JP2687105B2 - 2元3位形交流軌道回路装置 - Google Patents

2元3位形交流軌道回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、50Hzと60Hzの電
源周波数に共用に使用できる2元3位形交流軌道回路装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】列車を検知するための鉄道信号装置に使
用する軌道回路においては、交流電化区間,直流電化区
間のいずれでも、例えば新幹線等と近接して設けられ架
線電流等の誘導がある区間では、その区間の電源周波
数、すなわち50Hz又は60Hzを信号電源の周波数とし
て使用することはできない。このような場合、軌道回路
として1kHz付近の可聴周波を搬送波とし、数10Hz
の信号周波で変調したものを電源に用いる方式のAF軌
道回路や、商用周波数50Hz又は60Hzの2倍の周波数
を使用する倍周軌道回路あるいは分倍周軌道回路が主に
適用されている。
【0003】しかしながら、AF軌道回路は制御長が短
いことや設備費が高いなど経済的な難点がある。また、
倍周軌道回路は直流電化区間で多用されているが、電車
電流の中に電源周波数の2倍の100Hz又は120Hzが大
量に含まれてくるため、誘導支障区間の対策用としては
十分ではなかった。
【0004】このため誘導支障区間の対策用としては、
電源周波数50Hz又は60Hzの1/2の周波数を信号周波
数とする分倍周軌道回路が適用されている。分倍周軌道
回路は、図2のブロック図に示すように、軌道回路BT
の進出側には転極リレ−23と、電源周波数50(60)Hz
を25(30)Hzに分周して軌道回路BTに送電する分周器
41とを設け、軌道回路BTの進入側には倍周器43と
軌道リレ−33を設けている。そして、図3の波形図に
示すように、分周器41は転極リレ−23から電源電圧
より位相が例えば90度進んだ電圧を入力し、1/2周波に
分周して25(30)Hzの信号電流をインピ−ダンスボンド
25を通して軌道回路BTに送る。軌道回路BTの進入
側ではインピ−ダンスボンド31から整合変成器42を
通して位相調整された電圧が倍周器43内の25(30)Hz
用低域通過フィルタに入り、その出力が倍周部により倍
周され、電源周波数と同一の50(60)Hzの信号電流に変
換して軌道リレ−33の軌道コイルに加える。この軌道
リレ−33の局部コイルには分周器41の入力電圧と同
一系統の50(60)Hzの電圧を加えておく。このように、
軌道コイルに局部コイルに加えている電圧より90度位相
が進んだ電圧を加えることにより軌道リレ−33の扇状
の翼板が回転して接点を駆動する。この状態で、送電側
の分周器41の入力である電源電圧を転極リレ−23で
転極すると、軌道リレ−33の軌道コイルに加えられる
電圧の位相は局部コイルに加えられている電圧の位相よ
り90度送れ、翼板の回転力が転極前と逆に働き、3位の
動作が可能である。そして誘導又は電車電流の不平衡に
よって生じる50(60)Hz及びその高調波は倍周器内の低
域通過フィルタにより阻止されるので、妨害電流による
誤動作を防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記分倍
周軌道回路を50Hzの電源と60Hzの電源が交互に共存
する区間においては、分周器と倍周器を電源周波数に合
わせて使い分ける必要があり、固定周波数の機器では誤
動作が生じるために軌道回路としては使用できなかっ
た。また、分周器の特性上消費電力が大きく、分周器の
入力である電源電圧を転極する転極リレ−の接点の寿命
が短いとともにランニングコストが高くなってしまう。
さらに使用周波数が25(30)Hzと低いためインピ−ダン
スボンドが大きくなってしまう。また、倍周器の出力波
形が図3に示すように悪いために軌道リレ−の寿命が短
くなってしまう等の問題があった。
【0006】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、50Hzの電源と60Hzの電源に共有
に使用することができるとともに、他からの誘導支障が
ある区間でも確実に列車を検知することができる2元3
位形交流軌道回路装置を得ることを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る2元3位
形交流軌道回路装置は、電源ラインには電源ケ−ブル
(11)と同期信号発生装置(12)と同期信号ケ−ブ
ル(13)とを有し、軌道回路の進出側には軌道側整流
器(21)と送信器(22)と転極リレ−(23)とを
有し、軌道回路の進入側にはリレ−トランス(32)と
軌道リレ−(33)と局部電源装置(34)と局部側整
