JP2687652B2 - 表示装置のスキャン停止保護回路 - Google Patents
表示装置のスキャン停止保護回路Info
- Publication number
- JP2687652B2 JP2687652B2 JP2044947A JP4494790A JP2687652B2 JP 2687652 B2 JP2687652 B2 JP 2687652B2 JP 2044947 A JP2044947 A JP 2044947A JP 4494790 A JP4494790 A JP 4494790A JP 2687652 B2 JP2687652 B2 JP 2687652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scan
- output
- display device
- counter
- protection circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示装置のスキャンが何らかの故障で停止
した際に、スキャン側ドライバの出力をオフ状態にして
前記表示装置の電極を保護する表示装置のスキャン停止
保護回路に関し、特にゲートアレイ等のASICで実現する
のに好適の表示装置のスキャン停止保護回路に関する。
した際に、スキャン側ドライバの出力をオフ状態にして
前記表示装置の電極を保護する表示装置のスキャン停止
保護回路に関し、特にゲートアレイ等のASICで実現する
のに好適の表示装置のスキャン停止保護回路に関する。
[従来の技術] スキャン型表示装置では、何らかの故障でスキャン動
作が停止した場合、特定の電極、例えば蛍光表示管を例
にとると、グリッドに高電圧が継続的に印加されてグリ
ッドが変形し、グリッドとフィラメント又はグリッドと
陽極とが接触する等の不具合が発生することがある。こ
のため、表示装置の駆動回路には、スキャン停止を検出
して、表示装置の駆動を停止させる保護回路が付加され
ている。
作が停止した場合、特定の電極、例えば蛍光表示管を例
にとると、グリッドに高電圧が継続的に印加されてグリ
ッドが変形し、グリッドとフィラメント又はグリッドと
陽極とが接触する等の不具合が発生することがある。こ
のため、表示装置の駆動回路には、スキャン停止を検出
して、表示装置の駆動を停止させる保護回路が付加され
ている。
第2図は、このような保護回路を付加した従来の表示
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
蛍光表示管1は、熱電子を放出するフィラメント、セ
グメントの点灯を制御する多数のグリッド及び蛍光体を
被着させた多数の陽極からなる三極構造を有している。
この蛍光表示管1は、陽極にドットパターンデータを供
給し、スキャン動作によってグリッドに順次正の電位を
供給することにより、所望の文字、数字及びその他のパ
ターンを表示するものとなっている。
グメントの点灯を制御する多数のグリッド及び蛍光体を
被着させた多数の陽極からなる三極構造を有している。
この蛍光表示管1は、陽極にドットパターンデータを供
給し、スキャン動作によってグリッドに順次正の電位を
供給することにより、所望の文字、数字及びその他のパ
ターンを表示するものとなっている。
即ち、外部から供給されたキャラクタジャネレータア
ドレスCGADRSは、キャラクタジャネレータ3でドットパ
ターンデータに変換され、陽極ドライバを介して蛍光表
示管1の陽極に供給されるようになっている。また、デ
ータクロック信号DCLKは、バッファ回路8を介して陽極
ドライバ4に与えられ、その入出力タイミングを決定す
る。一方、蛍光表示管1のグリッドは、グリッドドライ
バ2によってスキャンされるようになっている。このグ
リッドドライバ2は、バッファ回路8を介して入力され
るスキャンデータSDATを同じくスキャンクロック信号SC
LKに従って順次シフトさせるシフトレジスタ5と、この
シフトレジスタ5からのパラレル出力の通過を出力イネ
ーブル信号OEによって許可するゲート回路6と、このゲ
ート回路6の出力を増幅して蛍光表示管1のグリッドを
駆動する出力バッファ7とによって構成されている。
ドレスCGADRSは、キャラクタジャネレータ3でドットパ
ターンデータに変換され、陽極ドライバを介して蛍光表
示管1の陽極に供給されるようになっている。また、デ
ータクロック信号DCLKは、バッファ回路8を介して陽極
ドライバ4に与えられ、その入出力タイミングを決定す
る。一方、蛍光表示管1のグリッドは、グリッドドライ
バ2によってスキャンされるようになっている。このグ
リッドドライバ2は、バッファ回路8を介して入力され
るスキャンデータSDATを同じくスキャンクロック信号SC
LKに従って順次シフトさせるシフトレジスタ5と、この
シフトレジスタ5からのパラレル出力の通過を出力イネ
ーブル信号OEによって許可するゲート回路6と、このゲ
ート回路6の出力を増幅して蛍光表示管1のグリッドを
駆動する出力バッファ7とによって構成されている。
シフトレジスタ5からは、1スキャン周期毎にスキャ
ン信号SOが出力されるようになっている。このスキャン
信号SOは、スキャン停止保護回路を構成するSOモノステ
ーブルマルチバイブレータ(以下、モノマルチバイブレ
ータと呼ぶ)9に入力されている。モノマルチバイブレ
ータ9は、再トリガが可能なもので、そのパルス幅がグ
リッドドライバ2のスキャン周期(例えば12.5msec)よ
りも長く設定されたものとなっている。
ン信号SOが出力されるようになっている。このスキャン
信号SOは、スキャン停止保護回路を構成するSOモノステ
ーブルマルチバイブレータ(以下、モノマルチバイブレ
ータと呼ぶ)9に入力されている。モノマルチバイブレ
ータ9は、再トリガが可能なもので、そのパルス幅がグ
リッドドライバ2のスキャン周期(例えば12.5msec)よ
りも長く設定されたものとなっている。
以上の回路によれば、外部とのインタフェース異常又
は回路部の異常により、シフトレジスタ5のスキャンが
停止した場合に、モノマルチバイブレータ9に再トリガ
がかからなくなるので、その出力である出力イネーブル
信号OEがLレベルに変化し、ゲート回路6からの出力が
オフ状態になる。これにより、蛍光表示管1の保護を図
ることができる。
は回路部の異常により、シフトレジスタ5のスキャンが
停止した場合に、モノマルチバイブレータ9に再トリガ
がかからなくなるので、その出力である出力イネーブル
信号OEがLレベルに変化し、ゲート回路6からの出力が
オフ状態になる。これにより、蛍光表示管1の保護を図
ることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のスキャン停止保護回路
をゲートアレイの中に組み込む場合、次のような問題点
があった。
をゲートアレイの中に組み込む場合、次のような問題点
があった。
即ち、ゲートアレイの中にモノマルチバイブレータを
組み込んだ場合、最大の再トリガパルス幅は、1msecが
限度であり、通常の蛍光表示のモジュールのスキャン周
期である10乃至15msecに対応することができない。この
ように、従来の表示装置のスキャン停止保護回路では、
表示装置のスキャン周期に対応できずゲートアレイ等の
ロジックアレイ回路に組み込むことができないという問
題点があった。
組み込んだ場合、最大の再トリガパルス幅は、1msecが
限度であり、通常の蛍光表示のモジュールのスキャン周
期である10乃至15msecに対応することができない。この
ように、従来の表示装置のスキャン停止保護回路では、
表示装置のスキャン周期に対応できずゲートアレイ等の
ロジックアレイ回路に組み込むことができないという問
題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、表示装置のスキャン周期に十分に対応することがで
き、ゲートアレイ等への組み込みが可能な表示装置のス
キャン停止保護回路を提供することを目的とする。
て、表示装置のスキャン周期に十分に対応することがで
き、ゲートアレイ等への組み込みが可能な表示装置のス
キャン停止保護回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本願の第1の発明に係る表示装置のスキャン停止保護
回路は、複数のデータ側電極及び複数のスキャン側電極
を有する表示装置の前記スキャン側電極を駆動するスキ
ャン側ドライバのスキャン停止を検出して前記スキャン
側ドライバの出力をオフ状態にする表示装置のスキャン
停止保護回路において、前記スキャン側ドライバに供給
されるスキャンクロック信号を計数しその計数値が前記
スキャン側電極数に対応した所定値を超える値に達した
らその出力状態を変化させ前記スキャン側ドライバの正
常動作時にスキャン周期毎に出力されるスキャン信号に
よって前記計数値がリセットされるカウンタと、このカ
ウンタの出力に基づいて前記スキャン側ドライバの全出
力をオフ状態にする手段とを有することを特徴とする。
回路は、複数のデータ側電極及び複数のスキャン側電極
を有する表示装置の前記スキャン側電極を駆動するスキ
ャン側ドライバのスキャン停止を検出して前記スキャン
