JP2687316B2 - 背もたれ板 - Google Patents

背もたれ板

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JP2687316B2
JP2687316B2 JP63014360A JP1436088A JP2687316B2 JP 2687316 B2 JP2687316 B2 JP 2687316B2 JP 63014360 A JP63014360 A JP 63014360A JP 1436088 A JP1436088 A JP 1436088A JP 2687316 B2 JP2687316 B2 JP 2687316B2
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Inventor
カルマン ニック
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スピナ メディカル アクチェボラーグ
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、椅子、ソファー、自動車座席等の背もたれ
の前面部に取外し自在にして使用する調節可能な反り面
を有する背もたれ板に関するものである。
[従来の技術] 従来、椅子、ソファー、自動車座席等の背もたれの前
面部に取外し自在にした使用する調節可能な反り面を有
する背もたれ板は知られていない。
[発明が解決しようとする問題点] 仙骨や腰椎の部分に疾患を有する者にとっては、その
部分を背部より支えることができれば、痛みや苦痛より
解放され、病状を回復へ導くことができるのであるが、
従来の椅子(第10図イ)、ソファー(第10図ロ)、自動
車座席(第10図ハ)では、夫々図に示されているように
仙骨や腰椎の部分が背もたれに密着しておらず、これら
を背部より支えていないために、仙骨や腰椎の部分が緊
張してしまい、血行が悪くなり、仙骨や腰椎の痛みや苦
痛を取去ることができないという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、両側中央部付近に於いて互いに内側へやや
喰い込んだ喰い込み面を設けると共に、所定の曲率半径
を有して横方向断面凹形に湾曲して基板を形成し、且つ
前記基板の前面側の前記喰い込み面の部分をやや低い突
縁とし、それ以外の周縁部には高い突縁が突設され、前
記各低い突縁の平行位置に、夫々半円状の凹みを複数個
等間隔で設ける一方、前記基板の前面部の上下方に断面
逆凹状の挿入片を複数個一定間隔で横設固定し、夫々上
下に相対設する各挿入片の空隙に弾性板を緩く貫挿し、
且つ該各弾性板をその中央部付近に於いて湾曲して押上
げて反り面を形成する押上手段が、回動自在なるよう前
記両側の凹みに支架されており、前記押上手段は、長方
形の断面を有し、前記基板と同じ曲率半径で、断面の長
辺に垂直な方向、および断面の短辺に垂直な方向にも夫
々湾曲して形成して押上げ体を設けると共に、該押上げ
体の両端面に前記凹みに嵌合できる径を有する短い回動
軸が夫々突設され、且つ該回動軸の外側端縁に摘みを夫
々突設して形成され、更に前記弾性板および押上手段を
配設した基板に開閉手段を取付けたカバーで被覆した背
もたれ板を、椅子、ソファー、自動車座席の背もたれの
前面部に取外し自在に装置し、背中の背部に当接して、
背中と背もたれ板とを密接せしめることにより、上記問
題点を解決した。
[作用] 上記構成より成る本発明によれば、断面長方形状をな
す押上手段を適宜上下動させて所定の水平位置に装置
し、然る後その位置に於いて、適宜これを回動させて、
これにより弾性板を下方より上方へ押上げて所定高さの
反り面を形成せしめ、これを椅子、ソファー、自動車座
席の背もたれの前面部に配設することにより、前記反り
面が仙骨上部の人体の凹部分に密接し、人体背部全体を
支え、仙骨や腰椎の疾患による痛みや苦痛を取去る。
[実施例] 本発明の実施の一例を図に就いて詳細に説明するに、
基板1は両側中央部付近に於いて互いに内側へやや喰い
込んだ喰い込み面2を設けると共に、曲率半径Rを有し
て横方向断面凹形に湾曲して、金属、木または硬質プラ
スチックによりほぼ長方形状に形成されており、基板1
の前後面には適宜補強用リブ3が突設されていて、基板
1を補強している。
基板1の前面側の前記喰い込み面2の部分をやや低い
突縁4aとし、それ以外の周縁部には突縁4aより高い突縁
4が突設されており、前記喰い込み面2の突縁4aの平行
位置に夫々半円状の凹み5が複数個(実施例では3個)
等間隔で設けられている。
基板1の前面部の上下方に、夫々基板1からわずかの
空隙6を有する断面逆凹状の挿入片7を複数個一定間隔
で横設固定し、夫々上下に相対設する各挿入片7の空隙
6に、プラスチック、板ばね等の弾性を有する弾性板8
を緩く貫挿して、各弾性板8の上下端を基板1の上下の
突縁4に当接して、挿入片7に弾性板8の上方部を挿入
したまま、これをガイドとして摺動させ、弾性板8の中
央部付近の押上げ、押下げ運動を可能とする。
前記各弾性板8をその中央部付近に於いて前方側へ湾
曲して押上げて反り面Cを構成せしめる押上手段9が、
回動自在なるように前記両側の凹み5に支架されている
と共に、凹み5により離脱した押上手段9が凹み5の上
下部の突縁4a上をスライドしていずれかの凹み5に嵌入
できるように構成されている。
押上手段9は長方形の断面を有し、第4図に於いて基
板1の同じ曲率半径Rで、断面の長辺(長さはA)に垂
直な矢印P1の方向にも、また断面の短辺(長さはB)に
垂直な矢印P2の方向にも夫々湾曲して押上げ体10を設け
ると共に、該押上げ体10の両端面に前記凹み5に嵌合で
きる径を有する短い回動軸11が夫々突設され、且つ該回
動軸11の外側端縁に手で回動し易くするための摘み12が
夫々突設されて形成されている。
そして、更に詳しくは押上手段9は第2図に示すよう
に各弾性板8の裏面部に挿入されるが、回動自在なるよ
うに押上手段9はこの第2図の状態に於いて前面10aが
凹形で、後面10bが凸形であり、また下方を向いた側面1
0cは凹形であり、反対側の上方を向いた側面10dは凸形
であり、この前面10a,側面10cの凹形面および後面10b、
側面10dの凸形面は基板1の曲率半径Rと一致した曲率
を有するように構成されており、また回動軸11は前記上
方向を向いた側面10d寄りの押上げ体10の両端面10aの最
下端に接して固定されていて、回動軸11がいずれかの横
方向に対面する凹み5に嵌入して回動自在なるように装
置される。なお、図中9aは押上手段9を軽量にするため
の空洞部である。
而して、上記のように配設された押上手段9が第2図
の状態にあるとき(凹形前面10aが前面側にあるとき)
は、弾性板8は最大の押上げ高さが得られ、第5図に示
すような背中の背面を抱くように押上手段9上に於いて
凹形の反り面Cが得られると共に、凸形後面10bは凹形
の基板1の表面に密接している。摘み12を持って回動さ
せて、凹形側面10cが前面側にきたときは、弾性板8は
最小の押上げ高さが得られ、前記第5図に示すと同様の
凹形の反り面が得られる。また、摘み12を持って回動さ
せて凸形後面10b、あるいは凸形側面10dを前面側に位置
させた場合は、基板1の凹形湾曲面と前記凸形後面10
b、あるいは凸形側面10dの夫々反対側に位置する凹形前
面10a、凹形側面10cとが対面すると、第8図に示すよう
に側端部である凹み5部分に於ける押上げ体10の高さが
高くなって回動軸11が凹み5から離脱してしまうので、
誰でもこの方向への回動は間違いであると気付くもので
ある。
押上手段9を上下いずれかへ移動せしめて、いずれか
の凹み5へ回動軸11を嵌入させる場合、両方の摘み12を
持って押上手段9を弾性板8の押圧力に抗して持上げて
上下いずれかへ移動させて、回動軸11をいずれかの凹み
5に嵌入させればよく、この状態に置いては押上手段9
は弾性板8に強く押圧されて移動してり、凹み5から離
脱することはない。
そして、上記のように弾性板8および押上手段9を配
設した基板1は、クッション性を有するカバー13で被覆
すると共に、押上手段9を操作するため長いジッパー等
の開閉手段14を取付けてカバー13を開閉自在とし、好ま
しくは基板1の前面部に弾性板8が強く体に当たるのを
防止するために、ウレタンマット等のクッション材15を
装置することが推奨される。
[発明の効果] 上述のように構成された本発明によれば、押上手段を
適宜操作して、使用者に合った反り面Cを基板に形成せ
しめて、本発明背もたれ板Sを例えば椅子(第9図
イ)、ソファー(第9図ロ)、自動車座席(第9図ハ)
のように使用することにより、仙骨上方の人体の凹部分
Yが反り面Cを形成された本発明背もたれ板Sに密着
し、これらを背部より支えるために、仙骨や腰椎の部分
の緊張することなく、血流の停滞をまねくことがなく、
従って仙骨や腰椎の痛みや苦痛を取去ることができるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の一部切欠斜視図、第2図はカバーを省略
して示す基板の前面側斜視図、第3図は同後面側斜視
図、第4図は弾性板を一部省略して示す基板の前面側斜
視図、第5図は第2図I−I線断面図、第6図は押上手
段の斜視図、第7図は第6図II−II線断面図、第8図は
間違った使用例を示す基板の前面側斜視図、第9図イ,
ロ,ハは使用状態を示す概略説明図、第10図イ,ロ,ハ
は従来例を示す概略説明図である。 図中、1は基板、2は喰い込み面、4は高い突縁、4aは
低い突縁、5は凹み、7は挿入片、8は弾性板、9は押
上手段、10は押上げ体、11は短い回転軸、12は摘み、13
はカバー、14は開閉手段、Cは反り面である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側中央部付近に於いて互いに内側へやや
    喰い込んだ喰い込み面を設けると共に、所定の曲率半径
    を有して横方向断面凹形に湾曲して基板を形成し、且つ
    前記基板の前面側の前記喰い込み面の部分をやや低い突
    縁とし、それ以外の周縁部には高い突縁が突設され、前
    記各低い突縁の平行位置に、夫々半円状の凹みを複数個
    等間隔で設ける一方、前記基板の前面部の上下方に断面
    逆凹状の挿入片を複数個一定間隔で横設固定し、夫々上
    下に相対設する各挿入片の空隙に弾性板を緩く貫挿し、
    且つ該各弾性板をその中央部付近に於いて湾曲して押上
    げて反り面を形成する押上手段が、回動自在なるよう前
    記両側の凹みに支架されており、前記押上手段は、長方
    形の断面を有し、前記基板と同じ曲率半径で、断面の長
    辺に垂直な方向、および断面の短辺に垂直な方向にも夫
    々湾曲して形成して押上げ体を設けると共に、該押上げ
    体の両端面に前記凹みに嵌合できる径を有する短い回動
    軸が夫々突設し、且つ該回動軸の外側端縁に摘みを夫々
    突設して形成され、更に前記弾性板および押上手段を配
    設した基板に開閉手段を取付けたカバーで被覆したこと
    を特徴とする背もたれ板。
JP63014360A 1988-01-25 1988-01-25 背もたれ板 Expired - Lifetime JP2687316B2 (ja)

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