JP2680235B2 - 核磁気共鳴装置用プローブ - Google Patents

核磁気共鳴装置用プローブ

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JP2680235B2
JP2680235B2 JP4314601A JP31460192A JP2680235B2 JP 2680235 B2 JP2680235 B2 JP 2680235B2 JP 4314601 A JP4314601 A JP 4314601A JP 31460192 A JP31460192 A JP 31460192A JP 2680235 B2 JP2680235 B2 JP 2680235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被検体中の水素や燐等か
らの核磁気共鳴(以下、「NMR」という)信号を検出
し、核の密度分布や緩和時間分布等を映像化する核磁気
共鳴装置用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、核磁気共鳴装置においては、被検
体(例えば、人)の関心部位を取り巻く各種の頭部用コ
イルや腹部用コイル、心臓等の動きの影響を受けにくい
表面コイル等を用いて、被検体の検査、撮像が行われて
きた。この表面コイルは、頭部用コイルや腹部用コイル
に比べ高感度であるが視野が制限されてしまい、脊椎等
広範囲を検査する際には、表面コイルを移動させて数回
撮像せねばならず、時間がかかるという問題が発生して
いた。これに対して、複数個の表面コイルを各表面コイ
ルが隣接する表面コイルと相互結合しないよう適度にオ
ーバラップさせて配列し、これら各表面コイルで受信さ
れたNMR信号を合成することにより実質的に視野を広
くする方法、すなわち、水平磁場MRI用フェーズドア
レイコイルが提案されている。なお、この方法の原理に
ついては、例えば、特表平2−500175号公報、特
開平2−13432号公報あるいはマグネティック・レ
ゾナンス・イン・メディスン(Magnetic Resonance in
Medicine)16巻192頁〜225頁(1990年)に
記載されている。検出コイルの受信感度を向上する他の
方法として、ジャーナル・オブ・マグネティック・レゾナ
ンス(Journal of Magnetic Resonance)54巻、32
4頁〜327頁(1983年)に記載のQD(クォドラチ
ャーディテクション、Quadrature Detection)法が用
いられている。この方法は直交する2つの直線磁場信号
を検出し、これらの位相を90度ずらして合成すること
により回転高周波磁場を高感度で検出する方法である。
この方法によれば、直交するコイルからの信号強度が互
いに等しい場合、理想的には単独の直線磁場検出法に対
して√2倍感度が向上する。しかしながら、この方法は
コイル1個についてのQD化であり、フェーズドアレイ
コイルのQD化については配慮されていない。垂直磁場
方式MRIにおいてフェイズドアレイコイルをQD化す
る場合、従来構成をそのまま組合せ適用したのでは、診
断に必要な広い視野を高感度で撮像することができなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術に示さ
れているフェーズドアレイコイルでは、視野が広くなり
浅い領域(コイル近傍)では高いS/Nを持つが、深い領
域でのS/Nの低下が著しく、腹部用コイルと比べて深
い領域でのS/Nが悪いという問題があった。この状況
を、図9により具体的に説明する。フェーズドアレイコ
イルは視野が拡大され、コイル中心の平行導体部におい
て、図9のaに示すような深さ(Y)方向の感度特性を持
つ。一方、被検体を取り巻くような一般の頭部用や腹部
用コイルは、図9のbに示すような深さ方向の感度特性
を持つ。このように、従来のフェーズドアレイコイル
は、浅い領域では高S/Nであるが、深い領域ではS/
Nが低下してしまい、腹部用コイルよりも低くなってし
まう。この問題を解消することができれば、表面コイル
による計測領域を拡大することができる。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、従来の技術における上述の如き問題を解消し、深い
領域でもS/Nが低下しない垂直磁場方式MRI用プロ
ーブを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、静
磁場内に置かれた被検体の磁気共鳴信号を検出するため
の、互いに相互結合が最小である複数の単位表面コイル
が静磁場の方向と直交する方向にアレイ状に配置されて
なるアレイコイルと、アレイコイルがつくる磁場と静磁
場の方向の双方に直交する磁場を形成する補償コイル
と、補償コイルとアレイコイルから信号を同時に得る手
段と、信号の位相差を調整する手段と、信号のゲイン差
を調整する手段と、信号を互いに加算する合成手段を有
する核磁気共鳴装置用プローブによって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る核磁気共鳴装置用プローブにおい
ては、複数個の単位表面コイルを各単位表面コイルが隣
接するコイルと最小の相互結合となるよう相互にオーバ
ラップさせて配列したアレイコイルに、アレイコイルが
形成する磁場の方向と直交する方向に磁場を形成する補
償コイルを設けて、各々から信号を同時に得られるよう
に構成したので、従来技術によるフェーズドアレイコイ
ルの深い領域でのS/N低下を抑えることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の第一の実施例を示す図で
ある。アレイコイル1は、縦横(X方向Y方向)、それぞ
れ、H1、W1の長さである単位表面コイル1a、1b
(2個とは限らない)を、例えば、被検体(図示せず)の体
軸(X)方向へ一次元に配列したものであり、単位表面コ
イル1aと1bは、相互結合が最小となるような距離D
だけオーバラップさせてある。H1=170mm、W1=
270mmの場合、Dは約12mmとなる。オーバラップ距
離Dは、単位表面コイルの縦横の長さの比、W1/H1
により微妙に変わることは言うまでもない。アレイコイ
ル1は、静磁場方向(Z軸方向)と直交したX−Y平面上
で回転する核スピンの、Y方向のNMR信号を検出す
る。すなわち、アレイコイル1は、Y方向に磁場を形成
する。これに対して、本実施例では、図1に示すように
アレイコイル1に、アレイコイルが形成する磁場の方向
であるY方向と直交する方向のX方向に磁場を形成する
補償コイル2を設ける。また、図1では上述の補償コイ
ル2はX方向に磁場を生成する円形コイルあるいは楕円
コイルである。ここで、アレイコイル1と補償コイル2
の形成する磁場の方向がY方向、X方向と直交してお
り、アレイコイル1と干渉することがなく、上述の各々
のコイルから同時に信号を検出することが可能となる。
なお、本実施例では、補償コイルとして円形コイルを示
しているが、被検体を取り巻くようなX方向に磁場を形
成する各種コイルを用いても同様であることはいうまで
もない。図2に、図1の実施例を用いた受信系のブロッ
ク図を示す。入力端10−1、10−2には、相互結合
が最小となるよう一次元に配列されたアレイコイル1の
各単位表面コイル1a、1b(図1参照)が接続され、入
力端10−1、10−2に受信された各NMR信号は、
それぞれ、インピ−ダンス整合回路を有するプリアンプ
11−1、11−2で増幅され、フィルタ12−1、1
2−2で単位表面コイル1a、1bからのノイズが互い
に重複しないよう帯域制限され、加算器13−1で加算
される。入力端10−3には、図1に示した補償コイル
2が接続され、入力端10−3に受信されたNMR信号
は、インピーダンス整合回路を有するプリアンプ11−
3で増幅される。また、加算器13−1およびプリアン
プ11−3の各出力は、各出力の位相を同相にするため
の位相シフタ14−1、14−2(例えば、14−1は
0度、14−2は約+90度あるいは−90度に設
定)、および、最適な加算条件に調整するアッテネータ
15−1、15−2を通した後に、加算器13−3で加
算する。ここで、最適な加算条件について、説明する。
まず、アレイコイルで得られる信号量をS1、その信号
対雑音比をSN1とし、補償コイルでも同様にS2、SN
2とすると、アレイコイルと補償コイルの信号合成後の
理論的信号対雑音比の最大値SNは、それぞれのコイル
の信号対雑音比の二乗和で与えられる。すなわち、
【0007】
【数1】 SN=SQRT(SN1 2+SN2 2) …(数1) である(SQRTは括弧内の値の平方根を示す)。ただし
(数1)で示す最大SNは、S2に次式で得られる係数
kを掛けてS1と合成したとき得られる。
【0008】
【数2】 k=S1/S2×(SN2/SN12 …(数2) すなわち、補償コイルの出力の増幅率がアレイコイルの
増幅率のk倍になるように調整する必要がある。これ
は、例えばアレイコイルのアッテネータを1、補償コイ
ルのアッテネータをkにすることで実現できる。一般に
撮像部位が変わると使用するコイルが変わるのでkも変
化する。従って撮像部位に応じてkの値を最適に調整す
る必要がある。アッテネータ15−1、15−2は、撮
像視野や画像上の関心領域により、制御部(図示せず)
からのコントロール信号に従って可変とする。本実施例