側ドライバの出力をオフ状態にする表示装置のスキャン
停止保護回路において、前記スキャン側ドライバに供給
されるスキャンクロック信号を計数しその計数値が前記
スキャン側電極数に対応した所定値を超える値に達した
らその出力状態を変化させ前記スキャン側ドライバの正
常動作時にスキャン周期毎に出力されるスキャン信号に
よって前記計数値がリセットされるカウンタと、このカ
ウンタの出力に基づいて前記スキャン側ドライバの全出
力をオフ状態にする手段とを有することを特徴とする。
また、本願の第2の発明に係る表示装置のスキャン停
止保護回路は、前記カウンタ及び前記モノステーブルマ
ルチバイブレータの両方を有すると共に、前記カウンタ
及び前記モノステーブルマルチバイブレータの出力に基
づいて前記スキャン側ドライバの全出力をオフ状態にす
ることを特徴とする。
止保護回路は、前記カウンタ及び前記モノステーブルマ
ルチバイブレータの両方を有すると共に、前記カウンタ
及び前記モノステーブルマルチバイブレータの出力に基
づいて前記スキャン側ドライバの全出力をオフ状態にす
ることを特徴とする。
[作用] 本願の第1の発明によれば、スキャン側ドライバのス
キャンが正常に行われている場合には、カウンタの計数
値が前記所定値に達する前に、前記スキャン信号によっ
てカウンタがリセットされるので、カウンタの出力は一
定のレベルを維持している。一方、何らかの故障によっ
てスキャン側ドライバのスキャンが停止されると、カウ
ンタがリセットされず、その計数値が前記所定値を超え
る値に達するので、カウンタの出力状態が変化する。従
って、カウンタの出力状態が変化した場合に、スキャン
側ドライバの全出力をオフ状態にすることにより、スキ
ャン停止時の表示装置の保護を図ることができる。
キャンが正常に行われている場合には、カウンタの計数
値が前記所定値に達する前に、前記スキャン信号によっ
てカウンタがリセットされるので、カウンタの出力は一
定のレベルを維持している。一方、何らかの故障によっ
てスキャン側ドライバのスキャンが停止されると、カウ
ンタがリセットされず、その計数値が前記所定値を超え
る値に達するので、カウンタの出力状態が変化する。従
って、カウンタの出力状態が変化した場合に、スキャン
側ドライバの全出力をオフ状態にすることにより、スキ
ャン停止時の表示装置の保護を図ることができる。
この発明によれば、スキャンクロック信号が正常に入
力されているにも拘らず、スキャン側ドライバのスキャ
ン動作が正しく行われていない場合に、これを検出する
ことができる。そして、前記カウンタはゲートアレイ等
に容易に組み込み可能である。
力されているにも拘らず、スキャン側ドライバのスキャ
ン動作が正しく行われていない場合に、これを検出する
ことができる。そして、前記カウンタはゲートアレイ等
に容易に組み込み可能である。
また、本願の第2の発明によれば、前記カウンタと前
記モノステーブルマルチバイブレータとの双方の出力に
基づいてスキャン側ドライバの全出力をオフ状態にする
ようにしているから、スキャンクロック信号の未入力及
びスキャン側ドライバの異常の双方を検出することがで
き、しかもゲートアレイへの組み込みによって部品点数
の削減を図ることができる。
記モノステーブルマルチバイブレータとの双方の出力に
基づいてスキャン側ドライバの全出力をオフ状態にする
ようにしているから、スキャンクロック信号の未入力及
びスキャン側ドライバの異常の双方を検出することがで
き、しかもゲートアレイへの組み込みによって部品点数
の削減を図ることができる。
[実施例] 以下、添付の図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本発明の実施例に係るスキャン停止保護回路
付きの蛍光表示装置を示すブロック図である。なお、第
1図において、第2図と同一物には同一符号を付し、重
複する部分の説明は省略する。
付きの蛍光表示装置を示すブロック図である。なお、第
1図において、第2図と同一物には同一符号を付し、重
複する部分の説明は省略する。
この実施例が第1図に示した従来の装置と異なる点
は、SOモノマルチバイブレータ9に代えて、新たに、SC
LKカウンタ10、SCLKモノマルチバイブレータ11及びゲー
ト回路12を設けた点にある。
は、SOモノマルチバイブレータ9に代えて、新たに、SC
LKカウンタ10、SCLKモノマルチバイブレータ11及びゲー
ト回路12を設けた点にある。
SCLKカウンタ10は、シフトレジスタ5からその1スキ
ャン周期毎に1回出力されるスキャン信号SOによってリ
セットされると共に、バッファ回路を8を介して入力さ
