JP2685375B2 - 防食スリーブの装着具 - Google Patents

防食スリーブの装着具

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JP2685375B2 JP3267971A JP26797191A JP2685375B2 JP 2685375 B2 JP2685375 B2 JP 2685375B2 JP 3267971 A JP3267971 A JP 3267971A JP 26797191 A JP26797191 A JP 26797191A JP 2685375 B2 JP2685375 B2 JP 2685375B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属管の穿孔部へ装着
される防食スリーブの装着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳鉄管などの金属管からサドル付分水栓
などにより分岐をとる場合、分水栓へ水を分流するため
の穿孔部が金属管を貫通して形成される。このとき、管
の金属面に露出部が生じ、この露出部が流水にさらされ
るため腐食が生じる。
【0003】このような腐食の発生を防ぐために、本発
明者はさきに特願平3-15115 号において、図4に示すよ
うに、金属管1からサドル付分水栓2などにより分岐を
とる場合に、金属管1を貫通して形成された穿孔部3に
防食スリーブ4を装着し、この防食スリーブ4の弾性ス
リーブ5の大径部6の外面を分水栓2の内面に密着さ
せ、その小径部7の外面を穿孔部3の内面に密着させ、
弾性スリーブ4を内面から押圧する金属スリーブ8によ
り、弾性スリーブ5外面の分水栓2および穿孔部3内面
への密着を維持することを提案した。以下これに使用す
る防食スリーブとこれを穿孔部に装着するための装着具
について説明する。
【0004】図5において、防食スリーブ4の弾性スリ
ーブ5はサドル付分水栓2の内径より僅かに小さい大径
部6と、この大径部より小径でかつ穿孔部3の内径より
僅かに小さい小径部7よりなり、弾性スリーブ5に内嵌
される耐食性金属スリーブ8はその径が弾性スリーブ5
の内径よりやや大径に構成され、周方向の対向する2個
所を径方向内向きに変形させて凹部9を形成し、この縮
径状態で弾性スリーブ5の内側に内挿されている。
【0005】図6において、防食スリーブ4の装着具10
は、スリーブ変形部11とスリーブ保持部12とからなり、
スリーブ変形部11は、両肩にテーパ面13を有する板状の
テーパ部材14と、このテーパ部材14に接続されたロッド
部材15を有し、スリーブ保持部12は、ロッド部材15が挿
通できる孔部16と、防食スリーブ4を保持する小径先端
部17と、保持された防食スリーブ4の大径部6端面に当
たるフランジ部18と、ロッド部材15を引き上げたときに
テーパ部材14の両側縁部を収納するように小径先端部17
およびフランジ部18の側壁を貫通して形成された一対の
溝部19を有している。
【0006】防食スリーブ4を金属管1の穿孔部3に装
着する動作は次の通りである。図7において、装着具10
のスリーブ変形部11を分水栓2および穿孔部3を通して
そのテーパ部材14が管1内に達するまで挿入し、次に防
食スリーブ4をロッド部材15に外ばめして、その小径部
7を穿孔部3に挿入する。そしてスリーブ保持部12をそ
の孔部16にロッド部材15を挿入して分水栓2の中へ入
れ、防食スリーブ4内の金属スリーブ8の凹部9を溝部
16に臨ませた状態で、小径先端部17を防食スリーブ4に
差し込み、フランジ部18を弾性スリーブ5の大径部6の
端面に当接させる。さらに、キャップ20の脚部21を分水
栓2と装着部10の間に差し込み、分水栓2にキャップ20
を螺着し、キャップ20の脚部21の先端をフランジ部18に
係合させて装着部10を固定する。
【0007】次に、スリーブ保持部12から外方に出てい
るロッド部材15を矢印方向に引っ張り上げ、テーパ部材
14をスリーブ保持部12の溝部19に収納する。すると、こ
の溝部19に臨んでいた金属スリーブ8の凹部9はテーパ
部材14のテーパ面13により径方向外向きに押し広げられ
て金属スリーブ8は拡径し、弾性スリーブ5を穿孔部3
および分水栓2の内面に密着させ、図4の状態にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成の装着具においては、スリーブ変形部11を引き上げ
る構造のため、力が入りにくい。また、スリーブ変形部
11のテーパ部材14は平板に構成されているため、金属ス
リーブ8の凹部9を押し広げて金属スリーブ8を拡径し
円形に戻したときに、完全な円形に成形しにくく、弾性
スリーブ5の外面を均等に分水栓2および穿孔部3の内
面に密着することは困難であるという問題を有してい
る。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、防食
スリーブの装着が楽に行え、拡径後の金属スリーブをほ
ぼ完全に円形にすることができる防食スリーブ装着具を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の装着具は、穿孔部より僅かに小径の小径部
と穿孔部より大径の大径部を有する弾性スリーブと、縮
径状態で前記弾性スリーブ内に内挿され、この弾性スリ
ーブの小径部を前記穿孔部に挿入して元の径に拡径した
ときに弾性スリーブを穿孔部に密着させる金属スリーブ
とからなる防食スリーブを用い、これを前記穿孔部に装
着させる器具であって、金属スリーブを縮径して弾性ス
リーブ内に内挿した初期状態の防食スリーブを挿入保持
する保持部と、拡径したときの金属スリーブの径とほぼ
同径の成形部を有し、さらに前記保持部で保持した防食
スリーブの弾性スリーブ小径部を前記穿孔部に挿入して
前記保持部および成形部を押し下げたとき、金属スリー
ブの縮径部を押し拡げて金属スリーブを成形部に導くテ
ーパ部を有したものである。
【0011】
【作用】上記構成により、装着具の保持部に保持した初
期状態の防食スリーブを金属管の穿孔部に押入し、この
装着具を押し下げると、防食スリーブは弾性スリーブの
大径部と小径部との段部で穿孔部内の位置決めがされる
とともに装着具のみが下降し、拡径部が金属スリーブの
縮径部を押し拡げつつ防食スリーブの内側に成形部を案
内するので、成形部で元の径に拡径された金属スリーブ
はほぼ円形に成形されることなり、これにより弾性スリ
ーブは押圧されて穿孔部への均等な密着が確保される。
しかも押し込み方式であるため、体重やハンマーなどを
利用でき、装着作業は楽に行える。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1(a) 〜(c) は本発明の一実施例の装着具の側
面図、正面図および底面図、図2(a),(b) は同装着具の
装着動作を説明する図である。
【0013】本実施例の装着具に適用される防食スリー
ブ4は、図3に示すように、大径部6、小径部7からな
る弾性スリーブ5と、凹部9により縮径され、弾性スリ
ーブ5に内挿された金属スリーブ8からなり、図4に示
すものと同じ構成を有するので、その詳細な説明は省略
する。
【0014】図1において、装着具30は保持部31と拡径
部32と成形部33からなり保持部31は凹部9により縮径さ
れた金属スリーブ8を内挿された初期状態の防食スリー
ブ4を挿入し保持できる程度の径を有し、成形部33は拡
径後の金属スリーブ8と同程度の径を有し、拡径部32は
小径の保持部31と大径の成形部33の間にわたって形成さ
れる円錐状の表面を有している。
【0015】特に、防食スリーブ4の金属スリーブ8の
凹部9を拡径するためのテーパ面34は、本実施例では保
持部31と拡径部32を前後に半截するように設けられた溝
部35内で、成形部33の端面を底部とするように形成され
た三角形状の突部36の斜面により構成されている。
【0016】次に、上記構成による装着具30の動作につ
いて説明する。図2(a) において、まず、防食スリーブ
4を保持部31に挿入し保持する。このとき、防食スリー
ブ4の金属スリーブ8の凹部9は、保持部31と拡径部32
に形成された溝部35に臨むように配置される。そして装
着具30を分水栓2内を通して、防食スリーブ4の弾性ス
リーブ5の小径部7を金属管1の穿孔部3に挿入し、弾
性スリーブ5の大径部6と小径部7の間の段部で位置決
めする。
【0017】次に、装着具30を押し下げると、図2(b)
に示すように、装着具30のみが下降し、金属スリーブ8
の凹部9以外の部分は拡径部32により拡径されつつ、特
に凹部9はテーパ面34により押し拡げられ、成形部33に
至って金属スリーブ8は縮径前の元の径にまで拡径され
る。これにより弾性スリーブ5は押し拡げられて分水栓
2と穿孔部3の内面に密着されるが、このとき、成形部
33により元の径に拡径された金属スリーブ8はほぼ円形
となり、これにより押し拡げられた弾性スリーブ5の分
水栓2と穿孔部3の内面への密着はほぼ均等になり、防
食効果を向上できる。また、この作業は押し込み方式で
あるため体重やハンマーを利用でき、装着は楽に行え
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押し込み
方式であるため、体重やハンマーを利用できて、装着作
業が楽に行えるとともに、金属スリーブの最終的な拡径
は成形部で成形されるため、ほぼ円形にすることがで
き、弾性スリーブによる密着を効果的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装着具の側面図、正面図お
よび底面図である。
【図2】同装着具の動作を説明する断面図である。
【図3】同装着具が適用される防食スリーブの上面図お
よび正面図である。
【図4】防食スリーブの装着を完了した状態を示す断面
図である。
【図5】同防食スリーブの構造を説明するための斜視図
である。
【図6】先に提案した装着具を防食スリーブとともに示
す斜視図である。
【図7】先に提案した装着具の使用状態を説明する断面
図である。
【符号の説明】
1 金属管 3 穿孔部 4 防食スリーブ 5 弾性スリーブ 6 大径部 7 小径部 8 金属スリーブ 9 凹部 30 装着具 31 保持部 32 拡径部 33 成形部 34 テーパ面 35 溝部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の穿孔部より僅かに小径の小径部
    と穿孔部より大径の大径部を有する弾性スリーブと、縮
    径状態で前記弾性スリーブ内に内挿され、この弾性スリ
    ーブの小径部を前記穿孔部に挿入して元の径に拡径した
    ときに弾性スリーブを穿孔部に密着させる金属スリーブ
    とからなる防食スリーブの装着具であって、金属スリー
    ブの縮径状態の防食スリーブを挿入保持する保持部と、
    拡径した金属スリーブの径とほぼ同径の成形部と、前記
    保持部と成形部の間に設けられて、保持部に保持した防
    食スリーブの弾性スリーブ小径部を前記穿孔部に挿入し
    て前記保持部と成形部を押し下げたときに、金属スリー
    ブの縮径部を拡げて金属スリーブを成形部に導く拡径部
    とを備えた防食スリーブの装着具。
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