JP2684329B2 - 角度方向及び縦方向に運動するダイヤモンドツールホルダー用の単一モーター駆動装置 - Google Patents

角度方向及び縦方向に運動するダイヤモンドツールホルダー用の単一モーター駆動装置

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JP2684329B2
JP2684329B2 JP5344694A JP34469493A JP2684329B2 JP 2684329 B2 JP2684329 B2 JP 2684329B2 JP 5344694 A JP5344694 A JP 5344694A JP 34469493 A JP34469493 A JP 34469493A JP 2684329 B2 JP2684329 B2 JP 2684329B2
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ゲニン モーリス
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ボウマルド マシンズ カンパニー ソシエテ アノニム
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/06Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels
    • B24B53/08Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels controlled by information means, e.g. patterns, templets, punched tapes or the like

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  • Manipulator (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に研磨機に使用され
る、角度方向と縦方向に運動するダイヤモンドツールホ
ルダー用駆動装置に関する。
【0002】適当な監視装置に連結されると、例えば研
磨機の数値制御に関し、この装置は直線部分を有するも
の、又は有さないもの、あるいは凹面部分と凸面部分を
有するもの、又はそのいずれかの部分を含むものの研
磨、補修作業を実行するために特に有利である。この装
置のおかげで得られる優れた精度により、例えば、高精
度軸受などの慎重な仕上げを必要とする部品を機械加工
しなければならない工具の研磨、補修作業が可能とな
る。
【0003】
【従来の技術】欧州特許出願書EP−0304152は
角度方向と縦方向に運動するダイヤモンドツールホルダ
ー用の複数モーター駆動装置を説明する。角度運動を実
行するための第一モーターと縦運動を実行するための第
二モーターとを使用する駆動方式を有するこの装置の設
計は複雑で、扱いにくい。ダイヤモンドツールホルダー
にその二種類の運動を伝達するために、説明されるその
機構は多数の部品を包含するので、その精度高上と同じ
ように機械の製造コストにも非常に高価となる。
【0004】故に、本発明が有利であることは、装置の
構成と操作との単純化を目的とすることにある。
【0005】本発明の目的は、特に主シャフトと補正シ
ャフトとを結合させたり、又は非結合させるクラッチ
と、そのクラッチにより結合された補正シャフトと主シ
ャフトとが同時に回転すると、ダイヤモンドツールホル
ダーが角度運動を単独で実行し、そしてその二本のシャ
フトが非結合され、且つその二本のシャフトのうちの一
つだけが回転すると、ダイヤモンドツールホルダーは単
独で縦運動するか、又は縦と角度運動を同時にするかの
いずれかを実行することが出来るように、補正シャフト
の回転運動をダイヤモンドツールホルダーの縦運動に変
換させる手段(例えば、カム/フィーラーアッセンブリ
ー)とを包含する単一モーター駆動装置を提案すること
である。この目的は、異なる種類の研磨機に使用できる
請求項1から15に記載の装置によって達成される。
【0006】本発明の装置によって、多数の利点が得ら
れる。まず第一に、単一モーターを使用して、しかもダ
イヤモンドツールホルダーの角度方向運動と縦方向運動
を同時に実行させることが出来るので、その装置にかか
