JP2687978B2 - 塩素漂白剤安定表面活性剤としての立体障害ポリエーテルポリオール - Google Patents

塩素漂白剤安定表面活性剤としての立体障害ポリエーテルポリオール

Info

Publication number
JP2687978B2
JP2687978B2 JP1145518A JP14551889A JP2687978B2 JP 2687978 B2 JP2687978 B2 JP 2687978B2 JP 1145518 A JP1145518 A JP 1145518A JP 14551889 A JP14551889 A JP 14551889A JP 2687978 B2 JP2687978 B2 JP 2687978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide
group
detergent
sodium
mixtures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1145518A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0238499A (ja
Inventor
ジェイ、ジー、オッテン
マイケル、ジー、キナイアード
ドナルド、イー、グリーノー
エドワード、ジェイ、パーカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF Corp
Original Assignee
BASF Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF Corp filed Critical BASF Corp
Publication of JPH0238499A publication Critical patent/JPH0238499A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2687978B2 publication Critical patent/JP2687978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/395Bleaching agents
    • C11D3/3956Liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/722Ethers of polyoxyalkylene glycols having mixed oxyalkylene groups; Polyalkoxylated fatty alcohols or polyalkoxylated alkylaryl alcohols with mixed oxyalkylele groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は食物で汚れた食器類、台所用品のような硬質
表面を自動皿洗機で洗浄するために使用される洗浄剤乃
至清浄剤組成物に関するものである。
(発明の背景乃至従来技術) 硬質表面を清浄化するため、ことに食物で汚れた食器
類、台所用品を自動皿洗機で洗浄するための洗浄剤乃至
清浄剤組成物においては、機械洗浄のスポッティング、
フィルミング、ディフォーミングの問題が存在する。す
でに液体洗浄剤組成物が市場に導入されて洗浄処理を容
易にしている。導入以来、このような洗浄剤組成物は、
すでに家庭用マーケットの30%以上を占めるに至ってい
る。しかしながら、このような液体洗浄剤組成物は皿洗
機用粉末洗浄剤に比し若干の欠点を有する。ことにこの
液体洗浄剤は製造及び取扱いが容易であるが、粉末組成
物に比しスポッティング、フィルミング及びディフォー
ミングの諸特性において劣っている。
これらの欠点は大部分の洗浄剤組成物が過塩素酸塩漂
白剤のような塩素系漂白剤を含有し、これら塩素化剤組
成分が、従来のディフォーミング、即ち消泡性非イオン
表面活性剤、例えばエチレンオキシド/プロピレンオキ
シドブロック共重合体ならびに脂肪アルコール、脂肪
酸、脂肪酸アミド及びアルキルフェノールオキシアルキ
ラートを劣化させるためと考えられる。塩素化剤が非イ
オン表面活性剤を劣化させるため、漂白剤が不活性化さ
れ表面活性剤は無効力化される。そこでスポッティン
グ、フィルミング及びディフォーミング特性が塩素化剤
の特性と共に失われる。
従来の自動皿洗機用液状洗浄剤組成物は、アルキルジ
フェニルオキシドジスルホナートのような陰イオン表面
活性剤を組成分に加え、或は全く表面活性剤を加えない
ものであった。陰イオン表面活性剤を使用し或は表面活
性剤を全く使用しない自動皿洗機用液状洗浄組成物は、
このような液状組成物と関連するスポッティング、フィ
ルミング及びディフォーミング問題に著しく関係してい
る。そこで非イオン表面活性剤を含有し、しかも組成物
中に含有されるべき漂白剤により劣化されない自動皿洗
機用の液体洗浄剤組成物を開発提供する必要性がある。
本発明はアルカリ性亜塩素酸塩漂白剤を含有する洗浄
剤組成物に、非イオン表面活性剤として立体障害エポキ
シドで保護されたポリエーテルポリオールを使用しよう
とするものである。このようなポリオールの使用は、従
来慣用の非イオンポリエーテル表面活性剤を含有する組
成物に比し、長期間にわたりその洗浄及び消泡特性を保
持する処法を可能ならしめる。
米国特許4,703,114号(Moriら)には、3級アルコー
ル末端基を有する、以下の式で表されるポリエーテルが
開示されている。
式中、Rは活性水素原子を除いた出発活性水素化合物
の残基、R1はC1−C10アルキル或はアリール、R2はC1−C
10アルキル、R3はH、CH3、C2H5或はフェニル、xは5
乃至100、yは1乃至5、zは1乃至8を意味する。
これらのポリエーテルは、末端に1級或は2級のアル
コール官能基を有するものより活性が弱い。このような
ヒドロキシル末端ポリエーテルはポリウレタン或はポリ
エステル樹脂製造のための原材料に使用され、化粧品、
可塑剤、表面活性剤及びこれらの原材料としての用途が
示唆されている。
このポリエーテル製造において、出発活性水素化合物
としてはモノヒドロキシ化合物或はポリヒドロキシ化合
物、例えばプロピレングリコールが挙げられる。アルキ
レンオキシド及び/或はスチレンオキシドの活性水素原
子当たり約5乃至100モルが、出発活性水素化合物と反
応せしめられてポリエーテルをもたらす。これらのポリ
エーテルが異なる反覆単位を有する場合、これらの単位
はランダム乃至ブロック共重合体を形成し得る。このポ
リエーテルは、ヒドロキシル基当たり1乃至5モルのエ
ポキシドと反応せしめられる。エポキシドとしてイソブ
チレンオキシドが好ましい。
上記米国特許明細書には、これらが粉末状洗浄剤組成
物と対比し得るスポッティング、ディフォーミング及び
フィルミング特性を維持しつつ、塩素漂白剤の存在下に
液状洗浄剤の予期し得ぬ安定性をもたらすことについて
全く示唆されていない。
また米国特許2,886,600号(Horsleyら)は、ヒドロキ
シ化合物のイソブチルエーテルの製造、ことにグリコー
ルのイソブチルエーテル及びポリグリコールモノエーテ
ルの製造に関するものである。
この明細書にも、これら化合物が、塩素漂白剤を含有
する液状洗浄剤組成物に驚くべき安定性をもたらす秀れ
た非イオン表面活性剤を構成することは全く示唆されて
いない。
知る限りの何れの公知文献も、立体障害エポキシドで
キャップされた非イオンポリエーテルポリオールを塩素
漂白剤含有液状洗浄組成物に使用することを記載してい
ない。すなわち、塩素漂白剤を含有する液状洗浄剤組成
物に非イオン表面活性剤を含有させ、適当な貯蔵安定性
を維持することは、従来技術において新規であり予期さ
れていなかったことである。
(発明の要約) しかるに本発明者らは、エチレンオキシドとプロピレ
ンオキシドとの非イオン共重合体を立体障害エポキシド
でキャップすることにより、アルカリ亜塩素酸塩漂白剤
を含有する洗浄剤中においてポリエーテルポリオールの
安定性を増大させ、これにより従来の非イオンポリエー
テルポリオール表面活性剤を含有する組成物よりも長期
間洗浄及び消泡特性を維持する組成物がもたらされ得る
ことを見出した。
(発明の構成) 立体障害エポキシドでキャップされている非イオン表
面活性剤そのものは公知である。好ましい表面活性剤
は、キャップされる以前には約500乃至25,000の平均分
子量を有し、比較的低い親水性成分を有する。親水性成
分(即ち、オキシエチレン、以下同じ)は表面活性剤中
約5乃至40重量%を占める。このポリエーテル表面活性
剤は、アルキレンオキシドのブロック共重合体或はヘテ
ロ共重合体であることができ、或はまたアルキレンオキ
シドヘテロ共重合体のブロックを含有することができ
る。適当なポリエーテルは単官能性から8官能性であっ
て、立体障害エポキシド基でキャップされ、塩素漂白剤
の著しい安定性をもたらす非イオンポリエーテル表面活
性剤をもたらす。
このようなポリエーテル表面活性剤は、公知慣用の方
法でポリエーテルポリオールを製造し、次いで高温で長
時間立体障害エポキシドでキャップ処理することにより
製造され得る。このポリエーテルを酸で中性化してキャ
ップされた表面活性剤を得る。イオン交換或は吸着剤処
理のような他の触媒除去法も考えられる。
本発明によりもたらされる生成物は、各活性水素にお
いて立体障害エポキシドによりキャップされ、以下の式
の化合物の混合体と考えられる構造を有するポリオキシ
アルキレンポリエーテルである。
Y〔(A1O)(A2O)n′(A3O)n″H〕 式中、A1及びA2はエチレンオキシド、プロピレンオキ
シドもしくはブチレンオキシドから誘導されるC2〜C4
ルキレン基、テトラメチレン基及びその混合体、A3は少
なくとも4個の炭素原子を有する立体障害アルキレン
基、C4−C30立体障害アリールアルキレン基及びその混
合体、n+n′は分子の非キャップ部分の全分子量を約
500乃至25,000とする数値、n″は1乃至8の数値、m
は1乃至8の数値、Yは活性水素原子化合物の残基を意
味する。当業者に周知の通り、活性水素はツェレビチノ
フ法により測定される。
新規の非イオンポリエーテル表面活性剤は、ポリエー
テル表面活性剤を立体障害エポキシドでキャップするこ
とにより塩素漂白剤存在下におどろくべき安定性を示す
ことが見出された。これは塩素漂白剤安定性を増大させ
るだけでなく、低発泡性であり、このキャップされた表
面活性剤はスポッティング及びフィルミング特性を粉末
洗浄剤組成物に対比し得るように改善した。
この表面活性剤はオキシエチレン末端基を有するポリ
アルキレンポリエーテルであるのが好ましい。この末端
基は、さらに立体障害エポキシドでキャップされて、塩
素漂白剤を含有する洗浄剤に望ましい安定性その他の諸
特性をもたらす。一般的にこのような化合物鎖の末端原
子は、ポリオキシエチレン基で先導される水素原子であ
る。しかしながら、簡単化のため、また現に当業者によ
り一般に使用されているように、本明細書及び特許請求
の範囲において使用される「オキシエチレン基を末端に
有する」なる語は末端水素原子を有する化合物をも含め
て指称する。
オキシエチレン末端基を有するポリオキシエチレンポ
リエーテルの好ましいタイプは、その構造中にオキシエ
チレン基、オキシプロピレン基及び活性水素含有化合物
残基を有する共役ポリオキシアルキレン化合物の共通包
括的混合体である。ここで「共通包括的混合体」なる語
は、種々のアルキレンオキシド単位を活性水素化合物と
縮合させて得られる一連の密接に関連する同族体を示す
ための造語である。この語は例えば米国特許2,677,700
号、2,674,619号及び2,979,528号明細書に示されるよう
に当業者には周知のものである。
開始剤としての活性水素含有化合物は、約1乃至30
個、ことに1乃至14個の炭素原子を有し、少なくとも1
個、ことに1乃至8個の活性水素原子を有する。本発明
において有用で典型的な開始剤は、単官能性或は多官能
性アルコール、例えばメタノール、エタノール或は高級
分枝乃至非分枝単官能性アルコール、例えばヘキシルア
ルコール、オクチルアルコール、デシルアルコール、ス
テアリルアルコール及びこれらの混合物、フェノール、
アルキルフェノール及びジアルキルフェノール、2官能
性アルコール、例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ブチレングリコール、エチレンジアミン、
トリエチレンジアミン、ヘキシルメチレンジアミン、ト
リメチロール、プロパン、ペンタエリトリトール、シュ
クロース及びエリトリトール、C1−C30モノ或はポリア
ルキルフェノール、ポリヒドロキシアルキル化フェノー
ル、水素化(ポリフェノール)アルカン、芳香族環がア
ルキル基により縮合或は架橋され、或は直接結合される
が縮合されていないポリフェノール、例えばジフェノー
ル、オキシアルキル化アルキルアミン、アニリン或はそ
の他の芳香族アミン或はポリアミン、脂肪酸、脂肪酸ア
ミド、オキシアルキル化脂肪酸、オキシアルキル化脂肪
酸アミド及びこれらの混合物である。
この開始剤は一般的に1,2−或は1,X−ジ官能性アルコ
ール(Xはアルコール中の炭素原子数を超えない整
数)、上記グリコールのモノアルキルエーテル或はその
他の高官能性アルコールである。
他の典型的開始剤としてアミン、アミド、メルカプタ
ン及びカルボン酸がある。その他の表面活性剤も本発明
のための出発材料として有用である。例えばオキシアル
キル化アミン、オキシアルキル化脂肪酸及びオキシアル
キル化脂肪酸アミドである。
これら開始剤化合物は、オキシエチレン末端基を有
し、オキシアルキレン基が開始剤化合物の活性水素原子
位置に結合されている特徴を有する限り、ヘテロでもブ
ロックでもよい。
本発明の好ましい実施態様において、オキシレン化合
物は、米国特許2,674,619号明細書に開示されている化
合物であって、これは開始剤をまずオキシプロピル化
し、次いで上記明細書に詳述されているようにオキシエ
チル化して製造される。この化合物では、ポリオキシプ
ロピレン基は、開始剤核における反応性水素原子に結合
され、これによりポリオキシプロピレンポリマーを形成
する。オキシエチレン鎖はこのポリオキシプロピレンポ
リマーに結合される。オキシプロピレン鎖は必須的では
ないが少量のエチレンオキシドを含有するのが好まし
く、またオキシエチレン鎖は必須的でないが、少量の他
のアルキレンオキシド、例えばプロピレンオキシド及び
/或はブチレンオキシドを含有するのが好ましい。この
ような化合物は以下の式に該当するべきものである。
Y〔(C3H6O)(C2H4O)mH〕 (I) 上記式(I)中、Yは約1乃至30個、ことに約1乃至
14個の炭素原子を有する有機化合物の残基、xは少なく
とも1、ことに約1乃至8の数値、nはポリオキシプロ
ピレン疏水性基分子量を300乃至23,750とする数値、m
は分子のオキシエチレン分を分子に対し5乃至40、こと
に10乃至30重量%とする数値を意味する。
なお本明細書及び特許請求の範囲において指称される
分子量は、特に言及しない限り、活性水素化合物1モル
当たりの使用されるアルキレンオキシド合計グラム量に
等しい平均理論分子量を意味する。アルキレンオキシド
化学分野においてよく認識されているように、アルキレ
ンオキシドを活性水素化合物と縮合させて得られるポリ
オキシアルキレン組成分は、単一分子化合物ではなく、
複数化合物のポリマー混合物である、この混合物は、オ
キシアルキレン基の統計平均数が使用されるアルキレン
オキシドのモル数に等しく、混合物中の各組成分が互い
に異なる個数のオキシアルキレン基を有する、密接に関
連する同族体を含有する。従って、前述したように、オ
キシプロピレン鎖は、必須的ではないが少量のエチレン
オキシドを含有するのが好ましく、オキシエチレン鎖は
必須的ではないがプロピレンオキシド及びブチレンオキ
シドのようなアルキレンオキシドを少量含有するのが好
ましい。従って本発明組成物は、ポリオキシプロピレン
鎖の分子量及びオキシエチレン基の重量%により規制さ
れる化合物の混合物である。
式(I)の化合物で好ましいのは、式中のYがプロピ
レングリコール或はプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルの残基を意味する場合の化合物であって、以下の
式で表される。
CH3−O(C3H6O)−(C2H4O)mH (II) HO(C2H4O)(C3H6O)(C2H4O) (II a) 両式中、nはポリオキシプロピレン疏水性基の分子量
が約300乃至23,750ことに450乃至17,500となる数値、m
は分子のオキシエチレン分が分子の約5乃至40、ことに
10乃至30重量%となる数値を意味する。
窒素含有ポリオキシアルキレン組成物も本発明の対象
に含有されるが、これは米国特許2,979,528号明細書に
開示されているものに類似する。この化合物は米国特許
2,679,619号明細書に開示されている方法とほぼ同様に
して製造される。ただし、開始剤としてプロピレングリ
コール或はプロピレングリコールモノメチルエーテルの
代りに、窒素原子を有する活性水素化合物が使用され
る。これら化合物の開始剤はアンモニア、1級アミン、
アルキレンポリアミン、アルカノールアミン及びヘテロ
環式窒素化合物を包含する。炭素原子8個を超えない脂
肪族1級ジアミンは好ましい窒素含有活性水素化合物で
あって、これにはエチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンペン
タアミン、ヘキサメチレンジアミン、フェニレンジアミ
ンなどが包含される。
有用な窒素含有非イオン表面活性剤は、一定の分子量
のオキシプロピレン基鎖が活性水素化合物核の水素原子
位置に結合されており、オキシエチレン基鎖がオキシプ
ロピレン鎖の反対端部に結合されている窒素含有活性水
素化合物をベースとする共通包括的ポリオキシプロピレ
ンポリオキシエチレンの混合物である。この化合物はプ
ロピレンオキシドを窒素含有活性水素化合物、好ましく
はエチレンジアミンと縮合させ、次いでエチレンオキシ
ドをプロピレンオキシド活性水素化合物と縮合させる。
窒素含有活性水素化合物に結合されるオキシプロピレン
鎖の合計分子量は、少なくとも約300でなければならな
いが、約23,750或はそれ以上の範囲内に在ることができ
る。エチレンジアミンが活性水素化合物である場合、こ
れは以下の如き式を有するべきものである。
上記式(III)中、nはポリオキシプロピレン疏水性
基の合計分子量を300乃至23,750、ことに450乃至17,500
とする数値、mはポリオキシエチレン親水基を分子に対
して5乃至40、ことに10乃至30重量%とする数値を意味
する。式(III)の構造のアミンオキシドも有用である
と考えられる。
他の好ましいポリエーテル表面活性剤は前記式(I)
中のYがメタノールを意味するものである。
本発明はまた従来慣用のオキシプロピレン末端基を有
するポリオキシアルキレンポリオールにも適用可能であ
る。さらに好ましいのは、オキシエチレン末端基を有す
るポリオールのすべてのヒドロキシル基をプロピレンオ
キシドと反応させて製造されるポリマーである。例えば
立体障害エポキシドでキャップする前にオキシプロピレ
ンでキャップされるべきポリオールは、上述した化合物
に類似するが、製法をも含めて米国特許3,036,118号明
細書に記載されているオキシプロピレン末端基を有する
ポリオキシエチレンポリエーテルポリオールであること
ができる。このような化合物が従来のようにオキシプロ
ピレン基でキャップされた場合には、生成物はこのよう
にして形成された表面活性剤を立体障害嵩高エポキシド
でキャップした場合と同様に塩素漂白剤の安定性につい
て問題がある。同様に従来公知の方法で富オキシプロピ
レン基でキャップするときは、オキシプロピレン基及び
オキシエチレン基のヘテロ混合体を有するポリオールの
如きヘテロポリオキシアルキレンポリオールは、塩素漂
白剤安定性に関し同様の問題をもたらす。これらの問題
は以下に述べるような立体障害エポキシドで表面活性剤
をキャップすることにより対処される。
このようなオキシプロピレン基でキャップされたポリ
オキシアルキレンポリオールは以下のような構造を有す
るものと考えられる。
Y〔(A)(C3H6O)nH〕 (IV) 上記式(IV)中、Aはヘテロブロックとして少量のオ
キシプロピレン、オキシブチレン、オキシテトラメチレ
ンを含有し得るオキシエチレンから選ばれるオキシアル
キレン親水性基、m及びnは生成物の全分子量を約500
乃至25,000とするように選択される数値、Yは前述した
定義、nは化合物中のオキシプロピレン基合計数を約5
乃至410とする数値をそれぞれ意味する。
好ましい実施態様において、xは1乃至8を、Aは分
子中の中央に位置し両端にオキシプロピレン基が結合さ
れているオキシエチレン基を意味する。他の実施態様に
おいて、Aはオキシプロピレン基或はオキシブチレン基
とオキシエチレン基とのヘテロ混合体である。オキシプ
ロピレンでキャップする前の好ましい化合物は一般的に
以下の式で表される。
Y〔(C2H4O)(C3H6O)nH〕 (V) 上記式(V)中、Yは約1乃至14個の炭素原子を有す
る有機化合物の残基を、xは活性水素原子の数であって
約1乃至8を、nは従来慣用の表面活性剤における全ポ
リオキシプロピレンの分子量を約300乃至23,750とする
数値を、mは分子のオキシエチレン分を分子に対し約5
乃至40、好ましくは10乃至30重量%とする数値を意味す
る。オキシプロピレンでキャップする前のこのタイプの
好ましい化合物は、Yがエチレングリコール或はプロピ
レングリコールで、以下の式より表されるものである。
HO〔(C2H4O)(C3H6O)〕H (VI) 上記式(VI)中、mは式(V)につき前述した定義
を、nはポリオキシプロピレン疏水性基の合計分子量を
約300乃至23,750とする数値を意味する。これら化合物
自体については米国特許3,036,118号に詳述されてい
る。また米国特許2,979,528号明細書に詳述されてお
り、プロピレンオキシド基及びエチレンオキシド基の順
序が逆になっている同様の化合物において、Yはまた窒
素を含有し、6個或はそれ以下の炭素原子を有する活性
水素化合物残基を意味することができる。
上記式(VII)中、nはポリオキシプロピレン疏水性
基全部の分子量を約300乃至23,750とする数値を、mは
分子中のオキシエチレン部を分子に対して約5乃至40重
量%、ことに10乃至30重量%とする数値を意味する。ヘ
テロ構造のものも使用されるが、その構造式はあえて掲
記する必要もないであろう。このような表面活性剤のア
ミンオキシドも有用であると考えられる。
また他の実施態様において、式(IV)及び(V)のY
はトリメチロールプロパンを意味する。式(V)、(V
I)及び(VII)のポリオールは、立体障害エポキシドで
キャップする前にオキシプロピレン基でキャップされ
る。その方法自体は当業者に周知だあり、これにより化
合物中のオキシプロピレン基の数は5乃至410になされ
る。
上述したポリエーテル表面活性剤は次いで立体障害エ
ポキシド基により末端水素乃至ヒドロキシル基位置にお
いてキャップされる。立体障害エポキシド基は以下の一
般式で示されるアルキレンオキシドの基である。
上記式中、R1、R2、R3及びR4は相互に関係なくそれぞ
れ水素、アルキル、フェニル及びアルキルフェニルの各
基を意味するが、この場合R1乃至R4の少なくとも2個
は、これにR1及びR2は水素でないことが好ましい。
本発明において使用される立体障害エポキシドは、イ
ソブチレンオキシド、(ポリイソブチレン)オキシド、
アルファー、ベーターピネンオキシド、スチレンオキシ
ド、VIKOLOX 24−28エポキシド(バイキング、ケミカル
者の登録商標)、2−ヘキシル−1−デセンオキシド及
びその他の長鎖エポキシド、例えばVIKOLOXエポキシド
の如きエポキシドより成る群から選択される。
これら立体障害エポキシドは、当業者に周知のアルキ
レンオキシド付加触媒の存在下において、ポリエーテル
表面活性剤に付加される。これにより得られるキャップ
処理表面活性剤は以下の式で表される。
Y〔(A1O)(A2O)n′(A3O)n″H〕 式中、A1及びA2はエチレンオキシド、プロピレンオキ
シドもしくはブチレンオキシドから誘導されるC2〜C4
ルキレン基、テトラメチレン基及びその混合体を、A3
少なくとも4個の炭素原子を有する立体障害アルキレン
又はアリールアルキレン基及びその混合体を、n+n′
は分子の非キャップ部分の全分子量を約500乃至25,000
とする数値を、n″は1乃至8の数値、mは分子中の親
水性部分の量を約5乃至40重量%とする、1乃至8の数
値、Yは活性水素含有化合物の残基を意味する。
本発明による塩素漂白剤安定表面活性剤は、家庭用皿
洗い、台所用品洗浄、その他硬質表面及び金属の洗浄用
の塩素漂白剤含有洗浄剤に配合するのにことに適する。
上記の如き洗浄剤において塩素漂白剤は慣用の非イオン
表面活性剤に作用して、そのスポッティング及びディフ
ォーミング特性を劣化させる。本発明による非イオン表
面活性剤を洗浄剤中に配合することにより、現在使用さ
れているこの洗浄剤の耐貯蔵期間をはるかに長くするこ
とができる。
本発明による塩素漂白安定ポリオキシアルキレンポリ
オール含有洗浄剤組成物は、一般的に洗浄剤組成物用の
追加的組成分を含有する、このような追加的組成分を皿
洗い、洗濯、硬質面清浄剤、その他の洗浄剤に合併して
使用することは、この分野において周知に属する。この
ような追加的組成分としては、他の表面活性剤、塩素釈
放剤、形成剤、ならびに漂白剤、研磨剤、充填剤、染
料、香料、汚れ付着防止剤、防蝕剤、珪酸塩、アルカ
リ、処理助剤、溶解助剤などの添加剤が挙げられる。
追加的組成分として使用される非イオン表面活性剤と
して好ましいのは、例えば上記式(I)、(II)、(II
a)及び(III)のオキシエチレン末端基を有する化合
物である。さらに他の使用される追加的非イオン活性剤
は、アルキル部分に約6乃至20個の炭素原子を、ポリオ
キシアルキレン基中に約5乃至30個のエチレンオキシ基
及び/或はプロピレンオキシ基を有するポリオキシエチ
レン/ポリオキシプロピレン縮合物、脂肪族部分に約8
乃至22個の炭素原子を、オキシアルキレン部分に約3乃
至50個のオキシアルキレン単位を有し、オキシエチレン
末端基を有するのが好ましい、チオアルコール及び高級
脂肪族アルコールのアルキレンオキシド付加物である。
その他の周知の非イオン表面活性剤も使用可能である。
ことに自動皿洗機用洗浄剤用の重要な洗浄組成物は、
アルカリ性縮合燐酸塩のようなビルダーであって、具体
的には例えばNa2O/P2O5の割合が1:1乃至1.67:1であっ
て、洗浄剤アルカリ性塩、例えば炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、これらの混合物、オルト燐酸ジ及びトリ
ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、三二珪酸ナトリウ
ム、硼砂、及び硼酸ナトリウム、水酸化ナトリウム及び
水酸化カリウムに対して20乃至80重量%の、カルシウム
及びマグネシウムイオン封鎖タイプのポリ燐酸及びピロ
燐酸テトラナトリウムである。
燐酸塩ビルダーの代わりに、くえん酸の水溶性金属塩
も使用され得る。しかしながら、すべての塩が同等の効
果を示すものではなく、アルカリ金属塩、ことにくえん
酸ナトリウム及びカリウムが好ましい。皿洗い用洗浄剤
における珪酸塩の量割合は問題を回避するために適当に
選ばれる。使用される珪酸塩は、市販の顆粒状メタ珪酸
ナトリウムが好ましい。メタ珪酸ナトリウムの代わり
に、SiO2:Na2Oが1:1以上、例えば2:1或は3:1の珪酸ナト
リウムも使用され得る。
くえん酸塩と縮合燐酸塩(例えばトリポリ燐酸ナトリ
ウム)の組合せは、強力な活性を示すようである。
一般的に活性塩素含有化合物乃至塩素釈放化合物が、
洗浄剤組成物の一組成分として好ましい。本発明におい
て使用されるべきこのような化合物としては、塩素化燐
酸トリナトリウム、トリクロルシアヌール酸、ジクロル
シアヌール酸のカリウム、ジクロルシアヌール酸のナト
リウム、亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸カリウム及び1,
3−ジクロル−5,5−ジメチルヒダントインが挙げられ
る。
使用され得る適当な増溶解剤としては、ナトリウムキ
シレンスルホナート、ナトリウム−2−エチルヘキシル
スルファート、アミンアルカリールスルホナート、アル
キルナフタレンスルホナート、ドデシルベンゼンスルホ
ナ及びナトリウムジアルキルスルホスクシナートが挙げ
られる。
本明細書及び特許請求の範囲において用いられる語
「添加剤」は個別的詳述された他の表面活性剤、ビルダ
ー塩及び塩素釈放化合物を包含しない。
本発明による好ましい洗浄剤組成物は、立体障害エポ
キシドでキャップされた、約0.1乃至5%の、好ましく
は約1乃至4%のポリオキシアルキレンポリエーテル表
面活性剤と、他の表面活性剤、ビルダー塩、塩素釈放
剤、添加物及びこれらの混合物より成る混合物から選択
される皿洗機用洗浄組成分96乃至99%、好ましくは95乃
至99%を含有する。適当な洗浄組成分は、立体障害エポ
キシドでキャップされたポリオキシアルキレンポリエー
テル約0.1乃至5%、好ましくは1乃至4%、慣用表面
活性剤約0.1乃至5%、利用されるべき塩素約0.1乃至5
%、好ましくは約0.9乃至1.5%、ビルダー塩約25乃至80
%、好ましくは約35乃至60%、及び添加剤約0乃至60
%、好ましくは5乃至40%ならびに水残余量を含有す
る。塩素釈放化合物が異なれば、利用されるべき塩素量
も異なるので、ここで表現される量は使用されるべき有
効量である。
例えば皿洗いなどの洗浄目的の場合、この液状組成物
は、上述洗浄組成物約0.1乃至0.5%、ことに約0.15乃至
0.3%と残余量の水とを含有する。
硬質表面清浄剤としては、上記のほかに1乃至65%の
アルカリ源、溶媒及び他の添加剤を含有する。
以下の実施例は、本発明を種々の観点から説明もので
ある。当業者にとって、種々の変形実施態様を構成する
ことが可能であって、本発明を以下の実施例に限定して
解釈すべきものではない。
実施例において記載されている利用され得る塩素量の
測定は、当業者に周知の通り、使用される塩基に相応す
る調整を行って、慣用の沃素還元滴定により行われる。
実施例1−13 慣用の表面活性剤の合成は当業者に周知のものであ
る。本発明における表面活性剤製造は一般的な2方法に
より行った。これを以下に概説する。
1リットル容積のステンレス製Parr オートクレーブ
を使用した。これには撹拌器及び加熱装置が設けられて
おり、ゲージ圧1平方インチ当たり100ポンド、すなわ
ち対1平方センチメートル当たり約7.03kgで操作可能の
ものである。これに実施例1(表I)に記載される出発
材料表面活性剤603.3g(0.33モル)及びカリウム−tert
−ブトキシド3.3g(0.06モル)を装填した。この反応容
器を密封し、100℃に約1時間減圧した。次いで容器真
空を利用してイソブチレンオキシド(IBO)23.8g(0.33
モル)を反応容器に給送した。IBO全量添加後、反応容
器を12.5時間にわたり再考155℃まで加熱した。この場
合オートクレーブ中の圧力は、常に定常温度と共に定常
的であった。次いで燐酸により中性化した。生成物は試
料1g当たり9.4mg KOH当量のヒドロキシル含有分を示し
た。この生成物は表I中の実施例2に相当する。
立体障害表面活性剤を製造する第2の方法において
は、150psi、すなわち約10.5465kg/cm2の圧力で操作可
能のAutoclave Engineers製、内容積1ガロン、すなわ
ち約3.785リットルのステンレスオートクレーブを使用
した。これに表Iの実施例8に記載された原料表面活性
剤2500g(1.33モル)を、現存する表面活性剤製造に使
用された触媒と共に装填した。他の触媒は、添加しなか
った。反応容器を密封し、100℃で1時間減圧した。温
度を115℃に上げ、3時間45分にわたりイソブチレンオ
キシド(IBO)193g(2.68モル)を添加した。IBOの全量
添加後、混合物を3時間にわたり反応させた。オートク
レーブ中の圧力が定常温度と共に定常的になって、反応
は終結した。冷却して生成物を取出し、燐酸で中和し
た。この生成物は試料1g当たり5.5mg KOH当量のヒドロ
キシル含有分を示した。該生成物は表Iの実施例10に相
当する。
塩素安定性の確認 表Iは1重量%の表面活性剤、1重量%のNaOH及び2
%の利用し得る塩素をもたらすに十分な量の市販ナトリ
ウムヒドロクロリド漂白溶液(利用可能塩素(AvCl2)1
5%)の混合物、ならびに残余量の水から成る組成物中
における材料表面活性剤と立体障害エポキシドでキャッ
プした表面活性剤との塩素安定性を対比記述している。
組成物はTeflon 弗素化炭化水素で被覆された撹拌棒を
有する4オンス、すなわち約118.4cc容積の角ビンに収
納した。組成物は撹拌混合した。その組成物試料を、利
用されるべき塩素の分析前に、100゜F、すなわち約38℃
の炉中で撹拌利用されるべき塩素量は7乃至14日の間隔
を置いて慣用の沃素還元滴定法により測定した。結果は
表Iにおいて実施例1乃至13について示されている。
実施例14−30 表IIは処理前の表面活性剤と立体障害エポキシドでキ
ャップ処理した表面活性剤との塩素安定性を対比表示し
ている。表面活性剤は塩素漂白剤含有液体洗浄剤に対し
て1重量%レベルで添加された。組成は以下の通りとし
た。 組 成 物 作 用 有効濃度(重量%) ビルダー 25 漂 白 1.4(%AvCl2) アルカリ源/腐蝕防止 13.75 シックナー 1.0 着色剤 < 0.1 香 料 ≪ 0.1 水/雑組成分 残余量 試料を8オンス、すなわち約236.8cc容積の角ビンに
入れ、100゜F、すなわち約38℃の炉に収納した。試料中
の利用されるべき残留塩素量を7乃至14日の間隔を置い
て標準沃素還元滴定により測定した。結果は表IIに示さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:20 3:33 3:36) C08G 65/48 NQH (72)発明者 ドナルド、イー、グリーノー アメリカ合衆国、ミシガン州、48146、 リンカーン、パーク、フェリス 2970 (72)発明者 エドワード、ジェイ、パーカー アメリカ合衆国、ミシガン州、48192、 リバービュー、ブレントウッド、ロー ド、17801

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)塩素化トリナトリウムホスファー
    ト、塩素化シアヌール酸及びそのアルカリ金属塩、2,3
    −ジクロル−5,5−ジメチルヒダントイン、次亜塩素酸
    塩漂白剤及びこれらの混合物より成る群から選択され
    る、約0.1%乃至5%の量の使用可能の塩素をもたらす
    活性塩素含有化合物と、 (b)一般式 Y[(A1O)(A2O)n′(A3O)n″H] (式中、A1及びA2はエチレンオキシド、プロピレンオキ
    シドもしくはブチレンオキシドから誘導されるC2−C4
    ルキレン基、テトラメチレン基及びその混合体を、A3
    少なくとも4個の炭素原子を有する立体障害アルキレン
    又はアリールアルキレン基及びその混合体を、n+n′
    はキャップ前の分子の合計分子量を約500乃至25,000と
    する数値を、n″は1乃至8の数値を、mは1乃至8の
    数値を、Yは約1乃至30個の炭素原子と少なくとも1個
    の活性水素原子とを有する有機化合物残基を意味する)
    で表され、約5乃至40重量%のオキシエチレン含有量を
    有する約0.1%乃至5%の塩素漂白剤安定非イオン表面
    活性剤と、 (c)残部量の水とを含有する、改善された塩素漂白剤
    安定性を有する自動皿洗用洗浄剤又は硬質表面清浄剤組
    成物。
  2. 【請求項2】請求項(1)による洗浄剤又は清浄剤組成
    物であって、A3Oが一般式 (式中、R1、R2、R3又はR4は、それぞれ独立して、H、
    C1−C30アルキル、フェニル及びC1−C30アルキルフェニ
    ルの各基(ただし、R1及びR2は水素でない)及びその混
    合体を意味する)で表されるアルキレンオキシドの残基
    であることを特徴とする組成物。
  3. 【請求項3】請求項(1)による洗浄剤又は清浄剤組成
    物であって、A3Oがイソブチレンオキシド、(ポリイソ
    ブチレン)オキシド、アルファー,ベーターピネンオキ
    シド、スチレンオキシド、2−ヘキシル−1−デセンオ
    キシド、C8−C28アルキレンオキシド及びこれらの混合
    物より成る群から選択されたアルキレンオキシドの残基
    であることを特徴とする組成物。
  4. 【請求項4】請求項(1)による洗浄剤又は清浄剤組成
    物であって、Yはメタノール、エタノール、C3−C30
    ルカノール、エチレングリコール、プロピレングリコー
    ル、ブチレングリコール、1,2−或は1,X−二官能性高級
    アルコール(Xはアルコール中の炭素数を超えない整数
    を意味する)、上記グリコールのモノアルキルエーテ
    ル、グリセリン、エチレンジアミン、或はさらに高級の
    同族ポリアルキレンポリアミン、トリエチレンジアミ
    ン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチロールプロパ
    ン、エリトリトール、ペンタエリトリトール、シュクロ
    ース、ノニルフェノール、オクチルフェノール、フェノ
    ール或はC1−C30モノ或はポリアルキルフェノール、ポ
    リヒドロキシアルキル化フェノール、水素添加(ポリフ
    ェニル)アルカン、ジフェノールのように芳香族環が直
    接結合されるが縮合されず、或はアルキル基により縮合
    或は架橋されているポリフェノール、オキシアルキル化
    アルキルアミン、アニリン或は他の芳香族アミンもしく
    はポリアミン、脂肪酸、脂肪酸アミド、オキシアルキル
    化脂肪酸、オキシアルキル化脂肪酸アミド及びこれらの
    混合物より成る群から選択されることを特徴とする組成
    物。
  5. 【請求項5】請求項(1)による洗浄剤又は清浄剤組成
    物であって、A1O及びA2Oがエチレンオキシド、プロピレ
    ンオキシド及びその混合体であることを特徴とする組成
    物。
  6. 【請求項6】請求項(1)による洗浄剤又は清浄剤組成
    物であって、A3Oがイソブチレンオキシド残基であるこ
    とを特徴とする組成物。
  7. 【請求項7】請求項(1)による洗浄剤又は清浄剤組成
    物であって、さらに (a)水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
    ウム、重炭酸ナトリウム、オルト燐酸二ナトリウム、オ
    ルト燐酸三ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、三二珪酸
    ナトリウム、硫酸ナトリウム及び重硫酸ナトリウムより
    成る群から選択された少なくとも1種類のアルカリ洗浄
    剤塩約20乃至約80重量%、 (b)(1)くえん酸の水溶性金属塩、或は少なくとも
    1種類のテトラナトリウムエチレンジアミンテトラアセ
    タート及びニトリルトリ酢酸の水溶性金属塩より成る群
    から選択された有機封鎖剤、或は(2)少なくとも1種
    類のピロ燐酸テトラナトリウム、トリポリ燐酸ナトリウ
    ム及び1:1乃至1.67:1のNa2O/P2O5重量割合を有する、カ
    ルシウム及びマグネシウムイオン封鎖タイプのこれらポ
    リ燐酸塩より成る群から選択されたアルカリ性縮合燐酸
    塩或は(3)上記(1)及び(2)の混合物約20乃至約
    80重量%を含有することを特徴とする組成物。
JP1145518A 1988-06-09 1989-06-09 塩素漂白剤安定表面活性剤としての立体障害ポリエーテルポリオール Expired - Lifetime JP2687978B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US204634 1988-06-09
US07/204,634 US4913833A (en) 1988-06-09 1988-06-09 Sterically hindered polyether polyols as chlorine bleach stable surfactants

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238499A JPH0238499A (ja) 1990-02-07
JP2687978B2 true JP2687978B2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=22758759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145518A Expired - Lifetime JP2687978B2 (ja) 1988-06-09 1989-06-09 塩素漂白剤安定表面活性剤としての立体障害ポリエーテルポリオール

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4913833A (ja)
EP (1) EP0345684A3 (ja)
JP (1) JP2687978B2 (ja)
CA (1) CA1317525C (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5223177A (en) * 1989-01-09 1993-06-29 Ciba-Geigy Corporation Alkali-resistant foam suppressant which is free from silicone oil
US5003111A (en) * 1989-02-14 1991-03-26 Arco Chemical Technology, Inc. Isobutylene oxide polyols
US5073286A (en) * 1989-11-20 1991-12-17 Basf Corporation Stable alkyl and/or aryl silyl ether capped polyether surfactants for liquid cleaning agents containing hypohalite bleaches
US5143622A (en) * 1991-06-05 1992-09-01 Nalco Chemical Company Phosphinic acid-containing polymers and their use in preventing scale and corrosion
DE4131015C2 (de) * 1991-09-18 1995-10-05 Roland Man Druckmasch Bogenausleger
US5294365A (en) * 1991-12-12 1994-03-15 Basf Corporation Hydroxypolyethers as low-foam surfactants
US5230824A (en) * 1991-12-18 1993-07-27 Carlson Sr Jeffrey R Aqueous tertiary thiol ethoxylate cleaning composition
US5667727A (en) * 1995-06-26 1997-09-16 Baker Hughes Incorporated Polymer compositions for demulsifying crude oil
US6140300A (en) * 1996-06-10 2000-10-31 The Procter & Gamble Company Low-foaming cleaning compositions comprising a hypochlorite bleaching component
ES2222475T3 (es) * 1996-06-10 2005-02-01 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Composiciones limpiadoras.
DE19629038A1 (de) * 1996-07-19 1998-01-22 Henkel Kgaa Verwendung von mit alpha-Olefinepoxiden umgesetzten Ethylenoxid/Propylenoxid-Anlagerungsverbindungen des Glycerins oder Polyglycerins als Entschäumer
WO1999006467A1 (en) * 1997-08-02 1999-02-11 The Procter & Gamble Company Ether-capped poly(oxyalkylated) alcohol surfactants
ES2205531T3 (es) * 1997-08-02 2004-05-01 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Procedimiento para prparar tensioactivos de alcoholes poli(oxialquilados)rematados con eteres.
CA2332305A1 (en) * 1998-06-09 1999-12-16 Luciano Novita Hard surface cleaners
AU2079401A (en) 1999-12-08 2001-06-18 Procter & Gamble Company, The Process for preparing ether-capped poly(oxyalkylated) alcohol surfactants
US6593287B1 (en) 1999-12-08 2003-07-15 The Procter & Gamble Company Compositions including ether-capped poly(oxyalkylated) alcohol surfactants
US6844309B1 (en) 1999-12-08 2005-01-18 The Procter & Gamble Company Ether-capped poly(oxyalkylated) alcohol surfactants
AU1954101A (en) 1999-12-08 2001-06-18 Procter & Gamble Company, The Compositions including ether-capped poly(oxyalkylated) alcohol wetting agents

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2918047A1 (de) * 1979-05-04 1980-12-11 Huels Chemische Werke Ag Biologisch abbaubare und schwachschaeumende tenside, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung in reinigungsmitteln
DE2925628A1 (de) * 1979-06-26 1981-01-22 Huels Chemische Werke Ag Zur erniedrigung der grenzflaechenspannung oeliger phasen gegen wasser geeignete verbindungen
US4272394A (en) * 1979-11-19 1981-06-09 Basf Wyandotte Corporation Machine dishwashing detergents containing low-foaming nonionic surfactants
US4726909A (en) * 1985-12-23 1988-02-23 Basf Corporation Low odor surfactant

Also Published As

Publication number Publication date
EP0345684A3 (en) 1990-12-19
US4913833A (en) 1990-04-03
EP0345684A2 (en) 1989-12-13
CA1317525C (en) 1993-05-11
JPH0238499A (ja) 1990-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2687978B2 (ja) 塩素漂白剤安定表面活性剤としての立体障害ポリエーテルポリオール
US4272394A (en) Machine dishwashing detergents containing low-foaming nonionic surfactants
EP0693049B1 (en) Biodegradable low foaming surfactants for autodish applications
EP0112593B1 (en) Detergent compositions containing ethoxylated amines having clay soil removal/anti-redeposition properties
US4891160A (en) Detergent compositions containing ethoxylated amines having clay soil removal/anti-redeposition properties
JPH0454719B2 (ja)
EP0192441A2 (en) Detergency builder system
WO1996012001A1 (en) Biodegradable surfactant and blends thereof as a rinse aid
CA1202222A (en) Nonionic surfactants for automatic dishwasher detergents
JP2008523226A (ja) 改良された疎水性汚れ洗浄のための親水性変性ポリオール
EP4157978B1 (en) A liquid laundry composition
JP2000507605A (ja) ポリアルコキシル化テルペン化合物、その製法及び脱泡剤としてのその使用法
US5073286A (en) Stable alkyl and/or aryl silyl ether capped polyether surfactants for liquid cleaning agents containing hypohalite bleaches
US6140296A (en) Ethoxylate and propoxylated higher alcohol surfactant in high concentrations in an aqueous composition
EP0233010A2 (en) Detergency builder system
JP2992277B1 (ja) 水性液体洗浄剤
JP6598360B2 (ja) 衣料用液体洗浄剤
US4726909A (en) Low odor surfactant
US4745230A (en) Low odor surfactant
EP0054366A2 (en) Novel surface active agents and compositions comprising them
CN113795569B (zh) 自动餐具洗涤组合物和清洁物品的方法
JP6967939B2 (ja) 液体洗浄剤
JPH03504612A (ja) 洗剤用抑泡性アルキルポリグリコールエーテル(2)
CA1148436A (en) Machine dishwashing detergents containing low-foaming nonionic surfactants
JP2006282701A (ja) ナイロン含有繊維製品用洗浄剤組成物