JP2681451B2 - アンカーボルト打設装置 - Google Patents
アンカーボルト打設装置Info
- Publication number
- JP2681451B2 JP2681451B2 JP6254295A JP25429594A JP2681451B2 JP 2681451 B2 JP2681451 B2 JP 2681451B2 JP 6254295 A JP6254295 A JP 6254295A JP 25429594 A JP25429594 A JP 25429594A JP 2681451 B2 JP2681451 B2 JP 2681451B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor bolt
- gondola
- driving
- driving device
- work
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は、地下式貯槽のコンク
リート躯体側面にアンカーボルトを打設する装置に関す
る。
リート躯体側面にアンカーボルトを打設する装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】 地下式貯槽のコンクリート躯体側面に
保冷材およびメンブレンを付設する場合、コンクリート
躯体の側面にアンカーボルトを打設する必要があるが、
従来は躯体表面にアンカー芯罫書き，ハンマードリルに
よる孔明け，手ハンマーによるアンカーボルトの打込み
の順で行い、これらの作業はゴンドラの中、または、コ
ンクリート躯体の側面に沿って構築された作業足場上で
行われている。（例えば、特公平１−５７２２２号公
報，特公平３−３０３５号公報参照）
保冷材およびメンブレンを付設する場合、コンクリート
躯体の側面にアンカーボルトを打設する必要があるが、
従来は躯体表面にアンカー芯罫書き，ハンマードリルに
よる孔明け，手ハンマーによるアンカーボルトの打込み
の順で行い、これらの作業はゴンドラの中、または、コ
ンクリート躯体の側面に沿って構築された作業足場上で
行われている。（例えば、特公平１−５７２２２号公
報，特公平３−３０３５号公報参照）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 このような従来の手
段では、アンカーボルトの打込位置毎にアンカー芯罫書
きを行う必要があり、ゴンドラまたは作業足場上で罫書
き作業を行うため、罫書き精度が低下する。また、ゴン
ドラまたは作業足場上では、１回の移動で小量づつしか
打設できないので、多くの時間と労力を要するという不
都合がある。
段では、アンカーボルトの打込位置毎にアンカー芯罫書
きを行う必要があり、ゴンドラまたは作業足場上で罫書
き作業を行うため、罫書き精度が低下する。また、ゴン
ドラまたは作業足場上では、１回の移動で小量づつしか
打設できないので、多くの時間と労力を要するという不
都合がある。
【０００４】本発明の目的は、地下式貯槽の側部に対す
るアンカーボルトの孔明け作業を広範囲をカバーする打
込ガイド治具にて行い、また、アンカーボルトの打込作
業も、油圧ジャッキを用いた打込装置 にて行うこと
で、作業の省力化と品質および安全性の向上を図ること
にある。
るアンカーボルトの孔明け作業を広範囲をカバーする打
込ガイド治具にて行い、また、アンカーボルトの打込作
業も、油圧ジャッキを用いた打込装置 にて行うこと
で、作業の省力化と品質および安全性の向上を図ること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、コンクリ
ート躯体の側面にそって横行および昇降可能に吊設され
かつ コンクリート躯本側面に固定可能とした作業用
ゴンドラの一側に、アンカーボルトの打設位置決め用の
ガイド孔を有する打込ガイド治具を搭載支持するととも
に、作業用ゴンドラの他側に台車を水平移動可能にとり
つけ、該台車に前記ガイド孔に適合するアンカーボルト
の油圧ジャッキを用いた打込装置を上下動調整可能に設
けたことを特徴とするアンカーボルト打設装置。
ート躯体の側面にそって横行および昇降可能に吊設され
かつ コンクリート躯本側面に固定可能とした作業用
ゴンドラの一側に、アンカーボルトの打設位置決め用の
ガイド孔を有する打込ガイド治具を搭載支持するととも
に、作業用ゴンドラの他側に台車を水平移動可能にとり
つけ、該台車に前記ガイド孔に適合するアンカーボルト
の油圧ジャッキを用いた打込装置を上下動調整可能に設
けたことを特徴とするアンカーボルト打設装置。
【０００６】
【実施例】 次に、図面について本発明実施例の詳細を
説明する。図１はゴンドラの吊架状態を示す説明図、図
２はハンマードリルによる孔明け作業を示すゴンドラの
斜視図、図３は油圧ジャッキによるアンカーボルトの打
設作業を示すゴンドラの斜視図、図４は打込用ガイド治
具と油圧ジャッキの関係を示す説明図である。
説明する。図１はゴンドラの吊架状態を示す説明図、図
２はハンマードリルによる孔明け作業を示すゴンドラの
斜視図、図３は油圧ジャッキによるアンカーボルトの打
設作業を示すゴンドラの斜視図、図４は打込用ガイド治
具と油圧ジャッキの関係を示す説明図である。
