JP2686504B2 - オフトーク通信を利用した多チャンネルファクシミリ - Google Patents
オフトーク通信を利用した多チャンネルファクシミリInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、既存の設備であるオフ
トーク通信を利用して多チャンネルでファクシミリ伝送
を行う構成に関するものである。
トーク通信を利用して多チャンネルでファクシミリ伝送
を行う構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から電話回線を利用したオフトーク
通信が知られている。このオフトーク通信では、電話局
外に設置したオフトークセンタに音声や音楽などの情報
を送信するセンタ機器を設け、電話局に設けた局内装置
によって電話網を交換機またはセンタ機器に選択的に切
り換えて接続できるようにしている。そして、利用者宅
において宅内装置を電話網に接続し、受話器のオフフッ
ク時には局内装置を交換機側に切り換えて通話可能にす
る一方、オンフック時には局内装置をセンタ機器側に切
り換えてセンタ機器から送られた放送データを各宅内装
置に送信するものである。この場合、実際には複数のセ
ンタ機器を１つの局内装置に接続しておき、各宅内装置
からの遠隔操作によって局内装置のオン・オフ、センタ
機器で設定された４チャンネルから任意のチャンネル選
択を行うようにしている。
通信が知られている。このオフトーク通信では、電話局
外に設置したオフトークセンタに音声や音楽などの情報
を送信するセンタ機器を設け、電話局に設けた局内装置
によって電話網を交換機またはセンタ機器に選択的に切
り換えて接続できるようにしている。そして、利用者宅
において宅内装置を電話網に接続し、受話器のオフフッ
ク時には局内装置を交換機側に切り換えて通話可能にす
る一方、オンフック時には局内装置をセンタ機器側に切
り換えてセンタ機器から送られた放送データを各宅内装
置に送信するものである。この場合、実際には複数のセ
ンタ機器を１つの局内装置に接続しておき、各宅内装置
からの遠隔操作によって局内装置のオン・オフ、センタ
機器で設定された４チャンネルから任意のチャンネル選
択を行うようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでオフトーク通
信はアナログ電話回線を利用し、加入者が電話を利用し
ていない時間にオフトークセンタから一方通行で下り信
号が送信される構成であり、上り信号は下り信号と対等
の条件ではない。加入者が上り信号を利用して可能なこ
とは、せいぜいセンタ機器で固有に設定された４チャン
ネルから任意のチャンネルを選択するだけである。この
ことからセンタ機器に設定される情報としてはたとえば
音楽をジャンルごとにチャンネルに充てたり、一方的に
流しても差し支えない音声情報を充てるにすぎない。
信はアナログ電話回線を利用し、加入者が電話を利用し
ていない時間にオフトークセンタから一方通行で下り信
号が送信される構成であり、上り信号は下り信号と対等
の条件ではない。加入者が上り信号を利用して可能なこ
とは、せいぜいセンタ機器で固有に設定された４チャン
ネルから任意のチャンネルを選択するだけである。この
ことからセンタ機器に設定される情報としてはたとえば
音楽をジャンルごとにチャンネルに充てたり、一方的に
流しても差し支えない音声情報を充てるにすぎない。
【０００４】しかし、最近の情報は多様化しており、オ
フトーク通信においても多機能化が要求されるようにな
っている。即ち、４チャンネルの情報を一方的に送信す
るのみでなく、利用者が希望する情報を何らかの手段で
取り出すことができれば、オフトーク通信の利用の増加
を一気に図ることが可能となる。
フトーク通信においても多機能化が要求されるようにな
っている。即ち、４チャンネルの情報を一方的に送信す
るのみでなく、利用者が希望する情報を何らかの手段で
取り出すことができれば、オフトーク通信の利用の増加
を一気に図ることが可能となる。
【０００５】そこで発明者はファクシミリ通信に着目
し、１つのチャンネルから複数種類のファクシミリ情報
を連続的に送信し、宅内装置の操作によって希望する情
報のみを取り出すための装置を開発したものである。
し、１つのチャンネルから複数種類のファクシミリ情報
を連続的に送信し、宅内装置の操作によって希望する情
報のみを取り出すための装置を開発したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、電
話回線網を介してオフトークのセンタから一方通行で利
用者端末にファクシミリ信号を伝送する装置において、
電話回線の利用の有無を判別し、電話回線の非利用時に
