部論理回路が
完全に動作を停止する電圧まで下がる間にコンパレータ
20が正常に動作せずにリセットが解除されてしまうこと
がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、電源電圧がパワーオンリセット回路を構成するコン
パレータの最小動作電源電圧以下であっても、パワーオ
ンリセット回路に接続された内部演算論理回路等が完全
に動作を停止する電源電圧に到達するまで前記コンパレ
ータの出力を固定し、論理回路等をリセット状態に保持
することができるパワーオンリセット回路を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るパワーオンリセット回路は、電源電圧を
分圧すると共に、その分圧比が特定の電源電圧のときに
一致する異なる分圧特性を持つ2つの分圧回路と、Pチ
ャネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタにより
構成された出力段を有し前記2つの分圧回路で分圧され
た電圧を比較するコンパレータと、前記Pチャネルトラ
ンジスタのゲートと電源との間に接続された容量と、前
記コンパレータの出力と接地との間に接続されそのゲー
トが前記Pチャネルトランジスタのゲートに接続された
Nチャネルトランジスタとを有することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、コンパレータの出力段のPチャネ
ルトランジスタのゲートと電源との間に容量が接続され
ている。また、パワーオンリセット回路の出力端子と接
地との間にNチャネルトランジスタが介挿されており、
このトランジスタのゲートは前記Pチャネルトランジス
タのゲートに接続されている。従って、このNチャネル
トランジスタのゲートは前記容量の一方の電極にも接続
されている。
電源電圧が特定の電圧まで降下すると、パワーオンリ
セット回路の出力端子にはリセット信号が出力される
が、このとき前記容量には電荷が蓄積される。電源電圧
が更に降下してコンパレータの動作が不安定になった場
合、この容量に蓄積された電荷により前記Nチャネルト
ランジスタはオン状態に保持されるため出力端子の電位
は変化することなく、リセット信号を維持できる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して
説明する。
第1図は本発明の実施例を示す回路図である。
本実施例の回路が従来の回路と異なる点は、容量C及
びトランジスタQ8が新たに設けられていることにあり、
その他の構成は基本的には従来のパワーオンリセット回
路と同様であるので、第1図において第2図と同一物に
は同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
本実施例においては、電源3とコンパレータ20の出力
段のトランジスタQ6のゲートとの間に容量Cが接続され
ている。また、出力端子2と接地4との間にはNチャネ
ルトランジスタQ8が介挿されており、このトランジスタ
Q8のゲートは容量CとトランジスタQ6のゲートとの接続
部に接続されている。
本実施例のパワーオンリセット回路は、電源電圧VDD
がコンパレータ20の最小動作電圧以上のときは従来のパ
ワーオンリセット回路と同様、電源電圧VDDの低下に伴
って出力端子2に“0レベル”を出力する。このとき、
容量Cには電荷が蓄積される。電源電圧VDDがコンパレ
ータ20の最小動作電圧以下になると、コンパレータ20の
動作が不安定になるが、コンパレータ20の出力段のPチ
ャネルトランジスタQ6のゲートと電源3との間に接続さ
れた容量Cに電荷が蓄積されているので、トランジスタ
Q6のゲート電位はVDDに保持される。このときNチャネ
ルトランジスタQ8のゲートにも同じ信号が入力されてい
るため、トランジスタQ8はオン状態になる。従って、出
力端子2は“0レベル”を維持する。
なお、容量Cの容量値は、コンパレータ20の負荷があ
まり大きくならない程度の値、例えば1pF以下であるこ
とが好ましい。また、NチャネルトランジスタQ8はPチ
ャネルトランジスタQ6のスレッショルド電圧近傍でしか
動作しないため、オン抵抗の値が数100KΩ程度の駆動力
が弱いトランジスタでよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、コンパレータの
出力段のPチャネルトランジスタのゲートと電源との間
に容量が接続されており、このPチャネルトランジスタ
のゲート及び容量の接続部にそのゲートが接続されたN
チャネルトランジスタが出力端子と接地との間に介挿さ
れているから、電源電圧がコンパレータの動作が不安定
になる電圧以下に降下しても容量に蓄積された電荷によ
り前記Nチャネルトランジスタはオン状態に保持され
る。このため、電源電圧が降下した場合の論理回路に対
する確実なリセットを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は従来の
パワーオンリセット回路を示す回路図である。 1;バイアス端子、2;出力端子、3;電源、4;接地、10;分
圧回路、20;コンパレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧を分圧すると共に、その分圧比が
    特定の電源電圧のときに一致する異なる分圧特性を持つ
    2つの分圧回路と、Pチャネルトランジスタ及びNチャ
    ネルトランジスタにより構成された出力段を有し前記2
    つの分圧回路で分圧された電圧を比較するコンパレータ
    と、前記Pチャネルトランジスタのゲートと電源との間
    に接続された容量と、前記コンパレータの出力と接地と
    の間に接続されそのゲートが前記Pチャネルトランジス
    タのゲートに接続されたNチャネルトランジスタとを有
    することを特徴とするパワーオンリセット回路。
JP18400589A 1989-07-17 1989-07-17 パワーオンリセット回路 Expired - Lifetime JP2689622B2 (ja)

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