JP2689477B2 - テレビジョンチューナ回路 - Google Patents
テレビジョンチューナ回路Info
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- JP2689477B2 JP2689477B2 JP63106552A JP10655288A JP2689477B2 JP 2689477 B2 JP2689477 B2 JP 2689477B2 JP 63106552 A JP63106552 A JP 63106552A JP 10655288 A JP10655288 A JP 10655288A JP 2689477 B2 JP2689477 B2 JP 2689477B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VHF及びUHFの放送波の受信を行うテレビジ
ョンチューナ回路に関する。
ョンチューナ回路に関する。
本発明はテレビジョンチューナ回路に関し、UHF放送
波のIF信号をVHF放送波のミキサー回路出力に供給してI
Fアンプに供給すると共に、UHF受信時にミキサー回路を
停止して混変調の発生等を防止するようにしたものであ
る。
波のIF信号をVHF放送波のミキサー回路出力に供給してI
Fアンプに供給すると共に、UHF受信時にミキサー回路を
停止して混変調の発生等を防止するようにしたものであ
る。
VHF及びUHFの放送波の受信を行うテレビジョンチュー
ナ回路において、IFアンプ以降の回路を共通にして回路
構成を簡略化することが考えられている。
ナ回路において、IFアンプ以降の回路を共通にして回路
構成を簡略化することが考えられている。
ところが上述のように回路を共通にする場合に、それ
ぞれの前段回路を良好に遮断しないとこれらが相互に影
響を与えて、歪や混変調等の障害を発生するおそれがあ
る。
ぞれの前段回路を良好に遮断しないとこれらが相互に影
響を与えて、歪や混変調等の障害を発生するおそれがあ
る。
そこで従来は、例えばIC化された回路の外部でスイッ
チを設けて信号の切換を行ったり、ミキサー回路に接続
される発振器やバッファアンプの電源を制御してUHF受
信時にミキサー回路を停止させることが行われている
が、いずれの場合も複雑な回路構成等が必要となり、回
路の簡略化に反するものとなっていた。
チを設けて信号の切換を行ったり、ミキサー回路に接続
される発振器やバッファアンプの電源を制御してUHF受
信時にミキサー回路を停止させることが行われている
が、いずれの場合も複雑な回路構成等が必要となり、回
路の簡略化に反するものとなっていた。
この出願はこのような点に鑑みてなされたものであ
る。
る。
本発明は、少なくともVHF放送波のRF信号（端子
（２））が供給されるミキサー回路（１）が設けられ、
このミキサー回路の出力がIFアンプ（４）に供給される
と共に、このミキサー回路とIFアンプの間の信号路にUH
F放送波のIF信号用増幅器（７）が設けられて上記UHF放
送波のIF信号（端子（６））が供給されてなり、上記UH
F放送波の受信時には、上記ミキサー回路のトランジス
タ（11）〜（14）のベース電位を低下（トランジスタ
（87））させて上記ミキサー回路が上記UHF放送波のIF
信号用増幅器の負荷となるようにしたテレビジョンチュ
ーナ回路である。
（２））が供給されるミキサー回路（１）が設けられ、
このミキサー回路の出力がIFアンプ（４）に供給される
と共に、このミキサー回路とIFアンプの間の信号路にUH
F放送波のIF信号用増幅器（７）が設けられて上記UHF放
送波のIF信号（端子（６））が供給されてなり、上記UH
F放送波の受信時には、上記ミキサー回路のトランジス
タ（11）〜（14）のベース電位を低下（トランジスタ
（87））させて上記ミキサー回路が上記UHF放送波のIF
信号用増幅器の負荷となるようにしたテレビジョンチュ
ーナ回路である。
これによれば、UHF放送波の受信時にミキサー回路の
トランジスタのベース電位を低下させることにより、こ
のトランジスタのコレクタ電位がベース電位より下がる
おそれが無くなり、ミキサー回路を負荷とした場合にも
歪や混変調等の障害の発生を防止することができる。
トランジスタのベース電位を低下させることにより、こ
のトランジスタのコレクタ電位がベース電位より下がる
おそれが無くなり、ミキサー回路を負荷とした場合にも
歪や混変調等の障害の発生を防止することができる。
第１図において、（１）はいわゆるダブルバランス型
のミキサー回路であって、トランジスタ（11）（12）及
び（13）（14）がそれぞれ差動接続されると共に、これ
らのエミッタの接続点にトランジスタ（15）（16）のコ
レクタが接続され、このトランジスタ（15）（16）のエ
ミッタが抵抗器（17）（18）を通じて互いに接続され、
