JP2682755B2 - 写真焼付方法 - Google Patents

写真焼付方法

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JP2682755B2 JP3088681A JP8868191A JP2682755B2 JP 2682755 B2 JP2682755 B2 JP 2682755B2 JP 3088681 A JP3088681 A JP 3088681A JP 8868191 A JP8868191 A JP 8868191A JP 2682755 B2 JP2682755 B2 JP 2682755B2
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真焼付方法に係り、特
にフィルムの画像コマを測光し測光値に基づいて自動的
に焼付露光量を決定して画像コマを印画紙に焼付ける写
真焼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムに記録された画像を自動的に印
画紙に焼付けるオートプリンタでは、フィルムの各画像
を測光して各画像の画面全体の積算透過濃度を求め、こ
の積算透過濃度と基準濃度(例えば目玉ネガの濃度)と
の差に基づいてスロープコントロールとカラーコレクシ
ョンとを行って各画像毎に焼付露光量を決定し、焼付処
理を行っている。これにより、撮影時の露出のばらつき
やカラーフェリアが補正され、適正な濃度及びカラーバ
ランスのプリントを得ることができる。なお、基準濃度
として多数の画像の積算透過濃度の平均値を用いるもの
もある。
【0003】一方、複数個の測光素子で被写体上の異な
るエリアを測光する所謂多点測光方式(分割測光方式、
評価測光方式、マルチパターン測光方式、マルチ測光方
式ともいう)で自動的に露出を決定するカメラにおいて
は種々の技術改良が行われており(一例として、特開昭
57−42026号公報、特開平1−280737号公
報、特開平2−84628号公報等参照)、露出精度が
著しく向上し、各種シーン毎の露出のばらつきは大幅に
減少している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動的に露出を決定するカメラによって画像が撮影された
フィルムを前記オートプリンタにセットして焼付処理を
行うようにした場合、各画像の積算透過濃度に基づいて
各画像の焼付露光量が決定されるので、露出のばらつき
が少ない画像コマに対して過度の補正が加わった焼付露
光量が設定され、適正な濃度のプリントが得られないこ
とがあった。特に高い撮影倍率で撮影した場合には一般
に画面全体の中で主要被写体の占める面積が大きくなる
ので露出の精度が高くなり、主要被写体を基準とした正
確な露出で画像が撮影される。このため、露出のばらつ
きに対する焼付露光量の補正量は小さくてよい。しかし
ながら、オートプリンタでは画像の主要被写体を判断す
ることが困難であるので、前述のように画像の積算透過
濃度に基づいて焼付露光量を求めるが、積算透過濃度が
背景部分の濃度の影響を受け、例えば背景の濃度が高い
場合にはオーバー露光であると判断され焼付露光量が増
加するように過度に補正されることになる。この結果、
仕上がったプリントの主要被写体の濃度が期待していた
濃度よりも高くなる。
【0005】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、自動的に露出を決定するカメラで撮影された画像か
ら適正な濃度のプリントを高い得率で得ることができる
写真焼付方法を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数個の測光素子で被写体上の異なるエリアを測光して
露出を決定する機能を有するカメラでフィルムに撮影し
た複数の画像コマを印画紙に焼付けるにあたり、所定値
以上の撮影倍率で撮影された画像コマの各々を測光し、
測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求め、所定値以
上の撮影倍率で撮影された画像コマを前記焼付露光量で
印画紙に焼付けることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コ
マの測光値のうち、値が所定範囲外の測光値を除外して
測光値の平均値を求め、該平均値に基づいて焼付露光量
を求めることを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、複数個の測光素子
で被写体上の異なるエリアを測光して露出を決定する機
