JP2688335B2 - 階段手摺り装置 - Google Patents

階段手摺り装置

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JP2688335B2
JP2688335B2 JP7040624A JP4062495A JP2688335B2 JP 2688335 B2 JP2688335 B2 JP 2688335B2 JP 7040624 A JP7040624 A JP 7040624A JP 4062495 A JP4062495 A JP 4062495A JP 2688335 B2 JP2688335 B2 JP 2688335B2
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handrail
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誠 中山
勝美 横山
泰治 森本
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ナショナル住宅産業株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/18Balustrades; Handrails
    • E04F2011/1868Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for
    • E04F2011/1872Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for illuminated

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段の昇降時のガイド
を行う階段手摺り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、階段4の昇降時のガイドを行う階
段手摺り装置としては、壁面1に設置されたブラケット
2間に手摺り棒3が架設されており、この手摺り棒3を
持つようにして階段4の昇降を安全に行うことができる
ようになっている。ところで、夜間に階段4を昇降する
場合には照明装置を点けた状態で階段4の昇降を行うも
のであり、図35に示されるように壁面に設置された操
作スイッチ6を操作して照明装置5の点灯・消灯を行う
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、階段上下の三路スイッチの配線は全
長にわたって屋内配線、つまり、壁面に設けられた操作
スイッチ6に対応して壁内に配線されており、施工の工
数が多く必要であるという問題があった。本発明は上記
問題点の解決を目的とするものであり、配線の施工を簡
易に行うことができる階段手摺り装置を提供しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、壁面1より突設されたブラケ
ット2に手摺り棒3が支持され、階段4を照明する照明
装置5を備えた階段手摺り装置において、手摺り棒3の
下部に手摺り棒3の長手方向に沿って下方あるいは壁面
1側に向けて開放する凹溝3aを凹設し、凹溝3aの長
手方向に沿って断面略コ字状の溝型補強材20を収納配
置し、溝型補強材20内に照明装置5に接続される給電
線19を収納配置し、下方あるいは壁面1側に向けて開
口するように手摺り棒3内に収納配置された断面略コ字
状の溝型補強材20の内面とブラケット2を連結する連
結金具11にて手摺り棒3を支持したことを特徴とする
ものである。
【0005】請求項2の発明では、請求項1においてブ
ラケット2より上方に突設された連結金具11の連結片
18を溝型補強材20内に連結固定し、溝型補強材20
開口に位置決め用切り欠き40を設け、この位置決め
用切り欠き40内に連結片18を配置したことを特徴と
するものである。
【0006】請求項の発明では、請求項1において両
端部を残して手摺り棒3に設けられた凹溝3aの長手方
向に沿って溝型補強材20を収納配置したことを特徴と
するものである。請求項の発明では、請求項3または
請求項4において溝型補強材20の開口の長手方向に沿
ってキャップ体21を配設し、キャップ体21より突設
された連結爪1aを溝型補強材20の開口に設けられた
係止爪20aに引っ掛け係止したことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項の発明では、請求項4において凹
溝3aを閉じるように手摺り棒3の長手方向に沿ってキ
ャップ体21を取着し、手摺り棒3の端部にエンドキャ
ップ33を被着し、エンドキャップ33に設けられたレ
ールキャップ部37にキャップ体21の端縁を係合した
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、手摺り棒3の内部に
給電線19を配線することができ、壁面1より1つのブ
ラケット2に給電線19を供給するのみの施工とするこ
とができて省施工とすることができる。また、溝型補強
材20で手摺り棒3を補強することができ、手摺り棒3
の小形化(小径)を図ることができる。また手摺り棒3
は溝型補強材20の部位で連結金具11にて支持される
ために取付強度を向上させることができる。また、手摺
り棒3を固定するための取付具としてのビス等は溝型補
強材20の内部に収まるので、外観が向上すると共に手
摺りの引っ掛かりを無くすことができる。
【0009】請求項2の発明によれば、各ブラケット2
の取り付け位置の位置決めが確実に行われることとな
り、各ブラケット2間に設けられる給電線19の長さが
長くなりすぎて弛んだり、短すぎて足りなかったりする
ようなことを防止でき、組み立て時における精度及び組
み立て性を向上させることができる。
【0010】請求項の発明によれば、施工現場で手摺
り棒3の端部を切断して手摺り棒3の長さを任意の長さ
に自在に調整することができる。請求項の発明によれ
ば、手摺り棒3の凹溝3aをキャップ体21によって覆
うことで凹溝3aが露出することがなく、外観を向上さ
せることができる。また、係止爪20aと連結爪21a
とを相互に係止させることによって手間取ることなくワ
ンタッチで簡易にキャップ体21の取り付けを行うこと
ができる。
【0011】請求項の発明によれば、エンドキャップ
33によって手摺り棒3の端部をカバーすることができ
ると共にキャップ体21の支持を同時に行うことがで
き、端部の仕舞いを確実に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。階段4に面する壁面1の上階部と下階部には
ブラケット2が取り付けられており、隣合うブラケット
2間には手摺り棒3が架設されている。ブラケット2は
階段4を照明するための照明装置5を備えており、前面
には照明装置5を操作するための操作スイッチ6が設け
られている。このブラケット2は図4乃至図6に示され
るように基体8の外面を覆うようにケース9を取着して
主体が構成されており、照明装置5を覆うように基体8
の前面下部に設けられたカバー7は着脱自在とされてい
る。透光性を有するカバー7は基体8の前面下部に設置
された照明装置5としてのランプ5aの前面側を覆うよ
うに配置されており、背面側は開放された状態となって
いる。ここで、カバー7のみを着脱自在としてあること
でカバー7を取り外すことでランプ5aを露出させるこ
とができ、ランプ5aの交換を容易に行うことができる
と共にランプ5aと近接して配置されている配線のメン
テナンスを容易に行うことができるようになっている。
ブラケット2に設けられる操作スイッチ6はブラケット
2の前面に配置されており、このようにブラケット2の
前面に配置することで手摺り棒3を手で持った場合には
図2に示されるように手摺り棒3を手で持った状態のま
まで操作スイッチ6を指で操作することができるように
なっている。また、操作スイッチ6は階段4に沿うよう
に壁面1の複数箇所に設置された各ブラケット2にそれ
ぞれ設けるようにしてあってもよいが、階段4の上部と
下部に配置されたブラケット2のみに設けるようにして
あってもよい。
【0013】基体8の背面部には取り付け部10が設け
られており、この取り付け部10を固着具にて壁面1に
固着することでブラケット2は壁面1に取り付けられる
ようになっている。基体8の上部には連結金具11が取
り付けられており、この連結金具11に手摺り棒3が連
結されるようになっている。連結金具11は図4乃至図
6に示されるように基体8の上面に固着具12にて連結
固定される連結片13より横片14を突設し、横片14
の先端より上方に向けて縦片15を突設し、縦片15の
先部に連結縦片16と連結横片17からなる断面L字状
の連結片18を設けて主体が構成されている。上記連結
縦片16と連結横片17からなる連結片18は図7
(a)(c)に示されるように縦片15よりも巾寸法が
大きいものとなっていてもよいものである。図示された
実施例にあっては、連結片13に設けられた連結孔13
aは2つの場合を示しているが、2つ以上であってもよ
いものである。また、連結片18を構成する連結横片1
7に設けられた連結孔17aは2つまたは3つの場合を
示しているが、3つ以上であってもよいものである。
【0014】連結片13を基体8に連結した状態では上
部の連結片18が上方に突出した状態となっており、こ
の連結片18を手摺り棒3の下部開口内に挿入した状態
で連結横片16が手摺り棒3に連結固定されるようにな
っている。手摺り棒3は図1、図3に示されるように丸
棒状となっており、下部には長手方向に沿って下方に開
放する凹溝3aが凹設されている。凹溝3aの内部には
断面略コ字状の金属製の溝型補強材20が収納配置され
ており、溝型補強材20の下部開口は着脱自在なキャッ
プ体21にて閉塞することができるようになっている。
このように溝型補強材20を内蔵することによって手摺
り棒3はその長手方向に沿って補強された状態となって
おり、細径の木質棒材によって手摺り棒3を形成するよ
うにしても十分な強度を得ることができるようになって
いる。この手摺り棒3は溝型補強材20の内部にブラケ
ット2の上部より突設された連結片18を挿入配置し、
連結片18を構成する連結横片16を固着具22によっ
て溝型補強材20及び手摺り棒3に連結することによっ
てブラケット2と相互に連結固定されている。隣合うブ
ラケット2間に位置する溝型補強材20内の空間内には
照明装置5に接続される給電線19が収納配置されるよ
うになっており、各ブラケット2に設けられた照明装置
5への給電線19の配線を外観上見えないように納まり
良く配線することができるようになっている。つまり、
壁面1より引き出された給電線19を1つのブラケット
2内に配線し、他のブラケット2に対しては手摺り棒3
の内部を通すようにして給電線19が配線されるように
なっている。溝型補強材20の下部にはキャップ体21
が取り付けられるものであり、このキャップ体21によ
って溝型補強材20内に収納配置された給電線19が外
観上見えないようにすると共に下方に脱落しないように
なっている。
【0015】しかして、図2に示されるように手摺り棒
3を握ったまま操作スイッチ6を操作することができる
ものであり、手摺り棒3を持つと同時に操作スイッチ6
を操作して照明装置5を操作して階段4を昇降すること
ができ、ワンアクションで手摺り棒3を持ちながら階段
4の昇降を行うことができるものである。そして、ブラ
ケット2に操作スイッチ6を配置するようにしてあるこ
とで壁面1に操作スイッチ6が露出しない為に室内の意
匠を阻害することがないものであり、また、操作スイッ
チ6を手摺り装置を構成するブラケット2の取り付けと
同時に施工できるので施工性も良いものである。また、
手摺り棒3の端面に操作スイッチ6を設けないので、例
えば、端面同士を相互に当接させるようにして廊下の手
摺り棒等を階段4の手摺り棒3と連続して設置するよう
なこともできる。
【0016】図示された実施例にあっては、手摺り棒3
の下部に設けられる凹溝3aは下方に向けて開口してい
るものを示しているが、斜め下方あるいは壁面1と対向
するように壁面1に向けて開口させてあってもよいもの
である。図8乃至図15は他の実施例を示しており、こ
のものにあっては、溝型補強材20の下部の所定位置に
位置決め用切り欠き40が部分的に設けられており、位
置決め用切り欠き40内に各ブラケット2の上部より突
設された連結金具11の連結片18が配置されるように
なっている。
【0017】また、ブラケット2に設けられるタンブラ
ースイッチからなる操作スイッチ6は反転操作方向が手
摺り棒3の長手方向と平行となるように設置されてお
り、手摺り棒3を握って手摺り棒3に沿って手を移動さ
せながら操作スイッチ6の操作を行うことができるよう
になっている。つまり、手摺り棒3を握って階段4の昇
降動作を行いながらの操作スイッチ6の操作を確実且つ
容易に行うことができ、上記した実施例における操作ス
イッチ6よりも操作が行いやすいようになっている。
【0018】溝型補強材20は図14、図15に示され
るように基板50の両端より基板50と直交するように
突片51を突設し、各突片51の端部より相対向する方
向に向けて支持片52を突設することによって断面略コ
字状に形成されている。上記支持片52を部分的に切り
欠いて位置決め用切り欠き40が形成されており、この
位置決め用切り欠き40は手摺り棒3を支持することと
なる各ブラケット2の取り付け位置に対応するように所
定間隔毎に設けられている。41は溝型補強材20を手
摺り棒3の凹溝3a内に取り付ける場合に固着具22が
挿入される通孔である。
【0019】ブラケット2は基体8の外面を覆うように
ケース9を取着して主体が構成されており、照明装置5
を覆うように基体8の前面下部に設けられたカバー7は
着脱自在とされている。透光性を有するカバー7は基体
8の前面下部に設置された照明装置5としてのランプ5
aの前面側を覆うように配置されており、背面側は開放
された状態となっている。ここで、カバー7のみを着脱
自在としてあることでカバー7を取り外すことでランプ
5aを露出させることができ、ランプ5aの交換を容易
に行うことができると共にランプ5aと近接して配置さ
れている配線のメンテナンスを容易に行うことができる
ようになっている。このブラケット2は連結金具11の
連結片18を溝型補強材20に設けられた位置決め用切
り欠き40内に配置すると共に溝型補強材20の内部に
挿入配置し、連結片18を構成する連結横片16を固着
具22によって溝型補強材20及び手摺り棒3に連結す
ることによって手摺り棒3に対して連結固定されるよう
になっている。ここで、位置決め用切り欠き40内に連
結片18を配置することで溝型補強材20に対する連結
金具11の取り付け位置が位置決めされることとなり、
ブラケット2の取り付け位置を容易に位置決めすること
ができるものである。また、各ブラケット2に設けられ
た照明装置5への給電線19は溝型補強材20内に収納
配置されるものであるが、各ブラケット2の取り付け位
置が正確に限定されるために溝型補強材20内に収納配
置される各ブラケット2間の給電線19の長さ寸法を正
確な長さ寸法にすることができ、各ブラケット2の取り
付けと同時に給電線19の設置を行うにあたり、給電線
19の長さが長すぎて弛んだり、短すぎて足りなかった
りするようなことを防止でき、組み立て時における精度
及び組み立て性を向上させることができるようになって
いる。手摺り棒3の凹溝3aの下部には図16に示され
るようなキャップ体21が取付けられるものであるが、
このキャップ体21は図10(c)に示されるように上
方に突設された一対の連結爪21aを溝型補強材20の
下部に設けられた支持片52としての係止爪20aに引
っ掛け係止することによってワンタッチで取付けられる
ようになっている。
【0020】各ブラケット2からは照明装置5に接続さ
れた給電線19が導出されており、各給電線19は図1
3に示されるように相互に接続されるようになってい
る。手摺り棒3を支持するブラケット2としては上階部
に配される上側ブラケット2aと、下階部に配される下
側ブラケット2bと、中間部に配される中間ブラケット
2cがある。
【0021】上側ブラケット2a及び下側ブラケット2
cからは電源線に接続自在となった電源接続線部30が
それぞれ導出されており、上階部の壁面1内に電源線が
配置されている場合には上側ブラケット2aから導出さ
れた電源接続線部30を電源線に接続するようにし、下
側ブラケット2cから導出された電源接続線部30を相
互に接続処理するようにするようになっている。また、
下階部の壁面1内に電源線が配置されている場合には下
側ブラケット2cから導出された電源接続線部30を電
源線に接続するようにし、上側ブラケット2aから導出
された電源接続線部30を相互に接続処理するようにな
っている。つまり、手摺り棒3の両端のうち、どちら側
からでも電源線を接続することができ、上下を反転させ
て階段4の右側の壁面1あるいは左側の壁面1に取り付
け変更を行う場合にどちらの取り付け方であっても同一
部材構成で電源線への接続を行うことができるものであ
り、また、上階部あるいは下階部のいずれに電源線が配
置されている場合であっても延長線等を用いることなく
電源線への接続を行うことができるようになっている。
【0022】中間ブラケット2bと上側ブラケット2a
間や、中間ブラケット2bと下側ブラケット2c間には
必要に応じて補強用の補強ブラケット2dが取付けられ
る。そして、補強ブラケット2dを設けて手摺り棒3を
部分的に補強することによって老人等が手摺り棒3に体
重をかけたり、手摺り棒3を強く引っ張るようにして手
摺り棒3を利用して階段4の昇降を楽に行うことができ
るようになっている。この補強ブラケット2dは手摺り
棒3を部分的に補強することを目的としているために照
明装置5は設けられていない。
【0023】手摺り棒3に設けられた凹溝3a内には手
摺り棒3の長手方向に沿って溝型補強材20が設置され
るものであるが、端部においては溝型補強材20が配置
されないようになっている。つまり、溝型補強材20の
長さ寸法を手摺り棒3の長さ寸法よりも短くして手摺り
棒3の端部には溝型補強材20が配置されないようにす
ることで施工現場で寸法調整を行うために手摺り棒3の
端部の切断を行う場合、切断に手間がかかる金属製の溝
型補強材20を切断することなく手摺り棒3の端部のみ
を切断して手摺り棒3の長さ寸法を自在に調整すること
ができるようになっている。
【0024】手摺り棒3の端部には図17に示されるよ
うなエンドキャップ33が取付けられるようになってい
る。このエンドキャップ33は手摺り棒3の端部に被嵌
されるキャップ体34の内面より連結片35を突設して
構成されており、連結片35を凹溝3aの内面に当接し
て固着具32にて連結片35を凹溝3aに連結固定する
ことによって手摺り棒3の端縁に取付けられている。連
結片35の下側にはレールキャップ部37を構成する受
け片36が設けられており、この受け片36にキャップ
体21の端部が嵌着されるようになっている。
【0025】図18乃至図23はさらに他の実施例を示
しており、このものにあっては、上側ブラケット2aと
下側ブラケット2cと中間ブラケット2bと補強ブラケ
ット2dをそれぞれ1つづつ用いて手摺り棒3を支持す
るようにしている。手摺り棒3への各ブラケット2の取
り付けは上記した実施例と同様である。図24乃至図3
4はさらに他の実施例を示しており、このものにあって
は、踊り場53を介して連続する階段4の壁面1に沿っ
て連続するように手摺り棒3を配置するようになってお
り、図25に示される長尺な手摺り棒3と図30に示さ
れる短尺な手摺り棒3とを接続用手摺り棒3′を用いて
連続一体化するようにしている。この場合、操作スイッ
チ6は図25に示される長尺な手摺り棒3に設けられる