【０００７】図１に示すように、Ａは、基礎土壌１を掘
削し構築したコンクリート屋根２，コンクリート躯体３
からなる地下式貯槽で、該地下式貯槽Ａのコンクリート
屋根２の内面最外周部にそって円周状のレール４を設け
る。このレール４には、ワイヤー５を介し横行，昇降可
能な作業用ゴンドラ６が吊架されている。また、この作
業用ゴンドラ６の左右には前記コンクリート躯体３の側
面に吸着し作業ゴンドラ６を固定しうるバキュームパッ
ド７が夫々設けてある。
削し構築したコンクリート屋根２，コンクリート躯体３
からなる地下式貯槽で、該地下式貯槽Ａのコンクリート
屋根２の内面最外周部にそって円周状のレール４を設け
る。このレール４には、ワイヤー５を介し横行，昇降可
能な作業用ゴンドラ６が吊架されている。また、この作
業用ゴンドラ６の左右には前記コンクリート躯体３の側
面に吸着し作業ゴンドラ６を固定しうるバキュームパッ
ド７が夫々設けてある。
【０００８】図２に示すように、前記作業用ゴンドラ６
の前面側には、前記コンクリート躯体３の広範囲の側面
をカバーすることのできる打込ガイド治具８を搭載支持
する。この打込ガイド治具８には、アンカーボルトの打
設位置決め用の複数組のガイド孔９が形成されていると
ともに、前記作業用ゴンドラ６の前面にコンクリート躯
体３の側面と平行にとりつけられている。一方、前記作
業用ゴンドラ６の後面側にある平行２条の手摺１０間
に、図３，図４で示すように台車１１を設ける。即ち、
台車１１の上下縁に上向き，下向きのチャンネル部１１
ａ，１１ｂを形成し、該チャンネル部１１ａ，１１ｂに
夫々前記手摺１０をガイドとして転動する車輪１２を設
けたものである。また、前記台車１１の前面に水平姿勢
の油圧ジャッキを用いた打込装置１３を上下動可能にと
りつける。この打込装置１３の上下動機構は、例えば、
台車１１に適当の間隔を介して平行２条の細長案内孔１
４を形成し、この細長案内孔１４に打込装置１３の座板
１３ａの四隅部に設けた締付けボルト１５を裏側から挿
入し、該締付けボルト１５を緩めることにより細長案内
孔１４をガイドとして打込装置１３の上下動がなしうる
ようにしたものである。尚、前記打込装置１３の上下動
機構は、他の機構が採用されることから図示実施例のも
のに特定されることはない。その他携帯用のハンマード
リル１６と必要量のアンカーボルト１７などが作業用ゴ
ンドラ６に搭載される。
の前面側には、前記コンクリート躯体３の広範囲の側面
をカバーすることのできる打込ガイド治具８を搭載支持
する。この打込ガイド治具８には、アンカーボルトの打
設位置決め用の複数組のガイド孔９が形成されていると
ともに、前記作業用ゴンドラ６の前面にコンクリート躯
体３の側面と平行にとりつけられている。一方、前記作
業用ゴンドラ６の後面側にある平行２条の手摺１０間
に、図３，図４で示すように台車１１を設ける。即ち、
台車１１の上下縁に上向き，下向きのチャンネル部１１
ａ，１１ｂを形成し、該チャンネル部１１ａ，１１ｂに
夫々前記手摺１０をガイドとして転動する車輪１２を設
けたものである。また、前記台車１１の前面に水平姿勢
の油圧ジャッキを用いた打込装置１３を上下動可能にと
りつける。この打込装置１３の上下動機構は、例えば、
台車１１に適当の間隔を介して平行２条の細長案内孔１
４を形成し、この細長案内孔１４に打込装置１３の座板
１３ａの四隅部に設けた締付けボルト１５を裏側から挿
入し、該締付けボルト１５を緩めることにより細長案内
孔１４をガイドとして打込装置１３の上下動がなしうる
ようにしたものである。尚、前記打込装置１３の上下動
機構は、他の機構が採用されることから図示実施例のも
のに特定されることはない。その他携帯用のハンマード
リル１６と必要量のアンカーボルト１７などが作業用ゴ
ンドラ６に搭載される。
【０００９】
【作用の説明】 打込ガイド治具８を搭載支持した作業
用ゴンドラ６を横行、または、昇降調整し、コンクリー
ト躯体３の打込位置まで移動させてバキュームパッド７
にて作業用ゴンドラ６をコンクリート躯体３の側部壁面
に固定する。そして図２，図４に示すように、ガイド孔
９にそってハンマードリル１６を挿入し壁面にアンカー
ボルト打込用の孔１８を穿設する。次いで図３，図４に
示すように、穿設された孔１８にアンカーボルト１７を
手作業によって挿嵌したのち、台車１１を横行、また
は、上下動調整して打込装置１３をアンカーボルト１７
に適合させ、打込装置１３によってアンカーボルト１７
を打設する。全ての打設作業が終了したらバキュームパ
ッド７による作業用ゴンドラ６の固定を解除し、打込み
アンカーボルト１７から打込ガイド治具８を離反させた
のち、作業用ゴンドラ６を横行または昇降させ、定めら
れたコンクリー卜躯体３の側部壁面部に同様作業にてア
ンカーボルト１７を打設する。そして、別の作業用ゴン
ドラを使用して、打設されたアンカーボルト１７にメン
ブレンの取付座（図示略）をとりつけ、更に、側部保冷
材（図示略），メンブレン（図示略）の付設，溶接を常
法により行うものである。
用ゴンドラ６を横行、または、昇降調整し、コンクリー
ト躯体３の打込位置まで移動させてバキュームパッド７
にて作業用ゴンドラ６をコンクリート躯体３の側部壁面
に固定する。そして図２，図４に示すように、ガイド孔
９にそってハンマードリル１６を挿入し壁面にアンカー
ボルト打込用の孔１８を穿設する。次いで図３，図４に
示すように、穿設された孔１８にアンカーボルト１７を
手作業によって挿嵌したのち、台車１１を横行、また
は、上下動調整して打込装置１３をアンカーボルト１７
に適合させ、打込装置１３によってアンカーボルト１７
を打設する。全ての打設作業が終了したらバキュームパ
ッド７による作業用ゴンドラ６の固定を解除し、打込み
アンカーボルト１７から打込ガイド治具８を離反させた
のち、作業用ゴンドラ６を横行または昇降させ、定めら
れたコンクリー卜躯体３の側部壁面部に同様作業にてア
ンカーボルト１７を打設する。そして、別の作業用ゴン
ドラを使用して、打設されたアンカーボルト１７にメン
ブレンの取付座（図示略）をとりつけ、更に、側部保冷
材（図示略），メンブレン（図示略）の付設，溶接を常
法により行うものである。
【００１０】
【発明の効果】 上述のように本発明の構成によれば、
次のような効果が得られる。 （ａ）作業用ゴンドラに搭載支持したコンクリート躯体
の広範囲をカバーする打込ガイド治具を使用することに
より、従来技術に比べ大幅な作業の省力化，効率化，品
質の向上が図れる。 （ｂ）アンカーボルトの油圧ジャッキを用いた打込作業
を打込装置 によって行うことで、大幅な作業の省力
化，効率化が図れる。
次のような効果が得られる。 （ａ）作業用ゴンドラに搭載支持したコンクリート躯体
の広範囲をカバーする打込ガイド治具を使用することに
より、従来技術に比べ大幅な作業の省力化，効率化，品
質の向上が図れる。 （ｂ）アンカーボルトの油圧ジャッキを用いた打込作業
を打込装置 によって行うことで、大幅な作業の省力
化，効率化が図れる。
【図１】 ゴンドラの吊架状態を示す説明図である。
【図２】 ハンマードリルによる孔明け作業を示すゴン
ドラの斜視図である。
ドラの斜視図である。
【図３】 油圧ジャッキによるアンカーボルトの打設作
業を示すゴンドラの斜視図である。
業を示すゴンドラの斜視図である。
【図４】 打込用ガイド治具と打込装置の関係を示す説
明図である。
明図である。
Ａ 地下式貯槽 １ 基礎土壌 ２ コンクリート屋根 ３ コンクリート躯体 ４ レール ５ ワイヤー ６ 作業用ゴンドラ ７ バキュームパッド ８ 打込ガイド治具 ９ ガイド孔 １０ 手摺 １１ 台車 １１ａ チャンネル部 １１ｂ チャンネル部 １２ 車輪 １３ 油圧ジャッキを使用した打込装置 １４ 細長案内孔 １５ 締付けボルト １６ ハンマードリル １７ アンカーボルト １８ 孔
Claims (1)
- 【請求項１】 コンクリート躯体の側面にそって横行お
よび昇降可能に吊設され、かつ、コンクリート躯体側面
に固定可能とした作業用ゴンドラの一側に、アンカーボ
ルトの打設位置決め用のガイド孔を有する打込ガイド治
具を搭載支持するとともに、作業用ゴンドラの他側に台
車を水平移動可能にとりつけ、該台車に前記ガイド孔に
適合するアンカーボルトの油圧ジャッキを用いた打込装
置 を上下動調整可能に設けたことを特徴とするアンカ
ーボルト打設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254295A JP2681451B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | アンカーボルト打設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254295A JP2681451B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | アンカーボルト打設装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893260A JPH0893260A (ja) | 1996-04-09 |
| JP2681451B2 true JP2681451B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17262996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6254295A Expired - Lifetime JP2681451B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | アンカーボルト打設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2681451B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200447962Y1 (ko) * | 2007-12-29 | 2010-03-05 | (주)에스렌탈산업 | 줄걸이용 안전버켓 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6254295A patent/JP2681451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0893260A (ja) | 1996-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |