JP2679179B2 - 温度補償型発振装置 - Google Patents
温度補償型発振装置Info
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- JP2679179B2 JP2679179B2 JP29608188A JP29608188A JP2679179B2 JP 2679179 B2 JP2679179 B2 JP 2679179B2 JP 29608188 A JP29608188 A JP 29608188A JP 29608188 A JP29608188 A JP 29608188A JP 2679179 B2 JP2679179 B2 JP 2679179B2
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- oscillator
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高安定な、複数の周波数信号を発生する温度
補償型発振装置に関する。
補償型発振装置に関する。
従来より無線装置等に用いられる、高周波でかつ高安
定な運搬波発生源やタイミング発生源として周波数安定
度の高い水晶発振器や弾性表面波発振器を用いた発振装
置が実用化されているが、より周波数安定度を高めるた
めには温度補償を行うための付加回路が必要になる。第
2図に従来のこの種の温度補償型発振装置の一例として
複数の発振器の各々に温度補償回路を備えた温度補償型
圧電発振装置の構成を示す。同図において、温度補償型
圧電発振装置は周囲温度を検出する温度検出器10A〜10
N、温度検出器10A〜10Nの検出出力をA/D変換するA/D変
換器12A〜12N、A/D変換器12A〜12Nの出力信号を受けて
それぞれ、周囲温度に対する複数の電圧制御圧電発振器
24A〜24Nの発振周波数の温度補償データを出力するメモ
リ回路14A〜14N、メモリ回路14A〜14Nから出力される温
度補償データをD/A変換するD/A変換器16A〜16NおよびD/
A変換器16A〜16Nの出力信号を受けて温度補償が行われ
る電圧制御圧電発振器24A〜24Nから構成されている。
定な運搬波発生源やタイミング発生源として周波数安定
度の高い水晶発振器や弾性表面波発振器を用いた発振装
置が実用化されているが、より周波数安定度を高めるた
めには温度補償を行うための付加回路が必要になる。第
2図に従来のこの種の温度補償型発振装置の一例として
複数の発振器の各々に温度補償回路を備えた温度補償型
圧電発振装置の構成を示す。同図において、温度補償型
圧電発振装置は周囲温度を検出する温度検出器10A〜10
N、温度検出器10A〜10Nの検出出力をA/D変換するA/D変
換器12A〜12N、A/D変換器12A〜12Nの出力信号を受けて
それぞれ、周囲温度に対する複数の電圧制御圧電発振器
24A〜24Nの発振周波数の温度補償データを出力するメモ
リ回路14A〜14N、メモリ回路14A〜14Nから出力される温
度補償データをD/A変換するD/A変換器16A〜16NおよびD/
A変換器16A〜16Nの出力信号を受けて温度補償が行われ
る電圧制御圧電発振器24A〜24Nから構成されている。
このように従来の温度補償型発振装置ではその構成要
素である複数の発振器の各々について温度補償回路を設
けるように構成されていた。
素である複数の発振器の各々について温度補償回路を設
けるように構成されていた。
上述したように従来の温度補償型発振装置ではその構
成要素である複数の発振器の各々について温度補償回路
を設けるように構成されていたので、発振器の使用数量
が増大すると製造原価が高くなるという問題があった。
成要素である複数の発振器の各々について温度補償回路
を設けるように構成されていたので、発振器の使用数量
が増大すると製造原価が高くなるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、製造原価の低減を図った温度補償型発振装置を提供
することを目的とするものである。
り、製造原価の低減を図った温度補償型発振装置を提供
することを目的とするものである。
本発明は上記した目的を達成するために、複数の周波
数信号を発生し、これらの周波数信号について温度補償
を行うように構成された温度補償型発振装置において、
複数の周波数信号を発生する複数の発振器と、周囲温度
を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出出
力をA/D変換するA/D変換手段と、複数の発振器に対応し
て設けられ、周囲温度に対する複数の各発振器の発振周
波数の温度補償データが、それぞれ記憶される複数の記
憶手段と、A/D変換手段の出力信号を、順次各発振器に
対応して設けられた各記憶手段に切り換えて出力する第
1の切換手段と、複数の記憶手段からの出力信号をD/A
変換するD/A変換手段と、複数の発振器に対応して設け
られ、各発振器に対応する記憶手段より読み出された各
発振器の発振周波数の温度補償データを保持し、この温
度補償データを複数の発振器に供給する複数のデータ保
持手段と、D/A変換手段の出力信号を、順次複数のデー
タ保持手段に切り換えて出力する第2の切換手段とを有
することを特徴とするものである。
数信号を発生し、これらの周波数信号について温度補償
を行うように構成された温度補償型発振装置において、
複数の周波数信号を発生する複数の発振器と、周囲温度
を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出出
力をA/D変換するA/D変換手段と、複数の発振器に対応し
て設けられ、周囲温度に対する複数の各発振器の発振周
波数の温度補償データが、それぞれ記憶される複数の記
憶手段と、A/D変換手段の出力信号を、順次各発振器に
対応して設けられた各記憶手段に切り換えて出力する第
1の切換手段と、複数の記憶手段からの出力信号をD/A
変換するD/A変換手段と、複数の発振器に対応して設け
られ、各発振器に対応する記憶手段より読み出された各
発振器の発振周波数の温度補償データを保持し、この温
度補償データを複数の発振器に供給する複数のデータ保
持手段と、D/A変換手段の出力信号を、順次複数のデー
タ保持手段に切り換えて出力する第2の切換手段とを有
することを特徴とするものである。
本発明によれば、温度補償回路を複数の発振器の各々
について設けずに、温度補償回路を構成する温度検出手
段、A/D変換手段、およびD/A変換手段を共通にして用い
るように構成したので、発振器の使用数量が増大しても
製造原価の低減を図ることができる。
について設けずに、温度補償回路を構成する温度検出手
段、A/D変換手段、およびD/A変換手段を共通にして用い
るように構成したので、発振器の使用数量が増大しても
製造原価の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図には本発明に係る温度補償型発振装置の一実施
例として、温度補償型圧電発振装置の構成が示されてい
る。同図において温度補償型圧電発振装置は、周囲温度
を検出する温度検出器10と、温度検出器10の検出出力を
A/D変換するA/D変換器12と、A/D変換器12の出力信号
を、順次各発振器24A〜24Nに対応して設けられた各メモ
リ回路16A〜16Nに切り換えて出力する切換器14と、複数
の発振器24A〜24Nに対応して設けられ、周囲温度に対す
る複数の各発振器24A〜24Nの発振周波数の温度補償デー
タがそれぞれ記憶される複数のメモリ回路16A〜16Nと、
複数のメモリ回路16A〜16Nからの出力信号をD/A変換す
るD/A変換器18と、複数の発振器24A〜24Nに対応して設
けられ、各発振器に対応するメモリ回路16A〜16Nより読
み出された各発振器の発振周波数の温度補償データを保
持し、この温度補償データを複数の発振器24A〜24Nに供
給する複数のサンプルホールド回路22A〜22Nと、D/A変
換器18の出力信号を、順次サンプルホールド回路22A〜2
2Nに切り換えて出力する切換器20と、複数の周波数信号
を発生する複数の電圧制御圧電発振器24A〜24Nとから構
成されている。
例として、温度補償型圧電発振装置の構成が示されてい
る。同図において温度補償型圧電発振装置は、周囲温度
を検出する温度検出器10と、温度検出器10の検出出力を
A/D変換するA/D変換器12と、A/D変換器12の出力信号
を、順次各発振器24A〜24Nに対応して設けられた各メモ
リ回路16A〜16Nに切り換えて出力する切換器14と、複数
の発振器24A〜24Nに対応して設けられ、周囲温度に対す
る複数の各発振器24A〜24Nの発振周波数の温度補償デー
タがそれぞれ記憶される複数のメモリ回路16A〜16Nと、
複数のメモリ回路16A〜16Nからの出力信号をD/A変換す
るD/A変換器18と、複数の発振器24A〜24Nに対応して設
けられ、各発振器に対応するメモリ回路16A〜16Nより読
み出された各発振器の発振周波数の温度補償データを保
持し、この温度補償データを複数の発振器24A〜24Nに供
給する複数のサンプルホールド回路22A〜22Nと、D/A変
換器18の出力信号を、順次サンプルホールド回路22A〜2
2Nに切り換えて出力する切換器20と、複数の周波数信号
を発生する複数の電圧制御圧電発振器24A〜24Nとから構
成されている。
上記した構成において、温度検出器10により周囲温度
が検出されると、その検出出力はA/D変換器12によりA/D
変換され、ディジタルコードとして切換器14に出力され
る。切換器14は所定の時間間隔でメモリ回路16A〜16Nを
切り換えている。従って、メモリ回路16A〜16Nでは、A/
D変換器12から出力されたディジタルコードをアドレス
信号として切換器14で切り換えられたメモリ回路から指
定されたアドレスに予め記憶されている発振周波数の温
度補償データが読み出される。すなわち、例えば電圧制
御圧電発振器24Aの温度補償データはメモリ回路16Aに記
憶されており、切換器14によりメモリ回路16Aに切り換
えられると、A/D変換器12から出力されたアドレス信号
で指定されたアドレスの温度補償データが読み出され、
D/A変換器18に出力される。
が検出されると、その検出出力はA/D変換器12によりA/D
変換され、ディジタルコードとして切換器14に出力され
る。切換器14は所定の時間間隔でメモリ回路16A〜16Nを
切り換えている。従って、メモリ回路16A〜16Nでは、A/
D変換器12から出力されたディジタルコードをアドレス
信号として切換器14で切り換えられたメモリ回路から指
定されたアドレスに予め記憶されている発振周波数の温
度補償データが読み出される。すなわち、例えば電圧制
御圧電発振器24Aの温度補償データはメモリ回路16Aに記
憶されており、切換器14によりメモリ回路16Aに切り換
えられると、A/D変換器12から出力されたアドレス信号
で指定されたアドレスの温度補償データが読み出され、
D/A変換器18に出力される。
D/A変換器18ではメモリ回路16Aから読み出された温度
補償データがアナログ信号に変換され、切換器14と連動
する切換器20を介してサンプルホールド回路22Aに出力
される。サンプルホールド回路22AではD/A変換器18の出
力信号を保持し、電圧制御圧電発振器24Aにその出力信
号を供給する。この結果、電圧制御圧電発振器24Aの発
振周波数の温度補償が行われる。
補償データがアナログ信号に変換され、切換器14と連動
する切換器20を介してサンプルホールド回路22Aに出力
される。サンプルホールド回路22AではD/A変換器18の出
力信号を保持し、電圧制御圧電発振器24Aにその出力信
号を供給する。この結果、電圧制御圧電発振器24Aの発
振周波数の温度補償が行われる。