の特長は、単位表面コイルと補償コイルの個数が互いに
異なる場合にも対応可能なことである。加算器13−3
の出力は直交位相検波器16に接続され、A/D変換器
17でディジタル信号に変換し、計算機(図示せず)に導
かれる。このようにすると、ある領域での感度(S/N)
が高くなるように、コイルの感度分布をコントロールす
ることが可能であり、深い領域でのS/Nの低下を抑え
ることができる。図3に、図1の実施例に用いる他の受
信系のブロック図を示す。本実施例では図2と異なり、
アッテネータ15−1、15−2の出力を直交位相検波
器16−1、16−2で検出し、これらの出力をA/D
変換器17−1、17−2でディジタル信号に変換し、
計算機18でそれぞれフーリエ変換し、その後各データ
を周波数領域で重み付けして加算している。このように
すると、感度(S/N)が高く、感度均一性に優れるよう
に画像上で感度分布をコントロールすることが可能であ
り、深い領域でのS/Nの低下を抑えることができる。
【0009】図4は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。本実施例ではアレイコイル6は、6aと6b、6
c、6dの4個の表面コイルからなっている。コイル6
aと6bまたは6cと6dは相互結合が最小となるよう
な距離だけオーバラップされ、被検体(図示せず)の体軸
(Y)方向へ一次元に、互いにX方向にある間隔をもって
並行に配置されている。アレイコイル6は、静磁場方向
(Z軸方向)と直交したX−Y平面上で回転する核スピン
の、X方向のNMR信号を検出する。すなわち、アレイ
コイル6は、X方向に磁場を形成する。アレイコイル6
の外側には、アレイコイル6が形成する磁場の方向であ
るX方向と直交する方向のY方向に磁場を形成する1タ
ーンもしくは複数ターン(直列もしくは並列型)のソレ
ノイドコイル8を配置する。ここで、アレイコイル6と
上記ソレノイドコイル8の形成する磁場の方向がそれぞ
れX方向、Y方向と直交しているので、両コイルは干渉
することがなく、上述の各々のコイルから同時に信号を
検出することが可能となる。従って、直交検出が可能と
なり、高感度化することができる。本実施例のプローブ
は垂直磁場方式MRIの頭部、膝部、腹部撮像などを高
感度化できる。また、単位表面コイル6a、6b、6
c、6dをスイッチ等にて切り替えることにより、頸頭
部などのスイッチャブルコイルとしても実現可能であ
る。これにより、狭い領域をスイッチで切り替えて撮像
可能である。
【0010】図5は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。本実施例が図4の実施例と異なる点はアレイコイル
6の外側に配置される1ターンもしくは複数ターン(直
列もしくは並列型)の単位ソレノイドコイルが複数個あ
る点である。図では2個の場合を示している。即ち、9
aと9bはY方向に配列したソレノイドアレイコイル9
を形成している。ソレノイドアレイコイルの詳細は、第
10回SMRM予稿集724頁(1991年)に記載され
た公知の技術を利用できる。本実施例の特長は表面コイ
ルとソレノイドコイルを高感度化できるので、より一層
の高感度化が可能な点である。またソレノイドコイル9
aがアレイコイル6aの中心部分でオーバーラップする
ので両者の静電的若しくは磁気的干渉の除去が容易であ
る。
【0011】図6は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。本発明が図4の実施例と異なる点は表面コイルの替
わりに鞍型コイルを用いている点である。即ち、鞍型ア
レイコイル21は、相互結合が最小となるようデカップ
リングされた単位鞍型コイル21a、21bを被検体
(図示せず)の体軸(Y)方向へ一次元に配列したものであ
る。鞍型コイルのデカップリングは図示していないがオ
ーバーラップによる方法、補助コイルを用いる方法、回
路による方法などを用いることができる。鞍型アレイコ
イル21は、静磁場方向(Z軸方向)と直交したX−Y平
面上で回転する核スピンの、X方向のNMR信号を検出
する。すなわち、アレイコイル6は、X方向に磁場を形
成する。鞍型アレイコイル21の外側には、鞍型アレイ
コイル21が形成する磁場の方向であるX方向と直交す
る方向のY方向に磁場を形成する直列もしくは並列型ソ
レノイドコイル22(例えば、5ターン)を配置する。
ここで、鞍型アレイコイル21と上記ソレノイドコイル
22の形成する磁場の方向がX方向、Y方向と直交して
いるので、両コイルは干渉することがなく、上述の各々
のコイルから同時に信号を検出することが可能となる。
従って、直交検出が可能となり、高感度化が可能であ