はオフトークのファクシミリ信号を受信するオフトーク
制御部と、ファクシミリモデムと、必要なファクシミリ
信号を二値データとして蓄積するメモリと、ファクシミ
リ信号の出力装置と入力装置と、これらの機器を制御す
るＣＰＵという手段によって課題を解決している。
話回線網を介してオフトークのセンタから一方通行で利
用者端末にファクシミリ信号を伝送する装置において、
電話回線の利用の有無を判別し、電話回線の非利用時に
はオフトークのファクシミリ信号を受信するオフトーク
制御部と、ファクシミリモデムと、必要なファクシミリ
信号を二値データとして蓄積するメモリと、ファクシミ
リ信号の出力装置と入力装置と、これらの機器を制御す
るＣＰＵという手段によって課題を解決している。
【０００７】また、ファクシミリ信号のデータ構造とし
て、複数チャンネル分のデータをそれぞれ複数のブロッ
クに分割して識別符合を付すると共に、ブロック順にシ
リアルに連続したデータ列とし、チャンネル選択回路に
よって必要なチャンネルに該当するデータのみを取り出
すという手段も用いている。
て、複数チャンネル分のデータをそれぞれ複数のブロッ
クに分割して識別符合を付すると共に、ブロック順にシ
リアルに連続したデータ列とし、チャンネル選択回路に
よって必要なチャンネルに該当するデータのみを取り出
すという手段も用いている。
【０００８】
【作用】オフトーク制御部では電話回線の利用の有無を
判別し、通常の電話利用がない場合のみオフトークによ
るファクシミリ信号を処理するという作用を行う。また
ファクシミリモデムによってデジタル化されたデータ
は、ＣＰＵによって処理され、必要なデータのみをメモ
リに蓄積し、蓄積が終了すれば出力装置からファクシミ
リ信号を出力するという通常のファクシミリ機能を行
う。一方、ファクシミリ信号のデータ構造が複数チャン
ネルのデータを含み、かつこれらを複数のブロックに分
割してブロック順にシリアルに連続しているので、利用
者端末に与えられるチャンネルは均等な機会となり、そ
れぞれのチャンネル間での優劣を回避するという機能を
行っているものである。
判別し、通常の電話利用がない場合のみオフトークによ
るファクシミリ信号を処理するという作用を行う。また
ファクシミリモデムによってデジタル化されたデータ
は、ＣＰＵによって処理され、必要なデータのみをメモ
リに蓄積し、蓄積が終了すれば出力装置からファクシミ
リ信号を出力するという通常のファクシミリ機能を行
う。一方、ファクシミリ信号のデータ構造が複数チャン
ネルのデータを含み、かつこれらを複数のブロックに分
割してブロック順にシリアルに連続しているので、利用
者端末に与えられるチャンネルは均等な機会となり、そ
れぞれのチャンネル間での優劣を回避するという機能を
行っているものである。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述すると、図１は利用者側の電話に取りつける宅
内装置、即ち利用者端末のブロック構成であり、１は回
線網を介してオフトーク通信のセンタ機器に接続されて
いる電話回線、２は電話機能を有する送受話器、３はオ
フトーク制御部で、送受話器２のオフフックすれば電話
線の電圧変化を検出して電話機能回路４を選択し、オン
フックすればこの電圧の変化によって本発明のオフトー
ク機能であるファクシミリ回路５を選択するものであ
る。また、外部から発呼信号があったときにはこれを検
出してオフトーク機能を切断し、電話機能を選択して送
受話器２から呼出し音を発声させるようにしている。６
はチャンネル選択回路であって、オフトークセンタから
提供されるファクシミリ情報から任意のチャンネルを選
択するためのものである。次にファクシミリ回路５の内
部は、この利用者端末を制御するＣＰＵ７、ファクシミ
リモデム８、送信信号のうちの必要な信号を蓄積するた
めのメモリ９、受信したファクシミリ情報を表示するた
めの表示装置１０、送信したいファクシミリ情報を入力
するための入力装置１１からなっている。なお、表示装
置１０としては公知の手段、たとえば紙出力あるいはデ
ィスプレイへの出力など任意の出力形態を含む。また入
力装置１１としても、公知のイメージリーダやコンピュ
ータからのファクシミリ情報の入力が含まれるものであ
る。
って詳述すると、図１は利用者側の電話に取りつける宅
内装置、即ち利用者端末のブロック構成であり、１は回
線網を介してオフトーク通信のセンタ機器に接続されて
いる電話回線、２は電話機能を有する送受話器、３はオ
フトーク制御部で、送受話器２のオフフックすれば電話
線の電圧変化を検出して電話機能回路４を選択し、オン
フックすればこの電圧の変化によって本発明のオフトー
ク機能であるファクシミリ回路５を選択するものであ
る。また、外部から発呼信号があったときにはこれを検