能を有するカメラでフィルムに撮影した複数の画像コマ
を印画紙に焼付けるにあたり、前記複数の画像コマの各
々を測光すると共に撮影条件に応じてグループ分けし、
各グループ毎に測光値の平均値を求め、各グループ毎の
平均値に基づいて各グループ毎の焼付露光量を求め、各
グループの所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマ
を各グループ毎の焼付露光量で印画紙に焼付けることを
特徴としている。
【0009】
【作用】カメラのAE機能はカラーリバーサルフィルム
の撮影においても充分に満足な結果を得ることを目標に
開発されてきた。カラーリバーサルフィルムでは、撮影
時の露出のばらつきをコマ毎に後工程で補正することは
できないため、常に適正な露出を得ることができるAE
機能を必要とする。これには、主要被写体の正確な輝度
測定が極めて重要である。主要被写体に合焦したときに
合焦付近の主要被写体の輝度を測定できれば前記目標は
達成できる。これらの技術は特開昭56−102837
号公報、特開昭56−102838号公報、特開昭61
−38939号公報等で知られている。しかし、主要被
写体が小さくなるとカメラで合焦点付近の輝度を常に正
確に測定するのは困難である。すなわち、カメラの測光
エリアより主要被写体が小さくなると、測光精度が悪化
する。この問題はカメラの分割測光エリアを小さくし、
かつ測光点の数を増すことで解決できる。しかし、分割
測光エリアを小さくするとセンサの感度が低下し、暗所
での測定が困難になる。またコストが高くなるなどの問
題があり、上記方法には限界がある。
【0010】一方、主要被写体の大きさ(撮影倍率に応
じて変化する)がカメラの測光エリアと同等以上になる
と、前記主要被写体に合焦時に測定したときの輝度から
露出を決定する方法は、主要被写体を基準とした撮影者
の意図が反映された最適な露出を得ることができるの
で、極めて好ましい。
【0011】これに対してプリンタでは、画面の濃度の
測定点を増すのはカメラより容易であるが、自動的に主
要被写体を検出するのは極めて困難である。従ってプリ
ンタ単独で焼付露光条件を決定する場合には、主要被写
体が不明のまま、画面の濃度測定データに頼らざるを得
ない。
【0012】また、カメラにおいては、主要被写体及び
その周辺の輝度を測定できる。これに対してプリンタで
は濃度測定によって画面のコントラストを求めることは
できるが、撮影時の輝度値を知ることはできない。
【0013】またプリンタでは画面のカラーバランスを
分割して測定することは可能であるが、主要被写体のカ
ラーバランスを求めるのは極めて困難である。このよう
にカメラとプリンタには各々利点と欠点がある。本出願
人はカメラとプリンタの欠点を互いに補ってプリント濃
度のばらつきを減少させることを検討し、本発明を成す
に到った。
【0014】請求項1記載の発明では、複数個の測光素
子で被写体上の異なるエリアを測光して露出を決定する
機能を有するカメラで、所定値以上の撮影倍率で撮影さ
れた画像コマの各々を測光し、測光値の平均値に基づい
て焼付露光量を求め、所定値以上の撮影倍率で撮影され
た画像コマを前記焼付露光量で印画紙に焼付ける。な
お、撮影倍率はレンズ焦点距離と撮影距離とから求める
ことができる。
【0015】複数個の測光素子で被写体上の異なるエリ
アを測光して露出を決定するカメラで、所定値以上の撮
影倍率で撮影された画像コマは、適正露出で撮影される
確率が高いため露出のばらつきが小さい。このため、所
定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマの各々を測光
し、測光値の平均値に基づいて求めた焼付露光量で所定
値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを焼付けること
により、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを
適正な濃度でプリントすることができ、適正な濃度のプ
リントを高い得率で得ることができる。
【0016】なお、前記所定値以上の撮影倍率で撮影さ
れた画像コマを、例えば1本のフィルムに撮影された画
像コマとすれば、前記測光値の平均値がカメラ毎の露出
のばらつきやフィルム毎の感度のばらつき等に応じた値
になり、より適正な焼付露光量が得られる。
【0017】また本発明は、主要被写体の合焦時に露出
を決定して露出をロックするカメラで撮影された画像の
焼付処理に特に適している。上記カメラでは主要被写体
を基準とした露出で画像が撮影されるので露出のばらつ
きに対する焼付露光量の補正量はさらに小さくなる。こ
のため、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを
適正な濃度でプリントすることができ、適正な濃度のプ
リントをさらに高い得率で得ることができる。
【0018】なお、請求項2に記載したように、所定値
以上の撮影倍率で撮影された画像コマの測光値のうち、
値が所定範囲外の測光値を除外して測光値の平均値を求
め、該平均値に基づいて焼付露光量を求めることが好ま
しい。これにより、例えばアンダーネガまたはオーバー
ネガの測光値が前記測光値の平均値に悪影響を及ぼすこ
とを排除することができるので、より適切な測光値の平
均値が得られる。このため、所定値以上の撮影倍率で撮
影された画像コマを適正な濃度でプリントすることがで
き、適正な濃度のプリントを高い得率で得ることができ
る。
【0019】請求項3記載の発明では、複数の画像コマ
の各々を測光すると共に、複数の画像コマを撮影条件、
例えば撮影光源や撮影した時間帯、季節等に応じてグル
ープ分けし、各グループ毎に測光値の平均値を求め、各
グループ毎の平均値に基づいて各グループ毎の焼付露光
量を求め、各グループの所定値以上の撮影倍率で撮影さ
れた画像コマを各グループ毎の焼付露光量で印画紙に焼
付けている。これにより、各グループ毎に類似した撮影
条件の画像コマの測光値から前記撮影条件に応じた適切
な平均値が得られるので、所定値以上の撮影倍率で撮影
された画像コマを適正な濃度でプリントすることがで
き、適正な濃度のプリントを高い得率で得ることができ
る。
【0020】
【実施例】〔第1実施例〕 以下、図面を参照して本発明の第1実施例を詳細に説明
する。図1には本発明を適用可能なプリンタが示されて
いる。
【0021】このプリンタには、図2に示すように、図
示しないカメラによって複数の画像が撮影された多数の
ネガフィルム20が接合され、現像、漂白、定着、水
洗、乾燥処理された後にセットされる。またネガフィル
ム20は裏面に図示しない磁性材料が塗布されており、
ネガフィルム20の先端部には情報を磁気記録可能な磁
気トラックS1が設けられており、各画像コマ20A毎
には同様に磁気トラックS2が設けられている。
【0022】測距用素子で撮影距離(レンズから被写体
までの距離)を測定して自動的に合焦する所謂AF機能
を備え、かつ複数個の測光素子で被写体上の異なるエリ
アを測光する所謂多点測光方式で露出を決定する所謂A
E機能を備えたカメラによってネガフィルム20に画像
が撮影された場合、前記磁気トラックS1にはAF機能
及びAE機能を用いて画像が撮影されたことを表す情報
が前記カメラによって磁気記録される。また、ネガフィ
ルム20毎の情報、例えばネガフィルム20の種類、画
像を撮影したカメラの種類等の情報も磁気記録される。
また、前記カメラによって撮影時のレンズの焦点距離と
撮影距離が検出され撮影された画像コマ20Aに対応す
る磁気トラックS2に前記情報が磁気記録される。
【0023】なお、上記AF機能及びAE機能を用いて
画像が撮影されたことを表す情報に代えて、後述する平
均露光による焼付処理の実行を指示する情報を記録して
もよい。また、上記AE機能は絞り優先AE、シャッタ
ースピード優先AE、プログラムAEのいずれでもよ
い。また、前記AF機能及びAE機能を備えたカメラと
しては、フォーカスロック時に露出を決定して露出をロ
ックするタイプが好ましい。
【0024】図1に示すように、プリンタはネガフィル
ム20を焼付部に搬送するネガキャリア12を備えてお
り、ネガキャリア12の下方には、ミラーボックス18
及びハロゲンランプを備えたランプハウス10が配置さ
れている。ミラーボックス18とランプハウス10との
間には、調光フィルタ60が配置されている。調光フィ
ルタ60は、周知のようにCフィルタ、Mフィルタ及び
Yフィルタの3つの色補正フィルタで構成されている。
【0025】ネガキャリア12の上方には、レンズ2
2、ブラックシャッタ24及びカラーペーパ26が順に
配置されており、ランプハウス10から照射されて調光
フィルタ60、ミラーボックス18及びネガフィルム2
0を透過した光線がレンズ22によってカラーペーパ2
6上に結像するように構成されている。
【0026】上記の結像光学系の光軸に対して傾斜した
方向でかつネガフィルム20の画像コマ20Aの濃度を
測定可能な位置には2次元イメージセンサ30が配置さ
れている。2次元イメージセンサ30がネガ画像を多数
の領域に分割してR、G、B毎に測定する。また、ネガ
キャリア12の上流側には前記磁気トラックS1、S2
に対応して読取ヘッド52が設けられている。イメージ
