JP2680246B2 - 飛行体 - Google Patents
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64B—LIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
- B64B1/00—Lighter-than-air aircraft
- B64B1/06—Rigid airships; Semi-rigid airships
- B64B1/20—Rigid airships; Semi-rigid airships provided with wings or stabilising surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C1/00—Fuselages; Constructional features common to fuselages, wings, stabilising surfaces or the like
- B64C1/34—Fuselages; Constructional features common to fuselages, wings, stabilising surfaces or the like comprising inflatable structural components
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C3/00—Wings
- B64C3/30—Wings comprising inflatable structural components
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空に浮かんで走行し、
天然ガスを輸送するための飛行体に関する。
天然ガスを輸送するための飛行体に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は図13に示される気
球1である。この気球1は、空気の比重よりも小さい比
重を有する気体を充填した球状の袋体2に、運転者が乗
るための篭3が吊下げられて構成される。
球1である。この気球1は、空気の比重よりも小さい比
重を有する気体を充填した球状の袋体2に、運転者が乗
るための篭3が吊下げられて構成される。
【0003】他の先行技術は、図14に示される気球4
である。この気球4は、たとえば回転楕円体状の袋体5
を備え、この内部に軽い気体を充填し、その下部には運
転者が乗る篭6が吊下げられる。
である。この気球4は、たとえば回転楕円体状の袋体5
を備え、この内部に軽い気体を充填し、その下部には運
転者が乗る篭6が吊下げられる。
【0004】このような図13および図14に示される
各先行技術では、袋体2,5が円形または回転楕円体で
あり、走行速度を向上することはできない。また風など
によって浮力または揚力を向上するための工夫は何らな
されていない。
各先行技術では、袋体2,5が円形または回転楕円体で
あり、走行速度を向上することはできない。また風など
によって浮力または揚力を向上するための工夫は何らな
されていない。
【0005】図15は他の先行技術の斜視図である。こ
の先行技術は飛行機7であり、プロペラ8を回転駆動す
ることによって推進力を得て、翼9による揚力を得る。
の先行技術は飛行機7であり、プロペラ8を回転駆動す
ることによって推進力を得て、翼9による揚力を得る。
【0006】このような図15に示される飛行機では、
プロペラ8が故障すると、翼9による揚力が発生せず、
墜落してしまうという大きな問題がある。
プロペラ8が故障すると、翼9による揚力が発生せず、
墜落してしまうという大きな問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、走行
速度を向上することができ、しかもプロペラなどによる
推進力が得られなくなっても墜落するおそれのない天然
ガスを輸送するための飛行体を提供することである。
速度を向上することができ、しかもプロペラなどによる
推進力が得られなくなっても墜落するおそれのない天然
ガスを輸送するための飛行体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂材料
から成る剛性の胴体の前部には、推進用エンジンが設け
られ、胴体およびその胴体から外側方に延びるかつ可撓
性材料から成る袋である翼内に、CH4 が約80%以上
を占め、部分的に液体である天然ガスを充填したことを
特徴とする飛行体である。
から成る剛性の胴体の前部には、推進用エンジンが設け
られ、胴体およびその胴体から外側方に延びるかつ可撓
性材料から成る袋である翼内に、CH4 が約80%以上
を占め、部分的に液体である天然ガスを充填したことを
特徴とする飛行体である。
【0009】
【作用】本発明に従う飛行体は、胴と翼とを有し、この
胴と翼との内部には、空気の比重よりも小さい比重を有
する気体である燃料として使用することができる天然ガ
スを充填する。これによって翼には、その気体によって
浮力が発生する。また風が吹いたり、あるいはまた推進
用エンジンによる推進力が発生されると、揚力が発生し
て高所に上昇することもまた可能である。
胴と翼との内部には、空気の比重よりも小さい比重を有
する気体である燃料として使用することができる天然ガ
スを充填する。これによって翼には、その気体によって
浮力が発生する。また風が吹いたり、あるいはまた推進
用エンジンによる推進力が発生されると、揚力が発生し
て高所に上昇することもまた可能である。
【0010】さらに本発明に従えば、地上または海水面
などに近い場所で低空飛行を行うことも可能であり、こ
のようにすれば、推進用エンジンの燃料の節約にもな
る。
などに近い場所で低空飛行を行うことも可能であり、こ
のようにすれば、推進用エンジンの燃料の節約にもな
る。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の前提となる飛行体11の平
面図である。主翼12と尾翼13とは胴体14に取付け
られ、さらに垂直翼15が設けられる。胴体14には運
転者などが乗る部屋16が設けられる。胴体14の前部
には、推進力が発生するためのプロペラ17とそのプロ
ペラ17を駆動する内燃機関18とが備えられる。主翼
12の軸直角断面は図2に示される。この主翼12は、
可撓性材料から成る袋であり、前方(図2の左方、図1
の左方)の部分19が上方に隆起した翼の形状を有して
いる。この主翼12の内部空間20には、空気の比重よ
りも小さい比重を有する気体が充填される。この気体と
しては、天然ガスがある。天然ガスは、約80%以上の
メタンを含み、部分的に液体である。さらにこのガスと
しては、メタンの他に、エタン、プロパン、ブタン、お
よびその他の気体であってもよい。主翼12は胴体14
の上部に取付けられる。尾翼13および垂直翼15もま
た主翼12と同様な構成を有する。垂直翼15によって
走行方向を定めることができる。
面図である。主翼12と尾翼13とは胴体14に取付け
られ、さらに垂直翼15が設けられる。胴体14には運
転者などが乗る部屋16が設けられる。胴体14の前部
には、推進力が発生するためのプロペラ17とそのプロ
ペラ17を駆動する内燃機関18とが備えられる。主翼
12の軸直角断面は図2に示される。この主翼12は、
可撓性材料から成る袋であり、前方(図2の左方、図1
の左方)の部分19が上方に隆起した翼の形状を有して
いる。この主翼12の内部空間20には、空気の比重よ
りも小さい比重を有する気体が充填される。この気体と
しては、天然ガスがある。天然ガスは、約80%以上の
メタンを含み、部分的に液体である。さらにこのガスと
しては、メタンの他に、エタン、プロパン、ブタン、お
よびその他の気体であってもよい。主翼12は胴体14
の上部に取付けられる。尾翼13および垂直翼15もま
た主翼12と同様な構成を有する。垂直翼15によって
走行方向を定めることができる。
【0012】図3は、このような図1および図2に示さ
れる飛行体11の斜視図である。プロペラ17が停止さ
れた状態であっても、本件飛行体11は空中を浮遊する
ことができ、したがって内燃機関18およびプロペラ1
7がたとえ故障を生じて、推進力が得られなくなって
も、墜落するおそれはない。またこのようなプロペラ1
7が停止した状態で、風が吹いたときには浮力が発生
し、本件飛行体はさらに空中高く上昇することもまた可
能である。
れる飛行体11の斜視図である。プロペラ17が停止さ
れた状態であっても、本件飛行体11は空中を浮遊する
ことができ、したがって内燃機関18およびプロペラ1
7がたとえ故障を生じて、推進力が得られなくなって
も、墜落するおそれはない。またこのようなプロペラ1
7が停止した状態で、風が吹いたときには浮力が発生
し、本件飛行体はさらに空中高く上昇することもまた可
能である。
【0013】図4は本発明の一実施例の飛行体21の平
面図であり、図5はその側面図である。この実施例は前
述の構成に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
す。この実施例では胴体14から間隔をあけて上方に翼
12が固定されている。
面図であり、図5はその側面図である。この実施例は前
述の構成に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
す。この実施例では胴体14から間隔をあけて上方に翼
