JP2686552B2 - 成形型 - Google Patents

成形型

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JP2686552B2
JP2686552B2 JP1033182A JP3318289A JP2686552B2 JP 2686552 B2 JP2686552 B2 JP 2686552B2 JP 1033182 A JP1033182 A JP 1033182A JP 3318289 A JP3318289 A JP 3318289A JP 2686552 B2 JP2686552 B2 JP 2686552B2
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治満 大島
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ゴム製品、プラスチツク製品、及び鋳造
品の成形に使用する成形型に関し、詳しくは、固定型及
び可動型を備え、少なくとも一方の型が取替可能な入子
を配設させた入子配設型とし、入子の先端面に、キヤビ
テイ用型面の一部を構成して、成形品に日付やロツト番
号等を賦形するための所定の賦形面が形成されている成
形型に関する。
<従来の技術> 従来、キヤビテイ用型面の一部を構成して取替可能な
入子が配設されている成形型としては、第4図に示すも
のが知られている(実開昭61−43013号公報参照)。
この成形型1は、可動型2を入子配設型とし、その可
動型2の本体3に所定のキヤビテイ用型面2aを備えた中
子4がねじ5止めされている。この中子4には、キヤビ
テイ用型面2aの一部を構成するための賦形面6aを上端面
に備えて、入子6が配設されている。
この入子6は、下部のフランジ部6bを介して中子4か
らの抜けを防止され、そのフランジ部6b下面を可動型本
体3に当接させた状態で位置規制されて、可動型2に配
設されている。
なお、可動型2の上方には、型締め時に、成形品に対
応した所定のキヤビテイを形成できるように、キヤビテ
イ用型面4aに対応した所定のキヤビテイ用型面を備えた
図示しない固定型が配設されている。
<発明が解決しようとする課題> 従来の成形型1において、日付やロツト番号等を変更
するために、入子6を取り替える場合には、入子6が下
部の膨出したフランジ部6bを利用して可動型2の内部に
埋設されるように配設されていることから、次のように
行なつている。
まず、成形機の取付台7から可動型2を取り外し、そ
の可動型2から押出板8を取り外して、さらに、可動型
本体3から中子4を取り出し、所定の入子6と取り替え
る。そして、その後、既述の工程と逆の工程で取り替え
た入子6を配設した可動型2を、成形機に組み付けて作
業を終了させる。
したがつて、従来の成形型1においては、入子6を取
り替える際、成形機から毎回可動型2を取り外して交換
しなければならず、大変手間のかかる作業となつてい
る。ちなみに、従来の入子6の取替作業には、約1.5時
間程度かかつていた。
この発明は、上述の課題を解決するものであり、入子
の取替作業を簡便に行なえ、作業時間を短縮することが
できる成形型を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> この発明に係る成形型は、固定型及び可動型を備え、
少なくとも一方の前記型が取替可能な入子を配設させた
入子配設型とし、前記入子の先端面にキヤビテイ用型面
の一部を構成する所定の賦形面が形成されている成形型
であつて、 前記入子配設型には、前記成形型の分割面に近い位置
の抜け防止ピンと前記分割面から遠い位置のストツパピ
ンとが、それぞれ出し入れ可能に型開閉方向と直交する
方向に挿入され、また、前記入子を配設させる嵌合孔
が、型開閉方向に沿つて貫通して形成され、 前記入子が、前記嵌合孔を通過可能で、先端から後端
までの横断面形を同一とするストレート品として、先端
から後端までの略中間部位において前記抜け防止ピンに
貫通されかつ後端を前記ストツパピンに当接させて、前
記入子配設型に配設されていることを特徴とする。
<発明の作用> この発明に係る成形型では、入子の取替時、抜け防止
ピンとストツパピンとを入子配設型から抜き出し、先端
から後端までの横断面形を同一としている入子を、入子
に対応した入子配設型の嵌合孔から後方側へ押し出す。
その後、ストツパピンを入子配設型に挿入させ、入子