れたスキャンクロック信号SCLKを計数し、その計数値が
所定値を超える値に達したときにその状態が変化する出
力イネーブル信号OE1を出力する。例えば、蛍光表示管
1のグリッド電極数が40であるとすると、SCLKカウンタ
10は、N(>40)を計数するまで、その出力状態が変化
しないように設定されている。
ャン周期毎に1回出力されるスキャン信号SOによってリ
セットされると共に、バッファ回路を8を介して入力さ
れたスキャンクロック信号SCLKを計数し、その計数値が
所定値を超える値に達したときにその状態が変化する出
力イネーブル信号OE1を出力する。例えば、蛍光表示管
1のグリッド電極数が40であるとすると、SCLKカウンタ
10は、N(>40)を計数するまで、その出力状態が変化
しないように設定されている。
また、SCLKモノマルチバイブレータ11は、スキャンク
ロック信号SCLKによって再トリガされ、出力イネーブル
信号OE2を出力するもので、そのパルス幅(再トリガ設
定幅)はスキャンクロック信号SCLKの周期よりも長く設
定されている。例えば、蛍光表示管1のグリッド電極数
が40、スキャン周波数が80Hzであるとすると、シフトレ
ジスタ5からのスキャン出力信号SOの周期は12.5msecで
あり、このときのスキャンクロック信号SCLKの周期は31
2.5μsecとなる。従って、SCLKモノマルチバイブレータ
11のパルス幅は、400μsec程度に設定される。
ロック信号SCLKによって再トリガされ、出力イネーブル
信号OE2を出力するもので、そのパルス幅(再トリガ設
定幅)はスキャンクロック信号SCLKの周期よりも長く設
定されている。例えば、蛍光表示管1のグリッド電極数
が40、スキャン周波数が80Hzであるとすると、シフトレ
ジスタ5からのスキャン出力信号SOの周期は12.5msecで
あり、このときのスキャンクロック信号SCLKの周期は31
2.5μsecとなる。従って、SCLKモノマルチバイブレータ
11のパルス幅は、400μsec程度に設定される。
出力イネーブル信号OE1,OE2は、ゲート回路12に入力
されている。ゲート回路12の出力である出力イネーブル
信号OE0は、グリッドドライバ2のゲート回路6に入力
されている。
されている。ゲート回路12の出力である出力イネーブル
信号OE0は、グリッドドライバ2のゲート回路6に入力
されている。
なお、キャラクタジェネレータ3、バッファ回路8、
SCLKカウンタ10及びSCLKモノマルチバイブレータ11は、
ゲートアレイ13にて構成されている。
SCLKカウンタ10及びSCLKモノマルチバイブレータ11は、
ゲートアレイ13にて構成されている。
次に上記のように構成された本実施例の回路の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
キャラクタジェネレータアドレスCGADRSが入力される
と、キャラクタジェネレータ3は、そのアドレスCGADRS
に対応してドットパターンデータを陽極ドライバ4に出
力する。陽極ドライバ4は、バッファ回路8を介して入
力されるデータクロック信号DCLKに同期して上記ドット
パターンデータを入力する。
と、キャラクタジェネレータ3は、そのアドレスCGADRS
に対応してドットパターンデータを陽極ドライバ4に出
力する。陽極ドライバ4は、バッファ回路8を介して入
力されるデータクロック信号DCLKに同期して上記ドット
パターンデータを入力する。
一方、スキャンデータSDATとスキャンクロック信号SC
LKとがバッファ回路8を介してグリッドドライバ2のシ
フトレジスタ5に入力されると、ゲート回路6及び出力
バッファ7を介して蛍光表示管1のグリッドが1桁ずつ
順次スキャンされる。これにより、蛍光表示管1に上記
ドットパターンデータからなる文字及び数字等のパター
ンが表示される。
LKとがバッファ回路8を介してグリッドドライバ2のシ
フトレジスタ5に入力されると、ゲート回路6及び出力
バッファ7を介して蛍光表示管1のグリッドが1桁ずつ
順次スキャンされる。これにより、蛍光表示管1に上記
ドットパターンデータからなる文字及び数字等のパター
ンが表示される。
いま、スキャンクロック信号SCLKが正常に入力され、
グリッドドライバ2が正常に動作しているとすると、シ
フトレジスタ5からは、例えば12.5msecの周期でスキャ
ン信号SOが出力され、これによりSCLKカウンタ10は上記
スキャン周期毎にリセットされる。一方、SCLKカウンタ
10にはスキャンクロック信号SCLKが入力されているの
で、カウンタ10はこれを計数するが、カウンタ10の計数
