JP2682769B2 - ロードセルユニット - Google Patents

ロードセルユニット

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JP2682769B2
JP2682769B2 JP11652692A JP11652692A JP2682769B2 JP 2682769 B2 JP2682769 B2 JP 2682769B2 JP 11652692 A JP11652692 A JP 11652692A JP 11652692 A JP11652692 A JP 11652692A JP 2682769 B2 JP2682769 B2 JP 2682769B2
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俊明 橋爪
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラックスケールなどに
荷重変換器として使用されているロードセルユニットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラックスケールでは、図12に示すよう
にトラック1が進入する載台2が主桁3を介して複数の
ロードセルユニット4で支持されている。各ロードセル
ユニットは図13に示すように荷重を検出するロードセル
本体5と、このロードセル本体5の着力部6に載置され
る鋼球7と、鋼球7に接当する球面座8を有し鋼球7の
上に載置される着力受板9とを有し、着力受板9に作用
した荷重を球面座8を介してロードセル本体5の着力部
6に伝達するように構成されている。
【0003】このようなトラックスケールを現地に据え
付けるまでには、生産工場で組み上げて調整し、調整が
完了したトラックスケールは再び分解して生産工場から
現地に発送される。
【0004】具体的には、生産工場では図14に示すよう
に盤木10で持ち上げられた主桁3の下面に着力受板9を
取り付け、着力受板9の下方位置にロードセル本体5と
鋼球7を配置する。そして着力受板9の球面座8の芯L
1とロードセル本体5の着力部6の芯L2とが合うよう
にロードセル本体5を位置合わせしながら盤木10を取り
外して組み上げ、調整が完了すると、着力受板9の付い
た主桁3と、ロードセル本体5と、鋼球7とに分解して
現地に発送し、現地では生産工場と同様にして着力受板
9の球面座8とロードセル本体5の着力部6の芯合わせ
して組み立てることが実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような現地でのロ
ードセルユニット4の芯合わせ作業は秤としての精度に
大きく影響するため、非常に煩わしいと云う問題が残さ
れている。
【0006】本発明は現地でのロードセルユニット4の
芯合わせ作業を簡略化し、工場検査時の精度を現地調整
を実施しなくても再現できる新規な構造のロードセルユ
ニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のロードセ
ルユニットは、荷重を検出するロードセル本体と、この
ロードセル本体の着力部に載置される鋼球と、前記鋼球
に接当する球面座を有し前記鋼球の上に載置される着力
受板とを有し、着力受板に作用した荷重を前記球面座を
介してロードセル本体の前記着力部に伝達するロードセ
ルユニットにおいて、ロードセル本体の着力部の上面に
載置され上下方向に所定範囲内スライド自在に支持され
るとともに、中央には前記鋼球の下部をロードセル本体
の前記着力部の側に露出させる位置に孔が穿設され着力
受板の側に凸部が形成された支持板と、着力受板に穿設
された貫通孔に差し込まれて先端が前記支持板に螺合し
てこの支持板を持ち上げる複数本のボルトとを設け、前
記複数本のボルトを締めて前記支持板を上限位置に持ち
上げた状態で支持板の前記凸部の先端が前記着力受板の
側に当接した輸送状態になるように構成したことを特徴
とする。
【0008】請求項2記載のロードセルユニットは、請
求項1において支持板の着力受板の側に形成された凸部
を、鋼球を取り囲むとともにロードセル本体の着力部と
芯合わせされた環状体とし、着力受板の球面座にはこの
球面座と芯合わせされ前記環状体に外嵌または内嵌する
係合部を形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の構成によると、支持板には鋼球の下
部をロードセル本体の前記着力部の側に露出させる位置
に孔が穿設されているため、複数本のボルトを締める
と、鋼球がロードセル本体の着力部に乗っている状態で
も支持板が持ち上げられる。支持板を上限位置に持ち上
げると、支持板の凸部の先端が着力受板の側に当接し
て、ロードセル本体と着力受板とが支持板を介して位置
決めされる。したがって、ロードセルユニット4の芯合
わせ作業が完了した状態で前記複数本のボルトを締める
ことによって、そのままの状態で輸送できる。使用状態
では支持板が下限位置に降下しており、着力受板を介し
て鋼球に作用した荷重は支持板に穿設された孔を介して
露出している着力部に作用する。
【0010】請求項2の構成によると、着力受板の球面
座に形成された係合部を支持板に形成された環状体に外
嵌または内嵌することによって、ロードセル本体の着力
部と着力受板の球面座との芯合わせが完了し、この状態
で複数本のボルトを締めると、支持板の凸部としての環
状体の先端が着力受板の側に当接して、ロードセル本体
と着力受板とが支持板を介して位置決めされ、そのまま
の状態で輸送できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図10に基づい
て説明する。なお、図12〜図14と同様の作用をなすもの
には、同一の符号を付けて説明する。
【0012】本発明のロードセルユニットは図1に示す
組み立て状態で輸送される。図2と図3に示すようにゲ
ージが貼り付けられたセル11をボルト12で中間ブロック
13に取り付け、さらに中間ブロック13をボルト14でベー
ス板15に取り付けて構成されたロードセル本体5には、
中間ブロック13の前記セル11を挟む位置にガイドピン用
のねじ穴161 ,162 ,163 ,164 が穿設されている。セ
ル11の上面に載置される支持板17は図4と図5に示すよ
うに構成されており、ガイドピン18が挿通されるガイド
孔191 ,192 ,193 ,194 が穿設されるとともに、中央
には鋼球7の下部をロードセル本体5の着力部6の側に
露出させる位置に孔20が穿設され、着力受板9の側に凸
部としての環状体21が形成されている。各ガイド孔19
1 ,192 ,193 ,194 の近傍位置には雌ねじ221 ,22
2 ,223 ,224 が形成されている。
【0013】ロードセル本体5と支持板17は図6と図7
に示すように、各ガイドピン18の先端を中間ブロック13
のねじ穴161 ,162 ,163 ,164 に螺合させて、支持板
17は上面がガイドピン18の頭部の下面に当接するまで距
離d1だけ上方にスライド移動できるように構成されて
いる。なお、このように支持板17をロードセル本体5に
取り付けた状態において、前記環状体21はセル11に形成
されている着力部6の芯L2とが合うように位置合わせ
して支持板17に予め取り付けられている。
【0014】球面座8を有する着力受板9は図8と図9
に示すように構成されており、球面座8の外周部にはこ
の球面座8と芯合わせされ前記環状体21に内嵌する係合
部23が形成されている。また、球面座8の周囲にはボル
ト24が挿通される貫通孔251,252 ,253 ,254 が支持
板17の前記雌ねじ221 〜224 に対応して穿設されてい
る。
【0015】ボルト24の先端は図1に示したように支持
板17の雌ねじ221 〜224 に螺合させて組み立てられ、各
ボルト24を締め付けることによって支持板17がガイドピ
ン18 1 ,182 ,183 ,184 に沿って上方に引き上げら
れ、球面座8の周囲に形成された係合部23に外嵌した環
状体21は、支持板17が上限位置にまで引き上げられた状
態で環状体21の上端が球面座8に当接するように構成さ
れている。
【0016】このように構成したため、複数本のボルト
24を締め付けて支持板17を上限位置に引き上げることに
よって、ロードセル本体5と着力受板9とは球面座8の
芯L1と着力部6の芯L2とが合致した状態で拘束され
る。
【0017】したがって、トラックスケールにあっては
生産工場で図10の(a)(b)に示すように盤木で持ち
上げられている主桁3の底面にロードセルユニット4を
ボルト26で取り付け、この状態で現地に輸送して図10の
(c)に示すように据え付けた後に主桁3に穿設されて
いる孔27から各ボルト24を緩めて抜き取ることによっ
て、芯合わせ作業を現地で実施することなく据え付けら
れる。
【0018】なお、生産工場における調整の際には各ボ
ルト24を緩めて抜き取って、調整完了後にボルト24を締
めて図10の(b)に示す状態と同じようにロードセル本
体5と着力受板9を拘束して現地に向けて出荷される。
【0019】上記の実施例では、支持板17が上方に引き
上げられると、球面座8の周囲に形成された係合部23に
環状体21が外嵌したが、球面座8の周囲に形成された係
合部23に環状体21が内嵌するように構成することもでき
る。
【0020】上記の各実施例では、支持板17に形成され
た凸部をロードセル本体5の着力部6と芯合わせされた
環状体21で形成し、着力受板9の球面座8にはこの球面
座8と芯合わせされ前記環状体21に外嵌または内嵌する
係合部23を形成したため、環状体21を係合部23に外嵌ま
たは内嵌させた状態でボルト24を締め付けることによっ
てロードセル本体5と着力受板9を芯合わせした状態で
拘束できるが、支持板17に形成された凸部の形状と着力
受板9の球面座8に当接する係合部の形状はこれに限定
されるものではなく、ロードセル本体5と着力受板9の
芯合わせを一度実施してからボルト24を締める場合に
は、支持板17に形成された凸部の形状は着力受板9の球
面座8に外嵌または内嵌しない形状であっても、輸送中
のロードセル本体5と着力受板9を芯合わせした状態で
拘束できる。
【0021】上記の各実施例では説明されていないが、
図11に示すように支持板17の上面と着力受板9の下面と
の間に蛇腹状の筒状カバー28を介装して組み立てておく
ことによって、使用状態において塵の混入を防止するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ロードセ
ル本体の着力部の上面に載置され上下方向に所定範囲内
スライド自在に支持されるとともに、中央には鋼球の下
部をロードセル本体の前記着力部の側に露出させる位置
に孔が穿設され着力受板の側に凸部が形成された支持板
と、着力受板に穿設された貫通孔に差し込まれて先端が
前記支持板に螺合してこの支持板を持ち上げる複数本の
ボルトとを設け、前記複数本のボルトを締めて前記支持
板を上限位置に持ち上げた状態で支持板の前記凸部の先
端が前記着力受板の側に当接した輸送状態になるように
構成したため、ロードセルユニットの芯合わせ作業が完
了した状態で前記複数本のボルトを締めることによっ
て、そのままの状態で輸送することができ、現地での据
付け時の芯合わせ作業を不要にできる。
【0023】また、支持板の着力受板の側に形成された
凸部を、鋼球を取り囲むとともにロードセル本体の着力
部と芯合わせされた環状体とし、着力受板の球面座には
この球面座と芯合わせされ前記環状体に外嵌または内嵌
する係合部を形成したばあいには、着力受板の球面座に
形成された係合部を支持板に形成された環状体に外嵌ま
たは内嵌することによって、ロードセル本体の着力部と
着力受板の球面座との芯合わせが完了し、この状態で複
数本のボルトを締めると、支持板の凸部としての環状体
の先端が着力受板の側に当接して、ロードセル本体と着
力受板とが支持板を介して位置決めされ、そのままの状
態で輸送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロードセルユニットの輸送状態の一部
切り欠き正面図である。
【図2】同装置のロードセル本体の平面図である。
【図3】同装置のロードセル本体の正面図である。
【図4】同装置の支持板の平面図である。
【図5】同装置の支持板の一部切り欠き正面図である。
【図6】同装置のロードセル本体と支持板の組み立て状
態を示す平面図である。
【図7】同装置のロードセル本体と支持板の組み立て状
態を示す正面図である。
【図8】同装置の着力受板の平面図である。
【図9】同装置の着力受板の正面図である。
【図10】同装置をトラックスケールに使用した場合の輸
送状態の説明図である。
【図11】別の実施例の正面図である。
【図12】トラックスケールの説明図である。
【図13】従来のロードセルユニットの正面図である。
【図14】従来のロードセルユニットの芯合わせ作業の説
明図である。
【符号の説明】
5 ロードセル本体 6 着力部 7 鋼球 8 球面座 9 着力受板 17 支持板 18 ガイドピン 20 孔 21 環状体〔凸部〕 23 係合部 24 ボルト 251 ,252 ,253 ,254 貫通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重を検出するロードセル本体と、この
    ロードセル本体の着力部に載置される鋼球と、前記鋼球
    に接当する球面座を有し前記鋼球の上に載置される着力
    受板とを有し、着力受板に作用した荷重を前記球面座を
    介してロードセル本体の前記着力部に伝達するロードセ
    ルユニットにおいて、ロードセル本体の着力部の上面に
    載置され上下方向に所定範囲内スライド自在に支持され
    るとともに、中央には前記鋼球の下部をロードセル本体
    の前記着力部の側に露出させる位置に孔が穿設され着力
    受板の側に凸部が形成された支持板と、着力受板に穿設
    された貫通孔に差し込まれて先端が前記支持板に螺合し
    てこの支持板を持ち上げる複数本のボルトとを設け、前
    記複数本のボルトを締めて前記支持板を上限位置に持ち
    上げた状態で支持板の前記凸部の先端が前記着力受板の
    側に当接した輸送状態になるように構成したロードセル
    ユニット。
  2. 【請求項2】 支持板の着力受板の側に形成された凸部
    を、鋼球を取り囲むとともにロードセル本体の着力部と
    芯合わせされた環状体とし、着力受板の球面座にはこの
    球面座と芯合わせされ前記環状体に外嵌または内嵌する
    係合部を形成した請求項1記載のロードセルユニット。
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KR200450259Y1 (ko) * 2008-07-02 2010-09-15 임재걸 구조물 중량 변형량 측정기
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