出してオフトーク機能を切断し、電話機能を選択して送
受話器２から呼出し音を発声させるようにしている。６
はチャンネル選択回路であって、オフトークセンタから
提供されるファクシミリ情報から任意のチャンネルを選
択するためのものである。次にファクシミリ回路５の内
部は、この利用者端末を制御するＣＰＵ７、ファクシミ
リモデム８、送信信号のうちの必要な信号を蓄積するた
めのメモリ９、受信したファクシミリ情報を表示するた
めの表示装置１０、送信したいファクシミリ情報を入力
するための入力装置１１からなっている。なお、表示装
置１０としては公知の手段、たとえば紙出力あるいはデ
ィスプレイへの出力など任意の出力形態を含む。また入
力装置１１としても、公知のイメージリーダやコンピュ
ータからのファクシミリ情報の入力が含まれるものであ
る。
【００１０】次に図２にオフトークセンタ機器から送信
されるファクシミリ情報のデータ構造を示す。図示した
データはｍ個にブロック化された情報の集合であり、Ｎ
種（Ｎチャンネル）の情報がシリアルで送信されるよう
になっている。そしてデータの並びはデータ列の先頭Ａ
側から順に第１チャンネルの第１ブロック、第２チャン
ネルの第１ブロック、…第Ｎチャンネルの第１ブロック
…第１チャンネルの第ｍブロック、第２チャンネルの第
ｍブロック…第Ｎチャンネルの第１ブロック、第Ｎチャ
ンネルの第ｍブロックというように連続している。また
それぞれのブロックの先頭にはチャンネル番号およびブ
ロック番号を示す識別符合としてのヘッダを付加し、誤
り補正用の符合を付している。このようにすれば全ての
チャンネルが対等の条件で送信されることになり、チャ
ンネル間における送信速度の優劣をなくすることができ
る。これらのデータ列がアナログ信号に変換された状態
で一連のファクシミリ信号として電話回線から送信され
るのである。
されるファクシミリ情報のデータ構造を示す。図示した
データはｍ個にブロック化された情報の集合であり、Ｎ
種（Ｎチャンネル）の情報がシリアルで送信されるよう
になっている。そしてデータの並びはデータ列の先頭Ａ
側から順に第１チャンネルの第１ブロック、第２チャン
ネルの第１ブロック、…第Ｎチャンネルの第１ブロック
…第１チャンネルの第ｍブロック、第２チャンネルの第
ｍブロック…第Ｎチャンネルの第１ブロック、第Ｎチャ
ンネルの第ｍブロックというように連続している。また
それぞれのブロックの先頭にはチャンネル番号およびブ
ロック番号を示す識別符合としてのヘッダを付加し、誤
り補正用の符合を付している。このようにすれば全ての
チャンネルが対等の条件で送信されることになり、チャ
ンネル間における送信速度の優劣をなくすることができ
る。これらのデータ列がアナログ信号に変換された状態
で一連のファクシミリ信号として電話回線から送信され
るのである。
【００１１】上述した構成において、オフトーク通信を
利用してファクシミリ情報の提供を受ける場合には、先
ず送受話器２をオンフックの状態にしてオフトーク通信
を選択する。そしてオフトーク制御部３によって４つの
オフトーク固有のチャンネルからファクシミリ情報を提
供している固有チャンネルを選択する。この時点で電話
回線１からはオフトーク制御部３を介してファクシミリ
モデム８まで図２のデータ列が入力されているが、それ
以降の処理は行われない。続いてチャンネル選択回路６
を操作してＮチャンネル分のデータを含むデータ列から
必要なチャンネルを選択し、実行命令を入力すると、Ｃ
ＰＵ７に予め書き込まれたプログラムに従ってデータ列
を読み込み、それぞれのブロックのヘッダを検索しなが
ら指定されたチャンネルに該当するブロックのみをメモ
リ９に書き込んでいく。なお、データ列において各チャ
ンネルの最終ブロックには必要があれば終了符合を付し
ておけば、これを検索した時点でＣＰＵ７はメモリ９に
対するデータの書き込みを終了することができる。そし
て、出力装置１０が紙出力機構であれば一旦メモリ９に
書き込んだ内容をＣＰＵ７がブロック順に読み出し、記
録紙に出力して一連の動作を終了する。一方出力装置１
０がコンピュータなどのディスプレイであれば、コンピ
ュータからＣＰＵ７をアクセスすることによってメモリ
９の内容をコンピュータに転送し、ブロック順にディス
プレイに出力して一連の動作を終了する。
利用してファクシミリ情報の提供を受ける場合には、先
ず送受話器２をオンフックの状態にしてオフトーク通信
を選択する。そしてオフトーク制御部３によって４つの
オフトーク固有のチャンネルからファクシミリ情報を提
供している固有チャンネルを選択する。この時点で電話
回線１からはオフトーク制御部３を介してファクシミリ
モデム８まで図２のデータ列が入力されているが、それ
以降の処理は行われない。続いてチャンネル選択回路６
