JP2689304B2 - Gps測点杭打ち装置 - Google Patents

Gps測点杭打ち装置

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JP2689304B2
JP2689304B2 JP5204722A JP20472293A JP2689304B2 JP 2689304 B2 JP2689304 B2 JP 2689304B2 JP 5204722 A JP5204722 A JP 5204722A JP 20472293 A JP20472293 A JP 20472293A JP 2689304 B2 JP2689304 B2 JP 2689304B2
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達典 佐田
知典 高田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工衛星(GPS衛
星)を用いた測量システムであるGPS(汎地球測位シ
ステム)による測量において、マーキングポイントに容
易且つ迅速に測量杭を打設し得るGPS測点杭打ち装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GPS(汎地球測位システム)に
よる測量で、マーキングポイントに杭打ちを行おうとす
る際には、GPS受信アンテナを上端に設けた測量ポー
ルである、GPS測点マーキングポールと、GPS(汎
地球測位システム)により測量されたGPS受信アンテ
ナの位置をリアルタイムに表示し得る位置表示装置と、
測量杭及びハンマーを用いていた。即ち、測量作業員
は、まず、GPS測点マーキングポールを鉛直にして持
ち、また、位置表示装置と測量杭及びハンマーとを持
つ。そして、GPS測点マーキングポールのGPS受信
アンテナの位置を位置表示装置により確認しながら、マ
ーキングポイントを探索する。マーキングポイントが見
つかったなら、GPS測点ポールの下端によりそのマー
キングポイントにマーキングを行う。そして、そのマー
クされた箇所に、ハンマーを用いて測量杭を打ち込んで
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、GP
S測点マーキングポールによるマーキングポイントの探
索の後に、ハンマーを取り出し、その探索し検出された
マーキングポイントにハンマーにより測量杭を打設して
いたので、作業が煩雑であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、容易且つ迅速
にマーキングポイントに測量杭を打設し得るGPS測点
杭打ち装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は、測量ポール
(9)を有し、前記測量ポール(9)の下端部に、測量
杭(2)を装填し得る杭装填空間(19m)の形成され
た杭装填部(19)を設け、前記測量ポール(9)にガ
イド空間(10d)を形成すると共に、該ガイド空間
(10d)に、ハンマー(12)を、前記ガイド空間
(10d)と前記杭装填空間(19m)との間で移動自
在に、かつ、前記杭装填空間(19m)に装填された前
記測量杭(2)を下方に打ち出し自在に設け、前記測量
ポール(9)に、GPS受信アンテナ(23)を設け、
前記GPS受信アンテナ(23)に、該GPS受信アン
テナ(23)からの出力(S1)に基づいて、前記測量
ポール(9)の位置を演算表示する位置表示手段(2
4)を接続して構成される。なお、()内の番号等は、
図面における対応する要素を示す、便宜的なものであ
り、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるも
のではない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、測量ポール
(9)の杭装填部(19)の杭装填空間(19m)に測
量杭(2)を装填し得るように、又、位置表示手段(2
4)により測量ポール(9)の位置を確認しながら、測
量ポール(9)の杭装填部(19)の杭装填空間(19
m)に装填された測量杭(2)をマーキングポイントに
位置決めし得るように、又、測量ポール(9)のハンマ
ー(12)をガイド空間(10d)から杭装填空間(1
9m)に移動させることにより、杭装填空間(19m)
に装填された測量杭(2)をマーキングポイントに打ち
出し打設し得るように作用する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明のGPS測点杭打ち装置を示す正面
図である。図2は、本発明のGPS測点杭打ち装置を示
す側面図である。図3は、図1のハンマー吊上げ装置を
示す図である。図4は、図1の杭ホルダーを示す正面図
である。図5は、図4の杭ホルダーを示す側面図であ
る。図6は、図4の杭ホルダーに測量杭を装填している
状態を示す図である。
【0007】建設現場の地面等のマーキングポイント配
置面1上には、図1に示すように、GPS測点杭打ち装
置100が設けられており、GPS測点杭打ち装置10
0は、測量ポール9を有している。測量ポール9は、後
述するハンマー吊上げ装置16を挾んで上下に同軸状に
設けられた筒状の下部ポール10及び上部ポール11に
より構成されており、測量ポール9は、図示しない作業
員に支持されて立設されている。下部ポール10は、そ
の中心線CL1を鉛直にする形で前記図示しない作業員
に支持されており、下部ポール10の内部には、円柱状
のガイド空間10dが、その中心線をポール中心線CL
1に一致させる形で形成されている。ガイド空間10d
は、図5に示すように、下部ポール10の下端10eに
おいて下方に開口しており、ガイド空間10dには、図
1に示すように、丸棒状のハンマー12が、その中心軸
をポール中心線CL1に一致させる形で遊嵌されてい
る。また、下部ポール10には、図2に示すように、細
長のスライド孔10aがガイド空間10dの内外を連通
する形でポール中心線CL1に沿う方向に穿設形成され
ている。
【0008】ハンマー12の上部側面には、ハンドル1
3が、下部ポール10のスライド孔10aより側方に突
出する形で固着されており、ハンドル13は、スライド
孔10aに沿ってハンマー12と共に中心線CL1方向
に移動自在に設けられている。
【0009】下部ポール10の上部には、図3に示すよ
うに、係止孔10bが、ポール中心線CL1に向けて貫
通穿設形成されており、ハンマー12の上部側面には、
下部ポール10の係止孔10bに対応する位置に、ハン
マー12の係止穴12aが、ポール中心線CL1に向け
て穿設形成されている。連通した下部ポール10の係止
孔10bとハンマー12の係止穴12aとには、係止キ
ー15が、下部ポール10にハンマー12を固定し得る
形で挿入されている。
【0010】また、下部ポール10上端部には、図1に
示すように、ハンマー吊上げ装置16が設けられてお
り、ハンマー吊上げ装置16は、図3に示すように、巻
取ドラム16aを有している。巻取ドラム16aには、
ワイヤ16bが巻き取られており、ワイヤ16bの先端
は、下部ポール10の上端開口部10cから、下部ポー
ル10内部に導入され、下部ポール10内部のハンマー
12の上端に繋止されている。また、巻取ドラム16a
は、ワイヤ16bを、巻き取り、繰り出し自在な形に回
転し得るように設けられており、また、巻取ドラム16
aには、二つのゼンマイ16c、16cが、ワイヤ16
bを巻き取る方向に巻取ドラム16aに回転力を与え得
る形で設けられている。
【0011】下部ポール10の下端部には、図1に示す
ように、杭ホルダー19が設けられており、杭ホルダー
19は、図5に示すように下部ポール10の下端部から
ポール中心線CL1に平行且つ下方に向けて設けられた
二本の板状部材19a、19aを有している。二本の板
状部材19a、19aは、ポール中心線CL1を挾んで
互いに対向する形に設けられており、二本の板状部材1
9a、19aの間には、角筒状のホルダー本体19b
が、そのホルダー中心線CL2を、ポール中心線CL1
に一致させる形で設けられている。また、ホルダー本体
19b内部には、角柱状の杭装填空間19mが形成され
ており、杭装填空間19mは、その中心線をホルダー中
心線CL2に一致させる形で設けられている。また、杭
装填空間19mは、ホルダー本体19bの上端19l及
び下端19kにおいてホルダー中心線CL2方向にそれ
ぞれ開口している。板状部材19a、19aの下部とホ
ルダー本体19bの下部は、ポール中心線CL1に対し
て直角な回転軸19c、19cを介して、ホルダー本体
19bが前記回転軸19c、19cの軸心CT1を中心
として、図6に示すように図6矢印A、B方向に回転自
在な形に接続されており、また、ホルダー本体19bの
上部には、ノブ19gが設けられている。板状部材19
a、19aの中央部には、図5に示すように、それぞれ
ボルト孔19d、19dが、ポール中心線CL1に向け
て穿設形成されており、ボルト孔19d、19dには、
ボルト19e、19eが、ポール中心線CL1に向けて
螺着されている。ボルト19e、19eは、ホルダー本
体19bを、該ホルダー本体19bに穿設された係止穴
19hとその先端19iが係合することにより、ホルダ
ー本体19bを、そのホルダー中心線CL2がポール中
心線CL1に一致した形で板状部材19aに対して挟圧
保持し得るように板状部材19a、19aのポール中心
線CL1側の面に突出している。また、ホルダー本体1
9bの側壁には、穴19jがホルダー本体19bの杭装
填空間19m内外を貫通する形で形成されており、穴1
9jには、板バネ19fが、図6に示すようにホルダー
本体19bの中心に向けて凸な形に湾曲した形で設けら
れている。
【0012】角筒状のホルダー本体19bの杭装填空間
19mには、角柱状の測量杭2が、図4に示すように、
その中心軸をポール中心線CL1に一致させる形で装填
されており、測量杭2は、板バネ19fに押圧されるこ
とにより、ホルダー本体19bの杭装填空間19mに係
止されている。
【0013】また、ハンマー吊上げ装置16の上端部に
は、図1に示すように、上部ポール11が、その中心線
をポール中心線CL1に一致させる形で立設されてお
り、上部ポール11の上端には、GPS受信アンテナ2
3が、その受信面23aを上方に向けた形で設けられて
いる。また、GPS受信アンテナ23の中心は、ポール
中心線CL1に一致している。
【0014】また、GPS受信アンテナ23には、該G
PS受信アンテナ23からの出力S1に基づいてGPS
受信アンテナ23の中心位置を演算表示し得る位置表示
装置24が設けられており、位置表示装置24は、ケー
ブル23bを介してGPS受信アンテナ23に接続した
受信機27と、ケーブル27aを介して受信機27に接
続した位置表示器28を有している。受信機27は、G
PS受信アンテナ23からの出力S1に基づいてGPS
受信アンテナ23の中心位置を検出演算し得る機器であ
り、受信機27には、測量作業員が該受信機27を背負
えるように肩掛け紐27bが設けられている。位置表示
器28は、受信機27により検出演算されたGPS受信
アンテナ23の中心位置を表示し得る機器であり、取付
金具28aを介して、上部ポール11に取付けられてい
る。
【0015】また、上部ポール11には、図1に示すよ
うに、気泡管取付板17が水平に設けられており、気泡
管取付板17には、第一及び第二棒状気泡管33、34
が、ポール中心線CL1の傾きを検知し得る形で設けら
れている。
【0016】GPS測点杭打ち装置100等は、以上の
ような構成を有するので、GPS(汎地球測位システ
ム)による測量で、図1のマーキングポイント配置面1
上の所定の位置、即ち、マーキングポイントに測量杭2
を打設しようとする際には、まず、GPS測点杭打ち装
置100の測量ポール9に設けられた杭ホルダー19に
測量杭2を装填する。即ち、まず、ボルト19e、19
eを緩めてボルト先端19i、19iと係合穴19h、
19hとの係合状態を解除し、次いで、図6に示すよう
に、杭ホルダー19のホルダー本体19bの上部に設け
られたノブ19gを引くことにより、ホルダー本体19
bを、その下部に設けられた回転軸19cの軸心CT1
を中心として回転させて、ホルダー本体19bの上部を
図6矢印A方向に引き出す。すると、ホルダー本体19
bの開口した上端19lは、下部ポール10の下端10
eから外れ、測量杭2を前記上端19lから杭装填空間
19mに装填させ得る位置に移動することが出来る。次
に、ホルダー本体19bの開口した上端19lから、測
量杭2を、ホルダー本体19bの杭装填空間19mに装
填する。すると、測量杭2は、ホルダー本体19bの板
バネ19fにより、押圧され、その中心軸をホルダー中
心線CL2に一致させる形で杭装填空間19mに係止さ
れる。次に、杭ホルダー19のホルダー本体19bの上
部に設けられたノブ19gにより、ホルダー本体19b
を、その下部に設けられた回転軸19cの軸心CT1を
中心として上部を引き出した際とは逆に回転させて、図
6矢印B方向に戻す。すると、図5に示すように、ホル
ダー本体19bを挾んで対向する二枚の板状部材19
a、19aにそれぞれ設けられたボルト19e、19e
