JP2682395B2 - 文字入力装置 - Google Patents

文字入力装置

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JP2682395B2
JP2682395B2 JP5237100A JP23710093A JP2682395B2 JP 2682395 B2 JP2682395 B2 JP 2682395B2 JP 5237100 A JP5237100 A JP 5237100A JP 23710093 A JP23710093 A JP 23710093A JP 2682395 B2 JP2682395 B2 JP 2682395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字入力装置に関し、特
にオンラインでタブレット上に書かれた手書文字を実時
間で入力する文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手書の文字情報を1文字
毎に区切るセグメンテーションの技術としては、例え
ば、オンラインによる手書文字入力の最新技術情報につ
いて記述したアイイーイーイー・トランザクション・オ
ン・パターン・アナリシス・アンド・マシン・インテリ
ジェンス(IEEE Transactions on
Pattern Analysis and Mach
ine INtelligence)第12巻,第8
号,1990年,第787〜808頁所載の論文「ザ・
ステート・オフ・ジ・アート・イン・オンライン・ハン
ドライテング・レコニション(The State o
f the Art in On−LineHandw
riting Recognition)(以下文献
1)に、以下の方法が示されている。 (1)筆記者が各文字の書終り毎に、例えばキーを押す
という指示情報による方法。 (2)ペンがタブレットに触れてから離れるまでに書か
れた一続きの筆跡(ストローク)の書終りから次のスト
ロークの開始までの一定時間の経過により、1文字分の
書終りを判定する時間情報による方法。 (3)所定の升目の中に文字を書き、この文字対応の第
1のストロークが書かれた升目以外の他の升目にさらに
第2のストロークが書かれた場合に、上記第1のストロ
ークを1文字と判定する所定升目による方法。
【0003】また、文献1中で内部セグメンテーション
と呼ばれているように、文字列として認識を行う方法も
ある。
【0004】オンライン文字入力の使いやすさを活かす
ためには、自由な位置に書かれた文字を1文字毎に効率
良く入力できることが好ましい。
【0005】上述の各方法についてそれぞれの得失を検
討すると、まず、(1)の指示情報による方法は、任意
の位置に任意の大きさで文字を入力できるが、各文字の
書終り毎に特別な操作により指示する必要があるため、
入力効率の悪化要因となる。(2)の時間情報による方
法では、1つの文字の書込後の次の文字の書込可能とな
るまで一定時間の経過を必要とするため効率が悪くな
る。また、ある文字を書いている途中で筆記が滞ると、
この書込中の文字の途中で区切られてしまうため正しい
入力ができなくなる。(3)の所定升目による方法で
は、文字を書く位置や大きさは升目により限定されてし
まうために、筆記者所望の任意位置や大きさで文字を書
くことができない。上記所定升目は、筆記者が任意に設
定できる機能により作成することも可能であるが、その
ためには上記升目を定義するための、例えば設定メニュ
ーを選択するなどの特別な操作が必要となる。
【0006】上記所定升目の作成機能の一例として、特
開平3−180921号公報記載の手書文字認識装置で
は、1文字毎に文字枠を指定する方法が述べられてい
る。しかし、文字枠を指定する操作と文字を書く操作を
区別するために、予め、既に述べられたような方法で1
文字毎に文字を区切らなければならない。
【0007】また、文字列として認識する方法では、認
識処理に多くの負担がかかり、文字の区切りを誤る可能
性も高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の文字入
力装置は、指示情報による方法では、各文字の書終り毎
に特別な操作により指示する必要があるため、入力効率
の悪化要因となるという欠点がある。
【0009】また、時間情報による方法では、各文字の
書終り毎に一定時間の経過を必要とするため効率が低下
するとともに、文字の書込途中で筆記が滞ると、書込中
の文字の途中で区切られてしまうため正常な入力が不可
能となるという欠点がある。
【0010】さらに所定升目による方法では、文字の書
込位置や大きさが升目により限定されるために、任意位
置や大きさで文字を書くことが不可能であるという欠点
がある。
【0011】また、上記所定升目の任意設定機能による
作成も可能であるが、そのためには上記升目の定義のた
めの特別な操作を必要とするという欠点がある。
【0012】さらに、文字列として認識する方法では、
認識処理に多くの負担がかかり、文字の区切りを誤る可
能性も高いという欠点がある。
【0013】本発明の目的は、任意位置に任意サイズで
書かれた文字を、特別な操作なしに実時間かつオンライ
ンで入力できる操作性の良い文字入力装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の文字入力装置
は、1つ以上のストロークから成る手書の文字対応の筆
跡情報を検出するタブレット部と、前記筆跡情報を前記
ストローク毎に分離するストローク分離部と、1つの前
記文字対応の筆跡情報の入力時に書かれた前記ストロー
クの中で第N(Nは1または2)ストロークからM個
(Mは1以上の予め定められた数)のストロークの前記
タブレット上の座標位置を基準位置として検出し保持す
る基準位置検出部と、前記基準位置と他のストロークの
位置との位置関係を比較することにより前記筆跡情報を
1文字分毎に区切る文字切出部とを備えて構成される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例をブロックで示す図1
を参照すると、この図に示す本実施例の文字入力装置
は、手書ストロークから成る筆跡が書かれるタブレット
1と、タブレット1からの筆跡情報の供給を受けストロ
ーク毎に分離してストローク情報Sを供給するストロー