配設型における嵌合孔の先端側から新たな入子を挿入
し、その入子後端をストツパピンに当接させる。
その後、入子を貫通させるように、抜け防止ピンを入
子配設型に挿入させ、入子を抜け防止ピンとストツパピ
ンとで位置規制して、入子取替作業を終了させる。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示す実施例の成形型11は、自動車の気化器に
おけるアルミダイカスト製のスロツトルボデイ(成形
品)を鋳造するものであり、上下方向に型開き・型締め
する固定型19と可動型12とを備え、その可動型12を入子
配設型としている。
可動型12には、その本体13に所定のキヤビテイ用型面
12aを備えた中子14が図示しないねじにより固着され、
中子14に、入子16が配設されている。なお、固定型19に
は、可動型12のキヤビテイ用型面12aに対応したキヤビ
テイ用型面19aや、型締め時にキヤビテイ内に溶融した
ダイカスト金属を通す湯道19b等が形成されている。
そして、可動型12には、それぞれ断面を円形として可
動型12の側方から型開閉方向と直交する水平方向に穿設
され、分割面12Aに近い位置と遠い位置とで上下に位置
する挿入孔20・21が設けられている。
上方の挿入孔20は、可動型12内の所定位置に入子16を
配置させた際に、入子16の略中間部位と交叉する位置に
穿設されている。
下方の挿入孔21は、可動型12内の所定位置に入子16を
配置させた際に、入子16の下端と一致する位置に穿設さ
れている。
そして、これらの挿入孔20・21には、挿入孔20・21に
対応した断面を円形とする抜け防止ピン23とストツパピ
ン24とが出し入れ可能に挿入されている。なお、23a・2
4aは、それぞれ可動型12からピン23・24を出し入れする
際に把持する把持部である。
また、可動型12には、中子14のキヤビテイ用型面12a
から可動型本体13にかけて、型開閉方向である上下方向
に貫通し、入子16を配設するための嵌合孔22が穿設され
ている。この嵌合孔22は、断面形状を入子16の横断面形
に対応して形成され、また、抜け防止ピン23とストツパ
ピン24とを挿入させる挿入孔20・21と交叉している。
さらに、可動型12下面の嵌合孔22周縁には、後述する
入子16の取替時に、取り替えられた側の入子16を収容す
る入子受ケース25が配設されている(第2図参照)。
そして、入子16は、嵌合孔22を通過可能に、上方の先
端から下方の後端までの横断面形を同一(実施例では四
角形としている)としたストレート品としている。ま
た、入子16の上方の先端面には、キヤビテイ用型面12a
の一部を構成して日付とロツト番号とを賦形するための
賦形面16aが形成されている。この入子16の先端から後
端までの長さは、先端の賦形面16aをキヤビテイ用型面1
2aに一致させた際、後端が可動型12に挿入されたストツ
パピン24に当接する長さとしている。また、入子16の先
端から後端までの上下方向の略中間部位には、水平方向
に貫通する断面円形の貫通孔16bが穿設されている。こ
の貫通孔16bは、入子16の後端をストツパピン24に当接
させた際、可動型12に挿入された抜け防止ピン23を挿入
できる位置に、抜け防止ピン23に対応した断面形状で穿
設されている。
なお、17と18とは、それぞれ従来と同様に、可動型12
を固定する成形機の取付台と、成形後に成形品を可動型
12のキヤビテイ用型面12aから押し上げる押出板であ
る。
つぎに、この実施例の成形型11において、入子16を取
り替える態様について説明する。
まず、第1図に示す状態から抜け防止ピン23とストツ
パピン24とを可動型12から抜き出し、第2図に示すよう
に、上方から押すための突き出し棒26等を利用し、入子
16を嵌合孔22の後方側である下方に押し出して入子受ケ
ース25に収容させる。この時、入子16が、先端から後端
までの横断面形を同一に形成され、その形状に対応した
嵌合孔22に嵌合されており、円滑に嵌合孔22から押し出
される。
その後、ストツパピン24を可動型12の挿入孔21に挿入
させ、第3図に示すように、新たな入子16を嵌合孔22の
先端側である上方からストツパピン24に当接するまで挿
入させる。
その後、入子16の貫通孔16bを貫通させるように抜け
防止ピン24を可動型12の挿入孔20に挿入させれば、新た
な入子16を可動型12に配設させることができる(第1図
参照)。
そして、このようにして配設された入子16は、上方へ
