JP2686336B2 - プラント負荷制御装置 - Google Patents
プラント負荷制御装置Info
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Description
御とガバナフリー機能とを備えたプラント負荷制御装置
に関し、原子力発電プラント等蒸気タービンにより発電
機を駆動する発電プラントにも適用することができる。
図に示すようなものがある。
は、目標負荷指令1、系統周波数偏差信号2及びタービ
ン入口蒸気圧力15からボイラ入力指令20を得、更に発電
機出力信号21及びロードリミッタ追従幅信号39を入力し
てタービン蒸気弁開度指令信号37を得るようにしたボイ
ラタービン協調制御系と、タービン回転数信号26及びタ
ービン回転数設定信号28からガバナフリー信号31を作っ
てタービン蒸気弁の制御系へ入力するガバナフリー機能
を有する制御系とから成る。
統周波数偏差信号2から関数発生器3によって作られた
信号4に、目標負荷指令1から関数発生器5,7によって
作られた周波数バイアス上限信号6及び下限信号8と低
値選択器9及び高値選択器11とを用いて上下限をかけて
作られる。
信号12とを加算器13で加算して作られ、さらにタービン
入口蒸気圧力15を制御するコントローラ17の出力信号18
と加算器19で加算されてボイラ入力指令20となる。
21と比較され、コントローラ24によってタービンマスタ
ー信号25となる。
したガバナフリー信号31と加算器32にて加えられてター
ビン蒸気弁開度信号33となる。次いで、このタービン蒸
気弁開度信号33は低値選択器34を通り、コントローラ36
によってタービン蒸気弁開度指令37となる。その低値選
択器34、タービン蒸気弁が急激に開動作した場合に、蒸
気圧力の低下を招き、それに伴ない主機及び補機に悪影
響を及ぼすことになるため、ロードミリッタ設定信号43
により、タービン蒸気弁開度信号33に対して上限を設定
するようにしている。
蒸気弁開度信号38とロードリミッタ追従幅信号39とを加
え、速度制限器42でレートをかけた信号である。すなわ
ち、タービン蒸気弁開度信号38が速度制限器42で設定さ
れたレート以上の速度でロードリミッタ追従幅信号39以
上に変化した場合、ロードリミッタ側の信号がタービン
蒸気弁開度指令信号35に選択される。又、そのような場
合、ロードリミッタは追従動作を停止し、ロードリミッ
タ側の信号が選択された時点で固定されるため、タービ
ン蒸気弁はそれ以上開くことはない。
ン回転数設定器29からのタービン回転数設定信号28とを
減算器27で比較し、その偏差を比例器30にかけることで
作られる。
ビン回転数設定信号28とから減算器27を用いて作られる
タービン回転数偏差に比例する量だけタービン蒸気弁の
開度を変化させるものである。タービン回転数信号26が
タービン回転数設定信号28に比べて急激に低下した場
合、ガバナフリー機能によりタービン蒸気弁開度信号33
は急増するが、ロードリミッタ設定信号43により上限が
かかり、その時点でロードリミッタ設定信号43は固定さ
れる。
38とロードリミッタ追従幅信号39とを加算器40により加
算して速度制限器42にかけることで作られる。
周波数が低下した場合)のガバナフリーによる最大発電
機出力変化量は、タービン入口蒸気圧力とロードリミッ
タ追従幅とによって決まる。
周波数バイアス信号12を加えたものであり、周波数バイ
アス信号12は定格圧力時のガバナフリーによる発電量を
Δfの関係で関数発生器3にて設定し、ボイラとして許
容できる範囲に上限信号6と下限信号8とで制限され
る。
ビン蒸気弁開度指令37がロードリミッタに制限され、ガ
バナフリー動作が働いていない時でも上限信号6まで増
加することになっており、逆にタービン蒸気弁がロード
リミッタにかかっていない場合でも上限信号6が低く設
定されていれば、周波数バイアス信号12は必要量得られ
ないうちに制限されることになり、いずれの場合もガバ
ナフリーと周波数バイアスとの間にアンバランスが生
じ、常時協調して動作すべきところのボイラ入力指令20
とタービン蒸気弁開度指令37との間にアンバランスを生
じることになり、延いてはガバナフリーの目的である系
統周波数制御が果たせなくなるという問題があった。
蒸気弁開度の変化量ΔGとタービン入口蒸気圧力Ptとの
積にほぼ比例する。系統周波数が急激に低下するような
系統じょう乱の場合、ガバナフリー機能によりタービン
蒸気弁は開方向に動作するが、急激な開動作はロードリ
ミッタ追従幅の制限にかかる。このためガバナフリー機
能によるタービン蒸気弁の最大開度変化量ΔGMAXはロ
ードリミッタ幅と等しくなる。
入口蒸気圧力とタービン制御系統のロードリミッタ追従
幅とからガバナフリー機能による最大発電機出力変化量
に相当する信号を求め、これを目標負荷指令に対する周
波数バイアス信号の上限設定値とする回路手段を有する
ようにしている。
リミッタ追従幅とによる信号を周波数バイアス信号の上
限設定値とすることにより、ガバナフリー分と同等量を
バイアスとして加算された発電機出力信号により、ボイ
ラ・タービンが協調して制御されることになる。
て詳述する。なお、第1図において、第2図に示したも
のと同一の部分には同一の符号を付して、その詳細な説
明は省略する。
当する上限信号44は、ロードリミッタに入力されている
ものと同じロードリミッタ追従幅信号39とタービン入口
蒸気圧力設定46とを乗算する乗算器45と、比較器47とか
ら成る回路手段によって作られる。
ばよい。ここに、MWo,Po,Goはそれぞれプラント定格時
の発電機出力、タービン入口圧力、タービン蒸気弁開度
とする。
ドリミッタ追従幅である。
ビン蒸気弁開度がロードリミッタ追従幅ΔGだけ変化し
た時の発電機出力変化量を表しており、ロードリミッタ
追従幅ΔGは系統周波数が急激に低下した場合のガバナ
フリー機能によるタービン蒸気弁の開度変化量に等しく
なる。
することにより、ガバナフリー機能とバランスをとった
周波数バイアス量を加えた発電量指令信号14を作ること
ができ、ボイラ・タービンの協調制御が有効に働く。す
なわち周波数バイアス信号12とガバナフリー信号31との
アンバランスからくるコントローラ24の引き戻し、引き
起こし動作を生じることなく制御することが可能にな
る。
御系統のロードリミッタ追従幅とから目標負荷指令に対
する周波数バイアス信号の上限設定値を求めるようにし
たことにより、周波数バイアス信号はガバナフリー運転
時にロードリミッタ動作を考慮した上限値に制限される
ようになり、ガバナフリーと周波数バイアスとの間のア
ンバランスは解消される。
の一例を示すブロック図、第2図は従来例を示す図であ
る。 1……目標負荷指令、2……系統周波数偏差信号、3,5
……関数発生器、6……周波数バイアス上限信号、8…
…周波数バイアス下限信号、9……低値選択器、11……
高値選択器、12……周波数バイアス信号、14……発電量
指令信号、15……タービン入口蒸気圧力、17……コント
ローラ、20……ボイラ入口指令、21……発電機出力信
号、24……コントローラ、25……タービンマスタ信号、
26……タービン回転数信号、20……タービン回転数設定
器、30……比例器、31……ガバナフリー信号、33……タ
ービン蒸気弁開度信号、34……低値選択器、36……コン
トローラ、37……タービン蒸気弁開度指令、39……ロー
ドリミッタ追従幅信号、42……速度制限器、43……ロー
ドリミッタ設定信号、44……周波数バイアス上限信号、
45……乗算器、46……タービン入口蒸気圧力設定、47…
…比例器。
Claims (1)
- 【請求項1】タービン入口蒸気圧力とタービン制御系統
のロードリミッタ追従幅とからガバナフリー機能による
最大発電機出力変化量に相当する信号を求め、これを目
標負荷指令に対する周波数バイアス信号の上限設定値と
する回路手段を有するプラント負荷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006400A JP2686336B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | プラント負荷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006400A JP2686336B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | プラント負荷制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03215197A JPH03215197A (ja) | 1991-09-20 |
JP2686336B2 true JP2686336B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=11637317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006400A Expired - Lifetime JP2686336B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | プラント負荷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686336B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8768529B2 (en) * | 2010-07-20 | 2014-07-01 | General Electric Company | Grid frequency rate limiting system |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP2006400A patent/JP2686336B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03215197A (ja) | 1991-09-20 |
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