る。なお、単位鞍型コイル21a、21bをスイッチ等
にて切り替えることにより、頸頭部のスイッチャブルコ
イルとしても実現可能である。これにより狭い領域をス
イッチで切替て撮像可能である。
【0012】図7は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。本実施例が図6の実施例と異なる点は、ソレノイド
アレイコイル23が相互結合が最小となるようデカップ
リグされた単位ソレノイドコイル23a、23bからな
り、これらが被検体(図示せず)の体軸(Y)方向へ一次元
に配列している点である。鞍型アレイコイル21はX方
向に磁場を形成し、図6の実施例と同様に、静磁場方向
(Z軸方向)と直交したX−Y平面上で回転する核スピン
の、X方向のNMR信号を検出する。鞍型アレイコイル
21の外側(若しくは内側)には、鞍型アレイコイル2
1が形成する磁場の方向であるX方向と直交する方向の
Y方向に磁場を形成する2ターン(1ターンもしくは複
数ターンでも同様)の直列(もしくは並列)型単位ソレノ
イドコイル23aと23bをY方向に配列したソレノイ
ドアレイコイル23が配置される。単位ソレノイドコイ
ル間のアイソレーションの確保には図5の実施例と類似
の技術が利用できる。本実施例では、ソレノイドコイル
がアレイ化され高感度になるので、プローブの総合S/
Nが極めて高く視野も広い。また、単位コイル21aと
23a若しくは21bと23bのアイソレーションが安
定に除去できるメリットがある。なお、単位鞍型コイル
21a、21b及び、単位ソレノイドコイル23a、2
3bをスイッチ等にて切り替えることにより、頸頭部の
スイッチャブルコイルとしても実現可能である。
【0013】図8に、図7のプローブに適した受信系の
実施例のブロック図(部分)を示す。入力端10−1、
10−2、10−3、10−4には、相互結合が最小と
なるよう一次元に配列されたアレイコイル21の各単位
鞍型コイル21a、21bおよびソレノイドアレイコイ
ル23の各単位コイル23a、23b(図7参照)が接続
され、入力端10−1、10−2、10−3、10−4
に受信された各NMR信号は、それぞれ、インピーダン
ス整合回路を有するプリアンプ11−1、11−2、1
1−3、11−4で増幅され、フィルタ12−1、12
−2、12−3、12−4で単位コイル21a、21
b、23a、23bからのノイズが互いに重複しないよ
う帯域制限され、加算器13−1、13−2で加算され
る。加算器13−1、13−2の出力端は、図2あるい
は図3の位相シフタ14−1、14−2に接続され、以
下同様な動作をする。
【0014】図10は、図7の実施例を用いた受信系の
ブロック図を示すものである。入力端10−1、10−
2及び10−3、10−4には、それぞれ単位鞍型コイ
ル21a、単位ソレノイドコイル23a及び単位鞍型コ
イル21b、単位ソレノイドコイル23b(図7参照)か
らの信号が入力され、入力端10−1、10−2、10
−3、10−4に入力された各信号はそれぞれプリアン
プ11−1、11−2、11−3、11−4で増幅され
る。プリアンプ11−1と11−2(及び11−3と1
1−4)からの出力は、互いの位相が同相になるように
位相シフタ14−1、14−2(及び14−3、14−
4)で位相が調整される。より具体的には、位相シフト
量として例えば、14−1(14−3)は0度、14−2
(14−4)は+90度あるいは、−90度に設定され
る。次に14−1と14−2(14−3、14−4)の出
力は、アッテネータ15−1、15−2(15−3、1
5−4)で前述の最適状態となるようにゲインが調整さ
れる。アッテネータ15−1、15−2(15−3、1
5−4)からの出力は、加算器13−1(13−2)で
加算される。加算器13−1(13−2)の出力は直交位
相検波器16−1(16−2)に接続され、フィルタ12
−1(12−2)で不用な周波数帯域のノイズを除去す
る。12−1と12−2の信号は、加算器13−3で加
算され次に、A/D変換器17でデジタル信号に変換さ
れる。フィルタ12−1、12−2と加算器13−3
は、アナログ高速スイッチで代替することも可能であ
る。また、16−1、16−2の出力を直接A/D変換
した後に、デジタル的に信号加算してもよい。本実施例
は、2組の直交配置された単位鞍型コイル21aと単位
ソレノイドコイル23a(単位鞍型コイル21bと単位
ソレノイドコイル23b)の信号を位相とゲインを調整
し加算した後に、それぞれの加算信号を加算したもの
で、他の実施例と同様の作用をする。
【0015】図11は、本発明に係る核磁気共鳴装置の
全体構成例を示す図である。この核磁気共鳴装置は、N
MR現象を利用して被検体41の断層画像を得るもの
で、静磁場発生磁石30と信号処理部38と高周波送信
部32と高周波受信部33と傾斜磁場発生部35と表示
部40及びこれらを制御する制御部31からなる。静磁
場発生磁石30は、被検体41の周りに強く均一な垂直
方向の静磁場を発生させるもので、被検体41の周りの
空間に配置されている。高周波送信部32の出力は、送
信コイル34に送られ高周波磁場を発生する。傾斜磁場
発生部35の出力は、傾斜磁場コイル36に送られ、
X、Y、Zの3方向の傾斜磁場Gx、Gy、Gzを発生
する。この傾斜磁場の加え方により、被検体41に対す
る断層面を設定することができる。高周波受信部33
は、受信コイル37の信号を受信する。受信コイル37
と高周波受信部33は、前述の実施例に記載した構成で
ある。高周波受信部33の出力は、信号処理部38でフ
ーリエ変換や画像再構成等の処理をされ、その後表示部
40で表示される。なお、図11において、送信コイル
34と受信コイル37と傾斜磁場コイル36は、被検体
41の周りの空間に配置されている。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く本発明によれ
ば、複数個の単位表面コイルが隣接するコイルと最小の
相互結合となるよう相互をオーバラップさせて配列した
アレイコイルに、アレイコイルが形成する磁場の方向と
直交する磁場を形成する補償コイルを設けて、各々から
信号を同時に得られるよう構成したので、深い領域での
SN比低下が抑えられる核磁気共鳴装置用プローブを実
現できるという顕著な効果を奏するもので、垂直磁場方
式MRI用頭部、全身プローブ等の高感度化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である核磁気共鳴装置用
プローブの構成を示す図。
【図2】第一の実施例を用いた受信系の一実施例を示す
ブロック図。
【図3】第一の実施例実施例に用いる受信系の他の実施
例を示すブロック図
【図4】本発明の第二の実施例である核磁気共鳴装置用
プローブの構成を示す図。
【図5】本発明の第三の実施例である核磁気共鳴装置用
プローブの構成を示す図。
【図6】本発明の第四の実施例である核磁気共鳴装置用
プローブの構成を示す図。
【図7】本発明の第五の実施例である核磁気共鳴装置用
プローブの構成を示す図。
【図8】本発明の第五の実施例である核磁気共鳴装置用
プローブに適した受信系の一実施例を示すブロック図
(部分)。
【図9】従来技術の課題を説明するグラフ。
【図10】本発明の第五の実施例である核磁気共鳴装置
用プローブを用いた受信系のブロック図。
【図11】本発明に係る核磁気共鳴装置の全体構成例を
示す図。
【符号の説明】
1a、1b、3a、3b、3c、5a、5b…単位コイ
ル、1、3…アレイコイル、2、4、5…補償コイル、
10…入力端、11…プリアンプ、12…フィルタ、1
3…加算器、14…位相シフタ、15…アッテネータ、
16…直交位相検波器、17…A/D変換器、18…計
算機、30…静磁場発生磁石、31…制御部、32…高
周波送信部、33…高周波受信部、34…送信コイル、
35…傾斜磁場発生部、36…傾斜磁場コイル、37…
受信コイル、38…信号処理部、40…表示部、41…
被検体。
フロントページの続き (72)発明者 山本 悦治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 平3−92137(JP,A) 特開 昭64−17636(JP,A) 特開 平2−13432(JP,A) 実開 昭63−137614(JP,U) 特表 平2−500175(JP,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場が印加される方向と直交する方向
    に、複数の単位表面コイルを隣接する前記単位表面コイ
    ル間で相互結合が最小となるように重複して配列して構
    成されるアレイコイルと、該アレイコイルが発生又は検
    出する磁場方向と前記静磁場が印加される方向の双方に
    直交する方向で磁場を発生又は検出し、隣接するコイル
    間で相互結合が最小となるように配置される複数の単位
    補償コイルからなる補償コイルとを有することを特徴と
    する核磁気共鳴装置用プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、前記単位補償コイルは円形コイルからなる
    ことを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、前記単位補償コイルはソレノイドコイルで
    あることを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、前記単位補償コイルが単位ソレノイドコイ
    ルであり、前記補償コイルは、隣接する前記単位ソレノ
    イドコイルが最小の相互結合となるようデカップリング
    して配列したソレノイドアレイコイルからなることを特
    徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、前記単位表面コイルは鞍型コイルであるこ
    とを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、静磁場が印加される方向が垂直方向である
    ことを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  7. 【請求項7】 静磁場が印加される方向と直交する方向
    に、複数の単位表面コイルを隣接する前記単位表面コイ
    ル間で相互結合が最小となるように重複して配列して構
    成されるアレイコイルと、該アレイコイルが発生又は検
    出する磁場方向と前記静磁場の 方向の双方に直交する方
    向で磁場を発生又は検出し、隣接するコイル間で相互結
    合が最小となるように配置される複数の単位補償コイル
    からなる補償コイルとを具備し、前記単位表面コイルで
    検出された第1の信号を増幅する第1の増幅手段と、前
    記単位補償コイルで検出された第2の信号を増幅する第
    2の増幅手段と、増幅された前記第1の信号の位相と前
    記第2の信号の位相とを所定の関係に調整する位相調整
    手段と、位相が調整された前記第1の信号、前記第2の
    信号の少なくとも一方の信号のゲインを調整するゲイン
    調整手段と、ゲイン調整された前記第1の信号と前記第
    2の信号とを加算する加算手段とを有する信号処理回路
    を複数有し、前記信号処理回路の各々の前記加算手段の
    出力を合成する合成手段とを有することを特徴とする核
    磁気共鳴装置用プローブ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、前記合成手段は前記第1の信号と前記第2
    の信号とをアナログ信号の状態で合成することを特徴と
    する核磁気共鳴装置用プローブ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の核磁気共鳴装置用プロー
    ブにおいて、前記合成手段は前記第1の信号と前記第2
    の信号とをデジタル信号の状態で合成することを特徴と
    する核磁気共鳴装置用プローブ。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の核磁気共鳴装置用プロ
    ーブにおいて、前記複数の単位表面コイル、及び前記単
    位補償コイルの中から使用する単位表面コイルを選択す
    る切り換え手段を含むことを特徴とする核磁気共鳴装置
    用プローブ。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の核磁気共鳴装置用プロ
    ーブにおいて、前記信号処理回路の各々は、前記加算手
    段に接続される直交位相検波器と、該直交位相検波器に
    接続されるフイルタを有することを特徴とする核磁気共
    鳴装置用プローブ。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の核磁気共鳴装置用プロ
    ーブにおいて、静磁場が印加される方向が垂直方向であ
    ることを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  13. 【請求項13】 静磁場が印加される方向と直交する方向
    に、複数の単位鞍型コイルを隣接し前記単位鞍型コイル
    の間で相互結合が最小となるようにデカッリングして配
    列し構成したアレイコイルと、前記アレイコイルが発生
    又は検出する磁場方向と前記静磁場の方向の双方に直交
    する方向で磁場を発生又は検出し、隣接する単位ソレノ
    イドコイルの間で相互結合が最小となるようデカップリ
    ングして配列された複数の前記単位ソレノイドコイルに
    より構成されるソレノイドアレイコイルからなる補償コ
    イルとを具備し、前記アレイコイルの前記単位鞍型コイ
    ルで検出された第1の信号を増幅する第1の増幅手段
    と、前記補償コイルの前記単位ソレノイドコイルで検出
    された第2の信号を増幅する第2の増幅手段と、増幅さ