の抜けを抜け防止ピン23で規制され、下方への移動をス
トツパピン24により規制されることから、成形時、入子
16のずれが生ずることなく成形できる。
したがつて、実施例の成形型11では、抜け防止ピン23
とストツパピン24との可動型12からの出し入れにより、
可動型12を成形機から取り外すことなく、可動型12の下
方から入子16を取り出して新たな入子16を可動型12の上
方から配置させることができ、入子16の取替作業を簡便
に行なえ、入子16の取替作業時間を短縮することができ
る。ちなみに、実施例の場合には、取替作業時間を約5
分とすることができ、従来より著しく短縮することがで
きる。
なお、実施例の成形型11では、可動型12の下面におけ
る嵌合孔22周縁に入子受ケース25が配置されており、嵌
合孔22から押し出した入子16を取付台17に落下させるこ
となく収容することができるため、取り替えた入子16の
回収作業に手間がかからない。
また、実施例では、上下方向に開閉する成形型11につ
いて説明したが、勿論、水平方向に開閉する成形型に、
この発明を応用しても良い。
さらに、実施例では、入子16を配設される入子配設型
が可動型12である場合について説明した。しかし、溶融
したダイカスト金属等の成形材料が痛る流路等に干渉し
ないように、抜け防止ピン23やストツパピン24を固定型
に配設することができれば、固定型側に入子が配設され
る場合にも、この発明を応用することができる。
<発明の効果> この発明に係る成形型では、ストツパピンと抜け防止
ピンとの入子配設型からの出し入れにより、入子配設型
を成形機から取り外すことなく、入子配設型の嵌合孔後
方側から入子を取り出して、新たな入子を入子配設型の
嵌合孔先端側から配置させることができ、入子の取替作
業を簡便に行なえ、入子の取替作業時間を短縮すること
ができる。
また、この発明に係る成形型では、入子が先端から後
端までの横断面形を同一としたストレート品としてお
り、従来のフランジ部6bを備えた入子6に比べて、切削
等の加工部品を減少でき、加工工数を低減できるととも
に歩留りを良好にすることができ、入子を低コストで容
易に製造することができる。ちなみに、入子には、抜け
防止ピンを挿入させる貫通孔が形成されているが、この
貫通孔は、放電加工等により容易に形成できることか
ら、上述の効果を減じるものではない。
なお、実施例では、入子16を日付やロツト番号を成形
品に賦形するものとして説明したが、部分的な形状を変
更した多種類の類似の成形品を成形するような場合に
は、その変更部位を入子により成形できるようにして、
この発明の成形型を応用すれば、型費を低減させて簡便
に多種類の類似した成形品を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す成形型の断面図、 第2図は、同実施例において、可動型から入子を取り出
した状態を示す断面図、 第3図は、同実施例において、可動型に新たな入子を挿
入した状態を示す断面図、 第4図は、従来の成形型を示す断面図である。 11……成形型、 12……(入子配設型)可動型、 12a……キヤビテイ用型面、 12A……分割面、 16……入子、 16a……賦形面、 19……固定型、 22……嵌合孔、 23……抜け防止ピン、 24……ストツパピン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定型及び可動型を備え、少なくとも一方
    の前記型が取替可能な入子を配設させた入子配設型と
    し、前記入子の先端面にキヤビテイ用型面の一部を構成
    する所定の賦形面が形成されている成形型であつて、 前記入子配設型には、前記成形型の分割面に近い位置の
    抜け防止ピンと前記分割面から遠い位置のストツパピン
    とが、それぞれ出し入れ可能に型開閉方向と直交する方
    向に挿入され、また、前記入子を配設させる嵌合孔が、
    型開閉方向に沿つて貫通して形成され、 前記入子が、前記嵌合孔を通過可能に、先端から後端ま
    での横断面形を同一とするストレート品として、先端か
    ら後端までの略中間部位において前記抜け防止ピンに貫
    通されかつ後端を前記ストツパピンに当接させて、前記
    入子配設型に配設されていることを特徴とする成形型。
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