この接続点が電流源を形成するカレントミラーの２次側
のトランジスタ（19）及びエミッタ抵抗（20）を通じて
接地（GND1）される。なおカレントミラーの１次側のト
ランジスタ（21）のエミッタが抵抗（22）を通じて接地
（GND1）され、コレクタ抵抗（23）を通じて電源
（VCC1）に接続される。またトランジスタ（11）と（1
3），（12）と（14）のコレクタが互に接続され、この
接続点が負荷抵抗（24）（25）を通じで電源（VCC1）に
接続される。
のミキサー回路であって、トランジスタ（11）（12）及
び（13）（14）がそれぞれ差動接続されると共に、これ
らのエミッタの接続点にトランジスタ（15）（16）のコ
レクタが接続され、このトランジスタ（15）（16）のエ
ミッタが抵抗器（17）（18）を通じて互いに接続され、
この接続点が電流源を形成するカレントミラーの２次側
のトランジスタ（19）及びエミッタ抵抗（20）を通じて
接地（GND1）される。なおカレントミラーの１次側のト
ランジスタ（21）のエミッタが抵抗（22）を通じて接地
（GND1）され、コレクタ抵抗（23）を通じて電源
（VCC1）に接続される。またトランジスタ（11）と（1
3），（12）と（14）のコレクタが互に接続され、この
接続点が負荷抵抗（24）（25）を通じで電源（VCC1）に
接続される。
そして入力端子（２）からのVHF,CATV等の放送波のRF
信号がトランジスタ（15）（16）のベースに供給される
と共に、発振器（３）からの発振信号がトランジスタ
（11）と（14），（12）と（13）のベースに供給される
ことによって、これらの信号の混合信号がトランジスタ
（11）と（13），（12）と（14）のコレクタに取出さ
れ、コンデンサ（26）（27）を通じてIFアンプ（４）に
供給され、IF信号が端子（５）に出力される。なお抵抗
（28）〜（31）はRF信号入力段のバイアス回路、トラン
ジスタ（32）〜（34），抵抗（35）〜（38），定電流源
（39）（40）は発振信号入力段のバイアス回路である。
信号がトランジスタ（15）（16）のベースに供給される
と共に、発振器（３）からの発振信号がトランジスタ
（11）と（14），（12）と（13）のベースに供給される
ことによって、これらの信号の混合信号がトランジスタ
（11）と（13），（12）と（14）のコレクタに取出さ
れ、コンデンサ（26）（27）を通じてIFアンプ（４）に
供給され、IF信号が端子（５）に出力される。なお抵抗
（28）〜（31）はRF信号入力段のバイアス回路、トラン
ジスタ（32）〜（34），抵抗（35）〜（38），定電流源
（39）（40）は発振信号入力段のバイアス回路である。
また、定電流源（39）（40）は、バイアス回路（９）
より直流電圧を供給される。
より直流電圧を供給される。
さらに端子（６）はUHF放送波のIF信号（UIF信号）入
力端子であって、この端子（６）にはUIF信号にUHF受信
時に所定の直流（DC）電位の重畳された信号が供給され
る。この端子（６）からの信号がコンデンサ（61）を介
してUIFアンプ（７）に供給される。
力端子であって、この端子（６）にはUIF信号にUHF受信
時に所定の直流（DC）電位の重畳された信号が供給され
る。この端子（６）からの信号がコンデンサ（61）を介
してUIFアンプ（７）に供給される。
このアンプ（７）において、コンデンサ（61）の他端
がトランジスタ（71）のベースに接続されると共に、こ
のベースが抵抗（72）（73）を通じてトランジスタ（7
4）のベースに接続される。さらに抵抗（72）（73）の
接続中点がトランジスタ（74）のコレクタに接続され、
このコレクタが抵抗（75）を通じて電源（VCC2）に接続
される。またトランジスタ（71）（74）のエミッタが抵
抗（76）（77）を通じて接地（GND2）される。そしてト
ランジスタ（71）のコレクタがトランジスタ（11）（1
3）のコレクタとコンデンサ（26）間の信号通路に接続
される。
がトランジスタ（71）のベースに接続されると共に、こ
のベースが抵抗（72）（73）を通じてトランジスタ（7
4）のベースに接続される。さらに抵抗（72）（73）の
接続中点がトランジスタ（74）のコレクタに接続され、
このコレクタが抵抗（75）を通じて電源（VCC2）に接続
される。またトランジスタ（71）（74）のエミッタが抵
抗（76）（77）を通じて接地（GND2）される。そしてト
ランジスタ（71）のコレクタがトランジスタ（11）（1
3）のコレクタとコンデンサ（26）間の信号通路に接続
される。
また端子（６）からの直流信号が抵抗（62）を介して
U/Vスイッチ（８）に供給される。
U/Vスイッチ（８）に供給される。
このスイッチ（８）において、抵抗（62）の他端が抵
抗（81）を介して接地（GND1）され、この抵抗（62）
（81）の接続中点がトランジスタ（82）のベースに接続
され、このトランジスタ（82）のエミッタが接地（GN
D1）され、コレクタが抵抗（83）を介して電源（VCC1）
に接続されると共に、このコレクタがトランジスタ（8
4）のベースに接続され、このトランジスタ（84）のエ
ミッタが接地（GND1）され、コレクタがトランジスタ
（74）のコレクタに接続される。
抗（81）を介して接地（GND1）され、この抵抗（62）
（81）の接続中点がトランジスタ（82）のベースに接続
され、このトランジスタ（82）のエミッタが接地（GN
D1）され、コレクタが抵抗（83）を介して電源（VCC1）
に接続されると共に、このコレクタがトランジスタ（8
4）のベースに接続され、このトランジスタ（84）のエ
ミッタが接地（GND1）され、コレクタがトランジスタ
（74）のコレクタに接続される。
さらに抵抗（62）（81）の接続中点がトランジスタ
（85）〜（88）のベースに接続され、このトランジスタ
（85）〜（88）のエミッタが接地（GND1）される。この
トランジスタ（85）のコレクタが抵抗（30）（31）の接
続中点に接続される。またトランジスタ（86）のコレク
タが発振器（３）のバイアス回路（９）に接続される。
（85）〜（88）のベースに接続され、このトランジスタ
（85）〜（88）のエミッタが接地（GND1）される。この
トランジスタ（85）のコレクタが抵抗（30）（31）の接
続中点に接続される。またトランジスタ（86）のコレク
タが発振器（３）のバイアス回路（９）に接続される。
またトランジスタ（11）と（14），（12）と（13）の
ベースの接続中点に抵抗（41）（42）の一端が接続さ
れ、この抵抗（41）（42）の他端が互いに接続され、こ
の接続中点が抵抗（43），ダイオード接続のトランジス
タ（44）を通じてトランジスタ（87）のコレクタに接続
される。
ベースの接続中点に抵抗（41）（42）の一端が接続さ
れ、この抵抗（41）（42）の他端が互いに接続され、こ
の接続中点が抵抗（43），ダイオード接続のトランジス
タ（44）を通じてトランジスタ（87）のコレクタに接続
される。
また抵抗（35）と定電流源（39）の接続中点が抵抗
（45）を介してトランジスタ（87）のコレクタに接続さ
れる。
（45）を介してトランジスタ（87）のコレクタに接続さ
れる。
さらにトランジスタ（19）（21）のベースの接続中点
がトランジスタ（88）のコレクタに接続される。
がトランジスタ（88）のコレクタに接続される。
なおVCC1とGND1は発振器（３）及びバイアス回路
（９）と共通であり、またVCC2とGND2はIFアンプ（４）
と共通である。
（９）と共通であり、またVCC2とGND2はIFアンプ（４）
と共通である。
従ってこの回路において、VHFまたはCATVの受信時に
は、端子（６）に供給される直流電位が低電位となり、
これによってトランジスタ（84）がオンされ、UIFアン
プ（７）が不動作となってミキサー回路（１）からの信
号のみがIFアンプ（４）に供給される。
は、端子（６）に供給される直流電位が低電位となり、
これによってトランジスタ（84）がオンされ、UIFアン
プ（７）が不動作となってミキサー回路（１）からの信
号のみがIFアンプ（４）に供給される。
これに対してUHF受信時には、端子（６）に供給され
る直流電位が高電位となり、トランジスタ（85）〜（8
8）がオンされる。これによってトランジスタ（15）（1
6）のバイアスが低電位にされ、発振器（３）のバイア
ス回路（９）が不動作にされ、定電流源（39）（40）が
不動作にされ、トランジスタ（19）（21）のカレントミ
ラーが不動作にされると共に、トランジスタ（87）がオ
ンされることによってトランジスタ（32）のベース電位
が下がり、さらにトランジスタ（33）（34）のベース電
位が下がり、またトランジスタ（44）が導通されて、ト
ランジスタ（11）〜（14）のベース電位がある低電言に
定まる。
る直流電位が高電位となり、トランジスタ（85）〜（8
8）がオンされる。これによってトランジスタ（15）（1
6）のバイアスが低電位にされ、発振器（３）のバイア
ス回路（９）が不動作にされ、定電流源（39）（40）が
不動作にされ、トランジスタ（19）（21）のカレントミ
ラーが不動作にされると共に、トランジスタ（87）がオ
ンされることによってトランジスタ（32）のベース電位
が下がり、さらにトランジスタ（33）（34）のベース電
位が下がり、またトランジスタ（44）が導通されて、ト
ランジスタ（11）〜（14）のベース電位がある低電言に
定まる。
こうして上述の回路によれば、UHF放送波の受信時に
ミキサー回路のトランジスタのベース電位を低下させる
ことにより、このトランジスタのコレクタ電位がベース
電位より下がるおそれが無くなり、ミキサー回路を負荷
とした場合にも歪や混変調等の障害の発生を防止するこ
とができる。
ミキサー回路のトランジスタのベース電位を低下させる
ことにより、このトランジスタのコレクタ電位がベース
電位より下がるおそれが無くなり、ミキサー回路を負荷
とした場合にも歪や混変調等の障害の発生を防止するこ
とができる。
なおUHF受信時のUIFアンプの電源電圧依存性も無くな
り、極めて良好な受信を行うことができる。
り、極めて良好な受信を行うことができる。
この発明によれば、UHF放送波の受信時にミキサー回
路のトランジスタのベース電位を低下させることによ
り、このトランジスタのコレクタ電位がベース電位より
下がるおそれが無くなり、ミキサー回路を負荷とした場
合にも歪や混変調等の障害の発生を防止することができ
るようになった。
路のトランジスタのベース電位を低下させることによ
り、このトランジスタのコレクタ電位がベース電位より
下がるおそれが無くなり、ミキサー回路を負荷とした場
合にも歪や混変調等の障害の発生を防止することができ
るようになった。
第１図は本発明の一例の構成図である。 （１）はミキサー回路、（２）（６）は入力端子、
（３）は発振器、（４）はIFアンプ、（５）は出力端
子、（７）はUIFアンプ、（８）はU/Vスイッチ、（９）
はバイアス回路、（11）〜（14）はミキサー回路のトラ
ンジスタである。
（３）は発振器、（４）はIFアンプ、（５）は出力端
子、（７）はUIFアンプ、（８）はU/Vスイッチ、（９）
はバイアス回路、（11）〜（14）はミキサー回路のトラ
ンジスタである。
Claims (1)
- 【請求項１】少なくともVHF放送波のRF信号が供給され
るミキサー回路が設けられ、 このミキサー回路の出力がIFアンプに供給されると共
に、 このミキサー回路とIFアンプの間の信号路にUHF放送波
のIF信号用増幅器が設けられて上記UHF放送波のIF信号
が供給されてなり、 上記UHF放送波の受信時には、上記ミキサー回路のトラ
ンジスタのベース電位を低下させて上記ミキサー回路が
上記UHF放送波のIF信号用増幅器の負荷となるようにし
たテレビジョンチューナ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63106552A JP2689477B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | テレビジョンチューナ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63106552A JP2689477B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | テレビジョンチューナ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277030A JPH01277030A (ja) | 1989-11-07 |
| JP2689477B2 true JP2689477B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=14436508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63106552A Expired - Fee Related JP2689477B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | テレビジョンチューナ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2689477B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039930A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-02 | Seiko Epson Corp | テレビジヨン受像機チユ−ナ |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63106552A patent/JP2689477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039930A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-02 | Seiko Epson Corp | テレビジヨン受像機チユ−ナ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01277030A (ja) | 1989-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |