JP2679412B2 - 車体パネルの成形方法 - Google Patents
車体パネルの成形方法Info
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- JP2679412B2 JP2679412B2 JP40800390A JP40800390A JP2679412B2 JP 2679412 B2 JP2679412 B2 JP 2679412B2 JP 40800390 A JP40800390 A JP 40800390A JP 40800390 A JP40800390 A JP 40800390A JP 2679412 B2 JP2679412 B2 JP 2679412B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体パネルと
りわけアンダーボディの一部を形成するダッシュロアパ
ネルの成形方法に関する。
りわけアンダーボディの一部を形成するダッシュロアパ
ネルの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7に示すように、自動車の
ダッシュロアパネル1はその下端のフランジ部2で相手
側のフロアパネル(より詳しくはフロントフロア)3と
スポット溶接にて接合された上、その溶接接合部には防
水性および防じん性を付与することを目的としてシール
剤4がビード状に塗布される(例えば、「自動車工学全
書13巻乗用車の車体」,(昭55.4.20発行),
山海堂,P91参照)。
ダッシュロアパネル1はその下端のフランジ部2で相手
側のフロアパネル(より詳しくはフロントフロア)3と
スポット溶接にて接合された上、その溶接接合部には防
水性および防じん性を付与することを目的としてシール
剤4がビード状に塗布される(例えば、「自動車工学全
書13巻乗用車の車体」,(昭55.4.20発行),
山海堂,P91参照)。
【0003】このシール剤塗布作業は一般にシーリング
ロボットあるいは手作業にて行われるもので、いずれの
場合にもシーリングガンを溶接接合部に沿って動かして
シール剤4を塗布することになる。
ロボットあるいは手作業にて行われるもので、いずれの
場合にもシーリングガンを溶接接合部に沿って動かして
シール剤4を塗布することになる。
【0004】したがって、塗布軌跡の蛇行やシール剤4
の途切れを防止してシール剤塗布作業を円滑に行うため
には、図6および図8に示すように予めダッシュロアパ
ネル1側にシーリングガンを案内するビード部5を突出
形成しておくのが望ましい。なお、溶接打点を符号6で
示す。
の途切れを防止してシール剤塗布作業を円滑に行うため
には、図6および図8に示すように予めダッシュロアパ
ネル1側にシーリングガンを案内するビード部5を突出
形成しておくのが望ましい。なお、溶接打点を符号6で
示す。
【0005】すなわち、シール剤塗布時にはシーリング
ガンをビード部5に沿って動かすことにより、ロボット
作業の場合にはシーリングガンを動かすべき軌跡の制御
を単純化でき、また手作業の場合には作業者の注意力負
担を軽減して作業性を改善できる。
ガンをビード部5に沿って動かすことにより、ロボット
作業の場合にはシーリングガンを動かすべき軌跡の制御
を単純化でき、また手作業の場合には作業者の注意力負
担を軽減して作業性を改善できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のビード部5をダ
ッシュロアパネル1に形成しようとする場合、ダッシュ
ロアパネル1そのものの絞り成形時のプレス方向が図7
の矢印B方向になるのに対し、ビード部5の突出方向す
なわちビード部5を形成するためのプレス方向は矢印B
方向と一致しない。
ッシュロアパネル1に形成しようとする場合、ダッシュ
ロアパネル1そのものの絞り成形時のプレス方向が図7
の矢印B方向になるのに対し、ビード部5の突出方向す
なわちビード部5を形成するためのプレス方向は矢印B
方向と一致しない。
【0007】したがって、上記のように絞り成形時のプ
レス方向とビード部5の突出方向とが異なるために、ダ
ッシュロアパネル1の絞り成形時に同時にビード部5を
成形することは困難で、絞り工程とは別の工程でビード
部5の加工を行わないかぎり必要とするビード部5の形
状を得ることはできなかった。
レス方向とビード部5の突出方向とが異なるために、ダ
ッシュロアパネル1の絞り成形時に同時にビード部5を
成形することは困難で、絞り工程とは別の工程でビード
部5の加工を行わないかぎり必要とするビード部5の形
状を得ることはできなかった。
【0008】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、ダッシュロアパネルに代表されるように絞
り工程、トリム工程およびフランジ曲げ工程を経て成形
される車体パネルについて、加工工程数の増加を招くこ
となくビード部を形成できるようにした成形方法を提供
することを目的とする。
れたもので、ダッシュロアパネルに代表されるように絞
り工程、トリム工程およびフランジ曲げ工程を経て成形
される車体パネルについて、加工工程数の増加を招くこ
となくビード部を形成できるようにした成形方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、絞り工程、ト
リム工程およびフランジ曲げ工程を経て所定形状に形成
されて相手側パネルと溶接接合される一方、相手側パネ
ルとの接合のための平坦状のフランジ部の根元部分にビ
ード部が突出形成された車体パネルの成形方法におい
て、絞り工程では、ビード部の側壁面がこの絞り成形時
のプレス方向と平行となるようにビード部を成形するの
と同時に、ビード部に連続するフランジ部をその先端部
が所定の曲率で湾曲した形状に成形し、前記フランジ部
の湾曲部の先端部側に付帯する非製品部領域をトリム工
程で切断除去したのち、トリム工程に続くフランジ曲げ
工程では、正規形状のフランジ部と平行な方向からのプ
レス動作によりフランジ部の先端の湾曲部を平坦状に矯
正してフランジ部を成形することを特徴とする。
リム工程およびフランジ曲げ工程を経て所定形状に形成
されて相手側パネルと溶接接合される一方、相手側パネ
ルとの接合のための平坦状のフランジ部の根元部分にビ
ード部が突出形成された車体パネルの成形方法におい
て、絞り工程では、ビード部の側壁面がこの絞り成形時
のプレス方向と平行となるようにビード部を成形するの
と同時に、ビード部に連続するフランジ部をその先端部
が所定の曲率で湾曲した形状に成形し、前記フランジ部
の湾曲部の先端部側に付帯する非製品部領域をトリム工
程で切断除去したのち、トリム工程に続くフランジ曲げ
工程では、正規形状のフランジ部と平行な方向からのプ
レス動作によりフランジ部の先端の湾曲部を平坦状に矯
正してフランジ部を成形することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明方法によると、ビード部の側壁面が車体
パネルそのものの絞りプレス方向と平行となるように設
定しているので、車体パネルそのものの成形と同時にビ
ード部が成形され、しかも先端部が湾曲した形状であり
ながらフランジ部も同時成形される。
パネルそのものの絞りプレス方向と平行となるように設
定しているので、車体パネルそのものの成形と同時にビ
ード部が成形され、しかも先端部が湾曲した形状であり
ながらフランジ部も同時成形される。
【0011】そして、トリム工程を経たのちのフランジ
曲げ工程では、上記の湾曲部を平坦状に矯正することで
正規形状のフランジ部が成形される。この時、フランジ
部はその先端の湾曲部を除いて絞り成形段階で予備成形
されているので、正規形状のフランジ部と平行な方向か
らのプレス動作によりフランジ部の先端の湾曲部を平坦
状に矯正したとしても、先に成形されたビード部の形状
が変形してしまうことがない。
曲げ工程では、上記の湾曲部を平坦状に矯正することで
正規形状のフランジ部が成形される。この時、フランジ
部はその先端の湾曲部を除いて絞り成形段階で予備成形
されているので、正規形状のフランジ部と平行な方向か
らのプレス動作によりフランジ部の先端の湾曲部を平坦
状に矯正したとしても、先に成形されたビード部の形状
が変形してしまうことがない。
【0012】
【実施例】図2は本発明方法により成形されたダッシュ
ロアパネル1の断面図で、ダッシュロアパネル1のフラ
ンジ部2の根元部分には予めビード部7が形成されてお
り、このダッシュロアパネル1はフランジ部2を相手側
のフロアパネル3と重ね合わせた上でスポット溶接を施
すことによりフロアパネル3と一体化される。
ロアパネル1の断面図で、ダッシュロアパネル1のフラ
ンジ部2の根元部分には予めビード部7が形成されてお
り、このダッシュロアパネル1はフランジ部2を相手側
のフロアパネル3と重ね合わせた上でスポット溶接を施
すことによりフロアパネル3と一体化される。
【0013】そして、上記の溶接接合部には、従来と同
様に防水性および防じん性を付与することを目的として
ビード部7に沿ってシール剤4が塗布される。
様に防水性および防じん性を付与することを目的として
ビード部7に沿ってシール剤4が塗布される。
【0014】ダッシュロアパネル1は、絞り工程、トリ
ム工程およびフランジ曲げ工程を経て成形される。
ム工程およびフランジ曲げ工程を経て成形される。
【0015】絞り工程では、図3に示すように例えばダ
ブルアクションタイプのプレス型を矢印C方向に作動さ
せてブランク材を絞り込むことによりダッシュロアパネ
ル1を成形する。その際、矢印C方向を指向するビード
部7と、ビード部7の先端部側に連続するフランジ部2
を同時に成形するものとする。
ブルアクションタイプのプレス型を矢印C方向に作動さ
せてブランク材を絞り込むことによりダッシュロアパネ
ル1を成形する。その際、矢印C方向を指向するビード
部7と、ビード部7の先端部側に連続するフランジ部2
を同時に成形するものとする。
【0016】このように、ビード部7の突出方向を絞り
プレス方向Cと一致させて、ビード部7の側壁面8と絞
りプレス方向Cとが平行となるように設定することによ
り、絞り成形と同時にビード部7を無理なく成形するこ
とができる。
プレス方向Cと一致させて、ビード部7の側壁面8と絞
りプレス方向Cとが平行となるように設定することによ
り、絞り成形と同時にビード部7を無理なく成形するこ
とができる。
【0017】また、上記のビード部7の成形と同時にフ
ランジ部2も成形されるが、この絞り成形時におけるフ
ランジ部2の成形は予備成形としての性格をもつもの
で、絞り成形が終了した時点では、フランジ部2は最終
的に必要とされる正規形状とはならない。
ランジ部2も成形されるが、この絞り成形時におけるフ
ランジ部2の成形は予備成形としての性格をもつもの
で、絞り成形が終了した時点では、フランジ部2は最終
的に必要とされる正規形状とはならない。
【0018】すなわち、図1および図3に示すように、
絞り成形時にビード部7の先端部側に連続して成形され
るフランジ部2は、ビード部7に近い根元側部分9では
ほぼ正規形状どおりの平坦形状に成形されるものの、フ
ランジ部2となるべき部分の先端部側は湾曲部10とし
て所定の曲率で湾曲した形状に成形される。
絞り成形時にビード部7の先端部側に連続して成形され
るフランジ部2は、ビード部7に近い根元側部分9では
ほぼ正規形状どおりの平坦形状に成形されるものの、フ
ランジ部2となるべき部分の先端部側は湾曲部10とし
て所定の曲率で湾曲した形状に成形される。
【0019】そして、上記のフランジ部2の根元側部分
9での平坦部の長さ、言い換えればフランジ部2の根元
の曲率中心P1と湾曲部10の曲率中心P2とのなす距
離aは、後工程のフランジ曲げ工程での成形性に大きく
影響を及ぼすことから、寸法aとして3mm以上確保する
のが望ましい。
9での平坦部の長さ、言い換えればフランジ部2の根元
の曲率中心P1と湾曲部10の曲率中心P2とのなす距
離aは、後工程のフランジ曲げ工程での成形性に大きく
影響を及ぼすことから、寸法aとして3mm以上確保する
のが望ましい。
【0020】なお、フランジ部2の先端には、図3に示
すように絞り成形時にしわ押さえ部分として機能した非
製品部領域11が付帯することになる。
すように絞り成形時にしわ押さえ部分として機能した非
製品部領域11が付帯することになる。
【0021】絞り成形に続くトリム工程では、図4に示
すようにトリミングプレス型を矢印D方向に作動させ
て、ダッシュロアパネル1の周縁部に付帯している非製
品部領域11をトリムラインbから切断して除去する。
このトリム工程ではピアス穴加工が同時に行われること
もある。
すようにトリミングプレス型を矢印D方向に作動させ
て、ダッシュロアパネル1の周縁部に付帯している非製
品部領域11をトリムラインbから切断して除去する。
このトリム工程ではピアス穴加工が同時に行われること
もある。
【0022】トリム工程に続くフランジ曲げ工程では、
図5に示すようにフランジ曲げプレス型を矢印E方向に
作動させて、フランジ部12の成形と同時にフランジ部
2の湾曲部10を平坦状に矯正してフランジ部2を正規
形状に成形する。フランジ曲げ加工時のプレス方向Eは
フランジ部2の正規形状での突出方向と一致させるべ
く、そのプレス方向Eは正規形状のフランジ部2と平行
となるように設定されている。
図5に示すようにフランジ曲げプレス型を矢印E方向に
作動させて、フランジ部12の成形と同時にフランジ部
2の湾曲部10を平坦状に矯正してフランジ部2を正規
形状に成形する。フランジ曲げ加工時のプレス方向Eは
フランジ部2の正規形状での突出方向と一致させるべ
く、そのプレス方向Eは正規形状のフランジ部2と平行
となるように設定されている。
【0023】より詳しくは図1に示すように、ダッシュ
ロアパネル1をポンチ13とパッド14とで加圧拘束し
た上でさらにセクショナルダイ15を下降させることに
より、湾曲部10を平坦状に矯正して正規形状のフラン
ジ部2を成形する。
ロアパネル1をポンチ13とパッド14とで加圧拘束し
た上でさらにセクショナルダイ15を下降させることに
より、湾曲部10を平坦状に矯正して正規形状のフラン
ジ部2を成形する。
【0024】この時、図1から明らかなように、ビード
部7の壁面16にはパッド14の加圧拘束力が全く作用
せず、実質的に壁面16が非拘束状態のままでこの壁面
16に近いフランジ部2でのいわゆるしごき加工が進行
する。したがって、フランジ部2の加工進行に伴って、
フランジ部2とセクショナルダイ15との間の摺動抵抗
のためにビード部7がフランジ部2側に引き込まれてビ
ード部7が変形しやすい。
部7の壁面16にはパッド14の加圧拘束力が全く作用
せず、実質的に壁面16が非拘束状態のままでこの壁面
16に近いフランジ部2でのいわゆるしごき加工が進行
する。したがって、フランジ部2の加工進行に伴って、
フランジ部2とセクショナルダイ15との間の摺動抵抗
のためにビード部7がフランジ部2側に引き込まれてビ
ード部7が変形しやすい。
【0025】しかしながら本実施例の場合には、前述し
たようにフランジ部2の根元側部分9の寸法aとして予
め十分な長さを持たせることにより、フランジ部2のう
ちビード部7に近い部分の形状は、フランジ曲げ工程以
前の絞り成形完了時点で既に正規形状として確定してい
る。したがって、フランジ曲げ工程ではわずかにフラン
ジ部2の先端の湾曲部10を平坦状に矯正するだけであ
ることから、フランジ部2とセクショナルダイ15との
間の摺動抵抗が小さく、ビード部7がフランジ部2側に
引き込まれて変形するようなことは全くない。
たようにフランジ部2の根元側部分9の寸法aとして予
め十分な長さを持たせることにより、フランジ部2のう
ちビード部7に近い部分の形状は、フランジ曲げ工程以
前の絞り成形完了時点で既に正規形状として確定してい
る。したがって、フランジ曲げ工程ではわずかにフラン
ジ部2の先端の湾曲部10を平坦状に矯正するだけであ
ることから、フランジ部2とセクショナルダイ15との
間の摺動抵抗が小さく、ビード部7がフランジ部2側に
引き込まれて変形するようなことは全くない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、絞り成形
時にビード部の側壁面がこの絞り成形時のプレス方向と
平行となるようにビード部を成形するとともに、ビード
部に連続するフランジ部をその先端部が所定の曲率で湾
曲した形状に成形し、湾曲部の先端部側に付帯する非製
品部領域をトリム工程で切断除去したのち、フランジ曲
げ工程では正規形状のフランジ部と平行な方向からのプ
レス動作によりフランジ部の先端の湾曲部を平坦状に矯
正して所定形状のフランジ部を成形するようにしたこと
により、加工工程数の増加を招くことなく、しかも新た
なプレス設備を必要とすることなしに既存の工程数およ
びプレス設備内でビード部を成形できる。
時にビード部の側壁面がこの絞り成形時のプレス方向と
平行となるようにビード部を成形するとともに、ビード
部に連続するフランジ部をその先端部が所定の曲率で湾
曲した形状に成形し、湾曲部の先端部側に付帯する非製
品部領域をトリム工程で切断除去したのち、フランジ曲
げ工程では正規形状のフランジ部と平行な方向からのプ
レス動作によりフランジ部の先端の湾曲部を平坦状に矯
正して所定形状のフランジ部を成形するようにしたこと
により、加工工程数の増加を招くことなく、しかも新た
なプレス設備を必要とすることなしに既存の工程数およ
びプレス設備内でビード部を成形できる。
【0027】その結果、ビード部の成形に伴うコストア
ップを抑制した上で、ビード部を成形することの本来の
目的すなわちシール剤塗布時の作業性向上とシール性向
上を実現できる。
ップを抑制した上で、ビード部を成形することの本来の
目的すなわちシール剤塗布時の作業性向上とシール性向
上を実現できる。
【図1】本発明の一実施例としてフランジ曲げ工程での
加工状態を示す要部拡大断面図。
加工状態を示す要部拡大断面図。