値がN(>40)を計数する前にカウンタ10はスキャン信
号SOでリセットされるので、その出力OE1はHレベルを
維持する。一方、モノマルチバイブレータ11は、例えば
312.5μsecの周期のスキャンクロック信号SCLKによって
再トリガされるので、その出力OE2もHレベルを維持す
る。従って、ゲート回路12からの出力イネーブル信号OE
0はHレベルを維持し、正常なスキャン動作が続行され
る。
グリッドドライバ2が正常に動作しているとすると、シ
フトレジスタ5からは、例えば12.5msecの周期でスキャ
ン信号SOが出力され、これによりSCLKカウンタ10は上記
スキャン周期毎にリセットされる。一方、SCLKカウンタ
10にはスキャンクロック信号SCLKが入力されているの
で、カウンタ10はこれを計数するが、カウンタ10の計数
値がN(>40)を計数する前にカウンタ10はスキャン信
号SOでリセットされるので、その出力OE1はHレベルを
維持する。一方、モノマルチバイブレータ11は、例えば
312.5μsecの周期のスキャンクロック信号SCLKによって
再トリガされるので、その出力OE2もHレベルを維持す
る。従って、ゲート回路12からの出力イネーブル信号OE
0はHレベルを維持し、正常なスキャン動作が続行され
る。
グリッドドライバ2に何らかの障害が発生し、シフト
レジスタ5が正常なシフト動作を行なわなくなった場合
には、シフトレジスタ5からのスキャン信号SOがカウン
タ10に入力されなくなるので、カウンタ10の計数値がN
(>40)を超え、その出力OE1がLレベルに変化する。
このため、ゲート回路12から出力される出力イネーブル
信号OE0もLレベルになり、出力バッファ7からの出力
が全てオフ状態になり、蛍光表示管1の駆動が停止され
る。これにより、蛍光表示管1の保護が図られる。
レジスタ5が正常なシフト動作を行なわなくなった場合
には、シフトレジスタ5からのスキャン信号SOがカウン
タ10に入力されなくなるので、カウンタ10の計数値がN
(>40)を超え、その出力OE1がLレベルに変化する。
このため、ゲート回路12から出力される出力イネーブル
信号OE0もLレベルになり、出力バッファ7からの出力
が全てオフ状態になり、蛍光表示管1の駆動が停止され
る。これにより、蛍光表示管1の保護が図られる。
また、外部インタフェースの障害によって、スキャン
クロック信号SCLKの入力が停止されると、モノマルチバ
イブレータ11の出力が、例えば400μsec経過してからL
レベルに変化する。このため、ゲート回路12から出力さ
れる出力イネーブル信号OE0もLレベルになり、出力バ
ッファ7からの出力が全てオフ状態になり、蛍光表示管
1の駆動が停止される。これにより、蛍光表示管1の保
護が図られる。
クロック信号SCLKの入力が停止されると、モノマルチバ
イブレータ11の出力が、例えば400μsec経過してからL
レベルに変化する。このため、ゲート回路12から出力さ
れる出力イネーブル信号OE0もLレベルになり、出力バ
ッファ7からの出力が全てオフ状態になり、蛍光表示管
1の駆動が停止される。これにより、蛍光表示管1の保
護が図られる。
そして、この実施例によれば、カウンタ10と出力パル
ス幅が短いモノマルチバイブレータとにより保護回路を
構成するようにしたから、これら回路要素をゲートアレ
イ13に組み込むことが可能になり、表示装置の部品点数
を削減することができる。
ス幅が短いモノマルチバイブレータとにより保護回路を
構成するようにしたから、これら回路要素をゲートアレ
イ13に組み込むことが可能になり、表示装置の部品点数
を削減することができる。
なお、以上の実施例では、カウンタ10とモノマルチバ
イブレータ11の両方を設けた例について説明したが、少
なくとも一方を備えたものでも、前述したカウンタ10及
びモノマルチバイブレータ11を設けたことによる効果を
夫々独立して得ることができ、ゲートアレイに適した保
護回路を提供することができる。
イブレータ11の両方を設けた例について説明したが、少
なくとも一方を備えたものでも、前述したカウンタ10及
びモノマルチバイブレータ11を設けたことによる効果を
夫々独立して得ることができ、ゲートアレイに適した保
護回路を提供することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ゲートアレイ
の構成要素として支障がないカウンタ及びパルス幅が従
来のものよりも十分に短いモノマルチバイブレータの少
なくとも一方によって保護回路を構成するようにしたか
ら、表示装置の部品点数を削減することができ、表示装