るコスト価格をかなり低減することが出来る。更に、縦
運動を実行出来ないある従来技術の装置と比較すると、
本装置はその機械の制御パネルから半径(部品に関して
縦方向の距離)、又は角度運動のプログラミングと同様
にその修正も可能であり、そして実際に、研磨機の保護
操作カバーの内側に手動操作を限定することにより調整
時における利便性と安全性を改善する。1つのモーター
を節減することは、装置寸法の低減につながり、更に効
率的な作業スペースを使用することが出来る。即ち、非
常に広範囲の異なる部品の機械加工を可能にすることに
より利用できる縦方向のストロークは使用柔軟性を高
め、頻繁な設定変更を要する小さな連続部品の製造をも
又経済的に実行できるようにする。
【0007】本発明を図面に基づき詳細に説明する。
【0008】
【実施例】本発明による装置を図5で概略的に示す。こ
の透視図により装置の主構成要素の機能的役割が理解出
来る。モーター14は駆動手段3の媒体を介して主シャ
フト2を回転駆動する。後述する手段は補正シャフト1
を主シャフトに結合させるか、又はそれらを引き離させ
ると同時に二本のシャフトの内の一本(半径の修正作業
中固定されたままのもの)をフレームと一体化する。ダ
イヤモンドツールホルダー32は、そのダイヤモンドツ
ールホルダーがその上で縦方向に滑動出来るアダプター
2aの媒体を介して主シャフトの下に配置されている。
その二本のシャフトが結合されると、ダイヤモンドツー
ルホルダーは主シャフトにより回転駆動されるので、ダ
イヤモンドツールホルダーは研磨、補修される部分の輪
郭に沿って角度的に移動する。その二本のシャフトが非
結合されると、そのダイヤモンドツールホルダーは縦方
向に移動するので、ダイヤモンドツールホルダーはその
部分から離れるか、それに接近するように移動する。従
って、ダイヤモンドの運動に関して大きな柔軟性が得ら
れ、そしてこれは事実上いかなる形状の部分にも研磨、
補修作業の実行が可能となる。
【0009】その装置の動作だけでなくその構成もより
良く理解するために、図1から図4の詳細図が以下で説
明される。
【0010】図1は本発明による装置の好適実施例の主
要構成要素を示す。内部補正シャフト1は空洞主シャフ
ト2内の中央部に配置されている。ボール、ローラー、
又は他種の軸受7は補正シャフト1が主シャフト2内で
回転出来るようにそれを保持する。より良好に均衡化
し、且つより精密にするために、補正シャフト1は、補
正シャフトに沿って配置された第一のラジアル式軸受と
補正シャフト1の望ましくは下端部に配置され、好まし
くはアキシャルーラジアル式の第二の軸受とから成る互
いに一定の間隔をもって設けられた少なくとも二つ以上
の軸受で保持される。そのような配置により適性な半径
及び軸方向の保持を確保すると同時に、重力に抗して作
用する。主シャフト2の下方部はフレーム10の下に延
長し、そして主シャフトの下端部に固定されたアダプタ
ー2a内で終わる。アダプター2aは装置の種々の可動
構成要素を主シャフト2に接続させる。従って、主シャ
フト2はそれと共にこれらの全ての構成要素を回転自在
に駆動できる。それで主シャフト2は少なくとも補正シ
ャフト1の全長にわたり上方に延長する。主シャフト2
は少なくとも二つ以上の一定の間隔をもって配置された
ラジアル式ボール軸受、又は他の軸受8の媒体を介して
装置のフレーム10に固定される。軸受の媒体を介して
一方が他方内に在るシャフト1と2のアッセンブリによ
り、二本のシャフトの独立的回転、又はそれらの同時回
転のいずれも可能となる。その回転の種類は二本のシャ
フトの相対的結合か、又は非結合かによる。この結合は
後述されるクラッチ20により行なわれる。
【0011】その主シャフト2は既知の駆動手段3によ
り回転駆動される。それは、例えば、電気、又は油圧モ
ーター14と関連づけられたベルト、チェイン、又は一
連のギヤーであっても良い。従って、前記ベルトは、回
転時にそのベルトが正しい位置に留まるように、その輪
郭が既知の方法で、例えば、エッジと、望ましくは適合
される主シャフト2の狭部周面上を走る。
【0012】クラッチジョイント部2bは主シャフトの
上端部に固定されている。前記ジョイント部は逆ベル状
に形成されているので、このベル状の端部は、駆動クラ
ッチ面6として働き、シャフトの軸に垂直な平面部を有
する。中央に配置され、そして補正シャフト1の上部に
固定されたディスク4は、クラッチ駆動面6に相伴うよ
うに、同ディスクの下方周辺面に形成されたクラッチ披
駆動面5を包含する。そのディスクは中央芯周りに延長
する肉薄部分が在るために、柔軟性がある。そのディス
クは、補正シャフトを駆動させるのに十分な圧力を及ぼ
して、披駆動クラッチ面が駆動クラッチ面6を押し付け
るように配置されている。但し、ディスクは柔軟性を有
することにより、披駆動クラッチ面が持ち上げられて、
二つのクラッチ面はもはや接触しないようにも構成され
ている
【0013】非柔軟性ディスク4を利用する改変された
実施例によれば、一方が補正シャフト1に、そして他方
がクラッチディスク4に接続されたスプリング手段(図
示されない)が、クラッチ駆動面6に対してディスク4
を押し付けつつ、クラッチディスク4に力を及ぼす。こ
のように、クラッチ披駆動面5はクラッチ駆動面6と接
触状態となり、故に二本のシャフトが接続される。さら
に、スプリング手段でディスクを僅かに持ち上げて、二
つのクラッチ面はもはや接触しないようにも構成されて
いる
【0014】二本のシャフト1と2とが同時に運動する
ことが常に望まれるとは限らない(以下で説明される理
由により)場合があり、その装置は前記シャフトを引き
離させるクラッチシステム20から構成される。このシ
ステムは図1でも又例示される。それは、例えば油圧
(図1に示されるような)、電気機構的、又は他の手段
のような、既知の手段21により作動される少なくとも
一本以上のプッシャー22から構成される。そのプッシ
ャー22は、所与の通路に沿って上下に滑動出来るよう
に、機械のフレーム10内の装置の回転軸に関して対称
的に位置したガイド穴に配置される。そのプッシャー
は、メンブレン23aにより装置に接続されたクラッチ
リング23上に作用し、その目的は前記クラッチリング
をフレーム10と半径方向に一体化すると同時に軸方向
に自由にすることである。クラッチシステムが低位置に
あると、クラッチリング23はディスク4上にいかなる
力も及ぼさないので、ディスクのクラッチ披駆動面5は
クラッチ駆動面6に留まる。それで二本のシャフトは互
いに一体となる。クラッチシステムが上昇位置となるよ
うに起動されると、プッシャー22が持ち上げられ、そ
してクラッチリング23はディスク4と接触状態とな
り、そしてそれを持ち上げる。従って、二つのクラッチ
面5と6はもはや接触状態では無くなり、それでシャフ
ト1と2を引き離す。それで補正シャフト1はクラッチ
リング23とのその接続によりフレームに半径方向に固
定される。モーターでその主シャフト2を回転させるこ
とにより、ダイヤモンドツールホルダーは、後述される
ように、フィーラー31上のカムの働きによって回転す
ると同時に縦方向に移動する。低位置に戻るために、重
力により単独で、又はリターンスプリング(図示されな
い)の作用、油圧、電気機構、又は上記例証された他の
手段21を介して、種々の構成要素を下方に運びなが
ら、プッシャー22とクラッチリング23は降下する。
【0015】本発明による装置は又、回転部9と固定部
11とを有すると共に、当業者には既知の構成要素であ
るエンコーダーから構成される。一般にリング状の回転
部9は、軸に沿う好適位置において、例えば図1に示さ
れるような軸の上方部において、主シャフト2上に嵌合
できるように寸法決めされている。固定部11は、所与
の角度位置で、回転部に近接して配置されている。
【0016】アダプター2aの下に固定された補正スラ
イド30はダイヤモンドツールホルダー32を支持す
る。ダイヤモンドツールホルダー32は前記スライドに
沿って縦方向に滑動出来る。この縦方向の運動は、カム
34/フィーラー31機構によりガイドされる。カム3
4は補正シャフト1の下方端に配置される。そこでフィ
ーラー31は、カムのエッジに横から当接するように
置される。カムの回転と同時に、フィーラーはそのカム
の輪郭に沿って、縦方向に移動する。スプリング手段3
5はカムの回転軸に向かってフィーラーを引き付けて、
フィーラーをカムに抗して保持する。このように、フィ
ーラーは、カムの回転軸に接近、又はそれから離間する
両方向に移動することが出来る。ダイヤモンドツールホ
ルダー32は補正スライド30の下に配置されている。
フィーラー31はダイヤモンドツールホルダーに接続さ
れているので、縦運動をダイヤモンドツールホルダーに
伝達させることが出来る。縦移動の大きさは、前記カム
の輪郭とフィーラー31に関するその回転とに直接的に
依存する。
【0017】ダイヤモンド33は、作業軸に位置するよ
うにダイヤモンドツールホルダー32の台の横に固定さ
れているので、研磨、補修作業を実行させることが出来
る。
【0018】本発明による装置は、クラッチディスク4
近辺に配置された角度位置センサー12により完成され
る。既知タイプのこのセンサーは、ディスク4の周辺に
配置された少なくとも一つ以上の角度/位置リファレン
ス13が在るおかげで、補正シャフトの角度位置が初期
サンプリング時の主シャフトに関して決定されるように
する。
【0019】本発明による装置の動作は、監視手段によ
り、望ましくは最新式の装置にしばしば使用されている
ような、機械工具の数値制御により監視される。
【0020】ダイヤモンドの正確な位置が研磨、補修さ
れる部分に関して決定されるようにする初期サンプリン
グは、既知の方法で、例えば欧州特許出願書EP 05
12956A1で説明される方法でのように、数値制御
の監督下で行なわれる。
【0021】図4は、ダイヤモンドツールホルダーが本
発明による装置により実行出来る種類の運動を例証す
る。矢印Aは、半径、又は研磨、補修される表面周りで
の角度運動を示す。矢印Bは研磨、補修される部分に接
近、又はそれから離間させる縦運動を示す。
【0022】装置のこの第一の実施例によれば、単独で
の角度運動、又は同時の角度及び縦運動のいずれも実行
可能である。種々の運動の組み合わせのおかげで、直線
エッジ、一定、又は可変半径エッジ、又はこれら形状の
組み合わせを含む多数の形状に従う研磨、補修作業を実
行することが可能となる。
【0023】第一の場合、クラッチ20が低位置にある
と、二本のシャフトは結合される。主シャフト2は駆動
手段により駆動され、そしてそれと共に補正シャフト1
を駆動して、所与の速度で回転する。従って、二本のシ
ャフトは同一の角速度を有する。故にそれらの二本のシ
ャフト間にいかなる相対的運動も存在しない。それ故に
ダイヤモンドツールホルダー32はその角運動で主シャ
フトに従動する。
【0024】第二の場合、クラッチ20が上昇位置にあ
ると、二本のシャフトは独立している。主シャフト2は
駆動手段により駆動されて、所与の速度で回転する。こ
こで補正シャフト1はクラッチリング23により固定位
置に保持される。それ故にこま場合、二本のシャフト間
に相対的運動が存在する。この相対的角運動のおかげ
で、フィーラー31に関して回転する補正カム34は、
その輪郭に沿ってそれを横に押し付けることによりその
フィーラーに作用する。カムによる運動の伝達が図6で
明確に示されている。ダイヤモンドツールホルダーに接
続されたフィーラーはその縦運動をガイドする。主シャ
フトも又回転するので、同時の縦運動と角運動とが得ら
れる。この理由のため、安全性を最大限に保証するため
に、かなり大きな縦運動の時点において研磨ホイールを
押し戻すことが好ましい。
【0025】エンコーダー9/11は絶対的、又は増分
電気信号を機械の監視装置に伝達して、主シャフトの角
度位置を常時それに知らせる。又、その信号を記憶する
ことにより、監視装置は補正シャフトの角度位置も知る
ことが出来、ダイヤモンドツールホルダーの角度および
縦位置をそれに決定させる。
【0026】改変された実施例によれば、これらの位置
は角度位置センサー12と少なくとも一つ以上の位置決
めマーカー13のおかげで、より容易に決定されても良
い。センサー12は補正シャフトの角度位置に相当する
信号を監視手段に伝達する。エンコーダー9/11と角
度位置センサー12とにより供給された情報の助けによ
り、監視手段は主シャフトに関する補正シャフトの位置
を常時決定できる。従って、カム上のフィーラーの位置
が既知となり、ダイヤモンドツールホルダー32とダイ
ヤモンド33との縦位置が直接的に得ることが可能とな
る。
【0027】図2の改変実施例によれば、クラッチ20
はクラッチディスク4上に配置され、そしてそのディス
ク4上に角度的に分配された少なくとも一つ以上の、望
ましくは数個の電磁石24から構成されている。その電
磁石は、状況に応じて、電磁石の吸引力、又は反発力の
助けにより、ディスク4を上昇させたり、又は下降させ
たり出来るように監視手段により制御される。
【0028】第一の場合、前記ディスク4は、披駆動ク
ラッチ面5を解放出来るように上昇される。更に、保持
力は、補正シャフトが回転しないように、ディスク4の
どのような角度運動も防止する。従って、角度運動と縦
運動とが同時に生成される状況が得られる。第二の場
合、前記ディスク4は駆動クラッチ面6上に留まって、
下方位置に配置される。それで補正シャフト1は主シャ
フト2とディスク4と共に回転する。従って、角度運動
だけが生成される状況が得られる。電磁石はディスク4
の強度(堅牢性)に抗して均等に作用する。この場合、
その電磁石が励磁されていないと、シャフトは結合さ
れ、そして逆に励磁されると、引き離される。
【0029】図3は本発明による装置の第二実施例を示
す。この図において、同性質のものであり、且つ図1と
2における対応構成要素と同役割を果たすこの形態の構
成要素は追加プライム符号(’)を有する同参照符号に
より指定する。従来の形態と比較しての主な違いはシャ
フトの駆動のレベルにある。駆動手段3’は、補正シャ
フト1’に接続されている。又、従来の場合におけるよ
うに、駆動手段は、電気、又は油圧モーターと関連付け
られた、例えばベルト(図3)、チェイン、一連のギヤ
ー等の既知のものである。
【0030】シャフト2’の下方部はフレーム10’の
下に延長し、そしてシャフトの下端部に固定されたアダ
プター2a’で終わる。アダプター2a’は装置の種々
の可動構成要素をシャフト2’に接続させる。故に、シ
ャフト2’はそれと共にこれらの構成要素の全てを回転
自在に駆動することが出来る。それから、それは少なく
ともシャフト1’の全長にわたり上方に延長し、そして
電磁石24’の上方部分にほぼ等しい高さで終わる。ク
ラッチディスク4’は主シャフト2’の上端部上の中央
に配置されている。柔軟性タイプのディスクは前述のよ
うに優先的に使用される。但し、改変された実施例(図
示されない)によれば、非柔軟性ディスク4’を使用す
ることが可能である。この場合、シャフトの結合及び引
き離し動作が出来るように、ディスク4’に僅かな軸方
向運動させる。既知タイプのスプリング締め具を使用す
ることが必要である。
【0031】アダプター1aは補正シャフトに固定され
ている。事実このアダプターはディスク4’のものとほ
ぼ等しい直径を有するシャフト1’の広域部分を形成す
る。駆動クラッチ面6’が位置しているのはこのアダプ
ターの下である。この面は、駆動クラッチ面5’と相伴
うように、アダプターの下方周辺面に一致している。補
正シャフトが駆動シャフトであるという事実の結果とし
て、駆動クラッチ面6’と披駆動クラッチ面5’は、主
シャフトが駆動シャフトである形態の面5と6と比較し
て逆転されている。
【0032】使用されるエンコーダー9’/11’は、
図3に示されるように、補正シャフトの端部に配置され
ている。それは監視手段が補正シャフトの角度位置を常
時知ることが出来るように監視手段に信号を伝達する。
角度及び縦運動の独立を考慮して、監視手段にダイヤモ
ンドツールホルダーとダイヤモンドとの縦と角度位置を
直接的に決定させる情報がこの場合得られる。
【0033】クラッチ20’の位置も又異なる。この場
合、例えば油圧、空圧などの種々のタイプのクラッチが
使用されるが、一つ以上の電磁石24’から成る電磁式
クラッチが望ましくは使用される。これらの電磁石は望
ましくはクラッチディスク4’の下に配置され、そして
状況に即して吸引、又は反発する磁気力により、ディス
ク4’を上昇させたり、又は下降させたりする。
【0034】装置のこの第二実施例によれば、角度運動
を単独で、又は縦運動を単独でかのいずれかを独立的に
実行することが可能である。これらの二種の運動を適当
に連係することにより、直線エッジ、一定、又は可変半
径エッジ、又はこれらの形状の組み合わせを含む多様の
形状に従って研磨、補修作業を実行することが可能とな
る。
【0035】第一の場合、クラッチ20’が上昇位置に
あると、二本のシャフトは結合される。補正シャフト
1’は駆動手段3’により駆動され、そして所与の速度
で回転して、それと共に主シャフト2’を駆動する。従
って、二本のシャフトは同一の角速度を有するので、そ
れらの間にはいかなる相対的運動も存在しない。従っ
て、ダイアモンドツールホルダー32’は角度運動する
主シャフトに従動する。
【0036】第二の場合、クラッチ20’が低位置にあ
ると、二本のシャフトは独立している。補正シャフト
1’は駆動手段3’により駆動され、そして所与速度で
回転する。ここで主シャフト2’は電磁石24’の保持
力により固定位置に保持される。故に、この場合、二本
のシャフト間に相対的運動が存在する。この相対的角度
運動のおかげで、フィーラー31’に関して回転する修
正カム34’は、その輪郭に沿って横にそれを押し付け
ることによりフィーラーに作用する。カムによる運動の
伝達が、図6で明確に示されている。ダイヤモンドツー
ルホルダーに接続されたフィーラーはその縦運動をガイ
ドする。主シャフトが固定されるので、単独の縦運動が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の好適実施例の断面図を表
す。
【図2】電磁式クラッチを備えた改変された実施例の同
等図。
【図3】本発明による装置の第二実施例の断面図。
【図4】研磨、補修される表面に沿うダイヤモンドの角
度運動を図式的に模写する。
【図5】部品を研磨、補修するために使用される本発明
による装置の部分透視図。
【図6】カム/フィーラーアッセンブリーを示す図1の
断面I−Iにおける部分図。
【符号の説明】
1 補正シャフト 2 主シャフト 2a アダプター 2b クラッチジョイント 3 駆動手段 4 クラッチディスク 5 披駆動クラッチ面 6 駆動クラッチ面 7 軸受 8 軸受 9 ロータリーエンコーダー 11 ロータリーエンコーダー 12 位置センサー 13 位置センサー 14 モーター 20 クラッチ 30 補正スライド 31 フィーラー 32 ダイヤモンドツールホルダー 33 ダイヤモンド 34 カム 35 スプリング

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンドツールホルダー(32;3
    2’)が角度方向と縦方向の両方、又はそのいずれかで
    移動出来るダイヤモンドツールホルダーを駆動する装置
    において、該装置は主シャフト(2;2’)、補正シャ
    フト(1;1’)と、駆動手段(3;3’)の媒介を介
    して、前記主シャフト(2;2’)又は補正シャフト
    (1;1’)のいずれか一つを回転自在に駆動するモー
    ター(14;14’)と、前記主シャフトを結合又は非
    結合させるためのクラッチ手段(20;20’)とから
    なり、それによりモータにより回転自在に駆動される前
    主シャフト(2;2’)又は補正シャフト(1;
    1’)は、両方のシャフトが前記クラッチ手段(20;
    20’)により相互に結合されると、さらに他のシャフ
    トを回転自在に駆動することができ、前記ダイヤモンド
    ツールホルダー(32;32’)は、前記主シャフトに
    より回転自在に駆動され、主シャフトに関連する前記補
    正シャフトの回転運動が、適応手段(30、31、3
    2、34、35、30’、31’、32’34’3
    5’)により、ダイヤモンドツールホールダーの縦方向
    運動に変換され、それにより、両方のシャフトがクラッ
    チ(20、20’)により結合されると、ダイヤモンド
    ツールホルダーは角度方向運動だけを実行し、両方のシ
    ャフトがクラッチ(20、20’)により結合されてい
    ない場合には、ダイヤモンドツールホルダーは、縦方向
    運動を実行することを特徴とする角度方向及び縦方向に
    運動するダイヤモンドツールホルダー用の単一モーター
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 主シャフト(2;2’)に関する補正シ
    ャフト(1;1’)の回転運動をダイヤモンドツールホ
    ルダーの縦運動に変換させる前記適応手段が、前記主シ
    ャフト(2;2’)の下端部に固定されたアダプター
    (2a;2a’)であり、前記アダプター(2a;2
    a’)の下に固定され、前記ダイヤモンドツールホルダ
    ー(32、32’)を支持しそれにより、前記ダイヤモ
    ンドツールホルダー(32;32’)が前記スライドに
    沿って縦方向に摺動することのできる補正スライド(3
    0、30’)であり、補正シャフト(1、1’)の下端
    部に配設されたカム(34、34’)であり、回転時に
    縦方向に移動出来るように、前記カムの変化する輪郭に
    対応して横方向に配置されたフィーラー(31;3
    1’)で、そのフィーラーは、前記縦方向運動を、前記
    ダイヤモンドツールホルダー(32;32’)に伝達で
    きるように、ダイヤモンドホルダー(32、32’)に
    連結されているフィーラー(31、31’)であり、前
    記フィーラーを、前記カムと接触するように保持するス
    プリング(35;35’)であることを特徴とする請求
    項1に記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段(3)は主シャフト(2)に接
    続されていることを特徴とする請求項1、2のいずれか
    に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記クラッチ手段は補正シャフト(1)
    に接続されたクラッチディスク、そして主シャフト
    (2)に接続されたクラッチジョイント部(2b)とか
    ら構成され、その上に披駆動クラッチ面(5)と駆動ク
    ラッチ面(6)とが各々配置されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 ダイヤモンドツールホルダーは、二本の
    シャフト(1;2)が結合されていない時には角度運動
    と縦運動の両方を実行することを特徴とする請求項4に
    記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 駆動装置が位置センサー(12,13;
    12’,13’)を有することを特徴とする請求項4に
    記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 駆動手段(3’)は補正シャフト
    (1’)に接続されていることを特徴とする請求項1,
    2いずれかに記載の駆動手段。
  8. 【請求項8】 前記クラッチ手段は補正シャフト
    (1’)に接続されたアダプター(1a’)、そして主
    シャフト(2’)に接続されたクラッチディスク
    (4’)から構成され、その上に駆動クラッチ面
    (6’)と披駆動クラッチ面(5’)とが各々配置され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の駆動装置。
  9. 【請求項9】 駆動手段(3;3’)により駆動されな
    いシャフトは、クラッチ(20;20’)が前記シャフ
    トの結合を外すとクラッチにより固定保持されることを
    特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  10. 【請求項10】 主シャフト(2;2’)と補正シャフ
    ト(1;1’)とは互いに関して自由に回転出来るよう
    に軸受け(7,8;7’8’)により保持されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  11. 【請求項11】 補正シャフト(1;1’)は主シャフ
    ト(2;2’)内に配置されていることを特徴とする
    求項1に記載の駆動装置。
  12. 【請求項12】 補正シャフト(1;1’)と主シャフ
    ト(2;2’)とは同一回転軸を有することを特徴とす
    請求項11に記載の駆動装置。
  13. 【請求項13】 ダイヤモンド(33;33’)はダイ
    ヤモンドツールホルダー(32;32’)の横に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  14. 【請求項14】 主シャフト(2;2’)又は補正シャ
    フト(1;1’)に挿入した回転部(9;9’)と、前
    記回転部と同心円上に配設した固定部(11;11’)
    とからなるシャフトの角度位置を検知するロータリーエ
    ンコーダー(9,11;9’,11’)を有することを
    特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  15. 【請求項15】 研磨機として利用することを特徴とす
    る請求項1に記載の駆動装置。
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