は、ホルダー本体19bの両側壁に穿設された係合穴1
9h、19hに一致する。そこで、それぞれのボルト1
9e、19eを締め付け、ボルト19e、19eの先端
19i、19iをホルダー本体19bの係合穴19h、
19hに係合する。すると、ホルダー本体19bは、そ
のホルダー中心線CL2をポール中心線CL1に一致さ
せた状態で板状部材19a、19aに対して挟圧保持さ
れる。従って、杭ホルダー19への測量杭2の装填を容
易に行なうことが出来る。また、これにより、ホルダー
本体19bの杭装填空間19mと、下部ポール10のガ
イド空間10dとを、ポール中心線CL1を中心軸とし
て連通させることが出来る。従って、図3に示すよう
に、ハンマー12を下部ポール10に係止している係止
キー15を外し、ハンマー12と測量ポール9の下部ポ
ール10の係合を解除することにより、下部ポール10
のガイド空間10dに遊嵌されたハンマー12を、図5
に示すガイド空間10dの下端からホルダー本体19b
の杭装填空間19mへ進入させ、杭装填空間19mに装
填された測量杭2を打ち込むことが可能となる。また、
板バネ19fにより、測量作業員が、GPS測点杭打ち
装置100を運ぶ際の振動によって、杭ホルダー19の
ホルダー本体19bに装填された測量杭2が、杭ホルダ
ー19から脱落しないようにすることが出来る。
【0017】そうして、測量杭2を杭ホルダー19に装
填出来たなら、測量作業員は、図1にように、GPS測
点杭打ち装置100の測量ポール9を持ち、受信機27
を背負って、マーキングポイント配置面1上のマーキン
グポイントの探索に出かける。まず、測量作業員は、測
量ポール9に設けられた第一及び第二棒状気泡管33、
34を見ながら、測量ポール9を、ポール中心線CL1
を鉛直にした形、即ち、GPS受信アンテナ23の受信
面23aを上方に向けた形で支持する。これにより、G
PS受信アンテナ23は、図示しないGPS衛星からの
電波信号S1を常時好適に受信することが出来る。する
と、GPS受信アンテナ23は、信号S1をケーブル2
3bを介して位置表示装置24の受信機27に出力す
る。すると、受信機27は、信号S1に基づいてGPS
受信アンテナ23の位置を、常時好適に検出演算するこ
とが出来るので、該位置を常時、位置表示装置24の位
置表示器28に表示することが出来る。よって、測量ポ
ール9に設けられたGPS受信アンテナ23の位置を位
置表示装置24の位置表示器28により確認しながら、
マーキングポイントを探索することが出来る。
【0018】測量作業員は、位置表示装置24の位置表
示器28に表示されたGPS受信アンテナ23の位置
が、マーキングポイントに一致したならば、測量ポール
9の下部ポール10の下端部に設けられた杭ホルダー1
9を、マーキングポイント配置面1上に接地させる。す
ると、測量ポール9は鉛直に支持されているので、ポー
ル中心線CL1はマーキングポイントに一致する。そこ
で、まず、作業員は、ハンマー12に固設されたハンド
ル13を把持する。次に、ハンマー12を下部ポール1
0に係止している係止キー15を外し、ハンマー12と
測量ポール9の下部ポール10の係合を解除する。する
と、ハンマー12は、ポール中心線CL1方向に移動自
在となり、その自重により下方に落下する。また、この
とき、作業員がハンドル13を押し下げることにより、
ハンマー12を、一層加速することが出来る。すると、
ハンマー12の下端部は、図5に示す下部ポール10の
下端10eから突出し、杭ホルダー19のホルダー本体
19bの上端19lから杭装填空間19mに進入し、杭
装填空間19mに装填された測量杭2を下方に打ち出
す。すると、測量杭2は、その中心軸をポール中心線C
L1に一致させたまま、ホルダー本体19bの下端19
kから、図1のマーキングポイント配置面1のマーキン
グポイントに打ち込まれる。これにより、測量杭2をマ
ーキングポイントに打設することが出来る。よって、従
来のように、GPS測点マーキングポールによるマーキ
ングポイントの探索の後に、GPS測点マーキングポー
ルとは別に用意したハンマーを持ち出し、その探索し検
出されたマーキングポイントにそのハンマーにより測量
杭を打設する場合に比して、遥かに容易且つ迅速にマー
キングポイントに測量杭2を打設することが出来る。
【0019】また、測量杭2を打設した後には、ハンマ
ー吊上げ装置16のワイヤ16bにより、ハンマー12