置のコストダウンと信頼性向上とを図ることができる。
の構成要素として支障がないカウンタ及びパルス幅が従
来のものよりも十分に短いモノマルチバイブレータの少
なくとも一方によって保護回路を構成するようにしたか
ら、表示装置の部品点数を削減することができ、表示装
置のコストダウンと信頼性向上とを図ることができる。
第1図は本発明の実施例に係る保護回路付きの表示装置
のブロック図、第2図は従来の保護回路付きの表示装置
のブロック図である。 1;蛍光表示管、2;グリッドドライバ、3;キャラクタジェ
ネレータ、4;陽極ドライバ、5;シフトレジスタ、6,12;
ゲート回路、7;出力バッファ、8;バッファ回路、9;SOモ
ノマルチバイブレータ、10;SCLKカウンタ、11;SCLKモノ
マルチバイブレータ、13;ゲートアレイ
のブロック図、第2図は従来の保護回路付きの表示装置
のブロック図である。 1;蛍光表示管、2;グリッドドライバ、3;キャラクタジェ
ネレータ、4;陽極ドライバ、5;シフトレジスタ、6,12;
ゲート回路、7;出力バッファ、8;バッファ回路、9;SOモ
ノマルチバイブレータ、10;SCLKカウンタ、11;SCLKモノ
マルチバイブレータ、13;ゲートアレイ
Claims (2)
- 【請求項1】複数のデータ側電極及び複数のスキャン側
電極を有する表示装置の前記スキャン側電極を駆動する
スキャン側ドライバのスキャン停止を検出して前記スキ
ャン側ドライバの出力をオフ状態にする表示装置のスキ
ャン停止保護回路において、前記スキャン側ドライバに
供給されるスキャンクロック信号を計数しその計数値が
前記スキャン側電極数に対応した所定値を超える値に達
したらその出力状態を変化させ前記スキャン側ドライバ
の正常動作時にスキャン周期毎に出力されるスキャン信
号によって前記計数値がリセットされるカウンタと、こ
のカウンタの出力に基づいて前記スキャン側ドライバの
全出力をオフ状態にする手段とを有することを特徴とす
る表示装置のスキャン停止保護回路。 - 【請求項2】複数のデータ側電極及び複数のスキャン側
電極を有する表示装置の前記スキャン側電極を駆動する
スキャン側ドライバのスキャン停止を検出して前記スキ
ャン側ドライバの出力をオフ状態にする表示装置のスキ
ャン停止保護回路において、前記スキャン側ドライバに
供給されるスキャンクロック信号を計数しその計数値が
前記スキャン側電極数に対応した所定値を超える値に達
したらその出力状態を変化させ前記スキャン側ドライバ
の正常動作時にスキャン周期毎に出力されるスキャン信
号によって前記計数値がリセットされるカウンタと、前
記スキャンクロック信号によって再トリガされそのパル
ス幅が前記スキャンクロック信号の周期よりも長い再ト
リガ可能なモノステーブルマルチバイブレータと、前記
カウンタ及び前記モノステーブルマルチバイブレータの
出力に基づいて前記スキャン側ドライバの全出力をオフ
状態にする手段とを有することを特徴とする表示装置の
スキャン停止保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044947A JP2687652B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 表示装置のスキャン停止保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044947A JP2687652B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 表示装置のスキャン停止保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03246588A JPH03246588A (ja) | 1991-11-01 |
JP2687652B2 true JP2687652B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12705680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044947A Expired - Fee Related JP2687652B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 表示装置のスキャン停止保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687652B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1729276A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-06 | Samsung SDI Co., Ltd. | Electron emission display and driving method thereof |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4669652B2 (ja) * | 2003-03-26 | 2011-04-13 | 三洋電機株式会社 | 蛍光表示管駆動回路 |