ク分離部2と、ストローク情報Sの最初に入力されたス
トロークを基準として基準位置Gを検出し保持する基準
位置検出部3と、引続くストローク情報Sの供給毎に基
準位置Gと比較し文字情報を1文字分毎に区切る文字切
出部4とを備える。
【0016】次に、図1および本実施例の動作を示す図
2を併せ参照して本実施例の動作について説明すると、
まず、図2の実線による矢印がストローク、点線がスト
ローク間を表す仮想の線をそれぞれ示す。本実施例で
は、タブレット1上に1つの文字を入力する毎に、まず
文字を書くのと同様にペンでタブレット上に升目を書き
(第1ストロークS1)、その升目の中に文字を書く。
次の文字を書く場合は、その升目の外に新しい升目すな
わち第i(iは2以上の整数)ストロークSiを書き、
その新しい升目の中に文字を書く。升目は文字を書くの
と全く同様にペンでタブレット上に書けば良く、升目を
定義するために、たとえばキーを押すなどの特別な操作
は不要である。
【0017】このような文字セグメンテーションの方法
を実現するために、本実施例では最初に書かれた第1ス
トロークS1(第1の升目)を基準となるストロークと
し、この第1ストロークS1のX,Y座標値の各々の最
大値GXmax,GYmaxXおよび最小値GXmi
n,GYminを基準位置Gとして検出し保持してお
く。続いて書かれた第2ストローク以降のストロークが
基準位置Gの範囲内であれば1つの文字の構成ストロー
クであるであるとする。また、上記ストロークが基準位
置Gの範囲外であれば次の文字の最初のストローク(第
iストロークSi)とし、これを次の文字を書くための
基準となるストロークすなわち第2の升目とする。これ
ら基準となる第1,第iストロークとして図2のような
升目を書けばよい。筆順(ストロークの方向)は自由で
ある。
【0018】タブレット1上に書かれたストロークから
成る文字情報対応の筆跡の情報Xはストローク分離部2
に入力され、ペン先がタブレット上に触れているか否か
の情報を基に1ストローク毎に分離され、ストローク情
報Sとして出力される。基準位置検出部3は、ストロー
ク情報Sの最初に入力されたストロークすなわち第1ス
トロークS1を基準ストロークとし、X座標値の最大値
GXmax,最小値GXmin、およびY座標の最大値
GYmax,最小値GYminから成る基準位置Gとし
て検出し保持する。
【0019】文字切出部4は、引続いてストローク情報
Sの供給を受ける毎に、基準位置検出部3から供給され
た基準位置Gと比較する。供給を受けた第iストローク
Siの位置が基準位置Gの範囲外の場合、すなわち、第
iストロークSiのX,Y座標の各々の最大値のいずれ
かがそれぞれ基準値GのX,Y座標の各々の最小値GX
min,GYminより小さい場合、または、第iスト
ロークSiのX,Y座標の各々の最小値のいずれかがそ
れぞれ基準値GのX,Y座標の各々の最大値GXma
x,GYmaxXより大きい場合に1つの文字のおわり
を表す区切り情報Kが出力される。これにより文字を1
文字毎に区切ることができる。この区切り情報Kの供給
に応答して、基準位置検出部3は、この基準位置Gの範
囲外となった第iストロークSiを次の文字に対する最
初の入力ストロークとして再び基準位置Gとして検出し
保持する。
【0020】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上述の実施例に限られることがなく種々の変形が可
能である。例えば、最初のストロークとして升目を書き
これを基準位置とする代りに、図3に示すように、この
最初のストロークをアンダーラインとしてこの右端を左
横書の場合の上記基準位置としてもよい。
【0021】また、基準のストロークを最初の(第1)
ストロークとしたが、これは第N(Nは1または2)ス
トロークであっても、基準位置検出部で入力ストローク
数をカウントすることにより基準位置として用いること
ができる。また上記基準のストロークも1個だけでなく
連続するM個(Mは1以上の任意の数)を用いること
も、本発明の趣旨を逸脱しない限り適用できることは勿
論である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、任意な位置に任意の大
きさで書かれた文字を1文字毎に確実に区切ることによ
り、特別な操作なしに実時間かつオンラインで入力でき
る操作性の良い文字入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字入力装置の実施例を示すブロック
図である。
【図2】本実施例の動作を説明するための図である。
【図3】本実施例の動作の変形例を説明するための図で
ある。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上のストロークから成る手書の
    字対応の筆跡情報を検出するタブレット部と、 前記筆跡情報を前記ストローク毎に分離するストローク
    分離部と、 1つの前記文字対応の筆跡情報の入力時に書かれた前記
    ストロークの中で第N(Nは1または2)ストロークか
    らM個(Mは1以上の予め定められた数)のストローク
    の前記タブレット上の座標位置を基準位置として検出し
    保持する基準位置検出部と、 前記基準位置と他のストロークの位置との位置関係を比
    較することにより前記筆跡情報を1文字分毎に区切る文
    字切出部とを備えることを特徴とする文字入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第NストロークからM個のストロ
    ークが升目を生成することを特徴とする請求項1記載の
    文字入力装置。
  3. 【請求項3】 前記文字が左横書であり前記第Nストロ
    ークからM個のストロークがアンダーラインを生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01195527A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Fujitsu Ltd 文字切り出し方式
JPH0498414A (ja) * 1990-08-13 1992-03-31 Toshiba Corp 手書文字入力装置

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