JP2683066B2 - 電縫管の内面ビード切削形状測定装置 - Google Patents

電縫管の内面ビード切削形状測定装置

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雅司 平光
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、電縫管の内面ビード切削形状測定装置に関
する。
<従来の技術> 従来、電縫管の製造は、第3図に示すように、成形ロ
ール2により帯板をオープンパイプ1に成形したのち、
ワークコイル3を通過する際にエッジ部のみが加熱さ
れ、スクイズロール4により圧接させて電縫管1Aとな
り、その後ポストアニーリングや矯正などを施したのち
所望の長さに切断して製品とされる。
スクイズロール4で圧接される際に発生する外面ビー
ドおよび内面ビードは、それぞれ外面ビードカッタ5と
内面ビードカッタ6により直ちに切削される。この内面
ビードカッタ6は、オープンパイプ1Aのエッジ間隔が広
く開口している位置に取付けられた固定部7に一端が固
定されたロッド8の先端に取付けられる。
ところで、この内面ビードは、帯板の肉厚の変動や形
状不良などにより管周方向に捩じれることがあり、内面
ビードカッタ6が追従しきれずに管内面を片削りするか
ら、製品の品質や歩留りに悪影響を及ぼすという問題が
ある。それ故、内面ビードの切削状況をモニタして適正
化を図ることは、電縫管製造上の重要なファクタであ
る。
このような内面ビード切削状況の監視については、例
えば実開昭58−24062号公報に開示されているような溶
接前のオープパイプ位置から管内に長く突出させたロッ
ドの先端に取付けられた内面バイトの先端に、管内面状
態を光学的手段により非接触で検出する検出器を設ける
手段や、特開昭56−35057号公報に開示されているよう
な管の外周に配設した超音波厚み計を内面ビード部を中
心に管周方向に周期的に移動させてその厚みの軌跡をも
って内面切削の形状とする方法などが提案されている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、前者の実開昭58−24062号の手段で
は、径の小さい管の場合は取付けが困難であり、また、
検出器が非接触式であるため、溶接時に発生するピット
や蒸気などに汚損されて視界が悪くなり、正確に検出す
ることができないなどの問題がある。
また、後者の特開昭56−35057号の方法では、溶接後
のビードカッタされたあとで直ちに検出して内面バイト
の位置制御にフィードバックしてやることが重要である
が、溶接ビード部は通常300℃以上もの高温であるか
ら、超音波厚み計を溶接ビード部の近傍に配置させる
と、音響カップリング水を大量に使用しなければなら
ず、そのため、ビードカット部を急冷することになり品
質上からみて好ましくないのである。
本発明は、上記のような課題を解決すべくしてなされ
たものであって、電縫管溶接部の内面ビード切削形状を
検知するのに好適な装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明は、管軸方向に沿って突き合わせ部を溶接した
のち、そのビードをビードカッタで切削された電縫管の
内面ビード切削形状を測定する装置であって、先端部に
切削後のビード位置に当接自在とされる検出ローラを備
え、後端部が水平方向に回動自在に軸支され、弾性部材
を介して前記検出ローラを常に管内面に接触させながら
管軸方向に延在するアームと、管軸に対して直角方向に
配設されたスクリュー軸とこのスクリュー軸に螺合され
るとともに前記アームの中間部に結合されて前記アーム
を上下動自在に支持する可動部材および前記スクリュー
軸を正・逆回転自在とするサーボモータとからなる横行
手段と、前記アームの横行位置を検出する横行位置検出
手段と、前記検出ローラの高さ方向の位置を検出する高
さ位置検出手段とからなることを特徴とする電縫管の内
面ビード切削形状測定装置である。
<作 用> 本発明によれば、内面ビード部を中心にして検出ロー
ラを横行させるようにし、その横行するときの横方向の
位置と、そのときの検出ローラの高さ方向の位置とを同
時に検出するようにしたので、内面ビート切削部を3次
元で周期的に測定することができる。
また、装置全体を機械的に構成するようにしたので、
ビードカッタの直近に設置することができるから、その
測定信号をフィードバックすることによりビードカッタ
の位置制御を迅速に行うことができる。
<実施例> 以下に、本発明の一実施例について、図面を参照して
詳しく説明する。
第1図は、本発明の実施例を示す側面図であり、第2
図はその平面図である。
図において、検出ローラ11は、アーム12の先端部に軸
支されており、このアームの後端部は架台13に立設され
る軸14に装着されるアーム支持部材15にピン16を介して
水平方向に回動自在に支持される。
このアーム12のほぼ中間部は、ピン21を介して可動部
材20に支持され、可動部材20は、管軸に対して直角方向
に配設されたスクリュー軸19に螺合されている。スクリ
ュー軸19は、一端がサーボモータ17に直結し、もう一端
が軸受18で軸支されており、サーボモータ17の駆動によ
って正・逆転する。なお、サーボモータ17および軸受18
は、架台13上に固設される支持台22に固定される。
また、軸14の下端には、例えば作動トランス式位置計
などの高さ位置検出手段23が設けられており、この高さ
位置検出手段23とアーム支持部材15との間には、弾性部
材24が検出ローラ11を常に管内面に接触するように介装
されている。これにより、検出ローラ11の高さ方向の位
置が検出される。
さらに、サーボモータ17のスクリュー軸16の反対側の
軸には、例えばセルシン発信器などの横行位置検出手段
25が結合される。そして、サーボモータ17の回転角を検
出することにより、アーム12の管軸方向に対して直角な
方向への移動位置すなわち横行位置が検出される。
なお、架台13は、内面ビードカッタ6の先端部に複数
のボルト26を介して取付けられる。
以下に、このように構成された内面ビード切削形状測
定装置の動作を説明する。
内面ビードカッタ6を内面ビード位置の高さに調整し
て、内面ビードの切削を開始すると、検出ローラ11が内
面ビードの切削部の溶接線に当接される。そこで、外部
信号によりサーボモータ17を正・逆回転されると、スク
リュー軸19が正・逆回転して可動部材20がアーム12とと
もに管軸方向に対して直角方向に往復移動し、検出ロー
ラ11が軸14を回転中心として横行移動する。
そうすると、移動している電縫管1Aと静止してある内
面ビードカッタ6との相対関係から、検出ローラ11は溶
接線を中心にして内面ビード切削部を斜行することにな
る。そのときの検出ローラ11の移動位置は、横業位置検
出手段25によって検出される。
そこで、切削部に凹凸があると、検出ローラ11は、可
動部材20に取付けられたピン21を支点として上下方向に
移動することになるから、それによってアーム支持部材
15が反対の動きをすることになり、弾性部材24の弾性力
の変化は高さ位置検出手段23に伝達されて、検出ローラ
11の高さ方向の移動位置が検出される。
このようにして、検出ローラ11の横行位置と高さ位置
とを同時に検出することにより、内面ビードの切削形状
を3次元で測定することができる。
<発明の効果> 本発明によれば、検出ローラを斜行させながらその高
さ方向の変位させることにより、内面ビードの切削形状
を3次元で検出することができるから、高精度な測定を
実現することができ、内面ビードカッタの切削位置の制
御を速やかに行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す側面図、第2図は、
第1図の平面図、第3図は、従来例を示す概略図であ
る。 1A……電縫管,6……内面ビードカッタ, 11……検出ローラ,12……アーム, 13……架台,14……軸, 15……アーム支持部材, 17……サーボモータ(横行手段), 19……スクリュー軸,21……移動部材, 23……高さ位置検出手段, 24……弾性部材,25……横行位置検出手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管線方向に沿って突き合わせ部を溶接した
    のち、そのビードをビードカッタで切削された電縫管の
    内面ビード切削形状を測定する装置であって、先端部に
    切削後のビード位置に当接自在とされる検出ローラを備
    え、後端部が水平方向に回動自在に軸支され、弾性部材
    を介して前記検出ローラを常に管内面に接触させながら
    管軸方向に延在するアームと、管軸に対して直角方向に
    配設されたスクリュー軸とこのスクリュー軸に螺合され
    るとともに前記アームの中間部に結合されて前記アーム
    を上下動自在に支持する可動部材および前記スクリュー
    軸を正・逆回転自在とするサーボモータとからなる横行
    手段と、前記アームの横行位置を検出する横行位置検出
    手段と、前記検出ローラの高さ方向の位置を検出する高
    さ位置検出手段とからなることを特徴とする電縫管の内
    面ビード切削形状測定装置。
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