流器(35)とを有する2元3位形交流軌道回路装置で
あって、電源ケ−ブル(11)は軌道回路に沿って布設
され、周波数50Hz又は60Hz及びこれらの周波数が交
互に共存する電力を送り、同期信号発生装置(12)は
電源ケ−ブル(11)から供給される周波数50Hz又は
60Hz及びこれらの周波数が交互に共存する電力を周波
数60Hzより少し高い周波数で周波数50Hz又は60Hz
の整数倍に該当しない周波数fに変換して同期信号を出
力し、同期信号ケ−ブル(13)は軌道回路に沿って布
設され、同期信号発生装置(12)から出力された周波
数fの同期信号を伝送し、軌道回路の進出側に設けられ
た軌道側整流器(21)は電源ケ−ブル(11)から供
給される周波数50Hz又は60Hzの電力を整流し、直流
電力を送信器(22)に送り、送信器(22)は入力し
た直流電力を同期信号ケ−ブル(13)から送られる周
波数fの同期信号により変換して周波数fの信号波を転
極リレ−(23)に送り、転極リレ−(23)は前方の
軌道回路内の列車の有無を条件として送信器(22)か
ら出力された周波数fの信号波の極性を反転させながら
抵抗子(24)を介して軌道回路の進出端に設けられた
インピ−ダンスボンド(25)に出力し、軌道回路の進
入端に設けられた軌道リレ−(33)は軌道コイルと局
部コイルとを有し、各コイルに印加される電圧とその間
の位相差によって翼板に回転力を与えて接点を駆動さ
せ、リレ−トランス(32)はフィルタと位相調整器を
有し、軌道回路の進入端に設けられたインピ−ダンスボ
ンド(31)から周波数fの信号波を入力して、周波数
fの出力電圧を軌道リレ−(33)の軌道コイルに送
り、局部側整流器(35)は電源ケ−ブル(11)から
供給される周波数50Hz又は60Hzの電力を整流し、直
流電力を局部側電源装置(34)に送り、局部側電源装
置(34)は入力した直流電力を同期信号ケ−ブル(1
3)から送られる周波数fの同期信号で変換して周波数
fの電圧を軌道リレ−(33)の局部コイルに送ること
を特徴とする。
【0008】
【作用】この発明においては、軌道回路の送信部では交
流電源電圧を整流して直流電圧とし、この直流電圧を商
用電源の周波数である50Hz又は60Hzより少し高い周
波数fの同期信号で発振させ、周波数fの信号波を軌道
回路に送り、軌道回路の受信部では送られた信号波によ
り、周波数fの電圧を軌道リレ−の軌道コイルに印加す
るとともに交流電源電圧を整流した直流電圧を周波数f
の同期信号で発振させ、周波数fの電圧を軌道リレ−の
局部コイルに印加するようにして、列車検知のために軌
道リレ−に入力する電圧を商用電源の周波数と無関係に
する。
【0009】また、軌道回路に送る信号波の周波数を商
用電源の周波数である50Hz又は60Hzより少し高い周
波数とし、かつ50Hz又は60Hzの整数倍に該当しない
周波数fとして、商用電源の周波数50/60Hz及びその
高調波による誘導支障が生じることを防ぐ。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、列車を検知する軌道回
路装置は電源ライン1と各軌道回路AT,BT,CTに
設けられた送信部2と受信部3とを有する。電源ライン
1には電源ケ−ブル11と同期信号発生装置12と同期
信号ケ−ブル13とを有する。電源ケ−ブル11と同期
信号ケ−ブル13は軌道回路AT,BT,CTに沿って
布設されている。電源ケ−ブル11は周波数50Hz又は
60Hzの電力あるいは周波数50Hzと60Hzが交互に共
存する場合は50Hzと60Hzの電力を交互に送ってい
る。同期信号発生装置12は電源ケ−ブル11から供給
される周波数50Hz又は60Hzの電力を周波数60Hzよ
り少し高い周波数で、且つ周波数50Hz又は60Hzの整
数倍に該当しない例えば80Hz,83.3Hz,135Hz等
の周波数fに変換して同期信号ケ−ブル13に周波数f
の同期信号を送り出す。
【0011】送信部2はレ−ル絶縁された各軌道回路A
T,BT,CTの進出側に設けられ、軌道側整流器21
と送信器22と転極リレ−23と抵抗子24及び軌道回
路BTの進出側境界点4に接続されたインピ−ダンスボ
ンド25を有する。軌道側整流器21は電源ケ−ブル1
1から供給される周波数50Hz又は60Hzの電圧を整流
して得た直流電圧を送信器22に送る。送信器22は入
力した直流電圧を同期信号ケ−ブル13から送られる周
波数fの同期信号により変換して周波数fの信号波を転
極リレ−23に送る。転極リレ−23は前方の軌道回路
内の列車の有無を条件として送信器22から送られた周
波数fの信号波の極性を180度反転させながら抵抗子2
4を介してインピ−ダンスボンド25に送り、各軌道回
路AT,BT,CTに出力する。
【0012】受信部3は各軌道回路AT,BT,CTの
進入側に設けられ、各軌道回路AT,BT,CTの進入
側境界点5に接続されたインピ−ダンスボンド31とリ
レ−トランス32と軌道リレ−33と局部電源装置34
と局部側整流器35とを有する。軌道リレ−33は軌道
コイルと局部コイルとの2コイルを有し、軌道コイルと
局部コイルに印加される電圧とその間の位相差によって
翼板に回転力を与えて接点を駆動させる。リレ−トラン
ス32は周波数fHz用の帯域通過フィルタと位相調整
器を有し、各軌道回路の進入端に接続されたインピ−ダ
ンスボンド31から周波数fの信号波を入力して、周波
数fの出力電圧を軌道リレ−33の軌道コイルに送る。
局部側整流器35は電源ケ−ブル11から供給される周
波数50Hz又は60Hzの電圧を整流して得た直流電圧を
局部側電源装置34に送る。局部側電源装置34は送ら
れた直流電圧を同期信号ケ−ブル13から送られる周波
数fの同期信号で変換して周波数fの電圧を軌道リレ−
33の局部コイルに送る。
【0013】上記のように構成された軌道回路装置にお
いて、同期信号発生装置12は電源ケ−ブル11から供
給される周波数50Hz又は60Hzの電力を、例えば80H
zの周波数fに変換して周波数fの同期信号を同期信号
ケ−ブル13に常時送り出している。軌道回路BTの進
出側に設けられた送信部2の軌道側整流器21は電源ケ
−ブル11から供給される周波数50Hz又は60Hzの交
流電圧を整流して直流電圧を送信器22に送っている。
送信器22は送られた直流電圧を同期信号ケ−ブル13
から送られる周波数fの同期信号により発振させて周波
数fの信号波を転極リレ−23に送る。周波数fの信号
波が常時送られている転極リレ−23は前方の軌道回路
CTに列車が存在しない場合は、送信器22から送られ
ている周波数fの信号波を同期信号ケ−ブル13に送り
出されている周波数fの同期信号より位相を例えば90度
進ませて抵抗子24を介してインピ−ダンスボンド25
に送り、軌道回路BTに出力する。
【0014】軌道回路BTに列車が存在しない場合は、
インピ−ダンスボンド25から送り出された周波数fの
信号波は軌道回路BTの進入側境界点5に接続されたイ
ンピ−ダンスボンド31を通してリレ−トランス32で
受信される。リレ−トランス32は軌道回路BTからの
信号波を受信すると、周波数fで位相が信号波と一致し
た電圧を軌道リレ−33の軌道コイルに送る。このよう
に軌道回路BTに送る信号波の周波数fを商用電源の周
波数である50Hz又は60Hzより少し高い周波数とし、
かつ50Hz又は60Hzの整数倍に該当しない周波数fと
することにより、軌道リレ−33の軌道コイルに入力す
る電圧が商用電源の周波数50/60Hz及びその高調波に
よる誘導支障を受けることを防ぐことができる。
【0015】一方、局部側整流器35は電源ケ−ブル1
1から供給される周波数50Hz又は60Hzの電圧を整流
して得た直流電圧を局部側電源装置34に送っている。
局部側電源装置34は送られた直流電圧を同期信号ケ−
ブル13から送られる周波数fの同期信号で発振して、
同期信号と同一位相で周波数fの電圧を軌道リレ−33
の局部コイルに送る。したがって軌道リレ−33の軌道
コイルと局部コイルに印加される電圧は同一周波数で、
軌道コイルに印加される電圧の位相が局部コイルに印加
される電圧の位相より90度進み、軌道リレ−33は進行
現示Gを示す接点を構成する。
【0016】この状態で列車が軌道回路BTに進入する
と、軌道回路BTの進出側から送られている信号波は列
車の車軸で短絡され、受信部3の軌道リレ−33の軌道
コイルに入力している電圧は「0」になり、軌道リレ−
33は落下して停止現示Rを示す接点を構成する。
【0017】列車が軌道回路BTから進出して軌道回路
CTに進出して在線すると、軌道回路BTの進出側に設
けられた送信部2の転極リレ−23は送信器22から送
られている周波数fの信号波を同期信号ケ−ブル13に
送り出されている周波数fの同期信号より位相を例えば
90度遅らせて抵抗子24を介してインピ−ダンスボンド
25に送り、軌道回路BTに出力する。軌道回路BTの
進入側に設けられた受信部3のリレ−トランス32は軌
道回路BTからの信号波を受信すると、周波数fで位相
が信号波と一致した電圧、すなわち、同期信号ケ−ブル
13に送り出されている周波数fの同期信号より位相が
90度遅れた電圧を軌道リレ−33の軌道コイルに送る。
軌道リレ−33は軌道コイルに局部コイルに印加されて
いる電圧より位相が90度遅れた電圧が印加されると、注
意現示Yを示す接点を構成する。このようにして軌道リ
レ−33は停止現示Rと注意現示Y及び進行現示Gの3
位に動作することができる。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、軌道回
路の送信部では交流電源電圧を整流して直流電圧とし、
この直流電圧を商用電源の周波数である50Hz又は60H
zより少し高い周波数fの同期信号で発振させ、周波数
fの信号波を軌道回路に送り、軌道回路の受信部では送
られた信号波により、周波数fの電圧を軌道リレ−の軌
道コイルに印加するとともに交流電源電圧を整流した直
流電圧を周波数fの同期信号で発振させ、周波数fの電
圧を軌道リレ−の局部コイルに印加するようにしたか
ら、列車検知のために軌道リレ−に入力する電圧を商用
電源の周波数と無関係にすることができ、周波数50Hz
と60Hzの電源電圧の区間における機器を共用化して設
備費を低減すことができる。
【0019】また、軌道回路に送る信号波の周波数を商
用電源の周波数である50Hz又は60Hzより少し高い周
波数とし、かつ50Hz又は60Hzの整数倍に該当しない
周波数fとして、商用電源の周波数50/60Hz及びその
高調波による誘導支障が生じることを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の分倍周軌道回路の構成を示すブロック図
である。
【図3】従来の分倍周軌道回路の各部の波形図である。
【符号の説明】
1 電源ライン 2 送信部 3 受信部 11 電源ケ−ブル 12 同期信号発生装置 13 同期信号ケ−ブル 21 軌道側整流器 22 送信器 23 転極リレ− 24 抵抗子 25 インピ−ダンスボンド 31 インピ−ダンスボンド 32 リレ−トランス 33 軌道リレ− 34 局部電源装置 35 局部側整流器 41 分周器 42 整合変成器 43 倍周器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ラインには電源ケ−ブル(11)と
    同期信号発生装置(12)と同期信号ケ−ブル(13)
    とを有し、軌道回路の進出側には軌道側整流器(21)
    と送信器(22)と転極リレ−(23)とを有し、軌道
    回路の進入側にはリレ−トランス(32)と軌道リレ−
    (33)と局部電源装置(34)と局部側整流器(3
    5)とを有する2元3位形交流軌道回路装置であって、 電源ケ−ブル(11)は軌道回路に沿って布設され、周
    波数50Hz又は60Hz及びこれらの周波数が交互に共存
    する電力を送り、同期信号発生装置(12)は電源ケ−
    ブル(11)から供給される周波数50Hz又は60Hz及
    びこれらの周波数が交互に共存する電力を周波数60Hz
    より少し高い周波数で周波数50Hz又は60Hzの整数倍
    に該当しない周波数fに変換して同期信号を出力し、同
    期信号ケ−ブル(13)は軌道回路に沿って布設され、
    同期信号発生装置(12)から出力された周波数fの同
    期信号を伝送し、 軌道回路の進出側に設けられた軌道側整流器(21)は
    電源ケ−ブル(11)から供給される周波数50Hz又は
    60Hzの電力を整流し、直流電力を送信器(22)に送
    り、送信器(22)は入力した直流電力を同期信号ケ−
    ブル(13)から送られる周波数fの同期信号により変
    換して周波数fの信号波を転極リレ−(23)に送り、
    転極リレ−(23)は前方の軌道回路内の列車の有無を
    条件として送信器(22)から出力された周波数fの信
    号波の極性を反転させながら抵抗子(24)を介して軌
    道回路の進出端に設けられたインピ−ダンスボンド(2
    5)に出力し、 軌道回路の進入端に設けられた軌道リレ−(33)は軌
    道コイルと局部コイルとを有し、各コイルに印加される
    電圧とその間の位相差によって翼板に回転力を与えて接
    点を駆動させ、リレ−トランス(32)はフィルタと位
    相調整器を有し、軌道回路の進入端に設けられたインピ
    −ダンスボンド(31)から周波数fの信号波を入力し
    て、周波数fの出力電圧を軌道リレ−(33)の軌道コ
    イルに送り、局部側整流器(35)は電源ケ−ブル(1
    1)から供給される周波数50Hz又は60Hzの電力を整
    流し、直流電力を局部側電源装置(34)に送り、局部
    側電源装置(34)は入力した直流電力を同期信号ケ−
    ブル(13)から送られる周波数fの同期信号で変換し
    て周波数fの電圧を軌道リレ−(33)の局部コイルに
    送ることを特徴とする2元3位形交流軌道回路装置。
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