次に切換器14、20により、A/D変換器12の出力信号が
メモリ回路16Bに、またD/A変換器18の出力信号がサンプ
ルホールド回路22Bにそれぞれ出力されるように切り換
えられると、A/D変換器12から得られたアドレス信号に
基づいてメモリ回路16Bから読み出された電圧制御圧電
発振器24Bの温度補償データがサンプルホールド回路22B
に保持され、電圧制御圧電発振器24Bに供給される。こ
のようにして電圧制御圧電発振器24Bの温度補償が行わ
れる。
メモリ回路16Bに、またD/A変換器18の出力信号がサンプ
ルホールド回路22Bにそれぞれ出力されるように切り換
えられると、A/D変換器12から得られたアドレス信号に
基づいてメモリ回路16Bから読み出された電圧制御圧電
発振器24Bの温度補償データがサンプルホールド回路22B
に保持され、電圧制御圧電発振器24Bに供給される。こ
のようにして電圧制御圧電発振器24Bの温度補償が行わ
れる。
以下、同様にして各電圧制御圧電発振器の温度補償が
行われる。
行われる。
以上説明したように本発明では、温度補償回路を複数
の発振器の各々について設けずに、温度補償回路を構成
する温度検出手段、A/D変換手段およびD/A変換手段を共
通に用いるように構成したので、発振器の使用数量が増
大しても製造原価の低減を図ることができる。
の発振器の各々について設けずに、温度補償回路を構成
する温度検出手段、A/D変換手段およびD/A変換手段を共
通に用いるように構成したので、発振器の使用数量が増
大しても製造原価の低減を図ることができる。
第1図は本発明に係る温度補償型発振装置の一実施例の
構成を示すブロック図、第2図は従来の温度補償型発振
装置の構成を示すブロック図である。 10……温度検出器、12……A/D変換器、 14、20……切換器、 16A〜16N……メモリ回路、 18……D/A変換器、 22A〜22N……サンプルホールド回路、 24A〜24N……電圧制御圧電発振器。
構成を示すブロック図、第2図は従来の温度補償型発振
装置の構成を示すブロック図である。 10……温度検出器、12……A/D変換器、 14、20……切換器、 16A〜16N……メモリ回路、 18……D/A変換器、 22A〜22N……サンプルホールド回路、 24A〜24N……電圧制御圧電発振器。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の周波数信号を発生し、これらの周波
数信号について温度補償を行うように構成された温度補
償型発振装置において、 複数の周波数信号を発生する複数の発振器と、 周囲温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段の検出出力をアナログ・ディジタル変
換するアナログ・ディジタル変換手段と、 前記複数の発振器に対応して設けられ、周囲温度に対す
る前記複数の各発振器の発振周波数の温度補償データ
が、それぞれ記憶される複数の記憶手段と、 前記アナログ・ディジタル変換手段の出力信号を順次、
各発振器に対応して設けられた各記憶手段に切り換えて
出力する第1の切換手段と、 前記複数の記憶手段からの出力信号をディジタル・アナ
ログ変換するディジタル・アナログ変換手段と、 前記複数の発振器に対応して設けられ、各発振器に対応
する記憶手段により読み出された各発振器の発振周波数
の温度補償データを保持し、この温度補償データ前記複
数の発振器に供給する複数のデータ保持手段と、 前記ディジタル・アナログ変換手段の出力信号を、順次
複数のデータ保持手段に切り換えて出力する第2の切換
手段 とを有することを特徴とする温度補償型発振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29608188A JP2679179B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 温度補償型発振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29608188A JP2679179B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 温度補償型発振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02143610A JPH02143610A (ja) | 1990-06-01 |
JP2679179B2 true JP2679179B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17828872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29608188A Expired - Lifetime JP2679179B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 温度補償型発振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2679179B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102591678B1 (ko) * | 2019-01-15 | 2023-10-20 | 한국전자통신연구원 | 온도 효과 역전 현상을 이용하는 반도체 장치 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29608188A patent/JP2679179B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02143610A (ja) | 1990-06-01 |
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