12が固定されている。
【0014】本発明では、推進用エンジンとして、プロ
ペラ17と、そのプロペラ17を駆動する内燃機関18
とに代えて、ジェットエンジンが用いられ、このことは
後述の実施例においてもまた同様である。ただし発明の
便宜のために、プロペラ17およびそれを駆動する内燃
機関18とが、以下の実施例において図示されているこ
ともある。
ペラ17と、そのプロペラ17を駆動する内燃機関18
とに代えて、ジェットエンジンが用いられ、このことは
後述の実施例においてもまた同様である。ただし発明の
便宜のために、プロペラ17およびそれを駆動する内燃
機関18とが、以下の実施例において図示されているこ
ともある。
【0015】図6は、本発明の他の実施例の飛行体23
の平面図である。主翼24などの形状は、前述の主翼1
2とは異なる形状を有して工夫されている。前述の主翼
12は、その平面形状が長方形に近い形であるけれど
も、図6の実施例における主翼24は、大略的に三角形
に近い形状である。
の平面図である。主翼24などの形状は、前述の主翼1
2とは異なる形状を有して工夫されている。前述の主翼
12は、その平面形状が長方形に近い形であるけれど
も、図6の実施例における主翼24は、大略的に三角形
に近い形状である。
【0016】図7は、本発明のさらに他の実施例の飛行
体25の斜視図である。この飛行体は、前述の図1〜図
3に示される実施例に類似し、対応する部分には同一の
参照符を付す。主翼の位置には、垂直の翼26がさらに
設けられる。このような翼26を設けることによって、
浮力をさらに一層向上することができ、さらに直進走行
性能が向上される。
体25の斜視図である。この飛行体は、前述の図1〜図
3に示される実施例に類似し、対応する部分には同一の
参照符を付す。主翼の位置には、垂直の翼26がさらに
設けられる。このような翼26を設けることによって、
浮力をさらに一層向上することができ、さらに直進走行
性能が向上される。
【0017】図8は、本発明のさらに他の実施例の斜視
図である。この飛行体28では、主翼12と尾翼13と
の間にわたって垂直に形成された翼29が取付けられ
る。このような構成によってもまた、浮力を増大し、さ
らに直進走行性能をさらに一層向上することができる。
図である。この飛行体28では、主翼12と尾翼13と
の間にわたって垂直に形成された翼29が取付けられ
る。このような構成によってもまた、浮力を増大し、さ
らに直進走行性能をさらに一層向上することができる。
【0018】図7および図8における垂直翼26,29
は、対称面30,31に関して平面形状が対称な構成を
有し、外方に突出している。これらの垂直翼26,29
は、可撓性材料から成る袋であり、その内部に、前述と
同様に空気の比重よりも小さい比重を有する天然ガスと
部分的なその液体とが充填されている。
は、対称面30,31に関して平面形状が対称な構成を
有し、外方に突出している。これらの垂直翼26,29
は、可撓性材料から成る袋であり、その内部に、前述と
同様に空気の比重よりも小さい比重を有する天然ガスと
部分的なその液体とが充填されている。
【0019】図1〜図8に示される実施例において、胴
体14もまた、可撓性材料からの袋であって内部に天然
ガスと部分的なその液体とを充填する。胴体14は軽量
な合成樹脂材料から成り、剛性である。
体14もまた、可撓性材料からの袋であって内部に天然
ガスと部分的なその液体とを充填する。胴体14は軽量
な合成樹脂材料から成り、剛性である。
【0020】図9は、本発明のさらに他の実施例の斜視
図である。この実施例では、主翼12と尾翼13との間
で中央の翼32と左右の翼33,34とが設けられ、言
わば縦方向に3槽に構成される。このような構成によっ
てもまた、直進走行性能が向上されることになり、また
これらの各垂直翼32,33,34を可撓性材料から成
る袋として内部に前記気体を充填して浮力をさらに向上
させることができる。さらに他の実施例は図10に示さ
れる飛行体37である。この飛行体37は胴体14に上
下に2操の主翼38を設ける。さらに尾翼39も2操と
する。このような構成によってもまた、浮力および揚力
の向上を図ることができる。
図である。この実施例では、主翼12と尾翼13との間
で中央の翼32と左右の翼33,34とが設けられ、言
わば縦方向に3槽に構成される。このような構成によっ
てもまた、直進走行性能が向上されることになり、また
これらの各垂直翼32,33,34を可撓性材料から成
る袋として内部に前記気体を充填して浮力をさらに向上
させることができる。さらに他の実施例は図10に示さ
れる飛行体37である。この飛行体37は胴体14に上
下に2操の主翼38を設ける。さらに尾翼39も2操と
する。このような構成によってもまた、浮力および揚力
の向上を図ることができる。
【0021】推進用エンジンとして、プロペラ17とそ
れを駆動する内燃機関18とに代えて、ジェットエンジ
ンなどであってもよい。各翼32,33,34は、浮揚
体とも呼ぶことができるものであり、前後に延びる鉛直
な対称面に関して、面対称である。
れを駆動する内燃機関18とに代えて、ジェットエンジ
ンなどであってもよい。各翼32,33,34は、浮揚
体とも呼ぶことができるものであり、前後に延びる鉛直
な対称面に関して、面対称である。
【0022】胴体14の下部には、水上または水中を滑
走する翼状の縦断面形状を有する走行脚が備えられても
よい。このような走行脚を設けることによって、胴体1
4は水面近傍で大きな浮力を利用して軽快に走行するこ
とができる。
走する翼状の縦断面形状を有する走行脚が備えられても
よい。このような走行脚を設けることによって、胴体1
4は水面近傍で大きな浮力を利用して軽快に走行するこ
とができる。
【0023】図11は、本発明のさらに他の実施例の斜
視図である。この実施例は、基本的には、図9に示され
る実施例に類似するけれども、注目すべきはこの実施例
では胴体14の上部に固定されている浮揚体41は、長
手方向の両端部が先細状に形成された中空直円筒状に形
成されている。この浮揚体41内に、空気の比重よりも
小さい比重を有する気体が充填される。その他の構成
は、前述の実施例と同様である。
視図である。この実施例は、基本的には、図9に示され
る実施例に類似するけれども、注目すべきはこの実施例
では胴体14の上部に固定されている浮揚体41は、長
手方向の両端部が先細状に形成された中空直円筒状に形
成されている。この浮揚体41内に、空気の比重よりも
小さい比重を有する気体が充填される。その他の構成
は、前述の実施例と同様である。
【0024】図12は、本発明のさらに他の実施例の胴
体14の軸直角断面図である。この実施例では、前述の
各実施例における胴体14が仕切り部材42によって上
下の空間43,44に分けられ、その上部の空間43に
は、空気の比重よりも小さい比重を有する気体が充填さ
れている。この上部の空間43は、胴体14の長手軸線
方向の全長に亘って形成される。その他の構成は、前述
の各実施例と同様である。このような図12に示される
構成によれば、さらに浮力および揚力を増大することが
できる。
体14の軸直角断面図である。この実施例では、前述の
各実施例における胴体14が仕切り部材42によって上
下の空間43,44に分けられ、その上部の空間43に
は、空気の比重よりも小さい比重を有する気体が充填さ
れている。この上部の空間43は、胴体14の長手軸線
方向の全長に亘って形成される。その他の構成は、前述
の各実施例と同様である。このような図12に示される
構成によれば、さらに浮力および揚力を増大することが
できる。
【0025】図11に示される実施例において、浮揚体
41は、平行に複数本、たとえば図9のように3本、並
列に配置されて胴体14に固定されていてもよい。
41は、平行に複数本、たとえば図9のように3本、並
列に配置されて胴体14に固定されていてもよい。
【0026】本発明は、ヘリコプターに関連しても実施
することができる。ヘリコプターの回転羽根を中空とし
て、空気よりも軽い気体を充填する。
することができる。ヘリコプターの回転羽根を中空とし
て、空気よりも軽い気体を充填する。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、胴体およ
び翼内に比重が小さい気体を充填して浮力を発生するよ
うにしたので、従来からの気球と同様にそれ自体、浮く
ことができるようになる。しかもこの翼を用いることに
よって、風が吹いたり、あるいは推進力発生手段によっ
て推進力を発生することによって揚力が発生し、これに
よって飛行することができる。このようにして飛行速度
を向上することができ、しかも推進用エンジンが故障し
たとしても、墜落するおそれはない。
び翼内に比重が小さい気体を充填して浮力を発生するよ
うにしたので、従来からの気球と同様にそれ自体、浮く
ことができるようになる。しかもこの翼を用いることに
よって、風が吹いたり、あるいは推進力発生手段によっ
て推進力を発生することによって揚力が発生し、これに
よって飛行することができる。このようにして飛行速度
を向上することができ、しかも推進用エンジンが故障し
たとしても、墜落するおそれはない。
【0028】さらに本発明によれば、前記気体は、天然
ガスとし、これによって天然ガスの産地から、本発明の
飛行体を用いて天然ガスを空中で輸送することができ
る。天然ガスは、たとえばCH4 が80%以上を占め、
部分的に液体であってもよい。しかもこのように天然ガ
スを空輸するので、万一、火災が発生しても、高所であ