JP2007133290A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192993U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-16 |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP2044947A patent/JP2687652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1729276A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-06 | Samsung SDI Co., Ltd. | Electron emission display and driving method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03246588A (ja) | 1991-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0160455A2 (en) | Driving a gas discharge display device | |
US5699085A (en) | Display device | |
JP2687652B2 (ja) | 表示装置のスキャン停止保護回路 | |
EP0644505B1 (en) | Display device having a coordinate input mechanism | |
KR960038715A (ko) | 화상표시장치의 구동방법 및 구동장치 | |
JPS6155676B2 (ja) | ||
US5206630A (en) | Improved driving circuit for a gaseous discharge display device which provides reduced power consumption | |
JP2002528773A (ja) | マトリックス表示パネルの駆動回路及び装置 | |
US4716406A (en) | Sequential selection circuit | |
US4149112A (en) | System for controlling a self-shift type gas discharge display device | |
JPS62206589A (ja) | 表示装置の駆動方式 | |
JP3444028B2 (ja) | 表示用半導体装置及び表示装置 | |
JPS5923391A (ja) | プラズマデイスプレイパネルの駆動回路 | |
US5298920A (en) | Display device | |
JP2684360B2 (ja) | 蛍光表示装置 | |
US4839637A (en) | Method of driving gas-discharge panel | |
JPH01200394A (ja) | 表示装置 | |
EP0132925B1 (en) | Diagnostic system for a raster scan type display device | |
JPS61170826A (ja) | ライトペン入力装置 | |
JPH0743577B2 (ja) | ドットマトリックス表示装置 | |
JPH10274954A (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動回路 | |
JPS6114517B2 (ja) | ||
JPH04125586A (ja) | 平面ディスプレイ駆動装置 | |
JPH0123804B2 (ja) | ||
JPH05232900A (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |