JP2688125B2 - 垣根仕立の果樹用作業車 - Google Patents

垣根仕立の果樹用作業車

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JP2688125B2
JP2688125B2 JP3138722A JP13872291A JP2688125B2 JP 2688125 B2 JP2688125 B2 JP 2688125B2 JP 3138722 A JP3138722 A JP 3138722A JP 13872291 A JP13872291 A JP 13872291A JP 2688125 B2 JP2688125 B2 JP 2688125B2
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JP
Japan
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distance
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traveling
fruit
fence
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上田  吉弘
正昭 西中
淳 増留
弘 鈴木
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行車体の横幅方向に
移動自在な作業部と、この作業部の果樹に対する距離を
検出する距離検出手段と、前記走行車体の走行を制御す
る制御手段とが設けられている垣根仕立の果樹用作業車
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような垣根仕立の果樹用作業車
は、省力化のために果樹園等において果樹の間を走行し
ながら果実収穫等の作業を行うものである。従来、作業
部の果樹に対する位置は人為的に設定する必要があっ
た。つまり、走行車体の移動や作業部の移動を人為的に
行わねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、走
行車体の移動や作業部の移動を人為的に行わねばならな
いため、作業効率が低下することになり、又、省力化の
効果を上げることができないものであった。本発明の目
的は、上記従来欠点を解消して、作業効率が高くしかも
省力化に寄与する垣根仕立の果樹用作業車を得る点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による垣根仕立の果樹用作業車の特徴構成
は、前記制御手段が、前記作業部を前記走行車体の横幅
方向における設定位置に移動させた基本姿勢を維持しな
がら、前記距離検出手段の検出情報に基づいて、前記作
業部の果樹に対する距離が所定値に維持されるようにス
テアリング制御して前記走行車体を走行させるように構
成されていることである。
【0005】
【作用】作業部を走行車体の横幅方向における設定位置
に移動させた基本姿勢が維持された状態で走行車体を走
行させるので、作業部と走行車体の横幅方向における距
離は常に一定に維持される。しかも、作業部の果樹に対
する距離が所定値に維持されるようにステアリング制御
して走行車体を走行させるのである。従って、走行車体
と果樹との距離が設定値に維持された状態で走行するこ
とになる。ここで、走行車体と果樹との距離は、垣根仕
立の果樹においては、走行車体と垣根との距離であるか
ら、走行車体と垣根との距離を設定値に維持しながら走
行させることになる。ところで、このような設定値は作
業に近過ぎたり、遠過ぎることのない作業に適正な距離
に設定される。
【0006】
【発明の効果】走行車体と垣根との距離を作業に適正な
距離に維持した状態で走行車体を走行させながら作業を
行えるので、走行車体の移動や作業部の移動を人為的に
行う必要がない。その結果、作業効率が高くしかも省力
化に寄与する垣根仕立の果樹用作業車を得ることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を果実収穫機に適用した場合に
おける実施例を図面に基づいて説明する。図5に示すよ
うに、左右一対の走行車輪1を前後に備えた走行車体V
に、ブーム2が昇降駆動並びに旋回駆動自在に取り付け
られ、そのブーム2の先端部に、補助ブーム3が水平方
向に揺動駆動自在に取り付けられ、そして、果実収穫用
のハンドHを備えた作業部としての作業用マニプレータ
4が、補助ブーム3の先端部に取り付けられている。
尚、図中、5はブーム昇降用油圧シリンダ、6はブーム
旋回用油圧シリンダ、7は補助ブーム揺動用油圧シリン
ダである。
【0008】作業用マニプレータ4は、多関節型の伸縮
アーム8と、その伸縮アーム8の先端部に取り付けられ
たハンドHとからなる。そして、伸縮アーム8は、電動
モータ9aにて縦軸芯周りで旋回操作され、且つ、電動
モータ9bにて横軸芯周りで揺動操作され、さらに電動
モータ9cにて伸縮操作されるように構成されている。
【0009】ハンドHについて説明すれば、図4に示す
ように、その先端部に、収穫対象としての果実Fを吸着
するためのバキュームパッド10と、そのバキュームパ
ッド10の吸引口10aに吸着された果実Fを覆うため
の捕捉部ケース12と、その捕捉部ケース12内に取り
込んだ果実Fの柄部分を上下方向に挾み込んだ状態で切
断する柄切断装置13とが設けられている。そして、作
業用マニプレータ4の果樹に対する距離Rを検出する距
離検出手段としての一対の近接スイッチS1が備えられ
ている。一方の近接スイッチS1aの検出距離は他方の
近接スイッチS1bの検出距離より短くなっており、両
近接スイッチS1a,S1bの検出距離の中間の距離が
前記距離Rに対応する。又、図中S2はイメージセンサ
である。
【0010】次に、垣根仕立の果樹に対する果実収穫を
行うための制御構成について説明する。図1に示すよう
に、マイクロコンピュータ利用の制御装置16が設けら
れ、その制御装置16に、走行距離を検出する距離セン
サS3、前記近接スイッチS1、前記イメージセンサS
2、車体前後方向に対する伸縮アーム8の旋回角度を検
出する角度センサS4の夫々が接続されている。そし
て、それら各センサの入力情報等に基づいて、走行車体
Vの走行や作業用マニプレータ4の作動を制御するよう
になっている。図中、18は走行用変速装置、19は走
行車体Vの操向装置である。尚、昇降用油圧シリンダ5
に対する制御弁、旋回用油圧シリンダ6に対する制御弁
や揺動用油圧シリンダ7に対する制御弁等が適宜設けら
れることになる。
【0011】ところで、作業用マニプレータ4の車体横
幅方向への移動量Dは、後述の基本姿勢において角度セ
ンサS4の情報に基づいて検出する。つまり、下記の数
1に基づいて決定される(図3及び図5参照)。
【0012】
【数1】D=L×SINθ
【0013】尚、LはハンドHを引退させた状態での伸
縮アーム8の水平長さ、θは基本姿勢における伸縮アー
ム8の車体前後方向に対する設定旋回角度である。
【0014】つまり、制御装置16を利用して制御手段
100が構成されている。
【0015】次に、図2に示すフローチャートに基づい
て制御装置16の動作を説明する。尚、ここでは、進行
方向右側の果樹を収穫する場合について述べる。制御が
起動するに伴って、先ず、各部の姿勢を基本姿勢とす
る。ここで、基本姿勢とは、ブーム2を下限位置にし
て、ブーム2と補助ブーム3を車体進行方向に向け、伸
縮アーム8を右に設定旋回角度θ旋回する姿勢をいう。
このような基本姿勢では、上記〔数1〕により、作業用
マニプレータ4の車体横幅方向への移動量Dは所定の値
に維持されることになる。そして、電動モータ9aにて
縦軸芯周りで所定角度づつスキャンさせながら作業用マ
ニプレータ4の作動による果実の収穫作業を行う。この
作業を縦軸芯周りのスキャンが終了するまで繰り返す。
以上の動作をブーム2を設定量づつ上昇させて上限位置
に達するまで繰り返し行う。次に、各部の姿勢を基本姿
勢としてから設定距離走行する。このとき、近接スイッ
チS1の一方S1aがONで他方S1bがOFFとなる
状態を維持するように操向する。即ち、前記基本姿勢を
維持しながら、且つ、作業用マニプレータ4の果樹に対
する距離Rが所定値に維持されるようにステアリング制
御しながら、走行車体Vを走行させるようになっている
(図3及び図5参照)。上述の動作を作業終了まで繰り
返すことになる。
【0016】〔別実施例〕上記実施例では、一対の近接
スイッチS1によって距離検出手段を構成していたが、
1個の距離センサによって構成してもよく、距離検出手
段の具体構成は各種変更できる。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】収穫機の概略正面図
【図4】ハンドの概略側面図
【図5】収穫機の概略側面図
【符号の説明】
4 作業部 100 制御手段 R 距離 S1 距離検出手段 V 走行車体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 9/06 B66F 9/06 W 9/24 9/24 H 11/04 11/04 G05D 1/02 G05D 1/02 J N // B66C 1/68 B66C 1/68 Z (72)発明者 鈴木 弘 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭64−20996(JP,A) 特開 平1−282614(JP,A) 特開 平2−220109(JP,A) 特開 平2−234608(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体(V)の横幅方向に移動自在な
    作業部(4)と、この作業部(4)の果樹に対する距離
    (R)を検出する距離検出手段(S1)と、前記走行車
    体(V)の走行を制御する制御手段(100)とが設け
    られている垣根仕立の果樹用作業車であって、 前記制御手段(100)が、前記作業部(4)を前記走行車体(V)の横幅方向にお
    ける設定位置に移動させた基本姿勢を維持しながら、前
    記距離検出手段(S1)の検出情報に基づいて、前記作
    業部(4)の果樹に対する距離(R)が所定値に維持さ
    れるようにステアリング制御して 前記走行車体(V)を
    走行させるように構成されている垣根仕立の果樹用作業
    車。
JP3138722A 1991-06-11 1991-06-11 垣根仕立の果樹用作業車 Expired - Lifetime JP2688125B2 (ja)

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