るので、安全である。
ガスとし、これによって天然ガスの産地から、本発明の
飛行体を用いて天然ガスを空中で輸送することができ
る。天然ガスは、たとえばCH4 が80%以上を占め、
部分的に液体であってもよい。しかもこのように天然ガ
スを空輸するので、万一、火災が発生しても、高所であ
るので、安全である。
【0029】また推進用エンジンが設けられる剛性の胴
体は、合成樹脂材料から成るので、上述のように万一、
火災が発生しても、その胴体が燃焼し、したがって固体
のままで地上に落下するおそれをできるだけなくすこと
が可能であり、安全性が高まる。
体は、合成樹脂材料から成るので、上述のように万一、
火災が発生しても、その胴体が燃焼し、したがって固体
のままで地上に落下するおそれをできるだけなくすこと
が可能であり、安全性が高まる。
【図1】本発明の前提となる飛行体11の平面図であ
る。
る。
【図2】主翼12の縦断面図である。
【図3】飛行体11の斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の飛行体21の平面図であ
る。
る。
【図5】図4に示される飛行体21の側面図である。
【図6】本発明の他の実施例の飛行体23の平面図であ
る。
る。
【図7】本発明のさらに他の実施例の飛行体25の斜視
図である。
図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例の飛行体28の斜視
図である。
図である。
【図9】本発明の他の実施例の飛行体35の斜視図であ
る。
る。
【図10】本発明の他の実施例の飛行体37の斜視図で
ある。
ある。
【図11】本発明の他の実施例の飛行体45の斜視図で
ある。
ある。
【図12】本発明の他の実施例の胴体14の軸直角断面
図である。
図である。
【図13】先行技術の気球1の斜視図である。
【図14】他の先行技術の気球4の斜視図である。
【図15】さらに他の先行技術である飛行機の斜視図で
ある。
ある。
11,21,23,25,28,35,37 飛行体 12,38 主翼 13 尾翼 15,26,29,32,33,34 垂直翼 17 プロペラ 18 内燃機関 41 浮揚体
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂材料から成る剛性の胴体の前部
には、推進用エンジンが設けられ、 胴体およびその胴体から外側方に延びるかつ可撓性材料
から成る袋である翼内に、CH4 が約80%以上を占
め、部分的に液体である天然ガスを充填したことを特徴
とする飛行体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5232021A JP2680246B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 飛行体 |
US08/205,200 US5425515A (en) | 1993-09-17 | 1994-03-03 | Aircraft |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5232021A JP2680246B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 飛行体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781694A JPH0781694A (ja) | 1995-03-28 |
JP2680246B2 true JP2680246B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=16932723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5232021A Expired - Fee Related JP2680246B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 飛行体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5425515A (ja) |
JP (1) | JP2680246B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0768238B1 (en) * | 1995-10-11 | 2001-12-19 | Tokuzo Hirose | Aircraft and method of flying the same |
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