センサ30及び読取ヘッド52はマイクロコンピュータ
で構成された制御回路28に接続されている。制御回路
28にはデータ等を入力するためのキーボード32が接
続されている。また、制御回路28には図示しないドラ
イバを介して調光フィルタ60が接続されており、調光
フィルタ60の作動を制御する。
【0027】次に図3のフローチャートを参照して本第
1実施例の作用を説明する。なお図3のフローチャート
は、プリンタにネガフィルム20がセットされ焼付処理
の実行が指示されると実行される。
【0028】ステップ100ではネガフィルム20を搬
送し、焼付処理を行うネガフィルム20の磁気トラック
S1からネガフィルム20毎の情報を読み取る。ステッ
プ102では読み取ったネガフィルム20毎の情報に基
づいて、本発明に係る平均露光による焼付処理を行うか
否か判定する。この判定は、カメラのAF機能及びAE
機能を用いてネガフィルム20の画像が撮影された場合
に肯定される。
【0029】ステップ102の判定が否定された場合に
はステップ104へ移行し、ステップ104乃至ステッ
プ110で通常の焼付処理を行う。すなわち、ステップ
104では2次元イメージセンサ30によって単一の画
像コマ20Aを測光し、画面全体の平均濃度を求める。
ステップ106ではこの平均濃度に基づいて前記画像コ
マ20Aの焼付露光量を以下の(1)式によって決定す
る。
【0030】 log Ei =K1i+K2i(D1i −DNi )+K3i ……(1) ただし、iはR、G、Bのいずれかを表し、Ei は焼付
露光量、DNi は基準ネガ(所謂目玉ネガ)の濃度、D
i はステップ104で求めた単一の画像コマ20Aの
濃度、K1i、K2iはプリンタ、ネガフィルム20、カラ
ーペーパ26の種類やカラーペーパ26の現像処理性能
等に応じて定まる定数、K3iは補正量である。補正量は
公知の方法(例えば特公昭62-42496号公報、特公昭59-2
9848号公報等参照)により求めることができる。
【0031】次のステップ108ではこの焼付露光量で
前記画像コマ20Aの画像をカラーペーパ26に焼付け
る。ステップ110ではフィルム1本分の焼付処理が終
了したか否か判定する。ステップ110の判定が否定さ
れた場合にはステップ104へ戻り、上記処理を繰り返
す。このように、例えば手動により露出が調整されて画
像が撮影された場合や、露出調整機能を有していない低
価格のカメラで画像が撮影された場合には、単一の画像
コマ20A毎に焼付露光量を求めて焼付処理を行う。ス
テップ110の判定が肯定された場合にはステップ10
0へ戻る。
【0032】一方、ステップ102の判定が肯定された
場合にはステップ112へ移行し、平均露光による焼付
処理を行う。すなわち、ステップ112で単一の磁気ト
ラックS2に磁気記録された撮影時のレンズの焦点距離
と撮影距離を読み取ると共に、ステップ114で前記磁
気トラックS2に対応される単一の画像コマ20Aを2
次元イメージセンサ30によって測光して画面全体また
は部分画面の平均濃度をR、G、B毎に求めてこれを記
憶する。なお画面の主要部分の平均濃度を求めるように
してもよい。この画面の主要部分は、例えば主要被写体
が位置している確率が高い画面の中心領域や、フォーカ
スエリア領域とすることができる。
【0033】次のステップ116では前記読み取ったレ
ンズの焦点距離と撮影距離から画像コマ20A撮影時の
撮影倍率を演算する。ステップ118では撮影倍率が所
定値以上、例えば1/120以上または1/60以上か
否か判定する。ステップ118の判定が肯定された場合
にはステップ120で該画像コマのコマ番号を記憶す
る。 ステップ122ではネガフィルム20の1本分の
処理が終了したか否か判定する。ステップ122の判定
が否定された場合にはステップ112へ戻り、ネガフィ
ルム20の全ての画像コマ20Aの情報読取り及び測光
が終了するまでステップ112乃至ステップ122を繰
り返し、撮影倍率が所定値以上の画像コマ20Aを記憶
する。
【0034】ステップ122の判定が肯定された場合に
はステップ124へ移行し、ネガフィルム20を先頭ま
で巻戻す。次のステップ126では記憶しているネガフ
ィルム20の全ての画像コマの平均濃度の平均値を演算
する。ステップ128では前記平均濃度の平均値を用
い、以下の(2)式によって焼付露光量を決定する。
【0035】 log Ei =K1i+K2i(Di −DNi )+K3i ……(2) ただし、iはR、G、Bのいずれかを表し、Ei は焼付
露光量、DNi は基準ネガ(所謂目玉ネガ)の濃度、D
i はステップ126で求めた画像コマの平均濃度の平均
値、K1i、K2iはプリンタ、ネガフィルム20、カラー
ペーパ26の種類やカラーペーパ26の現像処理性能等
に応じて定まる定数、K3iは必要に応じて用いられる補
正量を表す。上記(2)式によってプリント濃度及びカ
ラーバランスが最適化された焼付露光量が決定される。
【0036】ステップ130以降では焼付処理を行う。
すなわち、ステップ130では前記ステップ120で記
憶したコマ番号を参照し、焼付処理を行う画像コマ20
Aの撮影倍率が所定値以上か否かを判定する。ステップ
130の判定が肯定された場合にはステップ132で上
記で決定した焼付露光量Ei で画像コマ20Aの焼付処
理を行う。すなわち、ネガフィルム20の画像コマ20
Aをネガキャリア12の焼付位置に位置決めすると共に
カラーペーパ26の未露光部分を焼付位置に位置決めす
る。次にブラックシャッタ24を開放し、ランプハウス
10から照射されて調光フィルタ60、ミラーボックス
18及びネガフィルム20を透過した光線をカラーペー
パ26上に結像させる。これにより、画像コマ20Aの
画像がカラーペーパ26に焼付けられる。また、R、
G、Bの各々の露光量が焼付露光量Ei になるように調
光フィルタ60及びブラックシャッタ24の作動を制御
する。
【0037】また、ステップ130の判定が否定された
場合は、焼付処理を行う画像コマ20Aの撮影倍率が所
定値よりも小さいので、ステップ134で該画像コマ2
0Aの濃度値に基づいて前記(1)式を用いて焼付露光
量を決定し、ステップ136でこの焼付露光量で焼付処
理を行う。ステップ138では1本のネガフィルム20
の全ての画像コマ20Aに対する焼付処理が終了したか
否か判定する。ステップ138の判定が否定された場合
にはステップ130へ戻り、上記処理を繰り返す。これ
により、1本のネガフィルム20中の撮影倍率が所定値
以上の全ての画像コマ20Aが同一の焼付露光量Ei
焼付けされ、撮影倍率が所定値よりも小さい画像コマ2
0Aは各々の濃度値に応じた焼付露光量で焼付けされ
る。ステップ138の判定が肯定された場合にはステッ
プ100へ戻り、次のネガフィルム20に対して同様の
処理を繰り返す。
【0038】このように、本第1実施例ではカメラのA
F機能及びAE機能を用いて画像が撮影されたネガフィ
ルム20の焼付処理を行う場合に、該ネガフィルム20
の画像コマ20Aの各々の平均濃度を測定し、平均濃度
の平均値に基づいて焼付露光量Ei を求め、ネガフィル
ム20中の撮影倍率が所定値以上の全ての画像コマ20
Aを焼付露光量Ei で焼付処理するようにしたので、撮
影倍率が所定値以上の画像コマ20Aが適正な濃度でプ
リントされ、適正な濃度のプリントを高い得率で得るこ
とができる。
【0039】なお、上記実施例では1本のネガフィルム
20毎に画像コマ20Aの濃度値の平均値を演算し、こ
の平均値に基づいて1本のネガフィルム20毎に焼付露
光量を演算していたが、1本中の複数コマでも複数本の
ネガフィルム20の画像コマ20A(例えば、プリンタ
にセットされるロール状ネガフィルム20の全ての画像
コマ20A)の濃度値の平均値を演算して複数本のネガ
フィルム20に共通の焼付露光量を求めるようにしても
よい。
【0040】また、上記実施例ではネガフィルム20の
全ての画像コマ20Aの濃度値の平均値を演算し、この
平均値に基づいて焼付露光量を決定するようにしていた
が、ネガフィルム20の画像コマ20Aのうち所定値以
上の撮影倍率で撮影された画像コマ20Aの濃度値のみ
を用いて平均値を演算し、この平均値に基づいて焼付露
光量を決定するようにしてもよい。
【0041】〔第2実施例〕 以下、本発明の第2実施例を説明する。なお、本第2実
施例のプリンタ及びネガフィルム20は第1実施例と同
様の構成であるので説明を省略し、図4のフローチャー
トを参照して本第2実施例の作用を説明する。また、図
4のフローチャートにおいて図3のフローチャートと同
一の部分については説明を省略する。
【0042】本第2実施例では、平均露光による焼付処
理において、単一の画像コマ20Aを測光して平均濃度
を求め、これを記憶(ステップ164)した後に、ステ
ップ166で濃度値が基準範囲外か否か判定している。
この基準範囲としては、例えば基準ネガ(所謂目玉ネ
ガ)の濃度値との差が所定値以内の濃度とすることがで
きる。アンダー露出またはオーバー露出の画像コマ20
Aを測光した場合にステップ166の判定が肯定され
る。ステップ166の判定が肯定された場合にはステッ
プ168で該画像コマ20Aのコマ番号を記憶する。ま
た、第1実施例と同様に各画像コマ20Aの撮影倍率を
演算し(ステップ170)、撮影倍率が所定値以上の場
合(ステップ172の判定が肯定された場合)には、こ
の画像コマのコマ番号を記憶する(ステップ174)。
上記処理を繰り返すことにより、1本のネガフィルム2
0の画像コマ20Aのうち、濃度値が基準範囲外の全て
の画像コマのコマ番号と、撮影倍率が所定値以上の全て
の画像コマ20Aのコマ番号と、が記憶される。
【0043】ステップ180では画像コマ20Aの濃度
値の平均値を演算するが、前記記憶した濃度値が基準範
囲外の画像コマ20Aのコマ番号を参照し、該コマ番号
の濃度値を除外して平均値を演算する。これにより、基
準範囲外の濃度値による平均値への影響が排除され、よ
り適切な平均値が得られる。次のステップ182では上
記平均値を用いて、図3のフローチャートのステップ1
28と同様に(2)式によって焼付露光量を決定する。
ステップ184以降の焼付処理においては第1実施例と
同様に、焼付処理を行う画像コマ20Aの撮影倍率が所
定値以上か否か判定し(ステップ184)、撮影倍率が
所定値以上の画像コマについては前記平均値を用いて決
定した焼付露光露光量で焼付処理を行い(ステップ18
6)、撮影倍率が所定値よりも小さい画像コマ20Aに
ついては焼付処理を行う画像コマ20Aの濃度値に基づ
いて該画像コマ20Aの焼付露光量を決定し(ステップ
188)、この焼付露光量で焼付処理を行う(ステップ
190)。
【0044】このように、本第2実施例では基準範囲外
の濃度値を除外して平均値を演算し、この平均値に基づ
いて焼付露光量を決定するようにしたので、例えば背景
の濃度が極端に高いまたは低い画像による影響を排除し
たより適切な濃度値の平均値が得られ、所定値以上の撮
影倍率で撮影された画像コマ20Aを適正な濃度で焼付
けることができ、適正な濃度のプリントを高い得率で得
ることができる。
【0045】なお、本第2実施例の前記ステップ184
で、焼付処理を行う画像コマ20Aが所定値以上の撮影
倍率で撮影されかつ濃度値が基準範囲内であるか否かを
判定し、上記判定が肯定された場合にのみステップ18
6で平均値を用いて決定した焼付露光量で焼付処理する
ようにしてもよい。
【0046】〔第3実施例〕 次に本発明の第3実施例を説明する。本第3実施例にお
いて、磁気トラックS2には各画像コマ20Aを撮影し
た時のレンズの焦点距離と撮影距離に加え、各画像コマ
20Aの撮影条件を表す情報、例えば撮影光源、撮影年
月日、撮影時間等が磁気記録されている。なお、プリン
タについては第1実施例及び第2実施例と同様の構成で
あるので説明を省略する。
【0047】次に図5のフローチャートを参照して本第
3実施例の作用を説明する。なお、図5のフローチャー
トにおいて図3のフローチャートと同一の部分について
は説明を省略する。
【0048】本第3実施例では、平均露光による焼付処
理において、単一の磁気トラックS2に磁気記録された
レンズの焦点距離、撮影距離及び撮影条件を読み取る
(ステップ212)と共に、前記磁気トラックS2に対
応される単一の画像コマ20Aを測光し平均濃度をR、
G、B毎に求め(ステップ214)、読み取った撮影条
件と濃度値とを対応させて記憶する(ステップ21
6)。また第1実施例及び第2実施例と同様に、所定値
以上の撮影倍率で撮影された画像コマ20Aのコマ番号
を記憶する(ステップ218乃至ステップ232)。
【0049】上記処理を1本のネガフィルム20の全て
の画像コマ20Aに対して行い、ステップ236でネガ
フィルム20を先頭まで巻戻した後に、ステップ238
では、記憶している各画像コマ20Aの撮影条件に基づ
いて、画像コマを類似している撮影条件で撮影された画
像コマ毎にグループ分けする。この撮影条件によるグル
ープ分けは、例えばストロボ、デイライト、蛍光灯等の
撮影光源に応じてグループ分けしたり、撮影した時間
帯、季節に応じてグループ分けしたり、上記を組み合わ
せてグループ分けしたりすることができる。ステップ2
40では各グループ毎に各グループに属する画像コマ2
0Aの濃度値の平均値を演算する。前述のように、類似
している撮影条件で撮影された画像コマを同一グループ
にグループ分けしたので、各グループ毎に撮影条件に応
じた適切な濃度値の平均値が得られる。ステップ240
では各グループ毎の濃度値の平均値に基づいて、各グル
ープ毎に前記(2)式によって焼付露光量を決定する。
【0050】ステップ244以降の焼付処理では、焼付
処理を行う画像コマ20Aが所定値以上の撮影倍率で撮
影されたか否かを判定し(ステップ244)、上記判定
が肯定された場合には焼付処理を行う画像コマ20Aの
グループを判定し、前記ステップ242で決定した各グ
ループ毎の焼付露光量のうち、前記画像コマ20Aが属