を操作してＮチャンネル分のデータを含むデータ列から
必要なチャンネルを選択し、実行命令を入力すると、Ｃ
ＰＵ７に予め書き込まれたプログラムに従ってデータ列
を読み込み、それぞれのブロックのヘッダを検索しなが
ら指定されたチャンネルに該当するブロックのみをメモ
リ９に書き込んでいく。なお、データ列において各チャ
ンネルの最終ブロックには必要があれば終了符合を付し
ておけば、これを検索した時点でＣＰＵ７はメモリ９に
対するデータの書き込みを終了することができる。そし
て、出力装置１０が紙出力機構であれば一旦メモリ９に
書き込んだ内容をＣＰＵ７がブロック順に読み出し、記
録紙に出力して一連の動作を終了する。一方出力装置１
０がコンピュータなどのディスプレイであれば、コンピ
ュータからＣＰＵ７をアクセスすることによってメモリ
９の内容をコンピュータに転送し、ブロック順にディス
プレイに出力して一連の動作を終了する。
【００１２】なお、ＣＰＵ７と電話機能回路４が接続さ
れているのは、通常のファクシミリ送受信を行うための
もので、一般のファクシミリ通信の送信側として利用し
ようとすれば先ず電話機能を選択し、入力装置１１から
ファクシミリ情報を読み込み、これをＣＰＵ７の制御に
よって電話回線１に対して出力する。その一方、受信側
として利用しようとすれば、先ず発呼信号によって電話
機能回路４が選択され、続いてファクシミリ信号が入力
されるが、これをＣＰＵ７がファクシミリ信号であると
判別すれば即座にファクシミリモデム８に信号を入力さ
せ、メモリ９へのデータの蓄積を行うことなく直接出力
手段１０に出力することになる。従って、本実施例の装
置ではオフトーク通信によるファクシミリ情報の受信
と、通常の電話機能によるファクシミリ信号の送受信を
不都合なく選択することができる装置として機能する。
れているのは、通常のファクシミリ送受信を行うための
もので、一般のファクシミリ通信の送信側として利用し
ようとすれば先ず電話機能を選択し、入力装置１１から
ファクシミリ情報を読み込み、これをＣＰＵ７の制御に
よって電話回線１に対して出力する。その一方、受信側
として利用しようとすれば、先ず発呼信号によって電話
機能回路４が選択され、続いてファクシミリ信号が入力
されるが、これをＣＰＵ７がファクシミリ信号であると
判別すれば即座にファクシミリモデム８に信号を入力さ
せ、メモリ９へのデータの蓄積を行うことなく直接出力
手段１０に出力することになる。従って、本実施例の装
置ではオフトーク通信によるファクシミリ情報の受信
と、通常の電話機能によるファクシミリ信号の送受信を
不都合なく選択することができる装置として機能する。
【００１３】
【発明の効果】本発明では、オフトーク通信システムを
利用してセンタからファクシミリ信号を送信し、利用者
端末ではオフトーク制御部によってファクシミリ信号を
受信してこれをＣＰＵで処理し、必要なデータのみを出
力するようにしたので、従来と比較して有効なオフトー
ク通信の利用に供することが可能となった。
利用してセンタからファクシミリ信号を送信し、利用者
端末ではオフトーク制御部によってファクシミリ信号を
受信してこれをＣＰＵで処理し、必要なデータのみを出
力するようにしたので、従来と比較して有効なオフトー
ク通信の利用に供することが可能となった。
【００１４】また、データ構造を工夫し、複数チャンネ
ル分のデータをブロックごとに分割し、これらをブロッ
ク順にシリアルに連続させ、さらにそれぞれのブロック
には識別符合を付するようにしているので、チャンネル
を選択するのみで必要な情報のみを取り出すことがで
き、オフトーク通信の固有のチャンネルのうち１チャン
ネルのみを利用して多チャンネル通信が可能となるな
ど、非常に利用性の高い多チャンネルファクシミリとす
ることができた。
ル分のデータをブロックごとに分割し、これらをブロッ
ク順にシリアルに連続させ、さらにそれぞれのブロック
には識別符合を付するようにしているので、チャンネル
を選択するのみで必要な情報のみを取り出すことがで
き、オフトーク通信の固有のチャンネルのうち１チャン
ネルのみを利用して多チャンネル通信が可能となるな
ど、非常に利用性の高い多チャンネルファクシミリとす
ることができた。
【００１５】 さらに、利用者端末には電話回線が利用さ
れていないときに複数種類のファクリミリデータが蓄積
されるので、利用者はこれら複数種類のデータから好み
のデータをファクシミリ情報として取り出すことが可能
となる。また、データは小さく分割されたブロック単位
で識別符号が付されており、伝送途中にノイズが混入し
た場合でもそのブロックだけに影響を受けることになる
ので、伝送の信頼性を高めることができるという効果も
有する。さらに、データ処理過程でブロック単位に分割
しているので、チャンネル数も任意に変更したりするこ
とが可能であり、自由度の高い情報伝送を行うことがで
きるというように、端末利用者にとって、格別の効果を
期待することができる装置とすることができた。
れていないときに複数種類のファクリミリデータが蓄積
されるので、利用者はこれら複数種類のデータから好み
のデータをファクシミリ情報として取り出すことが可能
となる。また、データは小さく分割されたブロック単位
で識別符号が付されており、伝送途中にノイズが混入し
た場合でもそのブロックだけに影響を受けることになる
ので、伝送の信頼性を高めることができるという効果も
有する。さらに、データ処理過程でブロック単位に分割
しているので、チャンネル数も任意に変更したりするこ
とが可能であり、自由度の高い情報伝送を行うことがで
きるというように、端末利用者にとって、格別の効果を
期待することができる装置とすることができた。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図、
【図２】本発明で利用するファクシミリ信号のデータ構
造を示す概念図である。
造を示す概念図である。
２ 送受話器 ３ オフトーク制御部 ４ 電話機能回路 ５ ファクシミリ回路 ６ チャンネル選択回路 ７ ＣＰＵ １０ 表示装置 １１ 入力装置
Claims (1)
- 【請求項１】電話回線網を介してオフトークのセンタか
ら一方通行で利用者端末にファクシミリ信号を伝送する
装置において、電話回線の利用の有無を判別し、電話回
線の非利用時にはオフトークのファクシミリ信号を受信
するオフトーク制御部と、ファクシミリモデムと、必要
なファクシミリ信号を二値データとして蓄積するメモリ
と、ファクシミリ信号の出力装置と入力装置と、これら
の機器を制御するＣＰＵとからなり、ファクシミリ信号
のデータ構造は、複数チャンネル分のデータをそれぞれ
複数のブロックに分割してそれぞれ識別符号を付すると
共に、ブロック順にシリアルに連続したデータ列とし、
チャンネル選択回路によって必要なチャンネルに該当す
るデータのみを取り出し可能としたことを特徴とするオ
フトーク通信を利用した多チャンネルファクシミリ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216108A JP2686504B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | オフトーク通信を利用した多チャンネルファクシミリ |
| EP92112269A EP0529284A2 (en) | 1991-07-31 | 1992-07-17 | An unidirectional communication system channel selection device and an unidirectional communication system multimedia |
| KR1019920013816A KR100308728B1 (ko) | 1991-07-31 | 1992-07-31 | 일방향통신시스템의채널선택장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216108A JP2686504B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | オフトーク通信を利用した多チャンネルファクシミリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537705A JPH0537705A (ja) | 1993-02-12 |
| JP2686504B2 true JP2686504B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=16683371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216108A Expired - Lifetime JP2686504B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | オフトーク通信を利用した多チャンネルファクシミリ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0529284A2 (ja) |
| JP (1) | JP2686504B2 (ja) |
| KR (1) | KR100308728B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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