JP2689128B2 - 抗アレルギー作用を有する物質とその製造方法 - Google Patents
抗アレルギー作用を有する物質とその製造方法Info
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- JP2689128B2 JP2689128B2 JP63082791A JP8279188A JP2689128B2 JP 2689128 B2 JP2689128 B2 JP 2689128B2 JP 63082791 A JP63082791 A JP 63082791A JP 8279188 A JP8279188 A JP 8279188A JP 2689128 B2 JP2689128 B2 JP 2689128B2
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- Japan
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- polysaccharide
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特願昭62−134378の対象である抗アレルギ
ー作用物質コウスチンSFから可及的にペプチド構成成分
を除去したコウスチンSF1及びその製造法に関する。
ー作用物質コウスチンSFから可及的にペプチド構成成分
を除去したコウスチンSF1及びその製造法に関する。
従来技術 コウタケ(Sarcodon aspratus(Berk),S.Ito)が、
じんましん等の皮膚アレルギー症状に著効を奏するとの
民間伝承に着目し、既に、コウスチン、及びコウスチン
S2、P2、C4(特開昭61−200923)が、抗アレルギー剤と
して使用出来ることを明らかにした。更に、特願昭62−
134378により、コウスチンSFを単離した。
じんましん等の皮膚アレルギー症状に著効を奏するとの
民間伝承に着目し、既に、コウスチン、及びコウスチン
S2、P2、C4(特開昭61−200923)が、抗アレルギー剤と
して使用出来ることを明らかにした。更に、特願昭62−
134378により、コウスチンSFを単離した。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、従来公知のコウスチン、及びコウス
チンS2、P2、C4、SFの製造法に付加的に用いることも出
来る、ペプチド含量が低く、より安全な抗アレルギー剤
の製造法、及びその方法により取得される物質コウスチ
ンSF1を提供するに存する。
チンS2、P2、C4、SFの製造法に付加的に用いることも出
来る、ペプチド含量が低く、より安全な抗アレルギー剤
の製造法、及びその方法により取得される物質コウスチ
ンSF1を提供するに存する。
発明が解決するための手段 本発明では明らかにコウタケと認められるキノコを研
究の対照として使用した。即ち野生株、栽培株のコウタ
ケの子実体、またはその人工培養菌糸体を原料に用い
た。まずコウタメ子実体、またはその人工培養菌糸体を
熱水で充分に抽出して抽出液を得る。
究の対照として使用した。即ち野生株、栽培株のコウタ
ケの子実体、またはその人工培養菌糸体を原料に用い
た。まずコウタメ子実体、またはその人工培養菌糸体を
熱水で充分に抽出して抽出液を得る。
この熱水抽出に先立ち、コウタケに含まれる低分子化
合物、例えば単糖類、脂肪分等を予め取り除くため低級
アルコール等により前処理することも望ましい。その際
の溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル等の低級アルコールの他に、ピリジン、アセトンのよ
うな極性有機溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、n
−ヘキサン、クロロホルム、四塩化炭素、酢酸エチルの
ような非極性溶媒、常温の水が用いられる。
合物、例えば単糖類、脂肪分等を予め取り除くため低級
アルコール等により前処理することも望ましい。その際
の溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル等の低級アルコールの他に、ピリジン、アセトンのよ
うな極性有機溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、n
−ヘキサン、クロロホルム、四塩化炭素、酢酸エチルの
ような非極性溶媒、常温の水が用いられる。
次に熱水抽出液に以下のような工程を施す。
a.有機溶媒を添加し、沈澱を得る。有機溶媒としては、
メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタ
ノールの低級アルコールの他、アセトン等が用いられ
る。
メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタ
ノールの低級アルコールの他、アセトン等が用いられ
る。
b.セルロース膜を用い透析し、分子量7000以上の画分を
採取する。
採取する。
c.イオン交換体処理し、多糖体画分を採取する。
d.タンパク質分解酵素にて処理し、タンパク質を切断、
分解する。この操作は、多糖体精製に先立ち行い、不用
なタンパク質を除きやすくするために行う。タンパク質
分解酵素としては、アクチナーゼ、プロナーゼ、プロテ
アーゼ等を用いることができる。
分解する。この操作は、多糖体精製に先立ち行い、不用
なタンパク質を除きやすくするために行う。タンパク質
分解酵素としては、アクチナーゼ、プロナーゼ、プロテ
アーゼ等を用いることができる。
以上のa−dの工程は、任意の順で行うことができ、
重複、省略することができる。
重複、省略することができる。
最後に逆相クロマトグラフィーにて多糖体を分画、精
製する。この際カラム充填剤は、ODSをもつポアサイズ
の大きなものを用いると良好である。
製する。この際カラム充填剤は、ODSをもつポアサイズ
の大きなものを用いると良好である。
次に、実施例により、本発明の製造方法を具体的に説
明する。
明する。
実施例 1 コウタケの子実体乾燥品100gをワーリングブレンダー
で破砕し、21の90%メタノールを加え、70℃以上の温度
で2時間還流抽出を行った。残渣を濾取し、更に21の90
%メタノールを加え、同様に抽出した。もう一度これを
繰り返し、抽出残渣を得た。こうして得られた残渣に80
0mlの水を加え、90℃以上の温度で1時間還流抽出し
た。濾過し抽出液を得る、更に抽出残渣に800mlの水を
加え、同様に再抽出する。濾過して得た抽出液を1回目
の抽出液と合わせ、ロータリーエバポレーターで濃縮
し、約300mlとした。これに4倍量のアセトンを加え、
生じた沈澱(Ppt80A画分)を遠心分離法(5000prm,30
分)によって採取した。
で破砕し、21の90%メタノールを加え、70℃以上の温度
で2時間還流抽出を行った。残渣を濾取し、更に21の90
%メタノールを加え、同様に抽出した。もう一度これを
繰り返し、抽出残渣を得た。こうして得られた残渣に80
0mlの水を加え、90℃以上の温度で1時間還流抽出し
た。濾過し抽出液を得る、更に抽出残渣に800mlの水を
加え、同様に再抽出する。濾過して得た抽出液を1回目
の抽出液と合わせ、ロータリーエバポレーターで濃縮
し、約300mlとした。これに4倍量のアセトンを加え、
生じた沈澱(Ppt80A画分)を遠心分離法(5000prm,30
分)によって採取した。
沈澱物質を水250mlに加熱溶解し、冷却後、透析膜に
入れて脱イオン水に対して24時間透析した。透析内液を
遠心分離(2500prm,30分)し、上澄液(SupDIA画分)を
得た。SupDIA画分に対し、エタノールを終濃度30%とな
るように加え、生じた沈澱(Ppt30E画分)を遠心分離に
より得た。次いで、Ppt30E画分100mgをpH7.8 0.05M硼
酸塩緩衝液(1mM CaCl2)20mlに溶解し、プロナーゼ(B
oehringer Mannheim Co.Ltd)20mgを加え、ゆっくり撹
拌しながら37%で48時間保温した。こうして得られたPp
