JP2679777B2 - 分散された画像データ処理装置を利用したコンピュータ画像制作システム - Google Patents

分散された画像データ処理装置を利用したコンピュータ画像制作システム

Info

Publication number
JP2679777B2
JP2679777B2 JP1278312A JP27831289A JP2679777B2 JP 2679777 B2 JP2679777 B2 JP 2679777B2 JP 1278312 A JP1278312 A JP 1278312A JP 27831289 A JP27831289 A JP 27831289A JP 2679777 B2 JP2679777 B2 JP 2679777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
digital image
information processing
segment
requesting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1278312A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02244283A (ja
Inventor
エル.デービス ラミュエル
アール.キンボール マーク
サーキシアン ヴァエ
ダブリュ.コーラー ディラン
Original Assignee
ザ ウォルト ディズニィ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ウォルト ディズニィ カンパニー filed Critical ザ ウォルト ディズニィ カンパニー
Publication of JPH02244283A publication Critical patent/JPH02244283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2679777B2 publication Critical patent/JP2679777B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T13/00Animation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ユーザが長編映画アニメーションを発現
し、使用し、発展させることができる少なくとも一つの
情報処理装置(ワークステーション)に、デジタル画像
データを処理して送るためのコンピュータアニメーショ
ン制作システムに関連する。更に詳細には、このコンピ
ュータアニメーション制作システムは第1のグローバル
エリアネットワーク及び第2のグローバルエリアネット
ワークとを包含している。第1のグローバルエリアネッ
トワークは、デジタル制御情報を少なくとも一つの情報
処理装置に伝達し、第2のグローバルエリアネットワー
クは、独立してデジタル画像情報を少なくとも一つ情報
処理装置に伝達する。
(従来の技術及び解決しようとする課題) 長編映画アニメーションの制作は、非常に長く複雑な
仕事であり、時には台本が完成した後1〜3年の期間、
全てのスタジオの資源を必要とする。長編映画のアニメ
ーションは一般的に数枚のセル(cel)層を含む高画質
を有し、広大な目立たない仕事と、セルの清浄さ、画像
の精細さと正確さのような制作の細部への注意深さとを
必要としている。
アニメーションに関連して集中的で高価な労力が必要
とされるため、長編映画アニメーションの制作プロセス
にコンピュータを統合するために、多くのステップがと
られてきた。漫画映画の背景とキャラクタの制作にデジ
タル技術を用いることにより得られるべき実質的な利点
がある。例えば、コンピュータグラフィックスシステム
を用いて絵を画くことは速くて容易なプロセスであり、
編集と修正に大きな自由度を許容する。加えて、光学的
走査が、完成したキャラクタと背景の絵を自動的に入力
するのに用いられ得る。例えば、特定の背景がこのシス
テムに格納された後、カラーパレットが変えられ得る。
これにより、芸術家の絵を二つの異なる背景に十分使用
し得る。一つは夜のシーン、他の一つは昼のシーンであ
る。現在、数々のコンピュータグラフィックの方法が動
画作家の鉛筆描きのスケッチをフルカラーの画像に変換
するために存在する。コンピュータ処理されたカラース
ケッチ(セル)は、完成されたフレームを制作するため
に前景及び背景の層に容易に結合され得る。かなりの労
力の節約を提供することに加えて、これらの方法は編集
と修正の可能性を提供する。この編集及び修正の可能性
は、通常のアニメーション技術、即ち、Mark Levoyの
“COMPUTERASSISTED CARTOON ANIMETION"(Masters The
sis,Cornell University(August 1978))によって、
以前は提供され得なかった。
最近数年間で多くの発明家が現れ、コンピュータ化さ
れたアニメーションに関連するコンピュータと格納に対
する強い要望に適合するシステムを可能にしている。例
えば、“YABBA DABBA DEC",Digital Review(September
15,1986)と題される論文では、システムはテレビジョ
ン制作の目的のための画像データの要求を扱うために記
述されている。この論文はスーパーコンピュータ中央処
理装置システムを記述している。このシステムは、VAX
クラスタの配置からなり、2つのVAX−11/785S、1つの
VAX 8650、12のRA81ディスクドライブと2つのRA78磁気
テープドライブとを有する1つのHSC50大容量記憶装置
を含んでいる。
この記述されたシステムはテレビジョン画像データの
要求に対しては受け入れられ得るが、長編映画アニメー
ションに関する巨大なデータの要求に対しては不十分で
ある。高解像フィルム上の記録(長編映画アニメーショ
ンは典型的には35mmフィルムに記録される)に関連した
極端に高いデータの要求によって、集中化された処理計
画はすぐにデジタル画像データの格納、更新及び変換の
障害となる。このような状況のものとでは、コンピュー
タ化された長編映画アニメーションを生成するための制
作効率が、実質的に減少する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、長編映画アニメーションの制作の効率を向
上することを目的とする、デジタル画像データの記憶、
更新及び転送の全体的な効率を最大化するための方法及
び装置を提供する。
簡潔に述べれば、本発明の好適な実施態様は、第1の
グローバルエリアネットワーク及び第2のグローバルエ
リアネットワークを包含するコンピュータ化された情報
処理装置てある。第1のグローバルエリアネットワーク
は、少なくとも1個の情報処理部(ワークステーショ
ン)にデジタル制御情報を伝達する。デジタル制御情報
はデータベース情報を含んでいる。第2のグローバルエ
リアネットワークは、上記少なくとも1個の情報処理部
にデジタル画像データを伝達するためのものである。デ
ジタル画像データは、上記少なくとも1個の情報処理部
上で画像の再生及び改良を行うための画素特性情報を含
んでいる。第2のグローバルエリアネットワークは又、
上記少なくとも1個情報処理部のデジタル画像データへ
のアクセスを調停するための少なくとも1個の手段(並
列ディスク制御装置)を包含している。この少なくとも
1個の調停手段のそれぞれには、上記少なくとも1個の
情報処理部によってアクセスされると思われるデジタル
画像データを記憶するための一時記憶手段(ディスクク
ラスタ)が組み合わせられている。
本発明の情報処理装置の好適な実施態様では、第2の
グローバルエリアネットワークは又、デジタル画像デー
タ及び/又は関連するデータベース情報をより長い期間
記憶するためのアーカイブ記憶手段(アニメーションロ
ジスティックスシステム(Animation Logistics Syste
m))を包含している。アーカイブ記憶手段は典型的に
は光ディスク構成又は大容量テープドライブを含んでい
る。
本発明の情報処理装置の他の実施態様では、前記第1
のグローバルエリアネットワークが前記デジタル制御情
報を記憶するための第1ネットワーク記憶手段を更に備
えている。
本発明の情報処理装置の更に他の実施態様では、前記
第1のグローバルエリアネットワーク及び前記第2のグ
ローバルエリアネットワークが前記デジタル制御情報及
び前記デジタル画像データの両方を記憶するための記憶
手段を更に備えている。
本発明の情報処理装置の更に他の実施態様では、前記
第1ネットワーク記憶手段が前記デジタル制御情報を記
憶するための光ディスク構成である。
本発明の情報処理装置の更に他の実施態様では、前記
第1ネットワーク手段が前記デジタル画像データを記憶
するための大容量テープ駆動システムである。
本発明の情報処理装置の更に他の実施態様では、前記
第1のグローバルエリアネットワークが前記デジタル制
御情報を記憶するための第1ネットワーク記憶手段上の
前記デジタル制御情報へのアクセスを調停するための計
算手段を更に備えている。
本発明の情報処理装置の更に他の実施態様では、前記
第2のグローバルエリアネットワークが前記アーカイブ
記憶手段上の前記デジタル画像データへのアクセスを調
停するための計算手段を更に備えている。
本発明の情報処理装置の更に他の実施態様では、前記
少なくとも1個の情報処理部が少なくとも1人のユーザ
による前記デジタル画像データの開発、利用及び改良を
可能にするためのコンピュータ化されたユーザワークス
テーションである。
本発明は又、デジタル画像データを処理するためのコ
ンピュータアニメーション制作システムを使用する好ま
しい方法を提供する。この方法は3個のステップを有し
ている。第1のステップは、ある情報処理部に於いて更
に処理を行うためにデジタル画像データのセグメント及
び/又は関連するデータベース情報を要求するステップ
である。第2のステップは、該デジタル画像データのセ
グメントの場所を定める(捜し当てる)ステップであ
る。第3のステップは、要求されたデジタル画像データ
のセグメントがその時点で要求している情報処理部によ
って制御されていない場合に限り、要求されたデジタル
画像データのセグメントを次の処理のために第2のグロ
ーバルエリアネットワークを介して要求している情報処
理部へ転送することである。
本発明の方法で使用されるコンピュータアニメーショ
ン制作システムは好ましくは、少なくとも1人のユーザ
によるデジタル画像データの開発、利用及び改良を可能
にするための少なくとも1個の情報処理部を有してい
る。該情報処理部は第1及び第2のネットワークに関連
付けられている。該第1のネットワークはデータベース
情報を含むデジタル制御情報を該少なくとも1個の情報
処理部に伝達ためのネットワークであり、該第2のネッ
トワークは該少なくとも1個の情報処理部上で画像を再
生するための画素特性情報を含むデジタル画像データを
該少なくとも1個の情報処理部に伝達するためのネット
ワークである。
本発明方法の一実施態様では、前記第2のネットワー
クが前記デジタル画像データを記憶するための複数の一
時記憶手段を更に備えており、該一時記憶手段のそれぞ
れが前記情報処理部の少なくとも1個に対応しており、
前記要求ステップが要求を該第2のネットワークを介し
て該一時記憶手段へ送るステップを更に含んでいる。
本発明方法の他の実施態様では、前記要求されたデジ
タル画像データのセグメントの場所を定めるステップ
が、該要求されたデジタル画像データのセグメントが前
記要求している情報処理部に対応する一時記憶手段に置
かれているか否かを定めるステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記要求された
デジタル画像データのセグメントを転送するステップ
が、前記要求されたデジタル画像データのセグメントと
同一の表現を前記一時記憶手段から前記要求している情
報処理部へ転送するステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記一時記憶手
段のそれぞれが複数の情報処理部に対応しており、該情
報処理部の内の1個が前記要求している情報処理部であ
り、前記要求されたデジタル画像データのセグメントの
場所を定めるステップが前記要求されたデジタル画像デ
ータのセグメントが該対応する情報処理部の内の他の情
報処理部に置かれているか否かを定めるステップを更に
含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記要求された
デジタル画像データのセグメントを転送するステップ
が、前記要求されたデジタル画像データのセグメントを
前記対応する情報処理部の内の1個の情報処理部から前
記要求している情報処理部へ転送するステップを更に含
んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記第1のネッ
トワークがデータベース形式の前記デジタル制御情報を
記憶するための第1ネットワーク記憶手段を更に包含し
ており、該デジタル制御情報データベースが前記一時記
憶手段のそれぞれに記憶されている前記デジタル画像情
報についての内容情報を有しており、前記要求ステップ
が要求を該第1のネットワークを介して該第1ネットワ
ーク記憶手段へ送るステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記要求された
デジタル画像データのセグメントの場所を定めるステッ
プが、何れの一時記憶手段が前記要求されたデジタル画
像データのセグメントを包含しているかを定めるために
前記デジタル制御情報データベースを参照するステップ
を更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様は、前記要求されたデ
ジタル画像データのセグメントを該要求されたデジタル
画像データのセグメントを包含する前記一時記憶手段か
ら前記要求している情報処理部へ転送するステップを更
に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記第2のネッ
トワークが前記デジタル画像データを長時間に亙って記
憶するためのアーカイブ記憶手段を更に備え、前記第1
ネットワーク記憶手段に記憶された前記デジタル制御情
報データベースが該アーカイブ記憶手段に記憶された該
デジタル画像データに関する内容情報を有し、前記要求
されたデジタル画像データのセグメントの場所を定める
ステップが該アーカイブ記憶手段が該要求されたデジタ
ル画像データのセグメントを包含しているか否かを定め
るために該デジタル制御情報データベースを参照するス
テップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記要求された
デジタル画像データのセグメントを転送するステップが
該要求されたデータを前記アーカイブ記憶手段から前記
要求している情報処理部に関連付けられた前記一時記憶
手段へ転送するステップを更に有している。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記転送ステッ
プが前記要求されたデジタル画像データと同一の表現を
前記一時記憶手段から前記要求している情報処理部へ送
るステップを更に有している。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記デジタル制
御情報データベースが前記コンピュータアニメーション
システムの前記情報処理部のそれぞれに関連付けられて
いる各ユーザに対応する各ユーザに対する作業割当を行
うための作業リストを更に備えており、また該方法は、
該関連付けられた情報処理部に於いて該ユーザに該対応
する作業リストを提供するステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記デジタル制
御情報データベースが前記コンピュータアニメーション
システムの各ユーザに関連付けられた許可リストを更に
有しており、該許可リストは前記要求されたデジタル画
像データの修正に関する許可状態を各ユーザに提供する
ためのものであり、前記要求ステップが該ユーザについ
ての該許可状態により該ユーザが該要求されたデジタル
画像データの修正を行うことができるか否かを定めるた
めに該許可リストを参照するステップを更に含んでい
る。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記許可状態が
読み出しのみが可能な状態であり、前記要求ステップが
前記ユーザによる前記要求されたデジタル画像データの
恒久的修正を不可能にするステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記許可状態が
読み出し及び書き込みの両方が可能な状態であり、前記
要求ステップが前記ユーザによる前記要求されたデジタ
ル画像データの恒久的修正を可能にするステップを更に
含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様は、前記要求されたデ
ジタル画像データのセグメントの恒久的修正処理に先立
って該要求されたデジタル画像データのセグメントを保
存するステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様では、前記許可状態が
限定された読み出し及び書き込みが可能な状態であり、
前記要求ステップが前記ユーザによる前記要求されたデ
ジタル画像データのセグメントの一部分のみへのアクセ
スを可能にし、該ユーザによる該要求されたデジタル画
像データのセグメントの一部分の恒久的修正を可能にす
るステップを更に含んでいる。
本発明方法の更に他の実施態様は、前記要求されたデ
ジタル画像データのセグメントの一部分の恒久的修正処
理に先立って該要求されたデジタル画像データのセグメ
ントの一部分を保存するステップを更に含んでいる。
本発明によれば、更に、デジタル画像データを処理す
るためのコンピュータアニメーション制作知を使用する
ための装置が提供される。この装置は、この装置によっ
て使用されるコンピュータアニメーション制作システム
は、好ましくは、第1及び第2のネットワークに関連付
けられた、少なくとも1人のユーザによるデジタル画像
データの開発、利用及び改良を可能にするための少なく
とも1個の情報処理部を有している。該第1のネットワ
ークはデータベース情報を含むデジタル制御情報を該少
なくとも1個の情報処理部に伝達するためのネットワー
クであり、該第2のネットワークは該少なくとも1個の
情報処理部上で画像を再生するための画素特性情報を含
むデジタル画像データを該少なくとも1個の情報処理部
に伝達するためのネットワークである。上記使用するた
めの装置(以下では「作用装置」と称する)は、該少な
くとも1個の情報処理部に於いて更に処理を行うために
該デジタル画像データのセグメントを要求するための手
段と、該デジタル画像データのセグメントの場所を定め
るための手段と、該要求されたデジタル画像データのセ
グメントが要求している情報処理部に置かれていない場
合に該要求されたデジタル画像データのセグメントを更
に処理するために該要求している情報処理部に該第2の
ネットワークを介して転送するための手段とを包含して
いる。
本発明の使用装置の一実施態様では、前記第2のネッ
トワークが前記デジタル画像データを記憶するための複
数の一時記憶手段を更に備えており、該一時記憶手段の
それぞれが前記情報処理部の少なくとも1個に対応して
おり、前記要求手段が要求を該第2のネットワークを介
して該一時記憶手段へ送る手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の立の実施態様では、前記要求され
たデジタル画像データのセグメントの場所を定めるため
の手段が、該要求されたデジタル画像データのセグメン
トが前記要求している情報処理部に対応する一時記憶手
段に置かれているか否かを定めるための手段を更に含ん
でいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記要求
されたデジタル画像データのセグメントを転送するため
の手段が、前記要求されたデジタル画像データのセグメ
ントと同一の表現を前記一時記憶手段から前記要求して
いる情報処理部へ転送するための手段を更に含んでい
る。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記一時
記憶手段のそれぞれが複数の情報処理部に対応してお
り、該情報処理部の内の1個が前記要求している情報処
理部であり、前記要求されたデジタル画像データのセグ
メントの場所を定めるための手段が前記要求されたデジ
タル画像データのセグメントが該対応する情報処理部の
内の他の情報処理部に置かれているか否かを定めるため
の手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記要求
されたデジタル画像データのセグメントを転送するため
の手段が、前記要求されたデジタル画像データのセグメ
ントを前記対応する情報処理部の内の1個の情報処理部
から前記要求している情報処理部へ転送するための手段
を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記第1
のネットワークがデータベース形式の前記デジタル制御
情報を記憶するための第1ネットワーク記憶手段を更に
包含しており、該デジタル制御情報にデータベースが前
記一時記憶手段のそれぞれに記憶されている前記デジタ
ル画像情報についての内容情報を有しており、前記要求
手段が要求を該第1のネットワークを介して該第1ネッ
トワーク記憶手段へ送るための手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記要求
されたデジタル画像データのセグメントの場所を定める
ための手段が、何れの一時記憶手段が前記要求されたデ
ジタル画像データのセグメントを包含しているかを定め
るために前記デジタル制御情報データベースを参照する
ための手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様は、前記要求さ
れたデジタル画像データのセグメントを該要求されたデ
ジタル画像データのセグメントを包含する前記一時記憶
手段から前記要求している情報処理部へ転送するための
手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記第2
のネットワークが前記デジタル画像データを長時間に亙
って記憶するためのアーカイブ記憶手段を更に備え、前
記第1ネットワーク記憶手段に記憶された前記デジタル
制御情報データベースが該アーカイブ記憶手段に記憶さ
れた該デジタル画像データに関する内容情報を有し、前
記要求されたデジタル画像データのセグメントの場所を
定めるための手段が該アーカイブ記憶手段が該要求され
たデジタル画像データのセグメントを包含しているか否
かを定めるために該デジタル制御情報データベースを参
照するための手段を更に含んでいる。
本発明の作用装置の更に他の実施態様では、前記第2
のネットワークが前記要求されたデータを前記アーカイ
ブ記憶手段から前記要求している情報処理部に関連付け
られた前記一時記憶手段へ転送するための手段を更に有
している。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記転送
手段が前記要求されたデジタル画像データと同一の表現
を前記一時記憶手段から前記要求している情報処理部へ
送るための手段を更に有している。
本発明の作用装置の更に他の実施態様では、前記デジ
タル制御情報データベースが前記コンピュータアニメー
ションシステムの前記情報処理部のそれぞれに関連付け
られている各ユーザに対応する各ユーザに対する作業割
当を行うための作業リストを更に備えており、また該使
用装置は、該関連付けられた情報処理部に於いて該ユー
ザの内の少なくとも1人に該対応する作業リストを提供
するための手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記デジ
タル制御情報データベースが前記コンピュータアニメー
ションシステムの各ユーザに関連付けられた許可リスト
を更に有しており、該許可リストは前記要求されたデジ
タル画像データにアクセスするための許可状態を各ユー
ザに提供するためのものであり、前記要求手段が該ユー
ザについての該許可状態により該ユーザが該要求された
デジタル画像データの修正を行うことができるか否かを
定めるために該許可リストを参照するための手段を更に
含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記許可
状態が読み出しのみが可能な状態であり、前記要求手段
が前記ユーザによる前記要求されたデジタル画像データ
のセグメントへのアクセスを可能にするための手段及び
該ユーザによる該要求されたデジタル画像データの修正
を不可能にするための手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記許可
状態が読み出し及び書き込みの両方が可能な状態であ
り、前記要求手段が前記ユーザによる前記要求されたデ
ジタル画像データへのアクセスを可能にするための手段
及び該ユーザによる該要求されたデジタル画像データの
修正を可能にするための手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様は、前記要求さ
れたデジタル画像データのセグメントの恒久的修正のた
めの手段に先立って作動する。該要求されたデジタル画
像データのセグメントを保存するための手段を更に含ん
でいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様では、前記許可
状態が限定された読み出し及び書き込みが可能な状態で
あり、前記要求手段が前記ユーザによる前記要求された
デジタル画像データのセグメントの一部分のみへのアク
セスを可能にするための手段及び該ユーザによる該要求
されたデジタル画像データのセグメントの一部分の恒久
的修正を可能にするための手段を更に含んでいる。
本発明の使用装置の更に他の実施態様は、前記要求さ
れたデジタル画像データのセグメントの一部分の恒久的
修正のための手段に先立って作動する、該要求されたデ
ジタル画像データのセグメントの一部分を保存するため
の手段を更に含んでいる。
本発明のアーキテクチャ及び方法に於いては、アニメ
ーションの処理を支援するために複数の情報処理部を用
いることにより、古典的アニメーションスタイルのアニ
メーションの制作費用が削減される。上記情報処理部に
より、“YABBA DABBA DEC"に於いて論じられているよう
に、処理能力は中央から第1及び第2のネットワークに
沿って分散された場所に本質的に分配される。このよう
にして、中央集中型システムに於けるデータに対する集
中的な要求は、複数の情報処理部に同時に分配される。
本発明のアーキテクチャの設計及び方法によれば、2
個の独立したグローバルエリアネットワークを利用する
ことによりデジタル画像データ及び制御情報のスループ
ットが最大化され、他方、処理能力を情報処理部に分配
することにより、システムの様々な障害によって引き起
こされる可能性のある作動停止時間が最小化される。複
雑なデータベース管理システム(アニメーションロジス
ティックスシステム)は又、全ての記憶割当及び制作ス
ケジュールを監視することにより効率を増大させる。制
作プロセスの監督者には分散された情報処理部に於いて
実行されている全てのタスクの状態が常時与えられる。
最後に、アーキテクチャの設計は拡張が容易に行われる
ようになされている。
(実施例) 以下のように、実施例を説明する。
I.全体構成(第1図及び第2図) II.ワークステーション(第3図) III.アニメーションロジスティックスシステム(第1図
及び第2図) IV.場面データベースファイル及び画像データファイル
の両方の獲得及び返送方法 (a)ユーザ対話ルーチン(第4図) (b)作業選択ルーチン(第5図) (c)作業リスト獲得ルーチン(第6a図及び第6b図) (d)作業選択データベース照会ルーチン(第7図) (e)アクセス調停ルーチン(第8a図及び第8b図) (f)場面データベース獲得ルーチン(第9図) (g)画像データ獲得ルーチン(第10図) (h)ローカルディスククラスタからの画像ファイル獲
得ルーチン(第11図) (i)遠隔ディスククラスタからの画像データ獲得ルー
チン(第12a図、第12b図及び第12c図) (j)各クラスタボリュームディレクトリの探索ルーチ
ン(第13図) (k)データ改良ルーチン(第14図) (l)アクセス解放ルーチン(第15a図、第15b図及び第
15c図) (m)場面データベースファイルの返送ルーチン(第16
図) (n)アーカイブ記憶管理ルーチン(第17図) I.全体の構成(第1図及び第2図) 第1図はデジタル画像を処理するためのコンピュータ
情報処理装置2(又は、コンピュータアニメーション制
作システム)の概略ブロック図を示している。コンピュ
ータアニメーション制作システム2は2つのグローバル
エリアネットワークを有している。好ましい実施例で
は、第1のグローバルエリアネットワーク4はデジタル
制御情報を17個の情報処理装置(ワークステーション)
44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、6
8、70、72、74及び76(44−76)に伝達する。制御情報
は、アニメーションロジスティックスシステム23内のデ
ータベース管理システム20によって管理されたデータベ
ース情報を含んでいる。このアニメーションロジスティ
ックスシステム23は第1及び第2のグローバルエリアネ
ットワーク(4、6、8、10、12及び14)の両方に専念
している。
アニメーションロジスティックスシステム23のデータ
ベースは、磁気ディスクドライブ21上に格納された関係
型データベースである。アニメーションロジスティック
スシステム23は、分散したワークステーション44−76で
の制作作業を調整すること、及びワークステーション44
−76への制御情報を提供することにより、システム全体
の効率を改善する。特に、好ましい実施例ではアニメー
ションロジスティックスシステム23は次の機能を果た
す: (1)制作のスケジューリング (2)制作の追従及び報告の作成 (3)場面データベースの管理 (4)デジタル画像データベース管理、及び (5)記憶の割当て これらのそれぞれのタスクに関するより詳細な議論
は、第III部(以下に)現れるであろう。アニメーショ
ンロジスティックシステム23はコンピュータアニメーシ
ョン作成システム2の中核を成す。というのは、これは
巨大な量のデジタル画像データ及びデータベース情報の
制御を提供するからである。
第2のグローバルエリアネットワークは、ワークステ
ーション44−76への、及びワークステーション44−76か
らのデジタル画像データの転送のために、一連の高速バ
ス6、8、10、12及び14を提供する。好ましい実施例て
は、この第2のグローバルエリアネットワーク6、8、
10、12及び14は共に、合わせて約1.25×106メガバイト
のデータを保持する一連の格納ユニット17、19、28、3
0、32、34及び35へリンクしている。この格納ユニット
は光ディスク17、大容量テープドライブ19、ディスクク
ラスタ記憶場所28、30、32、34及び35を有している。ア
ニメーションロジスティックスシステム23は、これらの
それぞれの可能ユニット上の格納割当てのトラックを保
持している。
アニメーションロジスティックスシステム23は、共に
長期に亘って大量のデジタル画像データを格納しておく
ための、光ディスク又は“ジュークボックス"17、及び
大容量テープドライブ又は“ジュークボックス"19のア
ーカイブ記憶処理を行うためのスレーブ22を含んでい
る。更に詳細には、大容量のテープドライブ19は、バッ
クアップのため(即ち、電力損、装置の損傷又は人為的
誤りの場合)並びにディスククラスタ28、30、32、34及
び35上に現在格納されていないデジタル画像データをア
クセスするために用いられる。また、テープドライブ19
は、現在ディスククラスタ28、30、32、34及び35にある
ファイルのように、しばしばアクセスされないファイル
のための第2のデータ格納装置として用いられる。好ま
しい実施例では、テープドライブ19に対する格納の必要
条件は、数百ギガバイトからテラバイトのデータの範囲
である。典型的には、テープドライブ19上のファイル
は、アスキーファイルと圧縮2進画像データファイルと
の混合から成る。
また、光ディスク17は、高ボリュームアーカイブ画像
データ記憶装置を含んでいる。好ましい実施例では、光
ディスク17は、完成した場面を将来参照するための追記
型ディスクシステムである。また、光ディスク上に格納
されたファイルは、アスキーファイルと圧縮2進データ
ファイルとの混合から成り、テープドライブシステム19
と同様の格納データの必要条件を有している。
アーカイブの両方の形式(即ち、テープドライブ19及
光ディスク17)は、完成したアニメーション画像作品を
損失又は損傷から保護するのに極端に有用な役割を果た
す。アニメーションロジスティックスシステム23は、ア
ーカイブ記憶装置の両方の形式に格納された全ての画像
データの位置の記録を保持するだけでなく、完成された
作品を制作するのに必要な情報の全てを記憶する責任を
有している。(第III部を見よ) 第2のグローバルエリアネットワークのそれぞれの高
速バス6、8、10、12及び14は、並列ディスク制御装置
42、40、38、36及び43に接続され、これらの制御装置
は、それぞれのディスククラスタ28、30、32、34又は35
へのアクセスを調整するローカルエリアネットワークと
して機能している。それぞれのディスククラスタ28、3
0、32、34及び35は、好ましくはデジタル画像データを
トータルで16ギガバイトの格納容量を有する16のディス
クドライブを有する。並列ディスク制御装置の好ましい
実施例は、Maximum Strategy,Inc.,160 East Virginia
Street,San Jose,California 95112,によって販売され
ている“Strategy 1TM"ディスク制御装置であり、“Str
ategy 1−−File Access Contoroller"と題されるユー
ザのマニュアルは、参照によってここに組み込まれてい
る。
好ましい実施例では、並列ディスク制御装置42、40、
38、36及び43は、特定のクラスタの16個のディスクの4
個に並列に読み取り及び書き込みを行なうことにより、
通常のディスク制御装置の4倍のスピードでデータを転
送する能力がある。データの転送が非常に効率的なの
で、5つのワークステーションが1つの並列ディスク制
御装置及びそれに関連するディスククラスタを、処理上
共有できる。クラスタ内の使用可能なディスクスペース
は、関連するワークステーションに多量のディスク容量
を提供する。ディスククラスタは現在アクセスされてい
る、又はアクセスされると予想される場面のために利用
されることが想像される。より詳細には、アクセスされ
ると予想される場面は先取りされ、デジタル画像データ
をアクセスするのに必要な特定のワークステーションを
見越して、適当なクラスタ上に格納される。この方策
は、必要なクラスタ間の転送数を実質的に減少させる。
好ましくは、並列ディスク制御装置は、関連するワーク
ステーションが、シリンダ、トラック及びセクタのよう
な物理的ディスクパラメータよりむしろ、論理ブロック
に基づいて伝達することを可能にする。この方策は、論
理ブロックから物理ブロックへのマッピング、ブロック
管理及びデータエラー回復を含む詳細の低レベルのアク
セスを扱うという負担から、ユーザ及びワークステーシ
ョンを解放する。
データがアーカイブ記憶装置17又は19から特定のワー
クステーションに転送されたときはいつでも、画像デー
タは要求されるワークステーションに関連する並列ディ
スク制御装置に送られ、最初にローカルディスククラス
タに格納される。並列ディスク制御装置はデジタル画像
データのコピーを生成し、そして、それを要求されるワ
ークステーションに送る。この並列ディスク制御装置に
接続されている他のワークステーションは、要求されて
いるワークステーションが現在のタスクを完了した後、
必要なデジタル画像データにアクセスし得る。このプロ
セスの詳細な記述は、第IV部(g)、第IV部(h)、及
び第IV部(i)に現れる。
単一フレームビデオシステム24は、図版(即ち、背景
とキャラクタスケッチ)をコンピュータアニメーション
制作システム2に入力する。これは、図版を走査し、そ
れをデジタル画像データに変換することにより行われ
る。デジタル画像データは、第1のグローバルエリアネ
ットワーク4によってデジタル化カメラチェックワーク
ステーションに送られ、そこでユーザは、もし必要なら
デジタル化された画像の仕上げ等を行う。(第II部を見
よ) 第2図を参照すると、第1図のコンピュータアニメー
ション制作システム2のための他の構成が描かれてい
る。ワークステーション44、並列ディスク制御装置38、
及びディスククラスタ28が、第2のグローバルエリアネ
ットワークの高速バス12に接続されて示されている。こ
の配置により、デジタル画像データ及びデジタル制御デ
ータベース20のアーカイブ記憶装置22の対等関係は、ス
パーコンピュータによってラベルされたアニメーション
ロジスティックスシステム22、20に統合される。第1の
グローバルエリアネットワーク4及び第2のグローバル
エリアネットワーク12は両方とも、アニメーションロジ
スティックスシステム22、20に接続されている。アニメ
ーションロジスティックスシステム22、20は、上で議論
したアニメーションロジスティックスシステム23(第1
図)に正確に同じであるが、2つではなく1つのコンピ
ュータシステムがアーカイブ記憶処理とデータベース制
御機能を果たしている。それに加えて、光ディスク19及
びカートリッジテープ17は、両方ともデジタル画像デー
タ及び制御データベース情報の両方を格納するために、
アニメーションロジスティックスシステム22、20に接続
されている。アニメーションロジスティックスシステム
(第1図及び第2図)のより詳細な議論については、第
III部を参照されたい。
II.ワークステーション(第3図) ワークステーションの好ましい実施態様についてより
詳細な論議が今から提示される。その好ましい実施態様
では、17のワークステーションのおのおのは、第3図で
示され、これから説明されるワークステーションと同様
の構成要素を備えている。第3図を参照すると、ワーク
ステーション44は第一グローバルエリアネットワーク4
と第二グローバルエリアネットワーク12の両方に接続さ
れている。第一グローバルエリアネットワーク4はデジ
タル制御装置をワークステーション44に伝達し、第二グ
ローバルエリアネットワーク12はデジタル画像データを
ワークステーション44に単独に伝達する。ワークステー
ション44は画像処理装置76及びホストコンピュータ78か
ら成る。画像処理装置76には、図版及び完成したアニメ
ーションを表示するための画像表示装置200が取り付け
られている。ホストコンピュータ78には制御情報表示装
置202、キーボード206及びマウス204が接続されてい
る。また、ホストコンピュータ78には、オペレーティン
グシステムソフトウエア(Unixオペレーティングシステ
ムが好ましい)、ローカルアプリケイションソフトウエ
ア、及びアニメーションロジスティックシステム23のデ
ータベース20から受信するデータベース情報を記憶する
ためのディスクドライブ140も接続されている。マウス2
04、キーボード206、及びグラフィックタブレット207
は、ワークステーションのユーザが制御情報表示装置20
2上で情報を処理することにより、ホストコンピュータ7
8と通信するのを可能にする。公開シート(exposure sh
eet)の更新、デジタル画像データの要求等は、キーボ
ード206、マウス204あるいはグラフィックタブレット20
7により、作成される。
本実施例において、画像処理装置76は、画素デジタル
画像データを調節するように設計された、Pixar画像コ
ンピュータ(Pixaj Inc.,San Rafael,California 9491
3)である。4色の画素が、赤、緑、青及びアルファ(a
lpha)の画像の「チャネル」のための4つの12ビット量
として格納されている。同時に、これらの4チャネルは
記憶装置内のいかなる特定画素の記憶位置についても、
その色(RGB)及び透明度(アルファ)を規定する。画
像はローカルディスククラスタ28、30、32、34、あるい
は35に格納される。
本実施例において、ホストコンピュータ78は、Sun Se
ries 3、Silicon Graphics Iris 3100シリーズあるいは
Dec micro VAXII/Ultrixシステムのいずれかである。ホ
ストコンピュータは、キーボード206、マウス204、グラ
フィックタブレット207を介して、ならびにディスクド
ライブ140においてユーザ側とインターフェイスしてい
る、第一グローバルエリアネットワーク4及び第二グロ
ーバルエリアネットワーク12との間の全ての通信が可能
である。
各ワークステーションは次のいずれのタスクも実行す
ることができる。
1)デジタル化カメラのチェック、 2)セルの着色、 3)画像合成、 4)場面のプランニング、 5)背景の彩色、 6)色のモデル化、及び 7)レイアウトデザイン 先に論じられたように、デジタル化カメラのチェック
の機能は、カラーエッジ等を修正することによって、ユ
ーザがデジタル化された画像を修正することを可能にす
る。より詳細には、全体を線で囲まれていない領域が囲
まれる。汚れが除去され、清浄な映像が、第二グローバ
ルエリアネットワークの高速バス6、8、10、12、ある
いは14の内の一つを通ってローカルディスククラスタ2
8、30、32、34、あるいは35に送られる。キャラクター
スケッチは、標準のアニメーションペーパー上に鉛筆あ
るいはインクで、黒と白の線画の形をとる。背景は、一
般に走査のために作成される、標準色の背景画の形をと
る。当業者であれば、様々なタイプの、図版をデジタル
化したり走査したりする装置及び技術にすぐに通じるも
のである。
ワークステーションのセルの着色の機能は、ユーザが
線の色を変えたり、カスタム化されたパレットから選ん
だ任意の色で部分部分を塗りつぶすことを可能にする。
各フレームを塗りつぶしたり修正したりした記録は、の
ちにその色を再デザインする必要のでたときに、図版を
自動的に再彩色するために保管される。
ワークステーションの画像合成可能は、該システム
が、取り去り(wipe)、パンし(pan)、交換し(truc
k)、交差させ(cross)、次第に薄れさせ(dissolv
e)、溶暗にする(fade)ことを可能にする。さらに、
焦点を合わせ、曇らせ、ぼかし、色を薄くつけるフィル
タも応用できる。該機能は、ワークステーションの場面
プランニング機能により生成される公開シート(第III
部参照)によって機能する。より詳細には、場面プラン
ニング機能は、ユーザが公開シートを作成し、更新する
ことを可能にする。さらに、個々のレベルでサイズ変
更、ローテーション、せん断及び置換といった補入をス
ムーズにする制御によって、マルチプランニングが実施
され得る。
ワークステーションの背景の彩色機能は、ユーザが広
い背景をパンし、必要な領域を彩色できるように作成さ
れている。該機能は、異なる大きさ及び異なる形の画
筆、透明度、異なる方法の彩色(「エアブラシ」、汚し
(smear)、及びにじませ(blur)を包含する)、画
面、線、部分を白くしたり色を入れたりすること、パレ
ットコントロール、映像の格納と検索、切断したり張り
合わせたりすること、拡大及びカーソルコントロールを
包含する。
ワークステーションの色のモデル化機能は、セルの着
色及び背景彩色の機能で使用するための色彩範囲をユー
ザが設定することを可能にする。おのおのの色は主要色
(赤、緑、及び青)から、あるいは永久指標(perpetua
l parameters)(色合い、彩度、及び明暗度)から混成
され得る。色彩範囲は、必要な色をパレットの必要な位
置に割り当てることによって設定される。該機能によ
り、彩色者は、あたかも実物の油絵の具で彩色している
かのように、必要な色を手に入れることができる。レイ
アウト機能な、ユーザがアクション、すなわち背景に対
するキャラクターの動き、カメラパン、及びズームを設
計することを可能にする。
各ワークステーションは数種の他の機能を持つと想定
されるが、本発明を説明することが目的のため、それら
の機能は論議される必要はない。要約して述べれば、各
ワークステーションは、従来のスタジオその他の機能を
全て備えた、ミニ・プロダクションハウスとして機能す
るのである。このようにして、コンピュータアニメーシ
ョン制作システム2の処理能力は、ワークステーション
44〜76において、第一及び第二グローバルエリアネット
ワークに沿って分散される。
III.アニメーションロジスティックスシステム(第1図
及び第2図) アニメーションロジスティックスシステム23(第1
図)が相対的に重要なので、ここではアニメーションロ
ジスティックスシステム23の適切な機能及びデータベー
ス内容についての、より詳しい論議が提示される。アニ
メーションロジスティックスシステム23が、長編特作
(feature−film)アニメーションの制作全体を効果的
に調整し、制御するために、コンピュータアニメーショ
ン制作システム2の「バックボーン」を形成することを
思いだしてもらいたい。先に、アニメーションロジステ
ィックスシステム23の特別機能の一部分が提示された。
1)制作スケジューリング、 2)制作追跡、及びレポート作成、 3)場面データベースの維持、 4)デジタル画像データベースの維持、及び 5)格納情報の取扱い。
アニメーションロジスティックスシステム23の制作ス
ケジューリングの機能は、相互作用的に管理者又は監督
者が、コンピュータアニメーション制作システム2にお
ける制作の優先順位を設定し、あるいは変更できるよう
にする、全ての機能を含有する。アニメーションロジス
ティックスシステム23は、各場面及び全体としての制作
工程における正確な制作状態を詳細に報告する管理レポ
ートの作成に必要な全ての情報を維持する、別個の制作
管理データベースを維持している。次に挙げるのは、各
場面のために維持されている情報の一部である。
1)制作番号、 2)順序番号、 3)場面番号、 4)フレームの番号、 5)ロック状態(例えば、読み書き(read−write)
か、あるいは限定された読み書き(limited read−writ
e)か)、 6)位置状態、 7)完了状態(例えば、20−30のトラッキング完了日
(dates))、 8)アクセス度数データ、及び 9)図案作成(例えば、スクリプト情報) 情報は、関係型データベースの形で表にされるのが好
ましい。関係型データベースの構成及び操作についての
詳しい論議については、ここでは参考として組み入れる
ものだが、Addison−Wesley社(1986)第4版、第1巻
の、C.J.Dateによる「An Introduction to Database Sy
stems」を参照されない。関係型データベースはユーザ
が、制作管理データベースにおいて、データを検索し、
処理するために、有力な関係型操作をすることを可能に
する。例えば、特定の制作に関連する場面全てにおい
て、進行情報を検索するために、ある「選ばれた」操作
がとられ得る。このように、制作上の状態情報が検索さ
れ、各場面の進行に関するレポートが作成され得る。
制作管理データベースのエントリあるいは段(row)
のおのおのには、ファイルトラッキングデータベース上
に、アニメーションロジスティックシステム23にも維持
されているエントリが、全く維持されていない、あるい
は一つ、もしくはそれ以上維持されている。ファイルト
ラッキングデータベースは、ディスククラスタ位置28、
30、32、34、あるいは35に格納されている各場面に、デ
ジタル画像データの位置を提供する。おのおののディス
ククラスタは4つのボリュームに好ましく分割され、各
ボリュームは、それと関連する別々のクラスタボリュー
ムディレクトリを持っている。ファイルトラッキングデ
ータベースは、システム上の各画像データファイルのた
めのクラスタ及びボリュームロケーションを維持してい
る。通常、与えられた場面に対する特定のクラスタの探
索を行うためには、与えられた場面を位置づけるため、
クラスタディレクトリに対し、4アクセスまでが必要で
ある。ところが、ファイルトラッキングデータベースで
は、必要な場面を位置づけるためには1アクセスが必要
なだけである。ファイルトラッキングデータベースと制
作管理データベースは共に、システム中の各場面の状態
(例えば、その場面がデジタル化されたのか、着色され
たのか、切断されてストーリーリールになったのか、
等)に応じて、画像データの位置の追跡を続ける。先に
述べたように、該情報は印刷された報告書という形で、
監督者に届けられることが可能である。
制作管理データベースの各エントリは、場面構成とそ
の情報量に関するいっさいの情報を含有する1つあるい
はそれ以上の場面データベースに対応する。特に、場面
データベースは、公開シート、バインディングリスト、
場面構成データベース、及びテストを含有する、特定の
場面に関するいずれのファイルにもアクセスする必要の
ある、全ての情報を包含する。公開シートは、1つの場
面に関して大量の情報を含有する。すなわち、フィール
ディング、タイミング、モーション、特殊効果、セルの
順序、等の情報項目である。それらは、制作の構成に応
じて場面データベース内に編成される、即ち、それらは
制作番号、順序番号、及び場面番号によって検索され
る。
バインディングリストは、公開シートに記録される、
各図版の指定手段に関連する特定の図版のバージョンを
示す。例えば、「Basil」というキャラクタに対し、あ
る特定の図版の3種のバージョンがあるとする。バイン
ディングリストは、実際のデジタル画像データが記憶装
置(つまり、ディスククラスタ、アーカイブ記憶、等)
から得られる時、どのバージョンの「Basil」が検索さ
れるべきかを指定する。場面構成データベースと呼ばれ
る別のデータベースが、キャラクタの正しいバージョン
その他が適切な順序及び適切な配列で見せられるよう
に、公開シートに適切なバインディングリストを連結さ
せる。
「テスト」というのは、公開シートとバインディング
リストを共に合併させることにより設定される、場面の
「乾実行(dry run)」(アニメーションの試験)であ
る。テストの結果は合成デジタル画像データファイルと
いう形で記憶装置に保管される。
アニメーションロジスティックスシステム23は、関係
型データベースという形で、アーカイブ制作管理データ
ベース(アーカイブデータベース)の維持もしている。
アーカイブデータベースは、光学ディスク17あるいは大
容量のテープ駆動装置19に一時的あるいは長期格納のた
めに格納されている全てのファイルの追跡を続ける。記
録保管データベースに格納されている情報の一覧の一部
は次のようなものである。
1)制作番号、 2)順序番号、 3)場面番号、 4)長さ、 5)格納媒体タイプ、 6)格納媒体識別名、及び 7)格納媒体位置。
項目5、6、及び7は、アーカイブ記憶装置17及び19
のいずれにおいても、格納されているデジタル画像デー
タの名称と位置を指定する。実像データはアーカイブ記
憶装置17及び19に格納されるので、アニメーションロジ
スティックスシステム23は、保管されたファイルが正し
く追跡されることを確実にするために、アーカイブデー
タベースを更新するのである。
アニメーションロジスティックスシステム23は、制作
に作業の流れを与えるために、関係型データベースとい
う形で作業記録データベースの維持もしている。アニメ
ーション作品の制作は概して、行われる作業が決まった
順序の中で、ある場所から別の場所へ進んでいく、流れ
作業のように考えられがちである。しかしながら、その
順序はいつも固定しているとは限らない。場面はしばし
ば、やり直されるべき前の工程に戻されなくてはならな
いことがある。作業記録は、ユーザに特定の場面その他
に対して作業の割当てを与える編成を提供する。作業リ
ストに格納されている情報の一部に対するデータベース
は、以下のものを含有する。
1)制作番号、 2)順序番号、 3)場面番号、 4)場面の長さ、 5)場面の状態、及び 6)やり直しフラグ及び説明、等。
関係型操作(つまり選択操作、等)は、特定の制作の
必要な場面に関する、作業リスト情報を検索するために
行われ得る。同時実行を避けるために、ロッキングメカ
ニズムが複数のユーザが同じ作業リストを同時に更新し
ようとするのを妨げる。(第IV部(b)及び第IV部
(c)参照。) ワークステーションの特定のユーザが場面データベー
スファイルを必要とするとき、アニメーションロジステ
ィックスシステム23は、ファイルが次の3方法の内の1
方法でアクセスされることを認める。
1)読み書き用状態、 2)読み取り専用状態、及び 3)限定的読み書き用状態。
複数のユーザが場面のコピーを得る(つまり、デジタ
ル画像データ及び関係型データベースが情報を与える)
ことができ、かつそれを変更することができる(読み書
き)、マルチ・ユーザシステム(本実施例では、17人の
ユーザが17のワークステーション(44〜76)を同時に操
作することができる)では、情報が消されるかもしれな
いという危険性がある。この問題点は、どんな時でもそ
の時には1人のユーザだけがファイルを変更するのを許
されるようにすれば、除去される。制作管理データベー
ス(上述)は、一覧の有効な場面及びそれらに関連する
ファイルを維持し、どのユーザもそれを変更しようとし
て各自のワークステーションに場面のコピーを引き出す
のかどうかということを維持する(ロック状態)。1人
のユーザにしかある場面の「読み書き」の許可を与えな
いということだけで、アニメーションロジスティックス
システム23は、制作データの保全性を保護できる。も
し、あるワークステーションがファイルに「読み書き」
のロックをしていて、別のワークステーションが「読み
書き」のファイルを必要とすれば、リクエスタはその場
面へのアクセスを拒否され(場面がロックされてい
る)、拒否の理由及びその場面のワークステーション/
ユーザの識別の表示が返される。さらに詳細については
第V部(e)を参照されない。この様な情報によって、
情報を要求するワークステーションのオペレータは、必
要な場面を使用する予定について、電話あるいは他の方
法で照会することができる。
ユーザが、ファイルの内容に影響を与える事なく、場
面データベースファイル及び関連する画像データファイ
ルを手にいれようとしている状況が想定される。例え
ば、ユーザはテストを行い、フレームを見、あるいはフ
ァイルの内容に影響しない他の操作をしようとしてい
る。この様な状況においては、ユーザに、ファイルの内
容を変えたり付け加えたりすることが不可能な状態で特
定の場面データベースファイルを手に入れることを可能
にする、「読み取り専用」を許可する状態が利用でき
る。基本的には、ファイルのコピーは、情報を必要とす
るユーザに有効なように作成され、該コピーは記憶装置
には返却されない。アニメーションロジスティックスシ
ステム23は、「読み取り専用」コピーの番号あるいは位
置を追跡しない。なぜなら、それは元のファイルの内容
を変えないからである。それは結局は削除されるのであ
る。より詳しい論議については、第IV部(m)を参照さ
れたい。
他の状況としては、あるい特定の場面に対する操作
は、別々のワークステーションを同時に使う数人のユー
ザの間で分割されことが考えられる(例えば、デジタル
化、カメラ、背景、その他)。このような状況では、ワ
ークステーションが場面データベースファイルを共有で
きるように、特別な一連の規則が考案される。想定され
る方法により、各ユーザは、場面データベースファイル
の各々特定な部分にのみ影響するように、「読み書き」
を許可する状態の元に場面データベースファイルの特定
部分を手に入れることができるようになる。この構成
が、「限定された読み書き」を許可する状態である。各
ワークステーションによる指示を完了すると、場面デー
タベースファイル及び画像データファイルの更新された
部分は、復帰し、お互い合併して、新たに更新された場
面データベース及び画像データファイルを形成する。よ
り詳しい論議については、第IV部(m)を参照された
い。
IV.場面データベースファイル及び画像データファイル
の両方を獲得及び復帰する方法 第4図、第5図、第6a図、第6b図、第7図、第8a図、
第8b図、第9図、第10図、第11図、第12a図、第12b図、
第12c図、第13図、第14図、第15a図、第15b図、第15c
図、第16図及び第17図を参照にして、画像データファイ
ル及び場面データベースファイルの両方を獲得し、使用
し、復帰させる方法論を表す、詳細な論議がここでは提
示される。
a)ユーザ対話ルーチン(第4図) 第4図を参照すると、場面データベースファイル及び
画像データファイルを検索し、復帰させるのに必要な操
作の全手順を詳しく説明するために、ユーザ対話と題さ
れるフローチャートが示されている。楕円形のブロック
は、添付の図面にもっと充分に描かれている、サブルー
チンコールを示している。第4図のブロック302を参照
すると、作業選択ルーチン(第5図)(第IV部(b)を
参照)は、ユーザがとりかかりたいと考えているある特
定の場面に関連する、制作、順序、及び場面の番号(あ
るいは識別)を判断するために呼び出される。ブロック
304では、アクセス調停ルーチン(第8a図および第8b
図)(第IV部(e)参照)は、他の誰かが同時にコンピ
ュータアニメーション制作システム2で、必要な場面に
アクセスを行っているかどうかを判断するために呼び出
される。アクセス調停ルーチン(第8a図及び第8b図)
(第IV部(e)を参照)は、情報を要求するユーザと要
求されるファイルの許可状態のレベルを調べることによ
って、要求されるファイルのアクセス可能性を決め、
「アクセス可能」あるいは「アクセス不可能」のいずれ
かのメッセージを返す。処理は、要求される場面へのア
クセスが受け入れられたかどうかの決定がなされる、ブ
ロック306へと続く。要求される場面へのアクセスが受
け入れられなかったと仮定すると、処理はブロック302
へと続き、そこではユーザは別の識別を得ることによ
り、新たな場面を選ぶ機会が与えられる。即ち、処理が
再びはじめから始まるのである。アクセスがブロック30
4及びブロック306で受け入れられると仮定すると、処理
はブロック308へと続き、そこでは場面データベース獲
得ルーチン(第9図)(第IV部(f)参照)が呼び出さ
れる。
先に述べたように、場面データベースは、コンピュー
タ公開シート、バインディングリスト、場面バージョン
リスト、テスト、等を含有する、ある特定場面について
の情報全てを包含する(第III部参照)。場面データベ
ース獲得ルーチン(第9図)は、場面データベースファ
イルの位置を判断し、ファイルのコピーを手にいれ、そ
れを、情報を要求するワークステーション44〜76に関連
するローカルディスクドライブ140、142、144、146、14
8、150、152、154、156、158、160・・・174へ移動させ
る。一旦場面データベースファイルが獲得されてしまう
と、場面データベースに関連するデジタル画像データ
が、ブロック310で画像データ獲得ルーチン(第10図)
(第IV部(g)参照)によって検索される。画像データ
獲得ルーチン(第10図)は、場面データベースファイル
に関連するデジタル画像データファイルを位置づけ、も
し必要であれば、情報を要求するワークステーション44
〜76に関連するディスククラスタ28、30、32、34、ある
いは35に、画像データを移動させる。デジタル画像デー
タがローカルディスククラスタにあるときは、画像デー
タファイルのコピーが作成され、情報を要求するワーク
ステーションに送信される。ユーザはブロック312のデ
ータ改良ルーチン(第14図)(第IV部(k)参照)で、
自分のワークステーションでの画像データを改良させ
(enhancement)得る。
ブロック314では、ユーザが改良を目的として付加的
な画像データファイルを手に入れる必要があるかどうか
の判断がなされる。もし、ユーザが続けたければ、処理
は、ユーザが画像データの獲得及び更新を終了したとい
うことを明確にするまで、ブロック310、312、及び314
に続く。ユーザが処理を「循環する(cycle)」のを続
けたくないと仮定すると、処理はブロック316へ進み、
そこではアクセス解放ルーチン(第15a図、第15b図、及
び第15c図)(第IV部(c)参照)が呼び出される。
アクセス解放ルーチン(第15a図、第15b図及び第15c
図)の目的は、アクセスを解放すること及び、その時オ
ープンになっていた、場面データベースと画像データフ
ァイルの両方を復帰させることである。一旦、場面デー
タベース及び画像データベースファイルが解放され、復
帰されてしまうと、処理はブロック302へと続く。ブロ
ック302では、ユーザには、場面データベースファイル
及び関連する画像データファイルを獲得し、使用し、復
帰させる全処理を、再び始める機会がある。もしユーザ
が工程を続けたくないなら、処理は停止して、ユーザの
次の指示を待つだけである。
b)作業選択ルーチン(第5図) 第5図を参照し、作業選択ルーチン(第5図)のより
詳細な論考を述べる。ブロック302で、要求される場面
データベースファイルの識別情報を得るために、三つの
異った方法のうち、どの一つが行なわれるべきか、決定
される。ユーザが作業リストから識別情報を得たいと望
んだと仮定すると、処理がブロック322に続き、その間
に作業リスト獲得ルーチン(第6a図と第6b図)(第IV部
(c)参照)が、呼び出される。ユーザの監督者によっ
て、ユーザにどの様な課題そしてどの場面を行なうべき
か情報を与えるために、あらかじめ計画された指定のリ
ストを、作業リストが含んでいることを思い出された
い。作業リストは、又要求される場面(第III部参照)
と関連する識別情報を与える。ブロック328で、作業リ
スト獲得ルーチン(第6a図と第6b図)がなされる間、エ
ラーが起こったかどうか決定する。該ルーチンの間エラ
ーが起こらなかった仮定すると、ブロック334に行っ
て、プロセスがユーザ対話ルーチン(第4図)に戻る。
ブロック328に戻って、作業リスト獲得ルーチン(第6
a図と第6b図)の間にエラーが起こったら(すなわち、
特定のユーザに関連する作業リストがない)、その時処
理はブロック320に続く、この時、ユーザは、識別情報
を決定するために、異った識別方法を選ぶことになる。
ユーザが操作することになっている場面が、特定の背景
あるいは連想されるセル画像、例えば暴風雨を持ってい
るということを知っていると仮定する。ユーザは暴風雨
に関する全ての場面を得るために、制作管理データベー
スに質問操作を行うことができる。ブロック324の間、
作業選択データベース質問ルーチン(第7図)(第IV部
(d)参照)が、照会を行なうのに適当な、関連型デー
タベース操作を行うために呼び出される。ブロック330
の間、作業選択データベース照会ルーチン(第7図)の
間にエラーが起こったかどうかが決定される。エラーが
起こらなかったと仮定すると、ブロック334に処理は続
き、その間に処理はブロック304でユーザ対話ルーチン
(第4図)に戻る。ブロック330に戻り、もし、作業選
択データベース照会ルーチン(第7図)の間にエラーが
起こっていれば処理はブロック320に戻る。
ユーザと関連する作業リストがなく、ユーザが制作管
理データベースに照会する十分な情報を持っていないと
仮定すると、その時ユーザが場面データベースファイル
を得ることができる唯一の方法は、制作、シーケンス、
場面番号を直接に入力することである。典型的には、監
督者がユーザに特定の場面を獲得することを特別に指図
し、コンピュータアニメーション制作システム2の外に
あるユーザに、識別情報を与える場合にこれは起こる。
ブロック326の間、外面的な出来事が起こり、その間ど
んなシステムベースにも関わっていないユーザは、特定
の場面データベースファイルのための識別情報を得る。
ブロック334で処理は続き、その間にブロック304で処理
はユーザ対話ルーチン(第4図)に戻る。
c)作業リスト獲得ルーチン(第6a図と第6b図 第6a図と第6b図を参照して、ブロック322の作業選択
ルーチン(第5図)の中で言及される作業リスト質問ル
ーチンの詳細な論考を述べる。ワークステーション44〜
76の中の一つでの処理の枝分かれを示すと、アニメーシ
ョンロジスティックスシステム23で、第6a図と第6b図は
二つの部分に分かれる。フローチャートの左側は、要求
しているワークステーションでの処理を叙述し、フロー
チャートの右側は、アニメーションロジスティックスシ
ステム23での処理を示す。両側の間の線は、第一あるい
は第二グローバルエリアネットワークにおけるコミュニ
ケーションの流れを示す。点線は、示されている特定の
ルートが特定のブロックの結果が未決定であるというこ
とを意味している。
ブロック338(第6a図)の間、要求しているワークス
テーションのユーザは、上位コンピュータとユーザの識
別情報といっしょに作業リストの要求を送る。ブロック
340で、要求者の証明は、アニメーションロジスティッ
クスシステム23によって受け取られる。ブロック342の
間に、アニメーションロジスティックスシステム23は、
上位コンピュータとユーザの識別情報が正当かどうか決
定する。例えばもしユーザがそのシステムの許可された
ユーザでなければ、その時、処理はブロック344に続
き、その間に「妥当でない」というメッセージが第一グ
ローバルエリアネットワーク4(第1図と第3図)のワ
ークステーションに送り返される。ブロック350で「妥
当でない」というメッセージは、ワークステーション44
〜76によって受け取られる。要求者の証明が正当である
と仮定すると、処理はブロック346に続き、作業リスト
がその要求するユーザのために作られる。ブロック348
の間に、「行われた」というメッセージが要求するワー
クステーションに戻される。ブロック350で、「行われ
た」というメッセージが要求しているワークステーショ
ンによって受け取られ、ブロック352の間に、ワークス
テーションは、アニメーションロジスティックシステム
23によって戻された状態が「行われた」であるかどうか
決定する。もし戻された状態が「妥当でない」というメ
ッセージであれば、処理は、ブロック328の作業選択ル
ーチン(第5図)にエラーメッセージと共に戻る。普通
でな何かが起こり、ユーザの証明が妥当でない場合に
は、エラーメッセージは戻される。
ブロック352で決定された状態が「行われた」と仮定
すると、処理はブロック356にそして第6b図のブロック3
58に続く。ブロック358の間に、要求しているユーザに
関連する作業リストファイルの位置が決定される。ブロ
ック360(第6b図)で、作業リストは要求するワークス
テーションによってコピーされ、ワークステーションに
関連するローカルディスク駆動機構に送られる。この段
階は、作業リストを要求しているワークステーションに
転送するために、アニメーションロジスティックシステ
ム23のオペレーションシステムは、第一グローバルエリ
アネットワーク4のプロセスを調整するブロック362を
組み込んでいる。ブロック364では、検索された作業リ
ストは、ワークステーションでユーザに表示される。最
後に、ブロック368の間に、処理はブロック328で作業選
択ルーチン(第5図)に戻る。
d)作業選択データベース照会ルーチン(第7図) 第7図を参照して、ブロック324の作業選択ルーチン
(第5図)で言及された作業選択データベース照会ルー
チンのより詳細な論考を述べる。ブロック372で、ユー
ザは要求するワークステーションで、例えばSQL「選
択」操作の形式で彼の照会を出す。この段階は制作管理
データベースあるいはシステムに位置する他のデータベ
ースのどれにも効果的にアクセスする。要求は第一グロ
ーバルエリアネットワーク4を経て送られ、ブロック37
4でアニメーションロジスティックスシステム23がその
質問を受け取る。ブロック374の間に、指定された関係
のある操作がユーザの検索基準に従って行われる。ブロ
ック378の間に、検索の結果が、検索基準にマッチする
制作、シーケンス、場面番号や他の情報を与える表の中
に集められる。ブロック380の間に、データベースへの
アクセスが閉じられる。処理はユーザのワークステーシ
ョンで続き、その間に、ユーザのためのデータベースア
クセスウィントが閉じられる。ブロック384の間に、ブ
ロック330の作業選択ルーチン(第5図)に戻る。この
時、ユーザは後の処理を行うために検索された場面デー
タベースのうちどれでも選ぶことができる。
e)アクセス調停ルーチン(第8a図と第8b図) 第8a図と第8b図を参照し、ブロック304でのユーザ対
話ルーチン(第4図)に於いて言及されたアクセス調停
ルーチンのより詳細な論考を述べる。アクセス調停ルー
チン(第8a図と第8b図)は、ユーザと場面データベース
とに関連する許容レベルを評価することによってユーザ
が場面データベースにアクセスし得るかどうかを証明す
る。以前に許容レベルは、 1)読み書き状態 2)読み込み専用状態 3)限定された読み書き状態(第III部参照) であると示された。
処理はブロック382でユーザのワークステーションで
始まり、その間にユーザが行ないたい操作に従ってユー
ザの許容レベルが決定される。ブロック384の間に、ユ
ーザの許容レベルといっしょに識別情報要求の場面デー
タベースは、アニメーションロジスティックシステム23
に第一グローバルエリアネットワークを超えて送られ、
ブロック386の間に、ユーザの証明は、アニメーション
ロジスティックスシステム23によって受け取られる。ブ
ロック388で、(アニメーションロジスティックスシス
テム23で)ユーザの証明が正当かどうかに関する決定が
なされる。もしユーザが妥当でない証明を持っていた
ら、ブロック390の間に「妥当でない」というメッセー
ジが第一グローバルエリアネットワーク4を超えて戻さ
れる。その「妥当でない」メッセージは、ブロック428
(第8b図)で要求しているワークステーションによって
受け取られる。ユーザの証明が正当であると仮定する
と、処理はブロック392に続く。
ブロック392の間に制作管理データベースは、要求さ
れる場面がデータベースの列の中に入れられているかど
うかを決定するために探られる。場面が制作管理データ
ベースに入っていると仮定すると、要求される場面デー
タベースファイルが、ディスククラスタ28、30、32、3
4、35の一つ以上に入っているかどうかを決定するため
に、ファイルトラッキングデータベースが探られる。要
求される場面データベースがディスククラスタ28、30、
32、34、35のどれにもない場合には、処理はブロック39
4に続く。ブロック394の間に、要求される場面データベ
ースが保管されていたかどうか決定するために、アーカ
イブ制作管理データベースの検索が行われる。もし場面
データベースが保管されていなかったら、ブロック396
の間にブロック428(第8b図)でワークステーションに
「未知である」というメッセージが戻される。場面デー
タベースが保管されていたと仮定すると、ブロック398
の間に「保管されている」というメッセージが、ブロッ
ク428(第8b図)でワークステーションに戻される。ユ
ーザが「保管されている」というメッセージを受け取る
と仮定された場合には、ユーザは所望の場面データベー
スファイルを特定の保管メディア(テープ装置19あるい
は光学ディスク17)から、ユーザのワークステーション
44〜76に関連するローカルディスククラスタ28、30、3
2、34、35に動かすために、アーカイブ記憶管理ルーチ
ン(第17図)(第IV部(n)参照)を、単独に始めるこ
とができる。アーカイブ記憶管理ルーチン(第17図)に
関してより詳細な論考を以下に述べる。
ブロック392(第8a図)に戻り、場面データベースフ
ァイルがディスククラスタ28、30、32、34、35のうちの
一つに入っていると仮定すると、処理はブロック400に
続く。ブロック400の間にアニメーションロジスティッ
クスシステム23はユーザの許容レベルが「読み込み専用
状態」であるかどうか決定する。アニメーションロジス
ティックスシステム23は、制作管理データベース中の場
面データベース入力の「ロック」状態に言及することに
よって、要求される場面データベースファイルの状態を
決定する。要求されている許容レベルが読み込み専用状
態であると仮定すると、処理は402に続き、そこでは
「許容された」というメッセージはブロック428(第8b
図)でワークステーションに戻される。しかしながら、
もし許容レベルが読み込み専用状態でなければ、処理は
ブロック403で続く。ブロック403の間に、アニメーショ
ンロジスティックスシステム23は、場面データベースフ
ァイルが、読み書き状態で場面データベースファイルに
アクセスする他のユーザのため、「ロックされている」
かどうかを決定する。もし場面データベースファイルが
「ロックされて」いれば、データベースは、目下それに
アクセスしている読み書きユーザ以外のどの様なユーザ
によっても変えられることができない、即ち、場面デー
タベースファイルに何も付け加えられたり、削除された
りしないということを思い出されたい。それゆえに、も
し場面データベースファイルが現在読み書き状態を持っ
ている誰かによってアクセスされているならば、処理は
404で続き、その間「利用できない」というメッセージ
がブロック428(第8b図)で要求しているワークステー
ションに戻される。目下、場面データベースファイルが
ロックされていなければ処理はブロック410(第8b図)
で続く。
ブロック410の間、場面データベースファイルが目下
「限定された読み書き」状態の下で他のユーザによって
アクセスされているかどうかの決定がなされる。もし場
面データベースファイルが現在限定された読み書き状態
の下でロックされていれば、処理はブロック412で続
き、その間その要求しているユーザが限定された読み書
き状態を有しているかどうかが決定される。要求してい
るユーザが限定された読み書き状態を有していないと仮
定すると、ブロック414の間「利用できない」というメ
ッセージが、ブロック420でユーザのワークステーショ
ンに戻される。しかしながらもし要求しているユーザが
限定された読み書き状態を有していれば、処理はブロッ
ク416で続く、ブロック416の間に、ユーザがすでに他の
限定された読み書きユーザによってアクセスされている
場面データベースファイルの部分にアクセスしたいかど
うかに関する決定がなされる。ユーザが、目下の限定さ
れた読み書きユーザによってすでにアクセスされている
場面データベースの部分にアクセスしたいと仮定するな
らば、ブロック418の間に、「利用できない」というメ
ッセージがブロック428でユーザのワークステーション
に戻される。どのユーザが現在アクセスしているかにつ
ての情報も与えられる。ユーザが場面データベースファ
イルに対してアクセスする許可を受け取っていると仮定
するならば、ブロック420の間に、「限定された読み書
き許可済」というメッセージが戻され、ブロック428で
ユーザのワークステーションによって受け取られる。
ブロック410に戻り、場面データベースファイルが限
定された読み書き状態の下でロックされていないと仮定
するならば、処理はブロック422で続く。ブロック422の
間、要求しているユーザが読み書き状態を有しているか
どうかの決定がなされる。もしユーザが読み書き状態を
有していなければ、ブロック424の間に、「不適当な要
求」というメッセージが、ブロック428で要求している
ワークステーションに戻される。「不適当な要求」とい
うメッセージは、ユーザが限定された読み書き状態を有
しているために生じる。しかし、場面データベースは限
定された読み書き状態を有していない。場面データベー
スが設定されるやり方とユーザの許容レベルとには不一
致がある。限定された読み書き状態を有するユーザが、
場面データベースファイルを得ることがでる唯一の方法
は、限定された読み書き状態に、場面データベースも又
設定されているかどうかである。場面データベースは、
あらかじめ、監督者によって、同じ状態を持ちユーザが
ファイルを得ることができる様に、限定された読み書き
状態の中に「ロックされて」いなかった。「不適当な要
求」というメッセージは、ファイルが適当にロックされ
るためにユーザに適切な行動をとることを知らせる。
ブロック422に戻り、ユーザが読み書き状態を有して
いると仮定すると、処理は426で続き、「読み書き許可
済」というメッセージはブロック428で要求しているワ
ークステーションに戻される。処理はブロック438でプ
ロセス306のユーザ対話ルーチン(第4図)に戻る。
f)場面データベース獲得ルーチン(第9図) 第9図参照し、ブロック308でユーザ対話ルーチン
(第4図)の間に言及された場面データベース獲得ルー
チン(第9図)の詳細な論考を述べる。ブロック442の
間、要求される場面データベースファイルのための識別
情報(制作、シーケンス、場面番号)が決定される。以
前に、第IV部(b)で論考された作業選択ルーチン(第
5図)の間に、同定は得られた。そういうわけで、ブロ
ック444の間に、要求される場面データベースの位置
が、ディスク駆動機構の場面に関連するディレクトリー
に参照指示を付けることによって決定される。ブロック
446の間に、要求される場面データベースファイルは、
要求しているワークステーション44〜76に関連するロー
カルディスク駆動機構140〜174にディスク駆動機構21か
ら転送される。この段階は、ブロック448の間に、グロ
ーバルエリアネットワークを超えて、要求しているワー
クステーション44〜76に関連する、ローカルディスクク
ラスタ28、30、32、34、35に、アニメーションロジステ
ィクスシステム23から、要求される場面データベースフ
ァイルを転写する転送する段階を含む。そして、ブロッ
ク450の間に、場面データベースファイルがもっと要求
されるかどうかの決定がなされる。もしより多くの場面
データベースファイルが必要ならば、全ての要求される
場面データベースファイルが検索されるまで、ブロック
442、444、446、448、450で処理は続く。アクセスされ
るべき場面データベースがこれ以上必要でないとする
と、処理はブロック452の間にブロック310のユーザ対話
ルーチン(第4図)に戻る。
g)画像データ獲得ルーチン(第10図) 第10図を参照し、ブロック310でユーザ対話ルーチン
(第4図)の間に参照されている画像データ獲得ルーチ
ンをより詳細に説明する。このルーチンの目的は、位置
を決定し、場面データベースファイルに関連する画像デ
ータファイルを獲得することである。ブロック456の間
に、選ばれた場面データファイルに関連する画像データ
ファイルのための識別情報が決定される。そして、ブロ
ック458の間、ローカルディスククラスタからの画像フ
ァイル獲得ルーチン(第11図)(第IV部(h)参照)が
呼び出される。要求されている画像データファイルがそ
こにあるかどうか決定するために、ワークステーション
44〜76に関連する、ローカルディスククラスタ28、30、
32、34あるいは35を、このルーチンは照合する。要求さ
れる画像データファイルは、大抵の場合、ワークステー
ションの要求を見越して、あらかじめローカルディスク
クラスタに格納されているであろうので、画像データ獲
得ルーチンは、最初にローカルディスククラスタを照合
する。より詳細な論考は、第III部を参照されたい。
ブロック460の間に、画像データファイルが見つけら
れたかどうかが決定される。画像データファイルがロー
カルディスククラスタで見つけられない場合は、処理は
ブロック462で続く。ブロック462の間に、遠隔ディスク
クラスタからのファイル獲得ルーチン(第12a図、第12b
図及び第12c図)(第IV部(f)参照)が、要求される
データファイルのための他のディスククラスタを捜すた
めに呼び出される。ブロック464で、要求される画像デ
ータファイルが見つけられていたかどうかについて決定
される。遠隔ディスククラスタで画像データファイルが
見つけられなかったと仮定するならば、ブロック464の
間に、要求される画像データファイルがディスククラス
タ28、30、32、34、35のどれにも現在ないということを
示して、システムエラーが使用者に戻される。要求され
る画像データファイルはアーカイブ記憶装置のどれかに
あるかも知れない。もしファイルがアーカイブ記憶に存
在しなければ、その時それらは恐らく存在しないのだろ
う。アーカイブ記憶管理ルーチン(第17図)は、アーカ
イブ記憶から画像データファイルを検索するためにユー
ザによって独立して始められるかも知れない(第IV部
(n)参照)。
しかしながら、画像データファイルがブロック464で
見つけられないと仮定するならば、処理はブロック468
で続く。暫時ブロック460に戻って、もし画像データが
見つけられていると、その時も処理はブロック468で続
くだろう。どちらの場合でも、ブロック468の間に、更
に画像データファイルを捜したり、検索したりする必要
があるかどうかの決定される。画像データファイルを付
加する必要がある場合には、処理は要求される全ての画
像データファイルが得られるまで、ブロック456、458、
460、462、464、466、468で続く。例えばユーザが特定
の場面データベースファイルに関連する画像の「テス
ト」履行を要求する時、このシナリオは生じる。公開シ
ートとバインディングリストによれば、適切な画像デー
タファイルは、場面全体を組み立てるために得られる。
全ての画像データファイルが得られた後、公開シートに
よって要求される適切なやり方で画像データを連結する
ために、付加の処理が要求されるだと。全ての必要な画
像データファイルが得られたりすると、処理はブロック
470で続き、その間に処理はブロック312でユーザ対話ル
ーチン(第4図)に戻る。
h)ローカルディスククラスタからの画像ファイル獲得
ルーチン(第11a図) 第11図を参照し、ブロック426で画像データ獲得ルー
チン(第10図)の間に参照された、ローカルディスクク
ラスタからの画像ファイル獲得ルーチンをより詳細に説
明する。ローカルディスククラスタに取り付けられたそ
れぞれのワークステーションほそのクラスタの四つの独
立したパーティション又はボリュームの少なくとも一つ
と関連する個々の辞書を持っている。好ましい実施例で
は、ディスククラスタ28、30、32、34、35は四つのパー
ティションを持っているが、ディスククラスタは論理的
に可能なだけ区分されることができる。ブロック474
で、ワークステーションは探索を始めるために、ワーク
ステーションに関連する、ディスククラスタのボリュー
ムを識別する。それぞれのボリュームは、それぞれのフ
ァイルに関する情報の以下のサブディレクトリを含んで
いる。
1)ファイル名 2)ファイルの記憶位置 3)ファイルの長さ 4)ファイル修正時間 5)ユーザ識別情報登録# 6)登録のタイプ ブロック476の間に、ワークステーションは要求され
るディジタル画像データファイルのためのボリュームデ
ィレクトリを捜すだろう。その時、ブロック478の間
に、要求されるディジタル画像データファイルが見つけ
られたかどうかの決定がされる。前述した様に、好まし
くは、要求される画像データファイルは、探索を手早く
片付けるためにローカルディスククラスタにあらかじめ
格納されているであろう。しかしながら、ディジタル画
像データファイルが現在、捜されているボリュームディ
レクトリに載せられていない場合には、処理はブロック
480で続く。ブロック480で別のボリュームが捜されるべ
きかどうかの決定がなされる。それぞれのクラスタに関
連する四つのボリュームがあると仮定すると、三つとボ
リュームまで捜される必要がある。要求されるディジタ
ル画像ファイルが見つけられるまで、あるいは、全ての
ボリュームディレクトリが調べられるまで、ブロック47
4、476、478及び480に処理は続く。全てのボリュームデ
ィレクトリが捜された場合に、処理は、ブロック484で
続く。ブロック484の間に、符号化された「見つからな
い」という結果が、ブロック460で映像データ獲得ルー
チン(第10図)に戻される。
ブロック478(第11図)に戻り、要求された画像デー
タファイルが見つけられたと仮定し、処理はブロック48
2で続く。ブロック482の間に、要求される画像データフ
ァイルのコピーがローカルディスククラスタから要求し
ているワークステーションに転送される。ブロック486
で「発見」というメッセージがブロック460で画像デー
タ獲得ルーチンに戻される。
i)遠隔ディスククラスタからの画像データファイル獲
得ルーチン(第12a図、第12b図及び第12c図) ローカルディスククラスタからの画像ファイル獲得ル
ーチン(第11図)が成功しない場合は、遠隔ディスクク
ラスタからの画像データファイル獲得ルーチン(第12a
図、第12b図及び第12c図)が呼び出され、要求された画
像データファイルが遠隔クラスタ位置28、30、32、34又
は35から検索され、要求を出しているワークステーショ
ン44〜76に関連するローカルクラスタに送られる。ブロ
ック500において、要求を出しているワークステーショ
ンは、特定の画像データファイル並びにユーザ及びワー
クステーションの識別情報を含む他の情報を獲得するた
めの正式要求を開始する。要求は第1のグローバルエリ
アネットワーク4を介してアニメーションロジスティッ
クスシステム23に送られ、ブロック502において受信さ
れる。ブロック504では、アニメーションロジスティッ
クスシステム23によって、ユーザ及びワークステーショ
ンの識別の証明が有効か否かの決定が行われる。証明が
無効である場合には、「無効」メッセージが返送され
て、ブロック540(第12b図)において、要求を出してい
るワークステーションに受信される。要求者の識別情報
が有効である場合には、処理はブロック508へと続く。
ブロック508では、アニメーションロジスティックス
システム23によって、要求された画像データファイル位
置(クラスタ及びボリューム識別情報)がファイルトラ
ッキングデータベースから探索される。ブロック510に
おいて、要求された画像ファイル位置が発見されたか否
かの決定が行われる。その位置が発見されなかった場合
には、処理はブロック516に続き、該ブロックにおいて
各ディスククラスタディレクトリの探索ルーチン(第13
図)(第IV部(j)参照)が呼び出される。通常、要求
された画像データファイルはファイルトラッキングデー
タベースにより索引付けされる。しかし、機能不全が生
じた場合、例えば、ファイルトラッキングデータベース
が、要求された画像データファイルのための位置(クラ
スタ及びボリューム識別情報)に関する最新記録を保持
していない場合には、各クラスタの各ボリュームディレ
クトリに対して個別に探索が行われて、画像データファ
イルの見落としがなかったことが確認されなければなら
に。各クラスタの各ボリュームディレクトリの探索に必
要なこの処理時間のために、この手続きは可能な場合に
は回避される。各ディスククラスタディレクトリの探索
ルーチン(第13図)が行われた後に、処理はブロック51
8へ、そしてブロック520(第12b図)へと続く。ブロッ
ク520では、画像データファイルが発見されたか否かの
決定が行われる。画像データファイルが発見されなかっ
た場合には、ブロック522において「発見せず」メッセ
ージが画像データ獲得ルーチン(第10図)のブロック46
4に返送される。しかし、デジタル画像データが発見さ
れた場合には、ブロック524において、要求された画像
ファイルの現在のファイル位置(クラスタ及びボリュー
ム識別情報)によってファイルトラッキングデータベー
スが更新される。処理は、少し後に説明するブロック52
8に続く。
ここで再びブロック510(第12a図)において、画像デ
ータファイル位置がファイルトラッキングデータベース
において発見された場合には、処理はブロック512へと
続き、該ブロックにおいてアニメーションロジスティッ
クシステム23によって、ファイルトラッキングデータベ
ースにより特定された位置に画像ファイルが実際に存在
することが確認される。この手続きは、ファイルトラッ
キングデータベースが現在最新のものであることを保証
するための安全機能として備えられている。ブロック51
4では、要求された画像データファイルが特定された位
置に存在するか否かの決定が行われる。要求された画像
データファイルが特定された位置に存在しない場合に
は、処理はブロック516に続き、該ブロックにおいて各
ディスククラスタディレクトリの探索ルーチン(第13
図)が(上記のように)呼び出される。しかし、要求さ
れた画像データファイルが、特定された位置に存在する
場合には、処理はブロック521へ、そしてブロック528
(第12b図)へと続く。
ブロック528への経路に関係なく(ブロック524からで
あっても、ブロック522からであっても)、要求された
画像データファイルが現在アクセスされている場合には
該画像データファイルのコピーが作成され、あるいは、
何れのワークステーションも画像データファイルに対し
て現在作業していない場合には、要求を出しているワー
クステーションに関連するローカルクラスタに画像デー
タファイル全体が転送される。このプロセスによって、
画像ファイルの不必要な複写は減少し、画像データファ
イルがこれを必要とするクラスタに自然に移送される。
ブロック530において、転送が完了したか否かの決定が
行われる。転送が完了していない場合は、「エラー」メ
ッセージがワークステーションに返送されてブロック54
0において受信される。しかし、転送が完了した場合に
は、処理はブロック534に続く。ファイル全体が、コピ
ーされることなく移送された場合には、ファイルトラッ
キングデータベースは画像データファイルの新しい位置
(クラスタ及びボリューム番号)により更新される。ブ
ロック536及びブロック538において、アニメーションロ
ジスティックスシステム23によって、「完了」メッセー
ジが、要求を出しているワークステーションに第1のグ
ローバルエリアネットワークを介して返送される。処理
はブロック542へ、そしてブロック544(第12c図)へと
続く。ブロック544では、ファイルが捜し当てられて転
送されたか否かの決定がワークステーションによって行
われる。なんらかの理由でファイルが捜し当てられなか
ったかあるいは転送されなかった場合は、処理はブロッ
ク550に続き、該ブロックにおいて「発見せず」メッセ
ージが画像データ獲得ルーチン(第10図)のブロック46
4に返送される。しかし、画像データファイルが発見さ
れて転送された場合には、処理はブロック546に続き、
該ブロックにおいて、ローカルディスククラスタからの
画像データファイル獲得ルーチン(第11図)(第IV部
(h)参照)が呼び出され、ローカルクラスタから画像
データファイルが取得される。処理はブロック548に続
き、該ブロックにおいて処理は画像データ獲得ルーチン
(第10図)のブロック464に戻る。
j)各クラスタボリュームディレクトリの探索ルーチン
(第13図) 第13図は、遠隔ディスククラスタからの画像ファイル
獲得ルーチン(第12a図、第12b図及び第12c図)のブロ
ック516で言及された各クラスタボリュームディレクト
リの探索ルーチンのフローダイヤグラムである。ブロッ
ク554において、探索シナリオが選択される。さらに詳
しくは、ローカルディスククラスタに関連するボリュー
ムディレクトリの探索は、ローカルディスククラスタか
らの画像ファイル獲得ルーチン(第11図)によって予め
行われていたため、これらのディレクトリを探索する必
要はない。したがって、残りのクラスタのボリュームデ
ィレクトリのみが探索されるように探索動作が行われ
る。処理はブロック556に続き、最初に探索されるディ
スククラスタディレクトリが選択される。次に、ブロッ
ク558において、選択されたディスククラスタの4個の
ボリュームから1個が選択される。ブロック560におい
て、要求された画像データファイルの探索がクラスタボ
リュームディレクトリにおいて行われる。ブロック562
では、デジタル画像データファイルが現在のクラスタボ
リュームディレクトリにおいて捜し当てられたか否かの
決定が行われる。デジタル画像データファイルが現在の
クラスタボリュームディレクトリにおいて捜し当てられ
なかった場合には、処理はブロック564に続く。
ブロック564では、他のボリュームディレクトリが現
在のクラスタから選択される。要求された画像データフ
ァイルが発見されるかあるいは現在のクラスタの全ての
ボリュームディレクトリが探索されるまで、ブロック55
8、560、562及び564の処理が継続する。要求されたデジ
タル画像データファイルが現在のクラスタのボリューム
ディレクトリのうちの1個から発見された場合は、処理
はブロック562からブロック568に続く。ブロック568で
は、メッセージ「発見」が遠隔ディスククラスタからの
画像ファイル獲得ルーチン(第12a図、第12b図及び第12
c図)のブロック518に返送される。しかし、要求された
デジタル画像データファイルが現在のクラスタの何れの
ボリュームディレクトリにおいても発見されなかった場
合は、処理はブロック564からブロック566に続き、コン
ピュータアニメーション制作システム2における他の何
れかのディスククラスタ28、30、32、34又は35に対して
探索が行われるべき否かの決定が行われる。
探索が行われていない他のディスククラスタがまだ存
在する場合には、要求された画像データファイルが発見
されるかあるいは各クラスタ28、30、32、34又は35の全
てのボリュームディレクトリに対する探索が完了するま
でブロック556、558、560、562、564及び566の処理が継
続する。全てのディスククラスタ28、30、32、34又は35
に対して探索が行われて画像データファイルが発見され
なかった場合には、処理はブロック570に続き、該ブロ
ックにおいて「発見せず」メッセージが遠隔ディスクク
ラスタからの画像ファイル獲得ルーチン(第12a図、第1
2b図、及び第12c図)のブロック518に返送される。「発
見せず」メッセージは、結局、画像データ獲得ルーチン
(第10図)のブロック468に戻り、該ブロックにおい
て、第IV部(g)で前述したようにシステムエラーがユ
ーザに返送される。システムエラーは、デジタル画像デ
ータファイルが何れのディスククラスタにも存在しない
ことを示す。システムのユーザは、システムエラーで警
告されると、ファイルが実際に存在する場合にはアーカ
イブ記憶管理ルーチン(第17図)(第IV部(n)参照)
を起動することによってアーカイブ記憶装置からデジタ
ル画像データファイルを検索することができる。
k)データ改良ルーチン(第14図) 第14図は、ユーザ対話ルーチン(第4図)のブロック
312において言及されたデータ改良ルーチンのフローダ
イヤグラムである。ブロック574において、改良される
べきデジタル画像データがワークステーション44(第3
図)の画像プロセッサ76(第3図)にロードされる。次
にブロック576において、セル着色、画像構成、色のモ
デル化、場面プランニング、レイアウトデザイン又は背
景彩色を含む、ワークステーションの多様な機能(第II
部参照)の何れか一つか起動される。そして、ブロック
578において、改良情報が保管されるべきか否かの決定
が行われる。改良情報は、予めユーザに割り当てられて
いたものではなく現在ユーザに割り当てられているクラ
スタボリュームにおけるディスクファイルスペースに保
管される。改良情報が保管されない場合には、処理はブ
ロック586に続く。ブロック586では、改良された画像デ
ータが削除される。ブロック588において、同一の画像
データファイルにおいて何れかの改良を再び行うか否か
の決定が行われる。ユーザが、再び開始して同じ画像デ
ータファイルを改良することを要望している場合には、
ユーザが改良情報を保管すると決定するかあるいはルー
チンを抜けると決定するまではブロック574、576、57
8、586及び588の処理が継続する。ユーザがルーチンを
抜けることを要望している場合には、処理はブロック58
8からブロック584へと続く。ブロック584では、処理は
ユーザ対話ルーチン(第4図)のブロック314に戻る。
再びブロック578において、ユーザが改良情報を保管
するべきであると決定した場合には、処理はブロック58
0に続く。ブロック580では、場面データベースファイル
が更新されて現在の場面の状態を反映する。ブロック58
2において、画像データファイルの新バージョンがロー
カルディスククラスタに保管され、そしてブロック584
において処理はユーザ対話ルーチン(第4図)のブロッ
ク314に戻る。
l)アクセス解放ルーチン(第15a図、第15b図及び第15
c図) 第15a図、第15b図及び第15c図は、ユーザ対話ルーチ
ン(第4図)のブロック316において言及されているア
クセス解放ルーチンのフローダイヤグラムである。この
ルーチンは、場面データベースファイル及び画像データ
ベースファイルが不適切に保管又は削除されないことを
確実とするものである。
ブロック592において、ユーザは何れの場面データベ
ースファイル及びこれに関連する何れの画像データファ
イルが返送される必要があるかを決定する。次に、ブロ
ック594において、場面データベースファイルのコピー
が、アニメーションロジスティックスシステム23(より
詳細には、ディスクドライブ21)に転送される。アニメ
ーションロジスティックスシステム23は、ブロック596
においてコンピュータアニメーション制作システム2の
オペレーティングシステムによって調整される。そし
て、ブロック598において、場面データベースファイル
へのアクセス権の除去がワークステーションにより要求
される。ホスト及びユーザの識別情報はアクセス解放要
求と共に、第1のグローバルエリアネットワーク4を介
してアニメーションロジスティックスシステム23に送ら
れてブロック600において受信される。ブロック602にお
いて識別証明がチェックされる。証明が無効である場合
には、ブロック604における「無効」メッセージが第1
のグローバルエリアネットワーク4を介してワークステ
ーションに返送される。しかし、証明が有効である場合
には、処理はブロック606に続く。ブロック606では、要
求が有効であるか否かの決定が行われる。このステツプ
は、要求された解放が有効ファイルにおいて適切に作動
することを確実にするために行われる。例えば、場面デ
ータベースファイルが、存在しないユーザによって返送
されている場合には、「要求不良」メッセージがブロッ
ク608において返送される。しかし、要求が有効である
場合には、処理ブロック612へ、さらにブロック616(第
15b図)へと続く。
ブロック616において、返送されるべき場面データベ
ースファイルの完全なリストが作成される。処理はブロ
ック618に続き、該ブロックにおいて、場面データベー
スファイルの返送ルーチン(第16図)(第IV部(m)参
照)が呼び出され、これによってユーザの許可レベルが
評価され、ユーザの許可レベル(例えば、読取り書込
み、読み取り専用及び限定された読取り書込み)に応じ
て一度に1個の場面データベースファイルが返送され
る。ユーザの許可レベル状態に応じて、返送された場面
データベースファイルは削除、保管、又は部分的に保管
される。処理はブロック620に続き、該ブロックにおい
てさらに他の場面データベースファイルが処理される必
要があるか否かの決定が行われる。返送されるべき場面
データベースファイルがさらにある場合には、全ての特
定された場面データベースファイルが返送されるまでブ
ロック618及び620の処理が継続する。返送されるべき場
面データベースファイルがこれ以上ない場合には、処理
はブロック622に続く。ブロック622では、返送された場
面データベースファイルの全てのロックが除去されるこ
とによって、制作管理データベースにおける、返送され
た場面データベースファイルに対応するエントリが更新
される。処理はブロック626に続き、該ブロックにおい
て、コード化された結果「成功」が作成され、これがブ
ロック628において、第1のグローバルエリアネットワ
ーク4を介してワークステーションに送られる。返送動
作が完了して「完了」メッセージがワークステーション
に送られた後に、処理は第15c図に示されているように
ワークステーション及びアニメーションロジスティック
システム23の双方において同時に行われる。
ブロック632(第15c図)において、ローカルディスク
140〜174に現在格納されている場面データベースファイ
ルの全てのオリジナルコピーがワークステーションによ
って除去される。場面データベースファイルは、この時
点以前に、そのコピーが作成されてブロック594におい
てアニメーションロジスティックシステム23に送られて
いた。場面データベースファイルが既に返送されている
ために、ファイルの追加コピーがローカルディスク140
〜174に保持され続ける必要はない。さらに、ブロック6
34において、読取り専用状態で作成又は改良された後に
解放された場面データベースファイルに関連する全ての
画像データファイルが、ローカルクラスタから削除され
る。読取り専用画像データファイルは、オリジナルファ
イルの単なるコピーであるため、保管される必要はな
い。ブロック636において、処理はユーザ対話ルーチン
(第4図)のブロック302に戻る。
ブロック632及び634により実行される動作と同時に、
ブロック638及びブロック640において一連のバックアッ
プ動作がアニメーションロジスティックシステム23によ
って行われる。具体的には、ブロック638において、変
更された場面データベースファイルのコピーが代替メモ
リエリア(不図示)に格納される。さらに、ブロック64
0において、場面データベースに関連していた可能性の
ある何れのロックも、代替メモリにおける制作管理デー
タベースの対応するエントリから除去される。ブロック
636において、この場合もまた処理はユーザ対話ルーチ
ン(第4図)のブロック302に戻る。
m)場面データベースファイルの返送ルーチン(第16
図) 第16図は、アクセス解放ルーチン(第15a図、第15b図
及び第15c図)のブロック618において言及された場面デ
ータベースファイルの返送ルーチンのフローダイヤグラ
ムである。ブロック646において、ユーザに関連する許
可レベルの決定が行われる。ユーザが「読取り書込み」
許可レベル状態を保持している場合には、処理はブロッ
ク648に続く。ブロック648では、オリジナル場面データ
ベースファイルが、アクセス解放ルーチン(第15a図、
第15b図及び第15c図)のブロック594において返送され
た新しい変更された場面データベースファイルに置換さ
れる。次に、ブロック649において、ファイルトラッキ
ングデータベースが、返送された場面データベースファ
イルに関連する変更された画像データファイルの新しい
クラスタ及びボリューム位置により更新される。
再びブロック646において、ユーザの許可レベル状態
が「読取り専用」である場合には、アクセス解放ルーチ
ン(第15a図、第15b図及び第15c図)のブロック594にお
いて返送されたファイルはブロック650において削除さ
れる。何れのユーザも、「読取り専用」許可レベルにお
いてファイルを要求してテスト合成を行うこと又はフレ
ームを見ることができ、あるいは制作ファイルの内容に
影響を与えない他の操作を行うことができることを思い
出されたい。読取り専用場面データベースファイルが一
旦返送されると、これらのファイルは格納される必要が
ないため、削除される。最後に、ブロック646において
ユーザの許可レベルが限定された読取り書込みであると
決定された場合は、ブロック652において、変更された
場面データベースファイルの追加又は更新部分が、オリ
ジナル場面データベースファイルに追加されるか又は更
新される。処理はブロック653に続き、該ブロックにお
いてファイルトラッキングデータベースが、返送された
場面データベースファイルに関連する変更された画像デ
ータファイルのクラスタ及びボリューム位置により更新
される。ユーザの許可レベル状態に関係なく、処理はブ
ロック649、650又は653からブロック654へと続き、ブロ
ック654において処理はアクセス解放ルーチン(第15a
図、第15b図及び第15c図)のブロック620に戻る。
n)アーカイブ記憶管理ルーチン(第17図) 第17図は、アーカイブ調停ルーチン(第8a図、第8b図
及び第8c図)(第IV部(e)参照)においてワークステ
ーションのユーザによって開始され得るアーカイブ記憶
管理ルーチンのフローダイヤグラムである。ブロック65
8において、要求されたデータセグメント(1個以上の
ファイル又は1個の場面(多数のファイル)を含む)が
アーカイブ記憶装置に要求されたか否か、又はデータセ
グメントがアーカイブ記憶装置に格納されるか否かの決
定が行われる。データセグメント要求が開始された場合
には、処理はブロック660に続く。ブロック660におい
て、要求されたデータセグメントの位置が、アーカイブ
制作管理データベースを参照することによって決定され
る。ブロック662において、アーカイブ媒体の型及び記
憶媒体の識別が決定される。要求されたデータセグメン
トが光学ディスク17に格納されている場合には、処理は
ブロック664に続き、要求されたデータセグメントが光
学ディスク17から取得される。しかし、データセグメン
トが大容量テープドライブ19に格納されている場合に
は、処理はブロック666に続き、該ブロックにおいて、
要求されたデータセグメントがテープドライブ19から取
得される。要求されたデータセグメントが何れのアーカ
イブ媒体(17又は19)に格納されているかということに
は関係なく、処理はブロック668に続き、該ブロックに
おいて、要求されたデータ情報によって制作管理データ
ベースが更新される。次に、ブロック669において、要
求されたデータセグメントが、要求を出しているワーク
ステーションのローカルディスククラスタに第2のグロ
ーバルエリアネットワークを介して転送される。関連す
る並列ディスク制御装置36、38、40、42又は43によっ
て、要求を出しているワークステーションに関連するク
ラスタに新しいデータセグメントを配置する試みが行わ
れる。全ての新しいファイルを保持するための利用可能
な空きスペースが確保された部分に十分にない場合に
は、オーバーフローを処理するためにクラスタの他の部
分が使用され得る。その処理は、要求を出しているワー
クステーションに関連する専用ディレクトリに追加部が
作成されることによって行われる。何れの場合であって
も、ワークステーションに関連するディレクトリは更新
されて、該ディレクトリに格納された新しいファイルを
反映するようにされなければならない。さらに、アニメ
ーションロジスティックスシステム23により保持されて
いるファイルトラッキングデータベースもまた更新され
て新しいデータセグメントに関連するクラスタ及びボリ
ューム位置を反映するようにされる。処理はブロック68
4において呼出しプログラムに戻る。
再びブロック658において、データセグメントが要求
されなかった場合には、処理はブロック672に続く。こ
こで、ファイルをアーカイブ記憶装置に格納するために
アーカイブ記憶管理ルーチン(第17図)が呼び出された
と仮定する。ブロック672において、データセグメント
が長期間格納されるかあるいは短期間格納されるかに関
する決定が行われる。長期アーカイブ格納が必要である
場合には、処理はブロック674に続き、該ブロックにお
いてデータセグメントが光学ディスク17に格納される。
光学ディスクへの長期格納は約100年間持続し得る。こ
れは、ファイルを格納するための適切な時間枠を越える
ものである。処理はブロック676に続き、該ブロックに
おいてアーカイブ制作管理データベースはデータセグメ
ント情報の新しいアーカイブファイル位置により更新さ
れる。ブロック677において、格納されたデータセグメ
ントエントリがファイルトラッキングデータベースから
削除されて、格納されたファイルが何れのクラスタにも
もはや存在しないことが示される。ブロック684におい
て、処理は呼び出しプログラムに戻る。
再びブロック672において、データセグメントが比較
的短期間(10年未満)格納される必要のある場合には、
処理はブロック680に続き、該ブロックにおいて、デー
タセグメントが大容量テープドライブ19に格納される。
短期格納を必要とする典型的なシナリオは、特定の場面
がさらに改良されるにはまだ時期が早いという状況に関
係する。図版はテープ19に格納されてディスククラスタ
のスペースが開けられる。処理はブロック682に続き、
該ブロックにおいて、アーカイブ制作管理データベース
が更新されて、データセグメントの新しいファイル位置
を反映するようにされる。ブロック683において、デー
タセグメントの、格納されたファイルエントリがファイ
ルトラッキングデータベースから削除されて、格納され
たファイルが何れのクラスタにも存在しないことが示さ
れる。処理はブロック684において呼出しプログラムに
戻る。
本発明は、その具体的な好ましい実施態様に関して説
明が行われてきたが、これに限定されるものではない。
他の多くの変更及び改変が本発明の本質的な精神及び範
囲から逸脱することなく行われ得ることは当業者に理解
されるであろう。例えば、非常に多くの異なるソフトウ
ェア言語における多数のソフトウェア及びハードウェア
デザインの方法及びアーキテクチャは、開示されている
発明を実施するために適切なものとなるであろう。
(発明の効果) 本発明によれば、アニメーションの処理を支援するた
めに複数の情報処理部を用いることにより、古典的アニ
メーションスタイルのアニメーションの制作費用が削減
される。上記情報処理部により、処理能力は第1及び第
2のグローバルエリアネットワークに沿って分散された
場所に本質的に分配される。このようにして、中央集中
型システムに於いて生ずるデータに対する集中的な要求
は、複数の情報処理部に同時に分配される。
更に本発明によれば、2個の独立したグローバルエリ
アネットワークを利用することによりデジタル画像デー
タ及び制御情報のスループットが最大化され、他方、処
理能力を情報処理部に分配することにより、システムの
様々な障害によって引き起こされる可能性のある作動停
止時間が最小化される。複数のデータベース管理システ
ム(アニメーションロジスティックシステム)は又、全
ての記憶割当及び制作スケジュールを監視することによ
り効率を増大させる。制作プロセスの監督者には分散さ
れた情報処理部に於いて実行されている全てのタスクの
状態が常時与えられる。最後に、本発明の装置の設計は
拡張が容易に行われるようになされている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデジタル画像データを格納、更新
及び転送するための、コンピュータアニメーション制作
システムの概略ブロック図である。 第2図は本発明に合致したデジタル画像データ処理のた
めのコンピュータアニメーション制作システムの他の実
施例の概略ブロック図である。 第3図はユーザが画像データ及び関連するデータベース
を、それぞれ再び見そして更新することができる、本発
明に合致したワークステーションの概略ブロック図であ
る。 第4図は、ユーザ対話ルーチンの制御のもとに、画像フ
ァイル及び場面データベースファイルの両方を獲得し、
使用し、返送するための、第1図及び第2図のコンピュ
ータアニメーション制作システムの連続する処理を示す
流れ図である。 第5図は、第4図で参照される作業選択ルーチンの制御
のもとに要求される場面の識別を決定するための、第1
図及び第2図のコンピュータアニメーション制作システ
ムの様々な構成要素によって行われる連続した処理を示
す流れ図である。 第6a図及び第6b図は、第5図で参照される作業リスト獲
得ルーチンの制御のもとに作業リストのコピーを位置づ
けし、獲得するための、ワークステーション(第3図)
及びアニメーションロジスティックスシステムの連続す
る処理を示し流れ図である。 第7図は第5図で参照される作業選択データベース照会
ルーチンの制御のもとに、特定の場面の識別を決定する
ための関係型データベース照会を行うための、ワークス
テーション(第3図)及びアニメーションロジスティッ
クスシステムの連続する処理を示す流れ図である。 第8a図及び第8b図は第4図で参照されるアクセス調停ル
ーチンの制御のもとに、要求される場面のアクセス可能
性を決定するための、ワークステーション(第3図)及
びアニメーションロジスティックシステムの連続する処
理を示す流れ図である。 第9図は、第4図で参照される場面データベース獲得ル
ーチンの制御のもとに、場面データベースファイルのコ
ピーを獲得するための、ワークステーション(第3図)
及びアニメーションロジスティックスシステムの連続す
る処理を示す流れ図である。 第10図は、第4図で参照される画像データ獲得ルーチン
の制御のもとに、要求されるデジタル画像データファイ
ルの位置を決定するための、アニメーションロジスティ
ックスシステムの連続する処理を示す流れ図である。 第11図は、第10図で参照されるローカルディスククラス
タからの画像ファイル獲得ルーチンの制御のもとに、ロ
ーカルディスククラスタに於ける要求されるデジタル画
像データファイルの位置を決定するための、ワークステ
ーションの連続する処理を示す流れ図である。 第12a図、第12b図及び第12c図は、第10図で参照される
遠隔ディスククラスタからの画像データファイル獲得ル
ーチンの制御のもとに、遠隔ディスククラスタに於ける
要求されるデジタル画像データファイルの位置を決定す
るための、アニメーションロジスティックスシステムの
連続する処理を示す流れ図である。 第13図は、第12a図で参照される各クラスタボリューム
ディレクトリの探索ルーチンの制御のもとに、要求され
るデジタル画像データファイルを位置づけるためにクラ
スタの各ボリュームディレクトリを探索するための、ア
ニメーションロジスティックスシステムの連続する処理
を示す流れ図である。 第14図は、第4図で参照されるデータ改良ルーチンの制
御のもとに、デジタル画像データを改良するための、ワ
ークステーション(第3図)とその関連するメモリの連
続する処理を示す流れ図である。 第15a図、第15b図及び第15c図は、第4図で参照される
アクセス解放ルーチンの制御のもとに、場面データベー
スファイル及び画像データファイルの制御を解放するた
めの、ワークステーション(第3図)及びアニメーショ
ンロジスティックスシステムの連続する処理を示す流れ
図である。 第16図は、第15b図で参照される場面データベースファ
イルの返送ルーチンの制御のもとに、返送された場面デ
ータベースファイル及び画像データファイルを格納又は
削除するための、ファイルアニメーションロジスティッ
クスシステムの連続する処理を示す流れ図である。 第17図は、アーカイブ記憶管理ルーチンの制御のもと
に、アーカイブ記憶メモリから、及びアーカイブ記憶メ
モリへの、場面データベースファイル及び画像データフ
ァイルの検索及び更新のための、アニメーションロジス
ティックスシステムの連続する処理を示す流れ図であ
る。 2……コンピュータアニメーション制作システム、4…
…第1のグローバルエリアネットワーク、6、8、10、
12……第2のグローバルエリアネットワーク、23……ア
ニメーションロジスティックスシステム、24……単一フ
レームビデオシステム、36、38、40、42、43……並列デ
ィスク制御装置、28、30、32、34、35……ディスククラ
スタ、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、
66、68、70、72、74……ワークステーション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク アール.キンボール アメリカ合衆国 カリフォルニア 91011 ラ カナダ,アルミナー アベ ニュー 4939 (72)発明者 ヴァエ サーキシアン アメリカ合衆国 カリフォルニア 91106 パサデナ,マー ビスタ 174 (72)発明者 ディラン ダブリュ.コーラー アメリカ合衆国 カリフォルニア 91201 グレンデール,アパートメント ディー,ソノラ 1017 (56)参考文献 特開 昭62−63374(JP,A) 特開 昭63−143676(JP,A) 特開 昭62−121576(JP,A) 実開 昭62−2091(JP,U)

Claims (72)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル画像データを効率的に処理するコ
    ンピュータ画像制作システムを使用する方法であって、 該コンピュータ画像制作システムは、 該デジタル画像データと該デジタル画像データに関連す
    る制御情報とを格納し、該デジタル画像データと該デジ
    タル画像データに関連する該制御情報とへのアクセスを
    調整するロジスティックシステム(23)と、 該制御情報と該デジタル画像データとにアクセスする1
    個以上の情報処理装置(44〜74、77)と、 を有しており、 該ロジスティックシステムは、第1ネットワーク(4)
    および第2ネットワーク(6〜14)によって該1個以上
    の情報処理装置に結合されており、該第1ネットワーク
    は、該ロジスティックシステムと該1個以上の情報処理
    装置との間で該制御情報を通信しており、該第2ネット
    ワークは、該ロジスティックシステムと該1個以上の情
    報処理装置との間で該デジタル画像データを通信してお
    り、該第2ネットワークは、1個以上の高速バス(6〜
    14)を有しており、該1個以上の高速バスのそれぞれは
    該ロジスティックシステムを1個以上のアクセス制御手
    段(36〜43)のうち対応する1個のアクセス制御手段に
    結合しており、 該1個以上のアクセス制御手段のそれぞれは1個以上の
    一時記憶手段(28〜35)のうち対応する1個の一時記憶
    手段と該1個以上の情報処理装置のうち少なくとも1個
    とに結合されており、該1個以上の一時記憶手段のそれ
    ぞれは該デジタル画像データを記憶しており、該1個以
    上のアクセス制御手段のそれぞれは、少なくとも1個の
    対応する情報処理装置が1個の対応する一時記憶手段に
    記憶されている該デジタル画像データにアクセスするこ
    とを制御しており、 該方法は、 該1個以上の情報処理装置のうち要求している情報処理
    装置から該要求している情報処理装置に結合されている
    該アクセス制御手段に、該デジタル画像データのセグメ
    ントにアクセスすることを要求する第1要求を送信する
    ステップ(458)と、 該第1要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントが、第1個以上の一時記憶手段のうちロー
    カルな一時記憶手段に置かれている場合には、該第1要
    求によって要求された該デジタル画像データの該セグメ
    ントを該ローカルな一時記憶手段から該要求している情
    報処理装置に結合されている該アクセス制御手段を介し
    て該要求している情報処理装置に提供するステップ(48
    2)であって、該ローカルな一時記憶手段は該要求して
    いる情報処理装置に結合されている該アクセス制御手段
    に結合されている、ステップと、 該第1要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントが、該ローカルな一時記憶手段に置かれて
    いない場合(460)には、該要求している情報処理装置
    から該第1ネットワーク経由で該ロジスティックシステ
    ムに、該デジタル画像データの該セグメントにアクセス
    することを要求する第2要求を送信し(462)、該第2
    要求によって要求された該デジタル画像データの該セグ
    メントが該コンピュータ画像制作システムのどこに置か
    れているかを該ロジスティックシステムによって決定し
    (508、516)、該第2要求によって要求された該デジタ
    ル画像データの該セグメントを該第2ネットワーク経由
    で該要求している情報処理装置に結合されている該アク
    セス制御手段を介して該ローカルな一時記憶手段に転送
    するステップ(528、669)であって、該転送は、該ロジ
    スティックシステムから(669)、または、該1個以上
    の一時記憶手段のうちリモートな一時記憶手段から(52
    8)行われ、該リモートな一時記憶手段は該要求してい
    る情報処理装置に結合されている該アクセス制御手段以
    外のアクセス制御手段に結合されている、ステップと、 該第2要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントを該ローカルな一時記憶手段から該要求し
    ている情報処理装置に結合されている該アクセス制御手
    段を介して該要求している情報処理装置に提供し(54
    6)、該要求している情報処理装置を用いて該デジタル
    画像データの該セグメントを処理するステップ(316)
    と、 を包含する方法。
  2. 【請求項2】前記第2要求によって要求された前記デジ
    タル画像データの前記セグメントを前記第2ネットワー
    ク(6〜14)経由で転送する前記ステップ(528、669)
    が、該第2要求によって要求された該デジタル画像デー
    タの該セグメントの同一表現を、該第2要求によって要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを格納し
    ている前記リモートな一時記憶手段(28〜35)から前記
    第2ネットワーク経由で前記ローカルな一時記憶手段
    (28〜35)に転送するステップ(528)を包含する請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第2要求によって要求された前記デジ
    タル画像データの前記セグメントが前記コンピュータ画
    像制作システムのどこに置かれているかを決定する前記
    ステップ(508、516)が、前記リモートな一時記憶手段
    (28〜35)のうちいずれかが該第2要求によって要求さ
    れた該デジタル画像データの該セグメントを格納してい
    るか否かを、前記ロジスティックシステム(23)によっ
    て保持されている前記制御情報を参照することによって
    決定するステップ(552〜570)を包含する請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】前記第2要求によって要求された前記デジ
    タル画像データの前記セグメントを前記第2ネットワー
    ク(6〜14)経由で転送する前記ステップ(528、669)
    が、該第2要求によって要求された該デジタル画像デー
    タの該セグメントの同一表現を、該第2要求によって要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを格納し
    ている前記リモートな一時記憶手段(28〜35)から前記
    第2ネットワーク経由で前記ローカルな一時記憶手段
    (28〜35)に転送するステップ(528)を包含する請求
    項3に記載する方法。
  5. 【請求項5】前記ロジスティックシステム(23)が前記
    デジタル画像データを長時間にわたって記憶するアーカ
    イブ記憶手段(17、19)をさらに備え、前記第2要求に
    よって要求された前記デジタル画像データの前記セグメ
    ントが前記コンピュータ画像制作システムのどこに置か
    れているかを決定する前記ステップ(508、516)が、該
    アーカイブ記憶手段が該第2要求によって要求された該
    デジタル画像データの該セグメントを格納しているか否
    かを、該ロジスティックシステムによって保持されてい
    る前記制御情報を参照することによって決定するステッ
    プを包含する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第2要求によって要求された前記デジ
    タル画像データの前記セグメントを前記第2ネットワー
    ク(6〜14)経由で転送する前記ステップ(528、669)
    が、該第2要求によって要求された該デジタル画像デー
    タの該セグメントの同一表現を、該第2要求によって要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを格納し
    ている前記アーカイブ記憶手段(17、19)から該第2ネ
    ットワーク経由で前記ローカルな一時記憶手段(28〜3
    5)に転送するステップ(669)を包含する請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】前記第2要求によって要求された前記デジ
    タル画像データの前記セグメントを提供するステップ
    (546)が、該第2要求によって要求された該デジタル
    画像データの該セグメントの前記同一表現を、前記ロー
    カルな一時記憶手段(28〜35)から前記要求している情
    報処理装置(44〜74、77)に転送するステップを包含す
    る請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記制御情報が、前記1個以上の情報処理
    装置(44〜74、77)を操作するユーザに作業割当を提供
    する制作作業フロー情報を含み、前記ロジスティックシ
    ステム(23)は、該制作作業フロー情報を保持する作業
    リストデータベースをさらに備えており、前記方法は、
    該情報処理装置において該ユーザに該作業割当を提供す
    るステップをさらに包含する請求項3または5に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】前記方法は、前記1個以上の情報処理装置
    (44〜74、77)のそれぞれにおいて前記制作作業フロー
    情報と前記デジタル画像データとへのアクセスを、該1
    個以上の情報処理装置のうち1個以上の要求している情
    報処理装置によって要求された該制作作業フロー情報と
    該デジタル画像データの該セグメントとに対する許可状
    態を参照することによって調停するステップ(304、31
    6)をさらに包含する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記アクセスを調停するステップ(30
    4、316)は、前記1個以上の情報処理装置のうち1個以
    上の要求している情報処理装置が該1個以上の要求して
    いる情報処理装置によって同時に要求された前記デジタ
    ル画像データの前記セグメントの読み出し専用の表現を
    有することを許可するステップ(400)と、該読み出し
    専用の表現を有する該1個以上の要求している情報処理
    装置が該1個以上の要求している情報処理装置によって
    同時に要求された該デジタル画像データの該セグメント
    を更新することを不可能とするステップ(644、650)と
    を包含する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記アクセスを調停するステップ(30
    4、316)は、前記1個以上の情報処理装置のうち1個以
    上の要求している情報処理装置のうち1個のみが該1個
    以上の要求している情報処理装置によって同時に要求さ
    れた前記デジタル画像データの前記セグメントの読み出
    し/書き込み表現を有することを許可するステップ(40
    3、410)と、該読み出し/書き込み表現を有する該1個
    以上の要求している情報処理装置のうち該1個のみが該
    1個以上の要求している情報処理装置によって同時に要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを更新す
    ることを可能とするステップ(644、648)とを包含する
    請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記デジタル画像データの前記セグメン
    トを更新する前に、該デジタル画像データの該セグメン
    トを保存するステップ(582)をさらに包含する請求項1
    1に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記アクセスを調停するステップ(30
    4、316)は、前記1個以上の情報処理装置のうち1個以
    上の要求している情報処理装置が該1個以上の要求して
    いる情報処理装置によって同時に要求された前記デジタ
    ル画像データの前記セグメントの限定された読み出し/
    書き込み表現を有することを許可するステップ(410)
    と、該1個以上の要求している情報処理装置のそれぞれ
    が該1個以上の要求している情報処理装置によって同時
    に要求された該デジタル画像データの該セグメントのう
    ち割り当てられた部分を更新することを可能とするステ
    ップ(644、652)とを包含する請求項9に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記デジタル画像データの前記セグメン
    トのうち前記割り当てられた部分を更新する前に、該デ
    ジタル画像データの該セグメントを保存するステップ
    (582)をさらに包含する請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】デジタル画像データを効率的に処理する
    コンピュータ画像制作システムを形成する装置であっ
    て、 該コンピュータ画像制作システムは、 該デジタル画像データと該デジタル画像データに関連す
    る制御情報とを格納し、該デジタル画像データと該デジ
    タル画像データに関連する該制御情報とへのアクセスを
    調整するロジスティックシステム(23)と、 該制御情報と該デジタル画像データとにアクセスする1
    個以上の情報処理装置(44〜74、77)と、 を有しており、 該ロジスティックシステムは、第1ネットワーク(4)
    および第2ネットワーク(6〜14)によって該1個以上
    の情報処理装置に結合されており、該第1ネットワーク
    は、該ロジスティックシステムと該1個以上の情報処理
    装置との間で該制御情報を通信しており、該第2ネット
    ワークは、該ロジスティックシステムと該1個以上の情
    報処理装置との間で該デジタル画像データを通信してお
    り、該第2ネットワークは、1個以上の高速バス(6〜
    14)を有しており、該1個以上の高速バスのそれぞれは
    該ロジスティックシステムを1個以上のアクセス制御手
    段(36〜43)のうち対応する1個のアクセス制御手段に
    結合しており、 該1個以上のアクセス制御手段のそれぞれは1個以上の
    一時記憶手段(28〜35)のうち対応する1個の一時記憶
    手段と該1個以上の情報処理装置のうち少なくとも1個
    とに結合されており、該1個以上の一時記憶手段のそれ
    ぞれば該デジタル画像データを記憶しており、該1個以
    上のアクセス制御手段のそれぞれは、少なくとも1個の
    対応する情報処理装置が1個の対応する一時記憶手段に
    記憶されている該デジタル画像データにアクセスするこ
    とを制御しており、 該装置は、 該1個以上の情報処理装置のうち要求している情報処理
    装置から該要求している情報処理装置に結合されている
    該アクセス制御手段に、該デジタル画像データのセグメ
    ントにアクセスすることを要求とする第1要求を送信す
    る手段(458)と、 該第1要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントを該1個以上の一時記憶手段のうちローカ
    ルな一時記憶手段から該要求している情報処理装置に結
    合されている該アクセス制御手段を介して該要求してい
    る情報処理装置に提供する手段(482)であって、該ロ
    ーカルな一時記憶手段は該要求している情報処理装置に
    結合されている該アクセス制御手段に結合されている、
    手段と、 該要求している情報処理装置から該第1ネットワーク経
    由で該ロジスティックシステムに、該デジタル画像デー
    タの該セグメントにアクセスすることを要求する第2要
    求を送信する手段(462)と、 該第2要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントが該コンピュータ画像制作システムのどこ
    に置かれているかを該ロジスティックシステムによって
    決定する手段(508、516)と、 該第2要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントを該第2ネットワーク経由で該要求してい
    る情報処理装置に結合されている該アクセス制御手段を
    介して該ローカルな一時記憶手段に転送する手段(52
    8、669)であって、該転送は、該ロジスティックシステ
    ムから(669)、または、該1個以上の一時記憶手段の
    うちリモートな一時記憶手段から(528)行われ、該リ
    モートな一時記憶手段は該要求している情報処理装置に
    結合されている該アクセス制御手段以外のアクセス制御
    手段に結合されている、手段と、 該第2要求によって要求された該デジタル画像データの
    該セグメントを該ローカルな一時記憶手段から該要求し
    ている情報処理装置に結合されている該アクセス制御手
    段を介して該要求している情報処理装置に提供する手段
    (546)と、 を備えている装置。
  16. 【請求項16】前記第2要求によって要求された前記デ
    ジタル画像データの前記セグメントを前記第2ネットワ
    ーク(6〜14)経由で転送する前記手段(528、669)
    が、該第2要求によって要求された該デジタル画像デー
    タの該セグメントの同一表現を、該第2要求によって要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを格納し
    ている前記リモートな一時記憶手段(28〜35)から前記
    第2ネットワーク経由で前記ローカルな一時記憶手段
    (28〜35)に転送する手段(528)を備えている請求項1
    5に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記第2要求によって要求された前記デ
    ジタル画像データの前記セグメントが前記コンピュータ
    画像制作システムのどこに置かれているかを決定する前
    記手段(508、516)が、前記リモートな一時記憶手段
    (28〜35)のうちいずれかが該第2要求によって要求さ
    れた該デジタル画像データの該セグメントを格納してい
    るか否かを、前記ロジスティックシステム(23)によっ
    て保持されている前記制御情報を参照することによって
    決定する手段(552〜570)を備えている請求項15に記載
    の装置。
  18. 【請求項18】前記第2要求によって要求された前記デ
    ジタル画像データの前記セグメントを前記第2ネットワ
    ーク(6〜14)経由で転送する前記手段(528、669)
    が、該第2要求によって要求された該デジタル画像デー
    タの該セグメントの同一表現を、該第2要求によって要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを格納し
    ている前記リモートな一時記憶手段(28〜35)から前記
    第2ネットワーク経由で前記ローカルな一時記憶手段
    (28〜35)に転送する手段(528)を備えている請求項1
    7に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記ロジスティックシステム(23)が前
    記デジタル画像データを長時間にわたって記憶するアー
    カイブ記憶手段(17、19)をさらに備え、前記第2要求
    によって要求された前記デジタル画像データの前記セグ
    メントが前記コンピュータ画像制作システムのどこに置
    かれているかを決定する前記手段(508、516)が、該ア
    ーカイブ記憶手段が該第2要求によって要求された該デ
    ジタル画像データの該セグメントを格納しているか否か
    を、該ロジスティックシステムによって保持されている
    前記制御情報を参照することによって決定する手段を備
    えている請求項15に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記第2要求によって要求された前記デ
    ジタル画像データの前記セグメントを前記第2ネットワ
    ーク(6〜14)経由で転送する前記手段(528、669)
    が、該第2要求によって要求された該デジタル画像デー
    タの該セグメントの同一表現を、該第2要求によって要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを格納し
    ている前記アーカイブ記憶手段(17、19)から該第2ネ
    ットワーク経由で前記ローカルな一時記憶手段(28〜3
    5)に転送する手段(669)を備えている請求項19に記載
    の装置。
  21. 【請求項21】前記第2要求によって要求された前記デ
    ジタル画像データの前記セグメントを提供する手段(54
    6)が、該第2要求によって要求された該デジタル画像
    データの該セグメントの前記同一表現を、前記ローカル
    な一時記憶手段(28〜35)から前記要求している情報処
    理装置(44〜74、77)に転送する手段を備えている請求
    項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】前記制御情報が、前記1個以上の情報処
    理装置(44〜74、77)を操作するユーザに作業割当を提
    供する制作作業フロー情報を含み、前記ロジスティック
    システム(23)は、該制作作業フロー情報を保持する作
    業リストデータベースをさらに備えており、前記装置
    は、該情報処理装置において該ユーザに該作業割当を提
    供する手段をさらに備えている請求項17または19に記載
    の装置。
  23. 【請求項23】前記ロジスティックシステム(23)は、
    前記1個以上の情報処理装置(44〜74、77)のそれぞれ
    において前記制作作業フロー情報と前記デジタル画像デ
    ータとへのアクセスを、該1個以上の情報処理装置のう
    ち1個以上の要求している情報処理装置によって要求さ
    れた該制作作業フロー情報と該デジタル画像データの該
    セグメントとに対する許可状態を参照することによって
    調停する手段(304、316)をさらに備えている請求項22
    に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記アクセスを調停する手段(304、31
    6)は、前記1個以上の情報処理装置のうち1個以上の
    要求している情報処理装置が該1個以上の要求している
    情報処理装置によって同時に要求された前記デジタル画
    像データの前記セグメントの読み出し専用の表現を有す
    ることを許可する手段(400)と、該読み出し専用の表
    現を有する該1個以上の要求している情報処理装置が該
    1個以上の要求している情報処理装置によって同時に要
    求された該デジタル画像データの該セグメントを更新す
    ることを不可能とする手段(644、650)とを備えている
    請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】前記アクセスを調停する手段(304、31
    6)は、前記1個以上の情報処理装置のうち1個以上の
    要求している情報処理装置のうち1個のみが該1個以上
    の要求している情報処理装置によって同時に要求された
    前記デジタル画像データの前記セグメントの読み出し/
    書き込み表現を有することを許可する手段(403、410)
    と、該読み出し/書き込み表現を有する該1個以上の要
    求している情報処理装置のうち該1個のみが該1個以上
    の要求している情報処理装置によって同時に要求された
    該デジタル画像データの該セグメントを更新することを
    可能とする手段(644、648)とを備えている請求項23に
    記載の装置。
  26. 【請求項26】前記デジタル画像データの前記セグメン
    トを更新する前に、該デジタル画像データの該セグメン
    トを保存する手段(582)をさらに備えている請求項25
    に記載の装置。
  27. 【請求項27】前記アクセスを調停する手段(304、31
    6)は、前記1個以上の情報処理装置のうち1個以上の
    要求している情報処理装置が該1個以上の要求している
    情報処理装置によって同時に要求された前記デジタル画
    像データのセグメントの限定された読み出し/書き込み
    表現を有することを許可する手段(410)と、該1個以
    上の要求している情報処理装置のそれぞれが該1個以上
    の要求している情報処理装置によって同時に要求された
    該デジタル画像データの該セグメントのうち割り当てら
    れた部分を更新することを可能とする手段(644、652)
    とを備えている請求項23に記載の装置。
  28. 【請求項28】前記デジタル画像データの前記セグメン
    トのうち前記割り当てられた部分を更新する前に、該デ
    ジタル画像データの該セグメントを保存する手段(58
    2)をさらに備えている請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】デジタル画像データを効率的に処理し、
    コンピュータ画像制作システムのユーザが該デジタル画
    像データを表示し、開発し、利用し、改良することを可
    能にするコンピュータ画像制作システムであって、 該コンピュータ画像制作システムは、 該デジタル画像データを格納し、該デジタル画像データ
    に関連する制御情報を保持するロジスティックシステム
    (23)と、 該コンピュータ画像制作システムの該ユーザが該デジタ
    ル画像データおよび該制御情報を検討し、要求し、改良
    することを可能にする1個以上の情報処理装置(44〜7
    4、77)と、 該1個以上の情報処理装置のそれぞれを該ロジスティッ
    クシステムに結合する第1ネットワーク(4)であっ
    て、該ロジスティックシステムと該1個以上の情報処理
    装置との間で該制御情報を通信する第1ネットワーク
    と、 1個以上のアクセス制御手段(36〜43)であって、該1
    個以上のアクセス制御手段のそれぞれは該1個以上の情
    報処理装置のうち少なくとも1個に結合されている、ア
    クセス制御手段と、 該デジタル画像データを記憶する1個以上の一時記憶手
    段(28〜35)であって、該1個以上の一時記憶手段のそ
    れぞれは該1個以上のアクセス制御手段のうち対応する
    1個のアクセス制御手段に結合されており、該1個以上
    のアクセス制御手段のそれぞれは、少なくとも1個の対
    応する情報処理装置が1個の対応する一時記憶手段に記
    憶されている該デジタル画像データにアクセスすること
    を制御する、一時記憶手段と、 1個以上の独立した高速データバス(6〜14)を有する
    第2ネットワーク(6〜14)であって、該1個以上の高
    速データバスのそれぞれは該ロジスティックシステムを
    該1個以上のアクセス制御手段のうち対応する1個のア
    クセス制御手段に結合し、該第2ネットワークは該1個
    以上のアクセス制御手段のそれぞれと該ロジスティック
    システムとの間で該デジタル画像データを通信する、第
    2ネットワークと、 を備えているコンピュータ画像制作システム。
  30. 【請求項30】前記ロジスティックシステム(23)が、
    前記デジタル画像データおよび前記制御情報の少なくと
    も一方を長時間にわたって記憶するアーカイブ記憶手段
    (17、19)をさらに備えている請求項29に記載のコンピ
    ュータ画像制作システム。
  31. 【請求項31】前記アーカイブ記憶手段(17、19)が、
    前記デジタル画像データおよび前記制御情報の少なくと
    も一方を記憶する1個以上の光ディスク構成である請求
    項30に記載のコンピュータ画像制作システム。
  32. 【請求項32】前記アーカイブ記憶手段(17、19)が、
    前記デジタル画像データおよび前記制御情報の少なくと
    も一方を記憶する1個以上の大容量テープ駆動システム
    である請求項30に記載のコンピュータ画像制作システ
    ム。
  33. 【請求項33】前記制御情報が、前記アーカイブ記憶手
    段(17、19)に記憶された前記デジタル画像データの位
    置を示すアーカイブファイル位置情報を含み、前記ロジ
    スティックシステム(23)が、該アーカイブファイル位
    置情報を保持するアーカイブ制作管理データベース手段
    (20)をさらに備えている請求項30に記載のコンピュー
    タ画像制作システム。
  34. 【請求項34】前記アーカイブ制作管理データベース手
    段(20)が、前記アーカイブファイル位置情報を記憶す
    る関係型データベースである請求項33に記載のコンピュ
    ータ画像制作システム。
  35. 【請求項35】前記1個以上の情報処理装置(44〜74、
    77)のそれぞれが、少なくとも1人のユーザが前記デジ
    タル画像データおよび前記制御情報の少なくとも一方を
    開発し、利用し、改良することを可能とするコンピュー
    タ化ユーザワークステーションである請求項29に記載の
    コンピュータ画像制作システム。
  36. 【請求項36】前記制御情報が、制作管理レポートを作
    成するのに必要な制作情報を含み、前記ロジスティック
    システム(23)が、該制作情報を保持する制作管理デー
    タベース手段(20)をさらに備えている請求項29に記載
    のコンピュータ画像制作システム。
  37. 【請求項37】前記制作管理データベース手段(20)
    が、前記制作情報を記憶する関係型データベースの一部
    である請求項36に記載のコンピュータ画像制作システ
    ム。
  38. 【請求項38】前記制御情報が、前記1個以上の一時記
    憶手段(28〜35)に記憶された前記デジタル画像データ
    の位置を示すファイル位置情報を含み、前記ロジスティ
    ックシステム(23)が、該ファイル位置情報を保持する
    ファイルトラッキングデータベース手段(20)をさらに
    備えている請求項29に記載のコンピュータ画像制作シス
    テム。
  39. 【請求項39】前ファイルトラッキングデータベース手
    段(20)が、前記ファイル位置情報を記憶する関係型デ
    ータベースの一部である請求項38に記載のコンピュータ
    画像制作システム。
  40. 【請求項40】前記制御情報が、前記デジタル画像デー
    タおよび前記制御情報の少なくとも一方の制作作業フロ
    ー情報を含み、前記ロジスティックシステム(23)が、
    該制作作業フロー情報を保持する作業リストデータベー
    ス手段(20)をさらに備えている請求項29に記載のコン
    ピュータ画像制作システム。
  41. 【請求項41】前記作業リストデータベース手段(20)
    が、前記制作作業フロー情報を記憶する関係型データベ
    ースの一部である請求項40に記載のコンピュータ画像制
    作システム。
  42. 【請求項42】前記作業リストデータベース手段(20)
    が、前記制作作業フロー情報および前記デジタル画像デ
    ータを更新する際に、前記ユーザによる該制作作業フロ
    ー情報へのアクセスを調停する請求項40に記載のコンピ
    ュータ画像制作システム。
  43. 【請求項43】前記ロジスティックシステム(23)が、
    前記1個以上の情報処理装置のうち1個のみに対し前記
    制作作業フロー情報および前記デジタル画像データを更
    新することを許可する請求項42に記載のコンピュータ画
    像制作システム。
  44. 【請求項44】前記ロジスティックシステム(23)が、
    前記1個以上の情報処理装置のうち少なくとも1個に対
    し前記デジタル画像データの同一表現を得ることを許可
    する請求項42に記載のコンピュータ画像制作システム。
  45. 【請求項45】前記ロジスティックシステム(23)が、
    前記1個以上の情報処理装置のうち少なくとも1個に対
    し前記制作作業フロー情報および前記デジタル画像デー
    タのうち割り当てられた部分を更新することを許可する
    請求項42に記載のコンピュータ画像制作システム。
  46. 【請求項46】制作物を開発する方法であって、該制作
    物は1個以上の場面から組織されており、該場面のそれ
    ぞれは1個以上の画像を有しており、該場面のそれぞれ
    は、該場面の該画像を表現する1個以上の画像ファイル
    に関連づけれており、 該方法は、 該1個以上の画像ファイルを1個以上の一時記憶装置
    (28〜35)に記憶するステップであって、該一時記憶装
    置のそれぞれは1個以上のワークステーション(44〜7
    4、77)に直接に結合されている、ステップと、 ロジスティックシステム(23)のデータベースメモリ装
    置内に1個以上の場面データベースを提供するステップ
    であって、該1個以上の場面データベースのそれぞれは
    該場面の1つに対応しており、該1個以上の場面データ
    ベースのそれぞれは、対応する場面に関連づけられた1
    個以上の画像ファイルを識別するデータを有する1個以
    上の場面データベースファイルを有している、ステップ
    と、 該1個以上の場面データベースにアクセスするステップ
    であって、該アクセスするステップは、 該1個以上のワークステーションのうち要求しているワ
    ークステーションから第1ネットワーク(4)を経由し
    て該ロジスティックシステムに、該1個以上の場面デー
    タベースにアクセスすることを要求する第1要求を送る
    ステップ(446)と、 該1個以上の場面データベースについて1個以上の場面
    データベースファイルが存在する場合には、該第1要求
    に応答して、該ロジスティックシステムから該第1ネッ
    トワークを経由して該要求しているワークステーション
    に該1個以上の場面データベースファイルを返送するス
    テップ(448)と、 該ロジスティックシステムから返送された該1個以上の
    場面データベースファイルによって識別される1個以上
    の画像ファイルを該第1ネットワークと異なる第2ネッ
    トワークを経由して該要求しているワークステーション
    において獲得すステップ(310)と、 を有している、ステップと、 該要求しているワークステーションを用いて、該獲得さ
    れた1個以上の画像ファイルと該返送された1個以上の
    場面データベースファイルとを改良するステップ(31
    2)と、 該アクセスされた1個以上の場面データベースを解放す
    るステップ(316)と、 該制作物の開発が終わるまで、該記憶するステップ、該
    提供するステップ、該獲得するステップ、該アクセスす
    るステップ、該改良するステップおよび該解放するステ
    ップを繰り返すステップと、 を包含する、制作物を開発する方法。
  47. 【請求項47】前記1個以上の画像ファイルを獲得する
    ステップ(310)が、 前記要求しているワークステーションが直接に結合され
    ている前記1個以上の一時記憶装置の1個において、獲
    得されるべき前記1個以上の画像ファイルのそれぞれを
    サーチするステップ(472、476)と、 獲得されるべき該1個以上の画像ファイルのいずれか
    が、該要求しているワークステーションが直接に結合さ
    れている該一時記憶装置において発見された場合、該要
    求しているワークステーションが直接に結合されている
    該一時記憶装置から該要求しているワークステーション
    に該発見された画像ファイルを提供するステップ(48
    2)と、 を包含する、請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】前記1個以上の画像ファイルを獲得する
    前記ステップ(310)が、前記要求しているワークステ
    ーションが直接に結合されていない前記1個以上の一時
    記憶装置をサーチし、該要求しているワークステーショ
    ンが直接に結合されている前記一時記憶装置において発
    見されない、獲得されるべき前記1個以上の画像ファイ
    ルのいずれかを得るステップ(488、508、516)と、 該要求しているワークステーションが直接に結合されて
    いない該1個以上の一時記憶装置において発見される、
    獲得されるべき該1個以上の画像ファイルのいずれかを
    該第2ネットワークを経由して該要求しているワークス
    テーションが直接に結合されている該一時記憶装置に転
    送するステップ(528、669)と、 該要求してるワークステーションが直接に結合されてい
    る該一時記憶装置から該要求しているワークステーショ
    ンに該転送された画像ファイルを提供するステップ(54
    6)と、 を包含する請求項47に記載の方法。
  49. 【請求項49】前記ロジスティックシステムの前記デー
    タベースメモリ装置内にファイルトラッキングデータベ
    ースを提供するステップをさらに包含し、該ファイルト
    ラッキングデータベースは、前記1個以上の一時記憶装
    置に記憶された前記1個以上の画像ファイルのそれぞれ
    の位置を示すデータを含む、請求項48に記載の方法。
  50. 【請求項50】前記要求しているワークステーションが
    直接に結合されていない前記1個以上の一時記憶装置を
    サーチする前記ステップ(488、508、516)が、前記フ
    ァイルトラッキングデータベースに記憶された前記位置
