JP2686737B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2686737B2
JP2686737B2 JP62036391A JP3639187A JP2686737B2 JP 2686737 B2 JP2686737 B2 JP 2686737B2 JP 62036391 A JP62036391 A JP 62036391A JP 3639187 A JP3639187 A JP 3639187A JP 2686737 B2 JP2686737 B2 JP 2686737B2
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吉平 新山
広司 伊東
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、遊技領域内に特定遊技状態を発生可能な遊
技装置を備え、当該遊技装置の結果態様において予め定
められた特別遊技状態になったことを検出する特別遊技
状態検出手段を有する遊技機に関する。 (従来の技術) この種の遊技機の一例としてパチンコ機の例で説明す
ると、遊技領域内に、通常の遊技状態では得られない面
白さや、有利性を備えた特定遊技状態を発生させる遊技
装置、例えば、遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利
な第2状態とに変動可能な変動入賞装置等を配設して遊
技内容に変化を与え、興趣性の高い遊技機の提供が競わ
れている。 本発明は、この種の遊技機に於いて、従来に見られな
い新規な工夫を凝らし、新たな興趣性を持つ遊技機の提
供を目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的達成のため、 遊技領域内に、特定遊技状態を発生可能な遊技装置
(例えば、変動入賞装置4)と、該遊技装置を作動させ
る特定入賞口(8、9)とを備え、前記遊技装置の結果
態様において、予め定められた特別遊技状態になったこ
とを検出する特別遊技状態検出手段(例えば、特別入賞
口6)を有する遊技機に於いて、 前記特定入賞口への入賞球を検出して、前記遊技装置
の作動回数を選択する作動回数選択手段(例えば、特定
入賞装置10や分別装置80等)と、 前記作動回数選択手段からの出力信号に基づいて前記
遊技装置の作動を実行する作動実行制御手段と、 前記作動実行制御手段による前記遊技装置の作動回数
を可視表示する作動回数表示手段(例えば、作動回数表
示器11、12)と、 を備えた構成とした。 (作用) 本発明によれば、遊技装置の作動回数を選択する作動
回数選択手段を設けているので、たとえ、同一の特定入
賞口から打球が入賞した場合でも、その特定入賞口への
入賞という条件だけでは変動入賞装置等の遊技装置の作
動回数は決定されず、遊技装置の作動回数は、作動回数
選択手段による偶然性によって入賞の時々で変化する。 そして、遊技者は、その入賞によって、遊技装置が何
回作動するかを、作動回数表示手段によって知らされ
る。 (実施例) 以下、本発明を遊技機の一例としてのパチンコ機を例
にして説明する。 第1図に於て、遊技盤1のガイドレール3により区画
された遊技領域2のほぼ中央に、遊技者にとって不利で
ある打球を受け入れない第1状態(閉状態)と遊技者に
とって有利である打球を受け入れ易い第2状態(開状
態)とに変換可能な開閉翼5を両側に有する変動入賞装
置4を遊技装置の一例として配置してある。 そして、この遊技装置としての変動入賞装置4内に、
通常入賞口7と共に、この変動入賞装置の結果態様が予
め定められた特別遊技状態になったことを検出するため
の特別遊技状態検出手段としての特別入賞口6が設けて
ある。 そして、この変動入賞装置4自体を作動させるための
特定入賞口としての、第1の特定入賞口8と第2の特定
入賞口9とが当該変動入賞装置4の下方の左右に分かれ
て設けられ、更に、当該左右の特定入賞口8、9の中央
に、当該特定入賞口8、9への入賞球を検出して、遊技
装置としての上記変動入賞装置4の作動回数を適当に選
択する作動回数選択手段としての特定入賞装置10が配設
されている。 尚、遊技領域2内には、勿論、これら以外にも一般入
賞装置や誘導釘や風車がアウト穴等を設けてある。 第1図及び第2図に於て、この実施例では、特定入賞
口8、9の間の特定入賞装置10と、通常遊技状態下での
開閉翼5の開閉作動回数を遊技者に知らせる作動回数表
示手段としての作動回数表示器11、12とが、同一基板13
に設けてある。 又、特定入賞口8、9は、翼片15を備えた2回開きチ
ューリップ型入賞具14から成っている。 第2図及び第3図に於て、遊技装置の作動回数を選択
する作動回数選択手段としての特定入賞装置10について
説明する。 実施例の装置は、その内部下方に、基板13の背面に設
けた入賞球流路枠16によって、特定入賞口8、9からの
入賞球を受け且つこれを入賞球流路枠16の下部中央の入
賞球選択部19まで誘導流下させる入賞流路17、18が形成
してある。 入賞球選択部19は、特定入賞口8、9間の中央から若
干片側にずれた位置にて、入賞球流路枠16の底面に設け
た平坦部より成る。 この平坦部より成る入賞球選択部19は、若干後下りに
傾斜していると共に、2つの突条16aによって、3つの
選択口、即ち中央の選択口20Aとその両側の選択口20Bと
に区分けされている。 入賞流路17、18は、この選択口20Bから斜め上方に延
び、特定入賞口8、9からの入賞球を受け取り得る位置
まで延在している。 尚、図中の符号21は入賞球流路枠16に設けた開口であ
って、上記選択口20B、20Aの一部を形成している。 第3図から分るように、入賞球流路枠16の背面には後
部取付枠22が取り付けてあり、この後部取付枠22の下部
には、支持舌23によって、近接スイッチから成る3つの
入賞球検出器24A、24B、24Bが隣接して支持されてい
る。 中央の検出器24Aは、特別対応入賞装置4の開閉翼5
を2回開閉動作させる2回作動検出器であり、その両側
の検出器24Bは開閉翼5を1回開閉動作させる1回作動
検出器である。 各作動検出器24A、24B、24Bへの球流入口25は、後部
取付枠22に立てた仕切り26によって、入賞球が互いに干
渉しないように構成されている。 後部取付枠22の取り付けは、2回作動検出器24Aの球
流入口25が選択口20Aと一致し、1回作動検出器24Bの球
流入口25が選択口20Bと一致するようになされる。 選択口20Aからの導出球は2回作動検出器24Aに受け入
れられて検出され、この作動回数選択手段からの出力信
号に基づいて、遊技装置この例では変動入賞装置4を実
際に駆動する作動実行制御手段がその開閉翼5を2回開
閉動作させる。このとき、作動実行制御手段による遊技
装置としての開閉翼5のこの作動回数は、作動回数表示
手段としての作動回数表示器12が点灯し、作動回数が
“2"であることが遊技者に可視表示される。 又、選択口20Bからの導出球は1回作動検出器24Bに受
け入れられて検出され、同じく、この作動回数選択手段
からの出力信号に基づいて、変動入賞装置4を実際に駆
動する作動実行制御手段がその開閉翼5を1回開閉動作
させる。 このとき、作動実行制御手段による遊技装置としての
開閉翼5のこの作動回数は、作動回数表示手段としての
作動回数表示器11の点灯により、作動回数が“1"である
ことが遊技者に可視表示される。 この例の場合、入賞球選択部19の突条16aは平坦部よ
り僅かに盛り上っているだけであり、入賞流路17、18上
を流下して来た入賞球が、突条16aを乗越えられずに選
択口20Bに流下するか、或いはこれを乗り越えて選択口2
0Aに流下するかは、一義的に定まらない。 従来のこの種遊技機では、特定入賞口8に入賞するか
特定入賞口9に入賞するかのみで決定されたことと比べ
ると、極めて変化性に富んでいる。 又、同時に特定入賞口8、9に遊技球が入賞した場合
も、下記のように作用する。 即ち、特定入賞口8、9からの入賞球が入賞球選択部
19まで流下する距離が、入賞流路17と入賞流路18とで異
なっているため、仮に同時に特定入賞口8、9に遊技球
が入賞した場合でも、入賞球が入賞球選択部19に達する
時刻について時間差を生じ、先後の区別をもって選択口
20A又は20Bから流出する。 従って、2つの入賞球それぞれについて、所定回数だ
け開閉翼が開閉動作することが約束される。 更に又、同時に入賞球が選択部19に達した場合でも、
入賞球が突条16aを乗越えるか或いは乗り越えないかは
流動的である上、互いに接触反発等をして選択口20A又
は20Bを流下する時刻に差が生じるため、やはり入賞球
2個分の開閉動作が約束される。 第2図及び第3図に戻り、後部取付枠22には、作動回
数表示器11、12の構成要素であるランプ27、28が、該ラ
ンプのソケット27A、27Bを担持する基板29によって、後
部取付枠22内に立てたボス30上に取付けられている。 又、両サイドの装飾用ランプ31のソケット31Aを担持
する基板32も、同様にして後部取付枠22内に取付けられ
ている。 これらのランプ27、28、31は、後部取付枠22に設けた
小孔から先端部が突出され、それぞれ基板13に嵌込み式
に設けたレンズ部33、34、35を後方から照らすように構
成されている。 後部取付枠22内には中継基板36が取付けてあり、中継
基板36に、作動検出器22A、24Bや、ランプ27、28や、ラ
ンプ31からのリード線のコネクタ37A、37Bや38や39を設
け、配線の集中化を行なっている。 図中の符号40は出力用の総合コネクタ、41はコードバ
インダである。 尚、後部取付枠22は、図示してないネジにより入賞球
流路枠16の支柱42A及びボス42Bに取り付けられ、後方か
ら後板43により、中継基板16の部分を残して蓋される。 チューリップ型入賞具の構造 この実施例が特定入賞口8、9として使用しているチ
ューリップ型入賞具14は2回開き式のものである。以
下、これを第4図に基づいて説明する。 同図示すように、2つの翼片15は、基板51の前面側に
軸52に枢着されて互いに対向配置されている。 この翼片15は、自重により外側に倒れるように回動習
性を受けており、軸52よりも下方部分には基板51側に切
欠53を有する。 基板51の後方のケース55内には、制御体60と阻止杆70
とが、それぞれ軸61、71により回動可能に支承され、並
置されている。 翼片15側に位置する制御体60は、その軸方向両端に、
左右の翼片15の切欠53の上部(以下単に突起という)15
A、15A間に第4図の如く分け入り、翼片15を開状態から
閉状態にするためのセクタ62をそれぞれ有する。 更に制御体60は、第5図から良く分るように、両セク
タ62、62間に、放射状に互いに120度ずらして設けた板
状の3つの爪63a、63b、63cを有する。阻止杆70は先端
にウエイト72を有し、この先端が通常制御体60に乗るよ
うに回動習性を受けている。 今、制御体60が第4図に示す第1位置に在り翼片15が
閉じている場合に於て、第1発目の遊技球が翼片15、15
間に入賞したとする。 この第1発目の入賞球は、リブ54に案内されながら、
該リブ54により形成される流路56を流下し、開口51Aを
通過する。 このとき、入賞球は、破線で示すように、制御体60の
下向きの爪63aに当接してこれを後方に押しやり、制御
体60を第4図で反時計方向に120゜回動させる。 この回動に伴ない、阻止杆70の先端は制御体60の爪63
bにより押し上げられ、該爪63bを乗り越えて爪63bと爪6
3aの間に入る。 従って、制御体60は第4図の第1位置から反時計方向
に120゜回動した第2位置で安定に保持され、セクタ62
の後端が翼片15の突起15Aから離れるので、翼片15が自
重して開状態となる。 この状態下に於て第2発目の遊技球が入賞すると、上
記と同様にして、入賞球が制御体60の下向きの爪63cに
当接してこれを後方に押しやり、制御体60を更に120゜
回動させる。制御体60の爪63aにより押し上げられて、
阻止杆70の先端が爪63aと爪63cの間に入る。 従って、制御体60は第4図の第1位置から反時計方向
に240゜回動した第3位置で安定に保持される。 尚、この第3位置では、セクタ62がまだ翼片15の突起
15Aから離れているので、翼片15は開状態を維持する。 更に、第3発目の遊技球が入賞すると、入賞球が制御
体60の下向きの爪63bに当接してこれを後方に押しや
り、制御体60を120゜回動させる。 制御体60の爪63cにより押し上げられて、阻止杆70の
先端が爪63cと爪63bの間に入る。 従って、制御体60は、第4図の第1位置から反時計方
向に360゜回動した第1位置に戻り、安定に保持され
る。 この第3位置から第1位置に制御体60が戻る過程で、
制御体60のセクタ62が翼片15の突起15A、15A間に分け入
り、翼片15を閉状態に戻す。 上記のようにして、チューリップ型入賞具14は、2回
開き動作をする。 入賞球は上記のように翼片15を開閉動作させた後、ケ
ース55の下部開口57から下方に抜ける。 そして、入賞流路17又は入賞流路18上を流下して入賞
球選択部19より作動検出器24A又は作動検出器24Bに至
る。 遊技の概要 変動入賞装置4には後方に凹室46が形成され、開閉翼
5は、この凹室46の開口窓の両側に、開閉可能に枢着さ
れている。 凹室46の底面は前傾姿態で特別入賞口6及び通常入賞
口7に臨んでおり、凹室46内は分流棚47により上下に区
分されている。 本例に於ては、一対の開閉翼5を対向状に配設し打球
を受け入れない状態と打球を受け入れ易い状態とに交換
させているが、開閉翼5としては、例えば、スライド式
或いはアタッカー式の様な可動部材を用いても良い。 特定入賞口8又は9に打球が入賞し、入賞球選択部19
より流出し作動検出器24A又は24Bで検出されることによ
り、開閉翼5は開閉動作を1回又は2回行う。 既に述べたように、同時に特定入賞口8と9に入賞し
た場合でも、入賞球選択部19の働きにより時間差を持っ
て作動検出器24A又は24Bで検出され、入賞球2個分の開
閉動作がなされる。 即ち、2個の入賞球が相次いで作動検出器24Bと作動
検出器24Aで検出されたときは、1回の開閉動作と2回
の開閉動作が相次いでなされる。 上記開閉動作中に、開閉翼5に案内されて打球が変動
入賞装置4内に入り、その球が通常入賞口7ではなく特
別入賞口6に入賞することで、最大18回までの継続的な
開閉動作を1サイクルとする特別遊技状態に移行する。 上記1サイクル中に再度特別入賞口6に入賞すると、
再び新たな1サイクルを開始させ、そのサイクル更新を
有限の回数(ここでは8回)だけ行なうまで、特別遊技
状態の継続ができる。 特定入賞口8、9は、2回開きのチューリップ型入賞
具として構成してあるので、1度特定入賞口8、9に入
賞しチューリップが開くと、再度の入賞が約束される。 又、特定入賞口8、9のいずれに入賞したかに拘わら
ず、入賞球選択部19の選択作用により、変動入賞装置4
の開閉翼5を2回開閉動作させることが可能である。 従って、特定入賞口8、9への入賞確率に軽重をつけ
る必要がなく、遊技者も特定の入賞口のみを狙う必要性
がない。 1サイクル中に変動入賞装置4内に入賞した遊技球
は、それが通常入賞口7又は特別入賞口6のいずれに入
賞した球であるかどうかを問わず、同じカウント検出器
によって計数される。 不幸にしてサイクルの更新がなされないままカウント
合計数が一定個数(ここでは10個)に達したときは、特
別遊技状態は終了となり、通常遊技状態に戻る。 又、計18回の開閉動作が継続される1サイクル中に、
まったく特別入賞口6への入賞がない場合にも、通常遊
技状態に戻ってしまう。 幸にして、1サイクル中に特別入賞口6への入賞が再
び発生した場合は、次のサイクルが始まる。 以下同様にして、計8サイクルが終了すると、特別遊
技状態は終了となり通常遊技状態に戻る。 尚、上記例では遊技装置の一例として変動入賞装置で
説明してあるが、勿論、この変動入賞装置に限定される
ものではなく、通常の遊技状態とは異なる特定遊技状態
を発生させる装置、例えば、複数の識別情報を可変的に
表示する可変表示装置等であってもよい。 他の実施例 第6図は、第1図の特定入賞装置10を可動体を含む特
定入賞装置を使用して構成した作動回数選択手段の他の
実施例である。 この作動回数選択手段は、特定入賞口8と、該特定入
賞口8からの入賞球を、或る確率で第1選択口か第2選
択口かに分別させる分別装置80とを有する。 第7図〜第8図に示すように、基板81には、内周が円
形の枠体82が設けられ、該枠体82内に回転可能に回転体
83が配置されている。 枠体82の上方には、特定入賞口8としての球1個分の
開口82Aが形成され、回転体83の周面には複数個のU字
形の球搬送孔84が配設されている。 Mは回転体83を常時一方向に回転させる駆動モータで
あり、特定入賞口8は、球搬送孔84が開口82Aと一致し
たときに形成される。 回転体83の球搬送孔84は、ただ1個の球搬送孔84Aを
除き、枠体83の内周面との間にほぼ球1個分の空間を形
づくる深さとなっている。 球搬送孔84Aが他の搬送孔84Bと異なる点は、入賞球を
回転体83の回転中心軸85近くまで深く受け入れること
と、受け入れた入賞球を、球搬送孔84Aが下位置から上
方に移動する範囲では、入賞球を回転中心軸85側に抱き
拘えるように、L字状に形成されていることである。 第7図から分るように、基板81の枠体82で囲まれた領
域には、これら2種の球搬送孔84A、84B内の入賞球位置
に対応させて、選択口86A、86Bが開口されている。 選択口86Bは回転中心軸85から比較的遠い位置に、選
択口86Aは回転中心軸85に近い位置にある。 又、選択口86Bは、回転体83の回転方向にみて上流側
に設けてある。 従って、球搬送孔84Bに入った入賞球は全て選択口86B
より導出されるが、球搬送孔84Aに入った入賞球は、球
搬送孔84Aの抱き拘え位置が選択口86Bよりも内側に在る
ことに原因して、選択口86Bを抜けることなくこの部分
を通過し、選択口86Aより導出される。 選択口86Bより導出された入賞球は、図示してない1
回作動検出器により検知され、開閉翼5を1回開閉動作
させる。 又、選択口86Aより導出された入賞球は、図示してな
い2回作動検出器により検知され、開閉翼5を2回開閉
動作させる。 このように、入賞口8の存在する位置は共通であるに
も拘わらず、入賞口8を球搬送孔84Bが形成するのか、
或いは球搬送孔84Aが形成するのかの違いに基づいて、
開閉翼5の開閉動作回数が決定される。 この例の場合にも、第9図に示すように、枠体82に左
右2つの開口82B、82Cを設け、各開口82B、82Cに、基板
13に設けた左右2つの特定入賞口8、9からの入賞球を
誘導樋87、88を介して導くことにより、第2図と同様の
作用を行なわせることができる。 即ち、両特定入賞口8、9に同時に球が入賞したとし
ても、時間差をもって選択口86B、86Aから排出させ得る
効果を得ることができるものである。 符号89は分別装置80の前面を覆うクリア部材であり、
入賞球が分別される状態を遊技者に可視化する。 なお、第6図から明確に判る様に、この実施例におい
ては、作動回数表示手段としての作動回数表示器11、12
が特定入賞装置10の左右側に夫々遊技者に可視可能に配
設されている。 尚、上記実施例では作動回数選択手段として、分別装
置80のような機械的に入賞球を振り分ける構成とした
が、このような機械的な構成に限定されるものではな
く、遊技装置の作動回数に変化をあたえられるものであ
ればよく、例えば、可変表示手段などを使用して、停止
結果によって作動回数を決定するような電子的な作動回
数選択手段であってもよい。 (発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、遊技装置の作動
回数を選択する作動回数選択手段を設けているので、た
とえ、同一の特定入賞口から打球が入賞した場合でも、
その特定入賞口への入賞という条件だけでは変動入賞装
置等の遊技装置の作動回数は決定されず、遊技装置の作
動回数は、作動回数選択手段による偶然性によって入賞
の時々で変化する。 この点、従来のように、予め作動回数が決められてい
る入賞口が遊技盤面に固定されているものに比べ、予知
不可能な利益が秘められている本願発明の方が、より遊
技内容の変化性に富み、遊技の興趣性が一段と高められ
る。 又、遊技者は、その特定入賞口への入賞によって、遊
技装置が何回作動するかを、作動回数表示手段によって
明確に知ることができるので、遊技者は安心して遊技を
楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はパチンコ遊技機の一実施例を示した正面図、 第2図はその特定入賞装置の一具体例を示した図、 第3図はその分解斜視図、 第4図は特定入賞口を構成する2回開きのチューリップ
型入賞器の断面図、 第5図はその一部の拡大斜視図、 第6図は実施例を示した正面図、 第7図はその特定入賞装置の一具体例を示した図、 第8図は第7図の縦断面図、 第9図は特定入賞口を2つとした他の特定入賞装置の一
具体例を示す図である。 2……遊技領域、4……変動入賞装置(遊技装置) 6……特別入賞口(特別遊技状態検出手段)、8、9…
…特定入賞口 10……特定入賞装置(作動回数選択手段) 11、12……作動回数表示器(作動回数表示手段) 80……分別装置(作動回数選択手段)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技領域内に、特定遊技状態を発生可能な遊技装置
    と、該遊技装置を作動させる特定入賞口とを備え、前記
    遊技装置の結果態様において、予め定められた特別遊技
    状態になったことを検出する特別遊技状態検出手段を有
    する遊技機に於いて、 前記特定入賞口への入賞球を検出して、前記遊技装置の
    作動回数を選択する作動回数選択手段と、 前記作動回数選択手段からの出力信号に基づいて前記遊
    技装置の作動を実行する作動実行制御手段と、 前記作動実行制御手段による前記遊技装置の作動回数を
    可視表示する作動回数表示手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
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JPS63203173A (ja) 1988-08-23

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