下側ブラケット2cと、図30に示される短尺な手摺り
棒3に設けられる上側ブラケット2aに設けられるよう
になっている。また、図示されたものでは各手摺り棒3
の端部にそれぞれエンドキャップ33が設けられている
が、連結時には接続端部側のエンドキャップ33は取り
外されるものである。接続用手摺り棒3′は図24に示
されるように補強用ブラケット2dにて支持されてお
り、接続用手摺り棒3′と各手摺り棒3との間には曲げ
加工された湾曲手摺り棒3″が介在されている。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、壁面より突設された
ブラケットに手摺り棒が支持され、階段を照明する照明
装置を備えた階段手摺り装置において、手摺り棒の下部
に手摺り棒の長手方向に沿って下方あるいは壁面側に向
けて開放する凹溝を凹設し、凹溝の長手方向に沿って断
面略コ字状の溝型補強材を収納配置し、溝型補強材内に
照明装置に接続される給電線を収納配置してあるので、
手摺り棒の内部に給電線を配線することができるもので
あり、従来のように給電線を全長にわたって壁内に配線
する必要がなく、壁面より1つのブラケットに給電線を
供給するのみの施工とすることができて省施工とするこ
とができるものである。また、補強材で手摺り棒を補強
することができ、手摺り棒の小形化(小径)を図ること
ができるものである。また下方あるいは壁面側に向けて
手摺り棒内に収納配置された断面略コ字状の溝型補強材
の内面とブラケットを連結する連結金具にて手摺り棒を
支持するようになっているので、手摺り棒は溝型補強材
の部位で連結金具にて支持されるために取付強度を向上
させることができるものである。また、手摺り棒を固定
するための取付具としてのビス等は溝型補強材の内部に
収まるので、外観が向上すると共に手摺りの引っ掛かり
を無くすことができるものである。
【0027】
【0028】請求項の発明は、請求項1においてブラ
ケットより上方に突設された連結金具の連結片を溝型補
強材内に連結固定し、溝型補強材の開口に位置決め用切
り欠きを設け、この位置決め用切り欠き内に連結片を配
置するようになっているので、請求項1の効果に加えて
各ブラケットの取り付け位置の位置決めが位置決め用切
り欠きによって確実に行われることとなり、各ブラケッ
ト間に設けられる給電線の長さが長くなりすぎて弛んだ
り、短すぎて足りながったりするようなことを防止する
ことができるものであり、組み立て時における精度及び
組み立て性を向上させることができるものである。
【0029】請求項の発明は、請求項1において両端
部を残して手摺り棒に設けられた凹溝の長手方向に沿っ
て溝型補強材を収納配置するようになっているので、請
求項1の効果に加えて施工現場で手摺り棒の端部を切断
して手摺り棒の長さを任意の長さに自在に調整すること
ができるものである。請求項の発明は、請求項また
は請求項において溝型補強材の開口の長手方向に沿っ
てキャップ体を配設し、キャップ体より突設された連結
爪を溝型補強材の開口に設けられた係止爪に引っ掛け係
止するようになっているので、請求項または請求項
の効果に加えて手摺り棒の凹溝をキャップ体によって覆
うことで凹溝が露出することがなく、外観を向上させる
ことができるものである。また、係止爪と連結爪とを相
互に係止させることによって手間取ることなくワンタッ
チで簡易にキャップ体の取り付けを行うことができるも
のである。
【0030】請求項の発明は、請求項において凹溝
を閉じるように手摺り棒の長手方向に沿ってキャップ体
を取着し、手摺り棒の端部にエンドキャップを被着し、
エンドキャップに設けられたレールキャップ部にキャッ
プ体の端縁を係合するようになっているので、請求項
の効果に加えてエンドキャップによって手摺り棒の端部
をカバーすることができると共にキャップ体の支持を同
時に行うことができるものであり、端部の仕舞いを確実
に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断した側面図で
ある。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】手摺り棒の断面図である。
【図4】ブラケットの正面図である。
【図5】ブラケットの側面図である。
【図6】ブラケットの平面図である。
【図7】連結金具の他の実施例を示すものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図であ
る。
【図8】他の実施例を示す概略側断面図である。
【図9】(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側
面図である。
【図10】(a)は図9(a)におけるA−A線断面
図、(b)は図9(a)におけるB−B線断面図、
(c)は図9(a)におけるC−C線断面図である。
【図11】図9(b)におけるD−D線断面図である。
【図12】(a)は図10(a)におけるa−a線断面
図、(b)は図10(b)におけるb−b線断面図、
(c)は図11におけるd−d線断面図である。
【図13】各ブラケット間の配線図である。
【図14】溝型補強材の一部省略した下面図である。
【図15】溝型補強材を示すものであり、(a)は部分
下面図、(b)は側面図である。
【図16】キャップ体を示すものであり、(a)は側面
図、(b)は下面図である。
【図17】エンドキャップを示すものであり、(a)は
正面図、(b)は背面図、(c)は(b)のE−E線断
面図、(d)は平面図である。
【図18】さらに他の実施例を示す概略側断面図であ
る。
【図19】(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は
側面図である。
【図20】(a)は図19(a)におけるF−F線断面
図、(b)は図19(a)におけるG−G線断面図、
(c)は図19(a)におけるH−H線断面図である。
【図21】図19(b)におけるI−I線断面図であ
る。
【図22】(a)は図20(a)におけるe−e線断面
図、(b)は図20(b)におけるf−f線断面図、
(c)は図21におけるg−g線断面図である。
【図23】各ブラケット間の配線図である。
【図24】さらに他の実施例を示す概略側断面図であ
る。
【図25】(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は
側面図である。
【図26】(a)は図25(a)におけるJ−J線断面
図、(b)は図25(a)におけるK−K線断面図であ
る。
【図27】図25(b)におけるL−L線断面図であ
る。
【図28】(a)は図26(a)におけるh−h線断面
図、(b)は図27におけるi−i線断面図である。
【図29】各ブラケット間の配線図である。
【図30】さらに他の実施例を示すものであり、(a)
は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図31】(a)は図30(a)におけるM−M線断面
図、(b)は図30(a)におけるN−N線断面図、
(c)は図30(a)におけるO−O線断面図である。
【図32】図30(b)におけるP−P線断面図であ
る。
【図33】(a)は図31(a)におけるj−j線断面
図、(b)は図31(b)におけるk−k線断面図、
(c)は図32におけるm−m線断面図である。
【図34】ブラケットの配線図である。
【図35】従来例を示すものであり、(a)は部分斜視
図、(b)は全体斜視図である。
【符号の説明】
1 壁面 2 ブラケット 3 手摺り棒 3a 凹溝 4 階段 5 照明装置 11 連結金具 18 連結片 19 給電線 20 溝型補強材 20a 係止爪 21 キャップ体 21a 連結爪 33 エンドキャップ 37 レールキャップ部 40 位置決め用切り欠き

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面より突設されたブラケットに手摺り
    棒が支持され、階段を照明する照明装置を備えた階段手
    摺り装置において、手摺り棒の下部に手摺り棒の長手方
    向に沿って下方あるいは壁面側に向けて開放する凹溝を
    凹設し、凹溝の長手方向に沿って断面略コ字状の溝型補
    強材を収納配置し、溝型補強材内に照明装置に接続され
    る給電線を収納配置し、下方あるいは壁面側に向けて開
    口するように手摺り棒内に収納配置された断面略コ字状
    の溝型補強材の内面とブラケットを連結する連結金具に
    て手摺り棒を支持して成ることを特徴とする階段手摺り
    装置。
  2. 【請求項2】 ブラケットより上方に突設された連結金
    具の連結片を溝型補強材内に連結固定し、溝型補強材の
    開口に位置決め用切り欠きを設け、この位置決め用切り
    欠き内に連結片を配置して成ることを特徴とする請求項
    1記載の階段手摺り装置。
  3. 【請求項3】 両端部を残して手摺り棒に設けられた凹
    溝の長手方向に沿って溝型補強材を収納配置して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の階段手摺り装置。
  4. 【請求項4】型補強材の開口の長手方向に沿ってキ
    ャップ体を配設し、キャップ体より突設された連結爪を
    溝型補強材の開口に設けられた係止爪に引っ掛け係止し
    て成ることを特徴とする請求項または請求項記載の
    階段手摺り装置。
  5. 【請求項5】 凹溝を閉じるように手摺り棒の長手方向
    に沿ってキャップ体を取着し、手摺り棒の端部にエンド
    キャップを被着し、エンドキャップに設けられたレール
    キャップ部にキャップ体の端縁を係合して成ることを特
    徴とする請求項記載の階段手摺り装置。
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