t30E酵素分解物を逆相HPLCにて分画精製した。カラム
は、Inertsil3000C8(GASUKURO KOGYO INC)を2本つな
げて用いた。
入れて脱イオン水に対して24時間透析した。透析内液を
遠心分離(2500prm,30分)し、上澄液(SupDIA画分)を
得た。SupDIA画分に対し、エタノールを終濃度30%とな
るように加え、生じた沈澱(Ppt30E画分)を遠心分離に
より得た。次いで、Ppt30E画分100mgをpH7.8 0.05M硼
酸塩緩衝液(1mM CaCl2)20mlに溶解し、プロナーゼ(B
oehringer Mannheim Co.Ltd)20mgを加え、ゆっくり撹
拌しながら37%で48時間保温した。こうして得られたPp
t30E酵素分解物を逆相HPLCにて分画精製した。カラム
は、Inertsil3000C8(GASUKURO KOGYO INC)を2本つな
げて用いた。
溶離液は、A(トリエチルアミン1.5mlに精製水を加
え、トリフルオロ酢酸にてpH5−7に調整し、精製水に
て31とする)とB(トリエチルアミン0.5mlに精製水を
加え、トリフルオロ酢酸にてpH5−7に調整し、精製水
にて200mlとした後、アセトニトリル800mlを添加)を用
いた。検出波長は、UV220nmとした。溶離液の流速は、1
ml/分とし、溶離液A、Bの割合は、第1表、第1図に
示したとおりである。分画は、ピークパターンに従い行
った。即ち、第2図に示すとおりに行い、フラクション
1−5に分画した。なお、第2表にはコウスチンSF1の
収率を示し、糖、及びタンパク質含量の分析は、フェノ
ール硫酸法、色素結合法(血清ムコ蛋白測定用試薬「フ
ジモト」呈色試液、(株)フジモト.ダイアグノスティ
ックス)にて行った。
え、トリフルオロ酢酸にてpH5−7に調整し、精製水に
て31とする)とB(トリエチルアミン0.5mlに精製水を
加え、トリフルオロ酢酸にてpH5−7に調整し、精製水
にて200mlとした後、アセトニトリル800mlを添加)を用
いた。検出波長は、UV220nmとした。溶離液の流速は、1
ml/分とし、溶離液A、Bの割合は、第1表、第1図に
示したとおりである。分画は、ピークパターンに従い行
った。即ち、第2図に示すとおりに行い、フラクション
1−5に分画した。なお、第2表にはコウスチンSF1の
収率を示し、糖、及びタンパク質含量の分析は、フェノ
ール硫酸法、色素結合法(血清ムコ蛋白測定用試薬「フ
ジモト」呈色試液、(株)フジモト.ダイアグノスティ
ックス)にて行った。
発明の効果 こうして抽出、分画した物質について抗アレルギー作
用の薬理実験を行った。即ち、I型アレルギーのモデル
として繁用されているPCA反応に対し、抑制効果を示す
ことにより、本発明物質の抗アレルギー作用を確認し
た。モルモット、Heterologous4時間PCA反応は、Ovary,
Zの方法(Progr.Allergy5,459−508,1958)に準じて行
った。試験系に用いる血清は、牛乳β−ラクトグロブリ
ンを抗原とし、日本白色種雄性ウサギに免疫することに
より作成した。
用の薬理実験を行った。即ち、I型アレルギーのモデル
として繁用されているPCA反応に対し、抑制効果を示す
ことにより、本発明物質の抗アレルギー作用を確認し
た。モルモット、Heterologous4時間PCA反応は、Ovary,
Zの方法(Progr.Allergy5,459−508,1958)に準じて行
った。試験系に用いる血清は、牛乳β−ラクトグロブリ
ンを抗原とし、日本白色種雄性ウサギに免疫することに
より作成した。
先ず、モルモットの除毛背部皮内に、隣あうように4
ヶ所ずつ計8ヶ所に薬理処理抗血清と未処理抗血清を0.
1mlずつ注射した(第3図)。薬物処理血清は、1/2048
希釈抗血清と生理食塩水にて所定濃度とした薬物溶液と
を等量混合し、37℃で30分間保温したものとする。薬物
濃度は、4段階、50、25、5、1mg/ml設けた。
ヶ所ずつ計8ヶ所に薬理処理抗血清と未処理抗血清を0.
1mlずつ注射した(第3図)。薬物処理血清は、1/2048
希釈抗血清と生理食塩水にて所定濃度とした薬物溶液と
を等量混合し、37℃で30分間保温したものとする。薬物
濃度は、4段階、50、25、5、1mg/ml設けた。
未処理抗血清は、1/2048希釈抗血清と生理食塩水とを
等量混合し、同様に37℃、30分間保温したものとする。
尚、皮内注射部位は、正中骨と肩胛骨と尾骨上はさけて
行った。皮内注射から4時間後に0.5%エバンスブルー
を含むβ−ラクトグロブリン抗原液(2mg/ml)0.5ml/モ
ルモットを足蹠静脈より注射した。30分後に、モルモッ
トを放血致死させ、背部皮膚を剥離し、色素漏出面積を
測定した。未処理抗血清に対する薬物処理抗血清注射部
の色素漏出面積を比をもってPCA反応抑制率とした。
等量混合し、同様に37℃、30分間保温したものとする。
尚、皮内注射部位は、正中骨と肩胛骨と尾骨上はさけて
行った。皮内注射から4時間後に0.5%エバンスブルー
を含むβ−ラクトグロブリン抗原液(2mg/ml)0.5ml/モ
ルモットを足蹠静脈より注射した。30分後に、モルモッ
トを放血致死させ、背部皮膚を剥離し、色素漏出面積を
測定した。未処理抗血清に対する薬物処理抗血清注射部
の色素漏出面積を比をもってPCA反応抑制率とした。
その結果を第4表に示す。各画分に活性が認められた
が、糖の含有率の高いFr.1、Fr.4(コウスチンSF1)で
は、他の画分よりも高い活性が認められた。
が、糖の含有率の高いFr.1、Fr.4(コウスチンSF1)で
は、他の画分よりも高い活性が認められた。
第1図に逆相HPLCの溶離液A、Bの割合を示す。第2図
には、Ppt30E酵素分解物の逆相HPLC溶離パターンを、第
3図には、モルモット背部皮内注射部位を、第4図に
は、薬理試験の結果を、第5図にはコウスチンSF1の分
析結果をそれぞれ示す。
には、Ppt30E酵素分解物の逆相HPLC溶離パターンを、第
3図には、モルモット背部皮内注射部位を、第4図に
は、薬理試験の結果を、第5図にはコウスチンSF1の分
析結果をそれぞれ示す。
Claims (2)
- 【請求項1】コウタケの子実体またはその人工培養菌糸
体を、熱水抽出し、得られた抽出液に a.有機溶媒を添加し、沈澱画分を採取する工程、 b.透析を行い分子量7000以上の画分を採取する工程c.イ
オン交換体処理を行い、高分子多糖体含有画分を採取す
る工程、 d.タンパク質分解酵素処理を行い、多糖体に結合してい
るタンパク質部分を切断する工程、 の一部又は全部を、任意の順序で実施し、最後に e.逆相モードにより多糖体を精製分画して得られた多糖
体を含有する抗アレルギー作用物質コウスチンSF1. - 【請求項2】コウタケの子実体またはその人工培養菌糸
体を、熱水抽出し、得られた抽出液に a.有機溶媒を添加し、沈澱画分を採取する工程、 b.透析を行い分子量7000以上の画分を採取する工程c.イ
オン交換体処理を行い、高分子多糖体含有画分を採取す
る工程、 d.タンパク質分解酵素処理を行い、多糖体に結合してい
るタンパク質部分を切断する工程、 の一部又は全部を、任意の順序で実施し、最後に e.逆相モードにより多糖体を精製分画することを特徴と
する多糖体を含有する抗アレルギー作用物質コウスチン
SF1.の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63082791A JP2689128B2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 抗アレルギー作用を有する物質とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63082791A JP2689128B2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 抗アレルギー作用を有する物質とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01254702A JPH01254702A (ja) | 1989-10-11 |
JP2689128B2 true JP2689128B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=13784228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63082791A Expired - Lifetime JP2689128B2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 抗アレルギー作用を有する物質とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689128B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001151689A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-05 | Naris Cosmetics Co Ltd | 皮膚外用剤 |
-
1988
- 1988-04-04 JP JP63082791A patent/JP2689128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001151689A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-05 | Naris Cosmetics Co Ltd | 皮膚外用剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01254702A (ja) | 1989-10-11 |
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