JP2678925B2 - 射出成形機におけるノズルタッチ装置およびニードルバルブ装置 - Google Patents

射出成形機におけるノズルタッチ装置およびニードルバルブ装置

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義雄 丸山
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形機のノズルタッチ装置およびニー
ドルバルブ装置に関するものである。
(従来の技術) 射出成形機のノズルタッチ装置は、ノズルが長時間金
型に接触することにより、熱容量の小さいノズルから樹
脂の溶融温度より低い金型に熱が奪われ、射出工程以外
の樹脂の滞留時にノズル内部で樹脂が硬化するのを防ぐ
ために、射出工程以外でノズルを金型から離すことを目
的とし、殆どの射出成形機に必要な装置である。
従来、ノズルタッチ装置は射出ユニット全体を、油
圧,空圧シリンダまたは電動モータ等により直接、また
はボールネジ,リンク等により間接的に移動させる方法
などが取られていた。射出ユニットは、ノズル,バレル
で、バレルは樹脂を供給するユニット,射出プランジャ
またはスクリュ,およびそれを駆動するための油圧また
は空圧シリンダあるいは電動モータとそれらを結合する
部品等で構成されている。そして、ノズルはバレルに固
定され、バレルは射出ユニット本体に固定されている。
また、ニードルバルブ装置は、射出行程以外の樹脂の
滞留時に溶融樹脂がノズル先端から流れ出るのを防ぐた
めのもので、従来では、ノズル内部または外部に設けた
バネの力とニードルの先端部にかかる樹脂圧力によって
ニードルを移動させてバルブの開閉を行う方法、あるい
はノズル外部の油圧または空圧シリンダ等に連結したリ
ンクをノズル内部のニードルに連結され、シリンダのピ
ストンを動かすことによりニードルを移動させ、バルブ
の開閉を行う方法等が用いられている。
(発明が解決しようとする課題) 上記ノズルタッチ装置において、ノズルを前後(横型
成形機)あるいは上下(縦型成形機)させる際に、射出
ユニット全体を移動させる。しかしながら、射出ユニッ
ト全体が可動なものにするには、かなり複雑なガイド構
成が必要であり、また、射出ユニット全体の質量はかな
り重く、これによる摩擦が大きく、また、ガイド部のこ
じりなどからノズルタッチ力が安定しない。また、ノズ
ルタッチ時の衝撃が大きく、金型のスプルーブッシュを
破損することがある。また、バレルの下方にノズルタッ
チ装置がある横型成形機や、プリプラ式縦型成形機のよ
うに重心位置がバレル中心からずれている射出成形機に
おいては、ノズル部に大きなモーメントがかかり、その
ため、ノズルが破損しやすく、また、樹脂漏れが起こり
やすい。また、金型のスプルーブッシュを破損しやす
い。縦型射出成形機においては、このモーメントが射出
ユニットのガイド部のこじりの原因にもなっている。
また、前記ニードルバルブ装置において、ニードルを
可動させるバネまたはリンク等の構成がかなり複雑であ
り、また、ノズル内の溶融樹脂の流路の構造が複雑にな
るため、溶融樹脂の滞留が起こりやすい。また、溶融樹
脂がニードルのガイド部分に詰まり、ニードルの動きが
重くなるといった問題があった。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、構成が簡単
で、剛性が強く、潤滑油の使用が減り、メンテナンスが
不要になり、高圧射出時にも樹脂漏れの起きない射出成
形機のノズルタッチ装置を提供するとともに、構造が簡
単で、溶融樹脂の滞留が起きず、原価の安いニードルバ
ルブ装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、ノズ
ルをバレルに対して可動とし、バレルおよび射出ユニッ
トを固定プラテンに固定することである(発明1)。
また、上記の可動なノズル内部にバレルに固定された
ニードルを構成し、ノズルの移動によりニードルバルブ
の開閉を行うことである(発明2)。
(作 用) 本発明1の作用は、上記した構成により次のようにな
る。すなわち、バレルおよび射出ユニットが固定である
ために構成が簡単であり、固定プラテンと射出ユニット
を同一フレームに固定することにより、固定プラテンと
射出ユニットの両方の剛性が強くなり、型締めおよび射
出時の固定プラテンのたわみが小さくなり、製品にバリ
等が発生しにくくなる。また、バレル内径とノズル内径
の差に相当する部分にかかる樹脂圧力がバレルを通して
固定プラテンの中心部にかかるため、この力が固定プラ
テンのたわみを抑える。また、射出ユニットをガイドす
るためのブッシュやベアリング等が不要なため、グリス
等の潤滑油の使用が減り、クリーンになるとともにメン
テナンスが不要になる。ノズルタッチ装置はノズルだけ
を可動させるために、構造は簡単になり、動力も小さく
抑えることができる。また、ノズルを曲げる方向のモー
メントは働かない。ノズルタッチ力は樹脂圧力に比例す
るために、高圧射出時にも樹脂漏れは起きない。
本発明2の作用は、上記した構成により次のようにな
る。すなわち、ニードルがバレルに固定されるために、
形状,構造ともに簡単になり、溶融樹脂の流路が簡素に
なり、溶融樹脂の滞留が起きない。また、ニードルバル
ブの開閉をノズルの前後操作で行うため、ノズルタッチ
装置を兼用でき、原価が安くつく。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図を参照
しながら説明する。第1図は、本発明の射出成形機にお
けるノズルタッチ装置のノズル周辺の断面図である。同
図において、金型1は固定プラテン2に固定されてい
る。バレル3はボルト4により断熱板5をはさんで固定
プラテンに固定されている。ノズル6はバレル3の内径
7でガイドされている。圧縮バネ8は一定の力でノズル
6を金型1に押し付けている。リンク9はリンクピン10
によりノズル6に連結されている。第2図はリンク部の
平面図である。同図において、リンク11はリンクピン12
によりリンク9に連結され、リンクピン13により支持板
14に連結され、リンクピン15により空圧シリンダ16に連
結されている。支持板14は固定プラテン2に固定され、
空圧シリンダ16は支持板17により固定プラテン2に固定
されている。空圧シリンダ16が図の左方向に動くと、リ
ンク11はリンクピン13を支軸にして図で時計方向に回転
し、リンク9は右方向に移動する。そして、ノズル6は
金型1から離れる。空圧シリンダ16の弁を解放すると、
ノズル6は圧縮バネ8により金型1側に押され、ノズル
6と金型1は接触する。バレル3内は溶融樹脂が射出プ
ランジャまたはスクリュ(図示されていない)により圧
入されている。
次に、本発明2の実施例を説明する。第3図は、本発
明の射出成形機におけるニードルバルブ装置の断面図で
ある。同図において、金型1は固定プラテン2に固定さ
れている。バレルアダプタ18はニードル19を挿み込ん
で、ボルト20によりバレル3に固定されている。バレル
アダプタ18はボルト4により断熱板5をはさんで固定プ
ラテン2に固定されている。ノズル6はバレルアダプタ
18の内径7およびニードル19の外形でガイドされてい
る。圧縮バネ8は一定の力でノズル6を金型1に押し付
けている。リンク9はリンクピン10によりノズル6に連
結されている。リンク11はリンクピン12によりリンク9
に連結され、リンクピン13により支持板14に連結され、
リンクピン15により空圧シリンダ16に連結されている。
支持板14は固定プラテン2に固定され、空圧シリンダ16
は支持板17により固定プラテン2に固定されている。空
圧シリンダ16が図の左方向に動くと、リンク11はリンク
ピン13を支軸にして第2図で時計方向に回転し、リンク
9は右方向に移動する。そして、ノズル6は金型1から
離れる。これにより、ノズル6の内径21のバルブ座22は
ニードル19の先端23に接触し、溶融樹脂の流路24は閉ざ
される。空圧シリンダ16の弁を解放すると、ノズル6は
圧縮バネ8により金型1側に押され、ノズル6と金型1
は接触する。そして、バルブ座22はニードル19の先端23
から離れ、溶融樹脂の流路24は解放される。
(発明の効果) 本発明によれば、バレルおよび射出ユニットが固定で
あるために構成が簡単であり、固定プラテンと射出ユニ
ットを同一フレームに固定することにより、固定プラテ
ンと射出ユニットの両方の剛性が強くなり、型締めおよ
び射出時の固定プラテンのたわみが小さくなり、製品に
バリ等が発生しにくくなる。また、バレル内径とノズル
内径の差に相当する部分にかかる樹脂圧力がバレルを通
じて固定プラテンの中心部にかかるために、この力が固
定プラテンのたわみを抑える。また、射出ユニットをガ
イドするためのブッシュやベアリング等が不要なため、
グリス等の潤滑油の使用が減り、クリーンになるととも
にメンテナンスが不要になる。ノズルタッチ装置はノズ
ルだけを可動させるために、構造は簡単になり、動力も
小さく抑えることができる。また、ノズルを曲げる方向
のモーメントは働かない。ノズルタッチ力は樹脂圧力に
比例するために、高圧射出時にも樹脂漏れは起きない。
本発明2においては、ニードルがバレルに固定される
ために、形状,構造とも簡単になり、溶融樹脂の流路が
簡素になり、溶融樹脂の滞留が起きない。また、ニード
ルバルブの開閉をノズルの前後操作で行うためにノズル
タッチ装置を兼用でき、原価が安くつき、その実用上の
効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の射出成形機のノズルタッチ装置のノズ
ル周辺の断面図、第2図はリンク部の平面図、第3図は
本発明の射出成形機におけるニードルバルブ装置の断面
図である。 1……金型、2……固定プラテン、3……バレル、4,20
……ボルト、5……断熱板、6……ノズル、7……バレ
ル内径、8……圧縮バネ、9,11……リンク、10,12,13,1
5……リンクピン、14,17……支持板、16……空圧シリン
ダ、18……バレルアダプタ、19……ニードル、21……ノ
ズル内径、22……バルブ座、23……ニードル先端、24…
…溶融樹脂の流路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型を固定するための固定プラテンと、溶
    融樹脂を貯蔵,加熱するバレルと、前記溶融樹脂を金型
    の方へ給送する射出プランジャまたはスクリュと、前記
    バレルの先端部に設けられ、前記射出プランジャまたは
    スクリュにより給送された溶融樹脂を金型内に射出する
    ノズルとを備えた射出成形機において、 前記バレルが、前記固定プラテンに固定され、前記バレ
    ルを有する射出ユニットもまた、前記固定プラテンに固
    定され、前記ノズルがバレルの内径部でガイドされ、ま
    た、油圧または空圧シリンダあるいは電動モータにより
    駆動されるリンクおよびバネにより前後することを特徴
    とする射出成形機のノズルタッチ装置。
  2. 【請求項2】金型を固定するための固定プラテンと、溶
    融樹脂を貯蔵,加熱するバレルと、前記溶融樹脂を金型
    の方へ給送する射出プランジャまたはスクリュと、前記
    バレルの先端部に設けられ、前記射出プランジャまたは
    スクリュにより給送された溶融樹脂を金型内に射出する
    ノズルとを備えた射出成形機において、 前記バレルが、前記固定プラテンに固定され、前記バレ
    ルを有する射出ユニットもまた、前記固定プラテンに固
    定され、前記ノズルがバレルアダプタの内径部でガイド
    され、また、油圧または空圧シリンダあるいは電動モー
    タにより駆動されるリンクおよびバネにより前後するノ
    ズルタッチ機能を有し、前記バレルに固定され、前記ノ
    ズルの内径部をガイドし、ノズルが後退することにより
    ノズル内径部のバルブ座に先端部を密着可能なニードル
    を有することを特徴とする射出成形機のニードルバルブ
    装置。
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JP3153800B2 (ja) * 1998-09-01 2001-04-09 住友重機械工業株式会社 射出成形機のノズルタッチ装置
JP3789787B2 (ja) * 2001-08-17 2006-06-28 日精樹脂工業株式会社 射出成形装置

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