    を示す前記データを用いて、前記要求しているワークス
    テーションが直接に結合されている前記一時記憶装置に
    おいて発見されない、前記1個以上の画像ファイルのそ
    れぞれの位置であって、該要求しているワークステーシ
    ョンが直接に結合されていない該一時記憶装置内の位置
    を決定するステップ(508)を包含する、請求項49に記
    載の方法。
  51. 【請求項51】前記位置を決定するステップ(508)
    が、該位置を示す前記データを用いて位置づけられる前
    記1個以上の画像ファイルが、該データによって示され
    る該位置に実際に記憶されていることを検証するステッ
    プ(510、512、514)を包含する、請求項50に記載の方
    法。
  52. 【請求項52】前記転送するステップ(528、669)が、
    前記転送された画像ファイルのそれぞれに対して前記位
    置を示す前記データを更新することにより、前記要求し
    ているワークステーションが直接に結合されている前記
    一時記憶装置内の新しい位置を反映させるステップ(52
    4、534)を包含する、請求項50に記載の方法。
  53. 【請求項53】前記ロジスティックシステム(23)の前
    記データベースメモリ装置内にファイルトラッキングデ
    ータベースを提供するステップをさらに包含し、前記フ
    ァイルトラッキングデータベースは、前記1個以上の一
    時記憶装置に記憶された前記1個以上の画像ファイルの
    それぞれの位置を示すデータを含む、請求項46に記載の
    方法。
  54. 【請求項54】改良することを現在要求されていない前
    記1個以上の場面に関連づけられた前記1個以上の画像
    ファイルを前記ロジスティックシステム(23)の少なく
    とも1個のアーカイブ記憶装置(17、19)に記憶するス
    テップ(672、674)と、 該ロジスティックシステム(23)のデータベースメモリ
    装置内にアーカイブデータベースを提供するステップで
    あって、該アーカイブデータベースは、該少なくとも1
    個のアーカイブ記憶装置に記憶された該1個以上の画像
    ファイルのそれぞれの位置を示すデータを含む、ステッ
    プと、 を包含する、請求項50に記載の方法。
  55. 【請求項55】前記1個以上の画像ファイルを獲得する
    前記ステップ(310)が、獲得されるべき前記1個以上
    の画像ファイルが前記1個以上の一時記憶装置(28〜3
    5)のいずれかにおいて発見されない場合に、前記ロジ
    スティックシステム(23)の前記少なくとも1個のアー
    カイブ記憶装置(17、19)をサーチして、獲得されるべ
    き該1個以上の画像ファイルのいずれかを得るステップ
    を包含する、請求項54に記載の方法。
  56. 【請求項56】前記少なくとも1個アーカイブ記憶装置
    をサーチする前記ステップが、前記アーカイブデータベ
    ースに記憶された前記位置を示す前記データを用いて、
    前記1個以上の一時記憶装置において発見されていない
    前記1個以上の画像ファイルのそれぞれの位置であっ
    て、該少なくとも1個のアーカイブ記憶装置内の位置を
    決定するステップ(660)を包含する、請求項55に記載
    の方法。
  57. 【請求項57】前記1個以上の画像ファイルを獲得する
    前記ステップ(310)が、 前記少なくとも1個のアーカイブ記憶装置において発見
    された前記1個以上の画像ファイルのいずれかを前記第
    2ネットワークを経由して前記要求しているワークステ
    ーションが直接に結合されている前記一時記憶装置に転
    送するステップ(669)と、 前記ファイルトラッキングデータベースを更新すること
    により、該少なくとも1個のアーカイブ記憶装置から転
    送された該画像ファイルの現在の位置を反映させるステ
    ップ(670)と、 該転送された画像ファイルを該要求しているワークステ
    ーションが直接に結合されている該一時記憶装置から該
    要求しているワークステーションに提供するステップ
    (546)と、 を包含する請求項56に記載の方法。
  58. 【請求項58】前記少なくとも1個のアーカイブ記憶装
    置から前記画像ファイルを転送する前記ステップ(66
    9)が、前記要求しているワークステーションが直接に
    結合されている前記一時記憶装置が不十分な容量を有し
    ている場合に、該少なくとも1個のアーカイブ記憶装置
    (17、19)から該要求しているワークステーションが直
    接に結合されていない該1個以上の一時記憶装置のうち
    少なくとも1個に該画像ファイルの1個以上を転送する
    ステップを包含する、請求項57に記載の方法。
  59. 【請求項59】改良することを現在要求されていない前
    記第1個以上の場面に関連づけられた前記1個以上の画
    像ファイルを前記ロジスティックシステム(23)の少な
    くとも1個のアーカイブ記憶装置に記憶するステップ
    (672、674)と、 該ロジスティックシステム(23)のデータベースメモリ
    装置内にアーカイブデータベースを提供するステップで
    あって、該アーカイブデータベースは、該少なくとも1
    個のアーカイブ記憶装置に記憶された該1個以上の画像
    ファイルのそれぞれの位置を示すデータを含む、ステッ
    プと、 を包含する、請求項46に記載の方法。
  60. 【請求項60】前記要求しているワークステーションが
    直接に結合されていない前記1個以上の一時記憶装置を
    サーチする前記ステップ(488、508、516)が、該要求
    しているワークステーションから前記第1ネットワーク
    (4)を経由して前記ロジスティックシステムに送られ
    た第2要求によって開始される、請求項50に記載の方
    法。
  61. 【請求項61】前記アーカイブ記憶装置をサーチする前
    記ステップが、前記要求しているワークステーションか
    ら前記第1ネットワーク(4)を経由して前記ロジステ
    ィックシステム(23)に送られた第3要求によって開始
    される、請求項55に記載の方法。
  62. 【請求項62】前記ロジスティックシステム(23)のデ
    ータベースメモリ装置内に制作管理データベースを提供
    するステップをさらに包含する請求項46、50または54に
    記載の方法であって、該制作管理データベースは、それ
    ぞれが前記制作物の前記1個以上の場面の少なくとも1
    個に対応する複数のエントリを有しており、該複数のエ
    ントリのそれぞれは、該1個以上の場面のうち対応する
    場面の制作状態を示すデータを含む方法。
  63. 【請求項63】前記制作管理データベースに記憶された
    前記データを用いて、前記1個以上の場面の少なくとも
    1個に対して制作管理レポートを作成するステップをさ
    らに包含する請求項62に記載の方法。
  64. 【請求項64】前記1個以上の場面データベースにアク
    セスする前記ステップが、前記第1要求に関連づけられ
    た許可状態に基づいて、該1個以上の場面データベース
    へのアクセスを調停するステップ(304)をさらに包含
    する請求項62に記載の方法。
  65. 【請求項65】前記1個以上の場面データベースにアク
    セスすることを要求する前記第1要求に関連づけられた
    前記許可状態が読み出し専用であり、前記調停するステ
    ップが、前記1個以上のワークステーションのうちの他
    のものによって保持された前記場面データベースファイ
    ルのコピーに関連づけられた許可状態にかかわらず、該
    1個以上の場面データベースの該場面データベースファ
    イルのコピーを返送することを前記ロジスティックシス
    テム(23)に許可するステップ(400)を包含する請求
    項64に記載方法。
  66. 【請求項66】前記第1要求に関連づけられた前記許可
    状態が読み出し/書き込みであり、前記調停するステッ
    プが、前記1個以上の場面データベースのうち現在ロッ
    クされていない場面データベースのみの前記場面データ
    ベースファイルのコピーを返送することを前記ロジステ
    ィックシステム(23)に許可するステップ(403、410)
    をさらに包含する請求項65に記載の方法。
  67. 【請求項67】前記第1要求に関連づけられた前記許可
    状態が限定された読み出し/書き込みであり、前記調停
    するステップが、限定された読み出し/書き込みまたは
    読み出し/書き込み許可状態の下に前記1個以上のワー
    クステーションのうちの他のものによって現在は保持さ
    れていない前記1個以上の場面データベースの前記場面
    データベースファイルを返送することを前記ロジスティ
    ックシステム(23)に許可するステップ(410)をさら
    に包含する請求項66に記載の方法。
  68. 【請求項68】前記アクセスされた1個以上の場面デー
    タベースを解放する前記ステップ(316)が、 解放されるべき前記アクセスされた場面データベースの
    前記許可状態が読み出し/書き込みまたは限定された読
    み出し/書き込みである場合に、解放されるべき前記ア
    クセスされた場面データベースの前記獲得された画像フ
    ァイルおよび前記返送された場面データベースファイル
    の改良されたバージョンを、該獲得された画像ファイル
    および該返送された場面データベースファイルのそれま
    でに存在していたバージョンの代わりに記憶するステッ
    プ(648、652)と、 解放されるべき該アクセスされた場面データベースの該
    許可状態が読み出し専用である場合に、解放されるべき
    該アクセスされた場面データベースの該獲得された画像
    ファイルおよび該返送された場面データベースファイル
    の該改良されたバージョンを削除するステップ(650)
    と、 を包含する請求項67に記載の方法。
  69. 【請求項69】前記1個以上のワークステーションによ
    ってアクセスされた前記1個以上の場面データベースの
    それぞれの前記許可状態が、前記制作管理データベース
    に保持されている請求項68に記載の方法。
  70. 【請求項70】前記記憶するステップが、前記1個以上
    の場面のそれぞれの前記画像を表現するアートワークを
    デジタル的にスキャンすることにより、前記関連づけら
    れた1個以上の画像ファイルを作成するステップをさら
    に包含する請求項62に記載の方法。
  71. 【請求項71】前記1個以上の場面データベースにアク
    セスする前記ステップが、作業リストに従ってアクセス
    されるべき前記データベースを選択するステップ(32
    2)をさらに包含する請求項62に記載の方法。
  72. 【請求項72】前記1個以上の場面データベースにアク
    セスする前記ステップが、前記ロジスティックシステム
    の前記データベースメモリ装置に記憶された作業選択デ
    ータベースに記憶されたデータを用いて、アクセスされ
    るべき前記場面データベースを選択するステップ(32
    4)をさらに包含する請求項62に記載の方法。
JP1278312A 1988-10-24 1989-10-24 分散された画像データ処理装置を利用したコンピュータ画像制作システム Expired - Lifetime JP2679777B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26342988A 1988-10-24 1988-10-24
US263429 1988-10-24
US263,429 1988-10-24

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7147937A Division JP2820908B2 (ja) 1988-10-24 1995-06-14 コンピュータアニメーション制作システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02244283A JPH02244283A (ja) 1990-09-28
JP2679777B2 true JP2679777B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=23001736

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1278312A Expired - Lifetime JP2679777B2 (ja) 1988-10-24 1989-10-24 分散された画像データ処理装置を利用したコンピュータ画像制作システム
JP7147937A Expired - Fee Related JP2820908B2 (ja) 1988-10-24 1995-06-14 コンピュータアニメーション制作システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7147937A Expired - Fee Related JP2820908B2 (ja) 1988-10-24 1995-06-14 コンピュータアニメーション制作システム

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0365960B1 (ja)
JP (2) JP2679777B2 (ja)
AT (1) ATE164960T1 (ja)
AU (2) AU622493B2 (ja)
CA (1) CA1329433C (ja)
DE (1) DE68928637T2 (ja)
ES (1) ES2115585T3 (ja)
IE (1) IE80790B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0559708A1 (en) * 1990-11-30 1993-09-15 Cambridge Animation Systems Limited Image synthesis and processing
GB2258790A (en) * 1991-08-12 1993-02-17 Cambridge Animation Syst Animation
KR20010092018A (ko) * 2001-09-10 2001-10-24 황철수 애니메이션온라인제작방법
KR20030089963A (ko) * 2002-05-20 2003-11-28 김현순 인터넷을 이용한 애니메이션 제작관리 방법

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4600919A (en) * 1982-08-03 1986-07-15 New York Institute Of Technology Three dimensional animation
WO1986001619A1 (en) * 1984-08-24 1986-03-13 Eastman Kodak Company Method for editing video still pictures
US4604743A (en) * 1984-11-21 1986-08-05 North American Philips Corporation Bus structure for an image processor
WO1987005767A1 (en) * 1986-03-20 1987-09-24 Eastman Kodak Company Communication system having a control channel and an image channel
CA1272312A (en) * 1987-03-30 1990-07-31 Arthur Gary Ryman Method and system for processing a two-dimensional image in a microprocessor
IT1211696B (it) * 1987-08-05 1989-11-03 Enea Stazione di lavoro computerizzata per l'approntamento e/o elaborazione di bozzetti per oggetti di abbigliamento o simili
US5018078A (en) * 1987-12-09 1991-05-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus and method for processing huge image information at high speed
SE8801043D0 (sv) * 1988-03-22 1988-03-22 Orjan Strandberg Genimator
AU5933990A (en) * 1989-05-15 1990-12-18 Mark J. Bennett Method for generating maps

Also Published As

Publication number Publication date
ES2115585T3 (es) 1998-07-01
IE80790B1 (en) 1999-02-24
EP0365960A3 (en) 1992-01-29
AU4298489A (en) 1990-04-26
ATE164960T1 (de) 1998-04-15
AU1950992A (en) 1992-09-10
JPH02244283A (ja) 1990-09-28
CA1329433C (en) 1994-05-10
DE68928637D1 (de) 1998-05-14
JPH0887604A (ja) 1996-04-02
JP2820908B2 (ja) 1998-11-05
AU622493B2 (en) 1992-04-09
IE893339L (en) 1990-04-24
DE68928637T2 (de) 1998-09-10
EP0365960B1 (en) 1998-04-08
AU639185B2 (en) 1993-07-15
EP0365960A2 (en) 1990-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5764980A (en) Method for coordinating production of an animated feature using a logistics system
US6157929A (en) System apparatus and method for managing the use and storage of digital information
US8266283B2 (en) Media file access and storage solution for multi-workstation/multi-platform non-linear video editing systems
US8645403B2 (en) Database-managed rendering
EP1499104A1 (en) Information recording method, information recording terminal, information recording system, and recording medium
JP2679777B2 (ja) 分散された画像データ処理装置を利用したコンピュータ画像制作システム
CN110633250A (zh) 资源管理系统和方法
EP0507026B1 (en) A process for storing files of an electronic system
CA1340763C (en) Animation logistics system
JP3461205B2 (ja) 複数の記録媒体間における画像データの複写システムおよび複写方法
JPH06110766A (ja) 分割格納ファイルシステムのディレクトリ構成方法および計算機システム
JPH052456A (ja) 記憶媒体に対する情報記憶方法およびそのためのシステム
CA2202741C (en) System, apparatus and method for managing the use and storage of digital information
JPS62283766A (ja) 電子フアイルシステム
WO2001055953A2 (en) Photo-cd management process
JPH08287091A (ja) 画像検索装置
JP2005159902A (ja) 画像管理装置及び画像管理方法
JPH04320518A (ja) 電子プリントシステムにおいて記憶媒体を交換する方法
Draycott The Wellcome Trust Medical Photographic Library digitization project: a case study
WO1994016398A1 (en) Accessing data
CN117540040A (zh) 一种媒资内容交换装置及方法
te Kiefte et al. The Megadoc image document management system
JPH10340353A (ja) データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
Lauzzana An Art History Installation Of Electronic Still Photography
González Computerization of the Archivo General de Indias: strategies and results, part II