が常に上方に引き上げられるような力を受けているの
で、作業員は、ハンマー12に固設されたハンドル13
を軽く持ち上げることによりハンマー12をもとの位置
に戻すことが出来る。また、ハンマー12をもとの位置
に戻すと、図3に示すように、下部ポール10の係止孔
10bとハンマー12の係止穴12aとが連通するの
で、係止キー15を、下部ポール10の係止孔10bか
らハンマー12の係止穴12aへ挿入する。これによ
り、ハンマー12を、下部ポール10、従って、測量ポ
ール9に固定することが出来る。よって、測量ポール9
を、ハンマー12を下部ポール10中で移動させること
なく、再び、持ち運び得る状態にすることが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測量ポール9等の測量ポールを有し、前記測量ポールの
下端部に、測量杭2等の測量杭を装填し得る杭装填空間
19m等の杭装填空間の形成された杭ホルダー19等の
杭装填部を設け、前記測量ポールにガイド空間10d等
のガイド空間を形成すると共に、該ガイド空間に、ハン
マー12を、前記ガイド空間と前記杭装填空間との間で
移動自在に、かつ、前記杭装填空間に装填された前記測
量杭を下方に打ち出し自在に設け、前記測量ポールに、
GPS受信アンテナ23等のGPS受信アンテナを設
け、前記GPS受信アンテナに、該GPS受信アンテナ
からの信号S1等の出力に基づいて、前記測量ポールの
位置を演算表示する位置表示装置24等の位置表示手段
を接続して構成したので、まず、前記測量ポールの前記
杭装填部の前記杭装填空間に前記測量杭を装填すること
が出来る。次に、前記位置表示手段により前記測量ポー
ルの位置を確認しながら、前記測量ポールの前記杭装填
部の前記杭装填空間に装填された前記測量杭をマーキン
グポイントに位置決めすることが出来る。次に、前記測
量ポールの前記ハンマーを前記ガイド空間から前記杭装
填空間に移動させることにより、前記杭装填空間に装填
された前記測量杭をマーキングポイントに打ち出し打設
することが出来る。よって、従来のように、GPS測点
マーキングポールによるマーキングポイントの探索の後
に、GPS測点マーキングポールとは別に用意したハン
マーを持ち出し、その探索し検出されたマーキングポイ
ントにそのハンマーにより測量杭を打設する場合に比し
て、遥かに容易且つ迅速にマーキングポイントに測量杭
を打設することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のGPS測点杭打ち装置を示す
正面図である。
【図2】図2は、本発明のGPS測点杭打ち装置を示す
側面図である。
【図3】図3は、図1のハンマー吊上げ装置を示す図で
ある。
【図4】図4は、図1の杭ホルダーを示す正面図であ
る。
【図5】図5は、図4の杭ホルダーを示す側面図であ
る。
【図6】図6は、図4の杭ホルダーに測量杭を装填して
いる状態を示す図である。
【符号の説明】
2……測量杭(測量杭) 9……測量ポール(測量ポール) 10d……ガイド空間(ガイド空間) 12……ハンマー 19……杭装填部(杭ホルダー) 19m……杭装填空間(杭装填空間) 23……GPS受信アンテナ(GPS受信アンテナ) 24……位置表示手段(位置表示装置) S1……GPSアンテナからの出力(出力、信号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−372812(JP,A) 実開 平5−6317(JP,U) 実開 平4−79210(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測量ポールを有し、 前記測量ポールの下端部に、測量杭を装填し得る杭装填
    空間の形成された杭装填部を設け、 前記測量ポールにガイド空間を形成すると共に、該ガイ
    ド空間に、ハンマーを、前記ガイド空間と前記杭装填空
    間との間で移動自在に、かつ、前記杭装填空間に装填さ
    れた前記測量杭を下方に打ち出し自在に設け、 前記測量ポールに、GPS受信アンテナを設け、 前記GPS受信アンテナに、該GPS受信アンテナから
    の出力に基づいて、前記測量ポールの位置を演算表示す
    る位置表示手段を接続して構成したGPS測点杭打ち装
    置。
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