    れた前記第1の信号の位相と前記第2の信号の位相とを
    所定の関係に調整する位相調整手段と、位相が調整され
    た前記第1の信号、前記第2の信号の少なくとも一方の
    信号のゲインを調整するゲイン調整手段と、ゲイン調整
    された前記第1の信号と前記第2の信号とを加算する加
    算手段とを有する信号処理回路を複数有し、前記信号処
    理回路の各々の前記加算手段の出力を合成する手段を有
    することを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  14. 【請求項14】静磁場が印加される方向と直交する方向
    に、複数の単位表面コイルを隣接する前記単位表面コイ
    ル間で相互結合が最小となるように重複して配列して構
    成されるアレイコイルと、該アレイコイルが発生又は検
    出する磁場方向と前記静磁場の方向の双方に直交する方
    向で磁場を発生又は検出し、隣接するコイル間で相互結
    合が最小となるように配置される複数の単位補償コイル
    からなる補償コイルとを具備し、前記単位表面コイルで
    検出された第1の信号を増幅する第1の増幅手段と、増
    幅された前記第1の信号の帯域制限を行なう第1のフイ
    ルタ手段とを有する第1の信号処理回路を複数有し、前
    記第1の信号処理回路の各々の前記第1のフイルタ手段
    の出力信号を加算して第3の信号を得る第1の加算手段
    と、前記単位補償コイルで検出された第2の信号を増幅
    する第2の増幅手段と、増幅された前記第2の信号の帯
    域制限を行なう第2のフイルタ手段とを有する第2の信
    号処理回路を複数有し、前記第2の信号処理回路の各々
    の前記第2のフイルタ手段の 出力信号を加算して第4の
    信号を得る第2の加算手段と、前記第2の信号の位相と
    前記第4の信号の位相とを所定の関係に調整する位相調
    整手段と、位相が調整れた前記第2の信号、前記第4の
    信号の少なくとも一方の出力信号のゲインを調整するゲ
    イン調整手段と、ゲイン調整された前記第2の信号と前
    記第4の信号とを加算する第3の加算手段と、該第3の
    加算手段に接続される直交位相検波手段と、該直交位相
    検波手段の出力信号をディジタル信号に変換する手段と
    を有することを特徴とする核磁気共鳴装置用プローブ。
  15. 【請求項15】静磁場が印加される方向と直交する方向
    に、複数の単位表面コイルを隣接する前記単位表面コイ
    ル間で相互結合が最小となるように重複して配列して構
    成されるアレイコイルと、該アレイコイルが発生又は検
    出する磁場方向と前記静磁場の方向の双方に直交する方
    向で磁場を発生又は検出し、隣接するコイル間で相互結
    合が最小となるように配置される複数の単位補償コイル
    からなる補償コイルとを具備し、前記単位表面コイルで
    検出された第1の信号を増幅する第1の増幅手段と、増
    幅された前記第1の信号の帯域制限を行なう第1のフイ
    ルタ手段とを有する第1の信号処理回路を複数有し、前
    記第1の信号処理回路の各々の前記第1のフイルタ手段
    の出力信号を加算して第3の信号を得る第1の加算手段
    と、前記単位補償コイルで検出された第2の信号を増幅
    する第2の増幅手段と、増幅された前記第2の信号の帯
    域制限を行なう第2のフイルタ手段とを有する第2の信
    号処理回路を複数有し、前記第2の信号処理回路の各々
    の前記第2のフイルタ手段の出力信号を加算して第4の
    信号を得る第2の加算手段と、前記第2の信号の位相と
    前記第4の信号の位相とを所定の関係に調整する位相調
    整手段と、位相が調整れた前記第2の信号、前記第4の
    信号の少なくとも一方の出力信号のゲインを調整するゲ
    イン調整手段と、ゲイン調整された前記第2の信号が入
    力される第1の直交位相検波手段と、該第1の直交位相
    検波手段の出力信号を第1のディジタル信号に変換する
    第1の手段と、ゲイン調整された前記第4の信号が入力
    される第2の直交位相検波手段と、該第2の直交位相検
    波手段の出力信号を第2のディジタル信号に変換する第
    2の手段とを有し、フーリエ変換された前記第1、及び
    第2のディジタル信号を周波数領域で重み付け加算する
    ことを特徴とする核磁気共 鳴装置用プローブ。
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