しているグループの焼付露光量で焼付処理を行う。ま
た、所定値よりも小さい撮影倍率で撮影された画像コマ
20Aについては、該画像コマ20Aの濃度値に基づい
て該画像コマ20Aの焼付露光量を決定し(ステップ2
48)、この焼付露光量で焼付処理を行う(ステップ2
50)。
【0051】このように、本第3実施例では複数の画像
コマ20Aを撮影条件に応じてグループ分けし、各グル
ープ毎に濃度値の平均値を求め、各グループ毎の平均値
に基づいて各グループ毎の焼付露光量を求めることで、
撮影条件に応じた適切な濃度値の平均値が得られ、各グ
ループの所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマ2
0Aを各グループ毎の焼付露光量で焼付けることにより
所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマ20Aを適
正な濃度で焼付けることができ、適正な濃度のプリント
を高い得率で得ることができる。
【0052】なお、上記実施例ではAF機能及びAE機
能を備えたカメラによってレンズの焦点距離、撮影距離
を記録するようにしていたが、測距素子のみを搭載して
撮影距離を検出し合焦を手動で行うフォーカスエイド方
式のカメラで上記情報を記録することもできる。また、
ズームレンズを使用しないカメラではレンズの焦点距離
が固定であり、撮影距離のみを自動的にまたは人手によ
って検出して記録するようにしてもよい。また、上記実
施例ではレンズの焦点距離、撮影距離を磁気トラックS
2に磁気記録するようにしていたが、前記ズームレンズ
を使用しないカメラではレンズの焦点距離を磁気トラッ
クS1に磁気記録し、撮影距離のみを磁気トラックS2
に磁気記録するようにしてもよい。
【0053】また、上記実施例では各種の情報を磁気ト
ラックS1及びS2に記録していたが、特にこれに限定
されものではなく、例えば各種の情報が表現されたバー
コードをネガフィルム20またはネガフィルム20を収
容するパトローネに付与するようにしてもよく、ネガフ
ィルムと別体のメモリカード等に記録してもよい。ま
た、プリンタにキードード32を介して入力するように
してもよい。
【0054】また、上記実施例では画像コマの平均濃度
をR、G、B毎に求め、(2)式によってプリント濃度
及びカラーバランスを同時に最適化するようにしていた
が、カラーバランスの補正を本発明のプリント濃度の補
正から独立させて別々に行うようにしてもよい。また、
(2)式によってプリント濃度及びカラーバランスを補
正した焼付露光量を求めた後に、各画像コマのR、G、
B毎の平均濃度を参考にして必要に応じてカラーバラン
スを再調整するようにしてもよい。
【0055】更にまた、上記実施例で、ネガフィルム2
0の情報に基づき本発明に係る平均露光による焼付処理
を行わない場合の露光量の決定は、本実施例に記載した
方法に限定されるものではない。
【0056】次に本発明を適用してプリントを行った結
果を従来と比較する。 ・カメラ : ミノルタ α−7700i (ミノルタ社製、商品名) (AF機能、多点測光式AE機能付、合焦時に測光) ・フィルム : フジカラーSHG100 (富士フィルム製、商品名) ・プリンタ : FAP3500 (富士フィルム製、商品名) ・印画紙 : HGペーパー (富士フィルム製、商品名) 上記カメラでフォーカスロック機能を使用して画像を撮
影した上記フィルム30本を現像処理した後に上記プリ
ンタにセットし、レンズの焦点距離と撮影倍率より計算
した撮影倍率が1/120以上の画像コマを、(a)プ
リンタの濃度補正機能を利用してプリント(従来)、
(b)30本のフィルムの各画像コマの測光値を平均し
て求めた焼付露光量でプリント、(c)各フィルム毎に
測光値を平均して求めた焼付露光量で各フィルムの前記
画像コマをプリント、の3種類のプリントを行った。こ
のときに、撮影倍率が1/120以上の画像コマ及び1
/60以上の画像コマに対応するプリントのうち適正プ
リント濃度に対して濃度差が±1キー以内のプリントの
比率を次に示す。 ・撮影倍率 1/120以上 プリント方式 濃度差±1キー以内のプリントの比率 (a) 51% (b) 83% (c) 89% ・撮影倍率 1/60以上 プリント方式 濃度差±1キー以内のプリントの比率 (a) 43% (b) 88% (c) 93% このように、本発明を適用した場合には適正プリント濃
度に近いプリントが高い得率で得られる。また、各フィ
ルム毎に測光値を平均して求めた焼付露光量で各フィル
ムの所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマをプリ
ントする(上記の(c))ことにより、各フィルム毎の
感度のばらつき等に応じたより適正な焼付露光量が得ら
れ、上記にも示すように適正プリント濃度に近いプリン
トがより高い得率で得られる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、複数個の測光素
子で被写体上の異なるエリアを測光して露出を決定する
機能を有するカメラで、所定値以上の撮影倍率で撮影さ
れた画像コマの各々を測光し、測光値の平均値に基づい
て焼付露光量を求め、所定値以上の撮影倍率で撮影され
た画像コマを前記焼付露光量で印画紙に焼付けるように
したので、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマ
を適正な濃度でプリントすることができ、適正な濃度の
プリントを高い得率で得ることができる、という優れた
効果が得られる。
【0058】請求項2記載の発明は、請求項1の発明に
おいて、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマの
測光値のうち、値が所定範囲外の測光値を除外して測光
値の平均値を求め、該平均値に基づいて焼付露光量を求
めることにより、より適切な測光値の平均値が得られる
ので所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを適正
な濃度でプリントすることができ、適正な濃度のプリン
トを高い得率で得ることができる、という優れた効果が
得られる。
【0059】請求項3記載の発明は、複数の画像コマの
各々を測光すると共に撮影条件に応じてグループ分け
し、各グループ毎に測光値の平均値を求め、各グループ
毎の平均値に基づいて各グループ毎の焼付露光量を求
め、各グループの所定値以上の撮影倍率で撮影された画
像コマを各グループ毎の焼付露光量で印画紙に焼付ける
ようにしたので、所定値以上の撮影倍率で撮影された画
像コマを適正な濃度でプリントすることができ、適正な
濃度のプリントを高い得率で得られる、という優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るプリンタを示す概略構成図で
ある。
【図2】第1実施例に係るネガフィルムを示す平面図で
ある。
【図3】第1実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図4】第2実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図5】第3実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
20 ネガフィルム 26 カラーペーパ 28 制御回路 30 2次元イメージセンサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の測光素子で被写体上の異なるエ
    リアを測光して露出を決定する機能を有するカメラでフ
    ィルムに撮影した複数の画像コマを印画紙に焼付けるに
    あたり、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマの
    各々を測光し、測光値の平均値に基づいて焼付露光量を
    求め、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを前
    記焼付露光量で印画紙に焼付けることを特徴とする写真
    焼付方法。
  2. 【請求項2】 前記所定値以上の撮影倍率で撮影された
    画像コマの測光値のうち、値が所定範囲外の測光値を除
    外して測光値の平均値を求め、該平均値に基づいて焼付
    露光量を求めることを特徴とする請求項1記載の写真焼
    付方法。
  3. 【請求項3】 複数個の測光素子で被写体上の異なるエ
    リアを測光して露出を決定する機能を有するカメラでフ
    ィルムに撮影した複数の画像コマを印画紙に焼付けるに
    あたり、前記複数の画像コマの各々を測光すると共に撮
    影条件に応じてグループ分けし、各グループ毎に測光値
    の平均値を求め、各グループ毎の平均値に基づいて各グ
    ループ毎の焼付露光量を求め、各グループの所定値以上
    の撮影倍率で撮影された画像コマを各グループ毎の焼付
    露光量で印画紙に焼付けることを特徴とする写真焼付方
    法。
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