【図2】本発明方法により成形されたダッシュロアパネ
ルの断面図。
ルの断面図。
【図3】本発明の一実施例を示す絞り工程の工程説明
図。
図。
【図4】本発明の一実施例を示すトリム工程の工程説明
図。
図。
【図5】本発明の一実施例を示すフランジ曲げ工程の工
程説明図。
程説明図。
【図6】自動車のダッシュロアパネルの正面説明図。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図。
【図8】図7のフランジ部の根元にビード部を形成した
場合の要部拡大断面図。
場合の要部拡大断面図。
1…ダッシュロアパネル(車体パネル) 2…フランジ部 3…フロアパネル(相手側パネル) 7…ビード部 9…根元側部分 10…湾曲部 11…非製品部領域
Claims (1)
- 【請求項1】 絞り工程、トリム工程およびフランジ曲
げ工程を経て所定形状に形成されて相手側パネルと溶接
接合される一方、相手側パネルとの接合のための平坦状
のフランジ部の根元部分にビード部が突出形成された車
体パネルの成形方法において、 絞り工程では、ビード部の側壁面がこの絞り成形時のプ
レス方向と平行となるようにビード部を成形するのと同
時に、ビード部に連続するフランジ部をその先端部が所
定の曲率で湾曲した形状に成形し、 前記フランジ部の湾曲部の先端部側に付帯する非製品部
領域をトリム工程で切断除去したのち、 トリム工程に続くフランジ曲げ工程では、正規形状のフ
ランジ部と平行な方向からのプレス動作によりフランジ
部の先端の湾曲部を平坦状に矯正してフランジ部を成形
することを特徴とする車体パネルの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40800390A JP2679412B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 車体パネルの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40800390A JP2679412B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 車体パネルの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228230A JPH04228230A (ja) | 1992-08-18 |
JP2679412B2 true JP2679412B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=18517516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40800390A Expired - Fee Related JP2679412B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 車体パネルの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2679412B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105537385A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-05-04 | 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 | 一种汽轮机冷凝器水室上的水室封头一体成型的方法 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP40800390A patent/JP2679412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105537385A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-05-04 | 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 | 一种汽轮机冷凝器水室上的水室封头一体成型的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04228230A (ja) | 1992-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |